JP3179333U - 燃費向上部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】微粒子化されたラジウム鉱石と粒子化されたラジウム鉱石の相互作用により多量に発生させたマイナスイオンを、バッテリーの負極に供給して、エンジンの燃費を飛躍的に向上させることが可能な燃費向上部材を提供する。
【解決手段】エンジンの燃費を向上させる燃費向上部材1であって、ラジウム鉱石の微粒子10aを封入した、耐熱性の長尺袋体10と、ラジウム鉱石の粒子11aを封入した、耐熱性の小袋体11と、前記長尺袋体10の上面に前記小袋体11を配置した状態で、当該長尺袋体10と当該小袋体11とを密封した、金属製のシート材12とを備える。さらに、前記シート材12を密封した、耐熱性の樹脂発泡シート材13とを備え、バッテリーの負極の上面に、前記樹脂発泡シート材13と前記シート材12と前記長尺袋体10と前記小袋体11との順番で配置されるように、前記バッテリーの負極に固定される。
【選択図】図1

Description

本考案は、燃費向上部材に関し、詳しくは、微粒子化されたラジウム鉱石と粒子化されたラジウム鉱石の相互作用により多量に発生させたマイナスイオンを、バッテリーの負極に供給して、エンジンの燃費を飛躍的に向上させることが可能な燃費向上部材に関する。
従来より、自動車、トラック等の走行装置に備えられた内燃装置の燃費を向上させる技術は、数多く存在する。
例えば、特開平11−2159号公報(特許文献1)には、両面を、所定形状に形成した塩化ビニール等で製作して、外被(1)とした反応シート(A)の内部に、トルマリン石の粉体(結晶体)及び炭素の粉体(結晶体)を融合し、固定体(シリコン等ゴム質、プラスチック質)等の素材でプレート化した融合体(2)を収納して、用途に応じた形状に形成したエネルギー融合と燃費の向上方法が開示されている。前記エネルギー融合と燃費の向上方法は、トルマリン石の持つ電気特性と、炭素の持つ電気誘導特性を融合させることにより、マイナスイオン電子放出力の増大と、化石燃料の活性化による燃費の向上と、更には窒素酸化物、その他の有害物質の減少及び通電力の向上と電力消費量の減少を可能としている。前記外被(1)は、例えば、燃料タンク、ガスボンベへ張り付けたり、並列電線及び丸型電線の外被に使用したりすれば、内部の燃料をマイナスイオン化して、燃料を活性化して燃費及び通電力を向上させることが可能となるとしている。
又、特開2003−343366号公報(特許文献2)には、マイナスイオン発生物質と、遠赤外線発生物質と、放射線発生物質とを有することを特徴とする内燃機関の燃焼促進組成物が開示されている。全体の構成として、袋体は、外側から、アルミニウム蒸着フィルム層と、グラスウール層と、アルミニウム蒸着フィルム層とで構成されている。前記袋体内には、マイナスイオン発生物質であり、かつ遠赤外線発生物質であるトルマリン粉粒体と、放射性物質としての安全性の高い市販されているモナズ石粉粒体と、セラミック粒とが均一に混合されて封入されている。これらの混合物の略中間には、芯材としてのグラスウールシートが挿入されている。これにより、常温から高温まで全ての温度領域で内燃機関に供給する燃料及び空気を活性化することが出来るので、燃焼効率を向上させることが出来るとともに、有害排気ガス(NOx、CO2、HC)の低減化を効率よく図ることが出来るとしている。
又、実用新案登録第3120944号公報(特許文献3)には、トルマリン微粉体をアルミ箔で包み込み薄い帯状に成形したことを特徴とする内燃機関の吸気改善器具が開示されている。前記吸気改善器具は、狭いエンジンルーム内に取り付け可能であるように薄く成形され、更に、円形や角形の吸気管の外部に取り付けることが可能なように帯状に成形されている。これにより、燃費を向上させたり、加速性能が向上して、アクセルを踏み込んだ時に運転者に出足が良いという実感を与えたりすることが可能となるとしている。
