JP3198319U - 放熱器 - Google Patents

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陽介 渡辺
陽介 渡辺
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Abstract

【課題】動力が不要で騒音の発生を防止できるとともに、姿勢に関わらず必要な放熱性能を得られる放熱器を提供することを目的とする。【解決手段】基板10と、基板10に間隔を空けて複数立設された放熱フィン20とを備えた放熱器において、放熱フィン20は、立設方向に対して傾斜する傾斜面部21を備えており、傾斜面部21には、空気流通孔24が形成されていることを特徴とする。さらに、傾斜面部21は、一の放熱フィン20につき立設方向に間隔をあけて二つ形成されており、二つの傾斜面部21,21間には、立設方向に沿った水平面部23が形成されているものが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は、発熱体の冷却に用いられる放熱器に関する。
発熱源を冷却するための放熱器には、種々のタイプのものがあるが、従来、ベースに複数の放熱フィンを立設した放熱器が多く採用されている(例えば、特許文献1,2参照)。このような放熱器で放熱フィンがベースの上側に配置されている場合においては、放熱フィン周りで加熱された空気は放熱フィン間の隙間を伝って上昇した後に上方へ抜けるので、効率的な放熱が行われる。
実用新案登録第3181915号公報 実用新案登録第3149894号公報
ところで、前記構成の放熱器は、発熱源がLED照明装置などである場合、発熱源の使用状況に応じていろいろな姿勢となる。前記のようにベースに複数の放熱フィンを立設した放熱器では、放熱フィンが水平方向に延在する姿勢となった場合に、加熱された空気は放熱フィンの間で滞留して外部へ抜け難くなるので、放熱性能が低下してしまう問題があった。特に、近年では、LEDのパワー上昇などの理由によって発熱量が増加する傾向にあるため、放熱性能の低下は大きな問題となっていた。
放熱フィン間の空気を流す手段として、放熱フィンを空冷するための冷却ファンを設けることが考えられる。しかしながら、冷却ファンを設けると、動力が必要であるとともに、騒音が発生してしまうという問題を新たに招いてしまう。さらに、屋外で使用する機器では、放熱器が風雨に晒されるため、冷却ファンの使用は困難であった。
そこで、本考案は、動力が不要で騒音の発生を防止できるとともに、姿勢に関わらず必要な放熱性能を得られる放熱器を提供することを目的とする。
本考案は、前記した課題に鑑みてなされたものであり、基板と、当該基板に間隔を空けて複数立設された放熱フィンとを備えた放熱器において、前記放熱フィンは、立設方向に対して傾斜する傾斜面部を備えており、前記傾斜面部には、空気流通孔が形成されていることを特徴とする放熱器である。
このような構成によれば、放熱フィンが縦方向に立ち上がっている場合には、放熱フィン間の隙間で加熱されて上昇した空気は、傾斜面部に沿って流れの向きが変えられるとともに、空気流通孔を通過して隣の隙間に移動するので、空気流が発生し易くなる。また、放熱フィンが横方向に寝ている場合であっても、加熱された空気は、傾斜面部に沿って上昇するとともに、空気流通孔を通過して隣の隙間に移動するので、空気流が発生し易くなる。つまり、かかる放熱器によれば、放熱器の姿勢に関わらず、放熱フィン間の空気が放熱フィン間の隙間から流出し易くなり、放熱性能を高めることができる。また、冷却ファンを必要としないので、動力が不要であるとともに、騒音が発生することもない。さらに、かかる放熱器は、風雨に晒されても問題はないので、外部であっても使用できる。
本考案においては、前記傾斜面部は、一の前記放熱フィンにつき前記立設方向に間隔をあけて二つ形成されており、前記二つの傾斜面部間には、前記立設方向に沿った水平面部が形成されているものが好ましい。
このような構成によれば、放熱フィンが縦方向に立ち上がっている場合に、水平面部において、空気の流れを速くできるのでより一層、空気が隙間から流出し易くなる。
また、本考案においては、前記空気流通孔は、前記立設方向に沿って少なくとも一方の前記傾斜面部から前記水平面部および他方の前記傾斜面部に亘って形成されているものが好ましい。
