JP3178757U - カットスイカ用包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】カットスイカを衛生的に綺麗に包装できるカットスイカ用包装袋を提供する。
【解決手段】カットスイカ用包装袋1は、稜線Rが表われるようにカットされたカットスイカSの包装袋であって、チューブ状に押出成形され、かつ、扁平に潰して両辺に折線を形成させてなるチューブ状プラスチック材を、前記カットスイカが長さ方向(直径方向)に収容できるように切断するか、カットスイカSが厚み方向(半径方向)に収容できるように熱切断してカットスイカの稜線及びカット面を包装するものである。そして、カットスイカSに接するフィルム面が生産機械や作業者の手に一切触れないようにし、衛生的にきれいに保てるように構成した。
【選択図】図1

Description

本考案は、稜線が表われるようにカットされたスイカ、例えば、1/4カットスイカを視覚的に綺麗に、しかも衛生的に包み込むことのできるカットスイカ用包装袋に関するものである。
スイカ(西瓜)は球形又は長球形であって、重さは15kgに達するものもある。果皮は濃緑から黄色まで変異に富み、縦の縞模様があるものが多い。果肉は紅色が普通であるが、黄色や白色のものもある。このスイカは丸のまま売られることも多いが、核家族化や小子化の影響もあって、最近では1/4、1/8、1/16にカットして販売されることもある。このようなカットスイカは果肉が露出しているので、熟れ具合が判る点で消費者に喜ばれている。
上記カットスイカのカット面は、そのまま食べる面であることから、これが露出したままであると、水分が蒸発して新鮮さが失われてしまうし、埃などの付着があって衛生上も好ましくはない。そこで、店頭における陳列時には、そのカット面を覆うように包装できるカットスイカ用包装袋(特許第4195175号)が使用されるようになった。この特許は本発明者が完成させたものである。
特許第4195175号
しかしながら、上記特許文献1のカットスイカ用包装袋は、図6(a)の如く、透明基材(プラスチック材)51を二つ折りし、その折線52を一辺Aとして直線のまま残し、カットスイカの稜線当接部とするとともに、該稜線当接部の先端Bからカットスイカの外皮(果皮)に対応する円弧を描いて熱切断53し、図6(b)の如く、他辺Cの直線状の熱切断54に繋げてなる。しかして、手前辺Dを袋口55としていた。この透明基材(プラスチック材)51を二つ折り作業中には、カットスイカのカット面に接するフィルム面が生産機械や作業者の手に触れて汚れるおそれがあった。
本考案は、上記の問題(課題)を解消するためのもので、カットスイカのカット面に接するフィルム面が生産機械や作業者の手によって汚れないようにし、カットスイカをより衛生的に綺麗に包み込むことのできるカットスイカ用包装袋を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、請求項1に係るカットスイカ用包装袋は、稜線が表われるようにカットされたカットスイカの包装袋であって、チューブ状に押出成形され、かつ、扁平に潰して両辺に折線を形成させてなるチューブ状プラスチック材を、前記カットスイカが長さ方向に収容できるように切断し、その一方の切断線を袋口とし、前記一辺の折線をカットスイカの稜線当接部とするとともに、該稜線当接部の先端からカットスイカの外皮に対応する熱切断部を介して前記他辺の折線に繋げたことを特徴とし、カットスイカのカット面に接するフィルム面が生産機械や作業者の手に触れて汚されず、衛生的にきれいに保てるように構成した。
