JP3179588B2 - データ符号化装置及び方法 - Google Patents

データ符号化装置及び方法

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JP3179588B2 JP26610092A JP26610092A JP3179588B2 JP 3179588 B2 JP3179588 B2 JP 3179588B2 JP 26610092 A JP26610092 A JP 26610092A JP 26610092 A JP26610092 A JP 26610092A JP 3179588 B2 JP3179588 B2 JP 3179588B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ符号化、特にラン
レングス型のデータ符号化装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データの圧縮を達成するためのランレン
グス(可変長)データ符号化は、よく知られている。ラ
ンレングス符号化を含むシステムの例は、合同写真専門
家グループ(JPEG)によって提案され、現在国際標
準化機構によって検討されている。JPEG標準はコン
ピュータシステムの画像データの圧縮を目的としてい
る。画像データは、離散的コサイン変換によって空間周
波数領域に変換される。ac空間成分は、dc空間成分
とはきわだって異なる特性を持っている。ac空間成分
は、ランレングス符号化によって処理し、このデータ内
のゼロ値の長い連なり(ラン)を利用している。dc空
間成分はこのような特性を示さない。
【0003】JPEG標準では、acデータには下記の
語列に従った符号ワードを用いることが提案されてい
る。すなわち、 [ランレングス、サイズ]、[振幅] この場合、「ランレングス」とは、ゼロでない値の前に
継続するゼロの数である。「サイズ」とは、この非ゼロ
値を表すのに必要なビットの数である。「振幅」とは、
この非ゼロ値のことで、「サイズ」によって特定された
ものと等しいビット長を有する。いま、下記の画像デー
タのデータストリームについて考える。 ...0,0,0,7,0,0,0,0,0,0,1
1,0,0,0,...
【0004】中間部分に非ゼロ値である11の前に6個
のゼロが続いており、これは「ランレングス」=6とい
うように符号化される。非ゼロ値である11は、これを
表すのに4ビットを要するので、「サイズ」=4とな
る。「振幅」の値は11であり、2進法によって表すと
1011となる。このように、0,0,0,0,0,
0,11のビット列は[6、4][11]のように符号
化される。JPEG標準では、dcデータに対して下記
の語列に従った符号ワードを用いることを提案してい
る。すなわち [サイズ]、[振幅] 各データ値は、「サイズ」はその値を表すのに必要とな
るビット数に等しい値へと、また「振幅」はその値自体
へと個別に変換される。dcデータ値の5は、これを表
すのに3ビット必要であるから「サイズ」=3となる。
「振幅」は5に等しく、2進法では101となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】JPEG標準は、使用
する符号化フォーマットについて十分に記述している
が、このような符号化を実際どのようにして達成できる
のかを示してはいない。JPEG標準が当初から目指し
ているコンピュータの非実時間画像表示システムでは、
符号化の実施の問題は重大なものではない。コンピュー
タシステムでは、データをメモリに書き込み、あとで走
査して「ランレングス」と「サイズ」の値を別個に識別
している。
【0006】実時間ビデオシステムにおいて符号化を達
成する方法は、直接的ではない。ビデオシステムでの全
体的なビデオレートは、ビデオ表示のペースに合せるた
めに、毎秒約60フィールドの画像データを処理するこ
とを求めている。符号化ソフトウエアの制御によって動
作するコンピュータシステムを用いることは、このデー
タレートを維持するだけの処理速度を得られず、コンピ
ュータシステムによって提供される他の設備を不要にす
るので、費用のかかる解決方法である。従って、本発明
の課題は、高速な符号化を安価に行う符号化装置及び方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、第1
の観点によると、(1)入力データ値を並列にゼロ値検
出器、符号ワード発生器及び符号ワードビット長指示器