又、特開2007−80805号公報(特許文献4)には、自動車、電気製品(部品)、などの使用時にアース電位となるべき部位に、マイナスイオン発生物質(トルマリン鉱石の粉末など)を、塗布又は密着又は混入する方法が開示されている。これにより、自動車においては、動力(エンジン・モーター)性能の向上、燃費性能の向上、バッテリー性能の向上、音響製品の音質の改善、静粛性の向上、より滑らかなサスペンション性能が得られ、電気製品においては、雑音の低下及び各種性能の向上、電気消費量の低下などが得られるとしている。
又、特開2011−179490号公報(特許文献5)には、エンジンの近傍に設置されるバッテリー、エアクリーナー、マフラーに貼着される厚さ寸法1〜3ミリメートル、表面積9〜400平方センチメートルの可撓性貼着シートが開示されている。前記可撓性貼着シートは、天然鉱石パウダーと合成ゴム・合成樹脂材料との混錬物で構成され、天然鉱石パウダーは、粒径0.5〜50ミクロンの天然鉱石パウダーである。前記天然鉱石パウダーの内訳は、ブラックシリカ0.5〜3重量%、セラストーン3〜10重量%、千枚岩2〜5重量%、オネガ石3〜8重量%、医王石2〜5重量%、ゲルマニウム鉱石0.5〜2重量%、チタン0.5〜2重量%、ジルコニウム0.5〜5重量%、ラジウム鉱石1〜5重量%、水晶0.3〜2重量%、貝化石1〜3重量%で構成される。又、前記合成ゴム・合成樹脂材料は、NBR(合成ゴム)20〜35重量%、ポリエチレン10〜15重量%、ハイトロン5〜15重量%、ゼオライト20〜30重量%で構成される。これにより、前記可撓性貼着シートから発せられる微量放射線、マイナスイオン、遠赤外線、黒体放射、テラヘルツ放射などの放射エネルギー(光量子エネルギー)に基づき、エンジンに吸気される空気中の酸素濃度が高まり、且つ、電気の抵抗値が軽減されて電気の伝導率が高まることでエンジンの燃焼効率が向上する。そして、燃料の消費量が削減され、CO(一酸化炭素)、HC(炭化水素)、その他CO2(二酸化炭素)、NOx(窒素酸化物)などの環境汚染物質の発生を抑制出来るという優れた効果を発揮するとしている。
特開平11−2159号公報 特開2003−343366号公報 実用新案登録第3120944号公報 特開2007−80805号公報 特開2011−179490号公報
しかしながら、上述した特許文献1−5に記載の技術では、使用条件によって効果にばらつきがあったり、十分な効果が得られなかったりする問題があった。
そこで、本考案は、前記問題を解決するためになされたものであり、微粒子化されたラジウム鉱石と粒子化されたラジウム鉱石の相互作用により多量に発生させたマイナスイオンを、バッテリーの負極に供給して、エンジンの燃費を飛躍的に向上させることが可能な燃費向上部材を提供することを目的とする。
本考案者は、鋭意研究を重ねた結果、本考案に係る新規な燃費向上部材を完成させた。
本考案に係る燃費向上部材は、エンジンの燃費を向上させる燃費向上部材であって、以下の構成を採用する。即ち、前記燃費向上部材は、粒子径が0.1μm〜1000μmの範囲内であるラジウム鉱石の微粒子を封入した、耐熱性の長尺袋体と、粒子径が0.1mm〜5.0mmの範囲内であるラジウム鉱石の粒子を封入した、前記長尺袋体の長手方向のサイズよりも小さいサイズである耐熱性の小袋体と、前記長尺袋体の上面に前記小袋体を配置した状態で、当該長尺袋体と当該小袋体とを密封した、金属製のシート材と、前記シート材を密封した、耐熱性の樹脂発泡シート材とを備える。そして、前記燃費向上部材は、前記エンジンに電力を供給するバッテリーの負極の上面に、前記樹脂発泡シート材と前記シート材と前記長尺袋体と前記小袋体との順番で配置されるように、前記バッテリーの負極に固定されることを特徴とする。
