JP3177724B2 - 警報装置 - Google Patents

警報装置

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JP3177724B2
JP3177724B2 JP18416193A JP18416193A JP3177724B2 JP 3177724 B2 JP3177724 B2 JP 3177724B2 JP 18416193 A JP18416193 A JP 18416193A JP 18416193 A JP18416193 A JP 18416193A JP 3177724 B2 JP3177724 B2 JP 3177724B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アラームユニットの如
く所定の非常用押釦スイッチが操作されると所定のアラ
ームが鳴動し発報がなされるタイプの警報装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅内における防災、防犯用途に
使用されるアラームユニットタイプの警報装置の一例と
しては、例えば図8や図9に示すタイプのものが存在す
る。
【0003】これら従来のものは、非常用押釦スイッチ
1eをアラームユニットAeに対して一体又は別体で具
備させている点で相違するものの、何れも、非常用押釦
スイッチ1eを操作すれば、アラームユニットAe内に
組み込まれた所定の警報出力手段(不図示)が所定のア
ラームを鳴動させるように構成されている。
【0004】このような警報装置では、その発報動作の
継続性が要求されることより、非常用押釦スイッチ1e
を一度押してから手を離しても、アラームが鳴動し続け
るようにしなければならない。
【0005】そこで、従来では、非常用押釦スイッチ1
eを押圧すると、そのスイッチのオン状態が機械的に保
持されるように構成していた。また、他の手段として
は、非常用押釦スイッチ1eが操作されることによりア
ラームユニットAeが電気的なラッチ機能により警報モ
ード状態に維持されるように構成していた。
【0006】一方、非常用のアラーム鳴動は、その後ユ
ーザーが停止させる必要がある。
【0007】そこで、従来の警報装置では、かかるアラ
ームの停止を行わせるための警報停止スイッチ5eが設
けられていたが、従来では、この警報停止スイッチ5e
が操作されることにより、アラームを鳴動させる警報出
力手段の作動は停止されるものの、警報モード状態をリ
セットできるものではなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の非常用押釦
スイッチ1eのオン状態が機械的に維持されるように構
成されたものにあっては、警報停止スイッチ5eを操作
しても、この非常用押釦スイッチ1eのオン状態を解除
させることはできない。かかる状態を解除するために
は、非常用押釦スイッチ1eの押し込まれたスイッチ釦
を元の状態に引き戻す手間が必要であり、この手間が面
倒となっていた。
【0009】また同様に、アラームユニットAeの電気
的なラッチ機能により警報モード状態を維持できるよう
に構成されたものについても、警報停止スイッチ5eが
操作されただけでは、その警報モードは解除されない。
そのモードを電気的に解除するためのリセット操作を別
途行う必要がある。
【0010】従って、従来では、警報停止スイッチ5e
を操作した後に、ユーザーが別途警報状態をリセットさ
せる操作が面倒であるばかりか、かかるリセット操作を
忘れた場合には、警報装置が警報モードのまま維持され
るために、その状態で再度非常事態が生じて非常用押釦
スイッチ1eを操作しても、アラームを鳴動させること
ができない事態が発生するという致命的な難点も生じて
いた。
【0011】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、アラーム鳴動の停止操作を行った後に非常用押釦ス
イッチの復帰操作や警報モードのリセット操作を別途行
うような必要を無くし、簡易な操作でアラーム鳴動の停
止のみならず警報モードを適切に解除させることがで
き、警報モードの解除を忘れることに原因してその後の
