JP3179823U - 発光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】柔らかい材質で人にぶつかっても怪我をし難い安全なものとすることができ、さらに、発光する光を柔らかく雰囲気の良い光とすることができる発光装置を提供する。
【解決手段】光透過性を有する発泡樹脂からなり、先端部111が閉じた筒状部材110と、筒状部材の内側壁113に沿うように配置した光透過性を有するフィルム130と、筒状部材の先端部の内側114に配置した反射板140と、LEDランプ121,122,123を筒状部材の内部に挿入して筒状部材の後端部112に配置した発光基板120と、を備える発光装置100とした。
【選択図】図2
【解決手段】光透過性を有する発泡樹脂からなり、先端部111が閉じた筒状部材110と、筒状部材の内側壁113に沿うように配置した光透過性を有するフィルム130と、筒状部材の先端部の内側114に配置した反射板140と、LEDランプ121,122,123を筒状部材の内部に挿入して筒状部材の後端部112に配置した発光基板120と、を備える発光装置100とした。
【選択図】図2
Description
本考案は、発光装置に関し、特に、コンサート等に使用されるスティックライト等の発光装置に関するものである。
従来、例えばコンサート等で観客が持ち、発光させた状態で振って使用する、所謂スティックライトと呼ばれる棒状の発光装置がある。このような発光装置としては、スティックの中で2つの液体を混合させることで化学発光させて使用するケミカルライトと呼ばれるものがあった。
しかし、このケミカルライトは、数時間発光後に消光した後は再使用することができず、使い捨てとなるため、繰り返し使用できるスティックライトとして、LEDランプを使用したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、前記した特許文献1のようなLEDランプを使用したスティックライトは、その筐体が硬質樹脂で構成されており、このような硬いものをコンサート等の人の多い場所で持って振ると、近くの人にスティックライトがぶつかって怪我をさせてしまう可能性があり、安全上の問題が生じていた。
また、硬質樹脂の筐体を有するLEDスティックライトは、比較的はっきりとした色調の光で発光するが、もっと柔らかい光で発光する方が、雰囲気が良いとの意見があった。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、柔らかい材質で人にぶつかっても怪我をし難い安全なものとすることができ、さらに、発光する光を柔らかく雰囲気の良い光とすることができる発光装置を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために、本考案の請求項1に記載の考案は、光透過性を有する発泡樹脂からなり、先端部が閉じた筒状部材と、該筒状部材の内側壁に沿うように配置した光透過性を有するフィルムと、前記筒状部材の前記先端部の内側に配置した反射板と、LEDランプを前記筒状部材の内部に挿入して該筒状部材の後端部に配置した発光基板と、を備える発光装置としたことを特徴とする。
また、本考案の請求項2に記載の考案は、光透過性を有する発泡樹脂からなり、先端部が閉じた筒状部材と、LEDランプを前記筒状部材の内部に挿入して該筒状部材の後端部に配置した発光基板と、該発光基板における前記筒状部材の内側に配置し、前記LEDランプの光を前記先端部側に向けて反射させる反射板と、を備える発光装置としたことを特徴とする。
また、本考案の請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に記載の発光装置において、前記筒状部材の外側壁に、複数の孔又は凹みが形成されていることを特徴とする。
また、本考案の請求項4に記載の考案は、請求項1乃至3の何れか1つに記載の発光装置において、前記発光基板に係止部が形成されており、前記筒状部材の前記後端部側の前記内側壁に、前記係止部を係止させる被係止部が形成されており、前記発光基板が、前記筒状部材の前記後端部から押し込まれて、前記係止部を前記被係止部に係止させることで、固定されていることを特徴とする。
本考案の請求項1に記載の考案によれば、光透過性を有する発泡樹脂からなる筒状部材と、その内側壁に沿うように配置した光透過性を有するフィルムと、筒状部材の先端部の内側に配置した反射板と、LEDランプを筒状部材の内部に挿入して筒状部材の後端部に配置した発光基板とを備えるため、筒状部材が柔らかい材質で人にぶつかっても怪我をし難い安全なものとすることができ、かつ、柔らかく雰囲気の良い光を発光する発光装置とすることができる。また、フィルムや反射板により、LEDランプの光を筒状部材の全体に行き渡らせることができ、LEDランプによる発光ムラの少ない発光装置を、比較的低いコストで実現することができる。
