JP3178342B2 - ネットワークを利用した情報提供システム - Google Patents
ネットワークを利用した情報提供システムInfo
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Description
用した情報提供に関する。
においては、インターネットにおけるWWW(Worl
d Wide Web)などのように、ネットワークを
通じて情報の提供を受けようとするクライアントから情
報を提供する情報サーバに、提供を受けたいデータ名を
送信してデータの提供を受ける形式で、情報の提供が行
なわれていた。
成を示す。 同図において、3601は、従来の実施形
態において情報提供を行なう情報サーバ、3602は、
情報提供を受けるクライアント、3603は、情報サー
バ3601とクライアント3602を結ぶネットワーク
である。
03との通信を制御する通信制御部3604と、提供す
るデータの生成・取得を行なうデータ生成・取得部36
05と、通信制御部3604とデータ生成・取得部36
05を制御する制御部3606から構成される。
603との通信を制御する通信制御部3607と、デー
タを保持するためのデータ保持部3608と、ユーザに
各種データやメッセージを表示するための表示部361
0と、ユーザからの入力を受け付けるための入力部36
11と、通信制御部3607、データ保持部3608、
表示部3610、入力部3611を制御する制御部36
09から構成される。
施形態の例における作用を説明する。まず、ユーザが、
クライアント3602の入力部3611を用いて、情報
サーバ3601に指定したデータを請求するように同ク
ライアントに指示し、同クライアントの制御部3609
は、通信制御部3607に対して、情報サーバ3601
に同データを要求するように指示する。
通じて、情報サーバ3601に、同データを提供するよ
う要求を送る(3701)。情報サーバ3601におい
ては、まず、通信制御部3604がクライアント360
2からの上記要求を受けとり、制御部3606に伝え
る。同制御部は、提供するように要求されているデータ
名をデータ生成・取得部3605に渡す。
タ名から提供するデータを生成・取得する(370
2)。提供するデータが得られた場合は、3704以下
の処理に続く(3703)。
御部3606に渡す。制御部3606は、得られたデー
タをクライアント3602に送るよう通信制御部360
4に指示し、同通信制御部は、ネットワーク3603を
通して、同クライアントに同データを送信する。この
時、要求されたデータの中に画像データなどの大規模な
データが含まれていても、すべてネットワーク3603
を通じて同情報サーバから同クライアントに送られる
(3704)。
607がネットワーク3603を通じて情報サーバ36
01からデータを受けとると、同データを制御部360
9に渡し、同制御部は、同データをデータ保持部360
8に一旦保存し、その後同データを再生し、表示部36
10に表示する(3705)。
得られなかった場合は、3706の処理に移り、データ
生成・取得部はデータが得られなかったことを制御部3
606に伝え、同制御部は、データ提供拒否の通知をク
ライアント3602に送るよう通信制御部3604に指
示し、同通信制御部は、ネットワーク3603を通し
て、同クライアントに同通知を送る。
607がネットワーク3603を通じて情報サーバ36
01からデータ提供拒否の通知を受けとると、制御部3
609に渡し、同制御部は、同通知を表示部3610に
表示する(3706)。
ステムの別の形態としては、レーザーディスクなどを用
いた通信カラオケシステムがある。
タは、カラオケ端末側に備えておき、端末からの曲デー
タのリクエストに対して、センターから曲データと、画
像データ使用の指示ための指示コードが端末に送られ、
端末では送られてきた曲データと、画像データ使用指示
コードに従って再生した画像データとを組み合わせてユ
ーザに提供する、という方式でデータ提供を行なってい
る。
成を示す。同図において、3801は、従来の実施形態
において情報提供を行なう情報サーバ(センター)、3
802は、情報提供を受けるクライアント(カラオケ端
末)、3803は、情報サーバ3801とクライアント
3802を結ぶネットワークである。
03との通信を制御する通信制御部3804と、提供す
るデータの生成・取得を行なうデータ生成・取得部38
05と、通信制御部3804とデータ生成・取得部38
05を制御する制御部3806から構成される。
803との通信を制御する通信制御部3807と、デー
タを保持するためのデータ保持部3808と可搬の大容
量データ保存媒体の一実施例としてのレーザーディスク
3809と、同レーザーディスクを制御するレーザーデ
ィスク制御部3810と、ユーザに各種データやメッセ
ージを表示する表示部3811と、ユーザからの入力を
受け付ける入力部3812と、通信制御部3807、デ
ータ保持部3808、レーザーディスク制御部381
0、表示部3811、入力部3812を制御する制御部
3813から構成される。
施形態における作用を説明する。まず、ユーザが、クラ
イアント3802の入力部3812を用いて、情報サー
バ3801に指定したデータを請求するように同クライ
アントに指示する。同クライアントの制御部3813
は、通信制御部3807に対して、情報サーバ3801
に同データを要求するよう指示する。
通じて、情報サーバ3801に、同データを提供するよ
う要求を送る(3901)。情報サーバ3801におい
ては、まず、通信制御部3804がクライアント380
2からの上記要求を受けとり、制御部3806に伝え
る。同制御部は、提供するように要求されているデータ
名をデータ生成・取得部3805に渡す。同データ生成
・取得部は、要求されたデータ名から提供するデータを
生成・取得する。この際、クライアント3802と情報
サーバ3801は閉じた系でのサービスを提供している
ので、同クライアントは、あらかじめ決められたレーザ
ーディスクを備えている。したがって、要求されたデー
タ名に対して情報サーバが提供すべきデータは一意に決
まっており同情報サーバではデータ生成・取得部では同
要求に対して一意に決められているデータを得る(39
02)。
御部3806に渡す。制御部3806は、得られたデー
タをクライアント3802に送るよう通信制御部380
4に指示し、同通信制御部は、ネットワーク3803を
通して、同クライアントに同データを送信する(390
3)。
807がネットワーク3803を通じて情報サーバ38
01からデータを受けとると、同データを制御部381
3に渡し、同制御部は、同データをデータ保持部380
808に一旦保存し、その後同データを再生し、表示部
3811に表示する。
ディスク3809中の画像データを表示する制御コード
が、情報サーバ3801から送られるデータに入ってい
るので、それに従い、制御部3813がレーザーディス
ク制御部3810を制御して、同レーザーディスク中の
画像データを取り出し、表示部3811に表示する(3
904)。
888号公報に開示されているものもその一つとなって
いる。
図36のような構成と作用を持つシステムにおいては、
情報サーバとクライアントを結ぶ回線の容量の制限によ
って、動画のようにサイズが大きいデータを提供しよう
とすると、データの配送に非常に長い時間がかかり、実
用的でないという問題があった。
る際は、サイズや時間を短いものに限定したり、画質を
落とすことにより圧縮効率を高めたりすることによっ
て、データの転送にかかる時間を短くする工夫がなされ
ている。
持つシステムにおいては、情報を提供する情報サーバ側
が、クライアントの(画像)データの保持状況を仮定し
て対応データを作成しているため、仮定に反するクライ
アントがデータを要求した場合、情報サーバから得られ
たデータが適切に再生できない。
ービスでは問題はないが、クライアントごとにデータの
保有状況が異なるような開いたネットワークにおける不
特定多数のクライアントへの情報提供サービスには適し
ていなかった。
有状況が異なるような開いたネットワークにおける不特
定多数のクライアントへの情報提供において、動画など
の大規模なデータを含むデータも効率良く提供できるよ
うにすることを目的とする。
ネットワークを利用した情報提供システムにおいては、
情報サーバがネットワークを通じてクライアントにデー
タを提供する際に、同クライアントのデータ保存媒体制
御部の状態に対応したデータを提供し、提供されたデー
タを同クライアントが利用する際に、同クライアントの
データ保存媒体中にあるデータが利用されるようにした
ものである。
とするデータの中に、クライアントが持っているデータ
保存媒体に既に含まれているものがある場合には、当該
データをネットワークを通して配送せずに、クライアン
トの持っているデータ保存媒体から得るようにできるの
で、動画などの大規模なデータを含むデータを効率よく
提供できる。
が特定のデータ保存媒体を備えていない場合にも、情報
サーバ側に標準のデータが用意されていれば同データを
提供できる。
イアントに対しても、情報サーバ側に標準のデータが用
意されていれば同データを提供できる。
ークを利用した情報提供システムにおいては、本出願の
第1の発明の構成に加えて、クライアントが、データ保
存媒体制御部へ装着されていないものも含めてクライア
ント側で利用可能なデータ保存媒体に関する情報を保持
するデータ保存媒体リストを備え、クライアントの制御
部が、通信制御部、データ保持部、データ保存媒体制御
部に加えて上記データ保存媒体リストを制御するように
したものである。同システムは、さらに上記情報サーバ
がネットワークを通じてクライアントにデータを提供す
る際に、クライアントのデータ保存媒体リストの内容に
対応して、クライアントで利用可能なデータ保存媒体中
にあるデータをクライアントが利用するための制御情報
を含めたデータを提供するようにしたものであり、提供
されたデータをクライアントが利用する際に、クライア
ントが利用可能なデータ保存媒体中にあるデータが利用
されるようにしたものである。
とするデータの中に、クライアントが利用可能なデータ
保存媒体に既に含まれているものがある場合には、情報
サーバがデータを提供しようとする時点で、当該データ
を含むデータ保存媒体が、クライアントのデータ保存媒
体制御部に装着されていない場合でも、当該データをネ
ットワークを通して配送せずに、クライアントの利用可
能なデータ保存媒体から得るようにできるので、本出願
の第1の発明に比べて、より多くの場合に、動画などの
大規模なデータを含むデータを効率よく提供できる。
ークを利用した情報提供システムにおいては、情報提供
を行なう情報サーバと、情報提供を受けるクライアント
に加えて、クライアントと情報サーバの仲介を行なう仲
介サーバを設ける。さらに、情報サーバに、ネットワー
クを通じて通信するための通信制御部と、提供するデー
タを生成・取得するデータ生成・取得部と、上記通信制
御部、データ生成・取得部を制御するための制御部を設
ける。さらにクライアントは、ネットワークを通じて通
信するための通信制御部と、データを保持するためのデ
ータ保持部と、上記通信制御部、データ保持部を制御す
るための制御部を備える。さらに仲介サーバは、ネット
ワークを通じて通信するための通信制御部と、データを
一時的に保持するためのデータ保持部と、情報サーバか
ら提供されたデータを必要に応じて変換するためのデー
タ変換部と、可搬の大容量データ保存媒体と、上記デー
タ保存媒体を制御するデータ保存媒体制御部と、上記通
信制御部、入力部、表示部、データ保持部、データ変換
部、データ保存媒体制御部を制御するための制御部を備
える。さらに上記情報サーバがネットワークを通じて仲
介サーバ経由でクライアントにデータを提供する際に、
少なくとも仲介サーバのデータ保存媒体制御部の状態に
対応して、仲介サーバの備えるデータ保存媒体中にある
データを仲介サーバが利用するための制御情報を含めた
データを、情報サーバが提供し、仲介サーバが、情報サ
ーバによって提供された上記のデータに変換を加えてク
ライアントに提供し、仲介サーバによって提供されたデ
ータをクライアントが利用する際に、仲介サーバが備え
るデータ保存媒体中にあるデータが利用されるようにし
たものである。
アントが、特定のデータ保存媒体を直接保持していない
場合でも、仲介サーバが持っているデータ保存媒体の中
に情報サーバが提供しようとするデータの一部が、ある
場合には、当該データをネットワークを通して配送せず
に、仲介サーバの持っているデータ保存媒体から得るよ
うにできる。
配送を仲介サーバとクライアントとの間のみに限定でき
るので、本出願の第1の発明に比べて、より多くの場合
に、動画などの大規模なデータを含むデータを効率よく
提供できる。
ついて、図を用いて説明する。 まず、本出願の第1の
発明の第1の実施形態について説明する。
形態を示す。図1において、101は、本実施形態にお
いて情報提供を行なう情報サーバ、102は、情報提供
を受けるクライアント、103は、情報サーバ101と
クライアント102を結ぶネットワークである。
との通信を制御する通信制御部104と、提供するデー
タの生成・取得を行なうデータ生成・取得部105と、
通信制御部104とデータ生成・取得部105を制御す
る制御部106とから構成される。
・取得部105は、特に、提供用データの集合を保持す
るための選択用データ保持部107と、同データ保持部
のデータを選択するためのデータ選択部108から構成
される。
3との通信を制御する通信制御部109と、データを保
持するためのデータ保持部110と、可搬の大容量デー
タ保存媒体の一実施例としてのCD−ROM111と、
同CD−ROMを制御するCD−ROM制御部112
と、ユーザに各種データやメッセージを表示する表示部
113と、ユーザからの入力を受け付ける入力部114
と、通信制御部109、データ保持部110、CD−R
OM制御部112、表示部113、入力部114を制御
する制御部115から構成される。
(表1)、(表2)、(表3)、(表4)を用いて、本
実施形態における作用例を説明する。
の全体図である。同図において、101は、情報提供を
行なう情報サーバ、201、202、203は図1に示
した構成を備えるクライアント例である。以下、本本発
明の実施形態の説明において、本発明の構成を備えるク
ライアントを「対応クライアント」と呼ぶ。
アントに対する作用を説明するために、例として図1に
おける構成を備えないクライアント例を204として付
け加えてある。
ト201、202、203、204を結ぶネットワーク
である。今、情報サーバ101の選択用データ保持部1
07は、(表1)に示すように、”伊豆高原.htm
l”というデータ名に対して、実際に提供するデータを
収めたデータファイルの候補として、”伊豆高原2.h
tml”、”伊豆高原1.html”、”伊豆高原0.
html”を持っているとする。
(a)、(b)、(c)に示す内容を含むとする。ここ
で、図3(a)、(b)、(c)に示す各データの内容
について詳しく説明する。図3(a)に示す”伊豆高原
0.html”というデータには、ホテルAに関する説
明部分に、「<SRC=”ホテルA簡易.mpg”>」
という部分があるが、これは、同データを提供されたク
ライアント102において同データを再生した場合、ホ
テルAに関する説明部分で、情報サーバ101が保有す
る”ホテルA簡易.mpg”というデータを使うことを
同クライアントに指示する制御コードである。”ホテル
A簡易.mpg”は、ホテルAに関する簡易な映像デー
タであり、情報サーバ101においては、選択用データ
保持部107に保持されている。
ように「<SRC=”ホテルA簡易.mpg”>」とい
う記述を含むデータファイルを情報サーバ101がクラ
イアント102に提供する場合は、”ホテル簡易A.m
pg”というデータもネットワーク103を通じて同ク
ライアントに提供されるようになっている。”ホテルB
簡易.mpg”についても同様である。
l”というデータには、ホテルAに関する説明部分に、
「<CD−ROM=”95全国温泉宿”,FILE=”
ホテルA標準.mpg”>」という部分があるが、これ
は、同データを提供されたクライアント102において
同データを再生した場合、ホテルAに関する説明部分
で、同クライアントが備えるCD−ROM”95全国温
泉宿”中の、”ホテルA標準.mpg”というデータを
使うことを同クライアントに指示する制御コードであ
る。”ホテルA標準.mpg”は、ホテルAに関する映
像データで、”ホテルA簡易.mpg”に比べて、高画
質で内容的にも多くを含んでおり、訴求力が高いものと
する。”ホテルB簡易.mpg”に関する部分について
は、”伊豆高原0.html”と同様である。
ml”というデータには、ホテルAに関する説明部分
に、「<CD−ROM=”96全国温泉宿”,FILE
=”ホテルA標準.mpg”>」という部分があるが、
これは、同データを提供されたクライアント102にお
いて同データを再生した場合、ホテルAに関する説明部
分で、同クライアントが備えるCD−ROM”96全国
温泉宿”中の、”ホテルA標準.mpg”というデータ
を使うことを同クライアントに指示する制御コードであ
る。”ホテルB標準.mpg”に関する部分についても
同様である。
OM”96全国温泉宿”は、”ホテルA標準.mp
g”、”ホテルB標準.mpg”の両方のデータを収録
しており、CD−ROM”95全国温泉宿”は、”ホテ
ルA標準.mpg”というデータは収録しているが、”
ホテルB標準.mpg”というデータは収録していない
とする。
は、内部にデータ選択用として、(表3)に示すデータ
選択用テーブルを持っているとする。
ライアント102が備えるCD−ROM111のタイト
ルとをキーにして、実際に提供するデータファイル名を
決定するためのものである。
例をあげて説明する。例えば、請求を受けたデータ名
が”伊豆高原.html”で、クライアント102が備
えるCD−ROM111のタイトルが”96全国温泉
宿”であった場合には、同テーブルを元にデータ選択部
108によって選択されるのは、”伊豆高原2.htm
l”となる。
html”というデータを請求している時に、同クライ
アントが備えるCD−ROM111のタイトルが”96
全国温泉宿”や”95全国温泉宿”以外であったり、あ
るいは同クライアントがCD−ROMを備えていなかっ
たりする場合は、同テーブルを元にデータ選択部108
によって選択されるのは、”伊豆高原0.html”と
なる。
tml”のように、あるデータが請求された時に、クラ
イアントが特定のCD−ROMを備えている場合に実際
に提供されるデータとして選択されるデータを、請求さ
れたデータに関して同CD−ROMに対応した「対応デ
ータ」と呼び、”伊豆高原0.html”のように、あ
るデータが請求された時に、クライアントが特定のCD
−ROM以外のCD−ROMを備えていたり、同クライ
アントがCD−ROMを備えていなかったりする場合に
選択されるデータを「標準データ」と呼ぶ。また、対応
データのあるCD−ROMを「対応CD−ROM」と呼
ぶ。
るクライアント例であるクライアントA201はCD−
ROM”96全国温泉宿”を備え、クライアントB20
2はCD−ROM”95全国温泉宿”を備え、クライア
ントC203はCD−ROMを備えていないとする。
2,C203が、情報サーバ101から、”伊豆高原.
html”という名前のデータの提供を受ける場合の流
れを図4を用いて説明する。
する。まず、ユーザが、クライアントA201の入力部
114を用いて、情報サーバ101に”伊豆高原.ht
ml”というデータを請求するように同クライアントに
指示する。
御部109に対して、情報サーバ101に”伊豆高原.
html”というデータを要求するよう指示する。同通
信制御部は、ネットワーク103を通じて、情報サーバ
101に、”伊豆高原.html”というデータを提供
するよう要求を送る。この時、同クライアントが対応ク
ライアントであることを示す情報も、補助情報として送
る(401)。
制御部104がクライアントA201からの上記データ
要求と補助情報を受けとり、制御部106に伝える。同
制御部は、受けとった補助情報を元に、クライアントA
201が対応クライアントであるかどうか判断する(4
02)。
ライアントなので、403以降の処理に続く。
は、通信制御部104に指示して、クライアントA20
1に対して、CD−ROM制御部112に装着されてい
るCD−ROM111のタイトルを送信するよう要求す
る(403)。
09が同要求を制御部115に伝える。同制御部は、C
D−ROM制御部112に対して、装着されているCD
−ROM111のタイトルを要求し、同CD−ROM制
御部は、同CD−ROMのタイトルを返す。制御部11
5は、通信制御部109に指示し、得られたタイトルを
ネットワーク103を通じて送る。この場合、CD−R
OM”96全国温泉宿”が入っているので、同タイトル
が送信される(404)。
が受けとった情報を制御部106に伝え、同制御部は、
提供するように要求されているデータ名と同情報をデー
タ選択部108に渡す。今の場合、要求されているデー
タ名として”伊豆高原.html”と、CD−ROMタ
イトルとして”96全国温泉宿”が渡される。同データ
選択部は、内部に持つ(表3)のデータ選択用テーブル
を参照し、要求されたデータ名と、クライアント102
が備えるCD−ROM111のタイトルをキーにして、
対応データのデータファイル名を求める。
高原.html”と、クライアントA201のCD−R
OM制御部112に装着されているCD−ROMのタイ
トル”96全国温泉宿”が渡されているので、”伊豆高
原2.html”が対応データとして見つかる(40
5)。
かったかどうか判断するが、この場合、”伊豆高原2.
html”が見つかっているので、407以降の処理に
進む(406)。
タを、実際に提供すべきデータとして選択し、選択用デ
ータ保持部107から取り出し、制御部106に渡す
(407)。
原2.html”を、クライアントA201に送るよう
通信制御部104に指示し、同通信制御部は、ネットワ
ーク103を通して、同クライアントに同データを送
る。この時、同データには、情報サーバ101の持つ画
像データ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.
