JP3180383U - 射出成形機の操作制御ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】射出成形機の操作制御ユニットにおいて、作業員の意志に反してクランプ装置の作動状態が切換わるのを防止可能なものを提供する。
【解決手段】操作制御ユニットは、固定側及び可動側プラテンのクランプ装置の作動状態を検知する固定側状態検知手段及び可動側状態検知手段と、固定側状態検知手段により検知されたクランプ装置の作動状態と、第1セレクタスイッチ31a、31dにより選択された作動状態とが一致しているときに導通する固定側作動状態判定回路51と、可動側状態検知手段により検知されたクランプ装置の作動状態と、第2セレクタスイッチ32a、32dにより選択された作動状態とが一致しているときに導通する可動側作動状態判定回路52と、これら判定回路51,52が導通した状態において押圧することで第1,第2セレクタスイッチの操作を有効化する押ボタンスイッチとを備えている。
【選択図】図6

Description

本考案は射出成形機の操作制御ユニットに関し、特に金型を固定する為のクランプ装置の作動状態と操作制御ユニットの作動状態切換用セレクタスイッチの作動状態とが一致している場合に、押ボタンスイッチの押圧を介してセレクタスイッチの操作を有効化するもの関する。
従来、射出成形機においては、固定側プラテンや可動側プラテンなどのプラテンに金型(固定金型と可動金型)が固定され、固定側プラテンに対して可動側プラテンが接近・離隔する方向に駆動されて、金型の型締めと型開きが行われる。金型が型締めされた状態で、これら金型の内部のキャビティに射出機構により溶融状態の合成樹脂が注入されて、その溶融状態の合成樹脂が硬化して成形品が成形され、その後、金型が型開きされ、エジェクタ機構により射出成形品がエジェクトされる。
ここで、射出成形機のプラテンに金型を固定する方法として、複数のボルトにより金型をプラテンに直接固定する方法や、複数の油圧式のクランプ装置を介して金型をプラテンに固定する方法がある。
一般的に、金型を固定する為に油圧式のクランプ装置が使用される場合、クランプ装置のクランプ状態・アンクランプ状態の切換えは、特許文献1の操作制御ユニットのように、射出成形機から離れた位置から操作可能な操作部を介して行われる。この種の操作制御ユニットは、クランプ装置に対する指令を入力可能な可搬型の操作部と、この操作部からの指令に基づいてクランプ装置のクランプ状態・アンクランプ状態を切換える制御部とを有している。
国際公開第WO2009/001402号
ところで、既存の射出成形機において、操作制御ユニットの操作部は、射出成形機の各種の作動状態(例えば、段取モード、ノズル後退限、型締限、移動方向、金型ズレ検知等)を報知する複数のLEDランプ、プラテン毎に対応したクランプ用押ボタンスイッチとアンクランプ用押ボタンスイッチ等が装着されている。特許文献1の操作部には、金型ズレ検知用のLEDランプ、クランプ用押ボタンスイッチ、アンクランプ用押ボタンスイッチ、リセット用押ボタンスイッチ等が装着されている。
しかし、操作制御ユニットの操作部が、上記のように複数のLEDランプや複数の押しボタンスイッチ等を備えた構造では、各種電気部品(ランプ、スイッチ)及びそれらに付随する複数の電気回路の数が多くなるので、操作制御ユニットの構造が複雑化する上、部品点数が増加してコスト高となってしまう虞がある。
そこで、クランプ用押ボタンスイッチとアンクランプ用押ボタンスイッチに代えて、クランプ状態・アンクランプ状態を択一的に切換え可能な手動操作型のセレクタスイッチを採用することで、制作費を低減することができるが、作業員の操作ミスでセレクタスイッチにより選択されている作動状態とクランプ装置の作動状態とが一致しない状態が生じる虞がある。
つまり、射出成形機のクランプ装置がクランプ状態にも関わらず、操作部のセレクタスイッチがアンクランプ状態に切り換えられた場合、射出成形機の作動状態は、一般的に複数の条件が成立しないと切換わらないように設定されているので、射出成形機の作動状態は維持されるものの、セレクタスイッチの切換え操作は有効であるので、複数の条件のうち1つの条件が作業員の意志に反して成立してしまうことになる。
このような不一致な状態で、クランプ装置がクランプ状態からアンクランプ状態へ切換わる為の射出成形機側の条件(例えば、型開状態から型締限状態になる等)が成立した場合、作業員によるセレクタスイッチの操作を介さずに、クランプ装置の作動状態の切り換えの為の条件が成立してしまい、作業員の意志に反して射出成形機のクランプ装置の作動状態がクランプ状態からアンクランプ状態に切換わる可能性がある。
