JP3179294U - 流体バネ - Google Patents

流体バネ Download PDF

Info

Publication number
JP3179294U
JP3179294U JP2012004924U JP2012004924U JP3179294U JP 3179294 U JP3179294 U JP 3179294U JP 2012004924 U JP2012004924 U JP 2012004924U JP 2012004924 U JP2012004924 U JP 2012004924U JP 3179294 U JP3179294 U JP 3179294U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide band
fluid spring
enclosure
compression device
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012004924U
Other languages
English (en)
Inventor
ボルディニョン アルベルト
ボルディニョン シモーネ
Original Assignee
ボルディニョン アルベルト
ボルディニョン シモーネ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ボルディニョン アルベルト, ボルディニョン シモーネ filed Critical ボルディニョン アルベルト
Application granted granted Critical
Publication of JP3179294U publication Critical patent/JP3179294U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Springs (AREA)
  • Pens And Brushes (AREA)

Abstract

【課題】長期間使用でき、ガスケット装置の変形が少なく、簡単で素早く組み立てられる流体バネを提供する。
【解決手段】流体バネ1は、封入体2の内部空間3に圧縮可能な流体が挿入される。封入体に搭載された摺動可能な圧縮装置7と、封入体との間に流体が漏れないようにするガスケット装置9を備える。圧縮装置の摺動工程を誘導するために、圧縮装置と封入体との間にガイドバンド12を少なくとも一つ備える。ガイドバンドの圧縮装置に面する内部表面と封入体に面する外部表面との間にある厚みは、0.1mm〜0.5mm、好ましくは、0.3mmである。
【選択図】図2

