JP3178213U - 配送伝票 - Google Patents

配送伝票 Download PDF

Info

Publication number
JP3178213U
JP3178213U JP2012003796U JP2012003796U JP3178213U JP 3178213 U JP3178213 U JP 3178213U JP 2012003796 U JP2012003796 U JP 2012003796U JP 2012003796 U JP2012003796 U JP 2012003796U JP 3178213 U JP3178213 U JP 3178213U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cut
base material
line
surface base
adhesive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2012003796U
Other languages
English (en)
Inventor
大介 冨田
忍 高野
貴司 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lintec Corp filed Critical Lintec Corp
Priority to JP2012003796U priority Critical patent/JP3178213U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3178213U publication Critical patent/JP3178213U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

【課題】擬似接着層から表面基材を剥離する際、断裁線以外の箇所で表面基材に破れが生じにくく、作業性の良い配送伝票を提供する。
【解決手段】擬似接着ラベル10は、表面基材11、表面基材11に擬似接着される擬似接着層、及び粘着剤層がこの順に積層されて構成する。表面基材11には、断裁線20を設け、ラベル部21、22として分離して擬似接着層から剥離可能にする。断裁線20は、表面基材11の裏面まで貫通するように切り込まれたカット部20aと、表面基材11の裏面まで貫通せずに、表面基材11の途中の深さまで窪んだ筋目部20bとが交互に形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、物品の搬送や管理等に使用される配送伝票に関する。
例えば、郵便、宅配便、通信販売などにおいて商品の受注、発送、顧客の受け取り等の工程からなる流通過程を管理するために、伝票類が用いられる。広く用いられている伝票の1つとして、感圧紙を複数枚積層された伝票がある。このような伝票に商品名、送り先などの情報を書き込む際には、強い圧力を加えないと一番下の伝票まで鮮明に書き込むことができないため、ボールペン、タイプライター、ドットプリンター等が必要になる。しかし、ボールペン、タイプライターを用いての書き込みは煩雑な手作業であり、また時には誤字・脱字・写し違いなどにより誤送の原因となる。また、ドットプリンターでは印字に時間がかかる等の欠点がある。さらに、このような複数枚の紙が積層してなる伝票は、流通過程で破れたり、剥れ落ちたりすることもある。
上記問題点を解決するために、例えば、表面基材、擬似接着層、粘着剤層、及び剥離シートがこの順に積層されてなり、表面基材と擬似接着層との間が剥離可能なように擬似接着された擬似接着ラベルが配送伝票に使用される。擬似接着ラベルは、剥離シートが剥離された後、粘着剤層が配送物に貼付されて、配送伝票として使用される(例えば、特許文献1参照)。
このような擬似接着の配送伝票には、通常、種々の印刷が施された表面基材の表面にミシン目の切れ目や、連続的な一条の切れ目によって形成された断裁線が入れられており、1枚の表面基材が2つのラベル部として分離して剥離可能となっている。そして、例えば、一方のラベル部が配達票として使用されると共に、他方のラベル部が、受領票として使用され、捺印・サイン後に配達人によって持ち帰られ、配達業者の伝票整理等に使用される。
擬似接着の配送伝票を用いれば、郵便、宅配便、通信販売などにおいて商品の受注から顧客の受け取りまで1枚のシートで流通過程を管理することが可能であり、さらに流通過程における伝票の破れや紛失等も防止することができる。また、レーザープリンター、熱転写等による情報の書き込みが可能であるため、記入が迅速に行えると共に、誤字・脱字等も低減させることができる。
特公昭55−15035号公報
しかし、断裁線が一条の切込線によって構成される場合には、表面基材の破れは発生しにくいが、配送伝票を剥離シートから剥離した際、ラベルが断裁線で折れ曲がりやすく、作業性が悪いという問題がある。
また、擬似接着の配送伝票において断裁線がミシン目の場合には、ミシン目で一方のラベル部を切り離すことができずに表面基材が破れるおそれがある。特に、表面基材は紙の流れ方向やフィルムの延伸方向に沿って破れやすいため、ミシン目が流れ方向や延伸方向に対して垂直方向に形成されている場合には、表面基材がより破れやすくなる。
そこで、本考案は、表面基材を断裁線で分離して剥離する際に、断裁線以外の箇所で表面基材に破れが発生することなく擬似接着層から剥離することができ、更に断裁線で折れ曲がることなく、作業性の良い擬似接着の配送伝票を提供することを目的とする。
本考案は上記課題を解決するためになされたものであり、本考案に係る配送伝票は、表面基材と、表面基材に擬似接着される擬似接着層と、粘着剤層とがこの順に積層された積層構造を備え、粘着剤層が被着物に貼着された状態で、表面基材を擬似接着層から剥離可能な配送伝票であって、表面基材は、少なくとも2以上のラベル部に分離して擬似接着層から剥離可能とするための断裁線を備え、断裁線は、表面基材の裏面まで貫通するように切り込まれたカット部と、表面基材の裏面まで貫通せずに、表面基材の途中の深さまで窪み又は切り込まれた筋目部とが交互に形成されていることを特徴とする。
このように断裁線を形成することにより、断裁線以外の箇所で表面基材に破れが発生することなく擬似接着層から剥離される。また、断裁線はカット部と筋目部とによって形成されているため、断裁線でラベルが折れ曲がりにくくなる。
断裁線は、両端部がカット部であることが好ましい。両端部がカット部であることにより、断裁が開始しやすくなる。
表面基材の少なくとも一方の面の少なくとも一部の領域に隠蔽層を有することが好ましい。隠蔽層を設けることにより、粘着剤層に印刷して形成された情報や配送物等に記載されている情報を隠蔽することができる。
また、本考案に係る配送伝票は、表面基材と、表面基材に擬似接着される擬似接着層と、粘着剤層とがこの順に積層された積層構造を備え、粘着剤層が被着物に貼着された状態で、表面基材を擬似接着層から剥離可能な配送伝票であって、表面基材は、少なくとも2以上のラベル部に分離して擬似接着層から剥離可能とする断裁線を備え、断裁線は、複数の切れ目が間隔をおいて形成されたカット線が、少なくとも2本近接して並べられて複線状となり、上記少なくとも2本のカット線のうちの1本のカット線の間隔を塞ぐように、その間隔の近傍に他の1本のカット線の切れ目が配置されることを特徴とする。
このように断裁線を形成することにより、断裁線以外の箇所で表面基材に破れが発生することなく擬似接着層から剥離される。また、断裁線はカット部と筋目部とによって形成されているため、断裁線でラベルが折れ曲がりにくくなる。
