JP3177376B2 - 被識別対象物の識別方法 - Google Patents
被識別対象物の識別方法Info
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Description
物、例えば鉄道のトラフや端子ボックス等の収容部(以
下、「保護管」という。)に収容された複数ケーブルの
中から所定ケーブルを識別する被識別対象物の識別方法
に関する。
収容されており、これらケーブルの中には、経時変化に
よって寿命がきたり、障害が発生して使用できないもの
が含まれていることがある。このような状態で、新たに
ケーブルをこの保護管内に敷設する場合、保護管内の不
要なケーブルを撤去しないと、新たなケーブルを敷設で
きないことが多くある。
は、保護管内のどのケーブルが必要で、どのケーブルが
不要か判らないために、不要ケーブルを撤去できなくな
ることが非常に増え、また使用しているケーブルを誤っ
て撤去してしまう事故も発生しており、任意の場所で保
護管の蓋を開けて特定のケーブルを捜し出すことができ
る方法が要望されていた。
27209号に示すような識別方法があった。すなわ
ち、上記識別方法において、印加部では、目標ケーブル
の心線に直接3種類の特定周波数の合成信号を印加して
おり、検出部では、信号電極が上記目標ケーブルに近接
すると、信号電極と目標ケーブル心線間の静電容量の結
合によって、上記印加された信号電圧を検出し、3チャ
ンネルのバンドパスフィルタで3種類の周波数信号を分
離・平滑して、さらにコンパレータ回路に出力する。こ
のコンパレータ回路において、上記各信号がしきい値よ
り大きい場合には、アンド回路からの検出信号によっ
て、例えばランプの点灯やブザーの鳴動が発生して、信
号電極が当てられているケーブルが目標ケーブルである
ことを示していた。
管の中には、光ケーブル、あるいは使用されずしかもア
ース接続されていないケーブル(以下、「隣接ケーブ
ル」という。)を多数敷設している場合があり、この場
合に光ケーブルは、周囲の電磁ノイズに影響されないた
め、通常そのシールド層(外装あるいはテンションメン
バー等)は、アース接続されない。上記隣接ケーブル
は、目標ケーブルと平行に敷設されているので、目標ケ
ーブルとの間に大きな静電容量がある。このような場合
には、上記ケーブル間の静電容量の影響で、隣接ケーブ
ルからも印加信号を検出することとなり、識別対象の目
標ケーブルと隣接ケーブルの識別が非常に困難になると
いう問題点があった。そこで、従来では、これら隣接ケ
ーブルのシールド層をアースに落とすことが必要であっ
たが、ケーブルの識別を行う現場の状況は複雑であり、
隣接ケーブルのシールド層をアースに落とすことが非常
に困難な場合や不可能な場合もあるという問題点があっ
た。また、上記アースに落とす作業は、作業時間が長く
かかるという問題点もあった。
で、導電性の対象物間の静電容量に影響を受けず、複数
の対象物の中から被識別対象物を正確に識別することが
できる被識別対象物の識別方法を提供することを目的と
する。
め、本発明では、収容される導電性の複数の対象物(ケ
ーブル)の中から所定の被識別対象物(目標ケーブル)
を識別する被識別対象物の識別方法において、前記目標
ケーブルに、少なくとも1つの特定周波数の印加信号を
印加部から直接に印加すると同時に、該目標ケーブルと
隣接する対象物(隣接ケーブル)に該特定周波数の信号
とは異なる、少なくとも1つの特定周波数のダミー信号
を印加部から直接に印加する印加工程と、検出部で静電
結合方法によって前記ケーブルから周波数信号を検出
し、前記周波数信号を前記印加信号及びダミー信号と同
じ周波数成分に分離して、前記分離した各信号レベルの
大きさを判別して、前記目標ケーブルを識別する識別工
程とからなる被識別対象物の識別方法が提供される。
の電圧レベルより低い第1閾値レベルと、ダミー信号の
電圧レベルより低い第2閾値レベルとを設定しておき、
識別工程では、検出部で検出した印加信号レベルが第1
閾値レベルより高く、かつ、検出したダミー信号レベル
が第2閾値レベルより低い場合に、目標ケーブルと判別
するのが望ましい。