また、本考案の請求項2に記載の考案によれば、光透過性を有する発泡樹脂からなる筒状部材と、LEDランプを筒状部材の内部に挿入して筒状部材の後端部に配置した発光基板と、発光基板における筒状部材の内側に配置し、LEDランプの光を先端部側に向けて反射させる反射板とを備えるため、筒状部材が柔らかい材質で人にぶつかっても怪我をし難い安全なものとすることができ、かつ、柔らかく雰囲気の良い光を発光する発光装置とすることができる。また、LEDランプを有する発光基板に反射板を有することで、フィルムや他の反射板等がなくても、LEDランプの光を筒状部材の全体に行き渡らせることができ、LEDランプによる発光ムラの少ない発光装置を、より低いコストで実現することができる。
また、本考案の請求項3に記載の考案によれば、請求項1又は2に記載の考案における効果に加え、筒状部材の外側壁に、複数の孔又は凹みが形成されているため、筒状部材の内部から透過してきた光が、一定でない複雑な発光の仕方をする光となり、より面白みのある光を発光する発光装置とすることができる。
また、本考案の請求項4に記載の考案によれば、請求項1乃至3の何れか1つに記載の考案における効果に加え、発光基板に係止部が形成されると共に、筒状部材の後端部側の内側壁に、係止部を係止させる被係止部が形成されており、発光基板が、筒状部材の後端部から押し込まれて係止部を被係止部に係止させることで固定されているため、発光基板を筒状部材の後端部に貼り付けているだけのものよりも、発光装置から発光基板を外れ難くすることができる。その結果、コンサート中などに発光装置を強く振り過ぎて、発光基板が筒状部材から外れて飛んでしまい、その発光基板が人にぶつかって怪我をさせてしまう、というような不具合を生じさせないようにすることができ、比較的簡単な構成で、より安全性の高い発光装置とすることができる。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
[第1の実施の形態]
まず、本考案の第1の実施の形態における発光装置について、図1〜図3を用いて説明する。図1は、本考案の第1の実施の形態に係る発光装置を示す斜視図であり、図2は、図1のA−A断面図であり、図3は、図1のB−B断面図である。
本実施の形態の発光装置100は、筒状部材の内部に配置されたLEDランプが発光し、その光が筒状部材を介して外側に透過することで、筒状部材の略全体が発光しているように見えるスティック状の発光装置であり、筒状部材110、発光基板120、フィルム130、反射板140等で構成されている。
このうち、筒状部材110は、発泡ウレタン等の柔らかい光透過性を有する発泡樹脂からなり、図1に示すように、長手方向に沿って中央部分に孔が開いた略円筒形状の部材である。この筒状部材110の長手方向の一端である先端部111は、筒の孔が閉じられており、本実施の形態では、筒状部材110とは別部材で同じ材質からなる蓋部材116が嵌め込まれて接着されることによって閉じられている。また、筒状部材110の長手方向の他端である後端部112は、筒の孔が開けられた状態となっており、ここに後述する発光基板120を嵌め込んで接着するようになっている。
発光基板120は、LEDランプと回路基板、電池を搭載した発光制御基板であり、本実施の形態では、図2及び図3に示すように、3色のLEDランプ121,122,123がそれぞれ1つずつ設けられている。なお、本実施の形態のLEDランプ121,122,123は、少しでも先端側で発光させるべく、基板から延びる端子を長めに設けている。また、発光基板120は、LEDランプ121,122,123を先にして筒状部材110の内部に挿入するようになっており、LEDランプ121,122,123とは逆側には、係止部125が設けられている。この係止部125は、他の部位より筒状部材110の長手方向と直交する方向に拡がったフランジ状に形成されており、筒状部材110の孔より大きくなるように構成されている。そして、LEDランプ121,122,123を先にして発光基板120を筒状部材110の孔に挿入し、係止部125が筒状部材110の後端部112に当接するまで押し込み、接着することで発光基板120を筒状部材110に取り付けるようになっている。
