JP3169369U - 放熱装置 - Google Patents

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信宏 林
信宏 林
猛 大森
猛 大森
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微端電子股▲ふん▼有限公司
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Abstract

【課題】放熱対象に設置されて該放熱対象の発熱を吸収する放熱装置であって、その放熱効率が従来に比べて高い放熱装置を提供する。【解決手段】放熱装置は、上下両面を有し、且つ下面を吸熱面とする吸熱ベース21と、前記吸熱ベースの上面に連続するように構成されている熱交換手段22と、を備える。前記熱交換手段22は、冷媒が貯蔵されている冷媒貯蔵空間を挟む二重の金属板体により形成された板形のものであり、水平に延伸している水平部223と、前記水平部の左右両端縁からそれぞれ上方へ斜めに延伸している2つの斜向部224と、前記2つの斜向部それぞれの上端縁から上方へ垂直に延伸している2つの垂直部225とを設ける。また、前記水平部を有する部分の下面が前記吸熱ベース21の上面と密着しており、前記2つの斜向部及び前記2つの垂直部の両側には、それぞれ複数の放熱フィン222を取り付ける。【選択図】図3

Description

本考案は放熱装置に関し、特に、放熱対象に設置されて該放熱対象の発熱を吸収して発散させる放熱装置に関する。
図1及び図2に示されているのは、特許文献1により開示された従来の放熱装置の一例であり、そのうち図1はその斜視図であり、図2はその内部構成が示されている横断面図である。
図1に示されているように、該従来の放熱装置1は、底板10を放熱対象に設置することによって、該放熱対象から熱を吸収して底板10の上面に形成されている多数の放熱フィンから放熱するものである。
また、図2に図示されているように、底板10の内部には中空100が形成されており、この中空100は複数の冷媒流路101が縦横交錯するように構成されている。
底板10が放熱対象から吸収した熱によって加熱された冷媒は、冷媒流路101に沿って対流しながら熱を底板10の上面に形成されている放熱フィンに伝え、発散させることができる。
しかし、この従来の放熱装置1は、通常決まった流れ方向を有しない冷媒を冷媒流路101内に対流させることによる放熱を意図したものであるが、その構成には冷媒が温度の高低に応じて対流できる高低差が十分ではない。このため蒸発した気体の冷媒は気化前の液体冷媒とともに冷媒流路101内に滞留し、冷媒の相転移を放熱に効率的に利用することができない事例がしばしばあるため、放熱装置1には進歩の余地が大幅に残されている。
台湾新型特許第M261972号明細書
上記問題点に鑑みて、本考案は、放熱対象に設置されて該放熱対象の放熱を吸収して発散させる放熱装置であって、その冷媒の相転移が従来に比べて円滑で、放熱効率を十分に向上できる放熱装置の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく本考案は、上下両面を有し、且つ下面を吸熱面とする吸熱ベースと、前記吸熱ベースの上面に連続するように構成されている熱交換手段と、を備えている放熱装置を提供する。この放熱装置において、前記熱交換手段は、冷媒が貯蔵されている冷媒貯蔵空間を挟む二重の金属板体により形成された板形のものであると共に、前記冷媒貯蔵空間は、水平に延伸している水平部と、前記水平部の左右両端縁からそれぞれ斜め上方へ延伸している2つの斜向部と、前記2つの斜向部それぞれの上端縁から垂直上方へ延伸している2つの垂直部と、を有するように形成されており、また前記水平部を有する部分の下面が前記吸熱ベースの上面と密接しており、前記2つの斜向部及び前記2つの垂直部の両側には、それぞれ複数の放熱フィンが取り付けられていることを特徴とする放熱装置を提供する。
上記放熱装置において、前記冷媒貯蔵空間内には、伝熱用パッキングとしての金属網が詰まっていることが好ましい。
上記放熱装置において、前記熱交換手段には、放熱ファンが更に取り付けられていることが好ましい。
上記放熱装置において、前記吸熱ベースには、複数の前記熱交換手段が取り付けられていることが好ましい。
上記構成により、本考案の放熱装置は、冷媒が貯蔵されている冷媒貯蔵空間が、水平に延伸している水平部と斜向部と垂直部とを有するように熱交換手段を形成するので、水平部において熱を吸収して気化した冷媒を斜向部から垂直部へ案内することにより、冷媒を斜向部と垂直部とに沿って上昇させると共に、吸収した熱を金属板体から複数の放熱フィンに伝えて、冷媒を再び液体に凝縮させて水平部へ流入させることができ、冷媒の相転移を上手く利用して従来に比べて放熱する効率を更に高めた放熱装置を提供することができる。
従来の放熱装置の一例での外部構成が示されている斜視図である。 同放熱装置の内部構成が示されている断面図である。 本考案の放熱装置の第1の好ましい実施形態の縦断面図である。 図3におけるIV−IV線に沿って切った縦断面図である。 本考案の放熱装置の第2の好ましい実施形態の縦断面図である。