本考案の目的は、射出成形機の操作制御ユニットにおいて、作業員の意志に反してクランプ装置の作動状態が切換わるのを防止可能なもの、クランプ装置の作動状態と操作部の作動状態とが一致しているかを簡単な構造で視認可能なもの、低コストで製造可能なもの、等である。
請求項1の射出成形機の操作制御ユニットは、クランプ装置を夫々備えた固定側プラテンと可動側プラテンを有する射出成形機の操作制御ユニットにおいて、前記クランプ装置に対する指令を入力可能な操作部と、この操作部からの指令に基づいて前記クランプ装置のクランプ状態・アンクランプ状態を切換える制御部とを有し、前記操作部は、前記固定側プラテンのクランプ装置のクランプ状態・アンクランプ状態を択一的に切換え可能な第1セレクタスイッチと、前記可動側プラテンのクランプ装置のクランプ状態・アンクランプ状態を択一的に切換え可能な第2セレクタスイッチと、所定の判定回路が導通した状態において押圧することで前記第1,第2セレクタスイッチの操作を有効化する押ボタンスイッチとを備え、前記制御部は、前記固定側プラテンのクランプ装置のクランプ状態・アンクランプ状態を検知する固定側状態検知手段と、前記可動側プラテンのクランプ装置のクランプ状態・アンクランプ状態を検知する可動側状態検知手段とを備え、前記所定の判定回路は、少なくとも、前記固定側状態検知手段により検知された固定側のクランプ装置の作動状態と、前記第1セレクタスイッチにより選択された作動状態とが一致しているときに導通する固定側作動状態判定回路と、前記可動側状態検知手段により検知された可動側のクランプ装置の作動状態と、前記第2セレクタスイッチにより選択された作動状態とが一致しているときに導通する可動側作動状態判定回路とを含むことを特徴としている。
請求項2の射出成形機の操作制御ユニットは、請求項1の発明において、前記操作部は、前記固定側プラテンと前記可動側プラテンに夫々固定された金型を交換可能状態に設定する為の鍵付きセレクタスイッチを備え、前記所定の判定回路は、前記鍵付きセレクタスイッチにより金型交換を選択されたときに導通する金型交換判定回路と、前記両プラテンが型締限状態に設定されたときに導通する型締限判定回路とを含むことを特徴としている。
請求項3の射出成形機の操作制御ユニットは、請求項1又は2の発明において、前記押ボタンスイッチは、前記所定の判定回路が導通した状態で押圧すると、消灯状態から点灯状態に切換わるランプを有することを特徴としている。
請求項4の射出成形機の操作制御ユニットは、請求項2の発明において、前記操作部は、箱状の外装ケースを備え、この外装ケースに前記鍵付きセレクタスイッチと前記第1,第2セレクタスイッチと前記押ボタンスイッチが装着されたことを特徴としている。
請求項1の考案によれば、固定側のクランプ装置の作動状態と第1セレクタスイッチにより選択された作動状態とが一致し、且つ可動側のクランプ装置の作動状態と第2セレクタスイッチにより選択された作動状態とが一致している状態で、押ボタンスイッチを押圧保持すると、第1,第2セレクタスイッチの操作が有効化されるので、作業員の意志に反してクランプ装置の作動状態が切換わるのを防止することができる。クランプ状態・アンクランプ状態の切換えをセレクタスイッチで行うので、クランプ用スイッチとアンクランプ用スイッチを夫々設置する構造と比較して、制作費を低減することができる。
請求項2の考案によれば、所定の判定回路は、鍵付きセレクタスイッチにより金型交換を選択されたときに導通する金型交換判定回路と、両プラテンが型締限状態に設定されたときに導通する型締限判定回路とを含むので、金型交換が選択され且つ両プラテンが型締限状態でないと、クランプ装置の作動状態を切換えることができず、安全性が向上する。
請求項3の考案によれば、押ボタンスイッチは、所定の判定回路が導通した状態で押圧すると、消灯状態から点灯状態に切換わるランプを有するので、両プラテンのクランプ装置の作動状態と操作部の作動状態とが一致しているかを容易に視認することができ、その後に、第1,第2セレクタスイッチの操作が有効化するので、作業員の意志に反してクランプ装置の作動状態が勝手に切換わるのを防止することができる。
請求項4の考案によれば、操作部は、箱状の外装ケースを備え、この外装ケースに鍵付きセレクタスイッチと第1,第2セレクタスイッチと押ボタンスイッチが装着されたので、操作部を可搬型に構成することができると共に、低コストで製造することができる。
本考案に係る射出成形機の要部と金型の正面図である。 操作制御ユニットの制御部の正面図である。 操作制御ユニットの操作部の正面図である。 操作制御ユニットの操作部の側面図である。 操作制御ユニットの操作部の底面図である。 クランプ装置の作動状態と第1,第2セレクタスイッチの作動状態がアンクランプ状態で一致している場合における操作制御ユニットのシステム回路図である。 非常停止用のシステム回路図である。 所定の判定回路と押ボタンスイッチとの関係を示す図表である。
