JP3179701U - 折畳み式の保冷容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】保冷状態で収納、運搬でき、保管時、不使用時は折り畳んで小型化、コンパクト化できるだけではなく、蓋の開閉操作を簡単化できるようにして物品の出し入れに要する手間暇を軽減でき、また部材を節減して製造コスト、加工コストを抑えることができる折畳み式の保冷容器を提供する。
【解決手段】柔軟質の断熱性面状材で箱形に、且つ周側壁1を介して折畳み可能に形成し、上面の物品出し入れ用の口2を閉塞する蓋3を面状ファスナー4で止め付け自在に形成する。蓋3を、一側壁1aの上辺に連ねて延長状に形成し、面状ファスナー4の一方4aを、蓋3の形成されている一側壁1a以外の三側壁の上辺周りに設ける。この一方の面状ファスナー4aに鈎着させる他方の面状ファスナー4bを、蓋3の裏面の対応位置に設ける。蓋3の開閉操作用の取っ手8を、蓋3の先端側の縁に突片状に設ける。
【選択図】図1

Description

本考案は、保冷容器に関し、更に詳しくは、例えばプラスチック製の折畳みコンテナ内に入れ、ワインボトル等の飲料瓶を運搬するのに使用する折畳み式の保冷容器に関するものである。
従来、断熱性シートで箱形に形成した容器としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。この従来品は、断熱性シートで外気温の影響を抑え、不使用時、保管時は折畳んで収納できるよう形成されている。
ところで、ワインボトル等の飲料瓶を運搬する場合は、外気温の影響を受けることがないよう冷えた状態で運搬でき、不使用時は嵩張ることなく保管できるだけではなく、瓶の出し入れ作業が楽になるよう、蓋を簡単且つ迅速に開閉できるよう形成されているのが望ましい。
しかるに、特許文献1に記載の従来品は、蓋が、方形の開口上面の周りに、各側壁の上辺から連ねて側壁ごと独立して計4枚(4片)設けられていた。
またこの従来品の場合は、夫々の蓋を止め付けるため、止め具としての面状ファスナーが、各蓋の表裏に夫々設けられていた。
従って、従来品の場合は、蓋の開閉操作が不便で、煩わしかったから、従来品を使用すると、物品の収納や、取り出し作業に手間暇がかかる、という問題点があった。
また従来品は、蓋の枚数や面状ファスナーの個数が多かったから、その分、製造コストが高くつくのを避けられなかった。
特開2002−2828号公報
本考案は、このような従来品の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って本考案の解決しようとする技術的課題は、保冷状態で収納、運搬でき、保管時、不使用時は折り畳んで小型化、コンパクト化できるだけではなく、蓋の開閉操作を簡単化できるようにして物品の出し入れに要する手間暇を軽減でき、また部材を節減して製造コスト、加工コストを抑えることができるよう形成した、使い勝手の良い折畳み式の保冷容器を提供することにある。
本考案は、上記の課題を解決するため、次の様な技術的手段を採る。
即ち、本考案は、図1等に示されるように、柔軟質の断熱性面状材で箱形に、且つ周側壁1を介して折畳み可能に形成され、上面の物品出し入れ用の口2を閉塞する蓋3が面状ファスナー4で止め付け自在に形成されている折畳み式の保冷容器であって、上記の蓋3が、一側壁1aの上辺に連ねて延長状に形成され、上記の面状ファスナー4の一方4aが、蓋3の形成されている一側壁1a以外の三側壁の上辺周りに設けられ、この一方の面状ファスナー4aに鈎着される他方の面状ファスナー4bが、蓋3の裏面の対応位置に設けられ、蓋3の開閉操作用の取っ手8が、蓋3の先端側の縁に突片状に設けられていることを特徴とする(請求項1)。
本考案の場合、面状ファスナー4は、連続して設けられているのでも、断続的に設けられているのでも良い。蓋3の開閉操作用の取っ手8は、単に舌片状に形成されているのでも良いが、図1等に示されるように、帯片を返して袋孔状に形成されているのが好ましい。この場合は、手指を取っ手8の袋孔に入れて引っ掛けることができ、蓋3の開閉操作を楽にできるからである。
また本考案は、折り畳まれた姿勢を固定するための止め具9を外面に備えて形成されているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、不使用時に本考案品を整然と保管できるからである。
また本考案品は、止め具9が、雌雄一対の面状ファスナー9a,9bで形成され、一方の面状ファスナー9aが両側壁の下部の対向位置に先端を開放して帯片状に設けられ、この一方の面状ファスナー9aを鈎着させる他方の面状ファスナー9bが蓋3の上面の両側に設けられているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、折畳み姿勢の固定や解除を、確実に且つ簡単にできるからである。
本考案は、このように断熱性の面状材で折畳み式に形成されている保冷容器において、蓋が、一側壁の上辺に連ねて延長状に形成され、面状ファスナーの一方が、蓋の形成されている一側壁以外の三側壁の上辺周りに設けられ、この一方の面状ファスナーに鈎着される他方の面状ファスナーが、蓋の裏面の対応位置に設けられ、蓋の開閉操作用の取っ手が、蓋の先端側の縁に突片状に設けられている。
従って本考案の場合は、ワインボトル等を保冷状態で運搬でき、保管時、不使用時は折り畳んで小型化、コンパクト化できるだけではなく、蓋の開閉操作を、簡単、迅速にできるから、これによれば物品の収納や、取り出し作業の手間暇を軽減できる。
また本考案は、蓋や面状ファスナーの個数を節減できるから、これによれば製造コスト、加工コストを抑えることができ、その分、安価に提供できる。
本考案の保冷容器の好適な一実施形態を示す開蓋時の斜視図である。 同上容器の開蓋時の平面図である。 同上容器の閉蓋時に斜視図である。 同上容器の折畳み時の斜視図である。 同上容器の閉蓋時の平面図である。 同上容器の閉蓋時の正面図である。 同上容器の閉蓋時の側面図である。 同上容器の折畳み時の正面図である。 同上容器の使用例を説明するための斜視図である。 同上容器の使用例を説明するための斜視図である。 折畳みコンテナの折畳み時の斜視図である。
以下、本考案を実施するための好適な一実施形態を、添付図面に従って説明する。
本考案は、図1等に示されるように、柔軟質の断熱性面状材で箱形に、且つ周側壁1を介して折畳み可能に形成されている。また本考案は、上面の物品出し入れ用の口2を閉塞する蓋3が面状ファスナー4で止め付け自在に形成されている。この実施形態の本考案品は、周側壁1に形成されている折目5を介して二つ折り状に形成されている。
上記の蓋3は、この実施形態では、長手方向に沿った一側壁1aの上辺に連ねて延長状に形成されている。またこの蓋3は、裏面に、保冷材6の収納部7を備えて形成されている。この収納部7は、口7aを横にして袋状に形成されている。
上記の面状ファスナー4は、雌雄一対状に形成され、この実施形態では雌型の一方の面状ファスナー4aが、上記の一側壁1a以外の三側壁の上辺周りに連続状に設けられている。またこの一方の面状ファスナー4aに鈎着する他方の雄型の面状ファスナー4bが、蓋3の裏面の対応位置に、この実施形態では蓋3の三辺に沿って連続状に設けられている。
また本考案品は、蓋3の開閉操作用の取っ手8が、蓋3の先端側の、この実施形態では中央の縁に突片状に設けられている。この取っ手8は、帯片を返して袋孔状に形成されている。
またこの実施形態の本考案は、折り畳まれた姿勢を固定するための止め具9を外面に備えて形成されている。この止め具9は、雌雄一対の面状ファスナー9a,9bで形成され、一方の面状ファスナー9aが両側壁の下部の対向位置に先端を開放して帯片状に設けられている。またこの一方の面状ファスナー9aを鈎着させるための他方の面状ファスナー9b(図3等参照)が蓋3の上面の両側に設けられている。
10(図9〜図11参照)は、プラスチック製の折畳みコンテナである。このコンテナ10は、側面のヒンジ部10aを介して長手方向の側面10bが内側に二つ折り状に形成され、短手方向の側面10cは内側に倒伏可能に形成されている。
本考案品は、単独で使用されるのでも良いが、運搬時の振動、衝撃から瓶等の収納物品を保護するため、通常、この種のコンテナ10に入れられて使用されるものである。従って、この実施形態の本考案品は、コンテナ10の縦横高さ寸法に合せて大きさが選定されている。
次に、この実施形態の本考案品の使用例を説明する。
先ず、使用者は、ワインボトル等の物品を収納して蓋3を閉める。蓋3は、一方の面状ファスナー4aと他方の面状ファスナー4bとが噛み合うことにより固定される。
次に、使用者は、図9に示されるように、折畳みコンテナ10に本考案品を入れる。そして、この状態で運搬し、運搬先で、例えば図10に示されるように、蓋3を開け、収納物品を取り出す。蓋3を開ける際は、取っ手8を利用して行う。
而して、本考案品の保管時は、図4等に示されるように、折目5(図1等参照)を介して折畳み、扁平化する。そして、使用者は、止め具9の一方の面状ファスナー9aを他方の面状ファスナー9bに鈎着して固定する。
以上の処において、上記の取っ手8は、単に帯片状(舌片状)に形成されているのでも良く、上例に限定されるものではない。また本考案は、上記の止め具9の構造も任意であり、例えば折畳み状態の本考案品を巻回して固定できるよう長い帯状に形成されているのでも良い。
1 周側壁
1a 一側壁
2 物品出し入れ用の口
3 蓋
4 面状ファスナー
4a 一方の面状ファスナー
4b 他方の面状ファスナー
8 取っ手