断裁線が、カット線が少なくとも3本近接して並べられて複線状となる場合、上記1本のカット線の間隔を両側から塞ぐように、他の2本のカット線の切れ目が配置されることが好ましい。このように断裁線を形成することにより、断裁線以外の箇所で表面基材が横方向に大きく破れることが防止される。
上記1本のカット線の各切れ目は、直線状であることが好ましい。また、カット線のうち上記他の1本又は2本のカット線の各切れ目は、直線状、あるいは両端が上記1本のカット線に近づくように傾斜した線状であることが好ましい。このように断裁線を形成することにより、表面基材の破断が一旦、カット線の切れ目から切れ目に進んでも、その破断は、切れ目から切れ目に戻りやすくなり、表面基材の破れがより防止されやすくなる。
表面基材の少なくとも一方の面の少なくとも一部の領域に隠蔽層を有することが好ましい。隠蔽層を設けることにより、粘着剤層に印刷して形成された情報や配送物等に記載されている情報を隠蔽することができる。
また、本考案に係る配送伝票は、表面基材と、表面基材に擬似接着される擬似接着層と、粘着剤層とがこの順に積層された積層構造を備え、粘着剤層が被着物に貼着された状態で、表面基材を擬似接着層から剥離可能な配送伝票であって、表面基材は、少なくとも2以上のラベル部に分離して擬似接着層から剥離可能とするためのミシン目状の断裁線を備え、断裁線は、線状の切れ目が間隔を置いて形成され、切れ目の少なくとも一部が、断裁線の方向に対して斜め方向に形成されていることを特徴とする。
最初の切れ目に沿って剥離が開始され、最初の切れ目の端部と次の切れ目との間が、剥離方向に破断され、次の切れ目に到達すると次の切れ目に沿って剥離が開始される。このように、切れ目の少なくとも一部が、断裁線の方向に対して斜め方向に形成されることにより、配送伝票が断裁線で折れ曲がりにくくなり、また、各切れ目の間が剥離方向に沿って破断されるので、断裁線以外の箇所で表面基材に破れが発生することなく擬似接着層から剥離される。
断裁線を縦に見たときに、隣り合う上下の切れ目において、上側の切れ目の下端よりも、下側の切れ目の上端が高い位置にあることが好ましい。このように、切れ目の端部がオーバーラップするように配置するため、断裁線以外の箇所で表面基材に破れが発生することなく擬似接着層から剥離される。
切れ目は、平行に配置された直線であり、切れ目の上端を結ぶ直線と下端を結ぶ直線とが、断裁線であることが好ましい。切れ目は、断裁方向に沿う直線部と、直線部の一端に連接する斜線部とを備えていてもよい。
表面基材の少なくとも一方の面の少なくとも一部の領域に隠蔽層を有することが好ましい。隠蔽層を設けることにより、粘着剤層に印刷して形成された情報や配送物等に記載されている情報を隠蔽することができる。
本考案によれば、表面基材を断裁線で分離して剥離する際に、断裁線以外の箇所で表面基材に破れが発生することなく擬似接着層から剥離することができ、更に断裁線で折れ曲がることなく、作業性の良い擬似接着の配送伝票を提供できる。
本考案の第1実施形態に係る配送伝票を模式的に示す平面図である。 図1のII-II断面図である。 図1のIII-III断面図である。 本考案の第2実施形態に係る配送伝票を模式的に示す断面図である。 本考案の第2実施形態に係る配送伝票を模式的に示す平面図である。 本考案の第2実施形態に係る配送伝票の断裁線の部分拡大図である。 本考案の第3実施形態に係る配送伝票の断裁線の部分拡大図である。 本考案の第4実施形態に係る配送伝票の断裁線の部分拡大図である。 本考案の第4実施形態に係る配送伝票の分離線の変形例を示す部分拡大図である。 本考案の第5実施形態に係る配送伝票を模式的に示す平面図である。 本考案の第5実施形態に係る配送伝票を模式的に示す断面図である。 本考案の第5実施形態に係る配送伝票の断裁線の部分拡大図である。 本考案の第6実施形態に係る配送伝票の断裁線の部分拡大図である。
以下、図面を参照しつつ本考案の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、本考案の第1実施形態に係る配送伝票を模式的に示す平面図である。図2は本考案の第1実施形態に係る配送伝票のカット部の断面図であり、図3は本考案の第1実施形態に係る配送伝票の筋目部の断面図である。
図1に示すように、本考案の第1実施形態に係る配送伝票10は、略中央部に断裁線20を備えた表面基材11を備え、図2、3に示すように、表面基材11の裏面に擬似接着される擬似接着層12、擬似接着層12の裏面に接着された粘着剤層13がこの順に積層された積層構造を備える。粘着剤層13の裏面には剥離基材14が貼着されており、配送伝票10は、剥離基材14が粘着剤層13から剥離され、露出した粘着剤層13によって、被着物(図示せず)に貼着されて使用される。擬似接着層12は、表面基材11の裏面に剥離可能に擬似接着されており、被着物に貼着された状態で、表面基材11は擬似接着層12から剥離される。
断裁線20は、表面基材11を左右の矩形シート(これらをラベル部21、22という)として分離して擬似接着層12から剥離可能とするために設けられる。本実施形態では、断裁線20は、表面基材11の下辺10Aから上辺10Bまで直線的に縦方向に延在する。
断裁線20は、カット部20aと筋目部20bとを備える。図2に示すように、カット部20aは、表面基材11の表面から切り込まれて、表面基材11、擬似接着層12、及び粘着剤層13を貫通するものである。ただし、カット部20aは、表面基材11を裏面まで貫通していれば、擬似接着層12及び粘着剤層13は切り込まれていなくても良い。図3に示すように、筋目部20bは、表面基材11がカットされずに表面基材11の途中の深さまで窪んだ筋状の窪み、又は裏面までは貫通せずに表面基材11の表面から表面基材11の途中の深さまで切り込まれて形成された切り込み線である。断裁線20は、カット部20aと筋目部20bとが交互に配置されており、断裁しやすくするために、両端部20x、20yがカット部20aとなっている。断裁線20は、縦方向に平行な直線状のカット部20a、筋目部20bが連なり一条の直線状となるものであるが、筋目部20bは、筋状の窪みであるか、又はカット部20aよりも切り込み深さが浅いため、断裁線20を正面から見るとミシン目状に見える。
カット部20aは筋目部20bより長い方が剥離するために好ましい。例えば、カット部20aは長さが0.2mm以上20mm未満であり、筋目部20bは長さが0.1mm以上1.5mm未満であることが好ましい。カット部20aが筋目部20bより短くなると、剥離の際に断裁線20以外の箇所で破れる恐れがある。
カット部20aの長さは、0.3mm以上9.0mm未満であることがより好ましい。カット部20aが長すぎると、剥離基材14を粘着剤層13から剥離する際に、配送伝票10が断裁線20で折れ曲がりやすくなる場合がある。一方、カット部20aが短すぎると断裁線20以外の箇所で表面基材11が破れる恐れがある。
筋目部20bの長さは、0.2mm以上0.9mm未満であることがより好ましい。筋目部20bが長すぎると、断裁線20以外の箇所で表面基材11が破れる恐れがある。一方、筋目部20bが短すぎると、剥離基材14を粘着剤層13から剥離する際に、配送伝票10が断裁線20で折れ曲がりやすくなる場合がある。
筋目部20bの窪みの深さ又は切り込み深さは、表面基材11の表面から厚さ方向に対し、表面基材11の厚みの15%以上95%以下であることが好ましく、25%以上90%以下であることがより好ましい。ここで、窪みの深さ又は切り込み深さは、表面基材11の表面からの深さである。筋目部20bの窪みの深さ又は切り込み深さが浅すぎる場合には、断裁線20以外の箇所で表面基材11が破れる恐れがある。一方、筋目部20bの窪みの深さ又は切り込み深さが深すぎる場合には、剥離基材14を粘着剤層13から剥離する際に、配送伝票10が断裁線20で折れ曲がりやすくなる場合がある。なお、表面基材11の厚みおよび筋目部20bの窪みの深さ又は切り込み深さは、筋目部20bに直交するように表面基材11を裁断し、その断面を電子顕微鏡により観察することにより測定できる。