以下、本考案の実施の形態について実施例に基づいて説明する。
図1に示すように、射出成形機1は、金型M(固定金型M1と可動金型M2)が固定される相対向する1対のプラテン2,3と、金型Mの型閉めと型開きを行うために可動側プラテン3を固定側プラテン2に接近・離隔する方向へ移動自在にガイド支持する4本のガイドロッド4と、可動側プラテン3を前記接近・離隔する方向に駆動する油圧シリンダ(又は駆動モータ)を有するプラテン駆動機構5と、型閉めされた金型M内のキャビティに溶融状の合成樹脂を供給する射出筒6aを有する射出機構6と、金型Mの可動金型M2から成形品をエジェクトするエジェクタ機構9と、各種機構5,6,9を制御可能な操作制御ユニット10等を備えている。
固定金型M1と可動金型M2は、夫々、キャビティを形成する金型本体M1a,M2aと、金型本体M1a,M2aが固定された固定用フランジ部M1b,M2bとを有する。固定金型M1の固定用フランジ部M1bにロケートリングM1cが形成され、そのロケートリングM1cが固定側プラテン2に形成された射出機構6のノズル挿通孔2bの端部の嵌合凹部に嵌合して、金型Mがセンタリングされた状態になる。
金型Mのセンタリングの後、固定金型M1の固定用フランジ部M1bが固定側プラテン2の盤面2aに当接状に複数の油圧式のクランプ装置11により固定され、可動金型M2の固定用フランジ部M2bが可動側プラテン3の盤面3aに当接状に複数の油圧式のクランプ装置12により固定される。
この射出成形機1により射出成形を行う場合、プラテン駆動機構5により可動側プラテン3が固定側プラテン2に接近する方向に駆動され、図1に示すように、可動金型M2が固定金型M1に押圧されて金型Mが型閉め状態になり、この状態で、射出機構6により射出筒6aの先端から金型M内のキャビティに溶融状の合成樹脂が供給され、その溶融状の合成樹脂が硬化して成形品が成形される。
その後、プラテン駆動機構5により可動側プラテン3が固定側プラテン2から離隔する方向に駆動され、可動金型M2が固定金型M1から離隔して金型Mが型開き状態になり、この状態で、エジェクタ装置9により成形品が可動金型M2からエジェクトされる。
次に、本発明の射出成形機1の操作制御ユニット10の構成について説明する。
図1〜図5に示すように、操作制御ユニット10は、前記の各種機構5,6,9を制御する成形機制御部の他に、固定側及び可動側の複数のクランプ装置11,12に対するクランプ指令やアンクランプ指令等を入力可能な可搬型の操作部15と、この操作部15からの指令に基づいてクランプ装置11,12のクランプ状態・アンクランプ状態を切換える制御部14とを有している。
図2に示すように、操作制御ユニット10の制御部14は、第1〜第4継電器21〜24と、金型Mを固定する為にクランプ装置11,12を使用するか不使用とするかを択一的に切換え可能な鍵付きセレクタスイッチ25と、後述する所定の判定回路51〜54をバイパスする回路に切換え可能なパイパス用セレクタスイッチ26等を備え、これら継電器21〜24や各種のスイッチ25,26がケース部材27に装着されて射出成形機1に組み込まれている。
操作制御ユニット10の制御部14は、図示は省略するが、CPUとROMとRAMとを含むコンピュータ、入出力インターフェース等を有し、インターロック盤(図示略)の電源回路から直流電力が供給されるが、本発明に係る制御部14以外の構造は、一般的な射出成形機1に組み込まれる制御部と同様の構造であるので、詳細な説明は省略する。
尚、射出成形機1には、両プラテン2,3に夫々装着された複数の油圧式のクランプ装置11,12への油圧を給排する為の油圧コントローラユニット(図示略)が設けられている。この油圧コントローラユニットは、油圧ポンプ、固定側プラテン2のクランプ装置11の作動状態を切換える第1電磁開閉弁16、可動側プラテン3のクランプ装置12の作動状態を切換える第2電磁開閉弁17、クランプ装置11,12のクランプ圧を夫々検知可能な第1,第2圧力センサ18,19等を備えている。
次に、第1〜第4継電器24について、図2、図6に基づいて説明する。
第1継電器21は、電磁石などで構成される第1駆動部21aと、この第1駆動部21aに駆動電流が流れた場合に開閉動作する複数の第1接点部21b,21c,21dとを有している。この第1駆動部21aと第1圧力センサ18とが、固定側プラテン2のクランプ装置11のクランプ状態・アンクランプ状態を検知する固定側状態検知手段を構成するものである。
第2継電器22は、電磁石などで構成される第2駆動部22aと、この第2駆動部22aに駆動電流が流れた場合に開閉動作する複数の第2接点部22b,22c,22dとを有している。この第2継電器22と第2圧力センサ19とが、可動側プラテン3のクランプ装置12のクランプ状態・アンクランプ状態を検知する可動側状態検知手段を構成するものである。