ルに印加される特定周波数の印加信号が複数の場合に
は、印加部は、該複数の印加信号の合成信号を目標ケー
ブルに印加するものである。請求項3の識別方法として
は、目標ケーブルと隣接する隣接ケーブルに印加される
特定周波数のダミー信号が複数の場合には、印加部は、
該複数のダミー信号の合成信号を隣接ケーブルに印加す
るものである。
ブルに特定周波数の印加信号を印加するとともに、隣接
ケーブルに特定周波数のダミー信号を印加し、かつ、静
電容量結合の検出部で上記信号の電圧を検出して、各周
波数の信号レベルの大きさを判別基準で比較して判別す
るので、誤判断することなく正確に目標ケーブルを識別
することができる。
及びダミー信号として、合成信号を用いるので、検出し
た上記合成信号を分離して、各信号毎に信号レベルを判
別できる。
乃至図4の図面に基づいて説明する。図1は、本発明に
係る被識別対象物の識別方法を用いたケーブル識別装置
の構成を示すブロック図である。図において、ケーブル
Aは、絶縁被覆された目標ケーブルであり、ケーブル
B,Cは、目標ケーブルAと平行に保護管内に敷設され
ている。これらケーブルは、互いに強く静電結合してお
り、その導電部分(心線)は、アース接続されていない
ものとする。
ケーブルAの導体部分である心線A1に印加するととも
に、特定周波数のダミー信号を隣接ケーブルBの心線B
1に印加する印加部10と、印加部10から離れた任意
の場所で、これらケーブルと非接触又は接触して設けら
れ、これら特定周波数の信号を検出する検出部20とか
ら構成されている。
数信号を合成して、上記目標ケーブルAの心線A1 に印
加する特定周波数信号印加回路11と、上記印加回路1
1からの周波数信号とは異なる周波数のダミー信号を、
隣接ケーブルBの心線B1に印加するダミー信号印加回
路12とから構成され、上記印加回路11,12は、印
加部の出力インピーダンスrを介してアース接続されて
いる。
常あまり使用されていない周波数f1,f2,f3の3種
類の正弦波の周波数信号を合成し、合成信号として目標
ケーブルAの心線A1 に印加している。ダミー信号印加
回路12は、例えば上記印加回路11の発振する周波数
信号と異なり、かつ、通常あまり使用されていない周波
数f4の正弦波の周波数信号を、ダミー信号として隣接
ケーブルBの心線B1に印加している。なお、目標ケー
ブルに対して隣接ケーブルが複数存在する場合には、ダ
ミー信号印加回路12は、これら隣接ケーブルのうちの
1本の隣接ケーブルに上記ダミー信号を印加すれば良
い。
12からの周波数f1,f2,f3,f4の周波数信号の信
号レベル(電圧)を、それぞれVsf1,Vsf2,Vsf3,
Vsf4とし、さらに説明を容易にするため、Vsf1=Vsf
2=Vsf3=Vsf4=Vsfとする。検出部20は、絶縁被
覆された目標ケーブルAの近傍に配置された金属板から
なる信号電極21と、上記信号電極21と接続され、心
線A1からの電圧信号を取り込む入力回路22と、上記
入力した電圧信号を信号処理して、目標ケーブルAを識
別する信号処理回路23と、上記識別された目標ケーブ
ルAを表示する表示回路34とから構成されている。
目標ケーブルAの心線A1 の間には、ある静電容量が存
在しており、この静電容量結合で、心線A1 の電圧を検
出するため、入力回路22には、入力インピーダンスの
非常に高いバファー回路、本実施例では、例えば電界効
果トランジスタを使用したボルテージフローワ回路と、
増幅のゲイン調整が可能な増幅回路を使用する。電圧信
号は、このボルテージフローワ回路で検出された後、増
幅回路で増幅されて信号処理回路23に出力される。な
お、上記電圧信号には、上述したf1〜f4の4種類の信
号周波数成分の他に、例えば50[Hz]とその他のノ
イズ成分が含まれている。
中から4種類の特定の周波数信号f1〜f4をそれぞれ通
過させるバンドパスフィルタ24〜27と、バンドパス
フィルタ24〜27を通過した各周波数信号の平滑化を
行い、かつ、上記各周波数信号をそれぞれ判別基準とな
る基準信号と比較する平滑化・コンパレータ回路28〜
31と、上記平滑化・コンパレータ回路31からの比較
結果を反転するインバータ回路32と、上記平滑化・コ