表面基材11は、例えば上質紙、熱転写用紙、クラフト紙、グラシン紙、感熱紙、合成紙、又はプラスティックフィルムが使用される。表面基材11の厚みは、例えば15〜120μm、好ましくは20〜110μmであり、更に好ましくは30〜100μmである。表面基材11は、例えばその表面が文字等の情報が表示されるための面に使用される。
擬似接着層12は、表面基材11に剥離可能に擬似接着されるものであれば、特に限定されないが、熱可塑性樹脂層であることが好ましい。熱可塑性樹脂層は、例えば、加熱溶融された熱可塑性樹脂が表面基材11の裏面に押出積層されることにより形成される。熱可塑性樹脂層を形成するための熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等が単独で又は2種類以上混合されて使用される。熱可塑性樹脂層の厚さは、特に限定されないが、例えば3〜70μm、好ましくは5〜50μmである。
表面基材11の裏面には、擬似接着層12から表面基材11を容易に剥離できるように、離型剤層が被膜されていても良い。離型剤層は、特に限定されないが、スチレン−アクリル共重合体、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、エチレン酢酸ビニル共重合体、アクリル酸エステル、アクリル酸エステル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体などからなる離型剤によって形成される。なお、表面基材11は、離型剤層が設けられる場合には、擬似接着層12と離型剤層との界面で剥離される。また、表面基材11は、その裏面にさらに上記熱可塑性樹脂で形成された熱可塑性樹脂層と、上記離型剤層とがこの順に設けられたものであっても良い。
粘着剤層13は、擬似接着層12の裏面側に設けられ、配送伝票10を被着物に粘着させるための層であって、アクリル系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤等の従来公知の粘着剤から形成される。粘着剤層13の厚さは、特に限定されないが、例えば5〜50μm、好ましくは10〜40μmである。剥離基材14は、粘着剤層13に貼着されるための表面がシリコーン系剥離剤等によって離型処理された剥離シート等である。
粘着剤層13は、例えば、剥離基材14の表面に粘着剤が塗布されて形成される。そして、その剥離基材14の上に形成された粘着剤層13に、表面基材11の上に積層された擬似接着層12が貼り合わされることにより、配送伝票10が得られる。但し、粘着剤層13は、表面基材11に積層されている擬似接着層12の裏面の上に直接塗布して形成され、その上に剥離基材14が貼り合わされて配送伝票10が形成されても良い。
次に、配送伝票10の打ち抜き加工及び断裁線20の加工について説明する。図1に示すように、配送伝票10は、打ち抜き加工が施されることにより、表面基材11、擬似接着層12、及び粘着剤層13が打ち抜き切断された後、カス上げによって不要部分が剥離基材14から取り除かれ、下辺10A及び上辺10Bを長辺とし、左右の側辺10C、10Dを短辺とする略矩形のラベルに形成される。打ち抜き加工と共に略中央部に断裁線20を入れるためのミシン目加工が施され、表面基材11の略中央部にミシン目状の断裁線20が形成される。
打ち抜き加工及びミシン目加工は、例えば、凸状押切刃を回転駆動ローラの表面に設けたダイカッタを用いるダイカットによって行われる。そのうち、ミシン目加工に用いるダイカッタは、凸状押切刃の刃先表面に、刃高さが異なる凹部と凸部が軸方向に交互に連続して形成された凹凸形状のダイカッタである。ここにおいて、刃高さとは、凸状押切刃の表面基材11への押圧面(刃の基端部)から刃先(刃の先端部)までの高さを指す。
表面が凹凸形状のダイカッタを表面基材11の表面に押し当てると、ダイカッタの凸部が表面基材11、擬似接着層12及び粘着剤層13を貫通することによってカット部20aが形成される。またダイカッタの凹部が押し当てられることによって、表面基材11の表面がカットされずに窪み、あるいは表面基材11の途中までカットされることにより筋目部20bが形成される。このように、表面が凹凸形状のダイカッタを用いることにより、表面基材11の表面からの深さが異なるカット部20aと筋目部20bが同時に形成されるので、断裁線20の形成が容易となる。また、凹部の刃高さを調整することにより、筋目部20bの窪みの深さ又は切り込み深さを適宜調節することが可能となる。なお、打ち抜き加工及びミシン目加工は、レーザー照射等によって行われても良い。
次に、配送伝票10における表面基材11の剥離方法について説明する。
表面基材11のラベル部22の切り離しは、例えば、下辺10Aと断裁線20が交差する位置にあるラベル部22の角部22Cを剥離開始部として摘まんで表面基材11を矢印Aの方向に引き剥がすことにより行う。角部22Cを摘まんで矢印Aの方向に引き剥がすと、ラベル部22は、図1に示すカット部20yより剥離が開始され、各カット部20aの間の筋目部20bを破断しながら、断裁線20に沿って剥離される。つまり、ラベル部22は、ラベル部21側を擬似接着層12上に残した状態で、断裁線20に沿って断裁されながら擬似接着層12から剥離される。なお、ラベル部22は、上辺10Bと断裁線20が交差する位置にある角部22Dが剥離開始部として剥離される場合も同様に剥離される。
本考案の第1実施形態に係る配送伝票10によれば、断裁線20を深さの異なるカット部20aと筋目部20bによって形成したため、表面基材11を断裁線20で断裁しながらラベル部21、22に分離して剥離する際に、断裁線20以外の箇所で表面基材11に破れが発生することなく、容易に擬似接着層12から剥離することができる。また、断裁線20に沿ってラベル部21、22の2つに分離しながら容易に剥離されるため、表面基材11の紙の流れ方向に関係なく剥離可能となり、断裁線20が流れ方向に対して垂直方向に形成されている場合であっても表面基材11が破れにくくなる。
また、断裁線20は、表面基材11を貫通しない筋目部20bを備えるため、断裁線20で配送伝票10が折れ曲がりにくくなる。
また、本考案の第1実施形態においては、ラベル部22を先に剥離したが、ラベル部22ではなく、ラベル部21を先に剥離しても構わない。この場合には、例えば、下辺10Aと断裁線20が交差する位置にあるラベル部21の角部21C、上辺10Bと断裁線20が交差する位置にある角部21Dが、剥離開始部として使用される。
なお、本実施形態では、表面基材11等にマーク等が付されて、例えば、角部22Cがラベル部22の剥離開始部であることが示されていても良い。
さらに、マーク等が付されて、剥離開始部の位置が予め定められている場合には、断裁線20における両端部20x、20yのいずれか一方は、筋目部20bであっても良い。例えば、角部22Cや角部21Cが剥離開始部として予め定められている場合には、角部22Dや角部21Dから剥離を開始しやすくする必要はないので、断裁線20の上側の端部20xは、筋目部20bであっても良い。
また、断裁線20のカット部20aと筋目部20bの間隔や幅は、均等でも非均等であっても構わないし、断裁線20は、直線に限定されず曲線であっても構わない。