第3継電器23は、電磁石などで構成される第3駆動部23aと、この第3駆動部23aに駆動電流が流れた場合に閉動作する1対の第3接点部23b,23cとを有している。この第3継電器23の第3駆動部23aが、射出成形機1が段取りモードに設定され且つ固定側プラテン2と可動側プラテン3に夫々固定された金型Mを交換可能状態に設定されたことを検知するものである。
第4継電器24は、電磁石などで構成される第4駆動部24aと、この第4駆動部24aに駆動電流が流れた場合に閉動作する2つの第4接点部24b,24cとを有している。この第4継電器24の第4駆動部24aが、金型Mを交換する為の後述する3つの操作条件が成立したことを検知するものである。
次に、操作制御ユニット10の操作部15について説明する。
図3〜図6に示すように、操作制御ユニット10の操作部15は、第1,第2セレクタスイッチ31,32と、鍵付きセレクタスイッチ33と、押ボタンスイッチ34と、箱状の外装ケース35とを備え、各種のスイッチ31〜34が外装ケース35の表面側に上下方向に等間隔に装着され、コネクタ36とケーブル37を介して制御部14と電気的に接続されている。
第1セレクタスイッチ31は、固定側プラテン2のクランプ装置11のクランプ状態・アンクランプ状態を択一的に手動で切換え可能なものである。この第1セレクタスイッチ31は、クランプ状態選択時に閉状態になる第1クランプ側接点部31a〜31cと、アンクランプ状態選択時に閉状態になる第1アンクランプ側接点部31d,31eとを有している。
第2セレクタスイッチ32は、可動側プラテン3のクランプ装置12のクランプ状態・アンクランプ状態を択一的に手動で切換え可能なものである。この第2セレクタスイッチ32は、クランプ状態選択時に閉状態になる第2クランプ側接点部32a〜32cと、アンクランプ状態選択時に閉状態になる第2アンクランプ側接点部32d,32eとを有している。
鍵付きセレクタスイッチ33は、固定側プラテン2と可動側プラテン3に夫々固定された金型Mを交換可能状態・交換不可能状態に択一的に切換え可能なものである。この鍵付きセレクタスイッチ33は、専用の鍵が鍵穴に挿入された状態で手動切換え可能に構成され、交換可能状態に選択されたときに閉状態に切換わる接続点33aを有している。
押ボタンスイッチ34は、後述する所定の判定回路51〜54が導通した状態において押圧することで第1,第2セレクタスイッチ31,32の操作を有効化するものであり、押圧状態が解除されると自動的に復帰する自動復帰型に構成されている。更に、この押ボタンスイッチ34は、所定の判定回路51〜54が導通した状態で押圧すると、開状態から閉状態に切換わる接点部34aと、消灯状態から点灯状態に切換わるランプ34bとを有する。
次に、操作制御ユニット10のシステム回路40について説明する。
図6に示すように、操作制御ユニット10のシステム回路40は、射出成形機1に設置された電源回路41から延び且つ直流電力が供給される正極側及び負極側を対とする1対の電力線42,43と、この1対の電力線42,43に接続された段取モード回路部44、固定側クランプ圧回路部45、可動側クランプ圧回路部46、操作条件回路部47、駆動回路部48から構成されている。
段取モード回路部44は、射出成形機1側で段取モードに設定されているときに、射出成形機1側から送信されてくる段取信号に基づいて閉状態に切換わる電磁開閉器49と、制御部14の鍵付きセレクタスイッチ25の接点部25aと、第3継電器23の第3駆動部23aとが直列的に接続された回路に構成されている。この段取モード回路部44は、電磁開閉器49と接点部25aが閉状態で、第3駆動部23aに駆動電流が流れると、操作条件回路部47の第3接点部23bを開状態から閉状態に切換える。
固定側クランプ圧回路部45は、油圧コントローラユニットに設けられた固定側圧力センサ18と、第1継電器21の第1駆動部21aとが直列的に接続された回路に構成されている。この固定側クランプ圧回路部45は、固定側圧力センサ18が固定側の複数のクランプ装置11のクランプ圧を検知して導通したときに、第1駆動部21aに駆動電流が流れて、固定側作動状態判定回路51の1対の第1接点部21b,21cの開閉状態を切換える。
可動側クランプ圧回路部46は、油圧コントローラユニットに設けられた可動側圧力センサ19と、第2継電器22の第2駆動部22aとが直列的に接続された回路に構成されている。この可動側クランプ圧回路部46は、可動側圧力センサ19が可動側の複数のクランプ装置12のクランプ圧を検知して導通したときに、第2駆動部22aに駆動電流が流れて、可動側作動状態判定回路52の1対の第2接点部22b,22cの開閉状態を切換える。