mpg”を利用するための制御コードが記述されていな
いので、それらのデータは送信されない(408)。
09がネットワーク103を通じて情報サーバ101か
らデータ”伊豆高原2.html”を受けとると、同デ
ータを制御部115に渡す。同制御部は、同データをデ
ータ保持部110に一旦保存し、その後再生し、表示部
113に表示する。同データを再生する際、同クライア
ントが備えるCD−ROM”96全国温泉宿”中の”ホ
テルA標準.mpg”というデータを使うことを指示す
る制御コード:「<CD−ROM=”96全国温泉
宿”,FILE=”ホテルA標準.mpg”>」がホテ
ルAの説明部分に入っているので、同部分の再生時に、
同CD−ROM中の”ホテルA標準.mpg”が、制御
部115がCD−ROM制御部112を制御することに
より使われる。同様に、ホテルBの説明部分では、CD
−ROM111中の”ホテルB標準.mpg”というデ
ータが使われる(409)。
泉宿”を備えるクライアントA201が、情報サーバ1
01に、データ”伊豆高原.html”を請求した場合
は、画像データ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB
簡易.mpg”は、ネットワーク103を通じて送られ
ず、代わりに、同クライアントが備えるCD−ROM中
の、より訴求力の高い画像データ”ホテルA標準.mp
g”、”ホテルB標準.mpg”がデータ再生時に使わ
れる。
する。図4の403までは、クライアントA201の場
合と同様に、情報サーバ101からクライアントB20
2に対して、CD−ROM制御部112に装着されてい
るCD−ROM111のタイトルを送信するように、要
求が送られる(401、402、403)。
201と同様に、情報サーバ101にCD−ROM制御
部112に装着されているCD−ROM111のタイト
ルを送る。今度は、CD−ROM”95全国温泉宿”が
装着されているので、同タイトルが送信される(40
4)。
01の場合と同様に、データ選択部108が対応データ
を探す。今度はCD−ROMのタイトルは”95全国温
泉宿”なので、”伊豆高原1.html”が得られる
(405)。
られた対応データが選択データとなるが、今回は、”伊
豆高原1.html”が選択データとなる(406、4
07)。 続いてクライアントA201の場合と同様
に、選択データがクライアントB202に送られる。こ
の時、”伊豆高原1.html”には、情報サーバ10
1が持っている画像データ”ホテルB簡易.mpg”を
使うための制御コードが記述されているので、同画像デ
ータがデータ選択部108によって選択用データ保持部
107から取得され、”伊豆高原1.html”と合わ
せて制御部106に渡され、通信制御部104を経由し
てクライアントB202に送られる。
御コードの記述がないので、データは送信されない(4
08)。
A201と同様に、提供されたデータが再生されるが、
今回は、ホテルBの説明部分を再生する時は、ネットワ
ーク103を介して送られた画像データ”ホテルB簡
易.mpg”が使われる。ホテルAの説明部分を再生す
る際には、クライアントA201の場合と同様に、クラ
イアントB202が備えるCD−ROM”95全国温泉
宿”中の”ホテルA標準.mpg”が使われることにな
る(409)。
泉宿”を備えるクライアントB202が、情報サーバ1
01に、データ”伊豆高原.html”を請求した場合
は、画像データ”ホテルA簡易.mpg”が、ネットワ
ーク103を通じて送られることはなく、代わりに、ク
ライアントB202が備えるCD−ROM中の、より訴
求力の高い画像データ”ホテルA標準.mpg”が使わ
れるが、画像データ”ホテルB簡易.mpg”について
は、ネットワーク103を介して同情報サーバから同ク
ライアントに送られる。
する。図4の403までは、クライアントA201の場
合と同様に、情報サーバ101からクライアントC20
3に対して、CD−ROM制御部112に装着されてい
るCD−ROM111のタイトルを送信するように、要
求が送られる(401、402、403)。
ライアントC203はCD−ROM制御部112に装着
されているCD−ROMのタイトルを情報サーバ101
に送ろうとするが、今度はCD−ROMが装着されてい
ないので、空文字列が送信される(404)。
01の場合と同様に、データ選択部108が対応データ
を探すが、今度はクライアントC203がCD−ROM
を備えていないので、対応データは得られない(40
5)。対応データが得られなかったので、処理は410
に移る(406)。
ml”に対する標準データを(表3)のデータ選択用テ
ーブルを参照して探し、その結果、”伊豆高原0.ht
ml”を得る(410)。
l”が得られたので、412の処理に続く(411)。
データ選択部108は、標準データ”伊豆高原0.ht
ml”を選択データとして選択し、制御部106に渡す
(412)。
にして、選択データ”伊豆高原0.html”がクライ
アントC203に送られる。この時、同データには、情
報サーバが持っている画像データ”ホテルA簡易.mp
g”、”ホテルB簡易.mpg”を利用するための制御
コードが記述されているので、両画像データがデータ選
択部108によって選択用データ保持部107から取得
され、”伊豆高原0.html”と合わせて制御部10
6に渡され、通信制御部104を経由して、クライアン
トC203に送られる。”(408) クライアントC203では、クライアントA201の場
合と同様に、提供されたデータが再生されるが、今回
は、ホテルAの説明部分では、ネットワーク103を介
して送られた画像データ”ホテルA簡易.mpg”が再
生され、同様にホテルBの説明部分では”ホテルB簡
易.mpg”が再生される(409)。
ライアントC203が、情報サーバ101に、”伊豆高
原.html”というデータを請求した場合は、画像デ
ータ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.mp
g”がネットワーク103を介して同情報サーバから同
クライアントに送られることになる。
イアントD204が情報サーバ101に”伊豆高原.h
tml”を請求した時の流れを説明する。ここで、クラ
イアントD204は、図5に示す構成を持つとする。図
5において、501はネットワーク103との通信を制
御する通信制御部であり、502データを保持するため
のデータ保持部であり、504はユーザに各種データや
メッセージを表示するための表示部であり、505はユ
ーザからの入力を受け付けるための入力部であり、50
3は通信制御部501、データ保持部502、表示部5
04、入力部505を制御する制御部であり、図36に
示した従来のデータ提供システムにおけるクライアント
として典型的な構成を持つ。
04について、まず、ユーザが、入力部505を用い
て、情報サーバ101から”伊豆高原.html”とい
うデータを取得するようにクライアントD204に指示
し、同クライアントの制御部503は、通信制御部50
1に対して、情報サーバ101に”伊豆高原.htm
l”というデータを要求するように指示する。同通信制
御部は、ネットワーク103を通じて、情報サーバ10
1に、”伊豆高原.html”というデータを提供する
ように要求を送信する。
構成を備えていないので、本発明の構成を備えているこ
とを示す情報は補助情報として情報サーバ101に送ら
れない(401)。
制御部104がクライアントD204からの上記データ
要求と補助情報を受けとり、制御部106に伝える。同
制御部は、受けとった補助情報を元に、クライアントD
204が本発明の構成を備えているクライアントである
か、すなわち対応クライアントであるかどうかの判断を
行なう(402)。
ライアントでないので、410以降の処理に移る。クラ
イアントD204は対応クライアントでないので、デー
タ選択部は108は、要求されたデータ”伊豆高原.h
tml”に対する標準データを(表3)のデータ選択用
テーブルを参照して探し、その結果、”伊豆高原0.h
tml”を得る(410)。
に、”伊豆高原0.html”が選択データとされ、同
データと共に、画像データ”ホテルA簡易.mp
g”、”ホテルB簡易.mpg”が、クライアントD2
04に送られる(411、412、408)。
C203と同様に、提供されたデータの再生が行なわ
れ、、ホテルAの説明部分を再生する際には、ネットワ
ーク103を介して送られた画像データ”ホテルA簡
易.mpg”が再生され、ホテルBの説明部分を再生す
る際にも同様にネットワーク103を介して送られた画
像データ”ホテルB簡易.mpg”が再生される(40
9)。
ライアントD204が、情報サーバ101に、”伊豆高
原.html”というデータを請求した場合は、画像デ
ータ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.mp
g”がネットワーク103を介して同情報サーバから同
クライアントに送られることになる。
に示される処理の流れの中で、411の判断の結果標準
データがある場合について説明したが、標準データがな
い場合は処理は413に進み、その場合情報サーバ10
1は、データを請求したクライアントに対して、データ
提供を拒否する旨を送る。
明の構成を備える情報サーバが、ネットワークを通じて
情報提供を行なう際に、本発明の構成を備えるクライア
ントで特定のデータ保存媒体を備えるものに対しては、
同データ保存媒体中のデータを利用することにより、動
画などの大規模なデータを同クライアントにネットワー
クを通じて送ることなく、請求があったデータに相当す
るデータを提供できるので、動画などの大規模なデータ
を含むデータも効率良く提供できる。
が特定のデータ保存媒体を備えていない場合にも、情報
サーバ側に標準のデータが用意されていれば同データを
提供できる。さらに、本発明の構成を備えていないクラ
イアントに対しても、情報サーバ側に標準のデータが用
意されていれば同データを提供できる。
タ保存媒体の実施例として、CD−ROMを使用した例
を使って説明したが、本発明における可搬のデータ保存
媒体は、かならずしもCD−ROMに限定されるもので
はなく、例えば、DVDやMD、リムーバブルハードデ
ィスクなどにも、広く応用可能である。
データ保存媒体を備え、それを利用することも容易に可
能である。
は、表示部113と、入力部114を設けてあるが、本
発明は、クライアントが直接ユーザと対話する場合に限
るものではないので、表示部113と入力部114は必
須ではない。
部108は、内部に持つ(表4)の選択用テーブルを用
いてデータの選択を行なったが、本発明におけるデータ
の選択方式はかならずしも選択用テーブルを用いたもの
に限定されるものではなく、提供するよう請求されたデ
ータ名と、同データの提供を受けようとするクライアン
ト102が備えるデータ保存媒体のタイトルとから、実
際に提供するデータのデータが特定されるものであれば
よい。
する際に、提供しようとするデータ名と、提供を受けよ
うとするクライアント102が備えるデータ保存媒体制
御部112の状況に関する情報に加えて、クライアント
102のユーザ名など、その他の情報を必要に応じて用
いても良い。
を受けるクライアントが図1の構成を持たない場合や、
クライアント102がCD−ROM111を備えない場
合や、クライアント102が特定のCD−ROM以外の
CD−ROMを持つ場合のすべてにおいて、情報サーバ
101が標準データを提供できる場合は同一の標準デー
タを提供するとしたが、本発明の実施形態においてかな
らずそうする必要はなく、クライアント102がデータ
保存媒体を備えない場合や、クライアント102が特定
のデータ保存媒体以外のデータ保存媒体を持つ場合のそ
れぞれにおいて、異なったデータを提供してもよい。
ト102の備えるCD−ROM111の中の映像データ
を利用する例を示したが、利用されるデータ保存媒体中
のデータは必ずしも映像データに限定されるものではな
い。
ト102が本発明の構成を備えている場合に、情報サー
バ101に対してデータを提供するように要求する時
に、同クライアントが、本発明の構成を備えていること
を示す情報を合わせて同情報サーバに送るが、情報サー
バ101にアクセスするクライアントはすべて本発明の
構成を備えていることを前提としてサービスとして提供
することも可能であり、その場合は、クライアント10
2が本発明の構成を備えていることを示す情報を情報サ
ーバ101に送る必要はない。
ト102は単一のCD−ROM制御部を備え、単一のC
D−ROMが制御されるとしたが、本発明は、それらが
単一である場合に限定されるものではなく、複数のCD
−ROM制御部、複数のCD−ROMが備えられている
場合にも適用できる。
からクライアントに対応データまたは標準データを送る
時に、必要な画像データを同時に送るとして説明した
が、画像データについては、クライアント側で対応デー
タまたは標準データを再生する時に必要になった時点で
改めて送るようにしても良い。
からクライアントに特定のデータを送る代わりに同クラ
イアントの備えるデータ保存媒体中のデータを再生する
例を示したが、実際の利用においては、それ以外の形態
でクライアントの備えるデータ保存媒体中のデータを利
用することも可能である。
ットワークを通じてクライアントに送信している間に、
同クライアントの備えるデータ保存媒体中のデータをユ
ーザに表示する、という利用の仕方も可能である。その
際ユーザに表示するデータは、ユーザが請求しているデ
ータに直接関連したものであっても良いし、直接関連し
たものでなくても良い。
ROM”95全国温泉宿”に、伊豆高原にあるペンショ
ン村に関する画像データ”伊豆高原ペンション村.mp
g"が含まれているとする。このとき、クライアントB
203に対しては、図3(b)の”伊豆高原1.htm
l”の代わりに同図(d)の”伊豆高原1’.htm
l”を返すようにし、同クライアントがデータ”ホテル
B簡易.mpg"を情報サーバ101から受信している
間に、”伊豆高原ペンション村.mpg"を再生するよ
うにする。これにより、”ホテルB簡易.mpg"を送
信している間に、ユーザに関連するデータ”伊豆高原ペ
ンション村.mpg"を提供でき、ネットワークでのデ
ータ転送にかかる待ち時間を有効に利用できる。
明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、
本発明の第1の実施形態における情報サーバ101の代
わりに、図6の構成を持つ情報サーバ601を用いたも
のであり、情報サーバ601と本発明の第1の実施形態
におけるクライアント102と同一の構成と作用を有す
るクライアント602と、情報サーバ601とクライア
ント602を結ぶネットワーク603とから構成され
る。
との通信を制御する通信制御部604と、提供するデー
タの生成・取得を行なうデータ生成・取得部605と、
通信制御部604とデータ生成・取得部605を制御す
る制御部606とから構成される。
に、提供用データの元となるデータの集合を保持するた
めのデータ保持部607と、同データ保持部のデータを
変換するためのデータ変換部608を備える。
施形態におけるクライアント102と同一の構成と作用
を有し、ネットワーク603との通信を制御する通信制
御部609と、データを保持するためのデータ保持部6
10と、可搬の大容量データ保存媒体の一実施例として
のCD−ROM611と、同CD−ROMを制御するた
めのCD−ROM制御部612と、ユーザに各種データ
やメッセージを表示するための表示部613と、ユーザ
からの入力を受け付けるための入力部614と、通信制
御部609、データ保持部610、データ保存媒体制御
部612、表示部613、入力部614を制御する制御
部615とから構成される。
図5、(表5)、(表2)、(表4)を用いて、本実施
形態における作用例を説明する。
の全体図である。同図において、601は、情報提供を
行なう情報サーバ、701、702、703は図6に示
した構成を備えるクライアント例である。また、図6に
おける構成を備えないクライアントに対する作用を説明
するために、例として図6における構成を備えないクラ
イアント例を704として付け加えてある。
ト701、702、703、704を結ぶネットワーク
である。
7は、(表5)に示すように、”伊豆高原.html”
というデータ名に対して、実際に提供するデータをの元
になるデータファイルの候補として、”伊豆高原.sr
c”というファイルを持っているとする。
供するデータの元になるデータのことを変換用データと
呼び、同データを含むファイルのことを変換用データフ
ァイルと呼ぶ。同データ保持部は、内部に、(表5)の
ように、提供しようとするデータ名と変換用データファ
イルを対応させた表を持っているとする。
示すような内容を含んでいるとする。ここで、図8に示
すデータ”伊豆高原.src”の内容について詳しく説
明する。図8に示される”伊豆高原.src”というデ
ータには、「<SWITCH>…</SWITCH>」
という部分がある。これは、情報サーバ601のデータ
変換部608が、同データを変換する際に、変換の対象
となる部分であり、クライアント602が備えるデータ
保存媒体611のタイトルが一般に「XXX」であった
ときに、「<CASEXXX>」という記述があれば、
その後ろから最初の「<BREAK>」の前までの部分
が、「<SWITCH>…</SWITCH>」の部分
に対して置換される。
がない場合は、「<DEFAULT>」の後ろから「<
/SWITCH>」の前までの部分が、「<SWITC
H>…</SWITCH>」の部分に対して置換され
る。
c”というデータに対して、情報サーバ601のデータ
変換部608が変換を行なう場合に、クライアント60
2が備えるデータ保存媒体611のタイトルが”95全
国温泉宿”の場合には、ホテルAに関する記述部分の
「<SWITCH>…</SWITCH>」は、「<C
D−ROM= ”95全国温泉宿”, FILE =
”ホテルB標準.mpg”>」と変換され、ホテルB
に関する記述部分の「<SWITCH>…</SWIT
CH>」は、「<SRC= ”ホテルB簡易.mpg”
>」と変換される。
の実施形態と同様に、図7におけるクライアント例であ
るクライアントA701は(表4)に示すように”96
全国温泉宿”というタイトルのCD−ROMを備え、ク
ライアントB702は、”95全国温泉宿”というタイ
トルのCD−ROMを備え、クライアントC703は、
CD−ROMを備えていないとする。
の実施形態と同様に、(表2)に示すように、”96全
国温泉宿”というCD−ROMは、”ホテルA標準.m
pg”、”ホテルB標準.mpg”の両方のデータを収
録しており、”95全国温泉宿”というCD−ROM
は、”ホテルA標準.mpg”というデータは収録して
いるが、”ホテルB標準.mpg”というデータは収録
していないとする。
ルAに関する簡易な映像データであり、情報サーバ60
1においては、データ保持部707に保持されており、
データ変換部607により取り出されるとする。”ホテ
ルB簡易.mpg”についても同様とする。
ルAに関する映像データで、”ホテルA簡易.mpg”
に比べて、高画質で内容的にも多く、訴求力が高いとす
る。”ホテルB標準.mpg”についても同様とする。
B702,C703が、情報サーバ601から、”伊豆
高原.html”という名前のデータの提供を受ける場
合の流れを図9を用いて説明する。
601から”伊豆高原.html”というデータの提供
を受ける時の流れを説明する。
に、情報サーバ601から”伊豆高原.html”とい
うデータを取得するように、入力部614を用いて指示
する。同クライアントは、本発明の第1の実施形態にお
いてと同様にして、ネットワーク603を通じて、情報
サーバ601に、”伊豆高原.html”というデータ
を提供するように要求を送信する。この際、クライアン
トA601が、本発明の構成を備えていることを示す情
報を補助情報として合わせて送る。以下、本実施形態の
説明において、本発明の構成を備えるクライアントを対
応クライアントと呼ぶ(901)。
制御部604がクライアントA701からの上記データ
要求と補助情報を受けとり、制御部606に伝える。同
制御部は、上記データ要求をデータ変換部608に渡
す。同データ変換部は、内部に持つ、提供するデータと
変換用データファイルとの対応表を使って、与えられた
データ要求に対する、変換用データファイルを得て、そ
の結果をデータ制御部606に知らせる(902)。
html”に対して、変換用データファイル”伊豆高
原.src”が得られるので、904以降の処理に進む
(903)。
補助情報を元に、クライアントA701が対応クライア
ントであるかどうかの判断を行なう(904)。この場
合、クライアントA701は、対応クライアントである
ので、905以下の処理に進む。
01のCD−ROM制御部612の状況として、同CD
−ROM制御部に現在入っているCD−ROM611の
タイトル名を、同情報サーバに送信するように、クライ
アントA701に対して、要求を送るように、同情報サ
ーバの通信制御部604に指示を出す。同通信制御部
は、ネットワーク603を通じて、クライアントA70
1に対して、同クライアントのCD−ROM制御部61
2に現在入っているCD−ROM611のタイトルを、
同情報サーバに送信するように、要求を送る(90
5)。
の第1の実施形態の場合と同様に、ネットワーク603
を通じて、情報サーバ601に同クライアントのCD−
ROM制御部612に現在入っているCD−ROM61
1のタイトルを送る。この場合、”96全国温泉宿”と
いうCD−ROMが入っているので、そのタイトルが送
信される。情報サーバ601では、通信制御部604が
クライアントA701からCD−ROM制御部612に
入っているCD−ROM611のタイトルに関する情報
を受けとると、制御部606に渡し、同制御部は、同情
報をデータ変換部607に渡す(906)。
たCD−ROMのタイトルを元に、上記の変換用データ
ファイルに変換を行ない、その結果のデータを得、制御
部606に渡す(907)。
伊豆高原.src”に対して、「クライアントの備える
CD−ROMのタイトルが”96全国温泉宿”である」
という条件で変換を行なうことになるので、その結果
は、図10(c)に示すようなデータになる。同データ
は本発明の第1の実施形態における”伊豆高原2.ht
ml”と同様の内容になっている。
同様に、得られたデータ(図10(c))を通信制御部
604を使って、ネットワーク603経由で、クライア
ントA701に送信する。この時、同データには、画像
データ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.m
pg”の利用のための制御コードは記述されていないの
で、それらのデータは送信されない(908)。
実施形態と同様に、受けとったデータの再生を行なう
が、同データ(109(c))が、本発明の第1の実施
形態におけるデータ”伊豆高原2.html”と同様の
内容になっているので、本発明の第1の実施形態におけ
るクライアントA201の場合と同様に、CD−ROM
611中のデータ”ホテルA標準.mpg”、”ホテル
B標準.mpg”が再生される(909)。
泉宿”を備えるクライアントA701が、情報サーバ6
01に”伊豆高原.html”というデータを請求した
場合は、画像データ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテ
ルB簡易.mpg”がネットワーク603を通じて送ら
れることはなく、代わりに、同クライアントが備える前
述のCD−ROM中の、より訴求力の高い画像データ”
ホテルA標準.mpg”、”ホテルB標準.mpg”が
データ再生時に使われる。
601から”伊豆高原.html”というデータの提供
を受ける時の流れを説明する。
1の場合と同様に、クライアントB702と情報サーバ
601との間で通信が行なわれ、同情報サーバからクラ
イアントB702に対して、同クライアントのCD−R
OM制御部612に現在入っているCD−ROM611
のタイトルを同情報サーバに送信するように、要求が送
られる(905)。
クライアントA701と同様に、情報サーバ601に同
クライアントのCD−ROM制御部612に現在入って
いるCD−ROM611のタイトルを送る。今度は、”
95全国温泉宿”というCD−ROMが入っているの
で、そのタイトルが送信される(906)。
ントA701の場合と同様に、受けとったCD−ROM
のタイトルを元に、変換用データファイル”伊豆高原.