Claims (3)

  1. 柔軟質の断熱性面状材で箱形に、且つ周側壁を介して折畳み可能に形成され、上面の物品出し入れ用の口を閉塞する蓋が面状ファスナーで止め付け自在に形成されている折畳み式の保冷容器であって、上記の蓋が、一側壁の上辺に連ねて延長状に形成され、上記の面状ファスナーの一方が、蓋の形成されている一側壁以外の三側壁の上辺周りに設けられ、この一方の面状ファスナーに鈎着される他方の面状ファスナーが、蓋の裏面の対応位置に設けられ、蓋の開閉操作用の取っ手が、蓋の先端側の縁に突片状に設けられていることを特徴とする折畳み式の保冷容器。
  2. 請求項1記載の折畳み式の保冷容器であって、折り畳まれた姿勢を固定するための止め具を外面に備えて形成されていることを特徴とする折畳み式の保冷容器。
  3. 請求項2記載の折畳み式の保冷容器であって、止め具が、雌雄一対の面状ファスナーで形成され、一方の面状ファスナーが両側壁の下部の対向位置に先端を開放して帯片状に設けられ、この一方の面状ファスナーを鈎着させる他方の面状ファスナーが蓋の上面の両側に設けられていることを特徴とする折畳み式の保冷容器。


















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* Cited by examiner, † Cited by third party
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