又、前記ラジウム鉱石から発生するマイナスイオンの数が、2000個/cc以上であるよう構成することが出来る。
又、前記ラジウム鉱石が、バドガシュタイン鉱石であるよう構成することが出来る。
又、前記燃費向上部材をバッテリーの負極に固定させた走行装置として提供することも出来る。
本考案に係る燃費向上部材によれば、微粒子化されたラジウム鉱石と粒子化されたラジウム鉱石の相互作用により多量に発生させたマイナスイオンを、バッテリーの負極に供給して、エンジンの燃費を飛躍的に向上させることが可能となる。
本考案に係る燃費向上部材のA−A線断面平面図の一例を示す図と、B−B線断面正面図の一例を示す図である。 本考案に係る燃費向上部材の固定状態における断面正面図の一例を示す図である。 本考案に係る燃費向上部材の製造方法の一例を示す第一の図である。 本考案に係る燃費向上部材の製造方法の一例を示す第二の図である。 本考案に係る燃費向上部材の固定状態の一例を示す図である。
以下に、添付図面を参照して、本考案に係る燃費向上部材の実施形態について説明し、本考案の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本考案を具体化した一例であって、本考案の技術的範囲を限定する性格のものではない。
<燃費向上部材>
本考案に係る燃費向上部材は、エンジン(内燃装置)の燃費を向上させる燃費向上部材1であって、図1、図2に示すように、長尺袋体10と、小袋体11と、シート材12と、樹脂発泡シート材13とを備える。
ここで、前記長尺袋体10は、粒子径が0.1μm〜1000μmの範囲内であるラジウム鉱石の微粒子10aを封入しており、耐熱性である。又、前記小袋体11は、粒子径が0.1mm〜5.0mmの範囲内であるラジウム鉱石の粒子11aを封入しており、前記長尺袋体10の長手方向のサイズよりも小さいサイズで、耐熱性である。
更に、前記シート材12は、前記長尺袋体10の上面に前記小袋体11を配置した状態で、当該長尺袋体10と当該小袋体11とを密封しており、金属製である。そして、前記樹脂発泡シート材13は、前記シート材12を密封しており、耐熱性である。
このような構成において、本考案に係る燃費向上部材1は、前記エンジンに電力を供給するバッテリー20の負極21の上面に、前記樹脂発泡シート材13と前記シート材12と前記長尺袋体10と前記小袋体11との順番で配置されるように、前記バッテリー20の負極21に固定されることを特徴とする。
これにより、微粒子化された(粉体状の)ラジウム鉱石10aと、粒子化された(粗目状の)ラジウム鉱石11aの相互作用により、多量のマイナスイオンを発生させることが可能となり、当該マイナスイオンを前記バッテリー20の負極21に供給して、エンジンの燃費を飛躍的に向上させることが可能となる。
即ち、前記燃費向上部材1を前記バッテリー20の負極21に固定した後に、前記エンジンを駆動させると、当該エンジンの振動又はこれを備えた走行装置(例えば、自動車)の走行により、前記燃費向上部材1の長尺袋体10と小袋体11とが頻繁に微振動する。
すると、内側の長尺袋体10におけるラジウム鉱石の微粒子10aは、他のラジウム鉱石の微粒子10aと頻繁に衝突する。又、外側の小袋体11におけるラジウム鉱石の粒子11aも、同様に、他のラジウム鉱石の粒子11aと頻繁に衝突する。
ここで、前記ラジウム鉱石は、前記衝撃によりマイナスイオンを発生する性質(電気石的な性質)があるため、前記衝突により、多量のマイナスイオンが発生することになる。