src”(図8)に変換を行ない、その結果のデータを
得、制御部606に渡す(907)。
OMのタイトルが”95全国温泉宿”である」という条
件で変換を行なうことになるので、その結果は、図10
(b)に示すようなデータになる。同データは本発明の
第1の実施形態における”伊豆高原1.html”と同
様の内容になっている。
同様に、得られたデータ(図10(b))を通信制御部
604を使って、ネットワーク603経由で、クライア
ントB702に送信する。この時、同データには、情報
サーバ601が持っている画像データ”ホテルB簡易.
mpg”の利用のための制御コードが記述されているの
で、”ホテルB簡易.mpg”がデータ変換部608に
よってデータ保持部607から取得され、同データと合
わせて制御部606に渡され、通信制御部604を経由
して、クライアントB702に送られる。”ホテルA簡
易.mpg”については、制御コードの記述がないの
で、データは送信されない(908)。
A701と同様に、提供されたデータの再生が行なわれ
るが、今回は、ホテルBの説明部分を再生する際、ネッ
トワーク603を介して送られた画像データ”ホテルB
簡易.mpg”が再生される。ホテルAの説明部分を再
生する際には、クライアントA701の場合と同様に、
クライアントB702が備える”95全国温泉宿”とい
うCD−ROM611中の”ホテルA標準.mpg”と
いうデータが再生されることになる(909)。
CD−ROMを備えるクライアントB702が、情報サ
ーバ601に、”伊豆高原.html”というデータを
請求した場合は、画像データ”ホテルA簡易.mp
g”、は、ネットワーク603を通じて同情報サーバか
ら同クライアントに送られず、代わりに、同クライアン
トが備える前述のCD−ROM中の、より訴求力の高い
画像データ”ホテルA標準.mpg”が使われるが、画
像データ”ホテルB簡易.mpg”については、ネット
ワーク603を介して同情報サーバから同クライアント
に送られる。
601から”伊豆高原.html”というデータの提供
を受ける時の流れを説明する。
1の場合と同様に、クライアントC703と情報サーバ
601との間で通信が行なわれ、同情報サーバからクラ
イアントC703に対して、同クライアントのCD−R
OM制御部612に現在入っているCD−ROM611
のタイトルを送信するように、要求が送られる(90
1、902、903、904、905)。
ライアントC703は、CD−ROM制御部612に現
在入っているCD−ROMのタイトルを情報サーバ60
1に送ろうとするが、今度は、CD−ROMが入ってい
ないので、空文字列が送信される(906)。
ントA701の場合と同様に、受けとったCD−ROM
のタイトルを元に、変換用データファイル”伊豆高原.
src”(図8)に変換を行ない、その結果のデータを
得、制御部606に渡す(907)。
ルとして空文字列が送られてきているので、「クライア
ントの備えるCD−ROMのタイトルが””である」と
いう条件で変換を行なうことになり、その結果は、図1
0(a)に示すようなデータになる。同データは本発明
の第1の実施形態における”伊豆高原0.html”と
同様の内容になっている。
同様に、得られたデータ(図10(a))を通信制御部
604を使って、ネットワーク603経由で、クライア
ントC703に送信する。この時、同データには、情報
サーバ601が持っている画像データ”ホテルA簡易.
mpg”および”ホテルB簡易.mpg”を利用するた
めの制御コードが記述されているので、それらもクライ
アントC703に送られる(908)。
A701の場合と同様に、提供されたデータが再生され
るが、今回は、ホテルAの説明部分を再生する際は、ネ
ットワーク603を介して送られた画像データ”ホテル
A簡易.mpg”が再生され、同様にホテルBの説明部
分を再生する際には”ホテルB簡易.mpg”が再生さ
れる。
ライアントC703が、情報サーバ601に、”伊豆高
原.html”というデータを請求した場合は、画像デ
ータ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.mp
g”がネットワーク603を介して同情報サーバから同
クライアントに送られることになる。
イアントD704が情報サーバ601から”伊豆高原.
html”というデータの提供を受ける時の流れを説明
する。ここで、クライアントD704は、本発明の第1
の実施形態の説明で使用したクライアントD204と同
一の構成、すなわち、図5に示される構成を持ち、か
つ、同様の作用を有するとする。
04について、本発明の第1の実施形態の場合と同様に
して、クライアントD704から情報サーバ601に対
して”伊豆高原.html”というデータに対する請求
が送信されるが、クライアントD704は本発明の構成
を備えていないので、本発明の構成を備えていることを
示す情報は補助情報として情報サーバ601に送られな
い(901)。
は、クライアントA701の場合と同様に処理を進める
が、今回のクライアントD704は、対応クライアント
ではないので、904の分岐において、処理は910の
方に進む(902、903、904)。
部606は、クライアントのCD−ROM名を空文字列
にする(910)。
ントA701の場合と同様に、受けとったCD−ROM
のタイトルを元に、変換用データファイル”伊豆高原.
src”(図8)に変換を行ない、その結果のデータを
得、制御部606に渡すが、クライアントC703の場
合と同様に、変換結果は図10(a)に示すようなデー
タになり、本発明の第1の実施形態における”伊豆高原
0.html”と同様の内容になる(907)。
に、同データおよび画像データ”ホテルA.htm
l”、”ホテルB.html”がクライアントD704
に送られ(908)、同クライアントで再生される。今
回も、ホテルAの説明部分を再生する際は、ネットワー
ク603を介して送られた画像データ”ホテルA簡易.
mpg”が再生され、同様にホテルBの説明部分を再生
する際には”ホテルB簡易.mpg”が再生される(9
09)。
ライアントD704が、情報サーバ601に、”伊豆高
原.html”というデータを請求した場合は、画像デ
ータ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.mp
g”がネットワーク603を介して同情報サーバから同
クライアントに送られることになる。
明の構成を備える情報サーバが、ネットワークを通じて
情報提供を行なう際に、本発明の構成を備えるクライア
ントで特定のデータ保存媒体を備えるものに対しては、
同データ保存媒体中のデータを利用することにより、動
画などの大規模なデータをネットワークを通じて同クラ
イアントに送ることなく、請求があったデータに相当す
るデータを提供できるので、動画などの大規模なデータ
を含むデータも効率良く提供できる。
が特定のデータ保存媒体を備えていない場合にも、標準
のデータが用意されていれば同データを提供できる。さ
らに、本発明の構成を備えていないクライアントに対し
ても、標準のデータが用意されていれば同データを提供
できる。
ータに対して、最低一つの変換用データを用意しておけ
ばよく、本発明の第1の実施形態の場合のように、複数
の提供用データファイルを用意する必要がないので、情
報サーバにおけるハードディスクなどの記憶装置の資源
を節約できる、という効果も得られる。
変換形式は、上記の実施形態において示した形式に限定
されるものではなく、少なくともクライアントのデータ
保存媒体制御部の状態に関する情報を元に変換を行なう
限りにおいて、置換表を用いたり、フィルタプログラム
によって変換するように実現してもよい。
する際に、提供しようとするデータ名と、提供を受けよ
うとするクライアント602が備えるデータ保存媒体制
御部612の状況に関する情報に加えて、クライアント
602のユーザ名など、その他の情報を必要に応じて用
いても良い。
バ601のデータ取得・生成部605により、常に何ら
かのデータが返されるような例を説明したが、本発明の
実施形態においては、クライアント602が特定のデー
タ保存媒体を持たない場合や、本発明の構成を持たない
クライアントに対しては、情報サーバ601がデータの
提供を拒否するようにしてもよい。また、クライアント
602が特定のデータ保存媒体を持たない場合の処理
と、本発明の構成を持たないクライアントの場合の結果
は同一にする必要はなく、別の結果が得られるようにし
てもよい。
明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、
本発明の第1の実施形態における情報サーバ101の代
わりに、図11の構成を持つ情報サーバ1101を用い
たものであり、同情報サーバと本発明の第1の実施形態
におけるクライアント102と同一の構成と作用を有す
るクライアント1102と、情報サーバ1101とクラ
イアント1102を結ぶネットワーク1103とから構
成される。
03との通信を制御する通信制御部1104と、提供す
るデータの生成・取得を行なうデータ生成・取得部11
05と、通信制御部1104とデータ生成・取得部11
05を制御する制御部1106とから構成される。
特に、提供用データの元となるデータの集合を保持する
ためのデータ保持部1107と、同データ保持部のデー
タを選択するためのデータ選択部1108と選択したデ
ータを変換するためのデータ変換部1109を備える。
実施形態におけるクライアント102と同一の構成と作
用を有し、ネットワーク1103との通信を制御する通
信制御部1110と、データを保持するためのデータ保
持部1111と、可搬の大容量データ保存媒体の一実施
例としてのCD−ROM1112と、同CD−ROMを
制御するためのCD−ROM制御部1113と、ユーザ
に各種データやメッセージを表示するための表示部11
14と、ユーザからの入力を受け付けるための入力部1
115と、通信制御部1110、データ保持部111
1、データ保存媒体制御部1113、表示部1114、
入力部1115を制御する制御部1116とから構成さ
れる。
図15、図5、図9、図10、(表6)、(表7)、
(表2)、(表4)を用いて、本実施形態における作用
例を説明する。
態の全体図である。同図において、1101は情報提供
を行なう情報サーバ、1201、1202、1203は
図11に示した構成を備えるクライアント例である。ま
た、図11における構成を備えないクライアントに対す
る作用を説明するために、例として図11における構成
を備えないクライアント例を1204として付け加えて
ある。
アント1201、1202、1203、1204を結ぶ
ネットワークである。
107は、(表6)に示すように、”伊豆高原.htm
l”というデータ名に対して、実際に提供するデータの
元となる変換用データとして、”伊豆高原2.sr
c”、”伊豆高原1.src”、”伊豆高原0.sr
c”を持っているとする。
(a)、(b)、(c)に示すような内容を含んでいる
とする。
示す各データの内容について詳しく説明する。図13
(a)に示される”伊豆高原0.src”というデータ
には、ホテルAに関する説明部分に、「<SRC=”ホ
テルA簡易.mpg”>」という部分があるが、これ
は、同データを提供されたクライアント1102におい
て同データを再生した場合、ホテルAに関する説明部分
で、情報サーバ1101が保有する”ホテルA簡易.m
pg”というデータの再生を行なうことを同クライアン
トに指示する制御コードである。”ホテルA簡易.mp
g”は、ホテルAに関する簡易な映像データであり、情
報サーバ1101においては、データ保持部1107に
保持されている。
g”>」という記述を含むデータを情報サーバ1101
がクライアント1102に提供する場合は、合わせて”
ホテル簡易A.mpg”というデータも、ネットワーク
1103を通じてクライアント1102に提供されるよ
うになっている。”ホテルB簡易.mpg”についても
同様である。
rc”というデータには、ホテルAに関する説明部分
に、「<CD−ROM=$_,FILE=”ホテルA標
準.mpg”>」という部分がある。これは、情報サー
バ1101のデータ変換部1109が、同データを変換
する際に、変換の対象となる部分であり、「$_」とい
う部分が、提供を受けるクライアント1102のCD−
ROM1112のタイトルによって置換される。
変換部1109が変換する際、提供を受けるクライアン
ト1102のCD−ROM1112のタイトルが、”9
6全国温泉宿”だった場合は、同データ中の「<CD−
ROM=$_,FILE=”ホテルA標準.mpg”
>」という部分は、変換結果では、「<CD−ROM
=”96全国温泉宿”,FILE=”ホテルA標準.m
pg”>」となる。”ホテルB簡易.mpg”に関する
部分については、”伊豆高原0.src”と同様であ
る。
rc”中の「<CD−ROM=”$_”,FILE=”
ホテルA標準.mpg”>」「<CD−ROM=”$
_”,FILE=”ホテルB標準.mpg”>」につい
ても同様である。
ルAに関する簡易な映像データであり、情報サーバ11
01において、データ保持部1107に保持されてお
り、データ変換部1108によって取り出されるとす
る。”ホテルB簡易.mpg”についても同様とする。
ルAに関する映像データで、”ホテルA簡易.mpg”
に比べて、高画質で内容的にも多く、訴求力が高いとす
る。”ホテルB標準.mpg”についても同様とする。
1の実施形態と同様に、(表2)に示すように、”96
全国温泉宿”というCD−ROMは、”ホテルA標準.
mpg”、”ホテルB標準.mpg”の両方のデータを
収録しており、”95全国温泉宿”というCD−ROM
は、”ホテルA標準.mpg”というデータは収録して
いるが、”ホテルB標準.mpg”というデータは収録
していないとする。
1108は、内部に(表2)に相当する、各種CD−R
OMのコンテンツに対する表を備えているとする。
用として、(表7)に示す変換データ選択用テーブルを
持っているとする。
ータ名と、同データの提供を受けようとするクライアン
ト102が備えるCD−ROM111が含むコンテンツ
の内容から、実際に提供するデータの元になる変換用デ
ータファイル名を決定するための表である。
ータを提供しようとしている時に同データの提供を受け
ようとするクライアント102が備えるCD−ROM1
11が、”ホテルA標準.mpg””ホテルB標準.m
pg”を含む場合は、変換用データとして、”伊豆高原
2.src”が選択される。同表において、”伊豆高
原.html”提供時の、「”ホテルA標準.mpg”
なし、”ホテルB標準.mpg”あり」の項は、論理的
に可能であるが、今回の例では使用しないので省略して
ある。
の実施形態と同様に、図12におけるクライアント例で
あるクライアントA1201は(表4)に示すように”
96全国温泉宿”というタイトルのCD−ROMを備
え、クライアントB1202は、”95全国温泉宿”と
いうタイトルのCD−ROMを備え、クライアントC1
203は、CD−ROMを備えていないとする。
1,B1202,C1203が、情報サーバ1101か
ら、”伊豆高原.html”という名前のデータの提供
を受ける場合の流れを図14を用いて説明する。
バ1101から”伊豆高原.html”というデータの
提供を受ける時の流れを説明する。
ら”伊豆高原.html”というデータを取得するよ
う、クライアントA1201に入力部1115を用いて
指示する。同クライアントは、本発明の第1の実施形態
においてと同様にして、ネットワーク1103を通じ
て、情報サーバ1101に、”伊豆高原.html”と
いうデータを提供するよう要求を送る。この際、クライ
アントA1201が、本発明の構成を備えていることを
示す情報を補助情報として合わせて送る。以下、本実施
形態の説明において、本発明の構成を備えるクライアン
トを対応クライアントと呼ぶ(1401)。
第1の実施形態と同様にして、制御部1106が、受け
とった補助情報を元に、クライアントA1201が対応
クライアントであるかどうか判断する(1402)。
クライアントであるので、1403以降の処理に移る。
1の実施形態と同様にして、クライアントA1201
に、同クライアントのCD−ROM制御部1113に現
在入っているCD−ROM1112のタイトルを、同情
報サーバに送信するように、要求を送る(1403)。
明の第1の実施形態と同様にして、同クライアントのC
D−ROM制御部1113に現在入っているCD−RO
M1112のタイトルを、情報サーバ1101に送信す
る。この場合、”96全国温泉宿”というCD−ROM
が入っているので、そのタイトルが送信される(140
4)。
04が、クライアントA1201から送られてきたCD
−ROMのタイトルに関する情報を受けとると、制御部
1106に渡し、同制御部は、提供するように要求され
ているデータ名と同情報とをデータ生成・取得部110
5のデータ変換部1109に渡す。さらに、同データ変
換部は、データ選択部1108にそれらを渡す。今の場
合は、”伊豆高原.html”という要求されているデ
ータ名と、”96全国温泉宿”というCD−ROMタイ
トルが渡される。
内部に持つ、CD−ROMのコンテンツに関する表(表
2)と変換データ選択用テーブル(表7)を用いて変換
用データファイルを得て、データ変換部1109に渡す
(1405)。
高原.html”であり、さらにクライアントA120
1において装備されているCD−ROM”96全国温泉
宿”に”ホテルA標準.mpg”、”ホテルB標準.m
pg”が含まれていることから、”伊豆高原2.sr
c”(図13(c))が得られるので、1407以降の
処理に進む(1406)。
ったCD−ROMのタイトルを元に、上記の変換用デー
タファイルに変換を行ない、その結果のデータを得、制
御部1106に渡す。図13(c)の変換用データファ
イル”伊豆高原2.src”に対して、「クライアント
の備えるCD−ROMのタイトルが”96全国温泉宿”
である」という条件で変換を行なうことになるので、そ
の結果は、図15(c)に示すようなデータになる。同
データは本発明の第1の実施形態における”伊豆高原
2.html”と同様の内容になっている(140
7)。
と同様に、得られたデータ(図15(c))を通信制御
部1104を使って、ネットワーク1103経由で、ク
ライアントA1201に送信する。この時、同データに
は、情報サーバ1101が持つ画像データ”ホテルA簡
易.mpg”、”ホテルB簡易.mpg”を利用するた
めの制御コードは記述されていないので、それらのデー
タは送信されない(1408)。
の実施形態と同様に、受けとったデータの再生を行なう
が、同データ(図15(c))が、本発明の第1の実施
形態におけるデータ”伊豆高原2.html”と同様の
内容になっているので、本発明の第1の実施形態におけ
るクライアントA201の場合と同様に、CD−ROM
1112中のデータ”ホテルA標準.mpg”、”ホテ
ルB標準.mpg”が再生される(1409)。
泉宿”を備えるクライアントA1201が、情報サーバ
1101に”伊豆高原.html”というデータを請求
した場合は、画像データ”ホテルA簡易.mpg”、”
ホテルB簡易.mpg”はネットワーク1103を通じ
て送られず、代わりに、同クライアントが備える前述の
CD−ROM中の、より訴求力の高い画像データ”ホテ
ルA標準.mpg”、”ホテルB標準.mpg”がデー
タ再生時に使われる。
明する。 図14の1403までは、クライアントA1
201の場合と同様に、クライアントB1402と情報
サーバ1101との間で通信が行なわれ、同情報サーバ
からクライアントB702に対して、同クライアントの
CD−ROM制御部1113に現在装着されているCD
−ROM1111のタイトルを同情報サーバに送信する
ように、要求が送られる(1403)。
てクライアントA1201と同様に、情報サーバ110
1に同クライアントのCD−ROM制御部1113に現
在入っているCD−ROM1112のタイトルを送る。
今度は、”95全国温泉宿”というCD−ROMが入っ
ているので、そのタイトルが送信される(1404)。
1201の場合と同様に、データ選択部1108は、提
供するように要求されているデータ名とクライアントB
1202から送られてきたCD−ROMのタイトルに関
する情報を受けとる。今の場合は、”伊豆高原.htm
l”という要求されているデータ名と、”95全国温泉
宿”というCD−ROMタイトルが渡される。同データ
選択部は、それらを受けとると、クライアントA120
1の場合と同様に、内部に持つCD−ROMのコンテン
ツに関する(表2)と変換データ選択用テーブル(表
7)を用いて変換用データファイルを得て、データ変換
部1109に渡す(1405)。
高原.html”であり、さらにクライアントB120
2において装備されているCD−ROM”95全国温泉
宿”に”ホテルA標準.mpg”が含まれ、”ホテルB
標準.mpg”が含まれていないことから、”伊豆高原
1.src”(図13(b))が得られるので、140
7以降の処理に進む(1406)。
アントA1201の場合と同様に、受けとったCD−R
OMのタイトルを元に、上記の変換用データファイルに
変換を行ない、その結果のデータを得、制御部1106
に渡す。この場合、図13(b)の変換用データファイ
ル”伊豆高原1.src”に対して、「クライアントの
備えるCD−ROMのタイトルが”95全国温泉宿”で
ある」という条件で変換を行なうことになるので、その
結果は、図15(b)に示すようなデータになる。同デ
ータは本発明の第1の実施形態における”伊豆高原1.
