JP3178885U - ピン刺し用ミニ掲示板 - Google Patents

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Abstract

【課題】場所をとらずに、壁面が磁性体に関わらず設置でき、ピンを刺すことで繰り返しメモなどが止められるミニ掲示板を提供する。
【解決手段】掲示板の板材を発泡性や柔軟性のある材料とした。また、板材の片面に粘着材を付ける。板材の片面に磁石を付ける。板材の片面に吸盤を付ける。これらのことにより、板材にピン9でメモ用紙などを刺してメモ用紙7などを貼り付ける。さらに、板材に図柄を設けた。
【選択図】図5

Description

本考案は、ピン刺しによる紙を止める掲示板に関する。
従来から、掲示板には黒板の様に板材を利用したボードが用いられ、紙を画鋲の様なピンで止められてきた。これらの掲示板は剥がれにくいように強い止め効果が期待された。このため板材は堅く画鋲などを剥がすのに力がいる結果を生じている。また、これらの掲示板はボードを設置(ネジ止めやぶら下げる)する場所が必要であると共に、紙の大きさよりも大きく邪魔な存在であった。
一方、簡易的な掲示を行う方法として、マグネットにより紙を挟め留める方法が取られている。例えば冷蔵庫などにキャラクターと組み合わせたマグネットで留める方法がとられている。しかしながら、壁面などが磁性体でなければ取付出来ない。また、留める紙の量が増え厚みを増すと落ちてしまうなどの問題が発生した。さらにマグネット方式は電子機器への影響を考え、電子機器の筐体への張り付けは懸念された。
特許文献1には、選挙様ポスター掲示板が記され、繰り返しピンの刺せるABS樹脂を用いた掲示板が開示されているが、大型の掲示板である。
特許文献2には、吸盤と磁石を用いた係止具が開示されているが、ピンを用いたものでは無い。
特許文献3には、フォトスタンドや額縁等にマグネットのピンを用いて止めるものが開示されているが、非磁性体の背面に磁気媒体材を重ね合わせたものである。
特許文献4には、針状やピン状の大量流通商品を利用した刺押用針部材と安全部材とを係合、勘合するものが開示されているが、安全部材とを係合、勘合するものである。
特許公開2004−133337号公報 特許公開2001−50240号公報 登録実用新案第3081499号公報 実用新案公開兵6−63361号公報
場所をとらずに、壁面が磁性体に関わらず設置でき、ピンを刺すことで繰り返しメモなどが止められるミニ掲示板を提供する。
上記課題を解決するために、本考案のミニ掲示板は、紙などにピンを刺して留めて掲示する掲示板において、掲示板の板材を板厚8mm以上の柔軟性のある材料とした柔軟板材とし、前記柔軟板材を、ゴムやプラスチック樹脂にガスで発泡させ膨らました発泡材で構成し、前記柔軟板材の片面に粘着材を張り付け、又は塗り付けて粘着面を形成した。また、前記柔軟板材の片面にマグネットを設けた。さらに、前記柔軟板材の片面に吸盤を設けた、さらには、前記板材に図柄を設けた事を特徴とするミニ掲示版である。
磁性体の壁などに限らずに身近な場所にメモ、レシピ、領収書などが手軽にピン留め出来ることにより、より便利な生活が得られる。また、今までのマグネットを貼り付け時に発生する貼り付け音が無くなり、より自然な穏やかなわずかな穴開け作業でメモなどを留める感覚が得られる。
本考案ミニ掲示板の実施例1の斜視図である。 本考案ミニ掲示板の実施例1aの横断面図である。 本考案ミニ掲示板の実施例1bの横断面図である。 本考案ミニ掲示板の実施例1cの横断面図である。 本考案ミニ掲示板の実施例1dの斜視図である。
本考案の実施の形態について、以下、図に基づいて説明する。
図1は、本考案のミニ掲示板の実施例1の斜視図である。図1ミニ掲示板1は柱8に貼り付けた状態を示し、ミニ掲示板1は柔軟材で形成された柔軟板材2で構成され、厚みhは8mm以上(例えば14mm)で形成されピン9を刺すことによりメモ用紙などが留められるものを示す。ピンの長さは柔軟板材の堅さにもよるが、8mm以上が有効に留められると共に刺すときに安定して刺すことが出来る。
具体的に柔軟板材2は、例えば、天然ゴムやエラストマー樹脂で形成され、板材を切り抜き形成したものを示す。また、インジェクションやコンプレッション成型により形成しても良いものである。また、柱8には両面テープなどの粘着テープ3で張り付けを示す。また、接着剤等で貼り付けても良いものである。
図2は、本考案のミニ掲示板の実施例1aの横断面図を示し、柔軟板材2には、発泡材(例えば発泡ウレタンの板材)を使用したものを示す。また、柔軟板材2の片面(左面)には粘着テープ3(例えば両面粘着テープ)と剥離紙31を貼り付けた状態を示す。
使用時は剥離紙31を剥がし、壁面などに粘着面を貼り付けて、柔軟板材2の表面に虫ピン9を刺しメモ用紙などを留める。
この様に柔軟板材2に虫ピン9を刺すことにより、簡単に繰り返しメモ用紙などの張り付けが可能となる。また、マグネット式の様に、磁性体(金属など)で出来た壁等にこだわらないためテーブルや柱などに取り付けることが出来ると共に、磁器を発生しないためにパソコンの筐体等にも取り付けることが出来る。
発泡材は、他に天然ゴムやポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなどの材料があるが、虫ピンを刺して抜いたときに発泡材の気泡が潰れず、復帰しやすい材料が良い。
図3は本考案のミニ掲示板の実施例1bの横断面図を示し、柔軟板材2には、発泡材を使用したものを示す。図3(a)は、柔軟板材2の片面に柔軟性のある材料に磁性粉末を混入したシート状の磁石4を貼り付けたものを示す。図3(b)は柔軟板材2の片面の窪みに磁石4aを埋め込んだものを示す。図3(c)は、柔軟板材2の内部に磁石4bを混入したものを示す。
例えば金属で出来た冷蔵庫のドアなどに磁性面を貼り付けて、柔軟板材2表面にピンを刺してメモ用紙を留めるものを示す。また、図3(a)柔軟性の磁石4を使用しているので、冷蔵庫の曲面などにも取り付けやすい。
図4は本考案のミニ掲示板の実施例1cの横断面図を示し、柔軟板材2には、発泡材を使用したものを示し、柔軟板材2の片面に吸盤5を設けたものである。例えば、冷蔵庫のドアの面に吸盤5を貼り付け、柔軟板材2にピンを刺してメモ用紙などを刺すものを示す。
図5は本考案のミニ掲示板の実施例1dの斜視図を示し、ミニ掲示板1dに虫ピン9を刺しメモ用紙7を留めた状態を示す。ミニ掲示板1dの表面には図柄11を配したものを示す。図柄は動物の顔であったり、漫画のキャラクターであったり、山など川などの風景や、船や飛行機の様なものであっても良い。また、板状のもので無く、立体的な形状でもよいものである。さらに、これらを限定するものではなく、これらの多種多様な組合せは本考案の応用の範囲と考える。
1・1a・1b・1c・1d:ミニ掲示板、2:柔軟板材、3:粘着テープ、4・4a・4b:磁石、5:吸盤、7:メモ用紙、8:柱、9虫ピン