Description

本考案は、流体バネに関する。
従来技術によると、流体バネは、通常、内部空間を有する封入体を備え、内部空間には、不活性ガスが充填され、空間と外部との間に通過流路が規定される。
空間と通過流路の内部には、気体に作用するロッドが摺動可能に挿入され、その内部端部にはヘッド部分があり、同部分はロッドよりも幅が広く、ストローク・エンドの役割も果たす。
外については、気体を利用したバネは、従来的な螺旋バネとして作用し、圧力が加わるのと反対の力を発展させる。しかしながら、気体を利用したバネの場合、力は、内部空間に含まれる気体の膨張と圧縮に連動している。
実際に、ロッドを下げることで、気体は圧縮され(バネは圧迫され)、ロッドを解放することで、圧縮されていた気体は拡張し、気体は当初の状態に戻る。
さらに、通常は、気体を利用したバネは、封入体とロッドとの間に設置されたガスケット装置を少なくとも一つ備えて、気体が空間から漏れ出して、バネを摺動させることを防ぐ。
前記ガスケット装置は、通常、ロッドの周りに位置するリングである。さらに、ガスケット装置は、封入体に少なくとも部分的に連結し、ロッドが摺動する間に、一定の位置に停止した状態を保つ。
封入体とロッドとの間に設定される一つまたはそれ以上のガイドバンドが存在し、それらのガイドバンドは、ロッドをできるだけ、気体を利用したバネの基部に対して垂直に保ち、ロッドと封入体との間に生じる接触を避ける。
各ガイドバンドは、低い摩擦係数を有し、作動中の各ガイドバンドに対して加わる荷重に耐えるものとする。
前記ガイドバンドは、混合または金属ポリマー素材からなるリングで、1.5mm〜3mmの厚みを有する。前記リングは、封入体の内壁、特に通過流路の内部に実施される特定の台座に固定されるべきである。
前記台座は、旋盤を使った長時間の工程を経て実施される。数ミリの必要な深さを確保する必要があるからである。各ガイドリングは、直径を形作り、各台座の内部に同リングを挿入できるように、断面サイズを規定する。
しかしながら、この従来技術は、いくつかの不都合を有する。
ガイドリングとガスケット装置に沿ってロッドが摺動し、熱が発生することで、気体の損失を伴って、前記ガスケット装置の変形(一般的に「押し出し成形」と呼ばれる)が同時に生じる。結果として、ガスケット装置の変形によりネジが緩まり、効率性を失うことになる。
したがって、バネを再利用するには、変形したガスケット装置を新しいガスケット装置と交換する必要があり、内部空間に新しい気体を入れなければならない。明らかにこの工程は、時間の著しい損失であり、お金の無駄を意味する。
さらに、気体を利用した前記バネは構造的に、好ましくは閉鎖タイプの各台座内部でガイドバンドを組み立てるのに手作業とある種の手際よさを必要とするので、実施するのに複雑さを伴う。
一方で、ガイドバンドを固定する台座が、開放タイプであるとき、即ち、外部に面している場合、ガイドリングの挿入後にカバーで再び閉じられる構造である。
しかしながら、このタイプの台座では、気体を利用したバネの最適な密封性が保証されず、バネ自体の製造が複雑なものになる。
かかる状況に鑑み、本考案の目的は、従来技術の不都合を克服する流体バネを提供することである。
特に、従来技術によるバネよりも長い有用期間を有する流体バネを提供することが本考案の目的である。
さらに特に、ガスケット装置の変形を避ける流体バネを提供することが本考案の目的である。
最後に、本考案の目的は、簡単に実施できて、素早く組み立てられる流体バネを提供することである。
前記目的は、添付の実用新案登録請求の範囲に記載されたとおりの流体バネによって実質的に達成される。
本考案の別の特徴と利点は、好ましい実施形態の詳細で非限定的な説明に主に記載されているが、添付の図面に示された流体バネに関して以下のとおり説明されている:
本考案は、提案された目的を達成する。
特に、本考案は、従来技術より長い使用期間を有する流体バネ1を実施することを可能にする。
実際に、このように小さい大きさのガイドバンドは、封入体の外部に向けて熱をより効率的に拡散させることができる。
このように、ガスケット装置はあまり加熱されず、それほど急速に摩耗しないので、気体を利用したバネが、より長い時間、荷重を保持することが可能である。それにより、気体を利用したバネは20%から30%、使用期間が驚異的に伸びるのである。
さらに、本考案は、容易に経済的に実施されることが特筆されるべきである。
実際、ガイドバンドは、簡単で迅速な旋盤工程によって実施できる固定台座を要求し、その台座は、従来技術のようにミリオーダーではなくて、十分の一ミリオーダーしかない深さである。
さらに、本考案の目的であるガイドバンドが、閉じられた台座に、極めて簡単に搭載されるので、開放タイプの組立台座および固定台座を用いて複雑な空間を作り出す必要はない。
ガイドバンドは、どの大きさについても簡単に適用できて、とても薄いので、ガイドバンドの組立は簡単で素早くできる。
最後に、従来技術によって実施されるポリマーまたは混合素材からなるリングよりも、ポリマー素材を少なく使用するので、前記流体バネは、生態系にも有利であると当然考えられる。
本考案の流体バネの分解組立部分断面図である。 本考案の第一実施形態による流体バネの正面部分断面図である。 本考案の第二実施形態による流体バネの正面部分断面図である。 本考案の第三実施形態による流体バネの正面部分断面図である。 本考案の目的である流体バネの部品を示す。 本考案の第四実施形態による流体バネの正面部分断面図である。 図6の第四実施形態による流体バネの第一部品の正面から見た断面図である。 図6の第四実施形態による流体バネの第二部品を上から見た図である。
