JP3179147U - 放熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放熱対象に設置されて該放熱対象の放熱を吸収して発散させる放熱装置であって、その冷媒の相転移が従来より円滑で、放熱効率がよりよく向上された熱装置の提供を目的とする。
【解決手段】本考案は、内部に水平収容空間(311)が形成されている水平部(31)と、該水平部(31)から突起する、内部に垂直収容空間(321)が形成されている少なくとも1つの垂直部(32)とを有しているベース(3)と、前記垂直部(32)の外側に配置されている複数の放熱フィン(4)と、前記垂直収容空間(321)内に挿し込まれて収容されている垂直伝熱ユニット(5)と、前記水平収容空間(311)内に挿し込まれて収容されている水平伝熱ユニット(6)とを備えることを特徴とする放熱装置(2)である。
【選択図】図7

Description

本考案は放熱装置に関し、特に、放熱対象に設置されて該放熱対象の発熱を吸収して発散させる放熱装置に関する。
図1及び図2に示されているのは、特許文献1により開示された従来の放熱装置の一例であり、そのうち図1はその斜視図であり、図2はその内部構成が示されている横断面図である。
図1に示されているように、該従来の放熱装置1は、底板10を放熱対象に設置することによって、該放熱対象から熱を吸収して底板10の上面に形成されている多数の放熱フィン11で放熱するものである。
また、図2に図示されているように、底板10の内部には中空100が形成されており、この中空100は複数の冷媒流路101が縦横交錯するように構成されている。
底板10が放熱対象から吸収した熱によって加熱された冷媒は、冷媒流路101に沿って対流して流れながら熱を底板10の上面に形成されている放熱フィン11に伝え発散させることができる。
しかし、この従来の放熱装置1は、通常決まった流れ方向を有さない冷媒を冷媒流路101内で対流させることにより放熱するよう構成されているが、従来の放熱装置1では冷媒が温度の高低に応じて対流できる高度差が冷媒流路101内において十分に設けられていないため、熱により気化した冷媒と気化前の液体冷媒との冷媒流路101内での対流が滞りがちになり、冷媒の気液相転移を放熱に効率的に利用することができないという問題点があるので、まだ改善する余地が大いに残っている。
台湾実用新案登録第M261972号明細書
上記問題点に鑑みて、本考案は、放熱対象に設置されて該放熱対象の放熱を吸収して発散させる放熱装置であって、その冷媒の相転移が従来より円滑で、放熱効率がよりよく向上された放熱装置の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本考案は、水平部と、該水平部から突起する少なくとも1つの垂直部とを有し、前記垂直部内に垂直収容空間が形成されているベースと、前記垂直部の外側に配置されている複数の放熱フィンと、前記垂直収容空間内に収容され、且つ垂直方向に沿って延伸する少なくとも1つの垂直方向流路が内部に画成されている少なくとも1つの垂直伝熱ユニットとを備えることを特徴とする放熱装置を提供する。
本考案の放熱装置において、前記水平部内に水平収容空間が更に形成されており、前記水平収容空間内に収容され、且つ第1の水平方向に沿って延伸する少なくとも1つの第1の水平方向流路が内部に画成されている水平伝熱ユニットを更に備えることが好ましい。
本考案の放熱装置の実施態様の一つとして、前記垂直伝熱ユニットは、内部に複数の前記垂直方向流路と、前記第1の水平方向と直交し且つ前記垂直部が突起する方向である垂直方向とも直交する第2の水平方向に沿って延伸し、複数の前記垂直方向流路を連通させる第2の水平方向流路とが画成されており、前記水平伝熱ユニットは、内部に前記第1の水平方向に沿って延伸する複数の前記第1の水平方向流路と、前記第2の水平方向に沿って延伸し、複数の前記第1の水平方向流路を連通させる第2の水平方向流路とが画成されていることを特徴とする放熱装置が挙げられる。