Claims (6)

  1. 紙などにピンを刺して留めて掲示する掲示板において、掲示板の板材を板厚8mm以上の柔軟性のある材料とし、柔軟板材としたことを
    特徴とするミニ掲示板。
  2. 請求項1に記載のミニ掲示板において、
    前記柔軟板材を、ゴムやプラスチック樹脂にガスで発泡させ膨らました発泡材で構成したことを
    特徴とするミニ掲示板。
  3. 請求項1から2に記載のいずれかのミニ掲示板において、
    前記柔軟板材の片面に粘着材を張り付け、又は塗り付けて粘着面を形成したことを
    特徴とするミニ掲示板。
  4. 請求項1から2に記載のいずれかのミニ掲示板において、
    前記柔軟板材の片面にマグネットを設けたことを
    特徴とするミニ掲示板。
  5. 請求項1から2に記載のいずれかのミニ掲示板において、
    前記柔軟板材の片面に吸盤を設けたことを
    特徴とするミニ掲示板。
  6. 請求項1から5に記載のいずれかのミニ掲示板において、
    前記板材に図柄を設けたことを
    特徴とするミニ掲示板。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49106442U (ja) * 1972-12-28 1974-09-11
JPS5545564U (ja) * 1978-09-20 1980-03-25
JPH07151131A (ja) * 1993-11-30 1995-06-13 Ryoichi Miura 吸盤式固定装置
JP3028083U (ja) * 1995-10-30 1996-08-30 昌弘 雛元 ピンポイントボード

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