このような構成によれば、放熱フィンが縦方向に立ち上がっている場合に、一方の前記傾斜面部から前記水平面部および他方の前記傾斜面部に亘って、隣り合う隙間同士の空気の流通が可能になるので、空気流が発生し易くなる。
また、本考案においては、前記基板上には、複数の前記放熱フィンを平行に配列してなる放熱フィン群が複数設けられており、一の前記放熱フィン群の配列方向と、これに隣り合う他の前記放熱フィン群の配列方向が交差しているものが好ましい。
このような構成によれば、基板が側部に位置して放熱フィンが横方向に延在する姿勢になった場合に、縦向きになる放熱フィン群と、横向きになる放熱フィン群とが混在するので、少なくとも一部の放熱フィン群では、放熱フィン間の空気は、加熱されて上方に流れるので、全ての放熱フィンが横向きの放熱器よりも放熱性能を高めることができる。
さらに、本考案においては、前記放熱フィンには、ヒートパイプが取り付けられており、前記ヒートパイプの一端部は、前記放熱フィンの前記基板側となる基端部に接続され、前記ヒートパイプの他端部は、前記放熱フィンの先端部に接続されているものが好ましい。
このような構成によれば、空気の流れ以外にも、ヒートパイプを用いて熱を伝搬できるので、より一層放熱性能を高めることができる。
本考案の放熱器によれば、放熱器の姿勢に関わらず、放熱フィン間の空気が放熱フィン間の隙間から流出し易くなり、放熱性能を高めることができる。また、冷却ファンを必要としないので、動力が不要であるとともに、騒音が発生することもない。さらに、かかる放熱器は、風雨に晒されても問題はないので、外部であっても使用できる。
本考案の第一実施形態に係る放熱器の全体構成を示した斜視図である。 本考案の第一実施形態に係る放熱器を示した端面図である。 放熱フィンが縦方向に立ち上がっている状態を示した断面図である。 放熱フィンが横方向に寝ている状態を示した断面図である。 (a)および(b)は、本考案の第一実施形態に係る放熱器の変形例を示した断面図である。 本考案の第二実施形態に係る放熱器の全体構成を示した斜視図である。 本考案の第二実施形態に係る放熱器を示した側面図である。 本考案の第三実施形態に係る放熱器の全体構成を示した斜視図である。 本考案の第三実施形態に係る放熱器を示した正面図である。 本考案の第三実施形態に係る放熱器を示した側面図である。 本考案の第四実施形態に係る放熱器の全体構成を示した斜視図である。 本考案の第四実施形態に係る放熱器を示した正面図である。 本考案の第四実施形態に係る放熱器を示した側面図である。
次に、本考案の第一実施形態に係る放熱器1について、図1および図2を参照して説明する。
図1および図2に示すように、第一実施形態に係る放熱器1は、基板10と、当該基板10に立設された放熱フィン20と、放熱フィン20に取り付けられたヒートパイプ30とを備えている。図1および図2では、基板10が放熱フィン20の下側に位置した姿勢となっている。
基板10は、平面視矩形形状を呈した金属製の板状部材である。基板10の上面11には、放熱フィン20が立設されている。基板10の上面には、ヒートパイプ30が収容される溝部12が形成されている。溝部12は、断面半円形状を呈しており、ヒートパイプ30の断面の下半部分が収容される。基板10の下面13(図2参照)には、発熱源(図示せず)が当接される。発熱源は、例えば、LED照明装置のLED(半導体素子)やPCにおけるCPU等の発熱体である。
放熱フィン20は、基板10から伝えられた熱を空気中に放熱するものであり、本実施形態では、基板10の上面11に一体形成された金属製の薄板状部材である。放熱フィン20は、基板10に対して直交して立設されており、基板10の法線方向(図1ではZ方向)が立設方向となっている。放熱フィン20は、基板10上に所定間隔をあけて複数形成されている。隣り合う放熱フィン20,20は互いに平行になっている。なお、放熱フィン20の設置間隔や厚さは、適宜設定される。
図2の右半部分に示すように、放熱フィン20は、立設方向(図2における上下方向)に対して傾斜する傾斜面部21を備えている。傾斜面部21は、立設方向に間隔をあけて二つ形成されている。傾斜面部21は、立設方向(図2の上下方向)に対して、45度傾斜している。なお、傾斜角度や傾斜面部21の面積は、一例であって、放熱フィン20の大きさや要求される放熱性能に応じて適宜設定される。二つの傾斜面部21,21は、傾斜する向きが逆であって、長さが同じである。これによって、放熱フィン20の基端側平面部22a(下側の傾斜面部よりも下側の部分)と先端側平面部22b(上側の傾斜面部よりも上側の部分)は同一平面上に位置している。