ンパレータ回路28〜30及びインバータ回路32から
の比較結果を論理積演算するアンド回路33とから構成
されている。
波数信号印加回路11及びダミー信号印加回路12と対
応しており、上記特定周波数信号印加回路11から発振
された周波数がf1,f2,f3の3種類の周波数信号及
びダミー信号印加回路12から発振された周波数がf4
の周波数信号をそれぞれ検出している。すなわち、上記
バンドパスフィルタ24〜27は、入力回路22で検出
されて入力する電圧信号を、Vf1,Vf2,Vf3,Vf4の
信号レベルの信号にそれぞれ分離して、接続される各平
滑化・コンパレータ回路28〜31に出力している。な
お、上記電圧信号に含まれるノイズ成分は、このバンド
パスフィルタ24〜27によって取り除かれる。
バンドパスフィルタ24〜27に対応して設けられてお
り、平滑化した各周波数信号を所定の基準信号と比較、
つまり各周波数信号の信号レベルが上記各回路28〜3
1に設定されている判別閾値(電圧)の基準信号より上
か又は下かをそれぞれ判別し、上記周波数信号が基準信
号より大きい場合には、その比較結果として、それぞれ
出力レベル“1”をアンド回路33及びコンパレータ回
路32に出力する。すなわち、平滑化・コンパレータ回
路28〜31には、判別閾値VREF1,VREF2,VREF3,
VREF4の基準信号がそれぞれ設定されており、入力する
各Vf1,Vf2,Vf3,Vf4の信号レベルの信号を、予め
設定された以下に示す不等式に基づき比較している。
記不等式(1)〜(3)が成立する場合及び不等式(4)が成立
しない場合に、それぞれ“1”を出力し、また上記不等
式(1)〜(3)が成立しない場合及び不等式(4)が成立する
場合に、それぞれ“0”を出力する。なお、本実施例で
は、説明を容易にするため、VREF1=VREF2=VREF3=
VREF4=VREF=0.3Vsfとする。
力するものであり、上記平滑化・コンパレータ回路31
からの比較結果が、例えば不等式(4)の成立を示す
“0”の場合には、“1”をアンド回路33に出力し、
また不等式(4)の不成立を示す“1”の場合には、
“0”を上記アンド回路33に出力する。アンド回路3
3は、上記3つの各平滑化・コンパレータ回路28〜3
1及びインバータ回路32からの出力が共に“1”の場
合には、その出力を“1”にする。このアンド回路33
の出力は、特定周波数信号印加回路11で発振された3
種類の周波数信号が基準信号より高い信号レベルで検出
され、ダミー信号印加回路12で発振された周波数信号
が基準信号より低い信号レベルで検出された旨を示すも
のである。
ザーを有し、アンド回路33の出力が“1”の場合、上
記ランプを点灯させ、かつ、ブザーを鳴らして、信号電
極21が近接するケーブルが周波数信号を印加した目標
ケーブルAであることを表す。次に、図2から図4の等
価回路に基づいて図1に示した識別方法の検証を行う。
図2は、信号電極21をケーブルAに近接させた場合の
等価回路を示し、図3は、信号電極21をケーブルBに
近接させた場合の等価回路を示し、図4は、信号電極2
1をケーブルCに近接させた場合の等価回路を示す図で
ある。
C,CBCは、ケーブルAとB間、ケーブルAとC間、ケ
ーブルBとC間のそれぞれの静電結合容量で、CSは、
信号電極21とケーブル導体間の静電結合容量で、CE
は、信号電極21と検出部20のアース電極間の静電結
合容量で、CNは、検出部20のアース電極とグランド
間の静電結合容量である。ZA,ZB,ZCは、ケーブル
A,B,Cのそれぞれの対地インピーダンスで、rは、
印加部10の出力インピーダンスである。(r=印加回
路の出力インピーダンス+アースの接地抵抗) 通常の場合、上記各パラメータの間には、次のような相
互関係が存在する。
タルインピーダンスは、非常に大きく、CAB,CAC,C
BC,ZA等のインピーダンスに比べれば、オープン状態
と考えても差し支えない。すなわち、信号電極をケーブ
ルに近接させた場合、そのケーブルの導体部分の電圧レ
ベルの変動は、無視できるほどに小さくなる。また、ケ
ーブル間の結合容量CAB,CAC,CBCのインピーダンス