また、請求項2に係るカットスイカ用包装袋は、稜線が表われるようにカットされたカットスイカの包装袋であって、チューブ状に押出成形され、かつ、扁平に潰して両辺に折線を形成させてなるチューブ状プラスチック材を、前記カットスイカが厚さ方向に収容できるように熱切断し、その一辺の折線に沿って切断した部位を袋口とし、上熱切断線をカットスイカの稜線当接部とするとともに、該稜線当接部の先端からカットスイカの外皮に対応する熱切断部を介して下熱切断線に繋げたことを特徴とし、カットスイカのカット面に接するフィルム面が生産機械や作業者の手に触れて汚されず、衛生的にきれいに保てるように構成した。
本考案によれば、カットスイカを包装する包装袋は、もともとチューブ状に押出成形され、かつ、扁平に潰されたチューブ状プラスチック材を使うために、カットスイカのカット面に接するフィルム面が生産機械や作業者の手に触れて汚されず、常に、衛生的にきれいに保てるという優れた効果を奏するものである。
次に、本考案の実施の態様を説明する。図1は本願包装袋を用いて稜線を持つカットスイカを包装した状態を示す斜視図、図2はカットスイカの長さ方向に切断したチューブ状プラスチック材を示す正面図、図3はカットスイカの厚さ方向に熱切断したチューブ状プラスチック材を示す正面図、図4は切断したチューブ状プラスチック材にカットスイカの外皮に対応して円弧に熱切断した斜視図、図5はカットスイカの挿入時の斜視図で、(a)は一部挿入時、(b)は完全挿入時である。
本願包装袋1は、図1の如く、例えば、1個のスイカ(西瓜)を、1/4や1/8或いは1/16にカットして販売する場合において、そのカットスイカSの稜線Rやカット面Kを含む全体を美麗にしかも衛生的にきれいに包装できるようにしたプラスチック材Pからなる。該本願包装袋1には、袋口2を有し、該袋口2を開いた状態でカットスイカSを挿入し、その稜線Rを、本願包装袋1の稜線当接部4に合致させてから閉じ代を絞り込んで閉じ具3により閉じることにより封緘する。該閉じ具3は図示していないが、輪ゴムでも粘着テープでもその他でもよいことは勿論である。
前記本願包装袋1を構成するチューブ状プラスチック材Pは、押出機(図示せず)によりチューブ状に押出成形され、かつ、扁平に潰して両辺に折線を形成させてなる、いわゆるチューブ状プラスチック材が使われる。このチューブ状プラスチック材Pは、PPやPETその他が使用される。また、透明性を有していると、袋外から内部のカットスイカSの果肉の色や熟れ具合などが見えるので好ましい。
前記チューブ状プラスチック材Pは、図2の如く、カットスイカSが長さ方向(直径方向)に収容できる寸法毎に横断(輪切り)的に切断1a、1bするか、図3の如く、横巾を拡大して、カットスイカSが厚み方向(半径方向)に収容できるように横断(輪切り)的に熱切断1a′、1b′する。
図2の場合には、一方の切断(図の上)1aを袋口2とし、チューブ状プラスチック材Pの一辺Aを稜線当接部4とし、該稜線当接部4の先端(図の下)5からカットスイカSの外皮S′に対応する熱切断部(一点鎖線)4′が他辺Cとの交点5′で合流する。また、袋口2側には、閉じ具3により閉じるための閉じ代6が取られる。
図3の場合には、チューブ状プラスチック材Pの一辺Aを辺に沿って切断7して袋口2を形成する。しかして、上熱切断線1a′は、カットスイカSの稜線当接部4となるとともに、該稜線当接部4の先端(図の左)5からカットスイカSの外皮S′の円弧に対応する熱切断部(一点鎖線)4′が下熱切断線1b′との交点5′で合流する。とする。また、袋口2側には、閉じ具3により閉じるための閉じ代6が取られる。
なお、上記「切断」は、切断面が開口する(閉じられない)。一方、「熱切断」は、切断と溶着とを同時に行う技術で、熱シールに沿って切断する場合も含むものである。つまり「熱切断」された部分はその切断面が溶着される(閉じられる)こととなる。
前記熱切断部4′は、カットスイカSの外皮S′に沿って馴染むものあれば、滑らかな円弧にかぎらず、折れ線グラフ的に連続する円弧でも、場合によっては稜線当接部4の先端5と交点5′とを結ぶ直線であってもよい。