操作条件回路部47は、複数の判定回路51〜54と、第3継電器23の第3接点部23bと、押ボタンスイッチ34の接点部34aと、第4継電器24の第4駆動部24aとが直列的に接続された回路に構成されている。この操作条件回路部47は、複数の判定回路51〜54が夫々導通し且つ第3接点部23bが閉状態で、押ボタンスイッチ34が押圧されたときに導通し、第4駆動部24aに駆動電流が流れて、駆動回路部48の第4接点部24bを開状態から閉状態に切換える。
ここで、複数の判定回路51〜54について説明する。
図6に示すように、複数の判定回路51〜54は、固定側作動状態判定回路51と、可動側作動状態判定回路52と、型締限判定回路53と、金型交換判定回路54とを備えている。尚、第4継電器24の第4接点部24cが、固定側作動状態判定回路51と可動側作動状態判定回路52に並列に接続され、パイパス用セレクタスイッチ26の接点部26aが、固定側作動状態判定回路51と可動側作動状態判定回路52と型締限判定回路53に並列に接続されている。
固定側作動状態判定回路51は、第1継電器21の1対の第1接点部21b,21cと第1セレクタスイッチ31の第1クランプ側接点部31a及び第1アンクランプ側接点部31dとを備えた回路に構成され、第1駆動部21aにより検知された固定側のクランプ装置11の作動状態と、第1セレクタスイッチ31により選択された作動状態とが一致したときに導通する。
即ち、固定側のクランプ装置11がクランプ状態である場合、クランプ側の第1接点部21bが閉状態(アンクランプ側の第1接点部21cが開状態)となり、第1セレクタスイッチ31がクランプ状態に選択されている場合、第1クランプ側接点部31aが閉状態(第1アンクランプ側接点部31dが開状態)となるので、固定側作動状態判定回路51のクランプ側回路51aが導通状態となる。
同様に、固定側のクランプ装置11がアンクランプ状態である場合、アンクランプ側の第1接点部21cが閉状態(クランプ側の第1接点部21bが開状態)となり、第1セレクタスイッチ31がアンクランプ状態に選択されている場合、第1アンクランプ側接点部31dが閉状態(第1クランプ側接点部31aが開状態)となるので、固定側作動状態判定回路51のアンクランプ側回路51bが導通状態となる。
可動側作動状態判定回路52は、第2継電器22の1対の第2接点部22b,22cと第2セレクタスイッチ32の第2クランプ側接点部32a及び第2アンクランプ側接点部32dとを備えた回路に構成され、第2駆動部22aにより検知された可動側のクランプ装置12の作動状態と、第2セレクタスイッチ32により選択された作動状態とが一致したときに導通する。
即ち、可動側のクランプ装置12がクランプ状態である場合、クランプ側の第2接点部22bが閉状態(アンクランプ側の第2接点部22cが開状態)となり、第2セレクタスイッチ32がクランプ状態に選択されている場合、第2クランプ側接点部32aが閉状態(第2アンクランプ側接点部32dが開状態)となるので、可動側作動状態判定回路52のクランプ側回路52aが導通状態となる。
同様に、可動側のクランプ装置12がアンクランプ状態である場合、アンクランプ側の第2接点部22cが閉状態(クランプ側の第2接点部22bが開状態)となり、第2セレクタスイッチ32がアンクランプ状態に選択されている場合、第2アンクランプ側接点部32dが閉状態(第2クランプ側接点部32aが開状態)となるので、可動側作動状態判定回路52のアンクランプ側回路52bが導通状態となる。
型締限判定回路53は、両プラテン2,3が型締限状態に設定されたときに導通する電磁開閉器55で構成されている。両プラテン2,3が型締限状態になったときに、射出成形機1側から送信されてくる型締限信号に基づいて、電磁開閉器55が開状態から閉状態に切換わり導通する。
金型交換判定回路54は、操作部15の鍵付きセレクタスイッチ33の接点部33aで構成され、この鍵付きセレクタスイッチ33により金型交換が選択されているときに接点部33aが閉状態を維持して、導通する。
第4継電器24の第4駆動部24aには、押ボタンスイッチ34のランプ34bが並列接続され、上記の複数の判定回路51〜54が導通し且つ第3継電器23の第3接点部23bが閉状態で、押ボタンスイッチ34を押圧すると、第4駆動部24aに駆動電流が流れると共に、ランプ34bにも駆動電流が流れて消灯状態から点灯状態に切換わる。
駆動回路部48は、第4継電器24の第4接点部24bに対して、並列接続された固定側回路56及び可動側回路57とが直列的に接続された回路に構成されている。固定側回路56は、第1セレクタスイッチ31の第1クランプ側接点部31b及び第1アンクランプ側接点部31eと第1電磁開閉弁16の駆動部16a(ソレノイド)とを備えた回路に構成されている。可動側回路57は、第2セレクタスイッチ32の第2クランプ側接点部32b及び第2アンクランプ側接点部32eと第2電磁開閉弁17の駆動部17a(ソレノイド)とを備えた回路に構成されている。