二つの傾斜面部21,21間には、立設方向に沿った水平面部23が形成されている。水平面部23は、基端側平面部22aおよび先端側平面部22bと平行になっている。水平面部23の立設方向長さは、基端側平面部22aの立設方向長さと同等である。水平面部23の立設方向長さは、先端側平面部22bの立設方向長さよりも短い。
つまり、放熱フィン20は、同一平面上に位置する基端側平面部22aおよび先端側平面部22bから、傾斜面部21,21と水平面部23が一方向に突出した形状となっている。隣り合う放熱フィン20,20は、傾斜面部21,21および水平面部23の突出方向が同じ向きになるように配置されて、並列されている。
図1および図2の左側部分に示すように、放熱フィン20には、空気流通孔24が形成されている。空気流通孔24は、放熱フィン20の表裏方向において空気を流通させる役目を備える。空気流通孔24は、傾斜面部21にかかるように形成されている。本実施形態では、空気流通孔24は、立設方向に沿って延在する縦長の長円形状を呈している。空気流通孔24は、少なくとも一方の傾斜面部21から水平面部23および他方の傾斜面部21に亘って形成されている。空気流通孔24の下端部は、基端側平面部22aにかかっており、空気流通孔24の上端部は、先端側平面部22bにかかっている。空気流通孔24は、放熱フィン20を平面方向正面から見た状態(図2の左側部分の状態)で、左右二箇所に形成されている。なお、空気流通孔24の大きさ、形状および位置は、一例であって、放熱フィン20の大きさや要求される放熱性能に応じて適宜設定される。
ヒートパイプ30は、例えば、銅、銅合金、アルミニウムまたはアルミニウム合金などの熱伝導性に優れた素材により断面円形に形成されている。このようなヒートパイプ30としては、公知のウィック式やサーモサイホン式のものを好適に用いることができる。ヒートパイプ30は、U字状に折り曲げられている。
ヒートパイプ30の下端部31(一端部)は、放熱フィン20の法線方向に沿って延在しており、放熱フィン20の基端部(基板側端部)に接続されている。具体的には、ヒートパイプ30の下端部31の断面下半部は、基板10の溝部12に収容されている。下端部31の断面下半部の外周面は、溝部12の内周面に当接している。下端部31の断面上半部は、放熱フィン20の下端に形成された切欠部25を通過している。切欠部25は、半円形状を呈しており、その内周面に下端部31の断面上半部の外周面が当接している。ヒートパイプ30の下端部31は、所定枚数(後記する放熱フィン群27の1ブロック分の枚数)の放熱フィン20に接続されている。
ヒートパイプ30の上端部32(他端部)は、放熱フィン20の法線方向に沿って延在して、ヒートパイプ30の下端部31と平行になっている。ヒートパイプ30の上端部32は、放熱フィン20の先端部に接続されている。具体的には、ヒートパイプ30の上端部32は、放熱フィン20の先端側平面部22bに形成されたパイプ貫通孔26に挿通されている。パイプ貫通孔26は、円形状を呈しており、その内周面に上端部32の外周面が当接している。
ヒートパイプ30は、一の放熱フィン20につき、3本設けられている。ヒートパイプ30は、放熱フィン20を平面方向正面から見た状態(図2の左側部分の状態)で、空気流通孔24と重なる位置の左右二箇所およびその中心位置の一箇所の合計三箇所に設置されている。なお、ヒートパイプ30の個数は三つに限定されるものではなく、要求性能に応じて適宜設定される。要求性能によっては、ヒートパイプ30を設けなくても済む場合もある。
図1に示すように、基板10上には、所定枚数の複数の放熱フィン20,20・・を平行に配列してなる放熱フィン群27が複数(本実施形態では四つ)設けられている。放熱フィン群27は、図1に示したX方向とY方向の二方向に沿って、二行二列に配置されている。
一の放熱フィン群27の配列方向(放熱フィン20の法線方向)と、これに隣り合う(本実施形態では、X方向に隣り合う場合と、Y方向に隣り合う場合の両方を含む)他の放熱フィン群27の配列方向は、交差(本実施形態では直交)している。
