JP3177365B2 - 液晶プロジェクタの液晶パネルの調整機構 - Google Patents
液晶プロジェクタの液晶パネルの調整機構Info
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- JP3177365B2 JP3177365B2 JP29770393A JP29770393A JP3177365B2 JP 3177365 B2 JP3177365 B2 JP 3177365B2 JP 29770393 A JP29770393 A JP 29770393A JP 29770393 A JP29770393 A JP 29770393A JP 3177365 B2 JP3177365 B2 JP 3177365B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイビジョンシアタ等
の業務用に主として用いられる液晶プロジェクタ内に設
けられた液晶パネルを適切な位置に設定する調整機構に
関するものである。
の業務用に主として用いられる液晶プロジェクタ内に設
けられた液晶パネルを適切な位置に設定する調整機構に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】斯種、液晶プロジェクタには、図11に
示すものが知られている。プロジェクタ本体(10)内の光
学系は、光源(11)からの光をフィルタ(12)により可視光
のみ通過させ、ダイクロイックミラー(13)(13)(13)によ
り、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)の3原色光
(R)(G)(B)に分離する。分離した3原色光(R)(G)
(B)は、コンデンサレンズ(14)(14)(14)を通過後、液晶
パネル(1)(1)(1)により、夫々の原色光に画像信号を
重畳し、ダイクロイックミラー(15)(15)により、映像を
重畳した3原色光(R)(G)(B)を合成し、合成光を投写
レンズ部(16)により投写し、スクリーン(17)に結像させ
る。
示すものが知られている。プロジェクタ本体(10)内の光
学系は、光源(11)からの光をフィルタ(12)により可視光
のみ通過させ、ダイクロイックミラー(13)(13)(13)によ
り、赤色光(R)、緑色光(G)、青色光(B)の3原色光
(R)(G)(B)に分離する。分離した3原色光(R)(G)
(B)は、コンデンサレンズ(14)(14)(14)を通過後、液晶
パネル(1)(1)(1)により、夫々の原色光に画像信号を
重畳し、ダイクロイックミラー(15)(15)により、映像を
重畳した3原色光(R)(G)(B)を合成し、合成光を投写
レンズ部(16)により投写し、スクリーン(17)に結像させ
る。
【0003】ここに於いて、液晶パネル(1)(1)(1)の
位置が、所定位置からずれると、夫々の原色光に適切に
画像を重畳させることができず、スクリーン(17)に映し
出される画像がずれたり、ぼやけることがある。従っ
て、液晶パネル(1)(1)(1)をプロジェクタ本体(10)に
一旦取り付けた後に、位置調整を行ない、所定の位置に
正確に設定する。実際の調整は、光源(11)をONにし、
スクリーン(17)に画像を映し出しながら調整する。
位置が、所定位置からずれると、夫々の原色光に適切に
画像を重畳させることができず、スクリーン(17)に映し
出される画像がずれたり、ぼやけることがある。従っ
て、液晶パネル(1)(1)(1)をプロジェクタ本体(10)に
一旦取り付けた後に、位置調整を行ない、所定の位置に
正確に設定する。実際の調整は、光源(11)をONにし、
スクリーン(17)に画像を映し出しながら調整する。
【0004】図10(a)(b)は従来の調整機構を示す。
尚、液晶パネル(1)面に垂直な方向であるX軸即ち光軸
方向を前後方向とし、液晶パネル面に沿うY軸を左右方
向、同じくZ軸を上下方向とする。また、コンデンサレ
ンズ等は省略している。プロジェクタ本体内には、支持
ブラケット(100)がビス(103)(103)によって取り付けら
れる。支持ブラケット(100)の上端部からは、水平板(10
1)が突設され、水平板(101)の下方には、パネルユニッ
ト(3)が設けられている。水平板(101)には、左右に長
い長孔(102)(102)が開設され、水平板(101)の上方から