発報が不可能となるような不具合を適切に解消すること
ができる警報装置を提供することを、その目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された請求項1に記載の警報装置は、アラームユ
ニットと、アラームユニットの一対の接続端子に配線を
介して接続される非常用押釦スイッチとを備え、アラー
ムユニットは、アラームを鳴動させる警報出力手段と、
警報手段へ電源を供給する電源回路と、警報出力手段の
アラーム鳴動を停止させるための警報解除スイッチとを
備え、非常用押釦スイッチは、アラームユニットに設け
られている警報出力手段を作動させて発報を行わせるた
めの手動操作自動復帰接点型の非常用押釦スイッチ接点
と、警報出力手段のアラーム鳴動を停止させるための警
報解除スイッチと、非常用押釦のスイッチ操作がなされ
たときに、アラームユニットに設けられている警報出力
手段を作動させるための閉回路を形成維持し且つアラー
ムユニットに設けられている警報解除スイッチが操作さ
れたときには警報出力手段の作動を停止させるべく閉回
路を開放するスイッチング制御手段とを備え、且つ、ア
ラームユニットに設けられている電源回路から、アラー
ムユニットに設けられている警報出力手段への電力供給
が、アラームユニットに設けられている非常用押釦スイ
ッチ接点及びスイッチング制御手段を経由して行われる
ようにした。
【0013】請求項2に記載の警報装置は、請求項1に
記載の警報装置の非常用押釦スイッチが、警報装置に外
付け接続され、又は警報装置のハウジングケースに設け
られている。
【0014】請求項3に記載の警報装置は、請求項1に
記載の警報装置の、非常用押釦スイッチには、アラーム
ユニットに設けられている一対の接続端子に、その接続
端子の極性に関係無く非常用押釦スイッチ接点を作動さ
せる為の無極性手段が設けられている。
【0015】請求項4に記載の警報装置は、請求項1に
記載の警報装置の、スイッチング制御手段に表示灯を設
け、スイッチング制御手段に閉回路が形成維持されてい
る時に、前記表示灯が点灯するようにした。
【0016】請求項5に記載の警報装置は、請求項1に
記載の警報装置の、スイッチング制御手段に鳴動装置を
設け、前記スイッチング制御手段に閉回路が形成維持さ
れている時に、前記鳴動装置が鳴動するようにした。請
求項6に記載の警報装置は、請求項1に記載の警報装置
の、スイッチング制御手段に、表示灯と鳴動装置とを設
け、スイッチング制御手段に閉回路が形成維持されてい
る時に、表示灯が点灯し、且つ、鳴動装置が鳴動するよ
うにした。
【0017】請求項7に記載の警報装置は、請求項4〜
6にいずれかに記載の警報装置の、非常用押釦スイッチ
には、アラームユニットに設けられている一対の接続端
子に、その接続端子の極性に関係無く前記非常用押釦ス
イッチ接点を作動させる為の無極性手段が設けられてい
る。
【作用】上記構成を特徴とする請求項1記載の本発明に
係る警報装置においては、非常用押釦スイッチを操作す
れば、その時点でこの非常用押釦スイッチに設けられた
スイッチング制御手段のスイッチング動作により、警報
出力手段を作動させる所定の閉回路が形成される。従っ
て、この非常用押釦スイッチからユーザーが手を離し、
この非常用押釦スイッチのスイッチ接点が元通りに復帰
しても、警報出力手段によるアラームの鳴動を継続させ
ることができる。
【0018】また、このような警報モード状態時におい
て警報解除スイッチが操作されると、その時点でスイッ
チング制御手段が前記閉回路を開放させることにより警
報出力手段の作動が停止され、アラームの鳴動が停止さ
れる。
【0019】而して、かかるアラームの鳴動停止状態で
は、既に手動操作自動復帰接点型の非常用押釦スイッチ
のスイッチ接点が元のオフ状態に復帰しているから、か
かるスイッチの復帰操作を別途行う必要はない。また、
かかる状態は、警報モード状態が解除された状態に相当
するため、非常用押釦スイッチがその後再度操作された
ときには、アラーム鳴動を適切に実行させることができ
る。請求項3に記載の警報装置では、非常用押釦スイッ
チの警報出力手段及び警報解除スイッチとの接続端子間