に供給する入力端子と、(2)このゼロ値検出器の出力
に対して並列に接続されたゼロランレングス計数器及び
符号化ステートマシンと、(3)符号データメモリとを
具え、該符号データメモリが、符号化ステートマシンの
制御によってゼロランレングス計数器からのゼロランレ
ングス値と、符号ワードビット長指示器からの符号ワー
ドビット長値と、符号ワード発生器からの符号ワードと
を受信し記憶するようにしたデータ符号化装置である。
【0008】本発明によって処理速度が十分に高く、し
かも比較的安価に所要の符号化を行う装置を構成するこ
とができる。JPEG標準の他の特徴は、「振幅」値が
正でも負でも処理しうるように符号化することである。
従って、本発明の好適実施例では、入力データ値が負の
ときは、符号ワード発生器によってデクリメントされ
る。データ値がマルチビットワードの形式にてデータ符
号化装置に供給されるとき、「振幅」値が全部のビット
幅を使用する場合は殆どないので、これらのワードの最
上位ビットは冗長になってしまう。従って、JPEG標
準では、「振幅」値の上位ビットを圧縮されたデータス
トリームに組み込むことが必要なときだけ「サイズ」値
を用いるようにしている。これらの「サイズ」値を最高
データレートで計算するために、本発明の実施例では、
符号ワードビット長指示器に、入力データ値を符号ワー
ドビット長に割振る(マッピングする)参照表を設けて
いる。
【0009】JPEG標準のブロック端または走査端符
号([0、0])は、この技法で達成できる圧縮の度合
を高める。全体的な性能を落とさずにこれらの特別な符
号を発生させることは、単純ではない。ゆえに、この入
力データ値を所定長のブロックにまとめる本発明の好適
実施例においては、符号化ステートマシンと接続したブ
ロック端指示器をさらに設けて、ブロック端符号を発生
させる。
【0010】必要なもう1つの特別な符号は、ゼロ値の
長いランを処理するための継続符号([15、0])で
ある。本発明の好適実施例では、ゼロランレングス計数
器を設け、この計数器がゼロ入力データ値を所定最大数
まで計数したとき、継続符号を発生させることによっ
て、この処理を行っている。
【0011】上述したように、本発明は高速のデータ符
号化を行うことによって、実時間のビデオデータの圧縮
をするシステムなどで使用するための主条件をみたす。
入力データ値は、これらがデータ符号化装置に送られる
毎に1つずつ処理され実時間でランレングス符号を発生
している。ところが、これによって後続する処理過程で
動作がある程度単純になるが、JPEG標準を完全に実
施しようとすると固有の問題が発生する。
【0012】データのブロック全体またはその終わりの
大部分が全部ゼロ値となっている場合を考える。このよ
うなデータを上述の単純な方法にて符号化すると、最後
の入力データ値のブロック端に達したときに、ブロック
端符号の前に1つ以上の継続符号が発生してしまう。こ
れでは、符号化効率が最良であるとはいえない。いくつ
かの介入する不必要な継続符号を発生させることなくブ
ロック端符号を挿入できるように、現在の値からブロッ
ク端までの値がすべてゼロであることをシステムが検出
できれば、一層大きな圧縮が達成されることになる。と
ころが、ブロックの最後の部分を表すデータが得られる
時には継続符号が既に発生しているため、この単純な方
法では、これは不可能である。データストリームの中
で、入力データ値がブロック端まで全部ゼロであること
を予見することは不可能である。従って、本発明の好適
実施例では、符号化したデータをメモリに入れる前にこ
れらを緩衝(一時蓄積)するパイプライン遅延ユニット
と、ブロック端指示器に応動するとともにパイプライン
遅延ユニットと結合してパイプライン遅延ユニット内の
符号化されたデータからブロック端符号と隣接する先行
継続符号を除去する手段とを設けることによって、実時
間動作を保持しつつ見せかけの継続符号が発生すること
を防止している。
【0013】これら付加した回路素子の動作を残りの回
路部分と関連して制御するために、本発明の好適実施例
では、符号化ステートマシンから導出され、有効ゼロラ
ンレングス値、符号ワードビット長値及び符号ワードが
発生している時に発生するクロック信号を使用し、その
時間に、パイプライン遅延ユニットおよびブロック端指
示器に応動する手段の動作を統合している。
【0014】本発明は、第2の観点によれば、(1)ゼ
ロ値検出器、符号ワード発生器及び符号ワードビット長
指示器に入力データ値を並列に供給するステップと、
(2)ゼロランレングス計数器及び符号化ステートマシ
