JP3180177U - 紙製筒状容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】紙製でありながら、容易に潰れない立体的な封筒を提供する。
【解決手段】展開した一枚の厚紙を長手方向に延びる六本の折線1で六個の区画部2を形成して一番端の区画部の隣に糊代を形成して反対側の区画部に貼って閉じた形状にするとともに、表裏中央の一番長い区画部の長手方向の端を突出した直線4とし、直線4の端から左右の短い区画部の端に向けて斜線5とするとともに、これら直線と斜線5とに対象なミシン目7、8を各区画部に形成し、表裏いずれかのミシン目7、8を折って相手方に接触させる他、他方のミシン目7、8を折ってこれと重ねることで各区画部を平六角柱状に膨らませ、封をした。
【選択図】図3
【解決手段】展開した一枚の厚紙を長手方向に延びる六本の折線1で六個の区画部2を形成して一番端の区画部の隣に糊代を形成して反対側の区画部に貼って閉じた形状にするとともに、表裏中央の一番長い区画部の長手方向の端を突出した直線4とし、直線4の端から左右の短い区画部の端に向けて斜線5とするとともに、これら直線と斜線5とに対象なミシン目7、8を各区画部に形成し、表裏いずれかのミシン目7、8を折って相手方に接触させる他、他方のミシン目7、8を折ってこれと重ねることで各区画部を平六角柱状に膨らませ、封をした。
【選択図】図3
Description
本考案は、紙を用いて膨らませた(筒状をした)容器に関するものである。
容器は膨らませていないと立体的なものや不定形であっても嵩があるものは入れることができないが、一方では、被内容物を入れる前には偏平なものの方が便利である。この趣旨に沿って考案されたものがあり、下記特許文献1において提案されている。これは、入口の両端に膨らませ用の折片を設けたものであるが、製袋前の展開形状が複雑になり、コストが高くつく。
本考案は被内容物を入れる前はきわめて偏平な形状をしているが、被内容物を入れるときには筒形にできるものであり、立体物や嵩のあるものが入るようにしたものである。また、紙をある程度厚く剛性のあるものにするとともに、折り方に工夫を凝らして簡単には押し潰しができないようにしたものである。
以上の課題の下、本考案は、請求項1に記載した、展開した一枚の厚紙を長手方向に延びる六本の折線で六個の区画部を形成して一番端の区画部の隣に糊代を形成して反対側の区画部に貼って閉じた形状にするとともに、表裏中央の一番長い区画部の長手方向の端を突出した直線とし、直線の端から左右の短い区画部の端に向けて斜線とするとともに、これら直線と斜線とに対象なミシン目を各区画部に形成し、表裏いずれかのミシン目を折って相手方に接触させる他、他方のミシン目を折ってこれと重ねることで各区画部を平六角柱状に膨らませるとともに、封をしたことを特徴とする紙製筒状容器を提供したものである。
請求項1の考案によれば、容器は折線を折ることで立体的に組み立てられるし、これにおいて、折線はミシン目であるから、容易に折れる。そして、組み立てたときには紙片(折曲部)が区画部と直角になってあたかもつっかえ棒のようになり、この膨らみは維持されるし、簡単には潰れない。したがって、被内容物は立体的なものでも収納できるし、量も確保できる。つまり、容積の割に多くの被内容物を収納できるのである。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は容器の展開図図、図2は平面図であるが、図3は六角形状の筒状にした斜視図であるが、まず、この容器は厚紙の白色段ボール等をトムソン加工される。具体的には、展開した形状の輪郭を形成するとともに、長手方向に六本の折線1を入れ、この折線1で区画される六個の区画部2を形成する。この場合、端の区画部2の隣に糊代3を設け、これを反対の端の区画部2に糊付けする。これによると、貫通した筒状のものが形成される(図2)。
次に、表裏中央の一番幅が広くて長い区画部2の端を折線1に直角な直線4にするとともに、直線4の両端から隣の短い区画部2の端までを斜線5にする。なお、直線4の中央に半円の切欠部6を形成して指等が容易に入るようにする。また、各区画部2に直線4と斜線5とに対象なミシン目7、8を形成する。この場合のミシン目7、8は折りを容易するためであるが、破けては拙いので無孔の部分をある程度長くしておく。そして、ミシン目7,8を折って筒状に組み立てる。
図3の斜視図にそれを示すが、それには、まず、表裏どちらかのミシン目7、8を折り、端を相手形のミシン目7、8に沿わす。この場合、ミシン目7,8から端側は折曲部9とするが、この折曲部9を区画部2と直角にするのである。次に、もう一方の折曲部9もこの立てた折曲部9に沿わせて同じように立てる。これにより、膨らむし、折曲部9の剛性は上がって簡単に潰れたりはしないものになる。そして、他方の端から内容物を挿入する。
