JP3179575U - 攪拌機 - Google Patents

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博章 市川
和史 佐藤
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Abstract

【課題】攪拌する液を収容する容器を傷めず、しかも、安全に使用できる簡単な構造の攪拌機を提供する。
【解決手段】液中に挿入されて上端に蓋5、下端に孔6が形成され、途中に窓4が形成された比較的薄肉の周面を有する円筒体3であり、蓋5の中心に駆動用の軸7を取り付け、軸7を駆動することで円筒体3を回転させ、円筒体3内の液を窓4から放出して孔6から吸い込むことで液を攪拌する。
【選択図】図1

Description

本考案は、種々の液体を攪拌、混合する攪拌機に関するものである。
液中に挿入されて攪拌、混合する攪拌機としては、羽根を有するミキサー状のものが普通であるが、これは液を収容する容器内に固定的に設けられているものが多い。攪拌機には液の使用直前に再度攪拌したり、洗浄したりするために必要に応じて使用するものもあるが、このような攪拌機には手でもって操作するハンディタイプのものが便利である。ハンディタイプの攪拌機は部分的に攪拌することが多いから、羽根状のものがあると、容器に接触したりして危険でもある。
この目的の下に使用される攪拌機が下記特許文献1に示されている。これは羽根を有せず、また、角を有しない円筒体をしているものであり、仮に容器等に接触したりしても、比較的安全である。しかし、攪拌機を構成する主体(ボス)内に専用の流路を設けたりして構造が非常に複雑なのが難点である。
また、特許文献2に示されるものもそうである。しかし、これは外径が多角形をしていて内部が円形の空洞を有する底開きのものであり、多角形の面に孔があいているものである。そして、多角形を回転させると、底面から液を吸い込んで孔から排出して攪拌する機能を有するものである。しかし、この先行例のものは、ボスが多角形をしており、回転させるのに抵抗があるとともに、孔も多角形の特定の位置に設ける必要があって、製作コストが高くつく。
特許第4418019号公報 特開平05−154368号
本考案は、きわめて簡単な構造をしており、安価に製造できるとともに、その割りには十分な攪拌機能を有するものにしたものである。
以上の課題の下、本考案は、請求項1に記載した、液中に挿入されて上端に蓋、下端に孔が形成され、途中に複数の窓が形成された比較的薄肉の周面を有する円筒体であり、蓋の中心に駆動用の軸を取り付け、軸を駆動することで円筒体を回転させ、円筒体内の液を窓から放出して孔から吸い込むことで液を攪拌することを特徴とする攪拌機を提供したものである。
上記した考案によると、円筒体(ボス)に形成された専用の流路といえば、窓くらいのものでるあるが、窓に充満している液は円筒体の回転に伴って遠心力を受け、確実に放出される。それに伴い、液は下端の孔から吸い上げられて円筒体に充満する。この点で円筒体周辺の液は孔から円筒体、円筒体から円筒体外へと循環し、結果として攪拌される。
さらに、この考案は上記した作用にベンチュリ効果が加重するものになっている。つまり、円筒体の内外の周面近くには、液の摩擦係数によって伴流が発生する。この伴流は円筒体の径によって外側伴流の方が内側伴流よりも流速が速い。したがって、円筒体の周面の内外では圧力差が生じ、外周側は内周側よりも圧力が低い。となると、この圧力差は内周側から外周側に液が放出されるのを補助し、結果として窓から放出される液の放出効果が高い。この点で、構造が簡単な割りには機能が高い。
攪拌機の一部断面側面図である。 攪拌機の平面図である。 図1のAーA断面図である。 攪拌機の他の例を示す側面図である。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は攪拌機の一部断面側面図、図2は平面図、図3は図1のA−A断面図であるが、この攪拌機は内部が空間1の薄い周面2を有する円筒体3を主体とするものである。そして、周面には窓4が形成されている。この窓4の位置や形状、数については制限はないが、四等分の位置に周面2と窓4とが大体同じだけの容積を占めるのが好ましい。なお、本例の窓4の切り口は中心を通る線に平行にしているが、これは機械加工を考えてのもので、中心に向かうものにしてもよい。さらに、場合によっては一つの円筒体3に複数段の窓4を形成してもよい。
図3は図1のA−A断面図であるが、円筒体3の上端は蓋5をし、底には孔6を開けておく。そして、蓋5の中心に駆動用の軸7が取り付けられており、軸7をハンディタイプのドリル等のチャック等で銜え、円筒体3を攪拌しようとする液中に浸して回転させる。すると、円筒体3は回転するから、少なくとも、窓4に充満している液も回転して遠心力を受けて外に放出される。この放出により、円筒体3の内部の圧力が下がり、孔6から液を吸入し、この現象を繰り返して液を攪拌することになる。このとき、孔6の部分の周面2の内周に内側に突出させたインナーフランジ8を設けておけば、孔6の面積が減少し、液の吸入速度が高まる。
なお、蓋5にも孔9を開けておけば、この孔9からも液を吸入し、攪拌効率が上がる。この底の孔6と蓋5の孔9を併存させれば、液の流入力によって軸7にかかる応力が相殺され、軸7が折損する事態が少なくなる利点がある。この場合、液は深さによって密度が違うから、孔6、9を底と蓋とに設けておけば、吸い込む液の密度が違い、中で混合されて平均した(中間の)密度になる。この密度の液が窓4から吐出されると、吐出された液はこれと等しい密度の液位に落ち着く、所謂、密度流となって遠くまで拡散し、結果的に攪拌能力を高める。
以上に加えて、本考案では、周面2の内部は空間1であるものの、その内外面の近くには摩擦抵抗による伴流が存在する。この場合、外側伴流10は径の関係で内側伴流11よりも流速が速い。したがって、周面2の外側の液の方が内側の液の方よりも圧力が低い。このため、ベンチュリ効果を奏し、窓4から放出される液の放出効果が高い。
以上は本考案の基本的な形態であるが、本考案はこの他に種々改変された形態をとることがある。図4はその一例であるが、円筒体を連結軸12によって二段(三段以上であってもよい)に連続させたものである。これによると、攪拌効果は更に効率のよいものとなる。
1 空間
2 周面
3 円筒体
4 窓
5 蓋
6 底の孔
7 軸
8 インナーフランジ
9 蓋の孔
10 外側伴流
11 内側伴流
12 連結軸

Claims (5)

  1. 液中に挿入されて上端に蓋、下端に孔が形成され、途中に窓が形成された比較的薄肉の周面を有する円筒体であり、蓋の中心に駆動用の軸を取り付け、軸を駆動することで円筒体を回転させ、円筒体内の液を窓から放出して孔から吸い込むことで液を攪拌することを特徴とする攪拌機。
  2. 窓が円筒体に何段か及び/又は複数設けられている請求項1の攪拌機。
  3. 蓋にも液を吸い込む孔が設けられている請求項1又は2の攪拌機。
  4. 円筒体の下端に円筒体の内周よりも突出したインナーフランジが形成されている請求項1〜4いずれかの攪拌機。
  5. 請求項1〜4いずれかの攪拌機が直列に何段か積み重ねられている攪拌機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015047540A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 株式会社石井鐵工所 遠心撹拌体
WO2020050185A1 (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 田中ホールディングス株式会社 液体撹拌装置
JP2020157180A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 田中ホールディングス株式会社 液体撹拌装置

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