JP3177468B2 - 立抗ブロック、立抗掘削方法及び管渠推進方法 - Google Patents

立抗ブロック、立抗掘削方法及び管渠推進方法

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JP3177468B2
JP3177468B2 JP02848097A JP2848097A JP3177468B2 JP 3177468 B2 JP3177468 B2 JP 3177468B2 JP 02848097 A JP02848097 A JP 02848097A JP 2848097 A JP2848097 A JP 2848097A JP 3177468 B2 JP3177468 B2 JP 3177468B2
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隆 田坂
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立坑や管渠を推進
工法により構築するのに好適なマンホール構築用を兼ね
た立坑ブロックと、この立坑ブロックを使用したマンホ
ール構築方法と管渠推進方法に関する。さらに詳しく
は、管渠を推進するための坑口を有する立坑ブロックを
地中に縦に推進して立坑を掘削し、さらに立坑の坑口か
ら上下水道用の管渠を推進し、推進完了の後、前記立坑
ブロックを用いてマンホールを構築するための立坑ブロ
ックと、この立坑ブロックを使用した管渠推進方法及び
マンホール構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上下水道用の管渠やその他各種の配管を
地中に敷設するに当たり、地面を開削せずに非開削で施
工する方法として、推進工法が用いられている。この推
進工法は、地面の適当な個所に立坑を掘削し、この立坑
を起点または中間点として管渠を推進するものである。
従来、このような推進工法を施工するための立坑は、鋼
矢板等の仮設土留め材を使用して周囲を土留めしなが
ら、地盤を縦方向に掘削することにより構築されてい
た。そして、管渠の推進工事を完了した後は、この立坑
にマンホールを施工していた。例えば、立坑の底部に基
礎を施した後、その上にマンホールブロックを設置し、
これに前記管渠を接続すると共に、マンホールブロック
の底部に(底盤(インバート)を施工し、その後マンホ
ールの周囲の土砂を埋め戻す等の工事が行われていた。
【0003】近年、都市部では比較的小口径の管渠を推
進工法により施工する工事が多くなっているが、前述の
ような工事では、立坑を掘削する工事が大がかりとな
り、その立坑を掘削するための開削面積も大きい。ま
た、別途マンホールを施工し、その周囲の立坑を埋め戻
さなければならないため、立坑施工からマンホール施工
までの全体としての工事の手数、期間がかかるという欠
点がある。
【0004】そこで例えば、特開平6−117176号
公報に示されたように、円筒形のコンクリートからなる
立坑ブロックを使用し、これを地面に縦に圧入して推進
すると共に、その内部の土砂を排除しなから立坑を掘削
し、その後、立坑ブロックの周壁に開設した推進管発進
口から管渠を地中に推進し、敷設する。その後、立坑ブ
ロックをそのままマンホールの周壁を形成するブロック
として使用し、マンホールを構築する施工技術とそれに
使用される立坑ブロックが提案されている。
【0005】この施工方法では、立坑ブロックの周面に
予め推進管発進口(坑口)を穿孔しておき、これを塞い
だ状態で立坑ブロックを地中に圧入し、立坑完成後に坑
口を開くか、あるは立坑ブロックの圧入により、立坑が
出来上がった後コアドリル等で坑口を穿孔する。そして
その後、坑口から管渠を地中に圧入し、推進を行う。管
渠の推進を完了した後、立坑ブロックを使用してマンホ
ールを施工すると共に、立坑ブロックの坑口に管渠の端
部をモルタルで固定し、接続を完了する。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、前記従来
の施工方法において、立坑完成の後、予め立坑ブロック
の周壁に設けた坑口を開けたり、或いは坑口を穿孔する
と、立坑ブロックの周囲にある地山の土砂が、それに含
まれる水分と共に立坑ブロックの内部に多量に流入し、
その排除に困難を極める。また、管渠を立坑ブロックの
坑口にモルタルで固定した場合、地震等で地盤が振動し
たとき、管渠とマンホールとの接続部分が破壊されやす
いことが指摘されている。
【0007】前記従来における前記のような管渠及びマ
ンホールの施工技術における課題に鑑み、本発明の第一
の目的は、立坑完成後に坑口を開けたときに、立坑内に
流入する水及び土砂の処理が容易な立坑ブロックとそれ
を使用した立坑掘削方法を提供することにある。本発明
の第二の目的は、立抗の推進時、及び管渠の推進時に、
土圧に耐えることが出来ると共に、高い止水性を得るこ
とが出来る坑口を得ることにある。さらに、本発明の第
三の目的は、立坑掘削方法により立坑を完成し、管渠を
推進した後、強度の高い管渠と立坑ブロックとの接続状
態を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明では、予め立坑ブロック1のコンクリート躯
体2の周壁に坑口9を穿孔しておき、その坑口9の周面
に坑口リング11を設け、この坑口リング11に、ゴム
等の弾性体からな坑口シール材21を取り付け、その外
側と内側にそれぞれフィルタ25と遮蔽プレート23と
取り付けて坑口9を塞ぐ。そして、坑口リング11を、
コンクリート躯体2の外側に突になるような曲面形状と
し、さらに、この坑口リング11に取り付けられた前記
坑口シール材21やフィルタ25も、コンクリート躯体
2の外側に突になるような曲面形状とする。この状態で
立坑ブロック1を地中に圧入し、推進して立坑を掘削す
る。この際、鋼管等の金属円筒体からなる刃口5を使用
することにより、コンクリート躯体2の推進を容易にす
る。
【0009】そして、立坑が掘削された後、まず坑口9
の遮蔽プレート23を外し、フィルターを通して周囲の
地山の水分のみを立坑ブロック1内に流入させ、これを
ポンプで排水可能とする。立坑ブロック1内に流入した
水を排水した後、フィルタ25を切って坑口9を開ける
ことにより、水を含んだ多量の土砂が立坑ブロック1内
に流入しない。さらに、管渠26の推進時には、前記坑
口リング11に取り付けた坑口シール材21によって管
渠26と坑口9との間隙のシールをすることにより、土
砂や水の流入を防止した状態で管渠26の推進が可能と
なる。
【0010】すなわち、本発明による立坑ブロックは、
下端に刃口5を有するコンクリート躯体2を有し、この
コンクリート躯体2は、その周壁に開設された坑口9を
有し、この坑口9の内周に坑口リング11を形成し、こ
の坑口リング11がコンクリート躯体2の周壁の外側に
突になるような曲面形状を有することを特徴とするもの
である。
【0011】より具体的には、坑口9の周面に坑口外リ
ング10が嵌め込んで固定され、この坑口外リング10
の内周に坑口リング11が設けられている。このような
坑口リング11には、ゴム等の弾性シール材からなる坑
口シール材21の外周が固定されることにより、この坑
口シール材21が坑口9が張られる。この坑口シール材
21もまた、前記コンクリート躯体2の外側に突になる
ような曲面形状を有する。
【0012】坑口9の坑口リング11より外側には、水
を通し、土砂を通さないフィルタ25が張られ坑口9
の坑口リング11より内側には、硬質な遮蔽プレート2
3が張られる。刃口5は円筒形の金属管からなり、その
先端縁に鋸歯状の凹凸が形成されている。立抗が深い場
合は、坑口9を有するコンクリート躯体2の上に別のコ
ンクリート躯体16が接続される。
【0013】次に、このような立坑ブロック1を使用し
て立坑を掘削する方法は、円筒形状のコンクリート躯体
2の周壁の曲面に対応する曲面形状を有する複数の板状
部材を配置して坑口9を塞いだ状態で立坑ブロックを推
進し、立坑を掘削する。立坑の推進、掘削の後、前記遮
蔽プレート23を外し、フィルタ25を通して地山の水
をコンクリート躯体2内に流入させると共に排水し、そ
の後フィルタ25を切って坑口9を開く。
【0014】こうすることによって、まず遮蔽プレート
23を外した段階では、フィルタ25によって立坑ブロ
ック1の周囲の土砂の流入が停止され、主として水のみ
が立坑ブロック1内に流入する。流入した水は、ポンプ
を使用して容易に排水することが出来る。こうして立坑
ブロック1の周囲の地山に含まれる水分を排水した後、
フィルタ25を外して坑口9を開くと、水と共に多量の
土砂が立坑ブロック1内に流入することはない。このよ
うにして前記坑口9を開いた後、そこから管渠26を土
中に推進する。この際は、 坑口9の坑口リング11の
間に坑口シール材21を張ったコンクリート躯体2を使
用し、この坑口シール材21で管渠26と坑口9との隙
間をシールするようにする。
【0015】この場合、坑口リング11がコンクリート
躯体2の周壁の外側に突になるような曲面形状を有し、
この坑口リング11に外周が固定されることにより、坑
口9に張られた坑口シール材21もまた、前記坑口リン
グ10と同様に、コンクリート躯体2の外側に突になる
ような曲面形状を有している。このため、管渠26の受
入れ側となる立坑側で、管渠26の発進側から推進する
管渠26を受け入れる際において、坑口シール材21が
コンクリート躯体2の内側に深く折れ曲がってしまわな
い。また、管渠26の発進側でも、地山からの土圧に容
易に耐えることが出来る。これにより、管渠26の発進
側でも受入れ側でも、耐土圧性、止水性の向上が図れ
る。
【0016】こうして推進され、坑口ブロック1と接続
された管渠26は、坑口シール材21でシールされる。
なお、コンクリート躯体2の刃口5として、鋼管等の円
筒形の金属管を使用し、その先端縁に鋸歯状の凹凸を形
成しているので、コンクリート躯体2をその中心軸の回
りに旋回させることにより、コンクリート躯体2を容易
に推進することが出来る。また、坑口9の周面と管渠2
6の外周面との間に、水膨潤性ゴム等の弾性体からなる
緩衝パッキン27を挿入し、坑口9に管渠26の端部を
弾力的に水密性を与えて支持するようにする。これによ
り、地震等で地盤が振動しても、接続部分の割れ等の破
損が起こりにくく、下水の破断や水漏れ等が起こりにく
い構造となる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態について、具体的且つ詳細に説明する。
図1は、立坑ブロック1を示すものであり、1つの円筒
状のコンクリート躯体2を有するものの例である。この
コンクリート躯体2は、例えば遠心成型されたコンクリ
ートの円筒状の管体からなる。このコンクリート躯体2
の上端面には、後述するケーシング17を接続するため
の継手として鋼製の継手3が埋め込まれている。この鋼
製の継手3は、図2に示すように、断面横T字形のもの
で、これはコンクリート躯体2を遠心成型する型枠の中
に配置された鉄筋の一部に溶接された状態で型枠内に配
置され、この状態でコンクリート躯体2が遠心成型され
る。これにより、継手3は、その一部がコンクリート躯
体2の端部に埋め込まれた状態で取り付けられる。この
継手の一部は、コンクリート躯体2の端面の外周部から
立設しており、この立設した部分には、一定の間隔で凹
状の切欠6とねじ挿入用の孔32とが設けられている。
【0018】コンクリート躯体2の周壁の所定の位置
に、後述する管渠26を推進し、或いは別の立坑から推
進された管渠26を挿入し、接続するための坑口9が穿
孔されている。図3にも示すように、坑口9は、コンク
リート躯体2の周壁を同コンクリート躯体2の径方向に
穿孔して形成したものである。この坑口9は、工場にお
いてコンクリート躯体2を成型した後、削孔機等を使用
して穿孔される。この坑口9は、コンクリート躯体2の
周壁に1個所だけ穿孔されることもあるが、マンホール
に接続される管渠26の数に応じて同じ高さ或いは高さ
を変えて2個所或いはそれ以上の個所に穿孔されること
が多い。図示の例では、中心軸が互いに90゜をなすよ
うにコンクリート躯体2の周壁の同じ高さに2個所の坑
口9が穿孔されている。
【0019】図3、図9及び図10にも示すように、こ
の坑口9には、坑口金具が嵌め込まれ、固定されてい
る。この坑口金具は、円筒形の坑口外リング10とその
内周に設けられた坑口リング11とからなる。坑口外リ
ング10は、コンクリート躯体2の周面に開設された坑
口9に嵌め込まれ、固定される。図示の例では、坑口9
の内部に坑口外リング10を嵌め込むと共に、予め坑口
9の周面と坑口外リング10の外周面とに塗布したエポ
キシ樹脂系接着剤等の接着剤12で坑口9の周面に坑口
外リング10の外周面を接着している。さらに、坑口9
の周面と坑口外リング10の外周面との間隙のコンクリ
ート躯体2の内周側と外周側との部分にモルタル13を
充填し、硬化させて接着部分を封止している。
【0020】坑口外リング10の内周面のほぼ中央に、
円板リング状の坑口リング11が嵌め込まれ、溶接等の
手段で固着されている。この坑口リング11には、所定
の角度間隔でねじ孔が設けられている。この坑口リング
11は、図9に示すように、側面形状は真っ直ぐである
が、図10に示されたように、平面形状は、コンクリー
ト躯体2の外側に突になるような曲面形状を有してお
り、図示の例では、円筒形のコンクリート躯体2の曲面
に対応する曲面となっている。すなわち、坑口リング1
1の内面及び外面は、コンクリート躯体2とほぼ同心の
部分円筒面により形成されている。
