JP3179190U - プッシュボタン及び弾性片 - Google Patents

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Abstract

【課題】押圧してから電気信号が生成されるまでの時間を短縮することが可能であり、接点間の接触感度を高める弾性片及びプッシュボタンを提供する。
【解決手段】弾性片2は弾性変形可能な部材からなり、上表面211及び該上表面211と逆の下表面212を有する本体21と、上表面211から突き出て形成された押圧部221、押圧部221に対応して下表面212から上表面211に向かって窪んで形成された凹部223、押圧部221から押圧部221を除く上表面211に連なる押圧部221の周縁部が丸く曲げられたアール部222及びアール部222に対応して下表面212に例えば突き出るように設けられたマイクロ構造224が本体21に設けられている押圧手段22と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本考案は、各種電子機器の入力操作部に用いられる弾性片及びプッシュボタンに関する。
図17は、従来のプッシュボタンの一例における可動接点を示す断面図、図18は従来のプッシュボタンの一例を示す図である。図中、符号11は、中央部を頂点として上方突形に膨出形成された弾性金属薄板からなる円形ドーム状の可動接点である。この可動接点11の円形ドーム状本体111の上面には、その中央部から上方突出状に形成された突起112が設けられ、可動接点11の円形ドーム状本体111の下面には、中央に下方突出状に形成された中央突部113とその中央突部113から所定距離離れた対称位置の4箇所に外側突部113とが設けられている。符号121は、突起112に対応する電気的な接点122を回路面に有するプリント基板であり、本体111の下面に設けられた複数の突部113が間隔を空けて基板121の固定接点122と対峙している。可動接点11は、突起112が押圧されて所定の押圧力を超えるとドーム状本体111が下方突形に弾性的に反転変形し、押圧を解除すると、元の状態に弾性復帰動作をするように形成されている。可動接点11の上方には可動接点11に対向して押圧するボタン部12が設けられ、ボタン部12には突起112に対向して突起112を押し下げる押圧ブロック126が形成されている。可動接点11と前記ボタン部12との間には、互いに所定の間隔をおいて、可動接点11と接触する隔離シート124と、ボタン部12と接触する遮光シート127と、が設けられている。隔離シート124及び遮光シート127には、突起112が通り抜ける第1の貫通孔123と、押圧ブロック126が通り抜ける第2の貫通孔128と、が互いに対応して設けられている。
このプッシュボタンではボタン部12が突起112側に押されて突起112が押圧されることによってドーム状本体111がプリント基板121側に下方突形に弾性変形し、中央突部113または外側突部113が固定接点122に接触することによって所定の電気信号を生成することができる。
台湾登録実用新案第M381884号明細書
このプッシュボタンでは、複数の突部113が設けられていることによって固定接点122との接触感度を上げることができるが、とりわけ中央突部113と固定接点122との距離によっては電気信号がすぐ生成されないことがあり、応答が遅いという問題点がある。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、電気信号が生成される応答時間を短縮することが可能であり、接点間の接触感度を高める弾性片及びプッシュボタンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は一観点によれば、弾性部材からなるもので、上表面及び該上表面と逆の下表面を有する本体と、前記上表面から突き出て形成された押圧部、前記押圧部に対応して前記下表面から前記上表面に向かって窪んで形成された凹部、前記押圧部から前記押圧部を除く前記上表面に連なる前記押圧部の周縁部が丸く曲げられたアール部及び前記アール部に対応して前記下表面に設けられたマイクロ構造が前記本体に設けられている押圧手段と、を備えていることを特徴とする弾性片を提供する。