前記図面に関して、本考案による流体バネが参照番号1で示されている。
特に、流体バネ1は、空間3の内部を示す封入体2を備える。
前記封入体2は、底部2bの部分から開口部2cまで、伸張軸2aに沿って伸張する。
添付の図面からわかるとおり、封入体2はさらに、空間3を開口部2cと外部空間へとつなげる流路4を有する。
流路4は空間3の幅より狭い幅を有し、そのとき両方の幅は、封入体2の伸張軸2aに対して横断方向に測定される。したがって、空間3と流路4の間には切込み部分8が設けられる。
図1の分解組立図で示された好ましい実施形態において、底部2bは封入体2に挿入された栓5を備える。
パッキング・リング6は栓5と封入体2の間に設定されることで、内部空間3の密封状態を実施する。
図示されない別の実施形態によると、底部2bは封入体2とワンボディを形成するが、機械裁断によらずに前記封入体と切り離すことはできない。
さらに、流体バネ1は、封入体2の内部に摺動するように搭載され、少なくとも部分的に空間3の内部に伸びる圧縮装置7を備える。
圧縮装置7は、矢印Eで示したとおり、上に向けて移動するときに拡張のための摺動軸運動を実行し、矢印Cで示したとおり、下に向けて移動するときに圧縮のための摺動軸運動を実行する。
圧縮装置7は、封入体2の流路4内部に摺動して挿入されるロッド7aを備える。ロッド7aはまた、空間3内部に少なくとも部分的に摺動する。
ロッド7aの一端部に、特に空間3内部に含まれる端部に、圧縮装置7のロッド7aについて拡張された部分を定義する頭部7bが存在する。
添付図面からよくわかるとおり、頭部7bは拡張摺動工程中に、圧縮装置7のストローク・エンドを定義する。
頭部7bが示す、封入体2の伸張軸2aを横断して測定される幅は、封入体2の伸張軸2aを横断して測定され、切込み部分8に近接する流路4の幅よりも大きい。
圧縮装置7は、大部分が空間3から出た状態で、頭部7bが空間3と流路4の間にある切込み部分8に衝突する状態である拡張位置と、その拡張位置とは反対に、頭部7bが封入体2の底部2bに近接する位置にある圧縮位置との間を移動する構造である。
流路4も空間3も、いずれも各内部表面10、11を有し、それらは好ましくは環状形態を有する。特に流路4の内部表面10は圧縮装置7、とりわけロッド7aを囲む。ロッド7aは、流路4の開口部に沿って寸法どおりに挿入される。
流体バネ1は、内部空間3に挿入される圧縮可能な流体2を含む。
特に、内部空間3に挿入される流体2は、圧縮装置7の圧縮摺動工程ついて予め決定された抵抗力を実施するために圧縮される。
前記流体2は、好ましくは、不活性ガスであり、より好ましくは、窒素分子を含む気体である。
したがって、添付の図面に示された好ましい実施形態の流体バネ1は、「気体を利用したバネ」と呼ばれる。
さらに付け加えると、流体バネ1は、内部空間3から流体が漏れ出ることを防ぐために、封入体2と圧縮装置7との間に設置された好ましくは環状のガスケット装置9を少なくとも一つ備える。詳しく説明すると、ガスケット装置9は、封入体2の流路4の内部表面10とロッド7aとの間に設定される。
より有利な形態として、流路4の内部表面10は、当該ガスケット装置、または同装置の上に位置するスクレイパーと輪郭を共有するガスケット装置9とスクレイパー16の固定台座15を有する。
ロッド7aは、ガスケット装置9と接触する摺動表面7cを有することにより、内部空間3の密封性を保つ。
封入体2の開口部2cに近接する上方位置において、バネ1は、リング形状のロッド・スクレイパー16を備える。
流体バネ1はさらに、圧縮装置7と封入体2との間に設定されたガイドバンド12を少なくとも一つ備えて、圧縮装置7の摺動工程を封入体2の内部にガイドする構造である。
ガイドバンド12は、ロッド7aをバネ1の基部に対して、できるだけ垂直に保つことで、ロッド7aと封入体2との間に接触が生じることを防ぐ。ガイドバンド12は、低い摩擦係数を有し、バネ装置が運行中に前記バンドにかかる荷重に耐える構造である。
ガイドバンド12は、好ましくは、円形状で、圧縮装置7を囲み、摺動表面17を有し、その摺動表面に対して、圧縮装置7と封入体2は、バンド12の連結箇所に応じて、関連運動を展開するのである。
特に、図2と図4に見られる第一形態において、ガイドバンド12は、好ましくは、封入体2に連結し、圧縮装置7は、バンドの摺動表面17に対して特に、バンド12に対して相対的に摺動する構造である。
一方、図3に示された形態では、ガイドバンド12は、圧縮装置7にも、とりわけ、頭部7bに連結しており、空間3に合うべく、封入体2について摺動可能である。この場合、摺動表面17は、空間3に合うべく、封入体2の内部表面11に面している。
添付の図面から明らかなように、前記ガイドバンド12は、流路4に少なくとも常時存在し、封入体2とロッド7aの間に配置されている(図2、図3および図4)。
図2、図3および図4に示された全ての形態において、ガイドバンド12は、少なくとも封入体2に接合され、特に、流路4の内部表面10に接合されるが、その一方で、圧縮装置7が摺動する際にそれに面していて、特に、ロッド7aの摺動表面7cに面して、同表面と接触することになる。
図3と図4に示された形態において、一つまたは複数のガイドバンド12は、空間3に合致する封入体の内部表面11と頭部7bの側壁13との間にもまた設置される。
最後に述べたこの形態において、特に、ガイドバンド12は、空間3の内部表面11に、または頭部7aの側壁13に連結する。