この駆動回路部48は、第4接点部24bが閉状態になると、第1,第2セレクタスイッチ31,32の操作が有効化する。第1,第2セレクタスイッチ31,32により選択された作動状態に応じて、第1,第2クランプ側接点部31b,32b又は第1,第2アンクランプ側接点部31e,32eが閉状態となり、第1,第2電磁開閉弁16,17の駆動部16a,17aがクランプ側又はアンクランプ側に励磁され、クランプ装置11,12の作動状態が切換えられる。第4接点部24bが開状態では、駆動回路部48が非導通状態となるので、第1,第2セレクタスイッチ31,32の操作は無効化される。
次に、操作制御ユニット10の非常停止用システム回路60について説明する。
図7に示すように、非常停止用システム回路60は、第1,第2セレクタスイッチ31,32の第1,第2クランプ側接点部31c,32cと第1,第2継電器21,22のクランプ側の第1,第2接点部21d,22dとからなる第1回路部61と、操作部15の鍵付きセレクタスイッチ33の接点部33bと第3継電器23の第3接点部23cとからなる第2回路部62と、制御部14の鍵付きセレクタスイッチ25の接点部25aからなる第3回路部63とが並列接続された回路に構成されている。この非常停止用システム回路60は、第1〜第3回路部61〜63のうち何れかの回路部が導通状態であれば、正常を示す信号を制御部14に出力可能に構成されている。
次に、本発明の操作制御ユニット10の作用及び効果について説明する。
先ずは、射出成形機1の両プラテン2,3に固定された金型Mを交換する為に、射出成形機1を段取りモードに設定すると、段取りモード回路部44の電磁開閉器47が閉状態に切換わる。制御部14の鍵付きセレクタスイッチ25の接点部25aは、クランプ装置11,12が使用されている段階で閉状態となっているので、段取モード回路部44は導通状態となり、第3駆動部23aに駆動電流が流れて作動し、操作条件回路部47の第3接点部23bが閉状態に切り換わる。
次に、射出成形機1の両プラテン2,3が型締限状態になると、操作条件回路部47の型締限判定回路53の電磁開閉器55が閉状態に切換わる(操作条件1成立)。次に、操作部15の鍵付きセレクタスイッチ33を操作して金型交換を選択すると、金型交換判定回路54の接点部33aが閉状態に切換わる(操作条件2成立)。尚、制御部14のパイパス用セレクタスイッチ26は、バイパス機能を無効化する状態に選択されている。
ここで、第1,第2セレクタスイッチ31,32は、クランプ状態に夫々選択されているので、第1,第2クランプ側接点部31a,32aは閉状態である。金型固定を解除する迄は、第1,第2圧力センサ18,19は、クランプ装置11,12のクランプ圧を検知しているので、第1,第2駆動部21a,22aを介して第1,第2接点部21b,22bが閉状態となり、固定側作動状態判定回路51と可動側作動状態判定回路52のクランプ側回路51a,52aが導通状態となっている(操作条件3成立)。
操作条件回路部47の複数の判定回路51〜54が導通した状態(操作条件1〜3成立状態)において、押ボタンスイッチ34を押圧すると、第4駆動部24aに駆動電流が流れて作動し、駆動回路部48の第4接点部24bが閉状態に切換わるので、図8(a)が示すように、押ボタンスイッチ34のランプ34bが消灯状態から点灯状態に切換わる共に、駆動回路部48における第1,第2セレクタスイッチ31,32の操作が有効化する。
そして、押ボタンスイッチ34の押圧状態を維持したまま、第1,第2セレクタスイッチ31,32をクランプ状態からアンクランプ状態に夫々切換えると、第1,第2電磁開閉弁16,17の駆動部16a,17aがアンクランプ側に夫々励磁されて、両プラテン2,3の複数のクランプ装置11,12の油圧が排出されて、金型Mのクランプ状態が解除される。
尚、第1,第2セレクタスイッチ31,32をクランプ状態からアンクランプ状態に夫々切換えた直後は、第1,第2クランプ側接点部31a,32aは開状態に切換わるが、クランプ装置11,12のクランプ圧は直ぐには低下しないので、第1,第2接点部21b,22bが閉状態を維持してしまう。このため、固定側作動状態判定回路51と可動側作動状態判定回路52は非導通状態となるが、これら判定回路51,52に並列接続された第4接点部24cが、押ボタンスイッチ34を押圧している間は閉状態を維持するので、操作条件回路部47は導通状態を維持し、駆動回路部48の導通状態も維持することができる。