以上のような構成の基板10と放熱フィン20は、銅、銅合金、アルミニウムまたはアルミニウム合金などの熱伝導性に優れた素材からなる金属で別体に形成し、かしめ接合あるいはブレージング(ろう付け)など公知の接合方法にて固定することで形成されている。空気流通孔24、溝部12および切欠部25、パイプ貫通孔26は、基板10と放熱フィン20を接合した後に、切削加工にて形成する。なお、基板10と放熱フィン20の形成方法はこれに限定されるものではなく、他の方法で形成してもよい。
以上のような構成の放熱器1によれば、放熱フィン20が、傾斜面部21と空気流通孔24を備えているので、隣り合う放熱フィン20,20間の空気が流れ易くなる。以下に、図3および図4を参照しながら、放熱フィン20,20間の向きに応じた空気の流れを説明する。
図3に示すように、基板10が下端部に位置していて、放熱フィン20,20が縦方向(Z方向)に立ち上がっている場合には、基端側平面部22aからの放熱によって、隣り合う基端側平面部22a,22a間の隙間で加熱されて上昇した空気は、空気流通孔24がない部分では傾斜面部21に沿って流れの向きが変えられる(図3中、実線矢印参照)とともに、空気流通孔24がある部分では空気流通孔24を通過して隣の隙間に移動する(図3中、破線矢印参照)。水平面部23,23間の隙間(空気流通孔24がない部分)においては、水平面部23からの放熱によって、空気が加熱されるので、上昇流がさらに発生して流速が速くなる。空気流通孔24がある部分では、両サイド(水平面部23,23)の上昇流に引っ張られて、空気が上昇する。上側の傾斜面部21においては、上昇した空気は、空気流通孔24がない部分では傾斜面部21に沿って流れの向きが変えられる(図3中、実線矢印参照)とともに、空気流通孔24がある部分では空気流通孔24を通過して隣の隙間に移動する(図3中、破線矢印参照)。先端側平面部22b,22b間の隙間においては、先端側平面部22bからの放熱によって、空気が加熱されるので、上昇流がさらに発生する。最終的には、加熱された空気は、先端側平面部22bの上端から外部に放出される。
以上説明したように、放熱フィン20,20が縦方向に立ち上がっている状態の本実施形態の放熱器1の放熱フィン20,20間では、空気は、流れの向きが変えられ、滞留が起こり難くなる。さらに、空気は横方向にも流れるので、隙間での空気流が発生しやすくなり、放熱器1内での空気の移動量が大きくなる。これによって、放熱された熱エネルギーは放熱器1の外部に効率的に流されるので、放熱フィンが単なる平板状である場合と比較して、放熱性能が上昇する。さらに、傾斜面部21に沿って空気が流れる際に、空気が混ぜられるので、加熱されていない空気が順次傾斜面部21の表面に接する。よって、放熱効率が向上する。
図4に示すように、基板10が側部に位置していて、放熱フィン20,20が横方向(Z方向に直交する方向(X方向またはY方向))に延在して寝ている場合には、基端側平面部22aまたは先端側平面部22bからの放熱によって、隣り合う放熱フィン20,20間の隙間で加熱された空気は、隙間内で上昇し、傾斜面部21に沿って上昇するとともに、空気流通孔24を通過して上側の隙間に移動する。傾斜面部21および空気流通孔24の部分では空気が上に流されるので、その周囲の空気は、上昇流に引っ張られて、傾斜面部21および空気流通孔24へと流れて行く。上側の隙間に流れた空気は、その上方の空気流通孔24からさらに上方に流れて行く。順次上方に流れた空気は、放熱器1の外部に放出される。
以上説明したように、放熱フィン20,20が横方向に寝ている状態の本実施形態の放熱器1の放熱フィン20,20間では、空気は、空気流通孔24から上方に流れる。傾斜面部21と空気流通孔24の付近では、空気は、上昇流に引っ張られて横方向にも流れるので、空気流が発生しやすくなり、放熱器1内での空気の移動量が大きくなる。これによって、放熱された熱エネルギーは放熱器1の外部に効率的に流されるので、放熱フィンが単なる平板状である場合と比較して、放熱性能が上昇する。傾斜面部21と空気流通孔24から離れた部分では、加熱された空気は、放熱フィン20の周縁部から外部に放出される。つまり、本実施形態の放熱器1によれば、姿勢がいずれの場合であっても、従来の放熱器より放熱性能が向上する。