図3において示された形態では、ガイドバンド12は、特定の固定台座に位置する頭部7bの側壁13に連結し、空間3に合致すべく、封入体2の内部表面11に対して摺動する構造であり;ロッド7aの頭部7bに掘られた前記固定台座は0.1mm〜0.4mm、好ましくは、0.2mmの深さを有する。
図4において示された形態では、一つまたは複数のガイドバンド12は、空間3と頭部7bに合致するべく、封入体2の内部表面11に連結し、圧縮装置7全体は、これに沿って摺動する。
前述のとおり、ガイドバンド12は、リング形状を有し:したがって、リング軸または封入体2の軸2aに面した内部表面12aおよび、それの反対側の外部表面12bを特定することが可能である。
ガイドバンド12は、圧縮装置7に面する内部表面12aと封入体2に面する外部表面12bの間に厚みSを有し、十分の一ミリオーダーの0.1mm〜0.5mm、好ましくは、0.3mmの厚みである。
有利な形態として、ガイドバンド12は、高い熱伝導特性を有する金属素材によって実施される。例えば、青銅、または他の金属を加熱して固めた素材が利用される。
有利な形態として、摺動表面17において、各ガイドバンド12は、ナイロンやPTFEなどのポリマー素材で実施される被膜を有する。
前記のポリマー素材を用いた被膜は、0.02mm〜0.07mm、好ましくは、0.05mmという百分の一のミリオーダーの厚みを有する。
各ガイドバンド12は、同ガイドバンド12と輪郭を一にする固定台座14にそれぞれ固定される。特に、ガイドバンド12の大きさが小さい場合には、各台座14も浅い深さを有し、0.1mm〜0.4mm、好ましくは、0.2mmの深さを有する。
数十分の一ミリの単位の大きさを有する固定台座は、極めて短かく、単純な旋盤加工工程しか必要としない。
軸方向2aで測定されるガイドバンド12の高さに関しては、それらは変動可能である。
図6、図7、および図8(図面の上位リストにおいて実施可能な第四形態と呼ばれる)に示された別の選択的な実施形態については、バネ1は、ガイドバンド12の外部表面12bに連結し、同外部表面12bから飛び出た係止突起18を備える。言い換えると、係止突起18は、ガイドバンド12に連結し、外部表面12bから飛び出ている。特に、図8では、係止突起18は円形状で、ガイドバンド12を囲み、外部表面12bに連結している。言い換えると、係止突起18は、ガイドバンド12の全周囲に沿って伸びるガイドバンド12の外部突出物を定義する。さらに言い換えると、係止突起18は外部表面12bから伸張軸2aに対して直角な方向に伸張する。
さらに、図7において、係止突起18は、伸張軸2aに平行の方向に、ガイドバンド12の長さの実質的に半分の位置に規定される。言い換えると、係止突起18は、伸張軸2aに平行の方向にある外部表面12bの実質的に中央位置に連結している。
さらに図6において、ガイドバンド12の固定台座14は、伸張軸2aと平行方向に、ガイドバンド12の運動を使用中に防ぐために、係止突起18を受け入れるための凹部19を有する。言い換えると、ガイドバンド12の固定台座14は、ガイドバンド12の外部表面12bと輪郭を共有する。このように、係止突起18は、使用中に、ガイドバンド12の運動を阻むために、凹部19に挿入される。
係止突起18の位置に応じて、凹部19は、伸張軸2aと平行方向に、台座14の中間の高さの位置に設定される。より有利な形態として、係止突起18と凹部19が連動して存在するために、ガイドバンド12を定位置に保つためさらに必要な留め具等を排除することが可能になる。さらに、係止突起18と凹部19が連動して存在するために、ガイドバンド12の内部表面12aの長さ(伸張軸2aについて平行に規定される)を長くすることが可能である。
さらに、図7−図9までに示された別の実施形態において、ガイドバンド12と係止突起18はワンボディである、言い換えると、ガイドバンド12と係止突起18はワンピースで実施される。
最後に、図7では、ガイドバンド12の厚みSは、内部表面12aと係止突起18を除く外部表面12bの間に含まれる距離であることを指摘する必要がある。さらに加えると、係止突起18は、0.1mm〜10mmの伸張軸2aに直角な方向の、外部表面12bから測定された厚みであることが好ましい。
同様に、各凹部19もまた0.1mm〜10mmの深さを有する。いずれの場合も、係止突起18の厚みと凹部19の相応する深さが、工程の要求とバネ1の全体の大きさによって、前述の範囲に入らない数値を有する場合もある。さらに、図2、図3、図4および図6に示されたとおり、ガイドバンド12は、互いに向かい合う不連続リングの同一表面をカバーするか、もしくは、長い単一のバンドの形状で、カバーすべき全表面をカバーする構造である。
前記バンドの実施形態は次のとおりである:金属シートまたは金属リボンが予め規定され、同シートの表面はポリマー素材で被膜され、最後に、所望の大きさのバンドが裁断される。
流体バネは、油・空気圧力の形で、圧縮エネルギーを蓄積して、一般的に作動領域で多様な機能を展開することができる製品である。この流体バネは、実際に、動体要素のバランスを取り、支え、開き、閉じ、動かすことに適している。作用力の軽減、機能の累進的停止、および安全で静かな運行は流体バネの主要な特徴であり、同特徴により流体バネは、各産業領域において使用に適したものとなる。
1 流体バネ
2 封入体
3 内部空間
4 流路
7 圧縮装置
9 ガスケット装置
12 ガイドバンド
12a 内部表面
12b 外部表面
14 固定台座
18 係止突起
19 凹部