又、前記バッテリー20の負極21の上面には、先ず、前記長尺袋体10が配置され、次に、前記小袋体11が配置される構成である。そのため、前記長尺袋体10におけるラジウム鉱石の微粒子10aが、その粒子径の細かさにより、マイナスイオンを均等に発生させる。更に、前記小袋体11におけるラジウム鉱石の粒子11aが、その粒子径の粗さにより、マイナスイオンを局所的に強く発生させる。このような形態で発生したマイナスイオンが、前記バッテリー20の負極21に多量に、且つ、効果的に照射されることになる。
そして、多量のマイナスイオンが前記バッテリー20の負極21に照射されると、当該負極21近傍の部材に存在する静電気を中性化して、当該負極21に流れる電流の流れを円滑にして強化する。
ここで、前記静電気は、特に、前記エンジンの振動による空気の摩擦やシリンダ内のピストンの摩擦等で定常的に発生するものであり、前記電流の流れを阻害すると言われている。
そこで、前記静電気をマイナスイオンで中和することで前記電流の流れを円滑にし、当該電流により駆動する部材の性能を向上させる。
例えば、前記円滑化された電流を用いてエンジンのスパークプラグを点火すると、当該スパークプラグの点火が確実となり、失火(ミスファイア)を防止することが可能となる。又、前記静電気が中和されると、前記エンジンにおけるシリンダ内のピストンの駆動が円滑になり、エンジンの回転数を低めに抑えることが可能となる。
このように、前記電流で駆動する部材の性能が向上することで、前記エンジンの燃費を向上させることが可能となる。
又、前記燃費向上部材1は、ラジウム鉱石の微粒子10a、粒子11aを、前記長尺袋体10と、前記小袋体11と、前記シート材12と、前記樹脂発泡シート材13とで実質的に三重に覆う構成としている。これにより、前記燃費向上部材1の外表面が何らかの原因で破れたとしても、前記ラジウム鉱石の微粒子10a、粒子11aの飛散を確実に防止することが可能となる。
更に、前記バッテリー20近傍の温度は、前記エンジンの駆動により、通常、高温(例えば、120度〜200度)となる。そのため、前記シート材12の外表面を樹脂発泡シート材13で被覆しておくことで、出来るだけ内部への伝熱を阻害して、前記燃費向上部材1の破れを防止する。
ここで、前記長尺袋体10と前記小袋体11とに封入されるラジウム鉱石の種類は、マイナスイオンを発生する能力があるラジウム鉱石であれば、特に限定は無い。例えば、マイナスイオンの多量な発生能力を考慮すると、バドガシュタイン鉱石が好ましい。
又、前記ラジウム鉱石のマイナスイオンの発生能力は、当該ラジウム鉱石であれば、その種類に寄らず、多量のマイナスイオンを発生するため、特に限定は無い。例えば、燃費向上の確実性と品質維持とを考慮すると、市販の鉱石用マイナスイオン測定器(COM−3010PRO)の検知部を前記ラジウム鉱石に当てた場合にマイナスイオンの数が2000個/cc(ions/cm)以上であると好ましく、4000個/cc以上であると更に好ましい。尚、マイナスイオンの数の単位である個/cc(ions/cm)は、単位容積(1cm)当りの毎秒時のイオン個数を示す。
前記マイナスイオン測定器は、所定の検知部で空気中のマイナスイオン(マイナス電荷)を持った分子の電流量(μA)を検出し、当該検出した電流量(μA)に所定の係数を掛けることでマイナスイオンの個数を算出するよう構成される。
又、前記長尺袋体10に収容されるラジウム鉱石の微粒子10aの粒子径は、粉体の粒子径の範囲内に対応し、0.1μm〜1000μmの範囲内であることが必要である。このような範囲内であると、前記燃費向上部材1の長尺袋体10側の表面から均等にマイナスイオンを発生させることが可能となる。