ンをゼロ値検出器の出力に並列に結合するステップと、
(3)符号化ステートマシンの制御によって、ゼロラン
レングス計数器からのゼロランレングス値と、符号ワー
ドビット長指示器からの符号ワードビット長値と、符号
ワード発生器からの符号ワードとを符号データメモリに
受信させ、記憶させるステップとからなるデータ符号化
方法である。本発明の上述した、あるいはその他の目
的、特徴及び利点は、添付の図面を参照して行う以下の
実施例の詳細な説明によって明らかになろう。
【0015】
【実施例】図1から図5に示す実施例は、ac走査デー
タをJPEGフォーマットに符号化するために構成され
たものを示している。dc走査データの符号化はac走
査データに付属するものとみなす。図示した実施例は、
ランレングス計数器の動作を抑制し、「新符号」信号が
入力データ値に対してクロック周期毎に発生されるよう
にしてdcデータの走査にも適合したものにすることが
できる。
【0016】図1に戻って、16ビットの入力データ値
は端子2に入力される。該入力データ値はゼロ値検出器
4、符号ワードビット長指示器6及び符号ワード発生器
8に並列に供給される。ゼロ検出信号は、入力データ値
がゼロに等しいとき1となり、入力データ値がゼロでな
いときゼロとなる。符号ワードビット長指示器6は、P
ROMに記憶された参照表を具えており、入力データ値
を符号ワードビット長値にマッピングする。以後、符号
ワードの固定長符号をFLCで表す。符号ワードビット
長指示器6からの出力は、JPEG標準によって特定さ
れている「サイズ」値に対応し、4ビットの幅を持って
いる。
【0017】符号ワード発生器8は、入力データ値が負
のとき、入力データ値をデクリメントすることによって
符号化を行い、各入力データ値から16ビットの固定長
符号(FLC)を発生する。ゼロ値検出器4からのゼロ
検出信号出力は、ランレングス計数器10および符号化
ステートマシン12に供給される。ゼロ検出信号が1の
ときは、ランレングス計数器10が現在の値を1だけイ
ンクリメントし、符号化装置はつぎの入力データ値に進
む。ゼロ検出信号がゼロのときは、これがトリガとなっ
て符号化ステートマシン12が「新符号」信号を値1に
よって発し、ランレングス計数器はインクリメントされ
ない。
【0018】「新符号」信号とクロック信号との論理積
がゲート14によって形成され、「ゲートクロック」信
号となって、符号データメモリ16に記憶される。「ゲ
ートクロック」信号を受信すると、符号データメモリ1
6は、ランレングス計数器10、符号ワードビット長指
示器6及び符号ワード発生器8によって現に出力されて
いる現在値を読み取る。すなわち、符号データメモリ1
6は[ランレングス、サイズ]、[振幅]のワード対を
記憶する。「ゲートクロック」信号によってこのような
動作がトリガされない限り、この符号データメモリ16
はこれに入力される値を無視することになる。符号化ス
テートマシン12は、ここで「計数値クリア」信号を発
してランレングス計数器10をリセットする。
【0019】ランレングス計数器10に記憶されている
値が15になり、さらにゼロ入力データ値が受信される
と、符号化ステートマシン12は「新符号」信号を発生
する。この状態において、本データ符号化装置は[1
5、0]の継続符号を発生させるようにトリガする。こ
の符号はランレングス計数器10内に記憶された値15
と、現在のゼロ入力データ値から符号ワードビット長指
示器6により参照表から導出されたゼロ値とから成って
いる。4ビットのランレングス計数器10は、次に位置
するゼロ値に戻される。
【0020】走査計数器24は、すでに符号化されたa
cデータの現在のブロック内のデータ値の数を計数す
る。最後の入力データ値に達すると、最終走査サンプル
信号は「1」になる。これによって符号化ステートマシ
ンは、現在のサンプル値がゼロである場合は直ちに、あ
るいは現在のサンプル値がゼロでない場合でも最後のデ
ータ符号が発せられた後のいずれかにブロック端符号
([0、0])を発するようにトリガされる。この符号
は、[0、0]挿入信号の制御のもとに動作する。マル
チプレクサ(MUX)17によって並直列変換されてデ
ータストリームとなる。それ以外のすべての場合には、
マルチプレクサ17は、ランレングス計数器10および
符号ワードビット長指示器6からの「ランレングス」お
よび「サイズ」を通過させる。
【0021】
【表1】
【0022】表1に用いられている符号の意味は、次の