には、その接続端子の極性に関係無く非常用押釦スイッ
チを作動させる為の無極性手段を接続しているので、非
常用押釦スイッチの前記警報出力手段及び前記警報解除
スイッチとの接続端子が無極性となり、取付作業時に配
線接続を間違えることが無くなる。
【0020】請求項4に記載の本発明による警報装置で
は、非常用押釦スイッチには、そのスイッチ操作がなさ
れた時に警報出力手段を作動させる為の閉回路を形成維
持し、且つ警報解除スイッチが操作された時には警報出
力手段の作動を停止させるべく前記閉回路を開放するス
イッチング制御手段が設けられた警報装置であって、前
記閉回路に表示灯を設けて、前記閉回路が形成維持され
ている時には、前記表示灯が点灯するので、押された非
常用押釦スイッチを目で確認出来る。請求項5に記載の
本発明による警報装置では、非常用押釦スイッチには、
そのスイッチ操作がなされた時に警報出力手段を作動さ
せる為の閉回路を形成維持し、且つ警報解除スイッチが
操作された時には警報出力手段の作動を停止させるべく
前記閉回路を開放するスイッチング制御手段が設けられ
た警報装置であって、前記閉回路に鳴動装置を設けて、
前記閉回路が形成維持されている時には、前記鳴動装置
が鳴動するので、押された非常用押釦スイッチを耳で確
認出来る。請求項6に記載の本発明による警報装置は、
前記閉回路に表示灯を設けて、前記閉回路が形成維持さ
れている時には、前記表示灯が点灯するので、押された
非常用押釦スイッチを目と耳で確認出来る。請求項7に
記載の本発明による警報装置は、前記非常用押釦スイッ
チの前記警報出力手段及び前記警報解除スイッチとの接
続端子間には、その接続端子の極性に関係無く前記非常
用押釦スイッチを作動させる為の無極性手段を接続して
いるので、非常用押釦スイッチの前記警報出力手段及び
前記警報解除スイッチとの接続端子が無極性となり、取
付作業時に配線接続を間違えることが無くなると共に、
押された非常用押釦スイッチを目や耳で確認出来る。
〔第1実施例(請求項1に対応)〕
図1は本発明に係る警報装置Sの要部のハード構成の一
例を示すブロック図、図2はその外観図である。
【0021】この警報装置Sは、アラームユニットAに
対し、別体で構成された非常用押釦スイッチ1を配線L
a、Lbを介して外付け接続したものである。
【0022】ここで、アラームユニットAは、図2に示
すように、火災センサーS1、ガス漏れ検知センサーS
2、防犯センサーS3、S4等の各種セキュリティセン
サーを接続し、これら各センサーから異常検知信号が送
信されてきたときには、スピーカSPから所定のアラー
ム音を発生させると同時に、発光LED等で構成された
表示ランプL1〜L5のうちその異常内容に該当する表
示ランプを点滅(又は点灯)させるように構成されたも
のである。
【0023】このアラームユニットAには、図1に示す
ように、警報出力手段3、この警報出力手段を作動させ
るための電源回路4、及び警報解除スイッチ5等が設け
られている。
【0024】警報出力手段3としては、スピーカSPか
ら所定のアラーム音を発生させるための音信号発生回路
等で構成されたドライバー30、非常用の表示ランプL
1を点滅させるドライバー30aを具備したものが一例
として適用される。本発明に係る警報出力手段3として
は、少なくともアラームを鳴動させる機能を有していれ
ばよく、表示ランプを点滅させる如き機能を有しないも
のであってもよい。
【0025】警報解除スイッチ5は、ノーマルクローズ
の手動操作型自動復帰接点式のものである。
【0026】非常用押釦スイッチ1としては、ノーマル
オープンの手動操作自動復帰型の接点1Aを備えたもの
が適用されるが、この接点1AにはサイリスタSCRや
各種抵抗R1、R2、RS 、RG 、RL 等が接続され、
本発明に係るスイッチング制御手段に相当する回路が構
成されている。
【0027】この回路は、通常時にあっては接点1Aが
開であり、またサイリスタSCRはオフであることによ
り開放状態にあり、アラームユニットAの電源回路4か
ら警報出力手段3への電力供給を遮断した状態にある。
但し、接点1Aが一旦オンになってサイリスタSCRの
ゲート端子に電流供給がなされるとサイリスタSCRが