本願包装袋1は、図4の如く、チューブ状プラスチック材Pからの取り方は上述の如く複数あるとしても、袋口2があり、該袋口2側に閉じ具3で閉じるための閉じ代6があり、稜線当接部4があり、カットスイカSの外皮S′に対応する熱切断部4′があれば良いものである。
次に、本願包装袋1の使用方法について説明する。まず、1/8にカットしたカットスイカSを包装する場合、本願包装袋1の稜線当接部4を上に向け、袋口2より、図5(a)の如く、前記カットスイカSの稜線Rを、前記稜線当接部4に合わせつつ挿入する。
この挿入を、更に、進めると、カットスイカSの外皮S′が熱切断部4′に、図5(b)の如く、触れる。このとき、熱切断部4′は、カットスイカSの外皮S′の中心を通るようになる。すなわち、袋が巾方向に拡張させられるからである。その後は、袋口2側にある閉じ代6を絞り込み、図1の如く、閉じ具3により閉じればカットスイカSはその稜線R及び合掌状に対向するカット面Kを含めて全体を衛生的に綺麗に包装することとなる。
本願包装袋1は、チューブ状プラスチック材により形成されているため、チューブ内面は、生産機械にも作業者の手にも一切触れることなく作成される。したがって、本願包装袋1にて包装されたカットスイカSは、常に、衛生的に保たれた状態にて販売され、持ち帰えられることとなる。
なお、本願包装袋1は、そのサイズを調整することにより、カットスイカ以外にも、カットメロン、カットマンゴー、カットグレープフルーツ、その他のフルーツ類やケーキ等のスイーツ食品にも応用できることは勿論である。
本願包装袋は、カットスイカの販売等において、それを簡単に、しかも視覚的及び衛生的に綺麗に包み込むことができるもので、展示用の袋として、そのまま持ち帰り用の袋として果物屋、デパート、スーパーマーケット、コンビニなどにおいて販売できるものであり、その利用可能性は極めて広いものである。
本願包装袋を用いて稜線を持つカットスイカを包装した状態を示す斜視図である。 カットスイカの長さ方向に切断したチューブ状プラスチック材を示す正面図である。 カットスイカの厚さ方向に熱切断したチューブ状プラスチック材を示す正面図である。 切断したチューブ状プラスチック材にカットスイカの外皮に対応して円弧に熱切断した斜視図である。 カットスイカの挿入時の斜視図で、(a)は一部挿入時、(b)は完全挿入時である。 従来のカットスイカの包装袋で、(a)は基材を二つ折りした状態の斜視図、(b)は袋として完成した状態を示す斜視図である。
1 本願包装袋
1a、1b 切断
1a′、1b′ 熱切断
2 袋口
3 閉じ具
4 稜線当接部
4′ 熱切断部
5 先端
5′ 交点
6 閉じ代
P チューブ状プラスチック材
S カットスイカ
R 稜線
S′ 外皮(果皮)
A 一辺
C 他辺

Claims (2)

  1. 稜線が表われるようにカットされたカットスイカの包装袋であって、チューブ状に押出成形され、かつ、扁平に潰して両辺に折線を形成させてなるチューブ状プラスチック材を、前記カットスイカが長さ方向に収容できるように切断し、その一方の切断線を袋口とし、前記一辺の折線をカットスイカの稜線当接部とするとともに、該稜線当接部の先端からカットスイカの外皮に対応する熱切断部を介して前記他辺の折線に繋げたことを特徴とするカットスイカ用包装袋。
  2. 稜線が表われるようにカットされたカットスイカの包装袋であって、チューブ状に押出成形され、かつ、扁平に潰して両辺に折線を形成させてなるチューブ状プラスチック材を、前記カットスイカが厚さ方向に収容できるように熱切断し、その一辺の折線に沿って切断した部位を袋口とし、上熱切断線をカットスイカの稜線当接部とするとともに、該稜線当接部の先端からカットスイカの外皮に対応する熱切断部を介して下熱切断線に繋げたことを特徴とするカットスイカ用包装袋。
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