html”と同様の内容になっている(1407)。
1の場合と同様に、得られたデータ(図15(b))を
通信制御部1104を使って、ネットワーク1103経
由で、クライアントB1202に送信する。この時、同
データには、情報サーバ1101が持つ画像データ”ホ
テルB簡易.mpg”を利用するための制御コードが記
述されているので、”ホテルB簡易.mpg”がデータ
選択部1108によってデータ保持部1107から取得
され、変換結果のデータと合わせて、データ変換部11
09を経て制御部1106に渡され、通信制御部110
4を経由して、クライアントB1202に送られる。”
ホテルA簡易.mpg”については、制御コードの記述
がないので、データは送信されない(1408)。
トA1201と同様に、提供されたデータの再生が行な
われるが、今回は、ホテルBの説明部分を再生する際、
ネットワーク1103を介して送られた画像データ”ホ
テルB簡易.mpg”が再生される。ホテルAの説明部
分を再生する際には、クライアントA1201の場合と
同様に、クライアントB1202が備える”95全国温
泉宿”というCD−ROM1112中の”ホテルA標
準.mpg”というデータが再生されることになる(1
409)。
CD−ROMを備えるクライアントB1102が、情報
サーバ1101に、”伊豆高原.html”というデー
タを請求した場合は、画像データ”ホテルA簡易.mp
g”、は、ネットワーク1103を通じて同情報サーバ
から同クライアントに送らず、代わりに、同クライアン
トが備える前述のCD−ROM中の、より訴求力の高い
画像データ”ホテルA標準.mpg”が使われるが、画
像データ”ホテルB簡易.mpg”については、ネット
ワーク1103を介して同情報サーバから同クライアン
トに送られる。
バ1101から”伊豆高原.html”というデータの
提供を受ける時の流れを説明する。
1201の場合と同様に、クライアントC1203と情
報サーバ1101との間で通信が行なわれ、同情報サー
バからクライアントC703に対して、同クライアント
のCD−ROM制御部1113に現在入っているCD−
ROM1112のタイトルを送信するように要求が送ら
れる。
クライアントC1203は、CD−ROM制御部111
3に現在入っているCD−ROMのタイトルを情報サー
バ1101に送ろうとするが、今度は、CD−ROMが
入っていないので、空文字列が送信される(1401、
1402、1403、1404)。
1201の場合と同様に、データ選択部1108は、提
供するように要求されているデータ名とクライアントC
1203から送られてきたCD−ROMのタイトルに関
する情報を受けとる。今の場合は、”伊豆高原.htm
l”という要求されているデータ名と、空文字列が渡さ
れる。同データ選択部は、それらを受けとると、クライ
アントA1201の場合と同様に、内部に持つCD−R
OMのコンテンツに関する(表2)と変換データ選択用
テーブル(表7)を用いて変換用データファイルを得
て、データ変換部1109に渡す(1405)。
高原.html”であり、さらにクライアントC120
3においてCD−ROMが装備されていないので、「ク
ライアントC1203にお装備されているCD−ROM
には”ホテルA標準.mpg”、”ホテルB標準.mp
g”は含まれていない」と判断され、”伊豆高原0.s
rc”(図13(c))が得られるので、1407以降
の処理に進む(1406)。
アントA1201の場合と同様に、受けとったCD−R
OMのタイトルを元に、上記の変換用データファイルに
変換を行ない、その結果のデータを得、制御部1106
に渡す。この場合、図13(c)の変換用データファイ
ル”伊豆高原0.src”に対して、「クライアントの
備えるCD−ROMのタイトルが””である」という条
件で変換を行なうことになるので、その結果は、図15
(a)に示すようなデータになる。同データは本発明の
第1の実施形態における”伊豆高原0.html”と同
様の内容になっている(1407)。
1の場合と同様に、得られたデータ(図15(a))を
通信制御部1104を使って、ネットワーク1103経
由で、クライアントC1203に送信する。この時、同
データには、情報サーバ1101が持つ画像データ”ホ
テルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.mpg”を利
用するための制御コードが記述されているので、”ホテ
ルA簡易.mpg””ホテルB簡易.mpg”が、クラ
イアントB1202の場合と同様に変換結果のデータと
合わせて、クライアントB1202に送られる(140
8)。
トA1201の場合と同様に、提供されたデータが再生
されるが、今回は、ホテルAの説明部分を再生する際
は、ネットワーク603を介して送られた画像データ”
ホテルA簡易.mpg”が再生され、同様にホテルBの
説明部分を再生する際には”ホテルB簡易.mpg”が
再生される。
ライアントC1203が、情報サーバ1101に、”伊
豆高原.html”というデータを請求した場合は、画
像データ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.
mpg”がネットワーク1103を介して同情報サーバ
から同クライアントに送られる。
ライアントD1204が情報サーバ1101に”伊豆高
原.html”を請求した時の流れを説明する。ここ
で、クライアントD1204は、本発明の第1の実施形
態の説明で使用したクライアントD204と同一の構
成、すなわち、図5に示される構成を持ち、かつ、同様
の作用を有するとする。
204について、本発明の第1の実施形態の場合と同様
にして、クライアントD1204から情報サーバ110
1に対して”伊豆高原.html”というデータに対す
る請求が送信されるが、クライアントD1204は本発
明の構成を備えていないので、本発明の構成を備えてい
ることを示す情報は補助情報として情報サーバ1101
に送られない(1401)。
201の場合と同様に処理を進めるが、今回のクライア
ントD1204は、対応クライアントではないので、1
402の分岐において、処理は1410の方に進む(1
402)。
制御部1106は、クライアントのCD−ROM名を空
文字列にする(1410)。
データ選択部1108は、提供するように要求されてい
るデータ名とクライアントC1203から送られてきた
CD−ROMのタイトルに関する情報を受けとる。今の
場合は、”伊豆高原.html”という要求されている
データ名と、空文字列が渡される。以後、クライアント
C1203の場合と同様にして、図15(a)のデータ
および画像データ”ホテルA簡易.html”、”ホテ
ルB簡易.html”がクライアントD1204に送ら
れ(1405、1406、1407、1408)、同ク
ライアントで再生される。
は、ネットワーク603を介して送られた画像データ”
ホテルA簡易.mpg”が再生され、同様にホテルBの
説明部分を再生する際には”ホテルB簡易.mpg”が
再生される(1409)。
ライアントD1204が、情報サーバ1101に、”伊
豆高原.html”というデータを請求した場合は、画
像データ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.
mpg”がネットワーク1103を介して同情報サーバ
から同クライアントに送られる。
明の構成を備える情報サーバが、ネットワークを通じて
情報提供を行なう際に、本発明の構成を備えるクライア
ントで特定のデータ保存媒体を備えるものに対しては、
同データ保存媒体中のデータを利用することにより、動
画などの大規模なデータをネットワークを通じて同クラ
イアントに送ることなく、請求があったデータに相当す
るデータを提供できるので、動画などの大規模なデータ
を含むデータも効率良く提供できる。
が特定のデータ保存媒体を備えていない場合にも、情報
サーバ側に標準のデータが用意されていれば同データを
提供できる。さらに、本発明の構成を備えていないクラ
イアントに対しても、情報サーバ側に標準のデータが用
意されていれば同データを提供できる。
体に関する情報(例では表2)を情報サーバのデータ保
持部中の他のデータから分離して保守・更新できる。し
たがって共通のコンテンツを持つ多数のデータ保存媒体
に対応したサービスを行なう場合にも、システムの保守
が容易になるという効果もある。
の選択方法、データ変換部での変換方法は、上記実施形
態に限定されない。また、実際に提供するデータのどの
部分を、状況に合わせた変換によって得、どの部分をあ
らかじめ変換用データファイルに記述しておきデータ選
択部で状況に応じて適切に記述されているものを得るよ
うにするか、なども、上記実施形態に限定されるもので
はない。
明の第4の実施形態について説明する。本実施形態は、
本発明の第1の実施形態と同様の構成を持つが、その作
用が異なる。図16は、本実施形態の構成を示す。
において情報提供を行なう情報サーバであり、1602
は、本実施形態において情報提供を受けるクライアント
で、1603は、情報サーバ1601とクライアント1
602を結ぶネットワークである。
03との通信を制御する通信制御部1604と、提供す
るデータの生成・取得を行なうデータ生成・取得部16
05と、通信制御部1604とデータ生成・取得部16
05を制御する制御部1606とから構成される。
・取得部1605は、特に、1607が提供用データの
集合を保持するための選択用データ保持部、1608が
データ保持部1607のデータを選択するためのデータ
選択部となっている。
603との通信を制御する通信制御部1609と、デー
タを保持するためのデータ保持部1610と、可搬の大
容量データ保存媒体の一実施例としてのCD−ROM1
611と、同CD−ROMを制御するためのCD−RO
M制御部1612と、ユーザに各種データやメッセージ
を表示するための表示部1613と、ユーザからの入力
を受け付けるための入力部1614と、通信制御部16
09、データ保持部1610、データ保存媒体制御部1
612、表示部1613、入力部1614を制御する制
御部1615とから構成される。
5、(表1)、(表3)、(表4)を用いて、本実施形
態における作用例を説明する。
態の全体図である。同図において、1601は、情報提
供を行なう情報サーバ、1701、1702、1703
は図16に示した構成を備えるクライアント例である。
また、図16における構成を備えないクライアントに対
する作用を説明するために、例として図16における構
成を備えないクライアント例を1704として付け加え
てある。1603は、情報サーバ1601、クライアン
ト1701、1702、1703、1704を結ぶネッ
トワークである。
持部1607は、本発明の第1の実施形態と同様に、
(表1)に示すように、”伊豆高原.html”という
データ名に対して、実際に提供するデータを収めたデー
タファイルの候補として、図3(a)、(b)、(c)
に示す内容を含む、”伊豆高原2.html”、”伊豆
高原1.html”、”伊豆高原0.html”を持っ
ているとする。
泉宿”というCD−ROMについても、第1の実施形態
の場合と同様とする。
も、第1の実施形態の場合と同様に、内部にデータ選択
用として、(表3)に示すデータ選択用テーブルを持っ
ているとする。ただし、本実施例においては、同表を元
に、請求されているデータ名から対応CD−ROMのリ
ストを得る手段を、同データ選択部が備えているとす
る。
形態と同様に、(表4)に示すように、クライアントA
1701は”96全国温泉宿”というタイトルのCD−
ROMを備え、クライアントB1702は、”95全国
温泉宿”というタイトルのCD−ROMを備え、クライ
アントC1703は、CD−ROMを備えていないとす
る。
02,C1703が、情報サーバ1601に、”伊豆高
原.html”という名前のデータを請求した場合の流
れを図18を用いて説明する。
明する。まず、ユーザが、情報サーバ1601から”伊
豆高原.html”というデータを取得するよう、クラ
イアントA1701に、入力部1615を用いて指示す
る。同クライアントは、本発明の第1の実施形態と同様
にして、ネットワーク1603を通じて、情報サーバ1
601に、”伊豆高原.html”というデータを提供
するよう要求を送る。この際、クライアントA1701
が、本発明の構成を備えていることを示す情報を補助情
報として合わせて送る。以下、本実施形態の説明におい
て、本発明の構成を備えるクライアントを対応クライア
ントと呼ぶ(1801)。
第1の実施形態と同様にして、制御部1606が、受け
とった補助情報を元に、クライアントA1701が対応
クライアントであるかどうか判断する(1802)。
クライアントであるので、1803以降の処理に移る。
6は、請求されたデータに対する対応CD−ROMのリ
ストをデータ選択部1608に要求する。同データ選択
部は、内部に持つデータ選択用テーブル(表3)を参照
し、対応CD−ROMのリストを作成し、同制御部に返
す。(1803)制御部1606は、対応CD−ROM
のリストが空かどうか判断するが、この場合、請求され
ているデータは”伊豆高原.html”なので、対応C
D−ROMのリストとして、{”96全国温泉宿”、”
95全国温泉宿”}が得られ、処理は1805に移る
(1804)。
れたCD−ROMリスト中のいずれかのCD−ROMが
クライアントA1701のCD−ROM制御部1612
に入っているかどうかを同クライアントに対して尋ねる
要求を作成し、通信制御部1604に渡す。同通信制御
部は、同要求をネットワーク1603を通じてクライア
ントA1701に送る(1805)。
制御部1609が同要求を受けて、制御部1615に伝
える。そして、同制御部が、CD−ROM制御部161
2に対して、現在装着されているCD−ROM1611
のタイトルを要求し、同CD−ROM制御部は同要求に
回答する。制御部1615は、得られたタイトルを元
に、情報サーバ1601からの要求に答える。この場
合、”96全国温泉宿”というCD−ROMが入ってい
るので、クライアントA1701は、リスト中の”96
全国温泉宿”を備えていることを送信する(180
6)。
04がクライアントA1701からの回答を制御部16
06に渡し、同制御部が対応CD−ROMがクライアン
トA1701のCD−ROM制御部1612に入ってい
るか判断する。今の場合、入っているので、処理は18
08に進む(1807)。
データ”伊豆高原.html”に対してクライアントA
1701が備える対応CD−ROMに対する対応データ
を得るよう、データ選択部1608に要求する。同デー
タ選択部は、第1の実施形態の場合と同様にして、(表
3)を利用して、対応データ”伊豆高原2.html”
を得て、制御部1606に返す(1808)。
1の場合と同様に、情報サーバ1601からクライアン
トA1701に対して、”伊豆高原2.html”が送
られ、同クライアントで同データが再生される(180
9、1810)。
CD−ROMを備えるクライアントA1701が、情報
サーバ1601に、”伊豆高原.html”というデー
タを請求した場合は、画像データ”ホテルA簡易.mp
g”、”ホテルB簡易.mpg”は、ネットワーク16
03を通じて送られず、代わりに、同クライアントが備
える前述のCD−ROM中の、より訴求力の高い画像デ
ータ”ホテルA標準.mpg”、”ホテルB標準.mp
g”がデータ再生時に使われる。
明する。図18の1805までは、クライアントA17
01の場合と同様に、クライアントB1702と情報サ
ーバ1601との間で通信が行なわれ、1803で得ら
れたCD−ROMリスト中のいずれかのCD−ROMが
クライアントB1702のCD−ROM制御部1612
に入っているかどうかを尋ねる要求が同情報サーバから
同クライアントに対して送られる(1801、180
2、1803、1804、1805)。
A1701の場合と同様にして、同要求に回答する。今
度は、”95全国温泉宿”というCD−ROMが入って
いるので、クライアントB1702は、リスト中の”9
5全国温泉宿”を備えていることを送信する(180
6)。
様にして、情報サーバ1701が対応データを選択し、
クライアントB1702に送信する。今回は、対応デー
タとして”伊豆高原1.html”が選択されるので、
同データと画像データ”ホテルB簡易.mpg”がネッ
トワーク1703を通じて同クライアントに送られる
(1807、1808、1809)。
トA1701と同様に、提供されたデータの再生が行な
われるが、今回は、ホテルBの説明部分を再生する際
は、ネットワーク1603を介して送られた画像デー
タ”ホテルB簡易.mpg”が再生される。ホテルAの
説明部分を再生する際には、クライアントA1701の
場合と同様に、クライアントB1702が備える”95
全国温泉宿”というCD−ROM111中の”ホテルA
標準.mpg”というデータが再生される(181
0)。
CD−ROMを備えるクライアントB1702が、情報
サーバ1601に、”伊豆高原.html”というデー
タを請求した場合は、画像データ”ホテルA簡易.mp
g”、は、ネットワーク1603を通じて同情報サーバ
から同クライアントに送られず、代わりに、同クライア
ントが備える前述のCD−ROM中の、より訴求力の高
い画像データ”ホテルA標準.mpg”が使われるが、
画像データ”ホテルB簡易.mpg”については、ネッ
トワーク1603を介して同情報サーバから同クライア
ントに送られる。
バ1601から”伊豆高原.html”というデータの
提供を受ける時の流れを説明する。
1701の場合と同様に、クライアントC1703と情
報サーバ1601との間で通信が行なわれ、1803で
得られたCD−ROMリスト中のいずれかのCD−RO
MがクライアントC1703のCD−ROM制御部16
12に入っているかどうかを尋ねる要求が同情報サーバ
から同クライアントに対して送られる(1801、18
02、1803、1804、1805)。
A1701の場合と同様にして、同要求に回答するが、
今度は、CD−ROM制御部1612にCD−ROMが
入っていないので、クライアントC1703は、リスト
中の対応CD−ROMを備えていないことを送信する
(1806)。
04がクライアントC1703からの回答を制御部16
06に渡し、同制御部が対応CD−ROMがクライアン
トC1703のCD−ROM制御部1612に入ってい
るか判断する。今の場合、入っていないので、処理は1
811に進む(1807)。
データ”伊豆高原.html”に対する標準データを得
るよう、データ選択部1608に要求する。同データ選
択部は、(表3)を利用して、標準データ”伊豆高原
0.html”を得る(1811)。
3に進む(1812)。データ選択部1608は、標準
データ”伊豆高原0.html”を選択データとして選
択し、制御部1606に渡す(1813)。
03の場合と同様にして、情報サーバ1601からクラ
イアントC1703に、”伊豆高原0.html”と、
画像データ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡
易.mpg”がネットワーク1603を通じて送られる
(1809)。
トA1701の場合と同様に、提供されたデータが再生
されるが、今回は、ホテルAの説明部分では、ネットワ
ーク1603を介して送られた画像データ”ホテルA簡
易.mpg”が再生され、同様にホテルBの説明部分で
は”ホテルB簡易.mpg”が再生される(181
0)。
ライアントC1703が、情報サーバ1601に、”伊
豆高原.html”というデータを請求した場合は、画
像データ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.
mpg”がネットワーク1603を介して同情報サーバ
から同クライアントに送られる。
ライアントD1704が情報サーバ1601に”伊豆高
原.html”を請求した時の流れを説明する。ここ
で、クライアントD1704は、本発明の第1の実施形
態の説明で使用したクライアントD204と同一の構
成、すなわち、図5に示される構成を持ち、かつ、同様
の作用を有するとする。
704について、本発明の第1の実施形態の場合と同様
にして、クライアントD1704から情報サーバ160
1に対して”伊豆高原.html”というデータに対す
る請求が送信されるが、クライアントD1704は本発
明の構成を備えていないので、本発明の構成を備えてい
ることを示す情報は補助情報として情報サーバ1601
に送られない(1801)。
701の場合と同様に処理を進めるが、今回のクライア
ントD1704は、対応クライアントではないので、1
802の分岐において、処理は1811の方に進む(1
802)。
様に、標準データ”伊豆高原0.html”と画像デー
タ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.mp
g”が情報サーバ1701からクライアントD1704
に送られる(1811、1812、1813、180
9)。
トA1701の場合と同様に、提供されたデータが再生
されるが、ホテルAの説明部分では、ネットワーク16
03を介して送られた画像データ”ホテルA簡易.mp
g”が再生され、同様にホテルBの説明部分では”ホテ
ルB簡易.mpg”が再生される。
ライアントD1704が、情報サーバ1601に、”伊
豆高原.html”というデータを請求した場合は、画
像データ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.