なお、本実施形態において、ラベル部21、22は略矩形であったが、その形状は矩形に限定されず、例えば三角形等他の多角形でも良いし、円形等であっても良い。矩形形状以外の場合であっても、断裁線20から表面基材11が剥離される。
また、配送伝票10の構造や材質は、上記実施形態に限定されない。例えば、表面基材11、擬似接着層12、粘着剤層13以外の層を備えたものであっても構わない。
更に、本第1実施形態の変形例として、表面基材11と擬似接着層12との間に、表面基材11の少なくとも一部の領域を遮蔽する隠蔽層(図示せず)を設けても構わない。隠蔽層を設けることにより、粘着剤層13に印刷して形成された情報や配送物等に記載されている情報を隠蔽することができる。このような隠蔽層は、有色顔料を含有する樹脂を表面基材11の下面の少なくとも一部の領域に積層することにより形成される。なお、隠蔽層は、表面基材11の裏面全体を完全に覆うように形成されている必要はなく、ランダムな図形や文字等を情報が隠れるように配置されていても構わない。また、隠蔽層は完全に層状に形成されている必要はなく、多少、粘着剤層13が透けて見えていても構わない。また、隠蔽層は、表面基材11を剥離する際に、擬似接着層12との間で剥がれない程度の粘着力で擬似接着層12と接着されていればよい。
<第2実施形態>
次に、本考案の第2実施形態に係る配送伝票を図4〜6を用いて説明する。図4は、本考案の第2実施形態に係る配送伝票を模式的に示す断面図である。図5は配送伝票を模式的に示す平面図であり、図6は断裁線の部分拡大図である。なお、以下の説明では、第1実施形態と同一の構成を有する部材については、同一の符号を付して説明を省略する。
図4に示すように、本考案の第2実施形態に係る配送伝票10は、表面基材11の表面から多数の切れ目131〜133が切り込まれており、後述するように、切れ目131〜133によって断裁線120(図5参照)が構成される。切れ目131〜133は、図4に示すように、表面基材11の表面から切り込まれて、表面基材11、擬似接着層12、及び粘着剤層13を貫通するものである。ただし、切れ目131〜133は、表面基材11の裏面まで貫通していれば、擬似接着層12及び粘着剤層13は切り込まれていなくても良い。
配送伝票10は、打ち抜き加工が施されることにより、表面基材11、擬似接着層12、及び粘着剤層13が打ち抜き切断された後、カス上げによって外周部の不要部分が剥離基材14から取り除かれ、下辺10A及び上辺10Bを長辺とし、左右の側辺10C、10Dを短辺とする略矩形のラベルに形成される。配送伝票10は、打ち抜き加工と共に略中央部にミシン目加工が施され、表面基材11の略中央部に断裁線120が形成される。打ち抜き加工及びミシン目加工は、例えば、ダイカッタが用いられて行われるが、レーザー照射等によって行われても良い。
図5に示すように、断裁線120は、表面基材11の下辺10Aから上辺10Bまで直線的に縦方向に延在する。断裁線120は、第1〜第3のカット線121、122、123が、近接して横方向に並べられて形成され複線状となる。図6に示すように、第1のカット線121は、縦方向(すなわち、断裁線120に沿う方向)に平行な直線状の切れ目131が、縦方向に間隔134をおいて複数並べられて形成されたものであり、縦方向に平行なミシン目状の直線となる。同様に、第2及び第3のカット線122、123はそれぞれ、縦方向に平行な直線状の切れ目132、133それぞれが、縦方向に間隔135、136をおいて複数並べられて形成されたものであり、縦方向に平行なミシン目状の直線となる。第2及び第3のカット線122、123は、第1のカット線121を両側から挟み込むように配置される。
第1のカット線121の切れ目131は、下辺10Aから上辺10Bまで間隔134をおいて連続的に設けられる。そして、第1のカット線121の最下端及び最上端に配置された切れ目131、131は、表面基材11の外縁である下辺10A及び上辺10Bに接続される。
第2及び第3のカット線122、123それぞれにおいて、切れ目132、133は、間隔134に対応する数が設けられる。各切れ目132、133は、第1のカット線121の間隔134それぞれの近傍において、間隔134を中心に対称的に、各間隔134を両側から塞ぐように配置される。つまり、各切れ目132、133は、その長さL2、L3が間隔134の長さD1よりも長くなる。そして、各切れ目132、133は、隣接する2本の切れ目131、131の上側の切れ目131の下端部、及び下側の切れ目131の上端部に、縦方向においてオーバーラップするように配置される。
本実施形態では、切れ目132、133の長さL2、L3が、間隔134の長さD1より長く、切れ目132、133が間隔134を確実に塞ぐため、後述するように、切れ目131の端部を起点とする表面基材11の横方向への破れが確実に防止される。なお、長さL2、L3は、例えば、0.2〜5mm、好ましくは0.3〜3mmである。
第1のカット線121の各切れ目131の長さL1は、間隔134の長さD1や、切れ目132、133の長さL2、L3よりも長くなることが好ましい。長さL1が長さD1、L2、L3より短くなると、第1のカット線121に沿って表面基材11が分離されにくくなり、破れが生じやすくなる。
本実施形態では、切れ目131の長さL1は、例えば0.3〜15mm、好ましくは0.4〜10mmであるとともに、長さL1に対する長さD1の比D1/L1は、例えば1/10〜2/3、好ましくは1/5〜1/2である。また、間隔134の長さD1は、例えば、0.1〜1.5mm、好ましくは0.2〜1.0mmである。長さL1が上記範囲より長くなり、あるいは、比D1/L1がこれら範囲未満となると、配送伝票10は、剥離基材14が取り除かれた後、断裁線120で折れ曲がりやすくなる。また、長さL1が上記範囲より短くなり、あるいは、D1/L1がこれら範囲より大きくなると、ラベル部を剥離する際、第1のカット線121に沿って表面基材11が分離されにくくなり、破れが生じやすくなる。
さらに、切れ目132、133の上端又は下端と、切れ目131との離間距離E1は、例えば0.1〜2mm、好ましくは0.2〜1.5mmである。離間距離E1が長すぎると、後述するように、一旦表面基材の破断が第2ないし第3のカット線122、123に進んだ後、第1のカット線121に戻りにくくなる。一方、離間距離E1が短すぎると、上記したような配送伝票の折れ曲がりが発生しやすくなる。
次に、配送伝票10における表面基材11の剥離方法について説明する。
表面基材11のラベル部22の切り離しは、例えば、下辺10Aと断裁線20が交差する位置にあるラベル部22の角部22Cを剥離開始部として摘まんで表面基材11を矢印Aの方向に引き剥がすことにより行う。角部22Cを摘まんで矢印Aの方向に引き剥がすと、ラベル部22は、ラベル部21側を残すように、断裁線120に沿って表面基材11を断裁しつつ擬似接着層12から剥離される。
第1のカット線121における最下端の切れ目131は、下辺10Aに接続され、したがって剥離方向Aにラベル部22が引き剥がされると、ラベル部22の剥離が、第1のカット線121の切れ目131に沿って開始される。ここで、剥離方向Aは断裁線120に対して斜め方向であるため、ラベル部22の破断は、切れ目131の上端から縦方向に進み、間隔134を介して、次の切れ目131に進むこともあるが、切れ目131の上端から横方向へ進むこともある。