オンとなることにより、接点1Aが開になってもアラー
ムユニットAの電源回路4、警報出力手段3、警報解除
スイッチ5、配線La、Lb等によって閉回路が構成さ
れ、警報出力手段3に電力供給がなされる。そして、か
かる状態で、警報解除スイッチ5が開になると、保持電
流が低下するため、サイリスタSCRがオフとなって前
記閉回路が開放されることにより、警報出力手段3への
電力供給が遮断されるように構成されている。
【0028】上記構成の警報装置Sにおいては、非常事
態が発生し、ユーザーが非常用押釦スイッチ1を押圧操
作すると、接点1Aが閉になることによりサイリスタS
CRはオンされ、このサイリスタSCR、電源回路4、
及び警報出力手段3を含む回路が閉じられ、警報出力手
段3の各ドライバー30、30aが作動する。
【0029】従って、非常用押釦スイッチ1の接点1A
が元の開状態に自動復帰しても、スピーカSPからのア
ラーム音の発生は継続され、また表示ランプL1の点滅
も継続される。
【0030】次いで、このような警報状態を停止させる
ときには、警報解除スイッチ5を操作すればよい。この
警報解除スイッチ5が操作により開となれば、サイリス
タSCRがオフされて上記閉回路が開放されるから、警
報出力手段3の各ドライバー30、30aへの電力供給
は停止されて、スピーカSPによるアラーム鳴動が停止
し、また表示ランプL1が消灯する。
【0031】かかる警報モードの解除によれば、非常用
押釦スイッチ1の自動復帰型の接点1Aは元の開状態に
あるから、かかる非常用押釦スイッチ1の復帰操作を行
うような必要がなく、結局、警報解除スイッチ5の操作
のみによって警報モードの適切な解除が行えることとな
る。 〔第2実施例(請求項2に対応)〕 上述した各実施例では、アラームユニットに対し非常用
押釦スイッチを外付け接続させたものについて説明した
が、本発明はこれに限定されない。例えば従来例で説明
した図9に示すようにアラームユニットのハウジングケ
ースに非常用押釦スイッチが具備されたものであっても
よいし、また非常用押釦スイッチをハウジングケースに
具備したものに対して別の非常用押釦スイッチを増設さ
せたものであってもよい。 〔第3実施例(請求項3に対応)〕 図3は、請求項3に記載の本発明による警報装置Scの
一実施例の要部構成例を示したブロック図であり、請求
項1に記載の警報装置Sと同様のところは同一符号を付
して、説明を省略する。図において、DBは非常用押釦
スイッチ11cの警報出力手段3及び警報解除スイッチ
5との接続端子T1,T2間に接続され、その接続端子
T1,T2の極性に関係無く非常用押釦スイッチ11c
を作動させる為の無極性手段であるダイオードブリッジ
である。このような構成の警報装置Scの動作を以下に
説明する。配線Laと接続端子T1、配線Lbと接続端
子T2が接続されている場合、非常用押釦スイッチ11
cの接点1Aがオンになると、アラームユニットAの電
源回路4からの電流は、接続端子T1を経由してダイオ
ードブリッジDBの順方向に流れ、抵抗R2、接点1
A、抵抗RSを経て、サイリスタSCRのゲート端子に
流れて、サイリスタSCRをオンにする。サイリスタS
CRに流れる電流は、前記のゲート電流と同様に接続端
子T1を経由してダイオードブリッジDBの順方向に流
れて来たものであり、再度、ダイオードブリッジDBの
順方向に流れ、接続端子T2を経由して、警報出力手段
3に流れる。従って、アラームユニットAの電源回路
4、配線La、抵抗RL、サイリスタSCR、配線L
b、警報出力手段3、警報解除スイッチ5等によって閉
回路が構成され、警報出力手段3に電力が供給されて、
ドライバー30,30aが作動し、スピーカSPが発報
すると共に表示ランプL1が点灯する。一方、配線La
と接続端子T2、配線Lbと接続端子T1が接続されて
いる場合、非常用押釦スイッチ11cの接点1Aがオン
になると、アラームユニットAの電源回路4からの電流
は、接続端子T2を経由して、この場合も無極性手段の
ダイオードブリッジDBの順方向に流れ、抵抗R2、接
点1A、抵抗RSを経て、サイリスタSCRのゲート端
子に流れて、サイリスタSCRをオンにする。サイリス
タSCRに流れる電流は、前記のゲート電流と同様に接