また、発光基板120における係止部125が形成された面には、スイッチ124が配置されている。このスイッチ124は、電源スイッチと発光状態の切替スイッチを兼ねた構成となっており、1回スイッチ124を押すと電源オンになると共に所定の発光モード1でLEDランプ121,122,123が点灯するようになっており、その後、スイッチ124を押す毎に発光状態が発光モード2〜6の順で切り替えられ、発光モード6の次は電源オフとなるように構成されている。なお、発光モードとは、3色のLEDランプ121,122,123の点灯の仕方を変化させたものであり、それぞれのLEDランプ121,122,123の点灯時間及び点滅間隔、フェードイン・フェードアウトの時間、色の組み合わせ等が予め回路基板にプログラムされて、異なる発光モードを構成するようになっている。この発光モードは6種類に限るものではなく、さらに他種類に及んでいても良い。
フィルム130は、LEDランプ121,122,123からの光を反射及び透過させて光を拡散させるものであり、光透過性を有する無色透明又は有色透明のポリプロピレンフィルム、セロファン等の樹脂からなり、図2及び図3に示すように、筒状部材110の孔の内側壁113に沿うように略円筒形状に巻いて配置されている。本実施の形態では、ベルベ社製のレインボーフィルムペーパー(カラー:レインボー、型番:08172)からなるポリプロピレンフィルムを用いており、このレインボーカラーのフィルム130によって、LEDランプ121,122,123の光がより乱反射して拡散し易くなっている。
反射板140は、図2及び図3に示すように、筒状部材110の先端部111の内側114、本実施の形態では先端部111に設けられた蓋部材116における内側部分(孔の内部側)に貼り付けられた平板状部材であって、銀色の光沢を有しており、LEDランプ121,122,123の光を反射させて、光を拡散させ易くしている。
そして、このような構成の発光装置100において、スイッチ124を操作してLEDランプ121,122,123を点灯させ、その光がフィルム130及び反射板140で反射すると共に、フィルム130及び筒状部材110を介して外側に透過することで、発光装置100全体が発光するようになっている。
[第2の実施の形態]
[第2の実施の形態]
次に、本考案の第2の実施の形態における発光装置について、図4を用いて説明する。図4は、本考案の第2の実施の形態に係る発光装置を示す断面図である。
なお、本実施の形態の発光装置は、以下に記載する構成以外は、前記した第1の実施の形態と同様であるので、同様の構成に同じ符号を付して、説明を省略する。
本実施の形態の発光装置200では、図4に示すように、発光基板120における筒状部材110の内側でLEDランプ121,122,123の点灯部分からみて後端部112側から先端部111側に掛かる位置に、先端部111側に向けたテーパ形状又は先端部111側を開放側とする湾曲形状で銀色の光沢を有する反射板240を配置している。逆に、本実施の形態では、第1の実施の形態の反射板140が配置されておらず、フィルム130も設けられていない。
このように、本実施の形態では、第1の実施の形態のフィルム130及び反射板140が設けられていないが、LEDランプ121,122,123の近くにテーパ形状や湾曲形状等の光を反射させ易い形状の反射板240を有していることで、LEDランプ121,122,123の光を遠くまで届かせることができ、これにより発光装置200全体を発光させることができるようになっている。
なお、第1の実施の形態の発光装置100に、本実施の形態の反射板240を配置することで、発光装置100全体をより明るく発光させることができる。また、本実施の形態の発光装置200に、第1の実施の形態のフィルム130や反射板140を配置すれば、発光装置200全体をさらに明るく発光させることができる。
[第3の実施の形態]
[第3の実施の形態]
次に、本考案の第3の実施の形態における発光装置について、図5を用いて説明する。図4は、本考案の第3の実施の形態に係る発光装置を示す断面図である。
なお、本実施の形態の発光装置は、以下に記載する構成以外は、前記した第1の実施の形態と同様であるので、同様の構成に同じ符号を付して、説明を省略する。
本実施の形態の発光装置300では、図5に示すように、筒状部材110の外側壁115に、孔350又は凹みが形成されている。この孔350や凹みは、筒状部材110の外側壁115から内側壁113まで貫通するものであっても良いし、外側壁115から内側壁113側の途中まで開いている状態のものであっても良い。また、貫通する孔350や凹み、貫通しない孔350や凹みが混在していても良い。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
このように、本実施の形態では、筒状部材110に孔350又は凹みが形成されていることで、筒状部材110の内部から発光するLEDランプ121,122,123の光が、形成された孔350又は凹みを通して、一定でない複雑な発光の仕方をする光となり、より面白みのある光を出すことができる。