本実施形態では、この切れ目131の上端から横方向へ進む破断は、ラベル部22側から間隔134を塞ぐように配置された、第2のカット線122の切れ目132により止められる。すなわち、切れ目131の上端から横方向に破断しても、その破断は、切れ目131の上端に隣接する切れ目132に進み、ラベル部22の剥離は、その切れ目132に沿って再び縦方向に進むこととなる。そして、ラベル部22の剥離は、その切れ目132の上端まで進むと、その上端から隣接する次の切れ目131に戻ることとなる。このように本実施形態では、切れ目131の上端から表面基材11の破断が一旦横方向に進んでも、ラベル部22の剥離は、第1のカット線121の切れ目131を順次進むこととなり、ラベル部22が横方向に大きく破れることが防止される。勿論、断裁線120と上辺10Bが交差する位置にあるラベル部22の角部22Dからラベル部22が剥がされる場合も同様の作用により破れが防止される。
なお、以上の説明では、2つのラベル部のうち、ラベル部22が先に剥離されるときの動作について説明したが、ラベル部21が、その角部21D、22Dを剥離開始部として、先に剥離される際にも同様の作用により第3のカット線123の切れ目133によってラベル部21の破れが防止される。さらに、一方のラベル部が剥がされた後、残ったラベル部は、擬似剥離層12から適宜剥離される。
以上のように、本考案の第2実施形態では、ミシン目状のカット線121〜123が複線状に設けられたため、断裁線120に沿ってラベル部21、22が分離して剥離される際、表面基材11に破れが発生しにくくなる。また、各カット線121〜123は、ミシン目状であるため、剥離基材11から剥離した配送伝票は、断裁線120において折り曲がりにくく、配送伝票を被着体に貼着する際の作業性が良好となる。
また、ラベル部21、22は断裁線120に沿って容易に縦方向に切れるため、断裁線120が流れ方向やフィルムの延伸方向に対して垂直に形成されている場合であっても表面基材11が破れにくくなる。
なお、本実施形態では、表面基材11等にマーク等が付されて、例えば、角部22Cがラベル部22の剥離開始部であることが示されていても良い。
さらに、マーク等が付されて、剥離開始部の位置が予め定められている場合には、第1のカット線121における最上端及び最下端の切れ目131のいずれか一方は、表面基材11の外縁(すなわち、上辺10B又は下辺10A)に接続しなくても良い。例えば、角部21C、22Cが剥離開始部と予め定められている場合には、角部21D、22Dから剥離を開始しやすくする必要はないので、第1のカット線121の最上端における切れ目131は、上辺10Bに接続しなくても良い。
また、本実施形態の変形例として、第1実施形態の変形例と同様に、表面基材11と擬似接着層12との間に、表面基材11の少なくとも一部の領域を遮蔽する隠蔽層(図示せず)を設けても構わない。隠蔽層を設けることにより、粘着剤層13に印刷して形成された情報や配送物等に記載されている情報を隠蔽することができる。
<第3実施形態>
次に、本考案の第3実施形態に係る配送伝票を図7を用いて説明する。図7は、本考案の第3の実施形態に係る断裁線を示す。第3実施形態は、第2及び第3のカット線における切れ目の形状を除いて、第2実施形態と同様である。以下、第3実施形態について、第2実施形態との相違点を説明する。
第3実施形態では、第2及び第3のカット線142、143における切れ目152、153は、両端が第1のカット線121に近づくように傾斜した線状となっている。具体的には、切れ目152、153は、縦方向(断裁線120に沿う方向)に対して傾斜する2本の同じ長さの直線部が連接して成る「く」の字状の切れ目である。各切れ目152、153は、縦方向における長さL5、L6が、第1のカット線131の間隔134の長さD1より長くなっており、両側から間隔134を塞ぐように配置される。なお、本実施形態において、切れ目152、153の長さL5、L6、及び、切れ目152、153の上端又は下端と切れ目131との離間距離E2は、第2実施形態における長さL2、L3及び離間距離E2と同様であるので、その説明は省略する。
切れ目152は、その両端が、横方向において同じ位置に配置される。したがって、第2のカット線142における全ての切れ目152の両端を結んだ仮想線α1は、縦方向に延在する直線状となる。第3のカット線143においても同様に、切れ目153の両端を結んだ仮想線α2は、縦方向に延在する直線状となる。すなわち、第2及び第3のカット線142、143はそれぞれ、複数の切れ目152、153が間隔155、156をおいて、縦方向に直線的に並べられたものである。
本実施形態では、切れ目152、153は、両端が第1のカット線121に近づくように傾斜しているため、表面基材11の破断が一旦、第1のカット線121の切れ目131から切れ目152、153に進んでも、その破断は、切れ目152、153から、切れ目131に戻りやすくなり、表面基材11の破れがより防止されやすくなる。
なお、第3実施形態では、切れ目152、153は、両端が第1のカット線121に近づくように傾斜しているものであれば、他の形状であっても良く、例えば曲線状であっても良い。勿論、第2及び第3のカット線の切れ目は、表面基材11の横方向への破断を防止できるものであれば上記したものに限定されず、他の形状であっても良い。
また、本実施形態においても、第1実施形態の変形例と同様に、表面基材11と擬似接着層12との間に、表面基材11の少なくとも一部の領域を遮蔽する隠蔽層(図示せず)を設けても構わない。
<第4実施形態>
次に、本考案の第4実施形態に係る配送伝票を図8を用いて説明する。図8は、第4実施形態における断裁線を示す拡大平面図である。以下、本実施形態について第2実施形態との相違点を説明する。
第4実施形態では、第3のカット線が省略されており、断裁線160は、2本のカット線(第1及び第2のカット線121、122)によって複線状に形成される。そのため、第1のカット線121の間隔134は、一方のラベル部22側から切れ目132によって塞がれるが、他方のラベル部21側からは切れ目によって塞がれない。
したがって、2つのラベル部のうち、切れ目によって間隔134が塞がれていないラベル部21側から先に剥離されると、横方向の破断が切れ目によって防止されにくくなるので、表面基材11に破れが生じやすくなる。そのため、本実施形態では、配送伝票は、2つのラベル部のうち、ラベル部22が先に剥離されるように設計されることが好ましい。例えば、ラベル部22が受領票とされ、ラベル部21が配達票とされることが好ましい。また、ラベル部22を先に剥離すべきであることが、表面基材等に表示されても良い。
なお、本実施形態のように、第3のカット線が省略される場合も、第2のカット線の切れ目の形状は、直線状に限定されず、図9に示すように、第3実施形態と同様に、「く」の字状の切れ目152であっても良いし、他の形状のものであっても良い。
なお、上記各実施形態において、ラベル部21、22は略矩形であったが、その形状は矩形に限定されず、例えば三角形等他の多角形でも良いし、円形等であっても良い。また、配送伝票10の構造や材質は、上記実施形態に限定されない。例えば、表面基材11、擬似接着層12、粘着剤層13以外の層を備えたものであっても構わない。また、各カット線の間隔や切れ目の長さは、均等でも非均等であっても構わないし、各カット線は、直線に限定されず曲線であっても構わない。
また、本実施形態においても、第1実施形態の変形例と同様に、表面基材11と擬似接着層12との間に、表面基材11の少なくとも一部の領域を遮蔽する隠蔽層(図示せず)を設けても構わない。
<第5実施形態>