尚、前記ラジウム鉱石の微粒子10aの粒子径は、前記範囲内であれば、全て同等であっても、不同等(不均一)であっても構わない。例えば、前記ラジウム鉱石の微粒子10aは、全体として0.1μmの粒子径側に偏っていても、1000μmの粒子径側に偏っていても、前記範囲の中心の粒子径に偏っていても良いし、全体として0.1μm〜1000μmの範囲内の粒子径がほぼ均等に含まれていても良い。又、前記ラジウム鉱石の微粒子10aの形状は、特に限定は無いが、例えば、円形、楕円形、多角形等が挙げられる。
又、前記小袋体11に収容されるラジウム鉱石の粒子11aの粒子径は、砂や砂利の粒子径の範囲内に対応し、0.1mm〜5.0mmの範囲内であることが必要である。このような範囲内であると、前記燃費向上部材1の小袋体11側の表面が、前記エンジンの振動の影響を大きく受けて、多量のマイナスイオンを発生させることが可能となる。
尚、前記ラジウム鉱石の粒子11aの粒子径は、前記範囲内であれば、全て同等であっても、不同等(不均一)であっても構わない。例えば、前記ラジウム鉱石の粒子11aは、全体として0.1mmの粒子径側に偏っていても、5.0mmの粒子径側に偏っていても、前記範囲の中心の粒子径に偏っていても良いし、全体として0.1mm〜5.0mmの範囲内の粒子径がほぼ均等に含まれていても良い。又、前記ラジウム鉱石の粒子11aの形状は、特に限定は無いが、例えば、円形、楕円形、多角形等が挙げられる。
又、前記長尺袋体10の形状は、本考案の目的を阻害しない限り、特に限定は無いが、例えば、長方形状、楕円形状等が採用される。又、前記長尺袋体10のサイズは、例えば、前記バッテリー20の負極21の形状に対応するサイズが好ましい。例えば、前記長尺袋体10のサイズは、縦幅が80.0mm〜100.0mmの範囲内であり、横幅が20.0mm〜40.0mmの範囲内であり、厚さが1.0mm〜5.0mmの範囲内である。更に、前記長尺袋体10の材質は、マイナスイオンを透過させる材質であれば良く、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル、ナイロン等の耐熱性の合成樹脂、アルミ、銅等の耐熱性の金属が採用される。
又、前記小袋体11の形状は、本考案の目的を阻害しない限り、特に限定は無いが、例えば、正方形状、円形状等が採用される。又、前記小袋体11のサイズは、例えば、前記長尺袋体10の長手方向を3等分に区分したサイズが好ましい。
図1、図2に示すように、本考案に係る燃費向上部材1では、前記小袋体11のサイズを、前記長尺袋体10の長手方向を3等分に区分したサイズにして、当該長尺袋体10の上面に、3つの小袋体11を一列に直列で配置するよう構成している。これにより、前記燃費向上部材1を前記バッテリー20の負極21に固定する場合に、当該燃費向上部材1が全体としてコの字形状に湾曲し易くなり、当該負極21の凸形状に適切に嵌め込むことが可能となる。
尚、前記小袋体11のサイズは、具体的には、縦幅が20.0mm〜40.0mmの範囲内であり、横幅が20.0mm〜40.0mmの範囲内であり、厚さが1.0mm〜5.0mmの範囲内である。
又、前記小袋体11の材質は、前記長尺袋体10の材質と同様に、マイナスイオンを透過させる材質であれば良く、例えば、ポリエステル、ナイロン等の耐熱性の合成樹脂、アルミ、銅等の耐熱性の金属が採用される。
又、前記シート材12の形状は、本考案の目的を阻害しない限り、特に限定は無いが、例えば、前記長尺袋体10を収納可能な形状である長方形状、楕円形状等が採用される。又、サイズも同様である。更に、前記シート材12の材質は、マイナスイオンを透過させる金属製の材質であれば良く、例えば、アルミ、銅等の金属が採用される。そして、前記シート材12は、前記長尺袋体10と前記小袋体11とを密封するために、耐熱性のテープで開口部を完全に塞ぐよう構成しても構わない。前記耐熱性のテープは、例えば、ブチルテープ、アクリルテープ等が採用される。又、前記シート材12は、糸を四方に編み込んだ(貼り付けた)構成とすると、自身の強度を向上させて、破れを防止することが可能となる。