なお、水平面部23が基端側平面部22aおよび先端側平面部22bよりも下側の状態で、放熱フィン20が寝ている場合であっても、空気流通孔24部分では上昇流が発生するとともに、空気流通孔24の周囲の空気は、上昇流に引っ張られて横方向に流れるので、空気流が発生しやすくなる。
特に本実施形態では、空気流通孔24は、少なくとも一方の傾斜面部21から水平面部23および他方の傾斜面部21に亘って形成されているので、放熱フィン20が縦方向に立ち上がっている場合に、一方の傾斜面部21から水平面部23および他方の傾斜面部21に亘って、隣り合う隙間同士の空気の流通が可能になるので、空気流が発生し易くなる。
さらに、本実施形態では、一の放熱フィン群27の配列方向と、これに隣り合う他の放熱フィン群27の配列方向が交差しているので、基板10が側部に位置して放熱フィン20が横方向に延在する姿勢(XY平面に沿う姿勢)になった場合に、縦向きになる(XZ平面またはYZ平面に沿う)放熱フィン群27と、横向きになる(XY平面に沿う姿勢(図4の状態))放熱フィン群27とが混在する。これによって、少なくとも一部の放熱フィン群27では、放熱フィン20が縦向きになるので、放熱フィン20,20間の空気は、加熱されて上方に流れ易くなる。したがって、全ての放熱フィンが横向きの放熱器よりも放熱性能を高めることができる。
また、ヒートパイプ30の一端部を、放熱フィン20の基板側端部に接続するとともに、他端部を、放熱フィン20の先端部に接続したことによって、ヒートパイプ30を用いて、放熱フィン20の基板側端部の熱を先端部に伝搬できるので、より一層放熱性能を高めることができる。
さらに、本実施形態の放熱器1は、放熱フィン20の形状を工夫したことによって、放熱性能を高めているので、冷却ファンを必要としない。これによって、放熱ファンの動力が不要であるとともに、騒音が発生することもない。また、かかる放熱器1は、風雨に晒されても問題はないので、外部であっても使用することができる。
次に、図5を参照しながら、放熱フィンの変形例について説明する。前記実施形態の放熱器1では、空気流通孔24は、一方の傾斜面部21から水平面部23および他方の傾斜面部21に亘って形成されているが、この形状に限定されるものではない。変形例に係る放熱器1aの放熱フィン20aは、図5の(a)に示すように、各傾斜面部21を跨いで空気流通孔24aが二箇所に形成されている。つまり、水平面部23の中間部には、空気流通孔は形成されていない。
このような構成の放熱フィン20aによれば、傾斜面部21において、空気流通孔24aがない部分では傾斜面部21に沿って流れの向きが変えられる(図5の(a)中、実線矢印参照)とともに、空気流通孔24aがある部分では空気流通孔24aを通過して隣の隙間に移動する(図5の(a)中、破線矢印参照)。水平面部23,23間の隙間においては、水平面部23からの放熱によって、空気が加熱されるので、上昇流がさらに発生して流速が速くなる。特に、放熱フィン20aでは、水平面部23に空気流通孔24aがないので、上昇流がより多く発生するので、流速をより一層速くできる。これによって、隙間の空気の流れを大きくできるので、放熱性能が向上する。
前記実施形態の放熱器1では、放熱フィン20の二つの傾斜面部21,21は、傾斜する向きが逆であって、長さが同じであるが、この形状に限定されるものではない。他の変形例に係る放熱フィン20bは、図5の(a)に示すように、二つの傾斜面部21,21は、同じ向き(先端側に向かうに連れて図5中、右側になる向き)になっている。本変形例では、前記変形例と同様に、各傾斜面部21を跨いで空気流通孔24aが二箇所に形成されている。なお、空気流通孔は、一方の傾斜面部21から水平面部23および他方の傾斜面部21に亘って形成されていてもよい。
このような構成の放熱フィン20bによっても、放熱フィン20aと同様に、傾斜面部21において、空気流通孔24aがない部分では傾斜面部21に沿って流れの向きが変えられる(図5の(b)中、実線矢印参照)とともに、空気流通孔24aがある部分では空気流通孔24aを通過して隣の隙間に移動する(図5の(b)中、破線矢印参照)。そして、水平面部23,23間の隙間においては、水平面部23からの放熱によって、空気が加熱されるので、上昇流がさらに発生して流速が速くなる。したがって、放熱フィン20bにおいても、図5の(a)の放熱フィン20aと同等の作用効果を得られる。