続端子T2を経由してダイオードブリッジDBの順方向
に流れて来たものであり、再度、ダイオードブリッジD
Bの順方向に流れ、接続端子T1を経由して、警報出力
手段3に流れる。従って、アラームユニットAの電源回
路4、配線La、抵抗RL、サイリスタSCR、配線L
b、警報出力手段3、警報解除スイッチ5等によって閉
回路が構成され、警報出力手段3に電力が供給されて、
ドライバー30,30aが作動し、スピーカSPが発報
すると共に表示ランプL1が点灯する。つまり、非常用
押釦スイッチ11cは、接続端子T1,T2においてア
ラームユニットAからの配線La,Lbとどのように接
続されようと(極性に関係無く)、同様の動作を行なう
ことが出来る。その他の動作については、請求項1に記
載の警報装置Sと同様なので省略する。このような警報
装置Scの外観例は図2と同様である。 〔第4実施例(請求項4に対応)〕 図4は、請求項4に記載の本発明による警報装置Sdの
一実施例の要部構成例を示したブロック図であり、請求
項1に記載の警報装置Sと同様のところは同一符号を付
して、説明を省略する。図において、LEDは表示灯で
ある発光ダイオードである。このような構成の警報装置
Sdでは、発光ダイオードLEDが、アラームユニット
Aの電源回路4、配線La、抵抗RL、サイリスタSC
R、配線Lb、警報出力手段3、警報解除スイッチ5等
によって閉回路が構成された時に点灯するので、押され
た非常用押釦スイッチ11dを目で確認することが出来
る。警報解除スイッチ5が押されて、前記の閉回路が開
放されると、発光ダイオードLEDは消灯する。その他
の動作については、請求項1に記載の警報装置Sと同様
なので省略する。外観例としては、図2において、非常
用押釦スイッチ1の表面に発光ダイオードLEDの発光
面を設ければ良い。 〔第5実施例(請求項5に対応)〕 図5は、請求項5に記載の本発明による警報装置Seの
一実施例の要部構成例を示したブロック図であり、請求
項1に記載の警報装置Sと同様のところは同一符号を付
して、説明を省略する。図において、Bzは鳴動装置で
あるブザーである。このような構成の警報装置Seで
は、ブザーBzが、アラームユニットAの電源回路4、
配線La、抵抗RL、サイリスタSCR、配線Lb、警
報出力手段3、警報解除スイッチ5等によって閉回路が
構成された時に点灯するので、押された非常用押釦スイ
ッチ11eを耳で確認することが出来る。警報解除スイ
ッチ5が押されて、前記の閉回路が開放されると、ブザ
ーBzは鳴動を停止する。その他の動作については、請
求項1に記載の警報装置Sと同様なので省略する。外観
例は図2と同様である。 〔第6実施例(請求項6に対応)〕 図6は、請求項6に記載の本発明による警報装置Sfの
一実施例の要部構成例を示したブロック図であり、請求
項1に記載の警報装置Sと同様のところは同一符号を付
して、説明を省略する。図において、LEDは表示灯で
ある発光ダイオード、Bzは鳴動装置であるブザーであ
る。このような構成の警報装置Sfでは、アラームユニ
ットAの電源回路4、配線La、抵抗RL、サイリスタ
SCR、配線Lb、警報出力手段3、警報解除スイッチ
5等によって閉回路が構成された時に、発光ダイオード
LEDが点灯し、かつブザーBzが鳴動するので、押さ
れた非常用押釦スイッチ11fを目と耳で確認すること
が出来る。警報解除スイッチ5が押されて、前記の閉回
路が開放されると、発光ダイオードLEDは消灯すると
共にブザーBzは鳴動を停止する。その他の動作につい
ては、請求項1に記載の警報装置Sと同様なので省略す
る。外観例としては、図2において、非常用押釦スイッ
チ1の表面に発光ダイオードLEDの発光面を設ければ
良い。 〔第7実施例(請求項7に対応)〕 図7は、請求項7に記載の本発明による警報装置Sgの
一実施例の要部構成例を示したブロック図であり、請求
項1に記載の警報装置Sと同様のところは同一符号を付
して、説明を省略する。図において、LEDは表示灯で
ある発光ダイオード、Bzは鳴動装置であるブザー、D
Bは非常用押釦スイッチ1の警報出力手段3及び警報解
除スイッチ5との接続端子T1,T2間に接続され、そ