は、調整ビス(110)(111)が長孔(102)(102)を貫通してい
る。調整ビス(110)(111)はパネルユニット(3)の上端に
螺合し、各調整ビス(110)のネジ部には、圧縮バネ(112)
が巻き付いている。パネルユニット(3)の上端部は固定
用ビス(120)にて、支持ブラケット(100)に固定される。
尚、液晶パネル(1)面に垂直な方向であるX軸即ち光軸
方向を前後方向とし、液晶パネル面に沿うY軸を左右方
向、同じくZ軸を上下方向とする。また、コンデンサレ
ンズ等は省略している。プロジェクタ本体内には、支持
ブラケット(100)がビス(103)(103)によって取り付けら
れる。支持ブラケット(100)の上端部からは、水平板(10
1)が突設され、水平板(101)の下方には、パネルユニッ
ト(3)が設けられている。水平板(101)には、左右に長
い長孔(102)(102)が開設され、水平板(101)の上方から
は、調整ビス(110)(111)が長孔(102)(102)を貫通してい
る。調整ビス(110)(111)はパネルユニット(3)の上端に
螺合し、各調整ビス(110)のネジ部には、圧縮バネ(112)
が巻き付いている。パネルユニット(3)の上端部は固定
用ビス(120)にて、支持ブラケット(100)に固定される。
【0005】パネルユニット(3)の上面からは、先端面
にスリット(131)を有する偏心ピン(130)が突出してい
る。偏心ピン(130)は前後方向に偏心し、先端部は水平
板(101)を貫通している。調整は左右、上下方向及びX
軸回りの回転方向について行なう。調整に先立ち、固定
用ビス(120)を軽く締め付ける。左右方向の調整は、偏
心ピン(130)のスリット(131)に治具を差し込んで、偏心
ピン(130)を回転させる。パネルユニット(3)は長孔(10
2)に沿って左右に移動する。上下方向の調整は、調整ビ
ス(110)(111)を回転する。パネルユニット(3)は上下に
移動し、所定の位置で固定用ビス(120)を締め付ける。
回転方向の調整は、例えば調整ビス(110)を固定し、調
整ビス(111)を回転する。パネルユニット(3)は調整ビ
ス(110)との螺合部を中心に、パネルユニット(3)正面
に対向して回転する。圧縮バネ(112)の付勢力により、
パネルユニット(3)はスムーズに回転する。上記各方向
の調整後に固定用ビス(120)を締め付ける。
にスリット(131)を有する偏心ピン(130)が突出してい
る。偏心ピン(130)は前後方向に偏心し、先端部は水平
板(101)を貫通している。調整は左右、上下方向及びX
軸回りの回転方向について行なう。調整に先立ち、固定
用ビス(120)を軽く締め付ける。左右方向の調整は、偏
心ピン(130)のスリット(131)に治具を差し込んで、偏心
ピン(130)を回転させる。パネルユニット(3)は長孔(10
2)に沿って左右に移動する。上下方向の調整は、調整ビ
ス(110)(111)を回転する。パネルユニット(3)は上下に
移動し、所定の位置で固定用ビス(120)を締め付ける。
回転方向の調整は、例えば調整ビス(110)を固定し、調
整ビス(111)を回転する。パネルユニット(3)は調整ビ
ス(110)との螺合部を中心に、パネルユニット(3)正面
に対向して回転する。圧縮バネ(112)の付勢力により、
パネルユニット(3)はスムーズに回転する。上記各方向
の調整後に固定用ビス(120)を締め付ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では、調整
ビス(110)(111)によってパネルユニット(3)を、上下方
向と回転方向の調整を同時に行なう為、2方向を同時に
合わせる必要がある。従って、調整に熟練が必要であ
り、かつ調整時間が長くかかる。本発明は、パネルユニ
ットを液晶パネル面に直交する方向、及び該方向に直交
する2方向への調整が夫々独立して行なえる機構を提供
することを目的とする。
ビス(110)(111)によってパネルユニット(3)を、上下方
向と回転方向の調整を同時に行なう為、2方向を同時に
合わせる必要がある。従って、調整に熟練が必要であ
り、かつ調整時間が長くかかる。本発明は、パネルユニ
ットを液晶パネル面に直交する方向、及び該方向に直交
する2方向への調整が夫々独立して行なえる機構を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】調整機構は、液晶パネル