この操作が済むと、もう一方の端側も上記と同じ操作をする。これにより、平六角柱状の筒体になり、立体的なものや嵩のあるものを収納でき、両端を蓋をすることができる。そして、重なった折曲部9が開かないようにテープで止めたり、軽く糊で接着しておけばよい。なお、折り個所はミシン目としたが、それは折るのが容易であるからであり、簡単に折れれば凹ませた線でもよい。
以上によると、この封筒・容器は立体的なものになり、嵩のあるものを入れることができる。そこで、これを小包用の容器とするのである。この容器は郵便法によって郵送できることが条件であり、これに適合する大きさになっている。郵送するのであるから、あまり大きなものにするのは適当ではなく、200×150×70mm程度が標準的になるであろう。なお、郵送するものとしては、各地の名産品等(例えば、赤穂であれば塩)が考えられる。もちろん宅配便等による送付も自由である。
なお、強度もある程度必要であるから,3mmのBフルート程度の白色段ボールが適しており、これに種々の彩色、模様を付すことになる。そして、郵便法にかなうものであるから、容積が小さいこともあって重量の割りには安い料金で送付できる。なお、郵便局等でこれら展開した用紙やテープ等をおいておけば、利用者は簡単にそれを利用できる。このようなことを考慮して表面又は裏面の中央に送り状を張るシール欄10を設けてもよいし、種々の惹起語を印刷しておいてもよい。
1 折線
2 区画部
3 糊代
4 直線
5 斜線
6 切欠部
7 ミシン目
8 ミシン目
9 折曲部
10 シール欄
2 区画部
3 糊代
4 直線
5 斜線
6 切欠部
7 ミシン目
8 ミシン目
9 折曲部
10 シール欄
Claims (4)
- 展開した一枚の厚紙を長手方向に延びる六本の折線で六個の区画部を形成して一番端の区画部の隣に糊代を形成して反対側の区画部に貼って閉じた形状にするとともに、表裏中央の一番長い区画部の長手方向の端を突出した直線とし、直線の端から左右の短い区画部の端に向けて斜線とするとともに、これら直線と斜線とに対象なミシン目を各区画部に形成し、表裏いずれかのミシン目を折って相手方に接触させる他、他方のミシン目を折ってこれと重ねることで各区画部を平六角柱状に膨らませるとともに、封をしたことを特徴とする紙製筒状容器。
- ミシン目から端を折曲部とするとともに、折って重ねた外側の折曲部と内側の折曲部をテープ又は糊で止めた請求項1の紙製筒状容器。
- ベースを白色段ボール紙とし、これに種々の彩色、模様を付した請求項1又は2の紙製筒状容器。
- 展開した形状の輪郭、折線及びミシン目をトムソン加工で形成した請求項1〜3いずれかの紙製筒状容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005835U JP3180177U (ja) | 2012-09-25 | 2012-09-25 | 紙製筒状容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012005835U JP3180177U (ja) | 2012-09-25 | 2012-09-25 | 紙製筒状容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3180177U true JP3180177U (ja) | 2012-12-06 |
Family
ID=48006767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012005835U Expired - Fee Related JP3180177U (ja) | 2012-09-25 | 2012-09-25 | 紙製筒状容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3180177U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014223931A (ja) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | 株式会社アクタ | 組立式簡易容器の縁枠 |
JP2017124866A (ja) * | 2016-01-16 | 2017-07-20 | 大石産業株式会社 | 包装用厚紙、包装箱及び緩衝材 |
-
2012
- 2012-09-25 JP JP2012005835U patent/JP3180177U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014223931A (ja) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | 株式会社アクタ | 組立式簡易容器の縁枠 |
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