なお、本実施の形態では、第1の実施の形態の発光装置100をベースに孔350又は凹みを設けたが、第2の実施の形態の発光装置200をベースに孔350又は凹みを設けるようになっていても良いし、第1の実施の形態と第2の実施の形態を組み合わせた発光装置に孔350又は凹みを設けるようになっていても良い。
[第4の実施の形態]
[第4の実施の形態]
次に、本考案の第4の実施の形態における発光装置について、図4を用いて説明する。図6は、本考案の第4の実施の形態に係る発光装置を示す断面図である。
なお、本実施の形態の発光装置は、以下に記載する構成以外は、前記した第1の実施の形態と同様であるので、同様の構成に同じ符号を付して、説明を省略する。
本実施の形態の発光装置400では、図6に示すように、筒状部材110の後端部112側の所定位置の内側壁113に、発光基板120の係止部125を係止させる被係止部が形成されており、ここでは、被係止部として、内側壁113を一周する切込み415が形成されている。この切込み415は、発光基板120のフランジ状の係止部125が丁度嵌合する大きさ及び形状となっている。そして、発光基板120を、筒状部材110の後端部113から、筒状部材110の内側壁113を多少押し広げながら押し込んでいき、切込み415に係止部125を嵌合させて係止することで、発光基板120を筒状部材110に固定させることができるようになっている。その他の構成は、第1の実施の形態と同様である。
このように、発光基板120の係止部125を被係止部である切込み415に嵌合させて係止することで、本実施の形態では、発光基板120を筒状部材110の後端部112に貼り付けているだけのものよりも、発光装置100から発光基板120を外れ難くすることができる。なお、本実施の形態においては、筒状部材110の孔の大きさ及び形状と、発光基板120の係止部125の大きさ及び形状を厳密に精査し、係止部125を筒状部材110が破損しない程度に押し広げることが可能な構成とする必要がある。
また、本実施の形態では、第1の実施の形態の発光装置100をベースに切込み415を設けたが、第2の実施の形態の発光装置200をベースに切込み415を設けるようになっていても良いし、第3の実施の形態の発光装置300をベースに切込み415を設けるようになっていても良い。さらに、第1の実施の形態と第2の実施の形態を組み合わせた発光装置、第1の実施の形態と第3の実施の形態を組み合わせた発光装置、第2の実施の形態と第3の実施の形態を組み合わせた発光装置、第1〜第3の実施の形態を組み合わせた発光装置の何れかに切込み415を設けるようになっていても良い。
以上のように、第1の実施の形態の発光装置100は、光透過性を有する発泡樹脂からなり、先端部111が閉じた筒状部材110と、該筒状部材110の内側壁113に沿うように配置した光透過性を有するフィルム130と、前記筒状部材110の前記先端部111の内側114に配置した反射板140と、LEDランプ121,122,123を前記筒状部材110の内部に挿入して該筒状部材110の後端部112に配置した発光基板120と、を備える発光装置100としたことを特徴とする。
そして、第1の実施の形態の発光装置100によれば、光透過性を有する発泡樹脂からなる筒状部材110と、その内側壁113に沿うように配置した光透過性を有するフィルム130と、筒状部材110の先端部111の内側114に配置した反射板140と、LEDランプ121,122,123を筒状部材110の内部に挿入して筒状部材110の後端部112に配置した発光基板120とを備えるため、筒状部材110が柔らかい材質で人にぶつかっても怪我をし難い安全なものとすることができ、かつ、柔らかく雰囲気の良い光を発光する発光装置100とすることができる。また、フィルム130や反射板140により、LEDランプ121,122,123の光を筒状部材110の全体に行き渡らせることができ、LEDランプ121,122,123による発光ムラの少ない発光装置100を、比較的低いコストで実現することができる。
また、第2の実施の形態の発光装置200は、光透過性を有する発泡樹脂からなり、先端部111が閉じた筒状部材110と、LEDランプ121,122,123を前記筒状部材110の内部に挿入して該筒状部材110の後端部112に配置した発光基板120と、該発光基板120における前記筒状部材110の内側に配置し、前記LEDランプ121,122,123の光を前記先端部111側に向けて反射させる反射板240と、を備える発光装置200としたことを特徴とする。