【0021】コンクリート躯体2の下端部には、刃口が
設けられている。図示の例では、図4にも示す通り、コ
ンクリート躯体2の下端部内周に、その内径が次第に増
大するようなテーパ面7が形成され、その外周部に円筒
リング状のカラー4が取り付けられている。このカラー
4は、前記継手3と同様に、コンクリート躯体2を遠心
成型する型枠の中に配置された鉄筋の一部に溶接された
状態で型枠内に配置され、この状態でコンクリート躯体
2が遠心成型される。これにより、カラー4は、その上
側の一部がコンクリート躯体2の下端部に埋め込まれた
状態で取り付けられ、その下側の一部がコンクリート躯
体2の下端縁から下方に突出している。刃口5はやはり
円筒状の鋼製のもので、その内径は、前記カラー4の外
径と同じかやや大きい。この刃口5は、その上端側が前
期カラー4の外側に嵌め込まれ、ボルト14とナット1
5により締め付け、固定されている。刃口5の先端縁に
は、鋸歯状の凹凸が形成されている。
【0022】このようにコンクリート躯体2が1つだけ
使用される立坑ブロック1は、比較的浅い立坑及びマン
ホールを構築する場合に使用される。他方、より深い立
坑及びマンホールを構築する場合は、図5に示すよう
に、刃口5及び坑口9を有するコンクリート躯体2に別
のコンクリート躯体16を接続して使用する。この場
合、刃口5及び坑口9を有するコンクリート躯体2の上
端には、前述のようなケーシング用の継手3に代えて断
面横L字形の鋼製の継手33を取り付ける。この継手3
3は、前述の継手3と同様に、コンクリート躯体2を遠
心成型する型枠の中に配置されたアンカー鉄筋の一部に
溶接された状態で型枠内に配置され、この状態でコンク
リート躯体2が遠心成型される。これにより、継手33
は、コンクリート躯体2の端部の周面と端面にわたって
埋め込まれた状態で取り付けられる。この状態では、継
手33の外周面と端面は、コンクリート躯体2の端部の
外周面と端面とほぼ面一となる。
【0023】このコンクリート躯体2に接続される別の
コンクリート躯体16の下端部には、前記コンクリート
躯体2の上端部に取り付けられたのと同様に、断面L字
形の継手33が取り付けられる。そして、このコンクリ
ート躯体16の下端面が、シール用のパッキン(図示せ
ず)を介して前記コンクリート躯体2の上端面に当てら
れ、重ね合わせられた継手33、33が溶接されること
により、2つのコンクリート躯体2と16とが互いに接
続される。この継手33、33の溶接によるコンクリー
ト躯体2と16との接続は、通常工事現場で行うが、コ
ンクリート躯体2、16が軽量の場合は工場で行っても
よい。上側のコンクリート躯体16の上端には、前述の
ようにしてコンクリート躯体1の上端部に取り付けられ
たのと同様にして、後述するケーシング17を接続する
ための継手3が取り付けられる。この継手3は、前述の
例において、コンクリート躯体2の上端部に取り付けら
れたのと同じである。
【0024】図7は、前記継手3を介してコンクリート
躯体2の上端またはコンクリート躯体16の上端に接続
されるケーシング17を示す。このケーシング17は、
鋼製の円筒管からなり、その下端内周側に継手18が溶
接されている。この継手18は、その外径がケーシング
17の内径と等しく、ケーシング17の内側に嵌め込ま
れ、溶接されている。継手18の下端は、ケーシング1
7の下端より下方に突出している。この継手18のケー
シング17から突出した部分には、前記コンクリート躯
体2または16の継手3のねじ挿入用の孔32に対応し
てねじ挿入用の孔33が穿孔されている。また、ケーシ
ング17の下端からは、前記継手3の切欠6に対応する
形状及び間隔で突起19が突設されている。
【0025】次に、このような立坑ブロック1やケーシ
ング17を使用し、立坑ブロック1を地面に圧入して推
進し、立坑を掘削し、さらにその坑口から管渠26を推
進し、最後に立坑ブロック1を使用してマンホールを構
築する手順について説明する。なおここでは、図5に示
すように、コンクリート躯体2、16を2段に接続して
立坑を掘削する場合を例を中心として説明する。
【0026】図9及び図10に示すように、予めコンク
リート躯体1の坑口9の坑口外リング10の内周に固着
された坑口リング11の外側に、ゴム等の弾性シール材
からなるパイロット管用坑口シール材22、ゴム等の弾
性シール材からなる坑口シール材21、複数枚のフィル
タ25及びゴム等の弾性体からなるリング状のシール押
さえリング35の外周側が順次当てられる。このうち、
パイロット管用坑口シール材22は、坑口外リング10
の内側を、そのほぼ全面にわたって覆うように張られて
いるが、坑口シール材21の中央部は、開口しているか
或いは+字状或いは*字状等の切込が入られている。ま
た、フィルタ25は、坑口外リング10の内側を、その
ほぼ全面にわたって覆うように張られる。フィルタ25
は、水を通過させるが、土砂を通過させないものであ
る。
【0027】他方、内側の坑口リング11の内側には、
ゴム等の弾性体からなる遮蔽シール材36と遮蔽プレー
ト23が順次当てられている。これら、遮蔽シール材3
6と遮蔽プレート23は、坑口外リング10の内側を、
そのほぼ全面にわたって覆うように張られる。このよう
にして、坑口リング11の外側と内側にそれぞれ当てら
れたシール押さえ材21、フィルタ25、坑口シール材
21、遮蔽シール材36及び遮蔽プレート23が、これ
らの部材及び坑口リング11に貫通したボルトそれに螺
合したナット等の締付金具24を使用して前記坑口リン
グ11に固定される。この坑口シール材21と遮蔽プレ
ート23との取付は、通常、現場搬入の前に工場等で行
われる。なお、後述する管渠26の推進に当たり、最初
にパイロット管を推進しない場合は、前記パイロット管
用坑口シール材22は、取り付けないこともある。
【0028】既に述べた通り、坑口リング11は、図9
に示すように、その側面形状は真っ直ぐであるが、図1
0に示されたように、その平面形状は、コンクリート躯
体2の外側に突になるような曲面形状となっている。そ
して、前記のように、この坑口リング11に取り付けら
れたシール押さえ材21、フィルタ25、坑口シール材
21、遮蔽シール材36及び遮蔽プレート23も、図9
に示すように、その側面形状は真っ直ぐであるが、図1
0に示されたように、その平面形状は、コンクリート躯
体2の外側に突になるような曲面形状となっている。図
示の例では、円筒形のコンクリート躯体2の曲面に対応
する曲面となっている。すなわち、それら部材の内面及
び外面は、コンクリート躯体2とほぼ同心の部分円筒面
により形成されている。なお、坑口リング11の内側の
遮蔽シール材36と遮蔽プレート23は、平面形状も平
坦な円板状のものであってもよい。
【0029】舗装面に立坑を掘削する場合は、まず舗装
を切断し、撤去し、路面から1.5m程の深さまで試掘
する。マンホールを設置する平面位置を芯出しするため
測量し、その芯出した位置を基準として立坑を推進する
ための立坑推進機を設置する。コンクリート躯体2は、
通常の場合、予め刃口5が取り付けられない状態で現場
に搬入され、図1または図5に示すように、刃口5が工
事現場で取り付けられる。このようにして刃口5とフィ
ルタ25を取り付けたコンクリート躯体2を前記立坑推
進機に取り付け、コンクリート躯体1をその中心軸の周
りに旋回或いは反転旋回させながら地面に垂直に圧入す
る。これと同時に、立坑ブロック1内の土砂を排出す
る。
【0030】既に述べた通り、坑口リング11及びこの
坑口リング11に固定された坑口シール材21とフィル
タ25がコンクリート躯体2の外側に突になるような曲
面形状を有しているため、推進時には、コンクリート躯
体2の外側からの土圧に十分耐えることが出来る。この
意味では、図10に示すように、坑口リング11の内側
に取り付けた遮蔽シール材36及び遮蔽プレート23も
また、コンクリート躯体2の外側に突になるような曲面
形状を有していることが望ましい。
【0031】こうしてコンクリート躯体2を圧入し、推
進した後、別のコンクリート躯体16を接続するとき
は、端面の間にシール用のパッキン(図示せず)を介し
てコンクリート躯体2の上にコンクリート躯体16を重
ね合わせ、当接した継手33、33を溶接することによ
り、コンクリート躯体2の上にコンクリート躯体16を
接続する。また、コンクリート躯体2を1段のみ使用す
る場合は、このようなコンクリート躯体の接続作業は行
われないことは言うまでもない。
【0032】この状態でさらにコンクリート躯体1、1
6を、その中心軸の周りに旋回或いは反転旋回させなが
ら地面に垂直に圧入する。これと同時に、立坑ブロック
1内の土砂を排出する。コンクリート躯体16の上にさ
らに別のコンクリート躯体を接続する場合は、前述と同
様にして接続する。この場合、コンクリート躯体16と
しては、上端面にケーシング用の継手3ではなく、コン
クリート躯体同士を接続するための継手33を設けたも
のを使用する。また、ケーシング用の継手3は、その上
に接続される他のコンクリート躯体の上端面に設ける。
【0033】次に、図6に示されたように、コンクリー
ト躯体16の上端にケーシング17を接続する。なお、
コンクリート躯体2を1段のみ使用する場合は、坑口9
及び刃口5を有するコンクリート躯体2にケーシング1
7を接続することは言うまでもない。図8にも示すよう
に、ケーシング17の下端の継手をコンクリート躯体1
6側の継手3の内側に嵌め込むと共に、突起19(図7
参照)を継手3の切欠6(図5参照)に嵌め込んで回り
止めする。この状態ではケーシング17側の継手18と
コンクリート躯体16側の継手18とのねじ孔32、3
3(図5及び図7参照)が互いに合うようになってお
り、図8に示すように、このねじ孔32、33に通した
ナットとこれに螺合したボルトとからなる締付金具20
により、継手3と継手18を互いに固定する。これによ
り、コンクリート躯体16の上端にケーシング17が接
続される。
【0034】この状態でさらにコンクリート躯体1、1
6及びケーシング17を、その中心軸の周りに旋回或い
は反転旋回させながら地面に垂直に圧入する。これと同
時に、立坑ブロック1内の土砂を排出する。こうして所
定の深さまで立坑を推進、掘削する。そして、コンクリ
ート躯体1、16及びケーシング17を旋回或いは揺動
し、コンクリート躯体2、16の中心及び坑口が予め測
量により定めた立坑中心及び管渠の中心と一致するよう
に位置合わせする。このようにして、所定の位置にコン
クリート躯体1、16及びケーシング17が埋設された
状態を図6に示す。
【0035】次に、マンホールの底壁となるべき部分、
すなわちコンクリート躯体2の下端の間に、生コンクリ
ートを打ち込み、表面を仕上げて、底盤31(図13参
照)を成型する。次に、坑口9を開く。坑口9は、図9
により既に述べたように、坑口リング11の内側が弾性
体からなる遮蔽シール材36と鋼製の遮蔽プレート23
で覆われ、坑口リング11の外側がフィルタ25で覆わ
れ、その間に坑口シール材21が取り付けられている。
【0036】そこでまず、締付金具24を外し、遮蔽シ
ール材36と遮蔽プレート23のみを取り外すと、フィ
ルタ25及び坑口シール材21を通してコンクリート躯
体2の周囲の地山に含まれる水がコンクリート躯体2内
に流入する。この水はポンプにより排水する。地山の水
を十分排水した後、フィルタ25の中央部を+字状や*
字状に切ることにより坑口9が開く。
【0037】この状態で、図11に示すように、コンク
リート躯体2の内側から坑口9に管渠26を差し込み、
管渠26を図11で矢印で示すようにコンクリート躯体
2の径方向に押し出し、地山に圧入する。同時に管渠2
6内の土砂を排出する。このようにして管渠26を所定
位置まで推進し、配管する。このとき、坑口シール材2
1はその外周部が坑口リング11に固定された状態で管
渠26の外周に接触し、管渠26と坑口9との間をシー
ルする。
【0038】坑口9及び推進する管渠26が複数組ある
場合は、前述と同様にして坑口9を開き、そこから管渠
26を推進する。管渠26の推進先には、前述したよう
なコンクリート躯体2を有する立坑が既に構築されてお
り、管渠26の先頭がその立坑の坑口9に受け入れられ
る。既に述べた通り、坑口リング11及びこの坑口リン
グ11に固定された坑口シール材21がコンクリート躯
体2の外側に突になるような曲面形状を有しているた
め、管渠26の受入れ側となる立坑側で、管渠26の発
進側から推進する管渠26を受け入れる際に、坑口シー
ル材21がコンクリート躯体2の内側に深く折れ曲がっ
てしまわない。また、管渠26の発進側でも、地山から
の土圧に容易に耐えることが出来る。これにより、管渠
26の発進側でも受入れ側でも、耐土圧性、止水性の向
上が図れる。
【0039】推進完了の後、図12に示すように、坑口
9の坑口リング11の外側位置に、水膨潤性ゴム等の弾
性体からなる緩衝パッキン27を嵌め込む。この緩衝パ
ッキン27は、管渠26の外周面と坑口9の周面とに密
着し、管渠26と坑口9との間をシールする。このた
め、高い止水性が得られる。さらに、この緩衝パッキン
27がシール材としてだけではなく、管渠26の端部を
弾力的に支持しする弾性構造部材として機能する。この
ため、地震等で地盤が揺れても、管渠26の坑口9への
取付部が破断しにくい。
【0040】次に、図13に示すようにして、コンクリ
ート躯体16の上に、一部にテーパを有する上部コンク
リート躯体28、いわゆる斜壁を接続し、固定する。こ
の上部コンクリート躯体28は、その上部に金属製リン
グ状の蓋受け金具30が埋め込まれた状態で成型されて
おり、ここに金属製、コンクリート製或いは強化プラス
チック製等の蓋29が嵌め込まれる。コンクリート躯体
2、16は、この蓋29の上面が地面GLと面一になる
ようの沈設される。
【0041】その後、コンクリート躯体16の継手3か
らケーシング17(図6参照)が取り外され、撤去され
る。さらに、上部コンクリート躯体28の周囲が埋め戻
され、必要に応じて舗装の補修がなされる。最後に、上
部コンクリート躯体28の内周面の垂直な部分及びコン
クリート躯体2、16に上下に列べて適当な間隔でステ
ップ34が取り付けられ、これにより管渠26の敷設
と、それに接続されたマンホールが完成する。なお、本
発明は、以上の例に限られるものではない。例えば図示
の例では、中心軸が90゜をなよう2組の管渠26がコ
ンクリート躯体2の坑口9に取り付けられたが、その中
心軸のなす角度は配管の目的に従って任意である。
【0042】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、立
坑ブロック1を地中に推進し、立坑を掘削するのが容易
であると共に、立坑を掘削した後、坑口9を開いたとき
の水及び土砂の排出が容易となる。さらに、坑口9から
の管渠26の推進も容易であると共に、地盤の振動等に
対する管渠26の支持が確実になる。さらに、管渠26
を推進した後のマンホール構築も容易である。
【0043】特に、坑口リング11及びこの坑口リング
11に固定された坑口シール材21が円筒形状のコンク
リート躯体2の周壁の曲面に対応する曲面形状を有し、
コンクリート躯体2の外側に凸になっている。このた
め、管渠26の受入れ側となる立坑側で、管渠26の発
進側から推進する管渠26を受け入れる際に、坑口シー
ル材21がコンクリート躯体2の内側に深く折れ曲がっ
てしまわない。また、管渠26の発進側でも、地山から
の土圧に容易に耐えることが出来る。これにより、管渠
26の発進側でも受入れ側でも、耐土圧性、止水性の向
上が図れる。これらの理由から、立坑の掘削、管渠26
の敷設及びマンホールの構築という一連の工事が容易に
行えると共に、信頼性の高い水道が構築できることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による立坑ブロックの例を示す半断面斜
視図である。
【図2】図1のA部断面を示す要部拡大断面図でる。
【図3】図1のB部断面を示す要部拡大断面図でる。
【図4】図1のC部断面を示す要部拡大断面図でる。
【図5】本発明による立坑ブロックの他の例を示す半断
面斜視図である。
【図6】同立坑ブロックの上端にケーシングを接続した
状態で、地面から所定の深さまで推進し、立坑を掘削し
た状態の縦断側面図である。
【図7】同立坑ブロックの上端に接続されるケーシング
の例を示す斜視図である。
【図8】立坑ブロックの上端とケーシングとの接続部分
を示す要部拡大縦断側面図である。
【図9】立坑ブロックの坑口を複数の板体で塞いだ状態
の例を示す要部拡大縦断側面図である。
【図10】図9のD−D線断面図である。
【図11】立坑ブロックの坑口を開き、そこから管渠を
推進する状態の例を示す要部拡大横断平面図である。
【図12】立坑ブロックの坑口で推進を完了し、管渠を
緩衝パッキンで支持した状体の要部拡大横断平面図であ
る。
【図13】管渠の推進及びマンホールが完成した状態の
例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 立坑ブロック 2 コンクリート躯体 5 コンクリート躯体の刃口 9 コンクリート躯体の坑口 10 坑口外リング 11 坑口リング 17 ケーシング 21 坑口シール材 22 遮蔽シール材 23 遮蔽プレート 25 フィルタ 26 管渠 27 緩衝パッキン
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI E21D 5/04 E21D 5/04 9/06 311 9/06 311Z (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 29/12 E21D 1/00 - 9/14 E03F 5/02

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に刃口(5)を有するコンクリート
    躯体(2)を有する立坑ブロックにおいて、コンクリー
    ト躯体(2)は、その周壁に開設された坑口(9)を有
    し、この坑口(9)の内周に坑口リング(11)を形成
    し、この坑口リング(11)がコンクリート躯体(2)