(1)が取り付けられたパネルユニット(3)の両側部に夫
々配備した第1調整棒(4)及び第2調整棒(8)と、両調
整棒(4)(8)の端部を支持する支持ブラケット(5)(6)
を具える。第1調整棒(4)は先端面から突軸(40)(40)を
偏心して設け、X軸方向の移動を許容され、Z軸方向の
移動は規制されている。第2調整棒(8)はX軸方向及び
Y軸方向の移動を規制され、一端部にネジ部(81)を形成
し、該ネジ部(81)は支持ブラケット(5)に螺合する。支
持ブラケット(6)には、頭部(90)が偏心した回転調整ピ
ン(9)の軸部が嵌合し、また、第1調整棒(4)の突軸(4
0)を嵌めて、回転調整ピン(9)の頭部(90)の回転に連繋
して支持ブラケット(6)に接して摺動することで、該突
軸(40)をZ軸方向に移動させる回転調整プレート(7)が
設けられている。
(1)が取り付けられたパネルユニット(3)の両側部に夫
々配備した第1調整棒(4)及び第2調整棒(8)と、両調
整棒(4)(8)の端部を支持する支持ブラケット(5)(6)
を具える。第1調整棒(4)は先端面から突軸(40)(40)を
偏心して設け、X軸方向の移動を許容され、Z軸方向の
移動は規制されている。第2調整棒(8)はX軸方向及び
Y軸方向の移動を規制され、一端部にネジ部(81)を形成
し、該ネジ部(81)は支持ブラケット(5)に螺合する。支
持ブラケット(6)には、頭部(90)が偏心した回転調整ピ
ン(9)の軸部が嵌合し、また、第1調整棒(4)の突軸(4
0)を嵌めて、回転調整ピン(9)の頭部(90)の回転に連繋
して支持ブラケット(6)に接して摺動することで、該突
軸(40)をZ軸方向に移動させる回転調整プレート(7)が
設けられている。
【0008】
【作用】突軸(40)を回転させると、突軸(40)は第1調整
棒(4)に対し偏心しているので、第1調整棒(4)が取り
付けられたパネルユニット(3)は、Z軸方向に移動す
る。第2調整棒(8)を回転させると、ネジ部(81)がネジ
孔(50)内を回転するので、第2調整棒(8)が取り付けら
れたパネルユニット(3)はY軸方向に移動する。さら
に、回転調整ピン(9)の頭部(90)を回転させて、回転調
整プレート(7)を摺動させると、第1調整棒(4)の突軸
(40)がZ軸方向に摺動するので、第1調整棒(4)は、支
持ブラケット(5)と第1調整棒(4)との嵌合部を中心と
して回転する。
棒(4)に対し偏心しているので、第1調整棒(4)が取り
付けられたパネルユニット(3)は、Z軸方向に移動す
る。第2調整棒(8)を回転させると、ネジ部(81)がネジ
孔(50)内を回転するので、第2調整棒(8)が取り付けら
れたパネルユニット(3)はY軸方向に移動する。さら
に、回転調整ピン(9)の頭部(90)を回転させて、回転調
整プレート(7)を摺動させると、第1調整棒(4)の突軸
(40)がZ軸方向に摺動するので、第1調整棒(4)は、支
持ブラケット(5)と第1調整棒(4)との嵌合部を中心と
して回転する。
【0009】
【発明の効果】パネルユニット(3)は、第1調整棒(4)
を回転させることによりZ軸方向に、第2調整棒(8)を
回転させることにより、Y軸方向に移動する。また、回
転調整プレート(7)を摺動させれば、第1調整棒(4)の
一端部がZ軸方向に摺動し、他端部は支持ブラケット
(5)に嵌まっているので、第1調整棒(4)は液晶パネル
(1)面に略平行な面上を回転する。従って、各方向の調
整を独立して行なえるので、調整が簡単になり、かつ短
時間で行なえる。
を回転させることによりZ軸方向に、第2調整棒(8)を
回転させることにより、Y軸方向に移動する。また、回
転調整プレート(7)を摺動させれば、第1調整棒(4)の
一端部がZ軸方向に摺動し、他端部は支持ブラケット
(5)に嵌まっているので、第1調整棒(4)は液晶パネル
(1)面に略平行な面上を回転する。従って、各方向の調
整を独立して行なえるので、調整が簡単になり、かつ短
時間で行なえる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面に沿っ
て詳述する。尚、以下の説明に於いては、液晶パネル
(1)に入射される光路方向であるX軸方向を前後方向と
し、Y軸方向を左右方向、Z軸方向を上下方向とする。
また、液晶パネル(1)の表示面側を前方とする。図1に