そして、第2の実施の形態の発光装置200によれば、光透過性を有する発泡樹脂からなる筒状部材110と、LEDランプ121,122,123を筒状部材110の内部に挿入して筒状部材110の後端部112に配置した発光基板120と、発光基板120における筒状部材110の内側に配置し、LEDランプ121,122,123の光を先端部111側に向けて反射させる反射板240とを備えるため、筒状部材110が柔らかい材質で人にぶつかっても怪我をし難い安全なものとすることができ、かつ、柔らかく雰囲気の良い光を発光する発光装置200とすることができる。また、LEDランプ121,122,123を有する発光基板120に反射板240を有することで、フィルム130や他の反射板140等がなくても、LEDランプ121,122,123の光を筒状部材110の全体に行き渡らせることができ、LEDランプ121,122,123による発光ムラの少ない発光装置200を、より低いコストで実現することができる。
また、第3の実施の形態の発光装置300は、前記した第1,第2の実施の形態に加えて、前記筒状部材110の外側壁115に、複数の孔350又は凹みが形成されている発光装置300としたことを特徴とする。
そして、第3の実施の形態の発光装置300によれば、第1,第2の実施の形態の効果に加え、筒状部材110の外側壁115に、複数の孔350又は凹みが形成されているため、筒状部材110の内部から透過してきた光が、一定でない複雑な発光の仕方をする光となり、より面白みのある光を発光する発光装置300とすることができる。
また、第4の実施の形態の発光装置400は、前記した第1〜第3の実施の形態に加えて、前記発光基板120に係止部125が形成されており、前記筒状部材110の前記後端部112側の前記内側壁113に、該内側壁113を一周する切込み415(前記係止部125を係止させる被係止部)が形成されており、前記発光基板120が、前記筒状部材110の前記後端部112から押し込まれて、前記係止部125を前記切込み415(被係止部)に嵌合(係止)させることで、固定されている発光装置400としたことを特徴とする。
そして、第4の実施の形態の発光装置400によれば、第1〜第3の実施の形態の効果に加え、発光基板120に係止部125が形成されると共に、筒状部材110の後端部112側の内側壁113に、その内側壁113を一周する切込み415(係止部125を係止させる被係止部)が形成されており、発光基板120が、筒状部材110の後端部112から押し込まれて係止部125を切込み415(被係止部)に嵌合(係止)させることで固定されているため、発光基板120を筒状部材110の後端部112に貼り付けているだけのものよりも、発光装置400から発光基板120を外れ難くすることができる。その結果、コンサート中などに発光装置400を強く振り過ぎて、発光基板120が筒状部材110から外れて飛んでしまい、その発光基板120が人にぶつかって怪我をさせてしまう、というような不具合を生じさせないようにすることができ、比較的簡単な構成で、より安全性の高い発光装置400とすることができる。
なお、以上説明した各実施の形態は、本考案の理解を容易にするために記載されたものであって、本考案を限定するために記載されたものではない。
例えば、前記した各実施の形態の筒状部材110は、略円筒形状の部材であったが、これに限るものではなく、角筒状などの略円筒形状以外の筒状に形成されていても良い。
また、前記した各実施の形態の筒状部材110の先端部111は、別部材からなる蓋部材116で閉じられる構成となっていたが、これに限るものではなく、筒状部材110と蓋部材116が一体に形成されていても良い。ただし、別部材からなる蓋部材116で閉じる方が加工が容易であり、製造工程の簡略化に繋がるものである。
また、前記した第4の実施の形態では、発光基板120の係止部と筒状部材110の被係止部として、フランジ状の係止部125と切込み415が形成されていたが、これに限るものではなく、発光基板120を筒状部材110の後端部112から所定量先端部111側に係止できるものであれば、複数の突起(係止部)とそれに合わせた複数の凹み(被係止部)など、他の構成であっても良い。
100,200,300,400 発光装置
110 筒状部材
111 先端部
112 後端部
113 内側壁
114 先端部の内側
115 外側壁
116 蓋部材
120 発光基板
121,122,123 LEDランプ
124 スイッチ
125 係止部
130 フィルム
140,240 反射板
350 孔
415 切込み(被係止部)
110 筒状部材
111 先端部
112 後端部
113 内側壁
114 先端部の内側
115 外側壁
116 蓋部材
120 発光基板
121,122,123 LEDランプ
124 スイッチ
125 係止部
130 フィルム
140,240 反射板
350 孔
415 切込み(被係止部)
