JP3178209B2 - 変圧器内蔵高圧キャビネット及びその地中配電方式 - Google Patents
変圧器内蔵高圧キャビネット及びその地中配電方式Info
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- JP3178209B2 JP3178209B2 JP33534593A JP33534593A JP3178209B2 JP 3178209 B2 JP3178209 B2 JP 3178209B2 JP 33534593 A JP33534593 A JP 33534593A JP 33534593 A JP33534593 A JP 33534593A JP 3178209 B2 JP3178209 B2 JP 3178209B2
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B—BOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02B7/00—Enclosed substations, e.g. compact substations
- H02B7/06—Distribution substations, e.g. for urban network
- H02B7/08—Underground substations
Landscapes
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、配電ボックス、特に高
圧キャビネット、及びその地中配電方式に関するもので
ある。
圧キャビネット、及びその地中配電方式に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】図２に現在の配電方式である、６．６kV
ケーブルのπ連系系統図を示す。６．６kVケーブル９
は、高圧キャビネット１によって高圧需要家に、または
地上用変圧器４によって低圧（１００／２００Ｖ）に降
圧されて低圧需要家に給電される。高圧キャビネット１
は、モールドジスコン（断路器）２及び負荷開閉器３に
よって構成される。詳細構造を図４に示す。図４におい
て、高圧キャビネット１の内部には、モールドジスコン
２と負荷開閉器３が据えられており、モールドジスコン
２上部には、幹線同志を接続し、かつ負荷開閉器３と接
続されるモールドブスバー１１が取付けられ、モールド
ジスコン２下部には、幹線ケーブル９が接続され、負荷
開閉器３の下部には、高圧需要家への分岐ケーブル１２
が接続されている。
ケーブルのπ連系系統図を示す。６．６kVケーブル９
は、高圧キャビネット１によって高圧需要家に、または
地上用変圧器４によって低圧（１００／２００Ｖ）に降
圧されて低圧需要家に給電される。高圧キャビネット１
は、モールドジスコン（断路器）２及び負荷開閉器３に
よって構成される。詳細構造を図４に示す。図４におい
て、高圧キャビネット１の内部には、モールドジスコン
２と負荷開閉器３が据えられており、モールドジスコン
２上部には、幹線同志を接続し、かつ負荷開閉器３と接
続されるモールドブスバー１１が取付けられ、モールド
ジスコン２下部には、幹線ケーブル９が接続され、負荷
開閉器３の下部には、高圧需要家への分岐ケーブル１２
が接続されている。
【０００３】高圧キャビネット１は、高圧需要家の為に
配置されるという性格上、歩道上の設置物を減らすとい
う観点からも、高圧需要家の敷地内、例えばビルの壁面
等に埋込むなどの設置方法がとられている。
配置されるという性格上、歩道上の設置物を減らすとい
う観点からも、高圧需要家の敷地内、例えばビルの壁面
等に埋込むなどの設置方法がとられている。
【０００４】図２において、地上用変圧器４は、高圧分
岐装置５、高圧限流ヒューズ６、変圧器７及び低圧限流
ヒューズ８によって構成される。詳細構造を図５に示
す。図５において、地上用変圧器４の内部中央部に絶縁
油１３に浸された変圧器７が据えられており、左側面に
高圧（６．６kV）側、右側面に低圧（１００／２００
Ｖ）側が配されている。高圧側において、高圧ケーブル
１４のケーブル端末部１５と高圧ブッシング１６によっ
て、図２における高圧分岐装置５が構成される。高圧ブ
ッシング１６はブスバー１７によって幹線接続され、か
つ高圧カットアウト１８に接続される分岐線１９を分岐
している。高圧カットアウト１８内には図２における高
圧限流ヒューズ６が内蔵され、ヒューズ６は変圧器７に
リード線にて接続される。
岐装置５、高圧限流ヒューズ６、変圧器７及び低圧限流
ヒューズ８によって構成される。詳細構造を図５に示
す。図５において、地上用変圧器４の内部中央部に絶縁
油１３に浸された変圧器７が据えられており、左側面に
高圧（６．６kV）側、右側面に低圧（１００／２００
Ｖ）側が配されている。高圧側において、高圧ケーブル
１４のケーブル端末部１５と高圧ブッシング１６によっ
て、図２における高圧分岐装置５が構成される。高圧ブ
ッシング１６はブスバー１７によって幹線接続され、か
つ高圧カットアウト１８に接続される分岐線１９を分岐
している。高圧カットアウト１８内には図２における高
圧限流ヒューズ６が内蔵され、ヒューズ６は変圧器７に
リード線にて接続される。
【０００５】低圧側において、低圧ケーブル２０は、低
圧限流ヒューズ８を通して変圧器７に接続される低圧ブ
ッシング２１に接続される。
圧限流ヒューズ８を通して変圧器７に接続される低圧ブ
ッシング２１に接続される。