又、前記樹脂発泡シート材13の形状は、本考案の目的を阻害しない限り、特に限定は無いが、例えば、前記シート材12を収納可能な形状である長方形状、楕円形状等が採用される。又、前記樹脂発泡シート材13のサイズは、例えば、前記バッテリー20の負極21を被覆可能なサイズが好ましい。例えば、前記樹脂発泡シート材13のサイズは、縦幅が120.0mm〜200.0mmの範囲内であり、横幅が30.0mm〜800.0mmの範囲内であり、厚さが2.0mm〜8.0mmの範囲内である。又、前記樹脂発泡シート材12の材質は、マイナスイオンを透過させる材質であれば良く、例えば、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン等の耐熱性で、発泡可能な合成樹脂が採用される。
又、前記樹脂発泡シート材13は、前記バッテリー20の負極21と直接接するから、自身の耐熱性を向上させるために、外表面にアルミ箔を蒸着させた発泡フォームシートを採用しても良い。そして、前記樹脂発泡シート材13は、前記シート材12を密封するために、耐熱性のテープで開口部を完全に塞ぐよう構成しても構わない。更に、前記樹脂発泡シート材13は、前記シート材12を内部で固定するために、内表面に耐熱性の両面テープを設けて、当該両面テープで前記シート材12を接着させた状態で、当該シート材12を密封するよう構成しても良い。
又、前記燃費向上部材1を前記バッテリー20の負極21に固定させる方法は、本考案の目的を阻害しない限り、特に限定は無いが、例えば、締結部材による方法やパテや両面テープによる方法が採用される。前記締結部材による方法では、前記燃費向上部材1を前記負極21に被せた状態で、当該燃費向上部材1の外表面を市販の締結部材で締結して固定させれば良い。
又、前記燃費向上部材1を適用可能な走行装置は、前記バッテリー20から電力供給を受けるエンジンを備えた走行装置であれば、特に限定は無いが、例えば、小型又は大型自動車、小型又は大型トラック、バス、ダンプカー、オートバイ、リフト車、クレーン車、ショベル車等の各種の特装車、船舶、航空機等が採用される。又、前記走行装置は、工業はもちろん、農業、医療、運輸、航空、宇宙産業等の分野で利用される。
<燃費向上部材の製造方法>
次に、本考案に係る燃費向上部材1の製造方法について説明する。
先ず、縦幅が90.0mm、横幅が30.0mm、厚さが2.0mmの耐熱性の長尺袋体10を用意し、当該長尺袋体10に、粒子径が0.1μm〜1000μmの範囲内であるラジウム鉱石の微粒子10aを封入する。前記ラジウム鉱石の微粒子10aの封入量は、前記長尺袋体10が自然な状態で当該長尺袋体10の全体に均等に満たす程度の量である。
次に、縦幅が25.0mm、横幅が25.0mm、厚さが2.0mmの耐熱性の小袋体11を3つ用意し、各小袋体10毎に、0.1mm〜5.0mmの範囲内であるラジウム鉱石の粒子11aを封入する。前記ラジウム鉱石の粒子11aの封入量は、前記小袋体11が自然な状態で当該小袋体11の全体に均等に満たす程度の量である。
そして、縦幅が100.0mm、横幅が70.0mm、厚さが1.0mmの長方形で耐熱性のシート材12を用意する。前記シート材12は、アルミ製で、糸が四方に編み込まれている。
次に、図3に示すように、前記シート材12の上面中央に、前記3つの小袋体11を前記シート材12の縦方向(長手方向)に沿って一列に直列に配置させるとともに、当該一列の小袋体11の上面に、前記長尺袋体10を配置させる。
更に、前記シート材12の横方向(短手方向)の両側端部を、前記小袋体11、前記長尺袋体10の両側端部に沿って折り曲げて、当該シート材12の周端部を耐熱性のブチルテープで封する。