かかる課題を解決するために、本考案の請求項1に記載の考案は、光透過性を有する発泡樹脂からなり、先端部が閉じた筒状部材と、該筒状部材の内面に沿うように配置した光透過性を有するフィルムと、前記筒状部材の前記先端部の内側に配置した反射板と、LEDランプを前記筒状部材の内部に挿入して該筒状部材の後端部に配置した発光基板と、を備える発光装置としたことを特徴とする。
また、本考案の請求項2に記載の考案は、光透過性を有する発泡樹脂からなり、先端部が閉じた筒状部材と、LEDランプを前記筒状部材の内部に挿入して該筒状部材の後端部に配置した発光基板と、前記筒状部材の内側で、前記発光基板近傍に配置し、前記LEDランプの光を前記先端部側に向けて反射させる反射板と、を備える発光装置としたことを特徴とする。
また、本考案の請求項4に記載の考案は、請求項1乃至3の何れか1つに記載の発光装置において、前記発光基板に係止部が形成されており、前記筒状部材の前記後端部側の内 側壁に、前記係止部を係止させる被係止部が形成されており、前記発光基板が、前記筒状部材の前記後端部から押し込まれて、前記係止部を前記被係止部に係止させることで、固定されていることを特徴とする。
本考案の請求項1に記載の考案によれば、光透過性を有する発泡樹脂からなる筒状部材と、その内面に沿うように配置した光透過性を有するフィルムと、筒状部材の先端部の内側に配置した反射板と、LEDランプを筒状部材の内部に挿入して筒状部材の後端部に配置した発光基板とを備えるため、筒状部材が柔らかい材質で人にぶつかっても怪我をし難い安全なものとすることができ、かつ、柔らかく雰囲気の良い光を発光する発光装置とすることができる。また、フィルムや反射板により、LEDランプの光を筒状部材の全体に行き渡らせることができ、LEDランプによる発光ムラの少ない発光装置を、比較的低いコストで実現することができる。
また、本考案の請求項2に記載の考案によれば、光透過性を有する発泡樹脂からなる筒状部材と、LEDランプを筒状部材の内部に挿入して筒状部材の後端部に配置した発光基板と、筒状部材の内側で、発光基板近傍に配置し、LEDランプの光を先端部側に向けて反射させる反射板とを備えるため、筒状部材が柔らかい材質で人にぶつかっても怪我をし難い安全なものとすることができ、かつ、柔らかく雰囲気の良い光を発光する発光装置とすることができる。また、LEDランプを有する発光基板に反射板を有することで、フィルムや他の反射板等がなくても、LEDランプの光を筒状部材の全体に行き渡らせることができ、LEDランプによる発光ムラの少ない発光装置を、より低いコストで実現することができる。
本実施の形態の発光装置200では、図4に示すように、筒状部材110の内側におけ る発光基板120近傍であってLEDランプ121,122,123の点灯部分からみて後端部112側から先端部111側に掛かる位置に、先端部111側に向けたテーパ形状又は先端部111側を開放側とする湾曲形状で銀色の光沢を有する反射板240を配置している。逆に、本実施の形態では、第1の実施の形態の反射板140が配置されておらず、フィルム130も設けられていない。
次に、本考案の第3の実施の形態における発光装置について、図5を用いて説明する。図5は、本考案の第3の実施の形態に係る発光装置を示す断面図である。
次に、本考案の第4の実施の形態における発光装置について、図6を用いて説明する。図6は、本考案の第4の実施の形態に係る発光装置を示す断面図である。
以上のように、第1の実施の形態の発光装置100は、光透過性を有する発泡樹脂からなり、先端部111が閉じた筒状部材110と、該筒状部材110の内側壁113(内面 )に沿うように配置した光透過性を有するフィルム130と、前記筒状部材110の前記先端部111の内側114に配置した反射板140と、LEDランプ121,122,123を前記筒状部材110の内部に挿入して該筒状部材110の後端部112に配置した発光基板120と、を備える発光装置100としたことを特徴とする。
そして、第1の実施の形態の発光装置100によれば、光透過性を有する発泡樹脂からなる筒状部材110と、その内側壁113(内面)に沿うように配置した光透過性を有するフィルム130と、筒状部材110の先端部111の内側114に配置した反射板140と、LEDランプ121,122,123を筒状部材110の内部に挿入して筒状部材110の後端部112に配置した発光基板120とを備えるため、筒状部材110が柔らかい材質で人にぶつかっても怪我をし難い安全なものとすることができ、かつ、柔らかく雰囲気の良い光を発光する発光装置100とすることができる。また、フィルム130や反射板140により、LEDランプ121,122,123の光を筒状部材110の全体に行き渡らせることができ、LEDランプ121,122,123による発光ムラの少ない発光装置100を、比較的低いコストで実現することができる。