【０００６】地上用変圧器４は、数多くの低圧需要家に
給電するために設置されるため、高圧キャビネットの様
に需要家内に設置することはできず、通常歩道上に設置
されている。
給電するために設置されるため、高圧キャビネットの様
に需要家内に設置することはできず、通常歩道上に設置
されている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】先に示した様に、現在
の配電方式では、地上用変圧器は歩道上に設置すること
が不可欠である。これは、都市景観を損なうばかりでな
く歩行者の円滑な歩行の妨げとなり、改善が望まれてい
た。
の配電方式では、地上用変圧器は歩道上に設置すること
が不可欠である。これは、都市景観を損なうばかりでな
く歩行者の円滑な歩行の妨げとなり、改善が望まれてい
た。
【０００８】本発明の目的は、前記した従来技術の欠点
を解消し、景観上問題とならず、歩行者の歩行の安全を
確保する新規な配電方式を提供することにある。
を解消し、景観上問題とならず、歩行者の歩行の安全を
確保する新規な配電方式を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、現行の
高圧キャビネットと地上用変圧器とを融合させ、１台の
機器とし、その１台の機器を高圧需要家設備としたこと
にある。
高圧キャビネットと地上用変圧器とを融合させ、１台の
機器とし、その１台の機器を高圧需要家設備としたこと
にある。
【００１０】即ち、本発明の上記目的は、 ６．６kV
地中ケーブルのπ連系地中配電方式の断路器、負荷開閉
器等から構成される高圧需要家への引込用配電箱におい
て、前記構成物の他、高圧限流ヒューズ、変圧器、低圧
限流ヒューズ、低圧ケーブルを当該断路器、負荷開閉器
等とともに共通の箱内に内蔵させ、１台によって高圧需
要家及び低圧需要家の両方に給電するようにしたことを
特徴とする変圧器内蔵高圧キャビネット。
地中ケーブルのπ連系地中配電方式の断路器、負荷開閉
器等から構成される高圧需要家への引込用配電箱におい
て、前記構成物の他、高圧限流ヒューズ、変圧器、低圧
限流ヒューズ、低圧ケーブルを当該断路器、負荷開閉器
等とともに共通の箱内に内蔵させ、１台によって高圧需
要家及び低圧需要家の両方に給電するようにしたことを
特徴とする変圧器内蔵高圧キャビネット。
【００１１】 前記変圧器内蔵高圧キャビネットが請
求項１記載のものであることを特徴とする地中配電方
式。
求項１記載のものであることを特徴とする地中配電方
式。
【００１２】によって達成される。
【００１３】
【実施例】図１に本発明の変圧器内蔵高圧キャビネット
を使用した場合の系統図を示す。変圧器内蔵高圧キャビ
ネット２２は、モールドジスコン（断路器）２、負荷開
閉器３、高圧限流ヒューズ６、変圧器７及び低圧限流ヒ
ューズ８によって構成され、これらは共通の箱内に内蔵
され（図３参照）、本機器１台によって高圧需要家及び
低圧需要家の両方に給電するものである。図３に本発明
の変圧器内蔵高圧キャビネットの一実施例を示す。変圧
器内蔵高圧キャビネット２２内中央部にはモールドジス
コン２が、左側には負荷開閉器３が、右側には変圧器ケ
ース２３が据えられ、これらが共通の箱内に整然と納め
られている。モールドジスコン２上部には、幹線同志を
接続し、かつ負荷開閉器３と接続されるモールドブスバ
ー１１が取付けられているリード線２４が接続してい
る。
を使用した場合の系統図を示す。変圧器内蔵高圧キャビ
ネット２２は、モールドジスコン（断路器）２、負荷開
閉器３、高圧限流ヒューズ６、変圧器７及び低圧限流ヒ
ューズ８によって構成され、これらは共通の箱内に内蔵
され（図３参照）、本機器１台によって高圧需要家及び
低圧需要家の両方に給電するものである。図３に本発明
の変圧器内蔵高圧キャビネットの一実施例を示す。変圧
器内蔵高圧キャビネット２２内中央部にはモールドジス
コン２が、左側には負荷開閉器３が、右側には変圧器ケ
ース２３が据えられ、これらが共通の箱内に整然と納め
られている。モールドジスコン２上部には、幹線同志を
接続し、かつ負荷開閉器３と接続されるモールドブスバ
ー１１が取付けられているリード線２４が接続してい
る。
【００１４】モールドジスコン２下部には幹線ケーブル
９が接続され、負荷開閉器３下部には、高圧需要家への
分岐ケーブル１２が接続されている。高圧カットアウト
１８内には、図１における高圧限流ヒューズ６が内蔵さ
れ、変圧器リード線２５を通じて変圧器ブッシング２６
と接続している。変圧器ブッシング２６は、変圧器ケー
ス２３内の変圧器（図示せず）と接続される。
９が接続され、負荷開閉器３下部には、高圧需要家への
分岐ケーブル１２が接続されている。高圧カットアウト
１８内には、図１における高圧限流ヒューズ６が内蔵さ
れ、変圧器リード線２５を通じて変圧器ブッシング２６
と接続している。変圧器ブッシング２６は、変圧器ケー
ス２３内の変圧器（図示せず）と接続される。
【００１５】変圧器ケース前面には低圧ケーブル２０が
配されている。低圧ケーブル２０は、低圧限流ヒューズ
８を通じて低圧ブスバー２７に接続されている。さらに
低圧ブスバー２７は、変圧器と接続されている低圧ブッ
シング２１に接続されている。
配されている。低圧ケーブル２０は、低圧限流ヒューズ
８を通じて低圧ブスバー２７に接続されている。さらに
低圧ブスバー２７は、変圧器と接続されている低圧ブッ
シング２１に接続されている。
【００１６】本発明の変圧器内蔵高圧キャビネットは、