次に、縦幅が150.0mm、横幅が80.0mm、厚さが3.0mmの長方形で、四隅が切除された形状の樹脂発泡シート材13を用意する。前記樹脂発泡シート材13は、ナイロン発泡シートで、その一方の片面は、アルミ箔が蒸着されており、他方の片面は、両面ブチルテープが貼り付けられている。
そして、図3に示すように、前記アルミ箔を下方にし、前記樹脂発泡シート材13の上面中央に、前記シート材12の長尺袋体10側を前記樹脂発泡シート材13の上面に向けて、当該シート材12を配置させる。ここで、前記樹脂発泡シート材13の長手方向と、前記シート材12の長手方向とを合わせる。そして、前記樹脂発泡シート材13の両面ブチルテープ13aで前記シート材12を固定する。
更に、図4に示すように、前記樹脂発泡シート材13の横方向(短手方向)の両側端部を、前記シート材12の両側端部に沿って折り曲げて、当該樹脂発泡シート材13の周端部を耐熱性のブチルテープで封する。
最後に、前記樹脂発泡シート材13を裏返して、当該樹脂発泡シート材13の長手方向に耐熱性のテープ13bを一巻き貼り付けて、更に、そのテープ13bの外表面の中央に楕円状のマークテープ13cを貼り付ければ、本考案に係る燃費向上部材1が完成する。ここで、前記マークテープには、例えば、本考案に係る燃費向上部材1の名称が記載される。
そして、この完成した燃費向上部材1を、図5に示すように、エンジンを搭載した自動車に持って行き、ボンネットを開いて、先ず、当該自動車のバッテリー20の負極21を出現させる。次に、前記バッテリー20の負極21の上面に、前記樹脂発泡シート材13と前記シート材12と前記長尺袋体10と前記小袋体11との順番で配置されるように、前記燃費向上部材1を前記バッテリー20の負極21に固定させる。
ここで、前記燃費向上部材1の長尺袋体10側を内側にして、全体としてコの字形状に湾曲させ、当該コの字形状を凹部とし、前記負極21の形状を凸部として、両者を嵌め込ませる。すると、丁度、前記燃費向上部材1の中央の小袋体11が、前記負極21の上面に対向することになる。この状態で、前記燃費向上部材1の外表面を市販の締結部材14(締結バンド)で締結すれば、前記燃費向上部材1の前記負極21への固定が完了する。尚、前記固定方法は、上述のように、前記締結部材14に限られず、耐熱性の両面テープやパテなどでも構わない。
<実施例、比較例等>
以下、実施例、比較例等によって本考案を具体的に説明するが、本考案はこれにより限定されるものではない。
<実施例1>
本考案に係る燃費向上部材1は、上述した製造方法により製造した。尚、前記ラジウム鉱石は、マイナスイオンの数が約2000個/ccであった。又、粒子径の調整は、市販のふるいやフィルターを用いた。
次に、前記燃費向上部材1を取り付ける対象のエンジンは、自動車に備えられたエンジンとし、当該自動車は、ダイハツの軽自動車とした。前記自動車のバッテリー20の負極21に前記燃費向上部材1を固定した。そして、約600km走行した。その結果、当該走行に要した燃費は平均して19km/Lであった。
<比較例1>
実施例1と同一の自動車を用いて、本考案に係る燃費向上部材1を取り付けることなく、約600km走行した。その結果、当該走行に要した燃費は平均して15km/Lであった。
<比較結果>
実施例1では、比較例1と比較して燃費が約27%向上していることが理解される。上述の結果により、本考案に係る燃費向上部材1は、エンジンの燃費を飛躍的に向上させることが出来ることが理解される。
又、実施例1におけるドライバーに走行についての感想を聞いたところ、比較例1と比較して、エンジン音が静かになった、アクセルワークが軽くなった、坂道での走行が楽になった、排気ガスの色が黒から白に変わった、使用燃料の量が減った、エアコンの効きが良くなった、車が汚れ難くなった、タバコの臭いが消えた、エアコンの冷え方が向上した、車が汚れ難くなった、雨の水滴を弾き易くなった等の良好な感想が得られている。恐らく、前記燃費向上部材1から発生した多量のマイナスイオンが自動車の本体に照射されて、他の効果を生じさせたと推察する。