次に、本考案の第5実施形態に係る配送伝票を図10〜12を用いて説明する。図10は、本考案の第5実施形態に係る配送伝票を模式的に示す平面図であり、図11はその断面図、図12は断裁線の部分拡大図である。なお、以下の説明では、第1実施形態と同一の構成を有する部材については、同一の符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、本考案の第5実施形態に係る配送伝票10は、略中央部にミシン目状の断裁線220を備えた表面基材11を備える。断裁線220は、縦方向に沿って間隔を置いて形成された複数の直線状の切れ目によってミシン目状に形成される。図12に断裁線220の部分拡大図として、第1の切れ目201、第2の切れ目202、第3の切れ目203を示す。各切れ目201、202、203は、それぞれ長さaの直線であり、断裁線220の方向に対して角度α3となるように、斜め方向に形成されており、かつ、互いに平行に離間距離bで離間配置される。
断裁線220は、このように配置された切れ目201、202、203が、縦方向に沿って連続して形成される。そして、断裁線220の最下端に配置される切れ目201の下端201aは、表面基材11の外縁である下辺10Aに接続する。同様に、断裁線220の最上端に配置される切れ目(不図示)の上端も、上辺10Bに接続する。
図12に示すように、本実施形態では、断裁線220を縦に見たときに、隣り合う上下の切れ目201、202において、上側の切れ目202の下端202aよりも、下側の切れ目201の上端201bが高い位置にある。すなわち、切れ目201の上端201bは、断裁線20に沿う方向において、次の切れ目202の下側部分にオーバーラップする。隣り合う切れ目202、203も同様である。
図12において破線で示す直線L11は、各切れ目201、202、203の下端201a、202a、203aを結ぶ直線であり、断裁線220の方向と平行である。同様に、図12において破線で示す直線L12は、各切れ目201、202、203の上端201b、202b、203bを結ぶ直線であり、断裁線20の方向と平行である。このように、各切れ目201、202、203の両端部を結ぶ直線L11、L12が互いに平行となるように、切れ目201、202、203は配置される。そして、断裁線220は、全体として、直線L11、L12によって画成された一条の帯状の領域となる。
各切れ目201、202、203は、図11に示すように、表面基材11の表面から切り込まれて、表面基材11、擬似接着層12、及び粘着剤層13を貫通するものである。ただし、各切れ目は、表面基材11を貫通していれば、擬似接着層12及び粘着剤層13は切り込まれていなくても良い。
各切れ目の長さaは、0.2mm以上20mm未満であることがより好ましい。切れ目が長すぎると、剥離基材14を粘着剤層13から剥離する際に、配送伝票10が断裁線220で折れ曲がりやすくなる場合がある。一方、切れ目が短すぎると断裁線220以外の箇所で表面基材11が破れる恐れがある。
離間距離bは、0.1mm以上1.5mm未満であることがより好ましい。離間距離が狭すぎると、剥離基材14を粘着剤層13から剥離する際に、配送伝票10が断裁線220で折れ曲がりやすくなる場合がある。一方、離間距離が広すぎると断裁線220以外の箇所で表面基材11が破れる恐れがある。
角度α3は、30度以上80度未満であることが好ましい。角度α3が小さすぎると、剥離基材14を粘着剤層13から剥離する際に、配送伝票10が断裁線220で折れ曲がりやすくなる場合がある。一方、角度α3が大きすぎると、断裁線220以外の箇所で表面基材11が破れる恐れがある。
次に、配送伝票10の打ち抜き加工及び断裁線220の加工について説明する。図10に示すように、配送伝票10は、打ち抜き加工が施されることにより、表面基材11、擬似接着層12、及び粘着剤層13が打ち抜き切断された後、カス上げによって外周部の不要部分が剥離基材14から取り除かれ、下辺10A及び上辺10Bを長辺とし、左右の側辺10C、10Dを短辺とする略矩形のラベルに形成される。打ち抜き加工と共に略中央部に断裁線220を入れるためのミシン目加工が施され、粘着剤層13まで打ち抜き切断されることにより、表面基材11の略中央部にミシン目状の断裁線220が形成される。
打ち抜き加工及びミシン目加工は、例えば、凸状押切刃を回転駆動ローラの表面に設けたダイカッタを用いるダイカットによって行われる。なお、打ち抜き加工及びミシン目加工は、レーザー照射等によって行われても良い。
次に、配送伝票10における表面基材11の剥離方法について説明する。
本考案の第5実施形態に係る配送伝票10において、図10に示すラベル部22の切り離しは、例えば、下辺10Aと断裁線20が交差する位置にあるラベル部22の角部22Cを剥離開始部として摘まんで、ラベル部22を剥離方向Aに引き剥がすことにより行う。角部22Cを摘まんで矢印Aの方向に引き剥がすと、ラベル部22は、図12に示す第1の切れ目201の下端201aから第1の切れ目201に沿って剥離される。ラベル部22が第1の切れ目201の上端201bまで剥離されると、第1の切れ目201の上端201bから剥離方向Aに沿う方向に表面基材11が破断される。ここで剥離方向Aは、切れ目201、202の傾斜する方向に交わる方向であり、切れ目201の上端201bの剥離方向Aの延長線上には、次の切れ目202が配置されている。そのため、上記破断は、剥離方向Aに沿う方向に進むことにより第2の切れ目202に到達する。
その後同様に、各切れ目の間の離間部分が連続的に破断され、ラベル部22は剥離される。つまり、ラベル部22は、ラベル部21側を擬似接着層12上に残した状態で、直線L1、L2によって画成された断裁線20の帯状領域のみで断裁されながら擬似接着層12から剥離される。
このように、本考案の第5実施形態に係る配送伝票10によれば、表面基材11をラベル部21、22に分離して剥離する際に、断裁線220の帯状領域以外で表面基材11に破れが発生することなく、容易に擬似接着層12から剥離することができる。また、断裁線220に沿ってラベル部21、22を2つに分離しながら容易に剥離できるため、表面基材11の紙の流れ方向やフィルムの延伸方向に関係なく剥離可能となり、断裁線220が流れ方向や延伸方向に対して垂直に形成されている場合であっても表面基材11が破れにくくなる。
また、断裁線220では、各切れ目201、202、203が断裁線220の方向に対して斜め方向に形成されているため、配送伝票10が断裁線220で折れ曲がりにくくなる。さらに、各切れ目の端部が、次の切れ目とオーバーラップするため、断裁線以外の箇所で表面基材に破れが発生しにくくなる。
なお、本実施形態では、上記したように、各切れ目201、202、203の斜め方向に剥離する方向が交わらないと、ラベル部を剥離することは難しい。すなわち、上記実施形態では、上辺10Bと断裁線220が交差する位置にあるラベル部22の角部22Dを剥離開始部として、ラベル部22を剥離することは難しい。そのため、表面基材11等にマーク等が付されて、例えば、角部22Cがラベル部22の剥離開始部であることが示されていても良い。また、表面基材11上に剥離方向Aを示した矢印が付されても良い。
また、本考案の実施形態において、ラベル部22を先に剥離したが、ラベル部21を先に剥離しても構わない。この際、ラベル部21は、上辺10Bと断裁線220が交差する角部21Dを剥離開始部として剥離されることにより、上記したように断裁線220に沿って剥離されることになる。ラベル部21も、ラベル部22と同様に、剥離方向が各切れ目201、202、203の斜め方向に交わらないと剥離が困難であるため、角部21Dを剥離開始部として示すマークや、剥離方向を示す矢印等が付されても良い。
なお、配送伝票10は、2つのラベル部のうち、いずれのラベル部が先に剥離されるかが予め決まっている場合がある。例えば、配送伝票が配送伝票に使用され、ラベル部22が受領票、ラベル部21が配達票とされると、ラベル部22が先に剥離されることとなる。このような場合、ラベル部22を角部22Cから剥離しやすくするために、断裁線220の下端における切れ目201は、下辺10Aに接続する必要があるが、上端における切れ目は、上辺10Bに接続する必要はない。