次に、本考案の第二実施形態に係る放熱器1aについて、図6および図7を参照して説明する。
図6および図7に示すように、第二実施形態に係る放熱器1aは、基板10が放熱フィン20の下側に位置した姿勢で固定される場合に使用されることが多い。放熱器1aは、基板10と、当該基板10に立設された放熱フィン20と、放熱フィン20に取り付けられたヒートパイプ30とを備えている。これら基板10、放熱フィン20およびヒートパイプ30の構成は前記実施形態と同様であるので、同じ符号を付して説明を省略する。
放熱器1aは 前記実施形態と同様に、所定枚数の複数の放熱フィン20,20・・を平行に配列してなる放熱フィン群27が複数(四つ)設けられている。放熱フィン群27は、図6に示したX方向とY方向の二方向に沿って、二行二列に配置されている。本実施形態では、放熱フィン群27の配列方向(放熱フィン20の法線方向)は全て同じ方向であって、全ての放熱フィン20が同一平面(YZ平面)に沿って配列されている。X方向に沿って隣り合う放熱フィン群27,27は、傾斜面部21,21および水平面部23の突出方向がそれぞれ外向きになっており、左右対称形状となっている。なお、隣り合う放熱フィン群27,27の傾斜面部21,21および水平面部23の突出方向がともに同じ向きになるように、各放熱フィン群27,27を配置してもよい。
このような構成の放熱器1aによれば、基板10が下側になって放熱フィン20,20が縦方向に立ち上がっている姿勢において、前記実施形態と同様の空気の流れが発生する(図3参照)ので、周囲空気との熱交換が活発になり放熱性能が向上する。さらに、本実施形態では、全ての放熱フィン20が同じ向きに配置されているので、構成が単純化されて放熱器1aの形成が容易になる。なお、前記構成の放熱器1aは、放熱フィン20が横方向に寝た状態になった場合であっても、縦方向の状態よりも少ないながらも空気の流れは発生する(図4参照)ので、平板状の放熱フィンよりも放熱性能を高くできる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。例えば、第一および第二実施形態では放熱フィン群27は四つもうけられているが、単数であってもよいし、二、三または五以上の複数であってもよい。また、放熱フィン群27の配置形態も適宜変更可能である。
さらに、放熱フィン20における傾斜面部21の箇所数も二箇所に限定されるものではなく、単数、または三以上の複数であってもよい。傾斜面部21が少なくとも一つあれば、空気の流れが発生するので、放熱性能が高くなる。
次に、本考案の第三実施形態に係る放熱器1bについて、図8乃至図10を参照して説明する。図8および図10に示すように、第三実施形態に係る放熱器1bは、基板10と、放熱フィン20と、伝熱プレート40とを備えている。放熱フィン20の断面構成は前記実施形態と同様であるので、同じ符号を付して説明を省略する。
放熱器1bは 前記実施形態と同様に、所定枚数の複数の放熱フィン20,20・・を平行に配列してなる放熱フィン群27が複数(四つ)設けられている。放熱フィン20のY方向長さは、第二実施形態の放熱フィン20のY方向長さより大きく、各放熱フィン20には、四つの空気流通孔24が形成されている。放熱フィン群27は、扁平型ヒートパイプ40によって、上下方向(Z方向)に二層積み上げられていて、各層ごとに二つずつX方向に沿って配置されている。各放熱フィン群27の放熱フィン20の配列方向(放熱フィン20の法線方向)は全て同じ方向(X方向)であって、全ての放熱フィン20が同一平面(YZ平面)に沿って配列されている。
伝熱プレート40は、プレート状の伝熱手段であって、例えば扁平型ヒートパイプ40にて構成されている。扁平型ヒートパイプ40は、細管をプレート内に蛇行、若しくは並設して形成されている。扁平型ヒートパイプ40は、細管の内部に冷媒(作動液)を充填して構成されている。扁平型ヒートパイプ40は、細管内を冷媒が相変化しながら循環することで、高い熱輸送能力を発揮する。扁平型ヒートパイプ40は、基板10に当接する第一水平板部41と、第一水平板部41の一端部(図10の右側端部)から立ち上がる垂直板部42と、垂直板部42の上端から水平方向に延在する第二水平板部43とを備えている。第一水平板部41は、基板10の上面11に接合されている。第一水平板部41の他端部(図10の左側端部)には、第一立上板部44が設けられている。第一立上板部44の立上り高さは、垂直板部42の立上り高さより低い。第二水平板部43の他端部(図10の左側端部)には、第二立上板部45が設けられている。第二立上板部45の立上り高さは、第一立上板部44の立上り高さと同じである。第一水平板部41と基板10との接合は、溶接であってもよいし、かしめ等の機械的接合であってもよく、限定されるものではない。