このように、本考案に係る燃費向上部材1は、エンジンの燃費を向上させる燃費向上部材であって、粒子径が0.1μm〜1000μmの範囲内であるラジウム鉱石の微粒子10aを封入した、耐熱性の長尺袋体10と、粒子径が0.1mm〜5.0mmの範囲内であるラジウム鉱石の粒子11aを封入した、前記長尺袋体10の長手方向のサイズよりも小さいサイズである耐熱性の小袋体11と、前記長尺袋体10の上面に前記小袋体11を配置した状態で、当該長尺袋体10と当該小袋体11とを密封した、金属製のシート材12と、前記シート材12を密封した、耐熱性の樹脂発泡シート材13とを備える。更に、本考案に係る燃費向上部材1は、前記エンジンに電力を供給するバッテリー20の負極21の上面に、前記樹脂発泡シート材13と前記シート材12と前記長尺袋体10と前記小袋体11との順番で配置されるように、前記バッテリー20の負極21に固定されることを特徴とする。
これにより、微粒子化されたラジウム鉱石10aと粒子化されたラジウム鉱石11aの相互作用により多量に発生させたマイナスイオンを、バッテリー20の負極21に供給して、エンジンの燃費を飛躍的に向上させることが可能となる。
尚、本考案の実施例では、前記エンジンを、ガソリンエンジンとしたが、他のエンジンでも構わない。例えば、ボイラ、ストーブ等の各種の燃焼機器、ディーゼルエンジン、プロパンガスエンジン、ジェットエンジン等の各種のエンジン、火力発電機等であっても構わない。
以上のように、本考案に係る燃費向上部材は、自動車はもちろん、あらゆる産業分野で使用されるバスやトラック等の走行装置の燃費向上部材として有用であり、微粒子化されたラジウム鉱石と粒子化されたラジウム鉱石の相互作用により多量に発生させたマイナスイオンを、バッテリーの負極に供給して、エンジンの燃費を飛躍的に向上させることが可能な燃費向上部材として有効である。
1 燃費向上部材
10 長尺袋体
10a ラジウム鉱石の微粒子
11 小袋体
11a ラジウム鉱石の粒子
12 シート材
13 樹脂発泡シート材
20 自動車のバッテリー
21 負極

Claims (4)

  1. エンジンの燃費を向上させる燃費向上部材であって、
    粒子径が0.1μm〜1000μmの範囲内であるラジウム鉱石の微粒子を封入した、耐熱性の長尺袋体と、
    粒子径が0.1mm〜5.0mmの範囲内であるラジウム鉱石の粒子を封入した、前記長尺袋体の長手方向のサイズよりも小さいサイズである耐熱性の小袋体と、
    前記長尺袋体の上面に前記小袋体を配置した状態で、当該長尺袋体と当該小袋体とを密封した、金属製のシート材と、
    前記シート材を密封した、耐熱性の樹脂発泡シート材と
    を備え、
    前記エンジンに電力を供給するバッテリーの負極の上面に、前記樹脂発泡シート材と前記シート材と前記長尺袋体と前記小袋体との順番で配置されるように、前記バッテリーの負極に固定されることを特徴とする燃費向上部材。
  2. 前記ラジウム鉱石から発生するマイナスイオンの数が、2000個/cc以上である
    請求項1に記載の燃費向上部材。
  3. 前記ラジウム鉱石が、バドガシュタイン鉱石である
    請求項1又は2に記載の燃費向上部材。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃費向上部材をバッテリーの負極に固定させた走行装置。
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