mpg”がネットワーク1603を介して同情報サーバ
から同クライアントに送られることになる。
明の構成を備える情報サーバが、ネットワークを通じて
情報提供を行なう際に、本発明の構成を備えるクライア
ントで特定のデータ保存媒体を備えるものに対しては、
同データ保存媒体中のデータを利用することにより、動
画などの大規模なデータをネットワークを通じて同クラ
イアントに送ることなく、請求があったデータに相当す
るデータを提供できるので、動画などの大規模なデータ
を含むデータも効率良く提供できる。
が特定のデータ保存媒体を備えていない場合にも、情報
サーバ側に標準のデータが用意されていれば同データを
提供できる。さらに、本発明の構成を備えていないクラ
イアントに対しても、情報サーバ側に標準のデータが用
意されていれば同データを提供できる。
ト1602が対応CD−ROMが備えていない場合に、
同クライアントが、対応CD−ROMを備えてないこと
を、ただちに情報サーバ1601に返していたが、同ク
ライアントが表示部1613、入力部1614を用いて
ユーザと対話し、対応CD−ROMの装着を促したりす
るようにしてもよい。そのようにした場合、クライアン
ト1602が対応CD−ROMを一時的に備えていない
場合に、対応CD−ROMを装着する機会をクライアン
トのユーザに与えられるので、クライアント1602が
常に対応CD−ROMを装着している必要がなくなり、
システムをより柔軟に利用できる、という効果が得られ
る。
明の第5の実施形態について説明する。本実施形態は、
本発明の第1の実施形態と同様の構成を持つが、その作
用が異なる。図19は、本実施形態の構成を示す。
において情報提供を行なう情報サーバであり、1902
は、本実施形態において情報提供を受けるクライアント
で、1903は、情報サーバ1901とクライアント1
902を結ぶネットワークである。
03との通信を制御する通信制御部1904と、提供す
るデータの生成・取得を行なうデータ生成・取得部19
05と、通信制御部1904とデータ生成・取得部19
05を制御する制御部1906とから構成される。
・取得部1905は、特に、1907が提供用データの
集合を保持するための選択用データ保持部、1908が
データ保持部1907のデータを選択するためのデータ
選択部となっている。
903との通信を制御する通信制御部1909と、デー
タを保持するためのデータ保持部1910と、可搬の大
容量データ保存媒体の一実施例としてのCD−ROM1
911と、同CD−ROMを制御するためのCD−RO
M制御部1912と、ユーザに各種データやメッセージ
を表示するための表示部1913と、ユーザからの入力
を受け付けるための入力部1914と、通信制御部19
09、データ保持部1910、データ保存媒体制御部1
912、表示部1913、入力部1914を制御する制
御部1915とから構成される。
5、(表1)、(表3)、(表4)を用いて、本実施形
態における作用例を説明する。
態の全体図である。同図において、1901は、情報提
供を行なう情報サーバ、2001、2002、2003
は図19に示した構成を備えるクライアント例である。
また、図19における構成を備えないクライアントに対
する作用を説明するために、例として図19における構
成を備えないクライアント例を2004として付け加え
てある。1903は、情報サーバ1901、クライアン
ト2001、2002、2003、2004を結ぶネッ
トワークである。
持部1907は、本発明の第1の実施形態と同様に、
(表1)に示すように、”伊豆高原.html”という
データ名に対して、実際に提供するデータを収めたデー
タファイルの候補として、図3(a)、(b)、(c)
に示す内容を含む、”伊豆高原2.html”、”伊豆
高原1.html”、”伊豆高原0.html”を持っ
ているとする。
泉宿”というCD−ROMについても、第1の実施形態
の場合と同様とする。
も、第1の実施形態の場合と同様に、内部にデータ選択
用として、(表3)に示すデータ選択用テーブルを持っ
ているとする。
形態と同様に、(表4)に示すように、クライアントA
2001は”96全国温泉宿”というタイトルのCD−
ROMを備え、クライアントB2002は、”95全国
温泉宿”というタイトルのCD−ROMを備え、クライ
アントC2003は、CD−ROMを備えていないとす
る。
02,C2003が、情報サーバ1901に、”伊豆高
原.html”という名前のデータを請求した場合の流
れを図21を用いて説明する。
明する。まず、ユーザが、クライアントA2001の入
力部1914を用いて、情報サーバ1901に”伊豆高
原.html”というデータを請求するように同クライ
アントに指示する。同クライアントの制御部1915
は、CD−ROM制御部1912に対して、現在装着さ
れているCD−ROM1911のタイトルを要求し、同
CD−ROM制御部は、制御部115に対して、CD−
ROM111のタイトルを返す。同制御部は、データ”
伊豆高原.html”に対する要求と、装着しているC
D−ROMのタイトルとを情報サーバ1901に対して
送るよう、通信制御部1109に指示し、同通信制御部
はそれらを情報サーバ1901に送る。その際、クライ
アントA2001が、本発明の構成を備えていることを
示す情報を補助情報として合わせて送る。以下、本実施
形態の説明において、本発明の構成を備えるクライアン
トを対応クライアントと呼ぶ(2101)。
04がクライアントA2001から受けとった情報を制
御部1906に渡す。同制御部は、まず、クライアント
A2001が対応クライアントかどうか判定する。この
場合、対応クライアントなので、処理は2103以降に
移る(2102)。
れているデータ名とクライアントA2001が備えるC
D−ROM名とをデータ生成・取得部1905のデータ
選択部1908に渡す。今の場合は、要求されているデ
ータ名として”伊豆高原.html”というデータ名
と、”96全国温泉宿”というCD−ROMタイトルが
渡される。
ると、第1の実施形態の場合と同様にして、対応データ
を探す。以後、第1の実施形態におけるクライアントA
2001の場合と同様にして、対応データとして”伊豆
高原2.html”が選択され、情報サーバ1901か
らクライアントA2001に送られる。この時、同デー
タには、画像データ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテ
ルB簡易.mpg”の利用のための制御コードは記述さ
れていないので、それらのデータは送信されない(21
03、2104、2105、2106)。
の実施形態と同様に、受けとったデータを再生し、CD
−ROM1911中のデータ”ホテルA標準.mp
g”、”ホテルB標準.mpg”が使われる(210
7)。
泉宿”を備えるクライアントA2001が、情報サーバ
1901に”伊豆高原.html”というデータを請求
した場合は、同情報サーバが持つ画像データ”ホテルA
簡易.mpg”、”ホテルB簡易.mpg”はネットワ
ーク1903を通じて送られず、代わりに、同クライア
ントが備える前述のCD−ROM中の、より訴求力の高
い画像データ”ホテルA標準.mpg”、”ホテルB標
準.mpg”がデータ再生時に使われる。
明する。クライアントA2001の場合と同様に、情報
サーバ1901に対して、データ”伊豆高原.htm
l”の請求と、クライアントB2002の備えるCD−
ROM1911のタイトルと、同クライアントが対応ク
ライアントであることを示す情報が送られるが、今回
は、CD−ROM1911のタイトルとして、”95全
国温泉宿”が送られる(2101)。
クライアントA2001の場合と同様に、データの選択
が行なわれるが、今回は、対応データとして”伊豆高原
1.html”が選択される(2102、2103、2
104、2105)。
001の場合と同様にクライアントB2002に送られ
るが、今回は、同データと合わせて、画像データ”ホテ
ルB簡易.mpg”がネットワーク1903を通じて同
クライアントに送られる(2106)。
トA2001と同様に、提供されたデータが再生される
が、今回は、ホテルBの説明部分では、ネットワーク1
903を介して送られた画像データ”ホテルB簡易.m
pg”が再生される。ホテルAの説明部分では、クライ
アントA2001の場合と同様に、クライアントB20
02が備えるCD−ROM”95全国温泉宿”1911
中の”ホテルA標準.mpg”が再生される(210
7)。
CD−ROMを備えるクライアントB2002が、情報
サーバ1901に、”伊豆高原.html”というデー
タを請求した場合は、画像データ”ホテルA簡易.mp
g”、は、ネットワーク1903を通じて同情報サーバ
から同クライアントに送られず、代わりに、同クライア
ントが備える前述のCD−ROM中の、より訴求力の高
い画像データ”ホテルA標準.mpg”が使われるが、
画像データ”ホテルB簡易.mpg”については、ネッ
トワーク1903を介して同情報サーバから同クライア
ントに送られる。
明する。クライアントA2001の場合と同様に、情報
サーバ1901に対して、データ”伊豆高原.htm
l”の請求と、クライアントB2002の備えるCD−
ROMのタイトルと、同クライアントが対応クライアン
トであることを示す情報が送られるが、今回は、クライ
アントCはCD−ROMを備えないのでのタイトルとし
て、CD−ROMのタイトルとしては空文字列””が送
られる(2101)。
クライアントA2001の場合と同様に、データの選択
が行なわれるが、今回は、CD−ROMのタイトルが空
文字列なので対応データが見つからず、標準データ”伊
豆高原0.html”が選択される(2102、210
3、2104、2108、2109、2110)。
001の場合と同様にクライアントC2003に送られ
るが、今回は、同データと合わせて、画像データ”ホテ
ルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.mpg”がネッ
トワーク1903を通じて同クライアントに送られるこ
とになる(2106)。
トA2001の場合と同様に、提供されたデータが再生
されるが、今回は、ホテルAの説明部分では、ネットワ
ーク1903を介して送られた画像データ”ホテルA簡
易.mpg”が再生され、同様にホテルBの説明部分で
は”ホテルB簡易.mpg”が再生される(210
7)。
ライアントC2003が、情報サーバ1901に、”伊
豆高原.html”というデータを請求した場合は、画
像データ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.
mpg”がネットワーク1903を介して同情報サーバ
から同クライアントに送られる。
ライアントD2004が情報サーバ1901に”伊豆高
原.html”を請求した時の流れを説明する。ここ
で、クライアントD2004は、本発明の第1の実施形
態の説明で使用したクライアントD204と同一の構
成、すなわち、図5に示される構成を持ち、かつ、同様
の作用を有するとする。
004について、本発明の第1の実施形態の場合と同様
にして、クライアントD2004から情報サーバ190
1に対して”伊豆高原.html”というデータに対す
る請求が送信されるが、クライアントD1904は本発
明の構成を備えていないので、本発明の構成を備えてい
ることを示す情報は補助情報として同情報サーバに送ら
れない。また、クライアントが備えるCD−ROMのタ
イトルに関する情報も送られない(2101)。
001の場合と同様に処理を進めるが、今回のクライア
ントD2004は、対応クライアントではないので、2
102の分岐において、処理は2108の方に進む(2
102)。
様に、標準データ”伊豆高原0.html”と画像デー
タ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.mp
g”が情報サーバ1901からクライアントD2004
に送られる(2108、2109、2110、210
6)。
トA2001の場合と同様に、提供されたデータが再生
されるが、ホテルAの説明部分では、ネットワーク19
03を介して送られた画像データ”ホテルA簡易.mp
g”が再生され、同様にホテルBの説明部分では”ホテ
ルB簡易.mpg”が再生される。
ライアントD2004が、情報サーバ1901に、”伊
豆高原.html”というデータを請求した場合は、画
像データ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.
mpg”がネットワーク2003を介して同情報サーバ
から同クライアントに送られることになる。
明の構成を備える情報サーバが、ネットワークを通じて
情報提供を行なう際に、本発明の構成を備えるクライア
ントで特定のデータ保存媒体を備えるものに対しては、
同データ保存媒体中のデータを利用することにより、動
画などの大規模なデータをネットワークを通じて同クラ
イアントに送ることなく、請求があったデータに相当す
るデータを提供できるので、動画などの大規模なデータ
を含むデータも効率良く提供できる。
が特定のデータ保存媒体を備えていない場合にも、情報
サーバ側に標準のデータが用意されていれば同データを
提供できる。さらに、本発明の構成を備えていないクラ
イアントに対しても、情報サーバ側に標準のデータが用
意されていれば同データを提供できる。
明の第1の実施形態について説明する。図22は、本出
願の第2の発明の第1の実施形態を示す。
において情報提供を行なう情報サーバ、2202は、情
報提供を受けるクライアント、2203は、情報サーバ
2201とクライアント2202を結ぶネットワークで
ある。
03との通信を制御する通信制御部2204と、提供す
るデータの生成・取得を行なうデータ生成・取得部22
05と、通信制御部2204とデータ生成・取得部22
05を制御する制御部2206とから構成される。
・取得部2205は、特に、提供用データの集合を保持
するための選択用データ保持部2207と、同選択用デ
ータ保持部のデータを選択するためのデータ選択部22
08から構成される。
203との通信を制御する通信制御部2209と、デー
タを保持するためのデータ保持部2210と、可搬の大
容量データ保存媒体の一実施例としてのCD−ROM2
211と、同CD−ROMを制御するためのCD−RO
M制御部2212と、同クライアントで使用可能なCD
−ROMのタイトルのリストを保持するCD−ROMリ
スト保持部2213と、ユーザに各種データやメッセー
ジを表示するための表示部2214と、ユーザからの入
力を受け付けるための入力部2215と、通信制御部2
209、データ保持部2210、データ保存媒体制御部
2212、表示部2214、入力部2215を制御する
制御部2216から構成される。
5、(表8)、(表9)、(表1)を用いて、本実施形
態における作用例を説明する。
態の全体図である。同図において、2201は、情報提
供を行なう情報サーバ、2301、2302、2303
は図22に示した構成を備えるクライアント例である。
また、図22における構成を備えないクライアントに対
する作用を説明するために、例として図22における構
成を備えないクライアント例を2304として付け加え
てある。2203は、情報サーバ2201、クライアン
ト2301、2302、2303、2304を結ぶネッ
トワークである。
持部2209は、本出願の第1の発明の第1の実施形態
と同様に、(表1)に示すように、”伊豆高原.htm
l”というデータ名に対して、実際に提供するデータを
収めたデータファイルの候補として、図3(a)、
(b)、(c)に示す内容を含む、”伊豆高原2.ht
ml”、”伊豆高原1.html”、”伊豆高原0.h
tml”を持っているとする。 ただし、情報サーバ2
201のデータ選択部2208は、内部にデータ選択用
として、(表8)に示すデータ選択用テーブルを持って
いるとする。
り、請求されたデータ名と、同データの提供を受けよう
とするクライアント2202が備えるCD−ROM22
11のタイトルとをキーにして、実際に提供するデータ
のデータファイル名を決定するための表であるが、(表
3)の内容に加えて、優先度の項を備えている。
複数ある場合に、どのデータファイルを優先して候補と
するかを決定するための項であり、数字が大きい候補ほ
ど、優先するものとする。
タが請求された時に、クライアント2202が特定のC
D−ROMを利用できる場合に実際に提供されるデータ
として選択されるデータを、請求されたデータに関して
同CD−ROMに対応した「対応データ」と呼び、それ
以外の場合に選択されるデータを「標準データ」と呼
ぶ。また、対応データのあるCD−ROMを「対応CD
−ROM」と呼ぶ。
けるクライアント例であるクライアントA2301は”
96全国温泉宿”というタイトルのCD−ROMを備
え、クライアントB2302は、”ゴルフの基礎”とい
うタイトルのCD−ROMを備え、クライアントC23
03は、CD−ROMを備えていないとする。
で利用可能なCD−ROMのタイトルのリストとして、
クライアントAは、{”96全国温泉宿”、”95全国
温泉宿”}を持ち、クライアントBは、{”95全国温
泉宿”、”ゴルフの基礎”}を持ち、クライアントC
は、{”ゴルフの基礎”}を持つとする。
泉宿”というCD−ROMの内容については、本出願の
第1の発明の第1の実施形態の場合と同様とする。ま
た、”ゴルフの基礎”というCD−ROMは、”ホテル
A標準.mpg”や”ホテルB標準.mpg”を含ま
ず、伊豆高原に関しては関係がないCD−ROMとす
る。
02,C2303が、情報サーバ2201から、”伊豆
高原.html”という名前のデータの提供を受ける場
合の流れを図24を用いて説明する。
明する。まず、ユーザが、情報サーバ2201から”伊
豆高原.html”というデータを取得するよう、クラ
イアントA2301に、入力部2215を用いて指示す
る。同クライアントは、本出願の第1の発明の第1の実
施形態と同様にして、ネットワーク2203を通じて、
情報サーバ2201に、”伊豆高原.html”という
データを提供するよう要求を送る。この際、クライアン
トA2301が、本発明の構成を備えていることを示す
情報を補助情報として合わせて送る。
の構成を備えるクライアントを対応クライアントと呼
ぶ。(2401) 情報サーバ2201においては、本出願の第1の発明の
第1の実施形態と同様にして、制御部2206が、受け
とった補助情報を元に、クライアントA2301が対応
クライアントであるかどうか判断する(2402)。
クライアントであるので、2403以降の処理に移る。
6は、通信制御部2204に指示して、クライアントA
2301に対して、同クライアントで利用可能なCD−
ROMのリストを送信するよう要求する(2403)。
制御部2209が同要求を制御部2216に伝える。同
制御部は、利用可能なCD−ROMのリストをCD−R
OMリスト保持部2213に要求し、同CD−ROMリ
スト保持部は同リストを返す。制御部2215は、通信
制御部2209に指示し、得られたCD−ROMリスト
をネットワーク2203を通じて、情報サーバ2201
に送る。
全国温泉宿”}というリストが送信される(240
4)。
04が受けとった情報を制御部2206に伝える。同制
御部は、提供するように要求されているデータ名と同情
報をデータ選択部2208に渡す。今の場合は、要求さ
れているデータ名として”伊豆高原.html”という
データ名と、{”96全国温泉宿”、”95全国温泉
宿”}というリストが渡される。同データ選択部は、そ
れらを受けとると、請求されているデータ名と、与えら
れたCD−ROMリストと、同データ選択部が内部に持
つデータ選択用テーブルを(表8)利用して、同リスト
に含まれるCD−ROMに対する対応データを優先度順
に並べたリストを作る。
対応データとして、”伊豆高原2.html”と”伊豆
高原1.html”が得られ、それぞれの優先度は2、
1なので、返される対応データのリストは{”伊豆高原
2.html”、”伊豆高原1.html”}となる
(2405)。
ータのリストを調べるが、この場合、リストは空でない
ので、処理は2407に続く(2406)。
対応データのうちもっとも優先度の高いものを、実際に
クライアントA2301に提供するデータとして選択
し、制御部2206に送る。また、その際、対応するC
D−ROMのタイトルも合わせて送る。この場合は、”
伊豆高原2.html”という対応データと、”96全
国温泉宿”というタイトルが送られる(2407)。
と対応タイトルを、通信制御部2204によって、ネッ
トワーク2203を経由して、クライアントA2301
に送る。この場合は、対応データ”伊豆高原2.htm
l”と”96全国温泉宿”というタイトルが送られる
が、同データには、画像データ”ホテルA簡易.mp
g”、”ホテルB簡易.mpg”の利用のための制御コ
ードは記述されていないので、それらのデータは送信さ
れない(2408)。
209がそれらを受けとると、制御部2216に渡す。
同制御部は、まず、受けとった対応CD−ROMのタイ
トルを持つCD−ROMがCD−ROM制御部2212
に装着されているか調べる。この場合、”96全国温泉
宿”が装着されているか調べられるが、装着されている
ので、処理は2410に進む(2409)。
の発明の第1の実施形態の場合と同様に、対応データを
再生する。その際、CD−ROM”96全国温泉宿”2
211中のデータ”ホテルA標準.mpg”、”ホテル
B標準.mpg”が使われる(2410)。
泉宿”を備え、CD−ROM”96全国温泉宿”と”9
5全国温泉宿”が利用可能なクライアントA2301
が、情報サーバ2201に”伊豆高原.html”とい
うデータを請求した場合は、情報サーバの持つ画像デー
タ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.mp
g”はネットワーク2203を通じて送られず、代わり
に、同クライアントが備える前述のCD−ROM中の、
より訴求力の高い画像データ”ホテルA標準.mp
g”、”ホテルB標準.mpg”がデータ再生時に使わ
れる。
明する。図24の2403までは、クライアントA23
01の場合と同様に、クライアントB2302と情報サ
ーバ2201との間で通信が行なわれ、同情報サーバか
らクライアントB2302に対して、同クライアントで
利用可能なCD−ROMのリストを送信するよう要求が
送られる(2403)。
A2301と同様にして、同クライアントで利用可能な
CD−ROMのリストを情報サーバ2201に返す。今
回は、{”95全国温泉宿”、”ゴルフの基礎”}が返
される(2404)。
2201の場合と同様に、データ選択部2208が対応
データのリストを得るが、今回は、リストは{”伊豆高
原1.html”}となる(2405)。
ータのリストを調べるが、この場合、リストは空でない
ので、処理は2407に続く(2406)。
対応データのうちもっとも優先度の高いものを、実際に
クライアントB2302に提供するデータとして選択
し、制御部2206に送るが、この場合は、”伊豆高原
1.html”が選択される(2407)。
を、通信制御部2204によって、ネットワーク220
3を経由して、クライアントB2302に送る。この場
合は、”伊豆高原1.html”が送られるが、今回は
同データと合わせて、情報サーバ2201が持つ画像デ
ータ”ホテルB簡易.mpg”がネットワーク2203
を通じて同クライアントに送られることになる(240
8)。
トA2301と同様に、対応CD−ROMがCD−RO
M制御部2212に装着されいるかどうか調べられる。
この場合、”95全国温泉宿”が装着されているか調べ
られるが、装着されているのは”ゴルフの基礎”という
CD−ROMであるので、処理は2411に移る(24
09)。
は、表示部2214を使ってユーザにCD−ROMを対
応CD−ROMに入れ替えることを提案する。この場
合”95全国温泉宿”に入れ替えることを提案する(2
411)。
うか入力部2215を使って答えるが、今回は入れ替え
ると答え、実際に入れ替えたとする。制御部2216
は、ユーザによる入力と、CD−ROM制御部の状態の
変化により、CD−ROMが対応CD−ROMに入れ替
えられたかどうか判定する。今回は入れ替えられたの
で、処理は2410に移る(2412)。
イアントA2301と同様に、対応データを再生する
が、今回は、ホテルBの説明部分を再生する際は、ネッ
トワーク1903を介して送られた画像データ”ホテル
B簡易.mpg”が再生される。ホテルAの説明部分を
再生する際には、クライアントA2301の場合と同様
に、クライアントB2302が備えるCD−ROM”9
5全国温泉宿”1911中の”ホテルA標準.mpg”
が再生される(2410)。
泉宿”、”ゴルフの基礎”が利用可能なクライアントB
2302が、情報サーバ2201に”伊豆高原.htm
l”というデータを請求した場合は、同クライアントの
備えるCD−ROM2211として、データ請求時にC
D−ROM”95全国温泉宿”を装着していなくても、
データ再生時に同CD−ROMを装着するようにすれ
ば、画像データ”ホテルA簡易.mpg”がネットワー
ク2203を通じて送られず、代わりに、同クライアン
トが備える前述のCD−ROM中の、より訴求力の高い
画像データ””ホテルA標準.mpg”がデータ再生時
に使われ、データ請求時に同CD−ROMを装着してい
た場合と同等の効果が得られる。
明する。図24の2403までは、クライアントA23
01の場合と同様に、クライアントC2303と情報サ
ーバ2201との間で通信が行なわれ、同情報サーバか
らクライアントC2403に対して、同クライアントで
利用可能なCD−ROMのリストを送信するよう要求が
送られる(2403)。
A2301と同様にして、同クライアントで利用可能な
CD−ROMのリストを情報サーバ2201に返す。今
回は、{”ゴルフの基礎”}が返される(2404)。
2201の場合と同様に、データ選択部2208が対応
データのリストを作ろうとするが、今回は、対応データ
は見つからないので、リストは空になる(2405)。
ータのリストを調べるが、この場合、リストは空なの
で、処理は2414に移る(2406)。
れているデータ”伊豆高原.html”に対する標準デ
ータを探すが、(表8)により、標準データ”伊豆高原
0.html”が得られる。(2414) 標準データが見つかったので、処理は2416に続く
(2415)。データ選択部2208は、得られた標準
データ”伊豆高原0.html”を選択結果として制御
部2206に返す(2416)。
301の場合と同様にクライアントC2303に送られ
るが、今回は、同データと合わせて、画像データ”ホテ
ルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.mpg”がネッ
トワーク2203を通じて同クライアントに送られる
(2417)。
1の発明の第1の実施形態の場合と同様に、提供された
データが再生され、ホテルAの説明部分では、ネットワ
ーク2203を介して送られた画像データ”ホテルA簡
易.mpg”が再生され、同様にホテルBの説明部分で
は”ホテルB簡易.mpg”が再生される(241
8)。
能でないクライアントC2303が、情報サーバ220
1に、”伊豆高原.html”というデータを請求した
場合は、画像データ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテ
ルB簡易.mpg”がネットワーク2203を介して同
情報サーバから同クライアントに送られる。
ライアントD2304が情報サーバ2201に”伊豆高
原.html”を請求した時の流れを説明する。ここ
で、クライアントD2304は、第1の発明の第1の実
施形態の説明で使用したクライアントD204と同一の
構成、すなわち、図5に示される構成を持ち、かつ、同
様の作用を有するとする。
304について、第1の発明の第1の実施形態の場合と
同様にして、クライアントD2304から情報サーバ2
201に対して”伊豆高原.html”というデータに
対する請求が送信されるが、クライアントD2304は
本発明の構成を備えていないので、本発明の構成を備え
ていることを示す情報は補助情報として同情報サーバに
送られない(2401)。
301の場合と同様に処理を進めるが、今回のクライア
ントD2304は、対応クライアントではないので、2
402の分岐において、処理は2414の方に進む(2
402)。
様に、標準データ”伊豆高原0.html”と画像デー
タ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.mp
g”が情報サーバ2201からクライアントD2304
に送られる(2414、2415、2416、241
7)。
トC2303の場合と同様に、提供された標準データが
再生されるが、ホテルAの説明部分では、ネットワーク
2203を介して送られた画像データ”ホテルA簡易.