Claims (13)

  1. 流体バネ(1)であって、
    内部空間(3)を有する封入体(2)と、
    内部空間(3)に挿入される圧縮可能な流体と、
    封入体(2)に摺動して搭載され、流体に作用するために内部空間(3)の内部に少なくとも部分的に伸張する圧縮装置(7)と、
    内部空間(3)から流体が漏れ出ることを防ぐために、封入体(2)と圧縮装置(7)との間に設定された流体のガスケット装置(9)と、
    圧縮装置(7)の摺動工程を誘導するために、圧縮装置(7)と封入体(2)との間に設定された少なくとも1つのガイドバンド(12)とを、
    備えていて、
    ガイドバンド(12)が、圧縮装置(7)に面する内部表面(12a)と封入体(2)に面する外部表面(12b)との間の0.1mm〜0.5mm、好ましくは0.3mmの厚み(S)を有する、
    ことを特徴とする流体バネ。
  2. 前記ガイドバンド(12)が、円形状で、圧縮装置(7)を囲み、封入体(2)または圧縮装置(7)に結合されていることを特徴とする請求項1に記載の流体バネ。
  3. 前記ガイドバンド(12)が、高い熱伝導特性を有する金属素材で実施される、ことを特徴とする請求項1または2に記載の流体バネ。
  4. 前記ガイドバンド(12)が、封入体(2)または圧縮装置(7)について相対運動をする摺動表面(17)を備えて、前記ガイドバンド(12)が、前記摺動表面(17)の上で、0.02mm〜0.07mm、好ましくは0.05mmであるポリマー素材によって実施される被膜を含む、ことを特徴とする請求項3に記載の流体バネ。
  5. 封入体(2)は、内部表面のうち一つ(10、11)の上に、各ガイドバンド(12)の固定台座(14)を少なくとも一つと、各ガスケット装置(9)の固定台座(15)を少なくとも一つを有する、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の流体バネ。
  6. 前記ガイドバンド(12)の固定台座(14)が、ガイドバンドの厚みを下回る深さを有する、ことを特徴とする請求項5に記載の流体バネ。
  7. 前記封入体(2)が、前記内部空間(3)と外部環境との間に流路(4)を備えて、その流路内部に前記圧縮装置(7)が摺動軸受される、ことを特徴とする請求項1から6いずれか一つに記載の流体バネ。
  8. 前記圧縮装置(7)がロッド(7a)を備えて、そのロッドは前記空間(3)の内部を少なくとも部分的に摺動することが可能で、前記流路(4)の内部を完全に摺動することが可能で、前記圧縮装置(7)の前記ロッド(7a)よりも大きな部分を定義する頭部(7b)を備えて、軸摺動運動中に圧縮装置(7)のストローク・エンドを定義する空間(3)内部に挿入され、前記ロッド(7a)の端部に設定される前記頭部(7b)を備える、ことを特徴とする請求項7に記載の流体バネ。
  9. 前記ガイドバンド(12)が前記流路(4)の内部壁に連結する、ことを特徴とする請求項7に記載の流体バネ。
  10. 前記ガイドバンド(12)が、前記頭部(7b)の側壁(13)と前記空間(3)の内壁(11)の間に設定され;前記ガイドバンド(12)が前記空間(3)の内壁、または、前記頭部(7b)の側壁に連結している、ことを特徴とする請求項8に記載の流体バネ。
  11. 圧縮装置(7)は、前記頭部(7b)の側壁において、各ガイドバンド(12)の固定台座(14)を少なくとも一つ有し、前記固定台座が、ガイドバンドの厚さを下回る、0.1mm〜0.4mm、好ましくは、0.2mmの深さを有する、ことを特徴とする請求項10に記載の流体バネ。
  12. ガイドバンド(12)の外部表面(12b)に結合されて外部表面(12b)から突出する係止突起(18)を備え;
    前記封入体(2)の内表面に設けられたガイドバンド(12)の固定台座(14)に、使用中にガイドバンド(12)が移動するのを防ぐために、係止突起(18)を受け入れる凹部(19)が設けられている、
    ことを特徴とする請求項11に記載の流体バネ。
  13. ガイドバンド(12)と係止突起(18)が一体化されている、ことを特徴とする請求項12に記載の流体バネ。
JP2012004924U 2011-08-12 2012-08-10 流体バネ Expired - Fee Related JP3179294U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ITVR20110025 ITVR20110025U1 (it) 2011-08-12 2011-08-12 "molla a fluido"
ITVR2011U000025 2011-08-12