の接続端子T1,T2の極性に関係無く非常用押釦スイ
ッチ11gを作動させる為の無極性手段であるダイオー
ドブリッジである。
【0032】このような構成の警報装置Sgの非常用押
釦スイッチ11gは、接続端子T1,T2においてアラ
ームユニットAからの配線La,Lbとどのように接続
されようと(極性に関係無く)、同様の動作を行なうこ
とが出来るが、このことについては、請求項3に記載の
警報装置Scの実施例において記述したので、説明を省
略する。このような構成の警報装置では、アラームユニ
ットAの電源回路4、配線La、抵抗RL、サイリスタ
SCR、配線Lb、警報出力手段3、警報解除スイッチ
5等によって閉回路が構成された時に、発光ダイオード
LEDが点灯し、かつブザーBzが鳴動するので、押さ
れた非常用押釦スイッチ11gを目と耳で確認すること
が出来る。警報解除スイッチ5が押されて、前記の閉回
路が開放されると、発光ダイオードLEDは消灯すると
共にブザーBzは鳴動を停止する。その他の動作につい
ては、請求項1に記載の警報装置Sと同様なので省略す
る。外観例としては、図2において、非常用押釦スイッ
チ1の表面に発光ダイオードLEDの発光面を設ければ
良い。尚、前記の諸実施例において示した表示灯(発光
ダイオードLED)やブザーBzの接続位置は、それら
に限られることは無く、非常用押釦スイッチ内であっ
て、アラームユニットAの電源回路4、配線La、抵抗
RL、サイリスタSCR、配線Lb、警報出力手段3、
警報解除スイッチ5等により構成される閉回路上であれ
ば良い。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る警報装置によれば、非常用押釦スイッチを操作
してアラームを鳴動させた後に警報解除スイッチを操作
すれば、アラーム鳴動の停止が行えると共に警報モード
が適切に解除された元の初期状態に復帰させることがで
きるために、従来のように非常用押釦スイッチの操作と
は別に非常用押釦スイッチの復帰操作や警報モードのリ
セット操作等を行う必要がなくなり、その操作が頗る簡
便となる。
【0034】しかも、本発明では上記の結果、従来のよ
うに警報装置の警報モードが解除されないことによりそ
の後の発報動作が困難となるといった不具合を生じさせ
ることもなく、非常用押釦スイッチの操作により所定の
発報動作を確実に行わせることができるという格別な効
果が得られる。また、請求項3に記載の本発明による警
報装置によれば、非常用押釦スイッチの前記警報出力手
段及び前記警報解除スイッチとの接続端子が無極性とな
り、取付作業時に配線接続を間違えることが無くなる。
【0035】請求項4に記載の警報装置によれば、押さ
れた非常用押釦スイッチを目で確認することが出来る。
請求項5に記載の警報装置によれば、押された非常用押
釦スイッチを耳で確認することが出来る。請求項6に記
載の警報装置によれば、押された非常用押釦スイッチを
目と耳で確認することが出来る。請求項7に記載の警報
装置によれば、非常用押釦スイッチの警報出力手段及び
警報解除スイッチとの接続端子が無極性となり、取付作
業時に配線接続を間違えることが無くなると共に、押さ
れた非常用押釦スイッチを目や耳で確認することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の警報装置のハード構成の要部
の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る警報装置の一例を示す外観図であ
る。
【図3】請求項3に記載の警報装置の一実施例の要部構
成例を示したブロック図である。
【図4】請求項4に記載の警報装置の一実施例の要部構
成例を示したブロック図である。
【図5】請求項5に記載の警報装置の一実施例の要部構
成例を示したブロック図である。
【図6】請求項6に記載の警報装置の一実施例の要部構
成例を示したブロック図である。
【図7】請求項7に記載の報装置の一実施例の要部構成
例を示したブロック図である。
【図8】従来の警報装置の一例を示した外観図である。
【図9】従来の警報装置の他の例を示した外観図であ
る。
【符号の説明】
1,11c,11d,11e,11f,11g 非常用