以下は各図面を参照しながら、本考案の各好ましい実施形態について詳しく説明する。
図3は本考案の放熱装置の第1の好ましい実施形態の縦断面図である。図示されているように、本考案の放熱装置2は、上面212並びに下面211を有し、且つ下面211を放熱対象3に設置することにより吸熱面とすることができる吸熱ベース21と、吸熱ベース21の上面212に取り付けられている熱交換手段22と、を備えている。
図3は断面図であるため、図中では1つの熱交換手段22しか示されていないが、放熱対象のサイズに応じて、吸熱ベース21に複数の熱交換手段22を取り付けることは当然可能である。
熱交換手段22は、冷媒が貯蔵されている冷媒貯蔵空間220を挟む二重の金属板体221により形成された板形のものであると共に、冷媒貯蔵空間220を水平に延伸させる水平部223と、水平部223の左右両端縁からそれぞれ斜め上方へ延伸している2つの斜向部224と、2つの斜向部224それぞれの上端縁から垂直上方へ延伸している2つの垂直部225とを有するように、吸熱ベース21の上面212に連続するように構成されている。
熱交換手段22の水平部223を有する部分の下面は吸熱ベース21の上面212と密着しており、2つの斜向部224及び2つの垂直部225の両側には、それぞれ複数の放熱フィン222が取り付けられている。
この構成により、本考案の放熱装置2は、冷媒が貯蔵されている冷媒貯蔵空間220の水平部223において放熱対象3から熱を吸収して気化した冷媒を、斜向部224において垂直部225に案内することにより、冷媒を斜向部224と垂直部225とに沿って上昇させると共に、吸収した熱を金属板体221から複数の放熱フィン222に伝えることで、冷媒を再び液体に凝縮して水平部223へ流入させることができ、従来に比べて放熱する効率を更に高めた放熱装置を提供することができる。
また、図4に示されているように、熱交換手段22の冷媒貯蔵空間220の垂直部225内に、伝熱用パッキングとしての金属網227が設けられており、金属材料と冷媒との接触面積を増やして放熱する効率を高めることができる。
次いで、図5を参照しながら、本考案の第2の好ましい実施形態について説明する。
図5は本考案の放熱装置の第2の好ましい実施形態の縦断面図である。図示されているように、本考案の放熱装置の第2の好ましい実施形態は、第1の好ましい実施形態と類似する構成を有しているが、熱交換手段22に、放熱ファン23が更に取り付けられている。この放熱ファン23を更に備えることによって、放熱フィン222の周辺にある空気の流れを促進させて、放熱する効率を格段に高めることができる。
ちなみに、各図示されているように、本考案の各実施形態では熱交換手段22を吸熱ベース21の上面212に密接させる構成を取っているが、熱交換手段22と吸熱ベース21とを一体に作成することも可能である。
上記構成により、本考案の放熱装置は、冷媒が貯蔵されている冷媒貯蔵空間が、水平に延伸している水平部と斜向部と垂直部とを有するように熱交換手段を形成するので、水平部において熱を吸収して気化した冷媒を斜向部において垂直部に案内することにより、冷媒を斜向部と垂直部とに沿って上昇させると共に、吸収した熱を金属板体から放熱フィンに伝えて、冷媒を再び液体に凝縮させて水平部へ流入させることができ、冷媒の相転移を上手く利用して従来に比べて放熱する効率を更に高めた放熱装置を提供することができる。
2 放熱装置
21 吸熱ベース
211 下面
212 上面
22 熱交換手段
220 冷媒貯蔵空間
221 金属板体
222 放熱フィン
223 水平部
224 斜向部
225 垂直部
227 金属網
23 放熱ファン
3 放熱対象

Claims (4)

  1. 上下両面を有し、且つ前記下面を吸熱面とする吸熱ベースと、
    前記吸熱ベースの上面に連続するように構成されている熱交換手段と、を備えている放熱装置において、
    前記熱交換手段は、冷媒が貯蔵されている冷媒貯蔵空間を有すると共に、
    前記冷媒貯蔵空間は水平に延伸している水平部と、前記水平部の左右両端縁からそれぞれ上方へ斜めに延伸している2つの斜向部と、前記2つの斜向部それぞれの上端縁から上方へ垂直に延伸している2つの垂直部と、を有するように形成されており、
    前記水平部を有する部分の下側の面が前記吸熱ベースの上面と密着しており、前記2つの斜向部及び前記2つの垂直部の両側には、それぞれ複数の放熱フィンが取り付けられていることを特徴とする放熱装置。
  2. 前記冷媒貯蔵空間内に、伝熱用パッキングとしての金属網が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
  3. 前記熱交換手段に、放熱ファンが更に取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の放熱装置。
  4. 前記吸熱ベースに複数の前記熱交換手段が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の放熱装置。
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