また、他の観点によれば、本考案は、弾性部材からなるものであって、上表面及び該上表面と逆の下表面を有する本体、前記上表面から突き出て形成された押圧部、前記押圧部に対応して前記下表面から前記上表面に向かって窪んで形成された凹部、前記押圧部から前記押圧部を除く前記上表面に連なる前記押圧部の周縁部が丸く曲げられたアール部及び前記アール部に対応して前記下表面に設けられたマイクロ構造が前記本体に設けられている押圧手段を有する弾性片と、前記押圧部に対応してその上方に設けられた押し部材と、前記弾性片を覆って前記弾性片と前記押し部材との間に設けられたシートを有するフィルム手段と、を備えていることを特徴とするプッシュボタンをも提供する。
上記構成によれば、固定接点に対向するようにアール部の下方にマイクロ構造が設けられていることにより、押圧部を押すことで押圧部が下方突形に変形することに対してマイクロ構造がほぼ同じように変形するので、結果的に押圧部が下方突形に変形して接点に接触する前にマイクロ構造が先に接点に接触することができ、早く応答信号を生成することができる。従って押圧部の接触感度を高めることができる。
本考案に係る弾性片の実施例1を簡略的に示す組立断面図である。 本考案に係る弾性片の実施例1の変形例を簡略的に示す組立断面図である。 本考案に係る弾性片の実施例2を簡略的に示す組立断面図である。 本考案に係るプッシュボタンの第1の実施例を簡略的に示す組立断面図である。 第1の実施例に係るプッシュボタンの動作を説明する図である。 本考案に係るプッシュボタンの第2の実施例を簡略的に示す組立断面図である。 本考案に係るプッシュボタンの第3の実施例を示す分解斜視図である。 第3の実施例に係るプッシュボタンを簡略的に示す組立断面図である。 本考案に係るプッシュボタンの第4の実施例を示す分解斜視図である。 第4の実施例に係るプッシュボタンにおける割り溝を簡略的に示す平面図である。 第4の実施例に係るプッシュボタンを簡略的に示す組立断面図である。 割り溝の変形例を簡略的に示す平面図である。 割り溝の他の変形例を簡略的に示す平面図である。 本考案に係るプッシュボタンの第5の実施例を示す分解斜視図である。 本考案に係るプッシュボタンの第6の実施例を示す分解斜視図である。 第6の実施例に係るプッシュボタンを簡略的に示す組立断面図である。 従来の弾性片の一例を示す。 従来のプッシュボタンの一例を示す。
以下、本考案の一態様に係る弾性片およびプッシュボタンについて、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本考案の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置などは、一例であり、本考案を限定する主旨ではない。また、以下の実施例における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(弾性片)
(実施例1)
図1は、本考案に係る弾性片の実施例1を簡略的に示す組立断面図、図2は本考案に係る弾性片の第1の実施例の変形例を簡略的に示す組立断面図である。
弾性片2は、例えば弾性金属薄板のような弾性変形可能な部材からなり、図1に示すように、本体21と、本体21に設けられた押圧手段22と、を備えている。
本体21は、中央部を頂点として上方突形に膨出されて円形ドーム状に形成され、上表面211と、該上表面211と逆の下表面212と、を有する。
押圧手段22は、上表面211より突き出て形成された押圧部221と、押圧部221に対応して下表面212から上表面211に向かって窪んで形成された凹部223と、押圧部221から押圧部221を除く上表面211に連なる押圧部221の周縁部が丸く曲げられたアール部222と、アール部222に対応して下表面212に設けられたマイクロ構造224と、を有する。
マイクロ構造224はアール部222の下方に設けられているので、押圧部221が押されて下方突形に弾性変形するのとほぼ同じように弾性変形することになる。
以上の構成による弾性片によれば、押圧部221が押されると、マイクロ構造224も図1に示す仮想線のように弾性的に変形し、押圧部221よりも早く固定接点に接触することができる。従って、押圧されてから接触するまでにかかる時間を効果的に短縮することができ、結果的に早く応答信号を生成することができる。従って、接点間の接触感度を高めることができる。
マイクロ構造224は、一例として、下表面212から突き出て形成された柱状体である。なお、マイクロ構造224は1本或いは複数本の柱状体であってもよく、又は、下表面212から突き出ると共に凹部223を取り囲んで形成されたリング状体であってもよい。
(実施例2)
次に、本考案に係る弾性片の実施例2について図3を参照しながら説明する。なお、図3において、上述した図1、図2と同じ符号を付した部分は、略同一のものを示すため、ここでは詳細な説明は省略する。上述した第1の実施例との相違点は、押圧手段22は更に凹部223の下表面212から突き出て形成された突起部225を有し、突起部225が、押圧部221が押圧される際、押圧部221の下方変形に連動して移動しマイクロ構造224よりも早く或いはマイクロ構造224とほぼ同時に固定接点に接触可能に設けられていることにある。
押圧部221が押されているとき、突起部225がマイクロ構造224よりも早く或いはマイクロ構造224とほぼ同時に固定接点に接触するので、押圧されてから接触するまでにかかる時間を効果的に短縮することができ、応答信号を早く生成することができ、結果的に接点間の接触感度を高めることができる。
(プッシュボタン)
(第1の実施例)
図4は、本考案に係るプッシュボタンの第1の実施例を簡略的に示す組立断面図である。
第1の実施例に係るプッシュボタンは、プリント基板31と、プリント基板31に設けられた弾性片2と、弾性片2に対応して設けられた押し部材32と、弾性片2と押し部材32との間に設けられたフィルム手段33と、を備えている。
プリント基板31には固定接点311が設けられている。なお、プリント基板31は例えばフレキシブルプリント回路基板(FPCB)などのプリント基板である。
弾性片2は、例えば上述した実施例1及び実施例2に係る弾性片2であり、マイクロ構造224が固定接点311に対応して設けられている。
押し部材32は、押圧部221に対応してその上方に設けられている。
フィルム手段33は、弾性片2を覆って弾性片2と押し部材32との間に設けられたシート331を有する。シート331は例えば熱可塑性ポリウレタン(TPU)、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、シリコーン、或いはポリメチルメタクリレート(PMMA)などのプラスチック材料からなる光学フィルム、光透過膜、プラスチックフィルムである。
図4、図5は、第1の実施例に係るプッシュボタンの動作を示す。図5中の矢印42で示す方向に押し部材32を押すと、押し部材32によってシート331と押圧部221とが押され、本体21が図4に示す位置から図5に示す位置に弾性的に変形する。このとき、マイクロ構造224は、押圧部221の押圧による下方突形の弾性変形とほぼ同じように弾性変形されることになるので、押圧部221よりも固定接点311に早く接触することができる。これによって、プッシュボタン3の応答時間を効果的に短縮することができ、早く応答信号を生成することができ、結果的に、接点間の接触感度を高めることができる。
(第2の実施例)
図6は、本考案に係るプッシュボタンの第2の実施例を簡略的に示す組立断面図である。なお、図6において、上述した第1の実施例と同じ符号を付した部分は、略同一のものを示すため、ここでは詳細な説明は省略する。上述した第1の実施例との相違点は、マイクロ構造224は、下表面212から突き出ると共に凹部223を取り囲んで形成されたリング状体であることにある。
以上により、上述した第1の実施例による効果を有する他、リング状に形成されたマイクロ構造224によって固定接点311との接触面積を大きくすることができるので、押圧時の安定さをも高めることができる。
(第3の実施例)
図7は、本考案に係るプッシュボタンの第3の実施例を示す分解斜視図、図8は、第3の実施例に係るプッシュボタンを簡略的に示す組立断面図である。
この実施例では、更にシート331と弾性片2との間に設けられた仕切りシート34を有する。
プリント基板31は複数の固定接点311を設けており、弾性片2は固定接点311のそれぞれに対応してプリント基板31に設けられている。弾性片2のマイクロ構造224は対応する固定接点311に対向するように設けられている。
シート331には、押圧部221に対応して上下に貫通する通し穴332が設けられている。仕切りシート34には、通し穴332に対応して上下に貫通する通孔341と、通孔341に対応して連通するスロット342と、が設けられている。本例においては、押圧部221が通し穴332及び通孔341内に向けて延びるように設けられている。
以上により、押圧部221が押されると、通孔341とスロット342との中に空気が流れるようにすることができるので、シート331と仕切りシート34と弾性片2との間で真空吸引が生じることを効果的に避けることができる。
(第4の実施例)
図9は、本考案に係るプッシュボタンの第4の実施例を示す分解斜視図である。図10は第4の実施例に係るプッシュボタンにおける割り溝333を簡略的に示す平面図である。図11は第4の実施例に係るプッシュボタンを簡略的に示す組立断面図である。
本例においては、シート331と弾性片2との間に設けられた仕切りシート34をさらに有し、仕切りシート34には、上下に貫通する通孔341と、通孔341に連通するスロット342と、が設けられている。また、押圧部221は通孔341を貫通して伸びるように設けられている。
シート331には、押圧部221に対応して切り込んで形成された割り溝333が設けられ、割り溝333は、押圧部221と所定の間隔をおいて押圧部221の一部を取り囲むようにCの字形状に形成されている。
上記のように構成されたプッシュボタンは、上述の実施例と同様の効果を有する他、Cの字形状に形成された割り溝333によってシート331の構造強度を下げることができるので、シート331が押圧部221と対応して隙間なく接触することができ、安定して定位することができる。このようにプッシュボタンの組立に要する定位作業に掛かる手間を省くことができる。
なお、この例では割り溝333は、Cの字形状に形成されているが、これに制限されない。例えば、図12に示すように、割り溝333は複数あり、それぞれが所定の角度間隔をおいて押圧部221から外向きに放射状に配置されているものであってもよく、図13に示すように、複数の割り溝333は所定の角度間隔をおいて放射状に配置されていると共に、それぞれの押圧部221側の一端が互いに連通しているものであってもよい。
(第5の実施例)
図14は、本考案に係るプッシュボタンの第5の実施例を示す分解斜視図である。この例では、フィルム手段33はシート331と押し部材32との間に設けられた導光シート336と、該導光シート336とシート331との間に設けられた光反射シート338と、をさらに有する。
導光シート336によって光を導入することによって押し部材32にバックライト効果を生じさせ、光反射シート338によって光を反射することができるので、光がプリント基板31に向かって発散することなく、光をより一層集中させることができ、バックライト効果をより一層上げることができる。
(第6の実施例)
図15は、本考案に係るプッシュボタンの第6の実施例を示す分解斜視図、図16は、第6の実施例に係るプッシュボタンを簡略的に示す組立断面図である。
この例では、導光シート336には、押圧部221に対応して上下に貫通する第1の貫通孔337が設けられ、光反射シート338には、第1の貫通孔337に連通する第2の貫通孔339が設けられている。また、押し部材32には、押圧部221側の面から突き出て第1の貫通孔337内に延びる接触ブロック321が設けられ、接触ブロック321が第1の貫通孔337及び第2の貫通孔339内に向けて延びるように設けられている。
接触ブロック321が第1の貫通孔337及び第2の貫通孔339内に向けて延びるように設けられているので、安定して定位されることができる。従って、プッシュボタンの組立に要する定位作業に掛かる手間を省くことができ、押し部材32が押されるときの感触感度を上げることができる。
以上のように、本考案に係る弾性片2及び該弾性片2を用いたプッシュボタンによれば、マイクロ構造224がアール部222に対応して下表面212に設けられているので、本体21の弾性変形量が最大にならないうちにマイクロ構造224は本体21の弾性変形と同様に弾性変形するのでプリント基板31の固定接点311と早く接触することができる。これにより押圧してから電気信号が生成されるまでの応答時間が短くて済み、結果的にプッシュボタン3の押圧感度を上げることができる。
以上、本考案の好適な実施形態について詳細に説明したが、本考案は前記実施形態に限定されるものではなく、本考案の範囲内で種々の変形又は修正が可能であり、該変形又は修正もまた、本考案の請求の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
2 弾性片
21 本体
211 上表面
212 下表面
22 押圧手段
221 押圧部
222 アール部
223 凹部
224 マイクロ構造
225 突起部
31 プリント基板
311 固定接点
32 押し部材
321 接触ブロック
33 フィルム手段
331 シート
332 通し穴
333 割り溝
336 導光シート
337 第1の貫通孔
338 光反射シート
339 第2の貫通孔
34 仕切りシート
341 通孔
342 スロット
42 矢印

Claims (16)

  1. 弾性変形可能な部材からなる弾性片であって、
    上表面及び該上表面と逆の下表面を有する本体と、