示すように、パネルホルダ(2)を設ける。パネルホルダ
(2)の一側部は、前方に向かって段部(24)を形成し、ま
た段部(24)の内側から、支持片(20)(20)を後方
に突出している。パネルホルダ(2)の前面には、液晶
パネル(1)が取り付けられ、パネルホルダ(2)を挟んで
反対側には、偏向板(図示せず)やコンデンサレンズ(14)
が取り付けられ、全体としてパネルユニット(3)を構成
している。
て詳述する。尚、以下の説明に於いては、液晶パネル
(1)に入射される光路方向であるX軸方向を前後方向と
し、Y軸方向を左右方向、Z軸方向を上下方向とする。
また、液晶パネル(1)の表示面側を前方とする。図1に
示すように、パネルホルダ(2)を設ける。パネルホルダ
(2)の一側部は、前方に向かって段部(24)を形成し、ま
た段部(24)の内側から、支持片(20)(20)を後方
に突出している。パネルホルダ(2)の前面には、液晶
パネル(1)が取り付けられ、パネルホルダ(2)を挟んで
反対側には、偏向板(図示せず)やコンデンサレンズ(14)
が取り付けられ、全体としてパネルユニット(3)を構成
している。
【0011】段部(24)と支持片(20)の間には、図2に示
すように、液晶パネル(1)面に略直交して、一対のシャ
ーシ片(31)(31)が設けられている。各シャーシ片(31)の
前方上端部には板バネ(30)が設けられ、板バネ(30)はパ
ネルユニット(3)を後方に付勢している。パネルユニッ
ト(3)は板バネ(30)に付勢されて、シャーシ片(31)のス
トッパ(32)(32)に圧接されている。
すように、液晶パネル(1)面に略直交して、一対のシャ
ーシ片(31)(31)が設けられている。各シャーシ片(31)の
前方上端部には板バネ(30)が設けられ、板バネ(30)はパ
ネルユニット(3)を後方に付勢している。パネルユニッ
ト(3)は板バネ(30)に付勢されて、シャーシ片(31)のス
トッパ(32)(32)に圧接されている。
【0012】支持片(20)(20)の上端部には、第2調整棒
(8)と第1調整棒(4)が架設されている。第2調整棒
(8)は図4に示すように、胴軸(8a)と、胴軸(8a)の一
端面から胴軸(8a)に同心に突出した軸(80)と、胴軸(8
a)の他端面から突出したネジ部(81)を一体に形成してい
る。軸(80)の先端面にはスリット(82)が設けられてい
る。胴軸(8a)の両端部には、スリット溝(83)(83)が一
周して設けられ、スリット溝(83)は図1に示す支持片(2
0)の切欠き(22)に嵌まる。これによって、第2調整棒
(8)は左右及び前後方向の動きを規制されるが、上方向
には移動可能である。
(8)と第1調整棒(4)が架設されている。第2調整棒
(8)は図4に示すように、胴軸(8a)と、胴軸(8a)の一
端面から胴軸(8a)に同心に突出した軸(80)と、胴軸(8
a)の他端面から突出したネジ部(81)を一体に形成してい
る。軸(80)の先端面にはスリット(82)が設けられてい
る。胴軸(8a)の両端部には、スリット溝(83)(83)が一
周して設けられ、スリット溝(83)は図1に示す支持片(2
0)の切欠き(22)に嵌まる。これによって、第2調整棒
(8)は左右及び前後方向の動きを規制されるが、上方向
には移動可能である。
【0013】第1調整棒(4)は第2調整棒(8)よりも前
方に設けられている。第1調整棒(4)は、図3に示すよ
うに胴軸(4a)と、胴軸(4a)の両端面から胴軸(4a)に
偏心して突出した突軸(40)を一体に形成している。一方
の突軸(40)の先端面には、スリット(41)が設けられてい
る。図1に示すように、胴軸(4a)の両端部は、支持片
(20)の開口(23)(23)に嵌まっている。胴軸(4a)は開口
(23)に対し前後方向に余裕を設けて嵌まり、支持片(2)
の開口(23)の上端から内側に突出した突片(21)によっ
て、上方向への移動は規制される(図9参照)。第2調整
棒(8)の軸(80)とネジ部(81)及び第1調整棒(4)の突軸
(40)(40)は、支持片(20)(20)の側方に夫々設けられた支
持ブラケット(5)(6)に対向している。
方に設けられている。第1調整棒(4)は、図3に示すよ
うに胴軸(4a)と、胴軸(4a)の両端面から胴軸(4a)に
偏心して突出した突軸(40)を一体に形成している。一方
の突軸(40)の先端面には、スリット(41)が設けられてい