を、ZCAB,ZCAC,ZCBCとすると、これらZCAB,ZCA
C,ZCBCは、上記印加部の出力インピーダンスrより十
分大きくなる。
全てオープンの状態になっているので、それぞれの対地
インピーダンスZA,ZB,ZCは、非常に大きくなる。
このような状態のおいて、図2の等価回路を利用してケ
ーブルAから検出した信号レベルを近似的に計算する
と、 Vf1=ZA・Vsf/(ZA+r)≒Vsf>VREF (ただし、ZA≫r) …(5) Vf2=ZA・Vsf/(ZA+r)≒Vsf>VREF (ただし、ZA≫r) …(6) Vf3=ZA・Vsf/(ZA+r)≒Vsf>VREF (ただし、ZA≫r) …(7) Vf4=r・Vsf/(ZCAB+2r)≒0<VREF (ただし、ZCAB≫r) …(8) 式(5)〜(8)は、上記不等式(1)〜(4)を全て成り立たせる
ことが明らかなので、信号処理回路23は、検出信号を
発生し、信号電極21に当接しているケーブルAが目標
ケーブルであることが判明する。
Bから検出した信号レベルを近似的に計算すると、 Vf1=r・Vsf/(ZCAB+2r)≒0<VREF (ただし、ZCAB≫r) …(9) Vf2=r・Vsf/(ZCAB+2r)≒0<VREF (ただし、ZCAB≫r) …(10) Vf3=r・Vsf/(ZCAB+2r)≒0<VREF (ただし、ZCAB≫r) …(11) Vf4=ZB・Vsf/(ZB+r)≒Vsf>VREF (ただし、ZB≫r) …(12) 式(9)〜(12)は、上記不等式(1)〜(4)を全て成り立たせ
ないので、信号処理回路23は、検出信号を発生させ
ず、信号電極21に当接しているケーブルBが目標ケー
ブルではないことが判明する。
Cから検出した信号レベルを近似的に計算すると、 Vf1=(ZCBC+r)・Vsf/(ZCAC+ZCBC+2r) ≒(1/2)Vsf>VREF …(13) Vf2=(ZCBC+r)・Vsf/(ZCAC+ZCBC+2r) ≒(1/2)Vsf>VREF …(14) Vf3=(ZCBC+r)・Vsf/(ZCAC+ZCBC+2r) ≒(1/2)Vsf>VREF …(15) Vf4=(ZCAC+r)・Vsf/(ZCAC+ZCBC+2r) ≒(1/2)Vsf>VREF …(16) 式(13)〜(16)は、上記不等式(1)〜(3)を成り立たせる
が、不等式(4)を成り立たせないので、信号処理回路2
3は、検出信号を発生させず、信号電極21に当接して
いるケーブルCが目標ケーブルではないことが判明す
る。
ピーダンスZCは、非常に大きいので、検出部23で
は、合成信号(Vf1+Vf2+Vf3)とダミー信号Vf4を
同時に検出することとなる。ここで、もしZCが非常に
小さい場合(すなわち、導体をアースに落とす場合や、
ケーブルCが使用中のケーブルの場合等)なら、上記検
出部23で検出する合成信号とダミー信号は、非常に小
さくなり、式(13)〜(16)は、以下に示すようになる。
等式(1)〜(3)を成り立たせないので、上記同様に信号処
理回路23は、検出信号を発生させず、ケーブルCが目
標ケーブルではないと判明できる。なお、ZCが非常に
小さい場合には、ZCとZCBC+r(あるいはZCAC+
r)の並列抵抗は、ほぼZCに等しくなり、ZCが非常に
大きい場合には、ZCとZCBC+r(あるいはZCAC+
r)の並列抵抗は、ほぼZCBC+r(あるいはZCAC+
r)に等しくなる。
ーブルに印加された印加信号と、隣接ケーブルに印加さ
れたダミー信号を、検出部で検出して分離し、その分離
した信号の信号レベルの大きさを判別することによっ
て、両端が開放状態になっている目標ケーブルと他のケ
ーブルを確実に識別するので、従来のように使用してい
ない隣接ケーブルの導体部分をアースに落とす作業を省
略でき、ケーブル識別の作業効率をアップすることがで
きる。
ための不等式(4)を加えたので、誤判断することなく、
ケーブルを容易に識別できるようになり、識別の信頼性
もさらに向上できる。なお、本実施例では、3種類の印
加信号と1種類のダミー信号を用いてケーブルの識別を
行ったが、本発明は、これに限らず、それぞれ1種類以
上の印加信号とダミー信号を、種々組み合わせて用いる