    前記上表面より突き出て形成された押圧部、前記押圧部に対応して前記下表面から前記上表面に向かって窪んで形成された凹部、前記押圧部から前記押圧部を除く前記上表面に連なる前記押圧部の周縁部が丸く曲げられたアール部及び前記アール部に対応して前記下表面に設けられたマイクロ構造が前記本体に設けられている押圧手段と、
    を備えていることを特徴とする弾性片。
  2. 前記マイクロ構造は、前記下表面から突き出て形成された柱状体であることを特徴とする請求項1に記載の弾性片。
  3. 前記マイクロ構造は、前記下表面から突き出ると共に前記凹部を取り囲んで形成されたリング状体であることを特徴とする請求項1に記載の弾性片。
  4. 前記マイクロ構造は、互いに所定の間隔をおいて前記下表面から突き出て形成された複数の柱状体であることを特徴とする請求項1に記載の弾性片。
  5. 前記押圧手段は、前記凹部の前記下表面より突き出て形成された突起部をさらに有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の弾性片。
  6. 弾性変形可能な部材からなる弾性片であって、上表面及び該上表面と逆の下表面を有する本体、前記上表面より突き出て形成された押圧部、前記押圧部に対応して前記下表面から前記上表面に向かって窪んで形成された凹部、前記押圧部から前記押圧部を除く前記上表面に連なる前記押圧部の周縁部が丸く曲げられたアール部及び前記アール部に対応して前記下表面に設けられたマイクロ構造が前記本体に設けられている押圧手段を有する弾性片と、
    前記押圧部に対応してその上方に設けられた押し部材と、
    前記弾性片を覆って前記弾性片と前記押し部材との間に設けられたシートを有するフィルム手段と、
    を備えていることを特徴とするプッシュボタン。
  7. 前記押圧手段は、前記凹部の前記下表面より突き出て形成された突起部をさらに有することを特徴とする請求項6に記載のプッシュボタン。
  8. 前記押し部材と前記フィルム手段と前記弾性片とが取り付けられるように設けられたプリント基板をさらに有し、前記プリント基板に前記弾性片に対応して接点を設けていることを特徴とする請求項6に記載のプッシュボタン。
  9. 前記フィルム手段は、前記シートと前記押し部材との間に設けられた導光シートをさらに有することを特徴とする請求項8に記載のプッシュボタン。
  10. 前記導光シートには、前記押圧部に対応して上下に貫通する第1の貫通孔が設けられ、
    前記押し部材には、前記押圧部側の面から突き出て前記第1の貫通孔内に延びる接触ブロックが設けられていることを特徴とする請求項9に記載のプッシュボタン。
  11. 前記シートと前記弾性片との間に設けられた仕切りシートをさらに有し、
    前記シートには、前記押圧部に対応して上下に貫通する通し穴が設けられ、
    前記仕切りシートには、前記通し穴に対応して上下に貫通する通孔と、前記通孔に連通するスロットと、が設けられ、
    前記押圧部が前記通し穴及び前記通孔内に向けて延びるように設けられていることを特徴とする請求項6〜10のいずれかに記載のプッシュボタン。
  12. 前記シートと前記弾性片との間に設けられた仕切りシートをさらに有し、
    前記シートには、前記押圧部に対応して切り込んで形成された割り溝が設けられ、
    前記仕切りシートには、前記割り溝に対応して上下に貫通する通孔と、前記通孔に連通するスロットと、が設けられ、
    前記押圧部が前記通孔を貫通して伸びるように設けられていることを特徴とする請求項6〜10のいずれかに記載のプッシュボタン。
  13. 前記割り溝は、前記押圧部と所定の間隔をおいて前記押圧部の一部を取り囲むようにCの字形状に形成されていることを特徴とする請求項12に記載のプッシュボタン。
  14. 前記割り溝は複数あり、それぞれが所定の角度間隔をおいて前記押圧部より外向きに放射状に配置されていることを特徴とする請求項12に記載のプッシュボタン。
  15. 前記複数の割り溝は、それぞれの前記押圧部側の一端が互いに連通することを特徴とする請求項14に記載のプッシュボタン。
  16. 前記フィルム手段は、前記導光シートと前記シートとの間に設けられた光反射シートをさらに有し、
    前記光反射シートには、前記第1の貫通孔に連通する第2の貫通孔が設けられ、
    前記接触ブロックが前記第1の貫通孔及び前記第2の貫通孔内に向けて延びるように設けられていることを特徴とする請求項10に記載のプッシュボタン。
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