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3179294U true JP3179294U (ja) 2012-10-25

Family

ID=44900230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012004924U Expired - Fee Related JP3179294U (ja) 2011-08-12 2012-08-10 流体バネ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3179294U (ja)
IT (2) ITVR20110025U1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
ITVR20120033U1 (it) 2013-02-13
ITVR20110025U1 (it) 2013-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5636613B2 (ja) 流体圧機器
JP6314487B2 (ja) 密封装置
KR101814541B1 (ko) 유체압 기기
JP2008144784A (ja) パッキン及びシーリングシステム
JP5107594B2 (ja) ピストン真空ポンプのシリンダ/ピストン装置用シール装置
KR20140129216A (ko) 밀봉장치 및 그의 제조방법
KR102143570B1 (ko) 밸브체 및 고온용 밸브
JPWO2014054118A1 (ja) バルブ
JP4743765B2 (ja) ボールバルブ
JP3179294U (ja) 流体バネ
JP2013155839A (ja) ガススプリングおよび減衰力発生装置
JP7071273B2 (ja) 密封装置
JPWO2015177880A1 (ja) 圧力緩衝装置
JP2008223927A (ja) 逆止弁
KR101482456B1 (ko) 혼합식 에어댐퍼
JP6092544B2 (ja) 流体を伴うスプリング
JP5858336B2 (ja) ピストンダンパーのシール構造
JP6459381B2 (ja) バルブ機構
KR20170085534A (ko) 밀봉 가이드 유닛
WO2017199910A1 (ja) ラビリンスシール構造
JP5876638B2 (ja) 流体式変速機用クラッチピストン
JP2011094775A (ja) ポペット弁
JP2007092791A (ja) シールリング
EP2594823A1 (en) Telescopic gas spring
JP2005291470A (ja) ガスクッション装置

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3179294

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151003

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees