JP2011094775A - ポペット弁 - Google Patents

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JP2011094775A JP2009252184A JP2009252184A JP2011094775A JP 2011094775 A JP2011094775 A JP 2011094775A JP 2009252184 A JP2009252184 A JP 2009252184A JP 2009252184 A JP2009252184 A JP 2009252184A JP 2011094775 A JP2011094775 A JP 2011094775A
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【課題】 押さえ部材を省略しても組み付け作業性のよいポペット弁を提供することを課題とする。
【解決手段】 シート部1bを形成した弁本体1の組み込み穴1cにポペット部材5を組み込むとともに、このポペット部材5は、上記シート部を開閉するポペット部5aとこのポペット部に連続する胴部5bとからなり、上記弁本体1の組み込み穴1cの内周に環状凹部1eを形成し、ポペット部材5の上記胴部5b外周には、ポペット部材5を上記組み込み穴1cに組み込んだ状態で上記環状凹部に対向する環状凹部5dを形成し、上記両環状凹部1e、5dの対向部間に弾性リング6を介在させるとともに、この弾性リング6は、その組み付け状態で上記両環状凹部の境界線Sをまたぐ寸法を保持し、かつ、ポペット部材5の全閉位置から全開位置までのいずれにおいても、両環状凹部の軸方向のラップ長Lが上記弾性リング6の軸方向長さD以上に保たれる構成にした。
【選択図】 図1

Description

この発明は、本体にポペット部材を組み込んだポペット弁に関する。
従来から、弁本体に形成した組み付け穴にポペット部材を組み込み、ポペット弁を形成していたが、上記組み付け穴が下方に開口している場合、組み付け中にポペット部材が組み付け穴から脱落しないようにしなければならない。
そのため、従来は、例えば、図5に示すように、弁本体1の組み込み穴1cに挿入したポペット部材2の落下を防止する押さえ部材3を利用していた。
このポペット弁は、弁本体1に、通路1aを形成するとともに、この通路中に設けたシート部1bに連続した組み込み穴1cを形成している。また、この組み込み穴1cの下方となる開口側には、上記組み込み穴1cより内径を大きくし、上記押さえ部材3を組み込む組み込み穴1dを形成している。
さらに、ポペット部材2は、上記シート部1bを開閉するポペット部2aと胴部2bとからなり、胴部2b内には通路2cを形成している。
また、押さえ部材3は筒状の部材で、軸方向に通路3aを貫通させるとともに、外周に環状凹部3bを形成している。この環状凹部3bにはOリング4を嵌めるようにしている。
そして、上記組み込み穴1c内にポペット部材2を挿入し、Oリング4を環状凹部3bに嵌めた押さえ部材3を組み込み穴1dに挿入するようにしている。上記Oリング4は、組み込み穴1dに挿入したとき、図4に示すように押し潰されて、上記組み込み穴1dの内壁面に対して垂直な押圧力を発揮する寸法を備えている。このような押さえ部材3を組み込み穴1dのポペット部材2側の端部まで押し込むと、上記Oリング4と組み込み穴1dとの摩擦抵抗によって押さえ部材3がその位置を保持し、上記ポペット部材2が下方に脱落することを防止する。なお、図5のポペット部材2の位置は、ポペット部材2が上記シート部1bを開放する側のストローク端である。
上記のように、弁本体1の組み込み穴1cにポペット部材2を挿入し、押さえ部材3によってポペット部材2の脱落を防止してから、組み込み穴1dの開口側に、カバーなどの部材を組みつけて、ポペット弁を完成する。
完成したポペット弁は、上記ポペット部材2内の通路2c及び押さえ部材3内の通路3aが、例えば、図示しないカバー側の通路と連通し、このカバー側の圧力と、上記弁本体1に形成した通路1a側の圧力とのバランスによって、ポペット部材2がシート部1bを開閉するものである。
上記のように、組み込み穴1cに挿入したポペット部材2が脱落しないように押さえ部材3によって押さえた状態で、カバーなど、他部材を組み付けるようにしているので、作業者がポペット部材2を押さえながら他部材の組み付けを行なう必要がなく、組み付け作業性がよい。
なお、押さえ部材3は、図5のようにOリング4の摩擦によって固定するだけでなく、組み込み穴1dに圧入して固定するものもあった。
特開2003−227571号公報 特開2008−175281号公報
上記したように、従来のポペット弁は、組み付け工程中に、組み込み穴1cに挿入したポペット部材2が脱落しないように、押さえ部材3を用いていた。このように押さえ部材3を必要とする分、部品点数が増えるとともに、組み付け工数も多くなって部品コストも、作業コストもかかってしまうという問題があった。
特に、上記ポペット弁を多数備えた油圧装置を形成する場合には、ポペット弁の数だけ押さえ部材3と、その組み付け工程が必要になるので、上記問題は無視できないものとなる。
この発明は、押さえ部材を省略しても組み付け作業性のよいポペット弁を提供することを課題とする。
第1の発明は、シート部を形成した弁本体の組み込み穴にポペット部材を組み込むとともに、このポペット部材は、上記シート部を開閉するポペット部とこのポペット部に連続する胴部とからなり、上記弁本体の組み込み穴の内周に環状凹部を形成し、ポペット部材の上記胴部外周には、このポペット部材を上記組み込み穴に組み込んだ状態で上記環状凹部に対向する環状凹部を形成し、上記両環状凹部との対向部間に弾性リングを介在させるとともに、この弾性リングは、その組み付け状態で上記両環状凹部の境界線をまたぐ寸法を保持し、かつ、ポペット部材の全閉位置から全開位置までのいずれにおいても、両環状凹部の軸方向のラップ長が上記弾性リングの軸方向長さ以上に保たれる構成にした点に特徴を有する。
第2の発明は、上記両環状凹部の対向間隔を、弾性リングの軸方向に直交する大きさよりも大きくした点に特徴を有する。
なお、上記軸方向とは、弁本体に組み込んだポペット部材のストローク方向のことである。
また、上記弾性リングの軸方向に直交する大きさとは、リングの外径ではなく、リングを構成する線状部材の太さのことである。
第1、第2の発明によれば、ポペット部材を、組み込み穴から脱落しないようにするための特別な押さえ部材を必要としない。そのため、部品点数や組み付け工数を少なくできる。従って、部品コストや、組み付けコストを抑えることができる。
しかも、弁本体の環状凹部とポペット部材の環状凹部のラップ長を、ポペットの全開位置から全閉位置までのいずれにおいても弾性リングの軸方向長さ以上になるようにしたので、ポペット部材がストロークして上記両環状溝のラップ長が変化したとしても、弾性リングの軸方方向長さより小さくなることはない。つまり、ポペット部材の可動範囲、いずれの位置においても、両環状凹部によって弾性部材を軸方向に圧縮することがない。もしも、上記両環状凹部のラップ長が弾性リングの軸方向長さよりも小さくて、弾性リングを圧縮すれば、弾性リングの弾性力が両環状凹部に対し、軸方向の力として作用することになる。このような力は、ポペット部材の移動に影響を与える。この発明では、上記軸方向の力が発生しない。従って、上記弾性リングによる軸方向の力がポペットの移動に影響を与えることがない。
第2の発明によれば、弾性リングの内周あるいは外周のいずれか一方は、両環状部材の対向面と接触しない状態を保つ。そのため、弾性リングと環状凹部との摩擦力がポペット部材のスムーズな移動を妨げることがない。
この発明の第1実施形態のシート部を開放したポペット部材のフルストローク位置を示した断面図である。 第1実施形態のポペット部材がシート部を閉じた状態を示した断面図である。 第1実施形態のポペット弁の組み付け途中の状態を示した断面図である。 第2実施形態のシート部を開放したポペット部材のフルストローク位置を示した部分断面図である。 従来のポペット弁の断面図である。
図1〜図3にこの発明の第1実施形態を示す。
この第1実施形態のポペット弁は、弁本体1の組み込み穴1cにポペット部材5を組み込んだもので、上記ポペット部材5が、図1に示す開状態と、図2に示す閉状態の間で軸方向に移動して、弁本体1に形成したシート部1bを開閉するものである。
なお、図1,図2は、ポペット弁の組み付けが完了した状態である。この状態では、図示していないキャップ部材によって、組み込み穴1cの開口を塞ぎ、図1に示す位置が、ポペット部材5のフルストローク位置である。
上記弁本体1には、通路1a、シート部1b、組み込み穴1cを形成するとともに、組み付け穴の開口端近くに環状凹部1eを形成している。
一方、上記ポペット部材5は、上記シート部1bを開閉するポペット部5aと、このポペット部5aに連続する胴部5bとからなり、胴部5bの内側に通路5cを形成し、外周には環状凹部5dを形成するとともに、この環状凹部5dにはこの発明の弾性リングであるOリング6を嵌めている。
なお、上記ポペット部材5に形成した環状凹部5dと弁体1に形成した環状凹部1eとは、ポペット部材5を組み込み穴1cに組み付けた状態で、互いに対向する位置関係を保っている。
また、ポペット部材5の環状凹部5dには、断面の直径をDとするOリング6を嵌めているが、このOリング6は、図1,図2に示す組み付け状態で両環状凹部1e,5dの境界線Sをまたぐ寸法を保持している。
さらに、図1に示すポペット部材5の全開位置から図2に示す全閉位置までのいずれの移動位置においても、上記両環状凹部1e,5dの軸方向のラップ長LがOリング6の軸方向長さ、すなわち直径D以上に保たれる構成にしている。
なお、上記ラップ長Lとは、ポペット弁におけるポペット部材5の移動過程で、弁本体1の環状凹部1eの開口とポペット部材5の環状凹部5dの開口とが重なっている部分の軸方向長さのことである。
さらにまた、上記両環状凹部1e,5dの対向間隔Wを、Oリング6の軸方向に直交する大きさ、すなわち、直径Dよりも大きくしている。なお、上記対向間隔Wは、両環状凹部1e,5dの底面間距離である。
上記ポペット弁の組み立て方法を以下に説明する。
まず、ポペット部材5の環状凹部5dに、環状凹部5dの直径と同等のリング内径を有するOリング6を嵌める。次に、Oリング6を嵌めたポペット部材5を、弁本体1の組み込み穴1cに下端の開口から挿入する。このときOリング6は、組み込み穴1cの内周で圧縮された状態で、組み込み穴1c内を挿入方向先端に向かって進み、弁本体1の環状凹部1eに達したところで、圧縮状態が開放される。
そして、上記ポペット部材5とともに挿入されたOリング6は、上記境界線Sをまたぐ寸法を保持しているので、ポペット部材5を弁本体1に組み付ける工程中、組み込み穴1cに挿入したポペット部材5が自重で下方に下がったとしても、図3に示すように上記Oリング6が境界線Sを越えて、弁本体1側の環状凹部1eの端部に引っかかり、組み付け中のポペット部材5が組み込み穴1cから脱落してしまうことを防止できる。
このように、組み込み穴1cに挿入したポペット部材5が弁本体1から脱落しない状態を維持できるので、カバーなどを取り付ける作業時にも不都合は生じない。
また、上記図示しないカバーなどを取り付けて完成したポペット弁のポペット部材5は、図1に示すシート部1bの全開状態から図2に示す全閉状態までの間で移動するが、上記したように、この間のいずれの位置にポペット部材5があるときも、上記両環状凹部1e,5dの軸方向のラップ長LがOリング6の軸方向長さ、すなわち直径D以上に保たれる。つまり、ポペット部材5が移動する過程で、Oリング6が軸方向に押しつぶされることがない。言い換えれば、Oリング6が両環状凹部1e,5dに弾性力を作用させて、ポペット部材5の移動に影響を与えることがない。
さらに、ポペット部材5が軸方向に移動する際には、Oリング6が胴部5bとともに移動するが、上記両環状凹部1e,5dの対向間隔Wを、Oリング6の直径Dよりも大きくしているので、Oリング6の外周が環状凹部1eに接触しない。
そのため、ポペット部材5とともにOリングが移動する際に、Oリング6と弁本体1側の環状凹部1eとの間に摩擦力が発生することがない。従って、Oリング6がポペット部材5の移動に抵抗を与え、ポペット部材5のスムーズな移動を妨げることもない。
なお、上記第1実施形態では、ポペット部材5の胴部5bに形成した環状凹部5dの軸方向長さをOリング6の断面円の直径Dよりも大きくしているが、上記軸方向長さはOリング6が圧縮されないで嵌る大きさなら特に限定されない。
一方、弁本体1側の環状凹部1eは、上記ポペット部材5の可動範囲内において、上記環状凹部5dとのラップ長Lを直径D以上に保つ軸方向長さと位置とを備えている必要がある。
図4に示す第2実施形態は、弁本体1の組み込み穴1cに形成した環状凹部1e内にOリング6を嵌めた点が、上記第1実施形態と異なるポペット弁である。その他の構成は、図1に示す第1実施形態と同じである。そこで、同様の構成要素には第1実施形態と同じ符号を用いることにする。
なお、図4は弁本体1の組み込み穴1cにポペット部材5を組み付けて第2実施形態のポペット弁が完成し、ポペット部材5が全開位置にある状態を示した部分断面図である。
そして、この第2実施形態でも、弁本体1の組み込み穴1cに形成した環状凹部1eとポペット部材5の胴部5bに形成した環状凹部5dとは、組み付け状態で対向し、これら両環状凹部1e,5dと、Oリング6の寸法関係は、上記第1実施形態と同じである。
すなわち、上記環状凹部1eに嵌められたOリング6は、上記両環状凹部1e,5dの境界線Sをまたぐ寸法を保持している。そのため、ポペット部材5を組み込み穴1cに挿入した状態で、ポペット部材5が弁本体1に対して下方に移動しても、上記両環状凹部1e,5d間にまたがったOリング6によって、ポペット部材5が組み込み穴1cから脱落することを防止できる。
また、上記両環状凹部1e,5dの軸方向のラップ長Lが、ポペット弁におけるポペット部材5の可動範囲内で、Oリング6の軸方向長さである直径D以上になるようにしている。そのため、ポペット部材5が軸方向に移動してシール部1bを開閉する過程で、Oリング6がポペット部材5に軸方向の力を作用させることはない。
さらに、上記両環状凹部1e,5dの対向間隔Wも、Oリング6の軸方向に直交する大きさである直径Dよりも大きくしているので、ポペット部材5が移動する際に、Oリング6の内周がポペット部材5の胴部5bに接触しない。従って、上記胴部5bとOリング6の内周とで摩擦力が発生することもない。
上記第1、第2実施形態のポペット弁では、ポペット部材5の組み付け作業中には、弾性リングであるOリング6によって、ポペット部材5の脱落を防止できるが、組み付け完了後に、ポペット部材5が軸方向に移動する際には、上記Oリング6が、ポペット部材5の移動に影響を与えることがなく、ポペット部材5のスムーズな移動を妨げない。
このようなポペット弁は、従来のような押さえ部材3を用いないので、従来と比べて部品点数及び組み付け工数を少なくできる。
なお、上記実施形態では、弾性リングとして線状部分の断面が円形のOリング6を用いているので、弾性リングの軸方向長さと、軸方向に直交する大きさとが、いずれも断面円の直径Dであるが、弾性リングの断面は円に限らず、どのような形状でもかまわない。
また、上記実施形態では、Oリング6が、両環状凹部の境界線Sをまたぐ寸法であるという条件(1)と、上記ラップ長LがOリング6の軸方向長さである断面円の直径D以上であるという条件(2)と、両環状凹部の対向間隔WがOリングの軸方向に直交する大きさである直径Dよりも大きいという条件(3)という3つの寸法条件を同時に満足している。ただし、この発明のポペット弁としては、上記条件(3)は必須ではない。
上記寸法条件(3)を満足しなければ、ポペット部材5が移動する際に、Oリング6が、環状凹部1eあるいは5dのいずれかと接触しながら相対移動することになる。そのため、接触面に摩擦力が発生し、ポペット部材5の移動に抵抗力を付与することになる。この抵抗力は、Oリング6が環状凹部の対向面間に挟まれて圧縮されることによって発生する弾性力の大きさに応じたものであるが、この弾性力は、上記対向間隔Wと上記直径Dとに応じて決まる一定の値なので、その大きさが大きすぎなければ、ポペット部材5の移動に対して、それほど問題にならない。
しかし、上記寸法条件(2)を満足しないで、上記ラップ長LがOリング6の断面円の直径Dより小さくなった場合には、Oリング6に軸方向の圧縮力が作用し、各環状凹部1e,5dの端部に軸方向の押圧力が発生することになる。この押圧力は、Oリング6の圧縮量に応じたもので、上記ラップ長Lに依存する。
一方で、上記環状凹部1e,5dのラップ長Lは、ポペット部材5の移動位置に応じて変化することがあり、このようにポペット部材5の位置によってラップ長Lが変化して、このラップ長L内でOリング6が圧縮されると、上記押圧力がポペット部材5の移動過程で変化することになる。
このように、ポペット部材5の位置に応じて軸方向の押圧力が変化すると、この押圧力の影響でポペット部材5の移動が不安定になる可能性がある。ポペット部材5の不安定な動きを防止するためには、上記の寸法条件(2)を満足することが必要である。
もちろん、上記両寸法関係(2)、(3)を同時に満足していれば、上記第1、第2実施形態のように、弾性リングがポペット部材の移動に影響することがなく、ポペット部材5のよりスムーズな移動を可能にする。
1 弁本体
1b シート部
1c 組み込み穴
1e 環状凹部
5 ポペット部材
5a ポペット部
5b 胴部
5d 環状凹部
6 Oリング
D (Oリングの断面円の)直径
S 境界線
L ラップ長
W 対向間隔

Claims (2)

  1. シート部を形成した弁本体の組み込み穴にポペット部材を組み込むとともに、このポペット部材は、上記シート部を開閉するポペット部とこのポペット部に連続する胴部とからなり、上記弁本体の組み込み穴の内周に環状凹部を形成し、ポペット部材の上記胴部外周には、このポペット部材を上記組み込み穴に組み込んだ状態で上記環状凹部に対向する環状凹部を形成し、上記両環状凹部との対向部間に弾性リングを介在させるとともに、この弾性リングは、その組み付け状態で上記両環状凹部の境界線をまたぐ寸法を保持し、かつ、ポペット部材の全閉位置から全開位置までのいずれにおいても、両環状凹部の軸方向のラップ長が上記弾性リングの軸方向長さ以上に保たれる構成にしたポペット弁。
  2. 上記両環状凹部の対向間隔を、弾性リングの軸方向に直交する大きさよりも大きくした請求項1に記載のポペット弁。
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JP2015163821A (ja) * 2015-06-15 2015-09-10 株式会社不二工機 逃がし弁

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