その後、押ボタンスイッチ34の押圧を解除すると、操作条件回路部47は非導通状態となり、駆動回路部48も非導通状態となる。そして、クランプ装置11,12のクランプ圧が低下して、第1,第2圧力センサ18,19がクランプ圧を検知しなくなると、クランプ側の第1,第2接点部21b,22bが開状態に切換わり、アンクランプ側の第1,第2接点部21c,22cが閉状態に切換わる。
次に、射出成形機1の両プラテン2,3に金型Mを固定する場合、第1,第2セレクタスイッチ31,32は、アンクランプ状態を夫々選択しているので、第1,第2アンクランプ側接点部31d,32dが閉状態である。金型Mを固定する迄は、第1,第2圧力センサ18,19は、クランプ装置11,12のクランプ圧を検知しないので、第1,第2駆動部21a,22aを介してアンクランプ側の第1,第2接点部21c,22cが閉状態となり、固定側作動状態判定回路51と可動側作動状態判定回路52のアンクランプ側回路51b,52bが導通状態となっている(操作条件3成立)。
操作条件回路部47の複数の判定回路51〜54が導通した状態(操作条件1〜3成立状態)において、押ボタンスイッチ34を押圧すると、図8(b)が示すように、押ボタンスイッチ34のランプ34bが消灯状態から点灯状態に切換ると共に、第1,第2セレクタスイッチ31,32の操作が有効化する。第1,第2セレクタスイッチ31,32をアンクランプ状態からクランプ状態に夫々切換えると、複数のクランプ装置11,12に油圧が供給されて、金型Mがクランプ状態になる。
ところで、作業員の操作ミス等に起因して、両プラテン2,3のクランプ装置11,12がクランプ状態であるにも関わらず、第1,第2セレクタスイッチ31,32がアンクランプ状態に夫々選択されている場合がある。
この場合、第1,第2圧力センサ18,19は、クランプ装置11,12のクランプ圧を検知しているので、第1,第2駆動部21a,22aを介してクランプ側の第1,第2接点部21b,22bは閉状態となっているが、第1,第2セレクタスイッチ31,32の第1,第2クランプ側接点部31a,32aは開状態(第1,第2アンクランプ側接点部31d,32dが閉状態)となっている。
即ち、固定側のクランプ装置11の作動状態と第1セレクタスイッチ31により選択された作動状態とが一致しないので、固定側作動状態判定回路51は非導通状態となり、可動側のクランプ装置12の作動状態と第2セレクタスイッチ31,32により選択された作動状態とが一致しないので、可動側作動状態判定回路52は非導通状態となり(操作条件3不成立)、操作条件回路部47が非導通状態を維持してしまう。
従って、押ボタンスイッチ34を押圧しても、第4駆動部24aは作動せず、駆動回路部48の第4接点部24bが開状態を維持し、駆動回路部48は非導通状態のままであるので、第1,第2セレクタスイッチ31,32をアンクランプ状態からクランプ状態へ切り換えても、このスイッチ操作は無効化される。
このとき、図8(c)が示すように、押ボタンスイッチ34のランプ34bは点灯しないので、作業員は射出成形機1側の作動状態と第1,第2セレクタスイッチ31,32の作動状態とが一致していないことを把握することができ、第1,第2セレクタスイッチ31,32を正常な位置に戻すことができる。
尚、図8(d)が示すように、クランプ装置11,12がアンクランプ状態であるにも関わらず、第1,第2セレクタスイッチ31,32がクランプ状態に夫々選択されている場合も同様である。また、クランプ装置11,12の作動状態と、第1,第2セレクタスイッチ31,32の一方の作動状態が一致しない場合も同様である。
以上説明したように、固定側のクランプ装置11の作動状態と第1セレクタスイッチ31により選択された作動状態とが一致し、且つ可動側のクランプ装置12の作動状態と第2セレクタスイッチ31,32により選択された作動状態とが一致している状態で、押ボタンスイッチ34を押圧保持すると、第1,第2セレクタスイッチ31,32の操作が有効化されるので、作業員の意志に反してクランプ装置11,12の作動状態が切換わるのを防止することができる。クランプ状態・アンクランプ状態の切換えを1つのセレクタスイッチで行うので、クランプ用スイッチとアンクランプ用スイッチを夫々設置する構造と比較して、制作費を低減することができる。
また、所定の判定回路51〜54は、鍵付きセレクタスイッチ33により金型交換を選択されたときに導通する金型交換判定回路54と、両プラテン2,3が型締限状態に設定されたときに導通する型締限判定回路53とを含むので、金型交換が選択され且つ両プラテン2,3が型締限状態でないと、クランプ装置11,12の作動状態を切換えることができず、安全性が向上する。
さらに、押ボタンスイッチ34は、所定の判定回路51〜54が導通した状態で押圧すると、消灯状態から点灯状態に切換わるランプ34bを有するので、両プラテン2,3のクランプ装置11,12の作動状態と操作部15の作動状態とが一致しているかを容易に視認することができ、その後に、第1,第2セレクタスイッチ31,32の操作が有効化するので、作業員の意志に反してクランプ装置11,12の作動状態が勝手に切換わるのを防止することができる。