とおりである。 A=ac走査データ B=最終走査サンプル信号 C=ゼロ検出信号 D=計数値15信号 E=計数値クリア信号 F=ランレングス計数値 G=「新符号」信号 H=フィールド(符号データ)メモリに書き込まれたワ
ード[ランレングス、サイズ] I=フィールドメモリに書き込まれたFLC(固定長符
号) J=符号化ステートマシンが占めるステート(状態)
【0023】表1は、入力データストリームを符号化す
る間図1のデータ符号化装置内における様々な点からの
信号値の例を示している。この例では、5個の標準的な
符号、ブロック端符号及び継続符号を示している。符号
化ステートマシン12の現在のステートを示すコラムJ
は、ステートが文字A、B、C及びDによって表されて
おり、符号化ステートマシン12が異なるステートにあ
ることを示している。ステートCはゼロ入力データ値を
受信した状態に対応し、この状態でランレングス計数器
10がインクリメントされる。ステートAはゼロでない
入力データ値を受信した状態に対応し、この状態で「新
符号」信号を発するようトリガされる。ステートB及び
Dは、ブロック端符号及び継続符号がそれぞれ直ちに発
生される状態に対応する。
【0024】図2は、図1に示す実施例の動作を図式的
に示したものである。現在の入力データ値がゼロかどう
かの試験はステップ18に示す。この回答がノーであれ
ば、符号化ステートマシン12はステートAになり、
「計数値クリア」信号及び「新符号」信号をステップ1
8に戻る前に発生する。ステップ18での試験結果がイ
エスであれば、ステップ20で現在のブロックが終わり
になったかどうかを試験する。現在のブロックが終わり
になると、符号化ステートマシン12はステートBに入
り、「計数値クリア」信号、「新符号」信号及びブロッ
クの終わりを示すブロック端符号をステップ18に戻る
前に発生する。ステップ20における試験の結果がノー
であれば、制御はステップ22に移される。
【0025】ステップ22では、これまで受信してきた
ゼロ入力データ値が15に達したか否かを調べる。この
答えがノーのときは、ランレングス計数器10は、ステ
ップ18に戻る前にステートCに入り、符号化ステート
マシン12によってインクリメントされる。ステップ2
2の答えがイエスのときは、「新符号」信号が発生され
て継続符号が発生され、符号化ステートマシンはステー
トDに入る。ステートDでは、最も新しい受信ゼロ値に
よりインクリメントされ、記憶されている次のゼロ値に
戻るので、ランレングス計数器10をクリアする必要は
ない。
【0026】図3は、本発明データ符号化装置の第2実
施例を示す。図3の構成要素のうち、図1のものと対応
するものは、同一の参照符号が付けられ、同様に動作す
るものとする。図3の実施例の図1の実施例との主要な
相違点は、構成要素26、28、30、32、34から
なるパイプライン遅延ユニットと、ブロック端調整ステ
ートマシン36とを導入している点である。パイプライ
ン遅延ユニット26、28、30、32、34は、ラン
レングス計数器10、符号ワードビット長指示器6及び
符号ワード発生器8による発生値と、それらの符号デー
タメモリ16の入力端への到達との間に4ワード分の遅
延を導入する作用がある。
【0027】ゲート14によって形成される「ゲートク
ロック」信号は、パイプライン遅延ユニットの構成要素
である各レジスタ(REG)26,28,30,32及
び34に供給される。この信号は、有効ランレングス符
号が入力端に現れている時点でのみ、レジスタが新しく
発生した符号を読み、パイプラインに沿って現在記憶さ
れている符号を進めるようレジスタを制御する。「ゲー
トクロック」信号は、4倍レジスタ(4×REG)34
を介してブロック端調整ステートマシン36に供給され
る。この「ゲートクロック」信号によって、ブロック端
調整ステートマシン36は、新しいランレングス符号の
発生とこれらの符号をパイプライン遅延ユニット26、
28、30、32、34を通じて進行させることとを統
合するように、「書き込み許可」信号の再評価を行う。
【0028】レジスタ26はマルチプレクサ(MUX)
を兼ね、符号化ステートマシン12によって発生された
ブロック端符号([0、0])をデータストリームに並
直列変換するとともに、このような符号があるかどうか
を調べ、その結果をブロック端調整ステートマシン36
に供給する。ここで、マルチプレクサ兼レジスタ26に
よってブロック端符号が検出されると、レジスタ28、
30、32に記憶された値が継続符号([15、0])
であるかどうかが試験される。ブロック端調整ステート
マシン36は、符号データメモリ16に不要な継続符号
が記憶されるのを抑制するのに必要な期間だけ、「書き
込み許可」信号を0にする。
【0029】除去すべき継続符号は、ブロック端符号に
隣接する連続したランとして存在するものであることに
注意する必要がある。従って、1個、2個または3個の
継続符号が除去されることもある。1個の継続符号が除
去される場合、これはレジスタ28にあるのでなければ
ならない。レジスタ28および30にある符号がともに
継続符号でないときレジスタ32から継続符号を除去す
ることは正しくない。なぜならこの場合、レジスタ内の
継続符号は有効であり、データの正確な符号化のため実
際に必要だからである。同様に、2個の継続符号が除去
される場合、これらはレジスタ28及び30にあるもの
でなければならない。
【0030】
【表2】
【0031】表2における符号の意味は、次のとおりで
ある。 A=発生した[ランレングス、サイズ]の符号ワード B=発生したFLC C=ブロック端符号信号 D=制御符号1信号 E=制御符号2信号 F=制御符号3信号 G=書き込み許可信号 H=フィールド(符号データ)メモリに書き込まれた
[ランレングス、サイズ]符号ワード I=フィールドメモリに書き込まれたFLC J=除去された継続符号(「*」印の付いたもの)
【0032】表2は、図3の実施例の動作を示すもので
ある。表2の例は、ブロック端符号の発生に先だって書
き込み許可信号を適切に切り替えることによって3個、
2個及び1個の不要継続符号を除去する動作を示してい
る。図3の実施例のその他の動作は、表1に示したとお
りである。
【0033】図4は、第3の実施例の一部分を示してい
る。図3の実施例と比較すると、ランレングス計数器1
0及びブロック端調整ステートマシン36の機能が符号
化ステートマシン12と一緒に統合され、上述の構成素
子のすべての機能をもつ制御ステートマシン40となっ
ている。パイプライン遅延ユニットは、8ビットのレジ
スタ42及び9ビットの3個のレジスタ44、46、4
8から成る。9ビットレジスタ44、46、48におけ
る余分なビットはこの9ビットレジスタの残りの8ビッ
ト内のデータが、フィールド(符号データ)メモリ16
に記憶すべき有効なデータか否かを示すフラグとして機
能する。ブロック端に達すると、9ビットレジスタ4
4、46、48のフラグは、有効なデータが介在するこ
となくブロック端に隣接しているゆえに無視すべき継続
符号を含んでいるかどうかに応じて設定される。
【0034】図1及び図3の実施例ではゲートクロック
をフィールドメモリ16への書き込みを制御するのに用
いた。このような方法は、ゲートクロックの動作を正確
にするために信号のタイミングを調整しうる別個の構成
素子を用いるときに、十分な結果を得る。高度に集積さ
れたもの(例えば、特定用途向け集積回路(ASI
C))を用いるときは、信号のタイミングを調整してゲ
ートクロックの動作を正確にする能力が失われ、この方
法はもはや適切ではなくなる。
【0035】図4の実施例においては、フィールドメモ
リ16は、ANDゲート50からのすべての符号につい
て標準クロック信号及び書き込み許可信号の供給を受け
ている。このANDゲート50は、制御ステートマシン
40からのクロック許可信号「新コード」と、9ビット
レジスタ48から現在出力されているフラグビットを反
転したものとを論理的に結合する。こうすると、信号タ
イミングに対する厳格な要件はなくなる。
【0036】図5は、図4の制御ステートマシン40の
動作を示す流れ図である。現在入力されているAC走査
データがゼロ値かどうか、およびデータブロック端に達
しているかどうかをそれぞれ示すゼロ検出信号及び最終
走査サンプル信号の入力に応じて、制御ステートマシン
40は、開始ステート52からステート54、56、5
8へと移動する。非ゼロ値が入力されたときは、該ステ
ートマシンは、[ランレングス、サイズ]とFLCの符
号ワード対の発生を開始するためにステート60、6
2、64のうちの1つに入る。非ゼロ値の前にどれだけ
ゼロ値が先行しているかに応じて[0]、[1]、・・
・、[15]で表される「ラン」の適切な値が図4の8
ビットレジスタ42に対しランレングスの値として出力
される。さらに、クロック許可信号「新コード」がハイ
の状態にされ、可変「ラン」値がゼロにリセットされ
る。
【0037】16個の連続するゼロ値をもつAC走査デ
ータ値が受信されると、ステート58に入り、継続符号
[15、0]が発生され、「ラン」値がインクリメント
される。ステップ66、68及び70のうちの1つにて