下層の放熱フィン群27,27は、第一水平板部41上に配置されている。放熱フィン群27,27の下端部は、第一水平板部41の上表面に接合されている。X方向に沿って左右に隣り合う放熱フィン群27,27のうち、図10中、左側の放熱フィン群27の水平面部23は、基端側平面部22aおよび先端側平面部22bよりも左側に突出している。また、図10中、右側の放熱フィン群27の水平面部23は、基端側平面部22aおよび先端側平面部22bよりも右側に突出している。
上層の放熱フィン群27,27は、第二水平板部43上に配置されている。放熱フィン群27,27の下端部は、第二水平板部43の上表面に接合されている。上層の放熱フィン群27,27は、下層の放熱フィン群27,27と同じ構成である。放熱フィン20と扁平型ヒートパイプ40(第一水平板部41または第二水平板部43)との接合は、溶接であってもよいし、かしめ等の機械的接合であってもよく、限定されるものではない。
本実施形態では、扁平型ヒートパイプ40は、Y方向に間隔を隔てて三つ並列されている(図8および図9参照)。なお、扁平型ヒートパイプ40の枚数および幅寸法は本実施形態に限定されるものではなく、放熱フィン群27のY軸方向長さに応じて適宜設定される。
第三実施形態に係る放熱器1bによれば、第二実施形態と同様の作用効果を得られる他に以下のような作用効果が得られる。扁平型ヒートパイプ40を用いたことによって、断面円形のヒートパイプよりも表面積が大きく確保でき高い熱伝導効果を得られるので、基板10からの熱を放熱器1b全体に広げて冷やすことができる。したがって、より一層高い冷却効果を得ることができる。本実施形態では、扁平型ヒートパイプ40は、Y方向に間隔を隔てて配置されているので、隙間から空気が流れ易く、冷却効果をさらに高めることができる。なお、伝熱プレート40は、扁平型ヒートパイプに限定されるものではなく、ヒートレーン(登録商標)プレートにて構成してもよい。
次に、本考案の第四実施形態に係る放熱器1cについて、図11乃至図13を参照して説明する。図11および図13に示すように、第四実施形態に係る放熱器1cは、基板10と、放熱フィン20と、ヒートパイプ30とを備えている。放熱器1cは、ヒートパイプ30によって、放熱フィン20が基板10から離れた上方位置で支持されている。放熱フィン20の断面構成は前記実施形態と同様であるので、同じ符号を付して説明を省略する。
放熱器1cは 所定枚数の複数の放熱フィン20,20・・を平行に配列してなる放熱フィン群27が一つ設けられている。放熱フィン20には、Y軸方向に間隔をあけて二つの空気流通孔24が形成されている。放熱フィン20には、パイプ貫通孔26が形成されている。パイプ貫通孔26には、ヒートパイプ30が挿通される。パイプ貫通孔26は、放熱フィン20を平面方向正面から見た状態(図12参照)で、二つの空気流通孔24,24の間の水平面部23の一箇所と、各空気流通孔24のY方向の外側斜め下の基端側平面部22aの二箇所との合計三箇所に形成されている。
基板10の上面11には、溝部12が形成されている。溝部12は、断面半円形状を呈しており、ヒートパイプ30の断面の下半部分が収容される。溝部12は、三列形成されており、互いに平行に配置されている。
ヒートパイプ30は、U字状に折り曲げられており、横向きに配置されている。ヒートパイプ30は、3本設けられている。ヒートパイプ30の下端部31(一端の水平部)は、基板10に接続されている。ヒートパイプ30の下端部31の断面下半部は、基板10の溝部12に収容されて接合されている。