mpg”が使われ、ホテルBの説明部分では”ホテルB
簡易.mpg”が使われる。
ライアントD2304が、情報サーバ2201に、”伊
豆高原.html”というデータを請求した場合は、画
像データ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.
mpg”がネットワーク2203を介して同情報サーバ
から同クライアントに送られることになる。
明の構成を備える情報サーバが、ネットワークを通じて
情報提供を行なう際に、本発明の構成を備えるクライア
ントで特定のデータ保存媒体が利用可能なものに対して
は、同データ保存媒体中のデータを利用することによ
り、動画などの大規模なデータをネットワークを通じて
同クライアントに送ることなく、請求があったデータに
相当するデータを提供できるので、動画などの大規模な
データを含むデータも効率良く提供できる。
が特定のデータ保存媒体を備えていない場合にも、情報
サーバ側に標準のデータが用意されていれば同データを
提供できる。
イアントに対しても、情報サーバ側に標準のデータが用
意されていれば同データを提供できる。
て2412で、ユーザが入れ替えを拒否した場合は、ク
ライアントB2302の制御部は、利用可能なCD−R
OMのリストから”95全国温泉宿”を除いたものを通
信制御部2209を通じて情報サーバ2201に送る
(2413)。
D−ROMリストを元に、2405以下のデータの選
択、送信をやり直す。今の場合は、新しいCD−ROM
のリストは、{”ゴルフの基礎”}となるので、対応デ
ータは見つからず、クライアントC2303の場合と同
様に、標準データが探され、”伊豆高原0.html”
が選択される(2405、2406、2414)。
様に、選択された標準データ”伊豆高原0.html”
がクライアントB2302に送られるが、今回は、画像
データ”ホテルB簡易.mpg"は既に同クライアント
に送られているので、繰り返して送られることはなく、
まだ送られていない”ホテルA簡易.mpg”のみが送
られる(2415、2416)。
易.mpg”を受けとったクライアントB2302は、
すでに受けとっている画像データ”ホテルB簡易.mp
g”と合わせて、クライアントC2303の場合と同様
に、データの再生を行なう(2418)。
のクライアントのCD−ROM装着状況を考慮して優先
度を計算するようにしても良い。
準データをクライアント2202に送り、ユーザに実際
に使うCD−ROMを選択させても良い。この場合、ネ
ットワーク2203を介して転送するデータの量は多く
なるが、ユーザがCD−ROMの入れ替えを拒否した場
合にデータの再送を防ぐことができる。
応CD−ROMが利用可能であるが装着されていない場
合の処理は上記の処理に限定されるものではなく、自動
的にCD−ROMを入れ替えるなどしてもよい。
を拒否した場合の処理についても、上記の実施形態に限
定されるものではない。例えば、再送するデータについ
ては、既に送ったデータとの差分のみを送るようにして
もよい。
明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、
本発明の第6の実施形態と同様の構成を持つが、その作
用が異なる。図25は、本実施形態の構成を示す。
において情報提供を行なう情報サーバ、2502は、情
報提供を受けるクライアント、2503は、情報サーバ
2501とクライアント2402を結ぶネットワークで
ある。
03との通信を制御する通信制御部2504と、提供す
るデータの生成・取得を行なうデータ生成・取得部25
05と、通信制御部2504とデータ生成・取得部25
05を制御する制御部2506とから構成される。
・取得部2505は、特に、提供用データの集合を保持
するための選択用データ保持部2507と、データ保持
部2507のデータを選択するためのデータ選択部22
08から構成される。
503との通信を制御する通信制御部2509と、デー
タを保持するためのデータ保持部2510と、可搬の大
容量データ保存媒体の一実施例としてのCD−ROM2
511と、同CD−ROMを制御するためのCD−RO
M制御部2512と、同クライアントで使用可能なCD
−ROMのタイトルのリストを保持するCD−ROMリ
スト保持部2513と、ユーザに各種データやメッセー
ジを表示するための表示部2514と、ユーザからの入
力を受け付けるための入力部2515と、通信制御部2
509、データ保持部2510、データ保存媒体制御部
2512、表示部2514、入力部2515を制御する
制御部2516から構成される。
5、表1、表8、表9を用いて、本実施形態における作
用例を説明する。
態の全体図である。同図において、2501は、情報提
供を行なう情報サーバ、2601、2602、2603
は図25に示した構成を備えるクライアント例である。
また、図25における構成を備えないクライアントに対
する作用を説明するために、例として図25における構
成を備えないクライアント例を2604として付け加え
てある。2503は、情報サーバ2501、クライアン
ト2601、2602、2603、2604を結ぶネッ
トワークである。
保持部2507は、第1の実施形態と同様に、(表1)
に示すように、”伊豆高原.html”というデータ名
に対して、実際に提供するデータを収めたデータファイ
ルの候補として、”伊豆高原2.html”、”伊豆高
原1.html”、”伊豆高原0.html”というフ
ァイルを持っているとする。さらに、それらのファイル
は、図3(a)、(b)、(c)に示される内容を含ん
でいるとする。
バ2501のデータ選択部は、内部にデータ選択用とし
て(表8)に示すデータ選択用テーブルを持っていると
する。
ータが請求された時に、クライアント2502が特定の
CD−ROMを利用する場合に実際に提供されるデータ
として選択されるデータを、請求されたデータに関して
同CD−ROMに対応した「対応データ」と呼び、それ
以外の場合に選択されるデータを「標準データ」と呼
ぶ。また、対応データのあるCD−ROMを「対応CD
−ROM」と呼ぶ。
Mおよび各クライアントで利用可能なCD−ROMのリ
ストは、第6の実施形態と同様に、(表9)のようにな
っているとする。
泉宿”というCD−ROMの内容についても、第6の実
施形態の場合と同様とする。”ゴルフの基礎”というC
D−ROMについても、”ホテルA.mpg”や”ホテ
ルB.mpg”を含まず、伊豆高原に関しては関係がな
いCD−ROMとする。
02,C2603が、情報サーバ2501から、”伊豆
高原.html”という名前のデータの提供を受ける場
合の流れを図27を用いて説明する。
明する。まず、ユーザが、情報サーバ2501から”伊
豆高原.html”というデータを取得するよう、クラ
イアントA2601に、入力部2515を用いて指示す
る。同クライアントは、第1の実施形態と同様にして、
ネットワーク2503を通じて、情報サーバ2501
に、”伊豆高原.html”というデータを提供するよ
う要求を送る。この際、クライアントA2601が、本
発明の構成を備えていることを示す情報を補助情報とし
て合わせて送る。以下、本実施形態の説明においても、
本発明の構成を備えるクライアントを対応クライアント
と呼ぶ(2701)。
施形態と同様にして、制御部2506が、受けとった補
助情報を元に、クライアントA2601が対応クライア
ントであるかどうか判断する(2702)。
クライアントであるので、2703以降の処理に移る。
6は、通信制御部2504に指示して、クライアントA
2601に対して、同クライアントで利用可能なCD−
ROMのリストと同クライアントのCD−ROM制御部
2512に装着されているCD−ROMのタイトルを送
信するよう要求する(2703)。
制御部2509が同要求を制御部2516に伝える。同
制御部は、利用可能なCD−ROMのリストをCD−R
OMリスト保持部2513に要求し、同CD−ROMリ
スト保持部は同リストを返す。この場合、{”96全国
温泉宿”、”95全国温泉宿”}というリストが返る。
また、制御部2515は、CD−ROM制御部2512
に、同制御部に装着されているCD−ROM2511の
タイトルを要求し、同CD−ROM制御部から、”96
全国温泉宿”というタイトルを得る。同制御部は上記の
リストとタイトルをネットワーク2503を通じて、情
報サーバ2501に送るよう通信制御部2209に指示
し、同通信制御部はそれらを送信する(2704)。
04が受けとった情報を制御部2506に伝える。同制
御部は、提供するように要求されているデータ名と同情
報をデータ選択部2508に渡す。今の場合は、”伊豆
高原.html”というデータ名と、{”96全国温泉
宿”、”95全国温泉宿”}というリストと、”96全
国温泉宿”というタイトルが渡される。
請求されているデータ名と、与えられたCD−ROMリ
ストと、同データ選択部が内部に持つデータ選択用テー
ブル(表8)を利用して、同リストに含まれるCD−R
OMのうち、対応CD−ROMであるものを優先度順に
並べたリストを作る。
対応CD−ROMとして、”96全国温泉宿”と”95
全国温泉宿”が得られ、それぞれの優先度は2、1なの
で、返される対応CD−ROMのリストは{”96全国
温泉宿”、”95全国温泉宿”}となる(2705)。
ータのリストを調べるが、この場合、リストは空でない
ので、処理は2707に続く(2706)。
D−ROMリストに含まれるCD−ROMのうち、もっ
とも優先度が高いCD−ROMがクライアントA260
1のCD−ROM制御部2512に装着されているかど
うか判断する。この場合、装着されているので、処理は
2708に続く(2707)。
ントA2601に装着されているCD−ROM2511
に対応する対応データを、実際にクライアントA260
1に提供するデータとして選択し、制御部2506に送
る。の場合は、”伊豆高原2.html”が送られる
(2708)。
を、通信制御部2504によって、ネットワーク250
3を経由して、クライアントA2601に送る。この場
合は、”伊豆高原2.html”送られるが、同データ
には、画像データ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテル
B簡易.mpg”の利用のための制御コードは記述され
ていないので、それらのデータは送信されない(270
9)。
態の場合と同様に、対応データを再生する。その際、C
D−ROM”96全国温泉宿”2211中のデータ”ホ
テルA標準.mpg”、”ホテルB標準.mpg”が使
われる(2710)。
泉宿”を備え、CD−ROM”96全国温泉宿”と”9
5全国温泉宿”が利用可能なクライアントA2601
が、情報サーバ2501に”伊豆高原.html”とい
うデータを請求した場合は、画像データ”ホテルA簡
易.mpg”、”ホテルB簡易.mpg”はネットワー
ク2503を通じて送られず、代わりに、同クライアン
トが備える前述のCD−ROM中の、より訴求力の高い
画像データ”ホテルA標準.mpg”、”ホテルB標
準.mpg”がデータ再生時に使われる。
明する。図27の2703までは、クライアントA26
01の場合と同様に、クライアントB2602と情報サ
ーバ2501との間で通信が行なわれ、同情報サーバか
らクライアントB2602に対して、同クライアントで
利用可能なCD−ROMのリストと同クライアントのC
D−ROM制御部2512に装着されているCD−RO
M2511のタイトルを送信するよう要求が送られる
(2703)。
A2601と同様にして、同クライアントで利用可能な
CD−ROMのリストと同クライアントのCD−ROM
制御部2512に装着されているCD−ROM2511
のタイトルを情報サーバ2501に返す。
ゴルフの基礎”}とタイトル”ゴルフの基礎”が返され
る(2704)。
2601の場合と同様に、データ選択部2508が対応
CD−ROMのリストを得るが、今回は、リストは{”
95全国温泉宿”}となる(2705)。
ータのリストを調べるが、この場合、リストは空でない
ので、処理は2707に続く(2706)。
た対応CD−ROMリストに含まれるCD−ROMのう
ち、もっとも優先度が高いCD−ROMがクライアント
B2602のCD−ROM制御部2512に装着されて
いるかどうか判断する。この場合、装着されているのは
別のCD−ROM”ゴルフの基礎”なので、処理は27
11に移る(2707)。
ROMのリストと、最優先のCD−ROMがクライアン
トB2602のCD−ROM制御部2512に装着され
ていない旨を、制御部2516に渡す。同制御部は、通
信制御部2504に命じて、ユーザに再優先のCD−R
OMへの入れ替えを提案するようクライアントB260
2に要求する。この場合、”95全国温泉宿”へ入れ替
えるような提案をするよう要求が送られる(271
1)。
2509が同要求を受けとると、制御部2516に渡
す。同制御部は、表示部2514を使って、ユーザにC
D−ROMを入れ替えるよう提案する。今回は”95全
国温泉宿”へ入れ替えるよう提案される。ユーザからの
回答が入力部2515によって制御部2516に伝えら
れると、同制御部は、CD−ROM制御部2512の状
況を確認し、入れ替えの結果を通信制御部2509を通
じて情報サーバ2501に送る。
入れ替えたとする(2712)。情報サーバ2501で
は、クライアントB2602における入れ替え結果に関
する情報を通信制御部2504が受けとると、制御部2
506に渡す。同制御部は、入れ替えられたCD−RO
Mに対応する対応データを得るよう、データ選択部25
08に要求する。今回は、”伊豆高原.html”とい
うデータに対して、CD−ROM”95全国温泉宿”が
備えられた場合の対応データが探され、結果として、対
応データ”伊豆高原1.html”が得られる(271
3)。 今の場合、対応データが得られたので、処理は
2708に進む(2714)。
様に、情報サーバ2501からクライアントB2602
に、対応データ”伊豆高原1.html”が送られる
が、今回は、同データと合わせて、画像データ”ホテル
B簡易.mpg”がネットワーク2503を通じて同ク
ライアントに送られる(2709)。
トA2601と同様に、提供されたデータが再生される
が、今回は、ホテルBの説明部分では、ネットワーク2
503を介して送られた画像データ”ホテルB簡易.m
pg”が再生される。ホテルAの説明部分では、クライ
アントA2601の場合と同様に、クライアントB26
02が備えるCD−ROM”95全国温泉宿”2511
中の”ホテルA標準.mpg”が再生される(271
0)。
泉宿”、”ゴルフの基礎”が利用可能なクライアントB
2602が、情報サーバ2501に”伊豆高原.htm
l”というデータを請求した場合は、同クライアントの
備えるCD−ROM2511として、データ請求時にC
D−ROM”95全国温泉宿”を装着していなくても、
データ再生時に同CD−ROMを装着すれば、画像デー
タ”ホテルA簡易.mpg”はネットワーク2503を
通じて送られず、代わりに、同クライアントが備える前
述のCD−ROM中の、より訴求力の高い画像データ”
ホテルA標準.mpg”がデータ再生時に使われ、デー
タ請求時に同CD−ROMを装着していた場合と同等の
効果が得られる。
明する。 図27の2703までは、クライアントA2
601の場合と同様に、クライアントC2603と情報
サーバ2501との間で通信が行なわれ、同情報サーバ
からクライアントC2603に対して、同クライアント
で利用可能なCD−ROMのリストと同クライアントの
CD−ROM制御部2512に装着されているCD−R
OM2511のタイトルを送信するよう要求が送られる
(2703)。
A2601と同様にして、同クライアントで利用可能な
CD−ROMのリストと同クライアントのCD−ROM
制御部2512に装着されているCD−ROM2511
のタイトルを情報サーバ2501に返す。
ROMが装着されていないので、リスト{”ゴルフの基
礎”}とタイトルとして””(空文字列)が返される
(2704)。
2601の場合と同様に、データ選択部2508が対応
CD−ROMのリストを得るが、今回は、リストは空と
なる(2705)。
ータのリストを調べるが、この場合、リストは空なの
で、処理は2715に移る(2706)。
れているデータ”伊豆高原.html”に対する標準デ
ータを探すが、(表8)により、標準データ”伊豆高原
0.html”が得られる(2715)。
17に続く(2416)。データ選択部2508は、得
られた標準データ”伊豆高原0.html”を選択結果
として制御部2506に返す(2416)。
601の場合と同様にクライアントC2603に送られ
るが、今回は、同データと合わせて、画像データ”ホテ
ルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.mpg”がネッ
トワーク2503を通じて同クライアントに送られるこ
とになる(2709)。
形態の場合と同様に、提供されたデータが再生され、ホ
テルAの説明部分では、ネットワーク2503を介して
送られた画像データ”ホテルA簡易.mpg”が再生さ
れ、同様にホテルBの説明部分では”ホテルB簡易.m
pg”が再生される(2710)。
能でないクライアントC2603が、情報サーバ250
1に、”伊豆高原.html”というデータを請求した
場合は、画像データ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテ
ルB簡易.mpg”がネットワーク2503を介して同
情報サーバから同クライアントに送られる。
ライアントD2604が情報サーバ2501に”伊豆高
原.html”を請求した時の流れを説明する。ここ
で、クライアントD2604は、第1の発明の第1の実
施形態の説明で使用したクライアントD204と同一の
構成、すなわち、図5に示される構成を持ち、かつ、同
様の作用を有するとする。
604について、本発明の第1の実施形態の場合と同様
にして、クライアントD2604から情報サーバ250
1に対して”伊豆高原.html”というデータに対す
る請求が送信されるが、クライアントD2604は本発
明の構成を備えていないので、本発明の構成を備えてい
ることを示す情報は補助情報として同情報サーバに送ら
れない(2701)。
601の場合と同様に処理を進めるが、今回のクライア
ントD2604は、対応クライアントではないので、2
702の分岐において、処理は2715の方に進む(2
702)。
様に、標準データ”伊豆高原0.html”と画像デー
タ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.mp
g”が情報サーバ2501からクライアントD2604
に送られる(2715、2716、2717)。
トC2603の場合と同様に、提供された標準データが
再生されるが、ホテルAの説明部分では、ネットワーク
2203を介して送られた画像データ”ホテルA簡易.
mpg”が使われ、ホテルBの説明部分では”ホテルB
簡易.mpg”が使われる。
ライアントD2604が、情報サーバ2501に、”伊
豆高原.html”というデータを請求した場合は、画
像データ”ホテルA簡易.mpg”、”ホテルB簡易.