ブロック端符号が検出されると、本システムはステップ
72に移行し、可変「ラン」の値を調べる。「ラン」の
値に応じて、本システムはステート74、76、78ま
たは80のうちのひとつに入る。これらのステート7
4、76、78及び80において、「ラン」の値は
[0]によって表されるようにゼロに設定され、クロッ
ク許可信号「新コード」が現われ「ラン」の値がゼロに
リセットされる。
【0038】ステップ72によって決定される「ラン」
の値は、ブロック端に対して継続符号[15、0]がい
くつ先行しているかを示すものである。「ラン」がゼロ
のときは、変数RM1、RM2、RM3はすべて、図4
の9ビットレジスタ44、46、48のいずれにも継続
符号が存在しないことを示すゼロに設定される。従っ
て、9ビットレジスタ44、46、48の各フラグは、
なお有効である。1つの継続符号がブロック端符号に先
行しているときは、ステップ72において「ラン」は1
に等しくなり、RM1が1に設定され図4のフィールド
メモリ16に継続符号が記憶されるのを禁止する。RM
1、RM2、RM3の値は、「ラン」の値が0、1、2
または3であるかに応じてそれぞれ0,0,0;1,
0,0;1,1,0;1,1,1に設定される。9ビッ
トレジスタ44、46、48の有効ビットがこのように
設定されると、図4の制御ステートマシン40はリセッ
ト状態に戻り、次のブロックの復号処理を開始する。添
付の図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に説明し
てきたが、本発明はこれらの特定の実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨に沿って当業者が様々に変
更しうるものである。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、データの高速符号化が
効率的に安価に行われ、ビデオシステムに求められる高
い処理速度に対応することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施例の動作を示す流れ図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の第3実施例の一部分を示すブロック図
である
【図5】図4の実施例の動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
2 入力端子 4 ゼロ値検出器 6 符号ワードビット長指示器 8 符号ワード発生器 10 ゼロランレングス計数器 12 符号化ステートマシン 16 符号データメモリ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−87471(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/41 - 1/419 H03M 7/46 H04N 7/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データ値を並列にゼロ値検出器、符
    号ワード発生器及び符号ワードビット長指示器に供給す
    る入力端子と、 上記ゼロ値検出器の出力に並列に接続されたゼロランレ
    ングス計数器及び符号化ステートマシンと、 符号データメモリとを具え、 上記符号データメモリが、上記符号化ステートマシンの
    制御によって動作し、上記ゼロランレングス計数器から
    のゼロランレングス値と、上記符号ワードビット長指示
    器からの符号ワードビット長値と、上記符号ワード発生
    器からの符号ワードとを受信し記憶することを特徴とす
    るデータ符号化装置。
  2. 【請求項2】 入力データ値をゼロ値検出器、符号ワー
    ド発生器及び符号ワードビット長指示器に並列に供給す
    ること、 上記ゼロ値検出器の出力にゼロランレングス計数器及び
    符号化ステートマシンを並列に結合すること、 上記符号データメモリに、上記符号化ステートマシンの
    制御によって上記ゼロランレングス計数器からのゼロラ
    ンレングス値と、上記符号ワードビット長指示器からの
    符号ワードビット長値と、上記符号ワード発生器からの
    符号ワードとを受信させ、記憶させることの各ステップ
    を含むデータ符号化方法。
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