る。図1に示すように、胴軸(4a)の両端部は、支持片
(20)の開口(23)(23)に嵌まっている。胴軸(4a)は開口
(23)に対し前後方向に余裕を設けて嵌まり、支持片(2)
の開口(23)の上端から内側に突出した突片(21)によっ
て、上方向への移動は規制される(図9参照)。第2調整
棒(8)の軸(80)とネジ部(81)及び第1調整棒(4)の突軸
(40)(40)は、支持片(20)(20)の側方に夫々設けられた支
持ブラケット(5)(6)に対向している。
【0014】支持ブラケット(5)にはネジ孔(50)と孔(5
1)が開設され、第2調整棒(8)のネジ部(81)は該ネジ孔
(50)に螺合する。第1調整棒(4)の一方の突軸(40)は孔
(51)に嵌まる。支持ブラケット(6)の内側面には、回転
調整プレート(7)が接して取り付けられる。図5(a)に
示すように、回転調整プレート(7)はL字形で、上端部
に2つの透孔(70)(70)が開設されている。支持ブラケッ
ト(6)上で、透孔(70)(70)に対応する箇所には、開口(6
0)が形成されている。
1)が開設され、第2調整棒(8)のネジ部(81)は該ネジ孔
(50)に螺合する。第1調整棒(4)の一方の突軸(40)は孔
(51)に嵌まる。支持ブラケット(6)の内側面には、回転
調整プレート(7)が接して取り付けられる。図5(a)に
示すように、回転調整プレート(7)はL字形で、上端部
に2つの透孔(70)(70)が開設されている。支持ブラケッ
ト(6)上で、透孔(70)(70)に対応する箇所には、開口(6
0)が形成されている。
【0015】回転調整プレート(7)の透孔(70)(70)の下
方には、前後に延びた長孔(71)が開設されている。支持
ブラケット(6)上の長孔(71)に対応する位置には、図5
(b)に示すように、孔(61)が開設され、孔(61)及び長孔
(71)に回転調整ピン(9)が嵌まっている。図6に示すよ
うに、回転調整ピン(9)は頭部(90)と、頭部(90)に対し
偏心した軸(91)を一体に具える。軸(91)の先端部にはス
リット(92)が設けられている。図5(b)に示すように、
軸(91)が孔(61)に、頭部(90)が長孔(71)に夫々嵌ま
る。頭部(90)の外径は、長孔(71)の上下幅に一致し、回
転調整ピン(9)は軸(91)が孔(61)に嵌められた後に、周
部にワッシャ(図示せず)を嵌めて、抜止めとしてい
る。
方には、前後に延びた長孔(71)が開設されている。支持
ブラケット(6)上の長孔(71)に対応する位置には、図5
(b)に示すように、孔(61)が開設され、孔(61)及び長孔
(71)に回転調整ピン(9)が嵌まっている。図6に示すよ
うに、回転調整ピン(9)は頭部(90)と、頭部(90)に対し
偏心した軸(91)を一体に具える。軸(91)の先端部にはス
リット(92)が設けられている。図5(b)に示すように、
軸(91)が孔(61)に、頭部(90)が長孔(71)に夫々嵌ま
る。頭部(90)の外径は、長孔(71)の上下幅に一致し、回
転調整ピン(9)は軸(91)が孔(61)に嵌められた後に、周
部にワッシャ(図示せず)を嵌めて、抜止めとしてい
る。
【0016】回転調整プレート(7)の端部からは、突起
(72)(72)が支持ブラケット(6)に向かって突設されてい
る。突起(72)(72)が、支持ブラケット(6)に上下に開設
されたガイド孔(62)(62)に嵌まり、回転調整プレート
(7)は上下に摺動自在となっている。尚、回転調整プレ
ート(7)は、ビス等により支持ブラケット(6)に取り付
けられるが、公知技術であり記載を省略する。図2に示
すように、支持ブラケット(6)に対向した第1調整棒
(4)の突軸(40)及び第2調整棒(8)の軸(80)は、夫々透
孔(70)(70)に嵌まる。突軸(40)は支持ブラケット(6)の
開口(60)を貫通する。支持ブラケット(5)(6)をシャー
シ片(31)(31)に取り付けて、パネルユニット(3)はシャ
ーシ片(31)(31)に取り付けられる。
(72)(72)が支持ブラケット(6)に向かって突設されてい
る。突起(72)(72)が、支持ブラケット(6)に上下に開設
されたガイド孔(62)(62)に嵌まり、回転調整プレート
(7)は上下に摺動自在となっている。尚、回転調整プレ
ート(7)は、ビス等により支持ブラケット(6)に取り付
けられるが、公知技術であり記載を省略する。図2に示