加えて、操作部15は、箱状の外装ケース35を備え、この外装ケース36に鍵付きセレクタスイッチ33と第1,第2セレクタスイッチ31,32と押ボタンスイッチ34が装着されたので、操作部15を可搬型に構成することができると共に、低コストで製造することができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した形態について説明する。
[1]前記実施例において、金型Mを固定する為のクランプ装置11,12は油圧式のものであるが、特に油圧式に限定する必要はなく、流体圧式(例えば、エア式)のクランプ装置を備えた射出成形機に対して本発明の操作制御ユニット10を適用しても良い。
[2]当業者であれば、本考案の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本考案はそのような変更形態も包含するものである。
本考案は、射出成形機の操作制御ユニットにおいて、クランプ装置の作動状態と操作制御ユニットのセレクタスイッチの作動状態とが一致している場合に、押ボタンスイッチの押圧を介してセレクタスイッチの操作を有効化すると共に押ボタンスイッチを点灯させることにより、作業員の意志に反してクランプ装置の作動状態が切換わるのを防止し、クランプ装置の作動状態と操作部の作動状態とが一致しているかを簡単な構造で視認できるものである。
1 射出成形機
2,3 プラテン
10 操作制御ユニット
11,12 クランプ装置
14 制御部
15 操作部
21 第1継電器
22 第2継電器
23 第3継電器
24 第4継電器
31 第1セレクタスイッチ
32 第2セレクタスイッチ
33 鍵付きセレクタスイッチ
34 押ボタンスイッチ
34b ランプ
35 外装ケース
51 固定側作動状態判定回路
52 可動側作動状態判定回路
53 型締限判定回路
54 金型交換判定回路

Claims (4)

  1. クランプ装置を夫々備えた固定側プラテンと可動側プラテンを有する射出成形機の操作制御ユニットにおいて、
    前記クランプ装置に対する指令を入力可能な操作部と、この操作部からの指令に基づいて前記クランプ装置のクランプ状態・アンクランプ状態を切換える制御部とを有し、
    前記操作部は、前記固定側プラテンのクランプ装置のクランプ状態・アンクランプ状態を択一的に切換え可能な第1セレクタスイッチと、前記可動側プラテンのクランプ装置のクランプ状態・アンクランプ状態を択一的に切換え可能な第2セレクタスイッチと、所定の判定回路が導通した状態において押圧することで前記第1,第2セレクタスイッチの操作を有効化する押ボタンスイッチとを備え、
    前記制御部は、前記固定側プラテンのクランプ装置のクランプ状態・アンクランプ状態を検知する固定側状態検知手段と、前記可動側プラテンのクランプ装置のクランプ状態・アンクランプ状態を検知する可動側状態検知手段とを備え、
    前記所定の判定回路は、少なくとも、前記固定側状態検知手段により検知された固定側のクランプ装置の作動状態と、前記第1セレクタスイッチにより選択された作動状態とが一致しているときに導通する固定側作動状態判定回路と、前記可動側状態検知手段により検知された可動側のクランプ装置の作動状態と、前記第2セレクタスイッチにより選択された作動状態とが一致しているときに導通する可動側作動状態判定回路とを含むことを特徴とする射出成形機の操作制御ユニット。
  2. 前記操作部は、前記固定側プラテンと前記可動側プラテンに夫々固定された金型を交換可能状態に設定する為の鍵付きセレクタスイッチを備え、
    前記所定の判定回路は、前記鍵付きセレクタスイッチにより金型交換を選択されたときに導通する金型交換判定回路と、前記両プラテンが型締限状態に設定されたときに導通する型締限判定回路とを含むことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機の操作制御ユニット。
  3. 前記押ボタンスイッチは、前記所定の判定回路が導通した状態で押圧すると、消灯状態から点灯状態に切換わるランプを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の射出成形機の操作制御ユニット。
  4. 前記操作部は、箱状の外装ケースを備え、この外装ケースに前記鍵付きセレクタスイッチと前記第1,第2セレクタスイッチと前記押ボタンスイッチが装着されたことを特徴とする請求項2に記載の射出成形機の操作制御ユニット。
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