押釦スイッチ 1A 接点 3,3A 警報出力手段 3B 警報表示手段 4 電源回路 5,5a 警報解除スイッチ 30,30a ドライバー SP スピーカ L1 表示ランプ A,アラームユニット S,Sc,Sd,Se,Sf,Sg 警報装置 Bz ブザー(鳴動装置) DB 無極性手段(ダイオードブリッジ) La,Lb 配線 LED 発光ダイオード(表示灯) SCR サイリスタ T1,T2・・・接続端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−176196(JP,A) 特開 昭57−197689(JP,A) 実開 昭49−61980(JP,U) 実開 昭55−7063(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 G08B 23/00 - 31/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アラームユニットと、 前記アラームユニットとは別体に設けられ、前記アラー
    ムユニットの一対の接続端子に配線を介して接続される
    非常用押釦スイッチとを備え、 前記アラームユニットは、 アラームを鳴動させる警報出力手段と、 前記警報出力手段へ電力を供給する電源回路と、 前記警報出力手段のアラーム鳴動を停止させるためのノ
    ーマルクローズ型の警報解除スイッチとを備え、 前記非常用押釦スイッチは、 前記アラームユニットに設けられている警報出力手段を
    作動させて発報を行わせるための手動操作自動復帰接点
    型の非常用押釦スイッチ接点と、 前記非常用押釦スイッチ接点のスイッチ操作がなされた
    ときに、前記アラームユニットに設けられている警報出
    力手段を作動させるための閉回路を形成維持し且つ前記
    アラームユニットに設けられている前記警報解除スイッ
    チが操作されたときには警報出力手段の作動を停止させ
    るべく前記閉回路を開放するスイッチング制御手段とを
    備え、且つ、 前記アラームユニットに設けられている電源回路から、
    前記アラームユニットに設けられている警報出力手段へ
    の電力供給が、前記アラームユニットの一対の接続端子
    に配線を介して接続される前記非常用押釦スイッチに設
    けられている非常用押釦スイッチ接点及びスイッチング
    制御手段を経由して行われるようにされている、警報装
    置。
  2. 【請求項2】前記非常用押釦スイッチが、警報装置に外
    付け接続され、又は警報装置のハウジングケースに設け
    られている、請求項1に記載の警報装置。
  3. 【請求項3】前記非常用押釦スイッチには、前記アラー
    ムユニットに設けられている一対の接続端子に、その接
    続端子の極性に関係無く前記非常用押釦スイッチ接点を
    作動させる為の無極性手段が設けられている、請求項1
    に記載の警報装置。
  4. 【請求項4】前記スイッチング制御手段に表示灯を設
    け、前記スイッチング制御手段に閉回路が形成維持され
    ている時に、前記表示灯が点灯するようにした、請求項
    1に記載の警報装置。
  5. 【請求項5】前記スイッチング制御手段に鳴動装置を設
    け、前記スイッチング制御手段に閉回路が形成維持され
    ている時に、前記鳴動装置が鳴動するようにした、請求
    項1に記載の警報装置。
  6. 【請求項6】前記スイッチング制御手段に、表示灯と鳴
    動装置とを設け、前記スイッチング制御手段に閉回路が
    形成維持されている時に、 前記表示灯が点灯し、且つ、 前記鳴動装置が鳴動するようにした、請求項1に記載の
    警報装置。
  7. 【請求項7】前記非常用押釦スイッチには、前記アラー
    ムユニットに設けられている一対の接続端子に、その接
    続端子の極性に関係無く前記非常用押釦スイッチ接点を
    作動させる為の無極性手段が設けられている、請求項4
    〜6にいずれかに記載の警報装置。
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