JP3179990U - ペット用の糞処理器 - Google Patents

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陸郎 福嶋
紀満 福嶋
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陸郎 福嶋
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Abstract

【課題】犬を散歩に連れ歩く際、用便した糞を回収するのに簡易にしかも衛生的に回収する事の出来る犬用の糞回収器を提供する。
【解決手段】バネによって自由状態においては両脚がその下端が開脚状をなすように形成されたはさみ本体の下端の糞を受け入れる器具(回収袋(6)を装着したもの)と脚B(2)の下端(糞を押し込むヘラ(5))を閉じることによって、脱糞物(7)を回収し袋に閉じ込め、ハサミを開いたままで糞を収納でき、次の用便に於いても同じ要領で回収する。
【選択図】図4

Description

本考案は、主として犬の散歩において脱糞した際、その糞を衛生的かつ好適に回収するペット用の糞処理器。
近年のペットブームにより、犬の愛好家は著しく、朝夕の散歩をさせる場合犬の糞の処理に公共衛生上マナーが問題化しており、町内会に於いて飼い主に糞処理をきちんとするように回覧板および貼り紙で警告をしているが、夜間とか早朝の散歩において誰も見てないのをいいことに脱糞をそのままにする方もいる。それは汚い糞の処理に抵抗があるので、その処理を衛生的かつ簡単にできれば多少解決できるのではと、この糞処理器を考案した。
従来の犬の散歩時における糞の回収をみるに袋を手に、犬が糞をするとテイシュまたはビニール袋などで処理しているが、その様子はかがんで汚いものを扱うようにつかみ、手提げ袋に回収している。これまで沢山の犬の散歩を見るに袋以外の新しい器具を使用している光景を見たことがないのはこれといった回収器具がないのではと思われる。
実用新案登録番号第3111675号
上記JP第3111673号を用いる手段に於いては挟みとって両端の箱状の容器で蓋をし閉脚状態で持ち歩く事になっている。しかし二度目の脱糞の処理に於いてはどうであろうか、元の糞が脱落する可能性があり、よしんば其れを押し込んだとしても箱の縁は可なり汚れたものにんると思われる。また糞が軟らかい場合は更に厄介なものとなる。しかもそれを大便器に処理するとしているが処理した後その汚れを洗い落とすのは火変な作業であると思われる。
そして箸や火ばさみ、移植ゴテを用いる場合には糞の状態、特に軟らかい場合、それを適切に回収処理できない可能性がある。よって糞が固く取りやすい場合のみ回収し、軟らかい糞はそのまま放置する可能性がある。実際そのような光景を目にもし、トラブルも起きている。そのような問題を解決せんがため本考案したものである
本考案は犬を散歩に連れてゆく際に、時折する犬の用便した糞を衛生的かつ簡易に回収処理し得、そしてそのまま持ち歩くことができ、しかも糞の処分も簡易かつ適切に行うことができる。犬の糞回収器を提供することにある。
本考案の請求項1に記載の犬用の糞回収器具は、火箸の鋼的復元力によって加圧しない場合に於いて両脚がひらいたじょうたいの本体とその両脚の一方に横12cm高さ6cm奥行き3cmの長方形のワッカに取り外しの出来る防水性の紙袋を取り付け、一方は犬の糞を押し込む板状のヘラが備えてあり、その糞をつまむとワッカに取り付けらた紙袋にスムースに取り込まれる。
上記の糞の取り込みにおいて糞の硬い、軟らかいは本考案の重要なポイントの一つであり其れを解決するために犬の糞に砂、木炭の粉、石灰の混合剤を振りかけることで瞬時に硬化させ衛生的かつ効率的に取り込むことができ更に処理した後のアスファルトの汚れが目立たない糞回収用脱水剤の開発したものである。
本考案に係わる犬用の糞回収器具は、両脚を閉じる事によって糞を挟み取る要領で其れをもう一方の袋を装着した容器に押し込み引き上げる事によって袋は閉じられ、そのまま散歩の継続ができる。更に二度目の脱糞に於いても糞の入ったまま同じ要領で回収することができる。また両脚を長くすることによって屈むことなく糞の回収ができる糞回収器具で極めて便利である。
本考案では糞の硬い、軟らかいは最も重要な課題であり、其れを解決することは本考案の最大限の効果を満たすものである。硬い場合比較的安易に取り込むことができるが、それでも受ける方の縁が汚れたり、押し込む方も汚れる。いわんや柔らかい場合はなにおか言わんである。その解決は硬軟に係わらず脱糞に硬化剤を手または機械的に振りかけ瞬時に硬化させ、糞の汚いイメージを覆い隠し、直ちに効率よく取り込み処理することができる。ただしその硬化剤が安価でなければ本考案の糞回収器具の普及はおぼつかないでしょう。その硬化剤は砂、炭、石灰の混合なので利用者に安価に供給することができる本考案の最大の効果を示すものである。