ことが可能である。また、本発明に係る識別方法は、同
じケーブル内に存在する各心線を識別する場合にも応用
が可能である。
容される導電性の複数の対象物の中から所定の被識別対
象物を識別する被識別対象物の識別方法において、前記
被識別対象物に、少なくとも1つの特定周波数の印加信
号を直接に印加すると同時に、該被識別対象物と隣接す
る対象物に該特定周波数の信号とは異なる、少なくとも
1つの特定周波数のダミー信号を直接に印加する印加工
程と、静電結合方法によって前記対象物から周波数信号
を検出し、前記周波数信号を前記印加信号及びダミー信
号と同じ周波数成分に分離して、前記分離した各信号レ
ベルの大きさを判別して、前記所定被識別対象物を識別
する識別工程とからなるので、導電性の対象物間の静電
容量に影響を受けず、複数の対象物の中から被識別対象
物を正確に識別することができる。
及びダミー信号として、合成信号を用いるので、検出し
た上記合成信号を分離して、各信号毎に信号レベルを判
別でき、さらに目標ケーブルの識別精度を向上させるこ
とができる。
ケーブル識別装置の構成を示すブロック図である。
た場合の等価回路を示す図である。
の等価回路を示す図である。
の等価回路を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 収容される導電性の複数の対象物の中か
ら所定の被識別対象物を識別する被識別対象物の識別方
法において、前記被識別対象物に、少なくとも1つの特
定周波数の印加信号を直接に印加すると同時に、該被識
別対象物と隣接する対象物に該特定周波数の信号とは異
なる、少なくとも1つの特定周波数のダミー信号を直接
に印加する印加工程と、 静電結合方法によって前記対象物から周波数信号を検出
し、前記周波数信号を前記印加信号及びダミー信号と同
じ周波数成分に分離して、前記分離した各信号レベルの
大きさを判別して、前記所定被識別対象物を識別する識
別工程とからなることを特徴とする被識別対象物の識別
方法。 - 【請求項2】 前記印加工程では、前記被識別対象物に
印加される前記特定周波数の印加信号が複数の場合に
は、該複数の印加信号の合成信号を前記被識別対象物に
印加することを特徴とする請求項1記載の被識別対象物
の識別方法。 - 【請求項3】 前記印加工程では、前記被識別対象物と
隣接する対象物に印加される前記特定周波数のダミー信
号が複数の場合には、該複数のダミー信号の合成信号を
前記隣接する対象物に印加することを特徴とする請求項
1記載の被識別対象物の識別方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05871394A JP3177376B2 (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 被識別対象物の識別方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05871394A JP3177376B2 (ja) | 1994-03-29 | 1994-03-29 | 被識別対象物の識別方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07270469A JPH07270469A (ja) | 1995-10-20 |
JP3177376B2 true JP3177376B2 (ja) | 2001-06-18 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|---|
JP6947042B2 (ja) * | 2018-01-09 | 2021-10-13 | 日立金属株式会社 | 多心ケーブルの検査方法、多心ケーブルアセンブリの製造方法、及び多心ケーブルの検査装置 |
-
1994
- 1994-03-29 JP JP05871394A patent/JP3177376B2/ja not_active Expired - Fee Related
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