JP3178165U - 音符カード - Google Patents

Abstract

【課題】音符が異なっても同じながさのリズムである事を視覚的・量的に訴えるカードを提供する。
【解決手段】カードの幅は、表面に記載された音符の長さのリズムに対応し、裏面には表面の音符と同じ長さのリズムで異なる音符が記載されている。
【選択図】図２

Description

この考案は、音楽のリズムの教育用カードに関する。

音符を読んで、これらの音符によって表わされるリズムを表現したり、音を聴いてそのリズム記すには音符の長さを認識できねばならない。

特開２００５−２３０４８３号公報

このような音の長さ、つまりリズム感を身につけるには、音符と音の長さを量的や視覚的に訴えて学ぶ方が学びやすい。このような音の長さや音符の長さをカードの長さで示したものはあった。
ところが、カードの表面にしか音符が書かれていないため、他の種類の音符記号との関連が理解できなかった。

そこで、この考案の課題は、視覚を利用したリズムカードを提供することにある。
上記課題を解決するために、この考案の音符カードにおいては、拍子の長さをカードの幅で表すだけでなく、表面と裏面に同じ長さのリズムを異なった音符でリズムを記している。

これらの音符カードによって行われる教育とは、これらの音符カードを見せ、その音符カードに記されている各音符の音の長さをリズム奏しこれらの音を聞かせ、この音符カードの各音符の音の長さを認識させ、さらに裏返して、表面の音符と同じ長さのリズムである事を認識させるというものである。
あるいはリズムを聞きながら音符カードの各音符を指で追わせたり、これらの音を発声させたり、手拍子をとらせたりさせ、さらに裏返して、異なる音符であるが同じ長さのリズムを発声させたり、手拍子をとらせたりすることによって、同じ音の長さであることを直感的に結びつけさせることができる。

図１は本実施の形態の外観図である。 図２は本実施の形態の製品例１の図である。 図３は本実施の形態の製品例２の図である。 図４は本実施の形態の製品例４の図である。

以下、この考案の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
図１及び、図２から図４は、この考案の教育用カードの一実施形態を示している。
この教育カードは多数の音符カードの表面２−１、３−１、４−１、裏面２−２、３−２、４−２（その一部を図２から図４に示す）からなる。音符の組み合わせの種類に応じた枚数になる。これらのカードは音符と同じ長さのリズムを表した矩形の厚紙もしくは、プラスチック板であってその裏面は表面と同じ長さのリズムが異なる音符で記されている。カードの幅は、リズムの長さをあらわしており、図３のカードの幅は図２のカードの幅の３倍、図４のカードの幅は図２のカードの幅の１.５倍である。音符を記す方法は、音符のシールを貼っても、カードに印刷してもよい。

音楽の指導者は、生徒に、このカードの表面と裏面を見せて、それぞれリズム奏させ、同じ音の長さであることを視覚にも訴えることで音符の長さの習得を容易にすることができる。

２−１、３−１、４−１ 表面
２−２、３−２、４−２ 裏面

Claims (1)

1. 音符と同じ長さのリズムを表したカードに、音符と同じ長さのリズムが表面に記載され、その裏面には表面と同じ長さのリズムが異なる音符で記載されている音符カード。