mpg”がネットワーク2503を介して同情報サーバ
から同クライアントに送られることになる。
明の構成を備える情報サーバが、ネットワークを通じて
情報提供を行なう際に、本発明の構成を備えるクライア
ントで特定のデータ保存媒体が利用可能なものに対して
は、同データ保存媒体中のデータを利用することによ
り、動画などの大規模なデータをネットワークを通じて
同クライアントに送ることなく、請求があったデータに
相当するデータを提供できるので、動画などの大規模な
データを含むデータも効率良く提供できる。
が特定のデータ保存媒体を備えていない場合にも、情報
サーバ側に標準のデータが用意されていれば同データを
提供できる。
イアントに対しても、情報サーバ側に標準のデータが用
意されていれば同データを提供できる。
て2712で、ユーザが入れ替えを拒否した場合も、ク
ライアントB2602の制御部は、その時点でCD−R
OM制御部に装着されているCD−ROMのタイトルを
を通信制御部2209を通じて情報サーバ2201に送
る。ここでは、依然として”ゴルフの基礎”が装着され
ているとする(2712)。
2602における入れ替え結果に関する情報を通信制御
部2504が受けとると、制御部2506に渡す。同制
御部は、入れ替えられたCD−ROMに対応する対応デ
ータを得るよう、データ選択部2508に要求する。今
回は、”伊豆高原.html”というデータに対して、
CD−ROM”ゴルフの基礎”が備えられた場合の対応
データが探されるが、対応データは得られない(271
3)。
15に移る(2714)。以後、クライアントC260
3の場合と同様に、標準データ”伊豆高原0.htm
l”が選択され、画像データ”ホテルA簡易.mp
g"、”ホテルB.mpg"と共に送信され、クライアン
トB2602で再生される(2715、2716、27
17、2709、2710)。
02に装着されているCD−ROM2511が対応CD
−ROMのリスト中にあれば、それがもっとも高い優先
度を持たない場合でも対応するデータを選択するように
しても良い。その場合、送られるデータは必ずしも最適
のものではなくなるが、クライアント2502側がCD
−ROMの入れ替えをしなくてよいという利点がある。
Mのリストの中に、対応CD−ROMが複数ある場合
に、最も優先度の高いCD−ROMが同クライアントの
CD−ROM制御部2512に装着されていなかった場
合、ユーザに複数のCD−ROMが利用可能であること
優先順位つきでを示して、その中から装着するCD−R
OMをユーザに選択させるようにしてもよいし、すでに
対応CD−ROMのリストに含まれるCD−ROMが装
着されている場合は、ユーザに断ることなく、同CD−
ROMに対応した対応データを送るようにしても良い。
明の第1の実施形態について説明する。図28は、本出
願の第3の発明の第1の実施形態を示す。
において情報提供を行なう情報サーバ、2802は情報
提供を受けるクライアント、2803は同情報サーバと
同クライアントを仲介する仲介サーバ、2804は同情
報サーバと同仲介サーバとを結ぶネットワーク、280
5は、同仲介サーバと同クライアントを結ぶネットワー
クである。
04との通信を制御する通信制御部2806と、提供す
るデータの生成・取得を行なうデータ生成・取得部28
07と、通信制御部2806とデータ生成・取得部28
07を制御する制御部2808とから構成される。
・取得部2807は、特に、提供用データの集合を保持
するための選択用データ保持部2809と、同選択用デ
ータ保持部のデータを選択するためのデータ選択部28
10から構成される。
805との通信を制御する通信制御部2811と、デー
タを保持するためのデータ保持部2812と、ユーザに
各種データやメッセージを表示するための表示部281
3と、ユーザからの入力を受け付けるための入力部28
14と、通信制御部2811、データ保持部2812、
表示部2813、入力部2814を制御する制御部28
15から構成される。
04およびネットワーク2805を通じて通信するため
の通信制御部2816と、ネットワークを通じて提供さ
れたデータを一時的に保持するためのデータ保持部28
17と、情報サーバ2801から提供されたデータを必
要に応じて変換するためのデータ変換部2818と、可
搬の大容量データ保存媒体の一実施例としてのCD−R
OM2819と、上記CD−ROMを制御するデータ保
存媒体制御部2820と、上記通信制御部、データ保持
部、データ変換部、データ保存媒体制御部を制御するた
めの制御部2821から構成される。
データなどの大規模のデータを高速に転送することが可
能な大容量ネットワークであるとする。
(表1)、(表3)を用いて、本実施形態における作用
例を説明する。
持部2809は、第1の実施形態と同様に、(表1)に
示すように、”伊豆高原.html”というデータ名に
対して、実際に提供するデータを収めたデータファイル
の候補として、図3(a)、(b)、(c)に示す内容
を含む、”伊豆高原2.html”、”伊豆高原1.h
tml”、”伊豆高原0.html”を持っているとす
る。
泉宿”というCD−ROMについても、第1の実施形態
の場合と同様とする。
施形態と同様に内部にデータ選択用として、(表3)に
示すデータ選択用テーブルを持っているとする。本発明
の各実施例の説明においても、データが請求された時
に、データ請求者が特定のCD−ROMを利用できる場
合に実際に提供されるデータとして選択されるデータ
を、請求されたデータに関して同CD−ROMに対応し
た「対応データ」と呼び、それ以外の場合に選択される
データを「標準データ」と呼ぶ。また、対応データのあ
るCD−ROMを「対応CD−ROM」と呼ぶ。
泉宿”というタイトルのCD−ROMをCD−ROM制
御部2820に装着されたCD−ROM2819として
備えているとする。
ーバ2803を通じて情報サーバ2801に、”伊豆高
原.html”という名前のデータを請求した場合の流
れを図29を用いて説明する。
入力部2814を用いて、仲介サーバ2803を通じて
情報サーバ2801に”伊豆高原.html”というデ
ータを請求するように同クライアントに指示する。同ク
ライアントの制御部2815は、通信制御部2811に
対して、仲介サーバ2803を通じて情報サーバ280
1に”伊豆高原.html”というデータを要求するよ
うに指示する。
通じて、同仲介サーバに、”伊豆高原.html”とい
うデータを情報サーバ2801から得て同クライアント
に提供するよう要求を送信する(2901)。
6が同要求を受けると、制御部2821に伝え、同制御
部は、情報サーバ2801にデータ”伊豆高原.htm
l”を同仲介サーバにを提供するよう要求するよう、同
通信制御部に指示し、同制御部はネットワーク2804
を通じて同要求を同情報サーバに送る。
備えていることを示す情報を補助情報として合わせて同
情報サーバに送る。以下、本実施形態の説明において、
本発明の構成を備える仲介サーバを対応仲介サーバと呼
ぶ(2902)。
信制御部2806が上記データ要求と補助情報を受けと
り、制御部2808に伝える。同制御部は、受けとった
補助情報を元に、仲介サーバ2803が対応仲介サーバ
であるかどうかの判断を行なう(2903)。
サーバであるので、2904以降の処理に移る。
06に指示して、仲介サーバ2803に対して、CD−
ROM制御部2820に装着されているCD−ROM2
819のタイトルを送信するよう要求を送信させる(2
904)。
部2816が同要求を制御部2821に伝える。同制御
部は、CD−ROM制御部2820に対して、装着され
ているCD−ROM2819のタイトルを要求し、同C
D−ROM制御部は、同CD−ROMのタイトルを返
す。制御部2821は、通信制御部2816に指示し、
得られたタイトルをネットワーク2804を通じて情報
サーバ2801に送る。
−ROMが入っているので、同タイトルが送られる(2
905)。
06が受けとった情報を制御部2808に伝え、同制御
部は、提供するように要求されているデータ名と同情報
をデータ選択部2810に渡す。今の場合は、要求され
ているデータ名として”伊豆高原.html”というデ
ータ名と、”95全国温泉宿”というCD−ROMタイ
トルが渡される。同データ選択部は、それらを受けとる
と、内部に持つデータ選択用テーブル(表3)を参照
し、対応データを探す。
1.html”が見つかる(2906)。データ選択部
2810は、対応データが見つかったかどうか判断する
が、この場合、”伊豆高原1.html”として見つか
っているので、2908以降の処理に進む(290
7)。
ータ”伊豆高原1.html”を、実際に提供すべきデ
ータとして選択し、選択用データ保持部2809から取
り出し、制御部2808に渡す。同制御部は、得られた
対応データを、仲介サーバ2803に送るように通信制
御部2806に指示し、同通信制御部は、ネットワーク
2804を通して、同仲介サーバに同データを送信す
る。
情報サーバ2801が持つ画像データ”ホテルB簡易.
mpg”を利用するための制御コードが記述されている
ので、同データがデータ選択部2810によって選択用
データ保持部2809から取得され、”伊豆高原1.h
tml”と合わせて制御部2808に渡され、通信制御
部2806を経由して、仲介サーバ2803に送られ
る。”ホテルA簡易.mpg”については、制御コード
の記述がないので、データは送信されない(290
8)。
16がネットワーク2804を通じて情報サーバ280
1からデータ”伊豆高原1.html”および”ホテル
B簡易.mpg"を受けとると、同データを制御部28
21に渡し、同制御部は、同データをデータ保持部28
17に一旦保存する。
タ”伊豆高原1.html”を変換するように指示す
る。同データ変換部は、同データを調べ、同仲介サーバ
のCD−ROM2819を利用するよう指示されている
部分に対して変換を行ない、変換後のデータをクライア
ント2802が受けとって再生した時に、同クライアン
トから同仲介サーバのCD−ROMが適切に利用できる
ような制御コードに置き換える。
得られるとする。同図中、「<HOST= ”loca
l−serv”,…>」という部分が変換された部分で
あり、この部分をクライアント2802で再生すると、
仲介サーバ2803のCD−ROM”95全国温泉宿”
中のデータ”ホテルA標準.mpg"がネットワーク2
805を通じて同クライアントに送られて、表示部28
13に表示されるものとする。ここで”local−s
erv”は仲介サーバ2803のネットワーク2805
上での名前とする(2909)。
タを制御部2821に渡し、同制御部は同データと情報
サーバ2801から送られてきた画像データ”ホテルB
簡易.mpg"をクライアント2802に送るよう通信
制御部2816に指示し、同制御部はそれらのデータを
ネットワーク2805を通じて、クライアント2802
に送る(2910)。
811がネットワーク2805を通じて仲介サーバ28
03からデータ”伊豆高原1.html”の変換結果
と”ホテルB簡易.mpg”を受けとると、それらのデ
ータを制御部2811に渡し、同制御部は、同データを
データ保持部2812に保存し、その後同データを再生
し、表示部2813に表示する。
3が備える”95全国温泉宿”というCD−ROM28
19中の”ホテルA標準.mpg”というデータの再生
を行なうことを同クライアントに指示する制御コード:
「<HOST=”local−serv”, CD−R
OM=”95全国温泉宿”,FILE=”ホテルA標
準.mpg”>」がホテルAの説明部分に入っているの
で、ホテルAの説明部分を再生する際に、制御部281
5が通信制御部2811に指示し、ネットワーク280
5を介して仲介サーバ2803に同仲介サーバが備え
る”95全国温泉宿”というCD−ROM2819中
の”ホテルA標準.mpg”を提供するよう要求し、通
信制御部2816を通じて同要求を受けた仲介サーバの
制御部2821がCD−ROM制御部2820を制御し
てCD−ROM”95全国温泉宿”2819中のデー
タ”ホテルA標準.mpg"を取り出し、通信制御部2
816に指示してネットワーク2805を通してクライ
アント2802に提供する。
ルA標準.mpg"を制御部2815が通信制御部28
11から受けとり、表示部2813に渡すことにより、
ユーザに表示する。ホテルBの説明部分では、情報サー
バ2801から仲介サーバ2803経由で送られた”ホ
テルB簡易.mpg"が使われる(2911)。
が、”95全国温泉宿”というCD−ROMを備える仲
介サーバ2803経由で、情報サーバ2801に、”伊
豆高原.html”というデータを請求した場合は、画
像データ”ホテルA簡易.mpg”、は、ネットワーク
2804、2805を通じて同情報サーバから同クライ
アントに送られず、代わりに、仲介サーバ2803が備
える前述のCD−ROM中の、より訴求力の高い画像デ
ータ”ホテルA標準.mpg”が大容量ネットワーク2
805を通して送られるて使われる。
いては、ネットワーク2894、2805を介して同情
報サーバから同仲介サーバ経由で同クライアントに送ら
れる。
て”96全国温泉宿”を備える場合については、明らか
なので詳しい説明を省略するが、情報サーバ2801か
らは対応データ”伊豆高原2.html”が仲介サーバ
2803に提供され、クライアント2802では、”ホ
テルB簡易.mpg"の代わりに同仲介サーバの備える
CD−ROM”96全国温泉宿”中の”ホテルB標準.
mpg"が使われる。
OMを備えない場合は、情報サーバ2801において、
標準データが探され、標準データ”伊豆高原0.htm
l”と”ホテルA簡易.mpg"と”ホテルB簡易.m
pg"が仲介サーバに送られる(2912、2913、
2914)。
変換することなく、そのままクライアント2802に転
送し(2915)、同クライアントでは第1の実施形態
におけるクライアントCと同様に、それらのデータが再
生される。2916)。
明の構成を備える情報サーバが、ネットワークを通じて
情報提供を行なう際に、本発明の構成を備える仲介サー
バで特定のデータ保存媒体を備えるものを介してクライ
アントに情報を提供する際は、同データ保存媒体中のデ
ータを利用することにより、動画などの大規模なデータ
をネットワークを通じて送る部分を同仲介サーバと同ク
ライアントとの間に定することができるので、動画など
の大規模なデータを含むデータも効率良く提供できる。
また、仲介サーバが特定のデータ保存媒体を備えていな
い場合にも、情報サーバ側に標準のデータが用意されて
いれば同データを提供できる。
ク2805とネットワーク1804は異なるネットワー
クとしたが、本発明の構成においては、これらは同一の
ネットワークであっても良い。
ト2802がネットワーク2804上のどの情報サーバ
にデータを請求すべきかあらかじめ知っているとして説
明したが、例えば、クライアント2802は請求すべき
データ名は知っているが、どの情報サーバに請求したら
良いか知らないという場合に、仲介サーバ2803がク
ライアント2802から請求データ名を受けると、ネッ
トワーク2804に関して同仲介サーバが持つデータに
基づいて情報サーバ2801を特定するようにしてもよ
い。
2801は2803のような仲介サーバに対してクライ
アント2802にデータを提供する場合を説明したが、
仲介サーバを本出願の第1、第2の発明におけるクライ
アントと見なすことにより、情報サーバ2801の構成
及び作用を、本出願の第1、第2の発明の場合と共通に
できるので、本発明の情報サーバ2801が、本出願の
第1、第2の発明におけるクライアントの構成及び作用
を有するクライアントに対して直接情報を提供できるよ
うにもできる。
2803がデータを変換する際に、クライアント280
2が変換結果のデータ再生時に同仲介サーバのCD−R
OM2819を利用できるような制御コードを入れるよ
うにしたが、代わりに、同CD−ROM中の利用される
データを変換結果のデータに埋め込み、クライアント2
802に渡すようにしてもよい。
タを別データとして同クライアントに送り、同クライア
ントが変換結果のデータを再生する時に、同クライアン
トに送った同別データが参照されるようにしてもよい。
2801がデータを提供する時は、一旦仲介サーバ28
03に送り、同仲介サーバが必要な変換を行なって最終
的にクライアント2802に送るようにしたが、本発明
はそれに限定されるものではなく、例えば、仲介サーバ
2803が情報サーバ2801に、データを要求してい
るクライアント2802のネットワークにおける名前ま
たはアドレスを送り、同情報サーバがデータを提供する
時に、上記の例において仲介サーバ2803が行なった
変換と同様の変換をすでに行なったデータを直接クライ
アント2802に送るようにしても良い。
明の第2の実施形態について説明する。図31は、本出
願の第3の発明の第2の実施形態を示す。
において情報提供を行なう情報サーバ、3102は情報
提供を受けるクライアント、3103は同情報サーバと
同クライアントを仲介する仲介サーバ、3104は同情
報サーバと同仲介サーバとを結ぶネットワーク、310
5は、同仲介サーバと同クライアントを結ぶネットワー
クである。
04との通信を制御する通信制御部3106と、提供す
るデータの生成・取得を行なうデータ生成・取得部31
07と、通信制御部3106とデータ生成・取得部31
07を制御する制御部3108とから構成される。
・取得部3107は、特に、提供用データの集合を保持
するための選択用データ保持部3109と、同選択用デ
ータ保持部のデータを選択するためのデータ選択部31
10から構成される。
105との通信を制御する通信制御部3111と、デー
タを保持するためのデータ保持部3112と、可搬の大
容量データ保存媒体の一実施例としてのCD−ROM3
113と、同CD−ROMを制御するためのCD−RO
M制御部3114と、ユーザに各種データやメッセージ
を表示するための表示部3115と、ユーザからの入力
を受け付けるための入力部3116と、通信制御部31
11、データ保持部3112、CD−ROM制御部31
14、表示部3115、入力部3116を制御する制御
部3117から構成される。
04およびネットワーク3105を通じて通信するため
の通信制御部3118と、ネットワークを通じて提供さ
れたデータを一時的に保持するためのデータ保持部31
19と、情報サーバ3101から提供されたデータを必
要に応じて変換するためのデータ変換部3120と、可
搬の大容量データ保存媒体の一実施例としてのCD−R
OM3121と、上記CD−ROMを制御するデータ保
存媒体制御部3122と、上記通信制御部、データ保持
部、データ変換部、データ保存媒体制御部を制御するた
めの制御部3123から構成される。
データなどの大規模のデータを高速に転送することが可
能な大容量ネットワークであるとする。
図35、図3、(表1)、(表2)、(表8)を用い
て、本実施形態における作用例を説明する。
持部3109は、第1の実施形態と同様に、(表1)に
示すように、”伊豆高原.html”というデータ名に
対して、実際に提供するデータを収めたデータファイル
の候補として、図3(a)、(b)、(c)に示す内容
を含む、”伊豆高原2.html”、”伊豆高原1.h
tml”、”伊豆高原0.html”を持っているとす
る。
泉宿”というCD−ROMについても、第1の実施形態
の場合と同様とする。
施形態と同様に内部にデータ選択用として、(表8)に
示す、優先度つきのデータ選択用テーブルを持っている
とする。本発明の各実施例の説明においても、データが
請求された時に、データ請求者が特定のCD−ROMを
利用できる場合に実際に提供されるデータとして選択さ
れるデータを、請求されたデータに関して同CD−RO
Mに対応した「対応データ」と呼び、それ以外の場合に
選択されるデータを「標準データ」と呼ぶ。また、対応
データのあるCD−ROMを「対応CD−ROM」と呼
ぶ。
泉宿”というタイトルのCD−ROMを備えているとす
る。
温泉宿”というタイトルのCD−ROMを備えていると
する。
ーバ3103を通じて情報サーバ3101に、”伊豆高
原.html”という名前のデータを請求した場合の流
れを図32を用いて説明する。
入力部3116を用いて、仲介サーバ3103を通じて
情報サーバ3101に”伊豆高原.html”というデ
ータを請求するように同クライアントに指示する。同ク
ライアントの制御部3117は、通信制御部3111に
対して、仲介サーバ3103を通じて情報サーバ310
1に”伊豆高原.html”というデータを要求するよ
うに指示する。同通信制御部は、ネットワーク3105
を通じて、同仲介サーバに、”伊豆高原.html”と
いうデータを情報サーバ3101から得て同クライアン
トに提供するよう要求を送信する。
を備えていることを示す情報を補助情報として合わせて
同仲介サーバに送る。
の構成を備えるクライアントを対応クライアントと呼ぶ
(3201)。
8が同要求を受けると、制御部3123に伝え、同制御
部は、情報サーバ3101にデータ”伊豆高原.htm
l”を同仲介サーバにを提供するよう要求するよう、同
通信制御部に指示し、同制御部はネットワーク3104
を通じて同要求を同情報サーバに送る。
備えていることを示す情報を補助情報として合わせて同
情報サーバに送る。以下、本実施形態の説明において、
本発明の構成を備える仲介サーバを対応仲介サーバと呼
ぶ(3202)。
信制御部3106が上記データ要求と補助情報を受けと
り、制御部3108に伝える。同制御部は、受けとった
補助情報を元に、仲介サーバ3103が対応仲介サーバ
であるかどうかの判断を行なう(3203)。
サーバであるので、3104以降の処理に移る。
06に指示して、仲介サーバ3103に対して、CD−
ROM制御部3122に装着されているCD−ROM3
121のタイトルを送信するよう要求を送信させる(3
204)。
部3118が同要求を制御部3123に伝えると、同制
御部はまずクライアント3102から送られてきている
要求の補助情報を元に、クライアントが対応クライアン
トであるかどうか調べる。この場合対応クライアントで
あるので、処理は3206に進む(3205)。
18に指示して、クライアント3102に対して同クラ
イアントのCD−ROM制御部3114に装着されてい
るCD−ROM3113のタイトルを送信するよう要求
を送信させる(3206)。
御部3111が同要求を制御部3117に伝える。同制
御部は、CD−ROM制御部3114に対して、装着さ
れているCD−ROM3113のタイトルを要求し、同
CD−ROM制御部は、同CD−ROMのタイトルを返
す。
指示し、得られたタイトルをネットワーク3105を通
じて仲介サーバ3103に送る。この場合、”95全国
温泉宿”というCD−ROMが入っているので、同タイ
トルが送られる(3207)。
18がクライアント3102から送られてきたCD−R
OMのタイトルを制御部3123に送る。続いて同制御
部は、CD−ROM3122に対して、同CD−ROM
制御部に装着されているCD−ROM3121のタイト
ルを返すよう要求し、同CD−ROM制御部は同タイト
ルを返す。この場合、”96全国温泉宿”が返される。
制御部3123は、クライアント3102から送られて
きた同クライアントの備えるCD−ROMタイトルと、
仲介サーバ3103自身が備える前記のCD−ROMタ
イトルとをリストにする。この場合、{”96全国温泉
宿”,”95全国温泉宿”}というリストが得られる
(3208)。
118に指示して、3208で得たCD−ROMのリス
トを情報サーバ3101に送る(3209)。
06が受けとった情報を制御部3108に伝え、同制御
部は、提供するように要求されているデータ名と同情報
をデータ選択部3110に渡す。今の場合は、要求され
ているデータ名として”伊豆高原.html”というデ
ータ名と、{”96全国温泉宿”,”95全国温泉
宿”}というCD−ROMのリストが渡される。同デー
タ選択部は、それらを受けとると、内部に持つデータ選
択用テーブル(表8)を参照し、対応データを探す。
2.html”と”伊豆高原1.html”が見つかる
が、”伊豆高原2.html”の方が優先度が高いの
で、対応データとしては同データが選択される(321
0)。
つかったかどうか判断するが、この場合、”伊豆高原
2.html”として見つかっているので、3212以
降の処理に進む(3211)。
ータ”伊豆高原2.html”を、実際に提供すべきデ
ータとして選択し、選択用データ保持部3109から取
り出し、制御部3108に渡す。同制御部は、得られた
対応データを、仲介サーバ3103に送るように通信制
御部3106に指示し、同通信制御部は、ネットワーク