さらに散歩を終え帰宅後に於いては、糞の入った回収器の紙袋を外し封をしてごみ容器にため、収集日に出すことができる。糞は紙袋に入っているので手を汚すことはない。万一先端が汚れたとしても水でジャブジャブ洗えばきれいになり清潔に保つことができるため極めて便利である。このように本考案に係わる犬用の糞回収器具は単純構造で糞の回収、携行および家庭でごみ処理が出来るうえに、繰り返し使用できるので極めて便利である。
回収袋を装着前の糞処理器の外観図 回収袋を装着した状態図 脱水剤散布機の詳細拡大図 脱糞物の回収前の状態図 脱糞物の回収終了の状態図 二度目の脱糞物を回収前の状態図 二度目の脱糞物を回収終了した状態図 脱糞物の入った回収袋を本体から外した状態図 脱糞物に脱水剤を散布する状態図
図1〜図9を基に実施例を説明する。
図1は本考案の外観図を示し、脚A(1)と脚B(2)は脚A(1)と脚B(2)に外力を加えることにより連結具(3)を基点にして閉脚とし、外力を除くことによって開脚するものである。脚A(1)の下端には脱糞物(7)を回収する為の箱型をした取り入れ箱(4)を設け、取り入れ箱(4)の上端には留め金具(1a)を設け、取り入れ箱(4)に回収袋(6)を装着して、装着後留め金具(1a)によって回収袋(6)を取り入れ箱(4)に止める。一方脚B(2)の先端には地上に脱糞された脱糞物(7)を取り入れ箱(4)に取り入れる為のヘラ(5)を設けてあり、脚B(2)の中間の内側に脱水剤散布機(8)を取り付けてある。次に脱糞物(7)の取り込み作業について説明する。図2は回収袋(6)を装着した状態図であり、図9は脱糞物に脱水剤散布機(8)で散布した状態図。図4は脱糞物(7)を取り込む前の状態であり脚A(1)脚B(2)を矢印方向に外力を加えることにより脱糞物(7)は図5に示すようにヘラ(5)によって取り入れ箱(4)を経由して回収袋(6)内に回収可能となる。また脱糞物(7)が柔らかい時には図9に示すように脱水剤を散布してやれば凝固するのでとり残しがない。図(3)は脱水剤散布機(8)で脚B(2)に装着し、脱水剤散布機(8)に脱水剤(9)を入れ、引き金(8c)を操作することによりキャップ(8b)が開き散布穴(8a)より散布するものである。次に二度目の脱糞回収は、図6に示すように一度目の回収と同様に回収でき図7に示すように二度目の脱糞物が入った状態。図8は留め金具(1a)を操作して回収袋(6)を取り入れ箱(4)から離脱させれば容易にかつ衛生的に脱糞物(7)は回収できる。
本考案品は犬猫等に適用出来るものであり、ペット以外に道路、街路、駅のコンコース等たばこの吸い殻、ゴミを回収する場合にも適用できるものである。この場合には、脱水散布機(8)は不要としてもよい。本考案では回収袋(6)を係止するのに留め金具(1a)を設けているが留め金具(1a)にかえて輪ゴムを使用することもできる。
1 脚A
2 脚B
3 連結具
4 取り入れ箱
5 ヘラ
6 回収袋
7 脱糞物
8 脱水剤散布機
9 脱水剤

Claims (3)

  1. 連結具(3)を基点にして脚A(1)と脚B(2)に外力を加えることにより前記脚A(1)と前記脚B(2)を閉脚とし、外力を除くことにより開脚とし、前記脚A(1)の下端に脱糞物(7)を回収する為の取り入れ箱(4)の一端に回収袋(6)を装着して、一方前記脚B(2)の下端には地上にある前記脱糞物(7)を前記取り入れ箱(4)に向かって取り込むヘラ(5)を取り付けてなるペット用の糞処理器。
  2. 下部に散布穴(8a)を有し、前記散布先(8a)を塞ぐようなキャップ(8b)を取り付けて、前記キャップ(8b)と連動する引き金(8c)を有し、内部に脱水剤(9)を封入してある脱水剤ケース(8)を前記脚B(2)に取り付けた請求項1に記載のペット用の糞処理器。
  3. 前記取り入れ箱(4)の上端側に前記回収袋(6)を係止するための留め金(1a)を有する請求項1及び2に記載のペット用の糞処理器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107299613A (zh) * 2016-04-15 2017-10-27 广州易姆逊贸易有限公司 拾便器

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