また、本考案の放熱装置の実施態様の一つとして、前記垂直伝熱ユニットは、内部に前記第1の水平方向と直交し且つ前記垂直部が突起する方向である垂直方向とも直交する第2の水平方向に沿って延伸する複数の第2の水平方向流路と、前記複数の第2の水平方向流路を連通させる垂直方向流路とが画成されており、前記水平伝熱ユニットは、内部に前記第2の水平方向に沿って延伸する複数の第2の水平方向流路と、前記第1の水平方向に沿って延伸し、前記複数の第2の水平方向流路を連通させる第1の水平方向流路とが画成されており、更に、前記水平収容空間は、前記垂直収容空間と連通しており、前記水平伝熱ユニットは前記垂直伝熱ユニットと連結していることを特徴とする放熱装置が挙げられる。
また、本考案の放熱装置の実施態様の一つとして、前記垂直伝熱ユニット内に画成されている前記垂直方向流路と、前記水平伝熱ユニット内に画成されている前記第1の水平方向流路とが連通していることを特徴とする放熱装置が挙げられる。
また、本考案の放熱装置の実施態様の一つとして、前記垂直伝熱ユニットは、内部に複数の前記垂直方向流路が画成されており、前記水平伝熱ユニットは、内部に前記第1の水平方向に沿って延伸する複数の前記第1の水平方向流路と、前記第1の水平方向と直交し且つ前記垂直部が突起する方向である垂直方向とも直交する第2の水平方向に沿って延伸し、複数の前記第1の水平方向流路を連通させる第2の水平方向流路とが画成されており、前記水平収容空間は、前記垂直収容空間と連通しており、前記水平伝熱ユニットと前記垂直伝熱ユニットとは、前記垂直伝熱ユニットの内部に画成されている複数の前記垂直方向流路と、前記水平伝熱ユニットの内部に画成されている複数の前記第1の水平方向流路とが互いに連通するように連結していることを特徴とする放熱装置が挙げられる。
更に、本考案の放熱装置において、各前記垂直伝熱ユニットと各前記水平伝熱ユニットとの内部に画成されている各流路の周面は、ジグザグ状の断面を有していることが好ましい。
上記構造により、本考案の放熱装置は、水平伝熱ユニットによる放熱だけではなく、垂直伝熱ユニットの存在によって、冷媒の蒸発や凝縮の相転移に応じた十分な高度差を放熱空間に持たせているので、従来より放熱効率が良い放熱装置を提供することができる。
従来の放熱装置の一例の斜視図である。 図1における放熱装置の内部構成が示されている横断面図である。 本考案の放熱装置の第1の実施形態の斜視図である。 本考案の放熱装置の第1の実施形態の分解斜視図である。 図3におけるV−V線に沿って切った縦断面図である。 本考案の放熱装置の第2の実施形態の分解斜視図である。 本考案の放熱装置の第3の実施形態の分解斜視図である。 本考案の放熱装置の垂直伝熱ユニットと水平伝熱ユニットとの内部に画成されている各流路の周面の断面図である。 本考案の放熱装置の第3の実施形態における垂直伝熱ユニットと水平伝熱ユニットの配置の一例の側面図である。 本考案の放熱装置の第3の実施形態における垂直伝熱ユニットと水平伝熱ユニットの配置の一例の側面図である。 本考案の放熱装置の第3の実施形態における垂直伝熱ユニットと水平伝熱ユニットの配置の一例の側面図である。 本考案の放熱装置の第4の実施形態を示す分解斜視図である。
以下は各図面を参照しながら、本考案の実施形態について詳しく説明する。図3〜図5は本考案の放熱装置の第1の実施形態を示す図であり、図示されているように、放熱装置2は、内部に水平収容空間311が形成されている水平部31と、該水平部31から突起して、内部に垂直収容空間321が形成されている垂直部32とを有しているベース3と、各垂直部32の外側に配置されている複数の放熱フィン4と、垂直収容空間321内に挿し込まれて収容されている垂直伝熱ユニット5と、水平収容空間311内に挿し込まれて収容されている水平伝熱ユニット6を備えている。
本考案における垂直伝熱ユニット5は、垂直方向Zに沿って延伸する少なくとも1つの垂直方向流路が内部を区切ることで画成されるように構成されればよいが、この第1の実施形態の垂直伝熱ユニット5では、その内部を区切ることで、複数の垂直方向流路511と、第1の水平方向Xと直交し且つ垂直部32が突起する方向である垂直方向Zとも直交する第2の水平方向Yに沿って延伸し、複数の垂直方向流路511を連通させる第2の水平方向流路512とが画成されている。
本考案における水平伝熱ユニット6は、第1の水平方向Xまたは第2の水平方向Yに沿って延伸する少なくとも1つの水平方向流路が内部に画成されていればよいが、この第1の実施形態の水平伝熱ユニット6では、内部に第1の水平方向Xに沿って延伸する複数の第1の水平方向流路611(図7参照)と、第2の水平方向Yに沿って延伸し、複数の第1の水平方向流路611を連通させる第2の水平方向流路612とが画成されている。