ヒートパイプ30の上端部32(他端の水平部)は、放熱フィン20の法線方向に沿って延在して、ヒートパイプ30の下端部31と平行になっている。ヒートパイプ30の上端部32は、放熱フィン20に接続されている。具体的には、中央のヒートパイプ30aの上端部32aは、水平面部23に形成されたパイプ貫通孔26に挿通されている。中央のヒートパイプ30aは、放熱フィン20を平面方向正面から見た状態で、基板10に直交する方向に立ち上がっている。左右両端のヒートパイプ30bの上端部32bは、基端側平面部22aの左右に形成されたパイプ貫通孔26に挿通されている。左右両端のヒートパイプ30bは、放熱フィン20を平面方向正面から見た状態で、基板10から放熱フィン20に向かって広がるように立ち上がっている。
第四実施形態に係る放熱器1bによれば、前記第二実施形態と同様の作用効果を得られる他に以下のような作用効果が得られる。ヒートパイプ30を介して、放熱フィン20を基板10から離れた位置に配置しているので、ヒートパイプ30を介して熱を伝達させて、離れた位置で放熱することが可能となる。冷却すべき発熱源の周囲に別部材(図11および図13で二点鎖線にて示す)が設けられて放熱フィンの設置スペースがない場合等に有効である。
次に、図示はしないが第五実施形態に係る放熱器を説明する。かかる放熱器は、中心に穴が形成された円板状の基板と、基板上に配置された複数の放熱フィン群と、放熱フィン群を貫通するヒートパイプとを備えている。放熱フィン群および放熱フィンとヒートパイプは、第一および第二実施形態と同等の構成である。
放熱フィン群は、基板の穴を中心に放射状に配列されている。つまり、放熱フィン群の放熱フィンの配列方向(放熱フィンの法線方向)は、放熱フィン群ごとにことなっていて、配列方向が放射状に延在している。言い換えれば、放熱フィン群が円周方向に等角度ピッチ(例えば45度ピッチ)で配列されている。
このような構成の放熱器によれば、基板が側部に位置して放熱フィンが横方向に延在する姿勢になった場合であっても、放熱フィン群が放射状に配置されているので、必ず一部 の放熱フィン群(配列方向が左右方向の放熱フィン群)は、放熱フィン間の隙間が 縦方向に延在するので放熱効果が確保できる。なお、隙間が横方向に延在する放熱フィン群(配列方向が上下方向の放熱フィン群)においても、本考案の放熱フィンの形状によって、放熱効果が確保できる。
さらに、その他の形態としては、放熱器全体を煙突状のダクトで覆うようにしてもよい。ダクトは、上端が開放された筒型形状のものである。このような構成によれば、ダクトを設けたことによって、放熱フィン周りの空気が高くなるので、空気が上昇して対流が活発になる。したがって、放熱性能がより一層向上することとなる。
1、1a 放熱器
10 基板
20 放熱フィン
21 傾斜面部
23 水平面部
24 空気流通孔
27 放熱フィン群
30 ヒートパイプ

Claims (5)

  1. 基板と、当該基板に間隔を空けて複数立設された放熱フィンとを備えた放熱器において、
    前記放熱フィンは、立設方向に対して傾斜する傾斜面部を備えており、
    前記傾斜面部には、空気流通孔が形成されている
    ことを特徴とする放熱器。
  2. 前記傾斜面部は、一の前記放熱フィンにつき前記立設方向に間隔をあけて二つ形成されており、
    前記二つの傾斜面部間には、前記立設方向に沿った水平面部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の放熱器。
  3. 前記空気流通孔は、前記立設方向に沿って少なくとも一方の前記傾斜面部から前記水平面部および他方の前記傾斜面部に亘って形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の放熱器。
  4. 前記基板上には、複数の前記放熱フィンを平行に配列してなる放熱フィン群が複数設けられており、
    一の前記放熱フィン群の配列方向と、これに隣り合う他の前記放熱フィン群の配列方向が交差している
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の放熱器。
  5. 前記放熱フィンには、ヒートパイプが取り付けられており、
    前記ヒートパイプの一端部は、前記放熱フィンの前記基板側となる基端部に接続され、前記ヒートパイプの他端部は、前記放熱フィンの先端部に接続されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の放熱器。
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