また、各切れ目201、202、203は、本実施形態では直線状に形成されているが、例えば、外側又は内側に湾曲する曲線であっても構わない。また、各切れ目201、202、203の断裁線20の方向に対する角度α3は、適宜設定することが好ましい。また、各切れ目201、202、203の間隔は均等でも非均等であっても構わないし、断裁線220は、曲線であっても構わない。
なお、隣り合う切れ目のオーバーラップする範囲を適宜設定することにより、様々な剥離方向に対して、断裁線以外の箇所で表面基材が破れることを防止することが可能となる。
また、各切れ目201、202、203の上端201b、202b、203bの剥離方向Aの延長線上に、次の切れ目が配置されれば本考案の課題が解決する。このため、ある程度剥離方向Aが限定される場合には、各切れ目201、202、203の上端201b、202b、203bの剥離方向Aの延長線上に次の切れ目の下端201a、202a、203aが位置するように配置すれば良い。この場合には、断裁線220における切込箇所が少なくなるため、表面基材11を剥離する際に、表面基材11の自重により切込部分で折れ曲がることを防止する効果が高くなる。このように、各切れ目201、202、203の長さ、断裁線の方向に対する角度、切れ目201、202、203の間の間隔等は、本考案を適用する配送伝票に応じて適宜設計可能である。
<第6実施形態>
次に、本考案の第6実施形態に係る配送伝票を図13を用いて説明する。第6実施形態では、断裁線220を構成する複数の切れ目の形状が第5実施形態と異なっている。以下、第6実施形態について第5実施形態との相違点について説明する。
図13に第2実施形態に係る配送伝票の断裁線220の部分拡大図として、第1の切れ目230、第2の切れ目240、第3の切れ目250を示す。図13に示すように、各切れ目230、240、250は、断裁線220の方向に沿う第1の直線部231、241、251と、第1の直線部231、241、251の上端231b、241b、251bに連接する斜線部232、242、252と、斜線部232、242、252の上端232b、242b、252bに連接し、第1の直線部231、241、251と平行な第2の直線部233、243、253とをそれぞれ備えたクランク状の屈曲線である。各切れ目230、240、250は、下端231a、241a、251aと上端233b、243b、253bとを結んだ直線が断裁線220に沿う方向と交差するように配置する。
第1の直線部231、241、251は、それぞれ長さgである。斜線部232、242、252はそれぞれ長さhであり、断裁線220の方向に対して角度α4となるように傾斜した状態で、互いに平行に離間配置される。第2の直線部233、243、253は、それぞれ長さiである。第1の直線部231、241、251と第2の直線部233、243、253とは、離間距離jで、互いに平行に離間配置される。すなわち、第1の切れ目230の第2の直線部233と、第2の切れ目240の第1の直線部241とは、互いに平行で、かつ一部が断裁線20の方向においてオーバーラップするように対向配置される。同様に、第2の切れ目240の第2の直線部243と、第3の切れ目250の第1の直線部251とは、互いに平行であり、かつ一部が断裁線の方向に沿ってオーバーラップするように互いに平行に離間配置される。このようにして、断裁線20は、全体として、直線L11、L12によって画成された一条の帯状の領域となる。
図13において直線L11は、各切れ目230、240、250の下端231a、241a、251aを含む第1の直線部231、241、251を結ぶ直線であり、断裁線の方向と平行である。同様に、図13において直線L12は、各切れ目230、240、250の上端233b、243b、253bを含む第2の直線部233、243、253を結ぶ直線であり、断裁線の方向と平行である。このように、直線L11、L12が互いに平行となるように、切れ目230、240、250は配置される。
断裁線220は、このように配置された切れ目230、240、250が、縦方向に沿って連続して形成される。また、断裁線220の両方の端部における切れ目は、第5実施形態と同様に、下辺10A及び上辺10Bに接続する。
各切れ目の全体の長さは、0.5mm以上20mm未満であることが好ましい。切れ目が長すぎると、剥離基材14を粘着剤層13から剥離する際に、配送伝票10が断裁線220で折れ曲がりやすくなる場合がある。一方、切れ目が短すぎると断裁線220以外の箇所で表面基材11が破れる恐れがある。
離間距離jは、0.2mm以上5mm未満であることが好ましい。離間距離が狭すぎると、剥離基材14を粘着剤層13から剥離する際に、配送伝票10が断裁線220で折れ曲がりやすくなる場合がある。一方、離間距離が広すぎると断裁線220以外の箇所で表面基材11が破れる恐れがある。
角度α4は、15度以上80度未満であることが好ましい。角度α4が大きすぎると、剥離基材14を粘着剤層13から剥離する際に、配送伝票10が断裁線220で折れ曲がりやすくなる場合がある。一方、角度α4が小さすぎると、断裁線220以外の箇所で表面基材11が破れる恐れがある。
本実施形態でも、第5実施形態と同様に、ラベル部22が角部22Cから、切れ目の斜め方向に対して交わる剥離方向Aに引き剥がされることにより、切れ目の上端と次の切れ目の間が破断されつつ、断裁線20に沿ってラベル部22が剥離されることになる。ラベル部21が剥離される場合も同様である。
また、本実施形態においても、第5実施形態と同様に、ラベル部21、22を剥離する際に、表面基材11の破れが防止されるとともに、剥離基材から剥がされた配送伝票10が断裁線220で折れ曲がりにくくなる。また、本実施形態では、断裁線220の方向と平行な第1の直線部231、241、251と第2の直線部233、243、253を有することにより、断裁面に凹凸ができにくくなる。
各切れ目230、240、250の直線部231、241、251、233、243、253は、例えば、外側又は内側に湾曲する曲線であっても構わない。また、各斜線部232、242、252の断裁線の方向に対する角度α4は、適宜設定することが好ましい。また、各切れ目230、240、250の間隔は均等でも非均等であっても構わないし、断裁線20は、曲線であっても構わない。
なお、上記第5及び第6実施形態において、ラベル部21、22は略矩形であったが、その形状は矩形に限定されず、例えば三角形等他の多角形でも良いし、円形等であっても良い。矩形形状以外の場合であっても、断裁線220から表面基材11が剥離される。
また、切れ目の形状は上記実施形態に限定されない。例えば、直線とその一端に連続した斜線との組み合わせによる「へ」の字の形状を、直線が断裁線の方向に沿うように一列に断続的に形成したものや、波形線をその両端部が互いにオーバーラップするように一列に断続的に設けたものでも構わない。
なお、配送伝票10の構造や材質は、上記実施形態に限定されない。例えば、表面基材11、擬似接着層12、粘着剤層13以外の層を備えたものであっても構わない。
また、上記第5及び第6実施形態においても、第1実施形態の変形例と同様に、表面基材11と擬似接着層12との間に、表面基材11の少なくとも一部の領域を遮蔽する隠蔽層(図示せず)を設けても構わない。
10 配送伝票
11 表面基材
12 擬似接着層
13 粘着剤層
14 剥離基材
20、120、220 断裁線
20a カット部
20b 筋目部
21、22 ラベル部
121〜123 第1〜第3のカット線