続いて、図面を参照しながら、この第1の実施形態に示されている垂直伝熱ユニット5及び水平伝熱ユニット6の構成例について詳細に説明する。
垂直伝熱ユニット5は、一側(図4では上側)が開口する伝熱部51と、伝熱部51の内部を区切ることで複数の垂直方向流路511が画成されるように形成された複数の区切り板53と、第1の水平方向Xと直交し且つ垂直部32が突起する方向である垂直方向Zとも直交する第2の水平方向Yに沿って延伸し、伝熱部51に取り付けられて伝熱部51の前記開口を覆うと共に、伝熱部51の複数の垂直方向流路511を連通させる第2の水平方向流路512が画成されるように中空状に形成された封止部52とにより組み立てられて構成されることができる。
水平伝熱ユニット6は、一側(図4では奥側)が開口する伝熱部61と、伝熱部61の内部に複数の第1の水平方向流路611が画成されるように取り付けられた複数の区切り板63(図7参照)と、第2の水平方向Yに沿って延伸し、伝熱部61に取り付けられて伝熱部61の前記開口を覆うと共に、複数の第1の水平方向流路611を連通させる第2の水平方向流路612が画成されるように中空状に形成された封止部62とにより組み立てられて構成されることができる。
本考案の放熱装置2は、まず、伝熱部51と封止部52と区切り板53とからなる垂直伝熱ユニット5、及び伝熱部61と封止部62と区切り板63とからなる水平伝熱ユニット6を組み立て、それぞれベース3における垂直部32内部の垂直収容空間321と水平部31内部の水平収容空間311に入れてから、例えば半田付けなどによって固着することで構成されている。また、封止部52及び封止部62には、それぞれ冷媒を注入するための冷媒注入口521と冷媒注入口621が設けられている。
上記構成により、本考案の放熱装置2は、冷媒が貯蔵されている垂直伝熱ユニット5を備えているので、発熱体9から熱を吸収して加熱され気化された冷媒は、垂直伝熱ユニット5における複数の垂直方向流路511に沿って上昇すると共に、吸収した熱を垂直部32から複数の放熱フィン4に伝熱して再び液体に凝縮されて複数の垂直方向流路511を経由して降下することができる。これに加えて、水平伝熱ユニット6では、複数の第1の水平方向流路611と第2の水平方向流路612に沿って対流し、発熱体9から吸収した熱を水平部31に均一的に伝えて放熱させることができる。
このように、本考案の放熱装置2は、冷媒が水平方向での液体―気体混合流動だけではなく、垂直方向での気体流動もできるので、冷媒の相転移の特性を十分且つ円滑に利用することにより、短時間で多くの熱量を放熱させることができ、従来よりも高い放熱効率を持つことができる。
図6は本考案の放熱装置の第2の実施形態を示す図であり、図示されているように、この第2の実施形態は第1の実施形態と類似する構成を有しており、以下は第1の実施形態と相違する構成のみを説明する。
本考案の放熱装置2の第2の実施形態において、垂直伝熱ユニット5は、内部に第1の水平方向Xと直交し且つ垂直部32が突起する方向である垂直方向Zとも直交する第2の水平方向Yに沿って延伸する複数の第2の水平方向流路512と、複数の第2の水平方向流路512を連通させる垂直方向流路511が画成されており、水平伝熱ユニット6は、内部に第2の水平方向Yに沿って延伸する複数の第2の水平方向流路612と、第1の水平方向Xに沿って延伸し、複数の第2の水平方向流路612を連通させる第1の水平方向流路611が画成されている。
ベース3における水平収容空間311は、垂直収容空間321と連通しており、また、垂直伝熱ユニット5は、下述する封止ユニット71によって水平伝熱ユニット6と連結している。
封止ユニット71は、水平収容空間311と垂直収容空間321との連通に対応し、水平伝熱ユニット6に取り付けられる水平部分711と、垂直伝熱ユニット5に取り付けられる垂直部分712と、水平部分711と垂直部分712とを連結するつなぎ部分713とからなり、垂直部分712に垂直伝熱ユニット5の複数の第2の水平方向流路512を連通させる垂直方向流路511が画成され、そして水平部分711に水平伝熱ユニット6の複数の第2の水平方向流路612を連通させる第1の水平方向流路611が画成されるようにそれぞれ中空状に形成されている。
この第2の実施形態は、第1の実施形態と同等な効果を発揮することができる。