変圧器を内蔵しているものの、現在の高圧キャビネット
と同じ性格を持つことから、高圧需要家の了解を得るこ
とにより、現在と同様、高圧需要家の敷地内、例えばビ
ルの壁面等に埋込むことが可能である。
変圧器を内蔵しているものの、現在の高圧キャビネット
と同じ性格を持つことから、高圧需要家の了解を得るこ
とにより、現在と同様、高圧需要家の敷地内、例えばビ
ルの壁面等に埋込むことが可能である。
【００１７】変圧器位置とモールドジスコン位置と負荷
開閉器位置には特に制限はない。例えばモールドジスコ
ン位置を左端にしても、変圧器位置を左端にしても、図
１における結線図に変わりはない。
開閉器位置には特に制限はない。例えばモールドジスコ
ン位置を左端にしても、変圧器位置を左端にしても、図
１における結線図に変わりはない。
【００１８】
【発明の効果】本発明の変圧器内蔵高圧キャビネットを
使用することにより、前記した地上用変圧器単独との設
置の必要がなくなる。即ち、歩道上に占有スペースを必
要としないため、景観上も問題とならず、かつ歩行者の
歩行上の安全も確保することができる。
使用することにより、前記した地上用変圧器単独との設
置の必要がなくなる。即ち、歩道上に占有スペースを必
要としないため、景観上も問題とならず、かつ歩行者の
歩行上の安全も確保することができる。
【図１】本発明の変圧器内蔵高圧キャビネットを使用し
た、新規な６．６kV地中配電方式を示す結線図。
た、新規な６．６kV地中配電方式を示す結線図。
【図２】従来技術を示す、現行の６．６kV地中配電方式
を示す結線図。
を示す結線図。
【図３】本発明の変圧器内蔵高圧キャビネットの一実施
例を示す詳細図。
例を示す詳細図。
【図４】従来技術である、現行の高圧キャビネット詳細
図。
図。
【図５】従来技術である、現行の地上用変圧器詳細図。
１ 高圧キャビネット ２ モールドジスコン（断路器） ３ 負荷開閉器 ４ 地上用変圧器 ５ 高圧分岐装置 ６ 高圧限流ヒューズ ７ 変圧器 ８ 低圧限流ヒューズ ９ ６．６kVケーブル １１ モールドブスバー １２ 分岐ケーブル １３ 絶縁油 １４ 高圧ケーブル １５ ケーブル端末部 １６ 高圧ブッシング １７ ブスバー １８ 高圧カットアウト １９ 分岐線 ２０ 低圧ケーブル ２１ 低圧ブッシング ２３ 変圧器ケース ２４ リード線 ２５ 変圧器リード線 ２６ 変圧器ブッシング ２７ 低圧ブスバー
Claims (2)
- 【請求項１】地中ケーブルのπ連系地中配電方式の断路
器、負荷開閉器等から構成される高圧需要家への引込用
配電箱において、前記構成物の他、高圧限流ヒューズ、
変圧器、低圧限流ヒューズ、低圧ケーブルを当該断路
器、負荷開閉器等とともに共通の箱内に内蔵させ、１台
によって高圧需要家及び低圧需要家の両方に給電するよ
うにしたことを特徴とする変圧器内蔵高圧キャビネッ
ト。 - 【請求項２】前記変圧器内蔵高圧キャビネットが請求項
１記載のものであることを特徴とする地中配電方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33534593A JP3178209B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 変圧器内蔵高圧キャビネット及びその地中配電方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33534593A JP3178209B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 変圧器内蔵高圧キャビネット及びその地中配電方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07193920A JPH07193920A (ja) | 1995-07-28 |
| JP3178209B2 true JP3178209B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=18287489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33534593A Expired - Fee Related JP3178209B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 変圧器内蔵高圧キャビネット及びその地中配電方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3178209B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100696675B1 (ko) * | 2005-05-11 | 2007-03-20 | 이한신 | 특별고압 수전설비 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33534593A patent/JP3178209B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07193920A (ja) | 1995-07-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010313 |
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