また、第2の実施の形態の発光装置200は、光透過性を有する発泡樹脂からなり、先端部111が閉じた筒状部材110と、LEDランプ121,122,123を前記筒状部材110の内部に挿入して該筒状部材110の後端部112に配置した発光基板120と、前記筒状部材110の内側で、前記発光基板120近傍に配置し、前記LEDランプ121,122,123の光を前記先端部111側に向けて反射させる反射板240と、を備える発光装置200としたことを特徴とする。
そして、第2の実施の形態の発光装置200によれば、光透過性を有する発泡樹脂からなる筒状部材110と、LEDランプ121,122,123を筒状部材110の内部に挿入して筒状部材110の後端部112に配置した発光基板120と、筒状部材110の内側で、発光基板120近傍に配置し、LEDランプ121,122,123の光を先端部111側に向けて反射させる反射板240とを備えるため、筒状部材110が柔らかい材質で人にぶつかっても怪我をし難い安全なものとすることができ、かつ、柔らかく雰囲気の良い光を発光する発光装置200とすることができる。また、LEDランプ121,122,123を有する発光基板120に反射板240を有することで、フィルム130や他の反射板140等がなくても、LEDランプ121,122,123の光を筒状部材110の全体に行き渡らせることができ、LEDランプ121,122,123による発光ムラの少ない発光装置200を、より低いコストで実現することができる。
また、第4の実施の形態の発光装置400は、前記した第1〜第3の実施の形態に加えて、前記発光基板120に係止部125が形成されており、前記筒状部材110の前記後端部112側の内側壁113に、該内側壁113を一周する切込み415(前記係止部125を係止させる被係止部)が形成されており、前記発光基板120が、前記筒状部材110の前記後端部112から押し込まれて、前記係止部125を前記切込み415(被係止部)に嵌合(係止)させることで、固定されている発光装置400としたことを特徴とする。
Claims (4)
- 光透過性を有する発泡樹脂からなり、先端部が閉じた筒状部材と、
該筒状部材の内側壁に沿うように配置した光透過性を有するフィルムと、
前記筒状部材の前記先端部の内側に配置した反射板と、
LEDランプを前記筒状部材の内部に挿入して該筒状部材の後端部に配置した発光基板と、
を備えることを特徴とする発光装置。 - 光透過性を有する発泡樹脂からなり、先端部が閉じた筒状部材と、
LEDランプを前記筒状部材の内部に挿入して該筒状部材の後端部に配置した発光基板と、
該発光基板における前記筒状部材の内側に配置し、前記LEDランプの光を前記先端部側に向けて反射させる反射板と、
を備えることを特徴とする発光装置。 - 前記筒状部材の外側壁に、複数の孔又は凹みが形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の発光装置。
- 前記発光基板に係止部が形成されており、
前記筒状部材の前記後端部側の前記内側壁に、前記係止部を係止させる被係止部が形成されており、
前記発光基板が、前記筒状部材の前記後端部から押し込まれて、前記係止部を前記被係止部に係止させることで、固定されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載の発光装置。
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JP2012004552U JP3179823U (ja) | 2012-07-25 | 2012-07-25 | 発光装置 |
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---|---|---|---|---|
JP2015022895A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | 株式会社ルミカ | 発光構造体 |
JP2017126312A (ja) * | 2016-01-15 | 2017-07-20 | 周明 畑 | 夜間災害時安否確認用ライト |
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2012
- 2012-07-25 JP JP2012004552U patent/JP3179823U/ja not_active Expired - Fee Related
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