図7は本考案の放熱装置の第3の実施形態を示す図であり、図示されているように、この第3の実施形態は第2の実施形態と類似する構成を有しているが、この実施形態において、水平伝熱ユニット6と垂直伝熱ユニット5とが連結部8で連結していると共に、水平伝熱ユニット6内を区切ることで画成された第1の水平方向Xに沿って延伸する複数の第1の水平方向流路611と、垂直伝熱ユニット5内を区切ることで画成された複数の垂直方向流路511(図示せず)とがそれぞれ連通するようになっている。更に、この第3の実施形態における水平伝熱ユニット6は図中での手前側で開口し、該開口を覆う封止部62は中空に形成されて各第1の水平方向流路611と連通すると共に各第1の水平方向流路611同士を連通させる第2の水平方向流路612が画成されている。
上記構成により、本考案の放熱装置2は、冷媒が貯蔵されている垂直伝熱ユニット5(使用中、冷媒は主に気体)及び水平伝熱ユニット6(使用中、冷媒は主に液体)を備えており、発熱体9から熱を吸収して加熱された冷媒は、水平伝熱ユニット6において、複数の第1の水平方向流路611と第2の水平方向流路612に沿って対流しながら熱を垂直伝熱ユニット5を経由して放熱フィン4に伝え発散させることができ、また、それに加えて、垂直伝熱ユニット5において熱の吸収によって気化された冷媒が、前記対流中に複数の垂直方向流路511に沿って上昇すると共に、吸収した熱を垂直部32から複数の放熱フィン4に伝熱して再び液体に凝縮されて複数の垂直方向流路511を経由して、該複数の垂直方向流路511と連通する複数の第1の水平方向流路611に戻ることができる。
このように、本考案の第3の実施形態においても、放熱装置2は、冷媒が水平方向での液体―気体混合流動だけではなく、垂直方向での気体流動もできるので、冷媒の相転移の特性を十分且つ円滑に利用することにより、短時間で多くの熱量を放熱させることができ、従来よりも高い放熱効率を持つことができる。
一方、図8に示されるように、本考案では冷媒と各流路との接触面積の増加あるいは冷媒の流動空間の増加により放熱効率の更なる向上を図るべく、各実施形態における垂直伝熱ユニット5の内部に画成された各流路の周面は、ジグザグ状の断面513を有するように構成されている。また、図中では示されていないが、水平伝熱ユニット6の内部を区切って画成された各流路の周面も同じようにジグザグ状の断面を有するように構成されている。
また、図9〜図11は本考案の放熱装置の他の構成例が示されており、図示されているように、本考案の放熱装置に形成される水平収容空間311や垂直収容空間321の配置は特に制限されず、例えば図9に示されているように、垂直収容空間321が水平収容空間311の中央部分から立ち上がるように形成することができ、そして図10に示されているように1つの水平収容空間311に対応して2つの垂直収容空間321が形成されているように構成されることも可能であり、更に、図11に示されているように2つの垂直収容空間321が1つの水平収容空間311の両端からそれぞれ上方へ延伸するように構成されることも可能である。無論、水平収容空間311や垂直収容空間321に収容される水平伝熱ユニット6や垂直伝熱ユニット5は、水平収容空間311や垂直収容空間321の構成に対応して変更される。
図12は本考案の放熱装置の第4の実施形態を示す図であり、図示されているように、この第4の実施形態は第3の実施形態と類似する構成を有しており、以下は第3の実施形態と相違する構成のみを説明する。
本考案の放熱装置2の第4の実施形態においては、2つの封止ユニット72によって、連結部8を介して互いに連結されている垂直伝熱ユニット5と水平伝熱ユニット6とを第2の水平方向Yにおける両側から封止している。
封止ユニット72は、水平収容空間311と垂直収容空間321との連通に対応し、また、垂直伝熱ユニット5内に画成されている垂直方向流路511と、水平伝熱ユニット6に画成されている第1の水平方向流路611とが連通するように中空状に形成されている。
この第4の実施形態は、第1〜第3の実施形態と同等な効果を発揮することができる。
尚、本考案は上記各実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
上記構造により、本考案の放熱装置は、水平伝熱ユニットによる放熱だけではなく、垂直伝熱ユニットの存在によって、放熱空間において、冷媒の蒸発や凝縮の相転移に応じた十分な高度差を持たせているので、従来より放熱効率が良い放熱装置を提供することができる。