3104を通して、同仲介サーバに同データを送信す
る。
画像データ”ホテルA簡易.mpg”および”ホテルB
簡易.html”の利用のための制御コードは記述され
ていないので、それらのデータは送信されない(321
2)。
18がネットワーク3104を通じて情報サーバ310
1からデータ”伊豆高原2.html”を受けとると、
同データを制御部3123に渡し、同制御部は、同デー
タをデータ保持部3119に一旦保存する。
タ”伊豆高原2.html”を変換するように指示す
る。同データ変換部は、同データを調べ、同仲介サーバ
のCD−ROM3121を利用するよう指示されている
部分に対して変換を行ない、変換後のデータをクライア
ント3102が受けとって再生した時に、同クライアン
トから同仲介サーバのCD−ROMが適切に利用できる
ような制御コードに置き換える。
る制御コードは、すべて、仲介サーバ3103に備えら
れているCD−ROM”96全国温泉宿”を利用するよ
うになっているので、すべて変換の対象となり、図33
のような変換結果が得られる。同図中、「<HOST=
”local−serv”,…>」という部分が変換
された部分であり、この部分をクライアント3102で
再生すると、仲介サーバ3103のCD−ROM”96
全国温泉宿”中のデータ”ホテルA標準.mpg"およ
び”ホテルB.mpg"がネットワーク3105を通じ
て同クライアントに送られて、表示部3115に表示さ
れるものとする。
ーバ3103のネットワーク3105上での名前とする
(3213)。
タを制御部3123に渡し、同制御部は同データをクラ
イアント3102に送るよう通信制御部3116に指示
し、同制御部はそれらのデータをネットワーク3105
を通じて、クライアント3102に送る(3214)。
111がネットワーク3105を通じて仲介サーバ31
03からデータ”伊豆高原2.html”を受けとると
制御部3117に渡し、同制御部は、同データをデータ
保持部3112に保存し、その後同データを再生し、表
示部3115に表示する。同データを再生する際、仲介
サーバ3103が備える”96全国温泉宿”というCD
−ROM3122中の”ホテルA標準.mpg”という
データの再生を行なうことを同クライアントに指示する
制御コード:「<HOST= ”local−ser
v”, CD−ROM=”96全国温泉宿”,FILE
=”ホテルA標準.mpg”>」がホテルAの説明部分
に入っているので、ホテルAの説明部分を再生する際
に、制御部3117が通信制御部3111に指示し、ネ
ットワーク3105を介して仲介サーバ3103に同仲
介サーバが備える”96全国温泉宿”というCD−RO
M3122中の”ホテルA標準.mpg”を提供するよ
う要求し、通信制御部3118を通じて同要求を受けた
仲介サーバの制御部3123がCD−ROM制御部31
22を制御してCD−ROM”96全国温泉宿”312
2中のデータ”ホテルA標準.mpg"を取り出し、通
信制御部3118に指示してネットワーク3105を通
してクライアント3102に提供する。
ルA標準.mpg"を制御部3117が通信制御部31
11から受けとり、表示部3115に渡すことにより、
ユーザに表示する。
3103の備えるCD−ROM”96全国温泉宿”31
21中の”ホテルB標準.mpg"が使われる(321
5)。
CD−ROMを備えるクライアント3102が、”96
全国温泉宿”というCD−ROMを備える仲介サーバ3
103経由で、情報サーバ3101に、”伊豆高原.h
tml”というデータを請求した場合は、画像データ”
ホテルA簡易.mpg”および”ホテルB簡易.mp
g"、は、ネットワーク3104、3105を通じて同
情報サーバから同クライアントに送られず、代わりに、
仲介サーバ3103が備える前述のCD−ROM中の、
より訴求力の高い画像データ”ホテルA標準.mpg”
および”ホテルB標準.mpg"が大容量ネットワーク
3105を通して送られて使われる。
高いCD−ROM”96全国温泉宿”を備え、仲介サー
バ3103が優先度の低いCD−ROM”95全国温泉
宿”を備える場合は、3213での対応データの変換に
おいて、実際には変換は行なわれず、”伊豆高原2.h
tml”がそのままクライアント3102に送られる。
ト3102は、第1の実施形態のクライアントAと同様
に、自ら備えるCD−ROM”96全国温泉宿”311
3中のデータ”ホテルA標準.mpg"および”ホテル
B標準.mpg"を使う。
3102も対応CD−ROMを備えない場合は、情報サ
ーバ3101において、標準データが探され、標準デー
タ”伊豆高原0.html”と”ホテルA簡易.mp
g"と”ホテルB簡易.mpg"が仲介サーバに送られる
ことになる(3216、3217、3218)。
変換することなく、そのままクライアント3102に転
送し(3219)、同クライアントでは第1の実施形態
におけるクライアントCと同様に、それらのデータが再
生される(3220)。
は、実施の形態1等で説明してきたような処理が行われ
る(3222)。
明の構成を備える情報サーバが、ネットワークを通じて
情報提供を行なう際に、本発明の構成を備える仲介サー
バで特定のデータ保存媒体を備えるものを介してクライ
アントに情報を提供する場合は、同データ保存媒体中の
データを利用することにより、動画などの大規模なデー
タをネットワークを通じて送る部分を同仲介サーバと同
クライアントとの間に限定することができるので、動画
などの大規模なデータを含むデータも効率良く提供でき
る。
体を備える場合は,同データ保存媒体中のデータを利用
することにより、同クライアントに動画などの大規模な
データをネットワークを通じて送ることなく、請求があ
ったデータに相当するデータを提供できるので、動画な
どの大規模なデータを含むデータも効率良く提供でき
る。 また、また、仲介サーバもクライアントも特定の
データ保存媒体を備えていない場合にも、情報サーバ側
に標準のデータが用意されていれば同データを提供でき
る。
仲介サーバ3103がCD−ROMのリストを合成する
際、リスト中のCD−ROMが仲介サーバ3103に備
えられているのかクライアント3102に備えられてい
るのかに関する情報を付加しなかったが、それらを付加
して情報サーバ3101に送り、同情報サーバがデータ
選択を行なう際に、CD−ROMが仲介サーバ3103
に備えられているのかクライアント3102に備えられ
ているのかを考慮して、例えば、クライアント3102
に備えられているCD−ROMに対応するデータを優先
して選択するようにしてもよい。
取得部3107が、仲介サーバ3103からCD−RO
Mのリストを受けとり、そのリストに応じた対応データ
を同仲介サーバに返すようにし、同仲介サーバでデータ
の変換を行なう際に、同仲介サーバの備えるCD−RO
M3121とクライアント3102の備えるCD−RO
M3113の両方を使うことが適切な場合にはそのよう
に変換するようにすることもできる。
OM”95全国温泉宿”を備え、仲介サーバ3103が
CD−ROM”96全国温泉宿”を備える時に、同クラ
イアントが”伊豆高原.html”を同仲介サーバ経由
で情報サーバ3101に要求した時に、同情報サーバ
は、図34のようなデータを仲介サーバ3103に返す
ようにする。
CD−ROM= ”96全国温泉宿”|”95全国温泉
宿”,FILE= ”ホテルA標準.mpg”>」とい
う部分があるが、仲介サーバ3103が同部分を変換す
る際に、クライアント3102が備えるCD−ROM”
95全国温泉宿”を同仲介サーバが備えるCD−RO
M”96全国温泉宿”より優先させて、「<CD−RO
M= ”95全国温泉宿”,FILE= ”ホテルA標
準.mpg”>」と変換するようにする。一方ホテルB
に関する部分では、使えるCD−ROMが仲介クライア
ント3103の備える”96全国温泉宿”だけなので、
上記の実施形態と同様に変換すると、クライアント31
02に送られるデータは、図35に示すようになる。
同データを再生する際、ローカルに持つCD−ROM”
95全国温泉宿”中のデータと仲介サーバが持つCD−
ROM”96全国温泉宿”のデータを組み合わせて利用
することが可能になる。
れば、情報サーバが提供しようとするデータの中に、ク
ライアントが持っているデータ保存媒体に既に含まれて
いるものがある場合には、当該データをネットワークを
通して配送せずに、クライアントの持っているデータ保
存媒体から得るようにできるので、動画などの大規模な
データを含むデータを効率よく提供できる。
が特定のデータ保存媒体を備えていない場合にも、情報
サーバ側に標準のデータが用意されていれば同データを
提供できる。
イアントに対しても、情報サーバ側に標準のデータが用
意されていれば同データを提供できる、という有利な効
果が得られる。
サーバが提供しようとするデータの中に、クライアント
が利用可能なデータ保存媒体に既に含まれているものが
ある場合には、情報サーバがデータを提供しようとする
時点で、当該データを含むデータ保存媒体が、クライア
ントのデータ保存媒体制御部に装着されていない場合で
も、当該データをネットワークを通して配送せずに、ク
ライアントの利用可能なデータ保存媒体から得るように
できるので、本出願の第1の発明に比べて、より多くの
場合に、動画などの大規模なデータを含むデータを効率
よく提供できる、という有利な効果が得られる。
提供を受けるクライアントが、特定のデータ保存媒体を
直接保持していない場合でも、仲介サーバが持っている
データ保存媒体の中に情報サーバが提供しようとするデ
ータの一部が、ある場合には、当該データをネットワー
クを通して配送せずに、仲介サーバの持っているデータ
保存媒体から得るようにできる。したがって、動画など
の大規模なデータの配送を仲介サーバとクライアントと
の間のみに限定できるので、本出願の第1の発明に比べ
て、より多くの場合に、動画などの大規模なデータを含
むデータを効率よく提供できる、という有利な効果が得
られる。
ムの構成を示す図
トワークにおける構成を示す図
サーバが備えるデータファイル例を示す図
を示す流れ図
いクライアントの構成を示す図
ムの構成を示す図
トワークにおける構成を示す図
サーバが備えるデータファイル例を示す図
を示す流れ図
報サーバによるデータファイルの変換結果例を示す図
テムの構成を示す図
ットワークにおける構成を示す図
報サーバが備えるデータファイル例を示す図
用を示す流れ図
報サーバによるデータファイルの変換結果例を示す図
テムの構成を示す図
ットワークにおける構成を示す図
用を示す流れ図
テムの構成を示す図
ットワークにおける構成を示す図
用を示す流れ図
テムの構成を示す図
ットワークにおける構成を示す図
用を示す流れ図
テムの構成を示す図
ットワークにおける構成を示す図
用を示す流れ図
テムの構成を示す図
用を示す流れ図
介サーバによるデータファイルの変換結果例を示す図
テムの構成を示す図
用を示す流れ図
介サーバによるデータファイルの変換結果例を示す図
報サーバが備えるデータファイル例を示す図
介サーバによる第2のデータファイルの変換結果例を示
す図
による情報提供システムの構成を示す図
による情報提供システムの作用を示す図
による情報提供システムの構成を示す図
による情報提供システムの作用を示す図
Claims (15)
- 【請求項1】 ネットワーク上の情報提供に使われるシ
ステムで、情報提供を行なう情報サーバと、情報提供を
受けるクライアントにより構成され、 情報サーバが、ネットワークを通じて通信するための通
信制御部と、提供するデータを生成・取得するデータ生
成・取得部と、前記通信制御部、データ生成・取得部を
制御するための制御部を備え、 クライアントが、ネットワークを通じて通信するための
通信制御部と、ネットワークを通じて提供されたデータ
を保持するためのデータ保持部と、可搬のデータ保存媒
体を制御するデータ保存媒体制御部と、前記通信制御
部、データ保持部、データ保存媒体制御部を制御するた
めの制御部を備え、クライアントから情報サーバへデータ(要求データ)を
要求する際に、 クライアントが、要求データに加え、データ保存制御部
の設置の有無及びデータ保存制御部へのデータ保存媒体
の装着の有無を示した情報である補助情報も送信し、 前記補助情報に、データ保存媒体装着を示す情報がある
場合、 クライアントが、情報サーバから当該データ保存媒体の
タイトル情報の要求を受けて、当該タイトル情報を送信
し、 データ生成・取得部が、当該タイトル情報から、要求デ
ータに対応するものとして、 クライアントが備えるデー
タ保存媒体中にあるデータをクライアントが利用するた
めの制御情報を含めたデータ(対応データ)を生成し、
情報サーバの通信制御部が前記対応データをクライアン
トへ提供し、 クライアントが提供された前記対応データを利用する際
に、クライアントが備えるデータ保存媒体中にあるデー
タを利用することを特長とする、ネットワークを利用し
た情報提供システム。 - 【請求項2】 請求項1の構成において、情報サーバの
データ生成・取得部が、提供用データの集合を保持する
ためのデータ保持部と、データ保持部のデータを選択す
るためのデータ選択部を備え、 情報サーバからクライアントにデータを提供する際に、
提供しようとするデータ名と補助情報を元に、上記デー
タ選択部が上記情報サーバのデータ保持部に保持されて
いる提供用データの集合の中から選択することにより、
実際にクライアントに提供するデータを得ることを特長
とする、ネットワークを利用した情報提供システム。 - 【請求項3】 請求項1の構成において、情報サーバの
データ生成・取得部が、提供用データの元となるデータ
の集合を保持するためのデータ保持部と、データ保持部
のデータを変換するためのデータ変換部を備え、 上記情報サーバからクライアントにデータを提供する際
に、提供しようとするデータ名を元に、情報サーバのデ
ータ保持部に保持されているデータの中から変換の元に
なるデータをデータ変換部が特定し、さらに補助情報を
元にデータ変換部が同データを変換することにより、実
際にクライアントに提供するデータを得ることを特長と
する、ネットワークを利用した情報提供システム。 - 【請求項4】 請求項1の構成において、情報サーバの
データ生成・取得部が、提供用データの元となるデータ
の集合を保持するためのデータ保持部と、データ保持部
のデータを選択するためのデータ選択部と、選択したデ
ータを変換するためのデータ変換部を備え、 上記情報サーバからクライアントにデータを提供する際
に、提供しようとするデータ名と補助情報を元に、上記
情報サーバのデータ保持部に保持されているデータの集
合の中から、データ選択部が変換の元になるデータを選
択し、さらに補助情報を元に、上記データをデータ変換
部が変換することにより、実際にクライアントに提供す
るデータを得ることを特長とする、ネットワークを利用
した情報提供システム。 - 【請求項5】 請求項1の構成において、クライアント
がネットワークを通じて情報サーバへデータを請求した
時に、補助情報 を、情報サーバがクライアントに要求し、クラ
イアントが上記要求に応答することにより、補助情報を
情報サーバに提供することを特長とする、ネットワーク
を利用した情報提供システム。 - 【請求項6】 請求項1の構成において、クライアント
がネットワークを通じて情報サーバへデータを請求した
時に、補助情報に加え 、クライアントのデータ保存媒体制御部
により制御されているデータ保存媒体に含まれるデータ
の内容を特定するための情報(データ内容特定情報)に
ついても、情報サーバがクライアントに要求し、クライ
アントが上記要求に応答することにより、補助情報及び
データ内容特定情報を情報サーバに提供することを特長
とする、ネットワークを利用した情報提供システム。 - 【請求項7】 請求項1の構成において、クライアント
がネットワークを通じて情報サーバへデータを請求した
時に、 情報サーバがクライアントに特定のデータ名のリストを
提示し、同リスト中のデータが、補助情報に加え、クラ
イアントのデータ保存媒体制御部により制御されている
データ保存媒体中に含まれているかどうかに関する情報
(リストデータ情報)についても要求し、クライアント
が上記要求に回答することにより、補助情報及びリスト
データ情報を情報サーバに提供することを特長とする、
ネットワークを利用した情報提供システム。 - 【請求項8】 請求項1の構成において、クライアント
が提供を受けようとするデータをネットワークを通じて
情報サーバへ請求する時に、 請求するデータを特定する情報と同時に、補助情報を、
クライアントが情報サーバに提供することにより、デー
タ保存媒体制御部の状態に関する情報を情報サーバに提
供することを特長とする、ネットワークを利用した情報
提供システム。 - 【請求項9】 請求項1の構成に加えて、クライアント
が、データ保存媒体制御部へ装着されていないものも含
めてクライアント側で利用可能なデータ保存媒体に関す
る情報を保持するデータ保存媒体リストを備え、 クライアントの制御部が通信制御部、データ保持部、デ
ータ保存媒体制御部に加えて上記データ保存媒体リスト
を制御し、上記情報サーバがネットワークを通じてクラ
イアントにデータを提供する際に、クライアントのデー
タ保存媒体リストの内容に対応して、クライアントで利
用可能なデータ保存媒体中にあるデータをクライアント
が利用するための制御情報を含めたデータを提供し、ク
ライアントが提供されたデータを利用する際に、クライ
アントが利用可能なデータ保存媒体中にあるデータが利
用されることを特長とする、ネットワークを利用した情
報提供システム。 - 【請求項10】 請求項9の構成において、情報サーバ
がネットワークを通じてクライアントにデータを提供す
る際に、 提供しようとするデータ名と、クライアントのデータ保
存媒体リストの内容と、補助情報を元に、クライアント
のデータ保存媒体におけるデータ保存媒体の装着状況を
変更するかどうかを、情報サーバがクライアントに尋
ね、 クライアントの回答に応じて、実際にクライアントに提
供するデータを得ることを特長とする、ネットワークを
利用した情報提供システム。 - 【請求項11】 ネットワーク上の情報提供に使われる
システムで、情報提供を行なう情報サーバと、情報提供
を受けるクライアントと、上記情報サーバと上記クライ
アントの仲介を行なう仲介サーバにより構成され、 情報サーバが、ネットワークを通じて通信するための通
信制御部と、提供するデータを生成・取得するデータ生
成・取得部と、上記通信制御部、データ生成・取得部を
制御するための制御部を備え、 クライアントが、ネットワークを通じて通信するための
通信制御部と、ネットワークを通じて提供されたデータ
を保持するためのデータ保持部と、上記通信制御部、デ
ータ保持部を制御するための制御部を備え、 仲介サーバが、ネットワークを通じて通信するための通
信制御部と、ネットワークを通じて提供されたデータを
保持するためのデータ保持部と、情報サーバから提供さ
れたデータを必要に応じて変換するためのデータ変換部
と、可搬のデータ保存媒体を制御するデータ保存媒体制
御部と、上記通信制御部、データ保持部、データ変換
部、データ保存媒体制御部を制御するための制御部を備
え、クライアントから仲介サーバを経由して情報サーバへデ
ータ(要求データ)を要求する際に、 仲介サーバが、要求データに加え、データ保存制御部へ
のデータ保存媒体の装着の有無を示した情報である補助
情報も、情報サーバへ送信し、 前記補助情報に、データ保存媒体装着を示す情報がある
場合、 仲介サーバが、情報サーバから当該データ保存媒体のタ
イトル情報の要求を受けて、当該タイトル情報を送信
し、 データ生成・取得部が、当該タイトル情報から、要求デ
ータに対応するものとして、仲介サーバ が備えるデータ
保存媒体中にあるデータを仲介サーバが利用するための
制御情報を含めたデータを生成し、情報サーバの通信制
御部が前記データを仲介サーバへ提供し、 仲介サーバが、情報サーバによって提供された前記デー
タを、クライアントが利用できるデータ(変換データ)
に変換してクライアントに提供し、 クライアントが仲介サーバによって提供された前記変換
データを利用する際に、仲介サーバが備えるデータ保存
媒体中にあるデータが利用されることを特長とする、ネ
ットワークを利用した情報提供システム。 - 【請求項12】 ネットワーク上の情報提供に使われる
システムで、情報提供を行なう情報サーバと、情報提供
を受けるクライアントと、情報サーバとクライアントの
仲介を行なう仲介サーバにより構成され、 情報サーバが、ネットワークを通じて通信するための通
信制御部と、提供するデータを生成・取得するデータ生
成・取得部と、通信制御部、データ生成・取得部を制御
するための制御部を備え、 クライアントが、ネットワークを通じて通信するための
通信制御部Aと、ネットワークを通じて提供されたデー
タを保持するためのデータ保持部Aと、可搬のデータ保
存媒体Aを制御するデータ保存媒体制御部Aと、通信制
御部A、データ保持部A、データ保存媒体制御部Aを制
御するための制御部Aを備え、 仲介サーバが、ネットワークを通じて通信するための通
信制御部Bと、ネットワークを通じて提供されたデータ
を保持するためのデータ保持部Bと、情報サーバから提
供されたデータを必要に応じて変換するためのデータ変
換部と、可搬のデータ保存媒体Bを制御するデータ保存
媒体制御部Bと、通信制御部B、データ保持部B、デー
タ変換部、データ保存媒体制御部Bを制御するための制
御部を備え、 クライアントから仲介サーバを経由して情報サーバへデ
ータ(要求データ)を要求する際に、 クライアントが、要求データに加え、データ保存制御部
Aへのデータ保存媒体Aの装着の有無を示した情報であ
る補助情報Aも、仲介サーバへ送信し、 仲介サーバが、要求データに加え、データ保存制御部B
へのデータ保存媒体Bの装着の有無を示した情報である
補助情報Bも、情報サーバへ送信し、 前記補助情報Bに、データ保存媒体Bの装着を示す情報
がある場合、 仲介サーバが、情報サーバから当該データ保存媒体Bの
タイトル情報Bの要求を受け、 また、クライアントから受信した補助情報Aに、データ
保存媒体Aの装着を示す情報がある場合、当該データ保
存媒体Aのタイトル情報Aをクライアントへ要求し、当
該タイトル情報Aをクライアントから受信し、 当該タイトル情報Aと当該タイトル情報Bとを情報サー
バへ送信し、 データ生成・取得部が、当該タイトル情報A及びBか
ら、要求データに対応するものとして、仲介サーバが備
えるデータ保存媒体B中にあるデータを仲介サーバが利
用するための制御情報と、クライアントが備えるデータ
保存媒体A中にあるデータをクライアントが利用するた
めの制御情報とを含めたデータを生成し、情報サーバの
通信制御部が前記データを仲介サーバへ提供し、 仲介サーバが、情報サーバによって提供された前記デー
タを、クライアントが利用できるデータ(変換データ)
に変換してクライアントに提供し、 クライアントが仲介サーバによって提供された前記変換
データを利用する際に、仲介サーバが備えるデータ保存
媒体Bおよびクライアントが備えるデータ保存媒体A中
にあるデータが利用されることを特長とする、ネットワ
ークを利用した情報提供システム。 - 【請求項13】 請求項1から12のいずれかに記載の
情報サーバの機能を備えた装置。 - 【請求項14】 請求項1から12のいずれかに記載の
クライアントの機能を備えた装置。 - 【請求項15】 請求項11又は12に記載の仲介サー
バの機能を備えた装置。
Priority Applications (9)
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---|---|---|---|
JP15515196A JP3178342B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | ネットワークを利用した情報提供システム |
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DE69736848T DE69736848T2 (de) | 1996-06-17 | 1997-01-08 | System zur Informationsverteilung über ein Netzwerk |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP15515196A JP3178342B2 (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | ネットワークを利用した情報提供システム |
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