131〜133 切れ目
201、202、203、230、240、250 切れ目

Claims (13)

  1. 表面基材と、前記表面基材に擬似接着される擬似接着層と、粘着剤層とがこの順に積層された積層構造を備え、前記粘着剤層が被着物に貼着された状態で、前記表面基材を前記擬似接着層から剥離可能な配送伝票であって、
    前記表面基材は、少なくとも2以上のラベル部に分離して前記擬似接着層から剥離可能とするための断裁線を備え、
    前記断裁線は、前記表面基材の裏面まで貫通するように切り込まれたカット部と、前記表面基材の裏面まで貫通せずに、前記表面基材の途中の深さまで窪み又は切り込まれた筋目部とが交互に形成されていることを特徴とする配送伝票。
  2. 前記断裁線は、両端部が前記カット部であることを特徴とする請求項1に記載の配送伝票。
  3. 前記表面基材の少なくとも一方の面の少なくとも一部の領域に隠蔽層を有する請求項1に記載の配送伝票。
  4. 表面基材と、前記表面基材に擬似接着される擬似接着層と、粘着剤層とがこの順に積層された積層構造を備え、前記粘着剤層が被着物に貼着された状態で、前記表面基材を前記擬似接着層から剥離可能な配送伝票であって、
    前記表面基材は、少なくとも2以上のラベル部に分離して前記擬似接着層から剥離可能とする断裁線を備え、
    前記断裁線は、複数の切れ目が間隔をおいて形成されたカット線が、少なくとも2本近接して並べられて複線状となり、前記少なくとも2本のカット線のうちの1本のカット線の間隔を塞ぐように、その間隔の近傍に他の1本のカット線の切れ目が配置されることを特徴とする配送伝票。
  5. 前記断裁線は、前記断裁線が、少なくとも3本近接して並べられて複線状となり、前記1本のカット線の前記間隔を両側から塞ぐように、他の2本のカット線の切れ目が配置されることを特徴とする請求項4に記載の配送伝票。
  6. 前記1本のカット線の各切れ目は、直線状であることを特徴とする請求項4に記載の配送伝票。
  7. 前記カット線のうちの前記他の1本又は2本のカット線の各切れ目は、直線状、あるいは両端が前記1本のカット線に近づくように傾斜した線状であることを特徴とする請求項4に記載の配送伝票。
  8. 前記表面基材の少なくとも一方の面の少なくとも一部の領域に隠蔽層を有する請求項4に記載の配送伝票。
  9. 表面基材と、前記表面基材に擬似接着される擬似接着層と、粘着剤層とがこの順に積層された積層構造を備え、前記粘着剤層が被着物に貼着された状態で、前記表面基材を前記擬似接着層から剥離可能な配送伝票であって、
    前記表面基材は、少なくとも2以上のラベル部に分離して前記擬似接着層から剥離可能とするためのミシン目状の断裁線を備え、
    前記断裁線は、線状の切れ目が間隔を置いて形成され、前記切れ目の少なくとも一部が、前記断裁線の方向に対して斜め方向に形成されていることを特徴とする配送伝票。
  10. 前記断裁線を縦に見たときに、隣り合う上下の切れ目において、上側の切れ目の下端よりも、下側の切れ目の上端が高い位置にあることを特徴とする請求項9に記載の配送伝票。
  11. 前記切れ目は、平行に配置された直線であり、前記切れ目の上端を結ぶ直線と下端を結ぶ直線とが、前記断裁線に平行であることを特徴とする請求項9に記載の配送伝票。
  12. 前記切れ目は、断裁線の方向に沿う直線部と、前記直線部の一端に連接する斜線部とを備えることを特徴とする請求項9に記載の配送伝票。
  13. 前記表面基材の少なくとも一方の面の少なくとも一部の領域に隠蔽層を有する請求項9に記載の配送伝票。
JP2012003796U 2012-06-22 2012-06-22 配送伝票 Expired - Lifetime JP3178213U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012003796U JP3178213U (ja) 2012-06-22 2012-06-22 配送伝票

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012003796U JP3178213U (ja) 2012-06-22 2012-06-22 配送伝票

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3178213U true JP3178213U (ja) 2012-09-06

Family

ID=48004966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012003796U Expired - Lifetime JP3178213U (ja) 2012-06-22 2012-06-22 配送伝票

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3178213U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018001665A (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 トッパン・フォームズ株式会社 分離構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018001665A (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 トッパン・フォームズ株式会社 分離構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5723411B2 (ja) 剥離可能なラベル付きのシート及び関連方法
US3230649A (en) Continuous, cut-back, pressure-sensitive label stock and labels
JP6171196B2 (ja) 蓋材、保形シート付き蓋材、及び包装体
JP6089448B2 (ja) 配送伝票
JP5699330B2 (ja) 配送伝票
JP5755973B2 (ja) 帳票印刷用シート及び配送用伝票
JP4487100B2 (ja) 情報保護シール
JP3178213U (ja) 配送伝票
JP5730618B2 (ja) 擬似接着ラベル
JP2016153857A (ja) ラベルシート
JP5994391B2 (ja) 配送伝票
CN209962573U (zh) 一种标签纸带
JP7131202B2 (ja) 積層シート
JP2012208470A (ja) 擬似接着ラベル
JP2012194532A (ja) 擬似接着ラベル
JP6276512B2 (ja) 袋状ラベル
CN202685599U (zh) 配送单据
JP6819137B2 (ja) 配送伝票
JP2012189946A (ja) 擬似接着ラベル
JP2012189738A (ja) 擬似接着ラベル
JP5064327B2 (ja) 擬似接着ラベル
JP3178210U (ja) 配送伝票
JP3178208U (ja) 配送伝票
JP2020006590A (ja) 積層シート
JP6781061B2 (ja) ライナーレスロール

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3178213

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150815

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term