    の外側に突になるような曲面形状を有し、この坑口
    (9)の坑口リング(11)より外側に、水を通し、土
    砂を通さないフィルタ(25)が張られていることを特
    徴とする立坑ブロック。
  2. 【請求項2】 坑口(9)の周面に坑口外リング(1
    0)が嵌め込んで固定され、この坑口外リング(10)
    の内周に坑口リング(11)が設けられていることを特
    徴とする請求項1に記載の立坑ブロック。
  3. 【請求項3】 坑口(9)の内周に形成された坑口リン
    グ(11)に、坑口シール材(21)の外周が固定され
    ることにより、この坑口シール材(21)が坑口(9)
    に張られていることを特徴とする請求項1または2に記
    載の立坑ブロック。
  4. 【請求項4】 坑口シール材(21)は、円筒形状のコ
    ンクリート躯体(2)の周壁の曲面に対応する曲面形状
    を有することを特徴とする請求項3に記載の立坑ブロッ
    ク。
  5. 【請求項5】 坑口(9)の坑口リング(11)より内
    側に、硬質の遮蔽プレート(23)が張られていること
    を特徴とする請求項1〜の何れかに記載の立坑ブロッ
    ク。
  6. 【請求項6】 刃口(5)は円筒形の金属管からなるこ
    とを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のマンホー
    ル構築用立坑ブロック。
  7. 【請求項7】 刃口(5)の先端縁に鋸歯状の凹凸が形
    成されていることを特徴とする請求項に記載の立坑ブ
    ロック。
  8. 【請求項8】 坑口(9)を有するコンクリート躯体
    (2)の上に別のコンクリート躯体(16)が接続され
    ていることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の
    立坑ブロック。
  9. 【請求項9】 下端に刃口(5)が設けられたコンクリ
    ート躯体(2)を有する立坑ブロックを使用し、このコ
    ンクリート躯体(2)を地面から地中に圧入して推進す
    ると共に、その内部の土砂を排除しながら立坑を掘削す
    る方法において、コンクリート躯体(2)の周壁に予め
    坑口(9)が開設され、この坑口(9)に、コンクリー
    ト躯体(2)の外側に突になるような曲面形状を有する
    複数の板状部材を配置して坑口(9)を塞ぎ、この坑口
    (9)の板状部材の外側に、水を通し、土砂を通さない
    フィルタ(25)を張った状態で立坑ブロックを推進
    し、立坑を掘削することを特徴とする立坑掘削方法。
  10. 【請求項10】 コンクリート躯体(2)の坑口(9)
    の内周に坑口リング(11)が形成され、この坑口リン
    グ(11)がコンクリート躯体(2)の外側に突になる
    ような曲面形状を有することを特徴とする請求項に記
    載の立坑掘削方法。
  11. 【請求項11】 コンクリート躯体(2)の坑口(9)
    坑口リング(11)より内側に、硬質の遮蔽プレート
    (23)を張ったことを特徴とする請求項10に記載の
    立坑掘削方法。
  12. 【請求項12】 立坑の推進、掘削の後、前記遮蔽プレ
    ート(23)を外し、フィルタ(25)を通して地山の
    水をコンクリート躯体(2)内に流入させると共に排水
    し、その後フィルタ(25)を切って坑口(9)を開く
    ことを特徴とする請求項11に記載の立坑掘削方法。
  13. 【請求項13】 前記請求項9〜12の何れかの立坑掘
    削方法で立坑を掘削した後、前記坑口(9)を開き、そ
    こから管渠(26)を土中に推進することを特徴とする
    管渠推進方法。
  14. 【請求項14】 坑口(9)の坑口リング(11)の間
    に坑口シール材(21)を張ったコンクリート躯体
    (2)を使用し、この坑口シール材(21)で管渠(2
    6)と坑口(9)との隙間をシールすることを特徴とす
    る請求項13に記載の管渠推進方法。
  15. 【請求項15】 推進完了の後、坑口(9)に緩衝パッ
    キン(27)を挿入し、管渠(26)の端部を弾力的に
    支持すると共に止水することを特徴とする請求項13ま
    たは14に記載の管渠推進方法。
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