1 放熱装置
10 底板
11 放熱フィン
100 中空
101 冷媒流路
2 放熱装置
3 ベース
31 水平部
311 水平収容空間
32 垂直部
321 垂直収容空間
4 放熱フィン
5 垂直伝熱ユニット
51 伝熱部
52 封止部
521 冷媒注入口
53 区切り板
511 垂直方向流路
512 第2の水平方向流路
513 断面
6 水平伝熱ユニット
61 伝熱部
62 封止部
621 冷媒注入口
63 区切り板
611 第1の水平方向流路
612 第2の水平方向流路
71 封止ユニット
711 水平部分
712 垂直部分
713 つなぎ部分
72 封止ユニット
8 連結部
9 発熱体
X 第1の水平方向
Y 第2の水平方向
Z 垂直方向

Claims (8)

  1. 水平部と、該水平部から突起する少なくとも1つの垂直部とを有し、前記垂直部内に垂直収容空間が形成されているベースと、
    前記垂直部の外側に配置されている複数の放熱フィンと、
    前記垂直収容空間内に収容され、且つ垂直方向に沿って延伸する少なくとも1つの垂直方向流路が内部に画成されている少なくとも1つの垂直伝熱ユニットとを備えることを特徴とする放熱装置。
  2. 前記水平部内に水平収容空間が更に形成されており、
    前記水平収容空間内に収容され、且つ第1の水平方向に沿って延伸する少なくとも1つの第1の水平方向流路が内部に画成されている水平伝熱ユニットを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
  3. 前記垂直伝熱ユニットは、内部に複数の前記垂直方向流路と、前記第1の水平方向と直交し且つ前記垂直部が突起する方向である垂直方向とも直交する第2の水平方向に沿って延伸し、複数の前記垂直方向流路を連通させる第2の水平方向流路とが画成されており、
    前記水平伝熱ユニットは、内部に前記第1の水平方向に沿って延伸する複数の前記第1の水平方向流路と、前記第2の水平方向に沿って延伸し、複数の前記第1の水平方向流路を連通させる第2の水平方向流路とが画成されていることを特徴とする請求項2に記載の放熱装置。
  4. 前記垂直伝熱ユニットは、内部に前記第1の水平方向と直交し且つ前記垂直部が突起する方向である垂直方向とも直交する第2の水平方向に沿って延伸する複数の第2の水平方向流路と、前記複数の第2の水平方向流路を連通させる垂直方向流路とが画成されており、
    前記水平伝熱ユニットは、内部に前記第2の水平方向に沿って延伸する複数の第2の水平方向流路と、前記第1の水平方向に沿って延伸し、前記複数の第2の水平方向流路を連通させる第1の水平方向流路とが画成されており、
    更に、前記水平収容空間は、前記垂直収容空間と連通しており、
    前記水平伝熱ユニットは前記垂直伝熱ユニットと連結していることを特徴とする請求項2に記載の放熱装置。
  5. 前記垂直伝熱ユニット内に画成されている前記垂直方向流路と、前記水平伝熱ユニット内に画成されている前記第1の水平方向流路とが連通していることを特徴とする請求項4に記載の放熱装置。
  6. 前記垂直伝熱ユニットは、内部に複数の前記垂直方向流路が画成されており、
    前記水平伝熱ユニットは、内部に前記第1の水平方向に沿って延伸する複数の前記第1の水平方向流路と、前記第1の水平方向と直交し且つ前記垂直部が突起する方向である垂直方向とも直交する第2の水平方向に沿って延伸し、複数の前記第1の水平方向流路を連通させる第2の水平方向流路とが画成されていることを特徴とする請求項2に記載の放熱装置。
  7. 前記水平収容空間は、前記垂直収容空間と連通しており、
    前記水平伝熱ユニットと前記垂直伝熱ユニットとは、前記垂直伝熱ユニットの内部に画成されている複数の前記垂直方向流路と、前記水平伝熱ユニットの内部に画成されている複数の前記第1の水平方向流路とが互いに連通するように連結していることを特徴とする請求項6に記載の放熱装置。
  8. 各前記垂直伝熱ユニットと各前記水平伝熱ユニットとの内部に画成されている各流路の周面は、ジグザグ状の断面を有していることを特徴とする請求項2に記載の放熱装置。
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