すように、支持ブラケット(6)に対向した第1調整棒
(4)の突軸(40)及び第2調整棒(8)の軸(80)は、夫々透
孔(70)(70)に嵌まる。突軸(40)は支持ブラケット(6)の
開口(60)を貫通する。支持ブラケット(5)(6)をシャー
シ片(31)(31)に取り付けて、パネルユニット(3)はシャ
ーシ片(31)(31)に取り付けられる。
【0017】(位置調整)パネルユニット(3)をシャーシ
片(31)に取り付けた後に、取り付け位置の調整を行な
う。各方向の位置調整は以下のように行なわれる。 (左右方向の調整)図7に示すように、第2調整棒(8)の
スリット(82)に、治具(85)を差し込み、第2調整棒(8)
を回転させる。治具(85)は例えば、所謂マイナスドライ
バにて構成される。ネジ部(81)は支持ブラケット(5)の
ネジ孔(50)と螺合しているので、第2調整棒(8)を回転
させると、ネジ部(81)を設けた第2調整棒(8)は左右方
向に移動する。第2調整棒(8)はスリット溝(83)が、支
持片(20)に嵌まり、かつ第2調整棒(8)の軸(80)は、回
転調整プレート(7)の透孔(70)に嵌まっているだけなの
で、パネルユニット(3)は左右に移動する。
片(31)に取り付けた後に、取り付け位置の調整を行な
う。各方向の位置調整は以下のように行なわれる。 (左右方向の調整)図7に示すように、第2調整棒(8)の
スリット(82)に、治具(85)を差し込み、第2調整棒(8)
を回転させる。治具(85)は例えば、所謂マイナスドライ
バにて構成される。ネジ部(81)は支持ブラケット(5)の
ネジ孔(50)と螺合しているので、第2調整棒(8)を回転
させると、ネジ部(81)を設けた第2調整棒(8)は左右方
向に移動する。第2調整棒(8)はスリット溝(83)が、支
持片(20)に嵌まり、かつ第2調整棒(8)の軸(80)は、回
転調整プレート(7)の透孔(70)に嵌まっているだけなの
で、パネルユニット(3)は左右に移動する。
【0018】(回転方向の調整)まず、図5(b)に示す、
回転調整ピン(9)の軸(91)のスリット(92)に、治具(図
示せず)を差し込み、回転調整ピン(9)を孔(61)を中心
として回転させる。回転調整ピン(9)の頭部(90)の外径
は、長孔(71)の上下端に接し、かつ軸(91)が頭部(90)に
対し偏心しているので、軸(91)が回動することで、頭部
(90)及び回転調整プレート(7)がガイド孔(62)に沿って
上下に動く。
回転調整ピン(9)の軸(91)のスリット(92)に、治具(図
示せず)を差し込み、回転調整ピン(9)を孔(61)を中心
として回転させる。回転調整ピン(9)の頭部(90)の外径
は、長孔(71)の上下端に接し、かつ軸(91)が頭部(90)に
対し偏心しているので、軸(91)が回動することで、頭部
(90)及び回転調整プレート(7)がガイド孔(62)に沿って
上下に動く。
【0019】回転調整プレート(7)が上向きに移動する
と、図1に示す透孔(70)に嵌合した第1調整棒(4)の突
軸(40)が上昇する。他の突軸(40)は支持ブラケット(5)
に支持されているので、第1調整棒(4)は突軸(40)と支
持ブラケット(5)との嵌合部を中心として回転する。第
1調整棒(4)は支持片(20)の突片(21)により上方向の移
動を規制されているので、支持片(20)及びパネルユニッ
ト(3)は該嵌合部を中心として回転する(図8参照)。第
2調整棒(8)も上方に回転するが、支持片(20)の切欠き
(22)との嵌合が外れるまでには至らない。また、第2調
整棒(8)の軸(80)が、変位することで、ネジ部(81)にひ
ずみ応力が加わるが、一般的に調整量は僅かであるの
で、ネジ部(81)が変形することはない。
と、図1に示す透孔(70)に嵌合した第1調整棒(4)の突
軸(40)が上昇する。他の突軸(40)は支持ブラケット(5)
に支持されているので、第1調整棒(4)は突軸(40)と支
持ブラケット(5)との嵌合部を中心として回転する。第
1調整棒(4)は支持片(20)の突片(21)により上方向の移
動を規制されているので、支持片(20)及びパネルユニッ
ト(3)は該嵌合部を中心として回転する(図8参照)。第
2調整棒(8)も上方に回転するが、支持片(20)の切欠き
(22)との嵌合が外れるまでには至らない。また、第2調
整棒(8)の軸(80)が、変位することで、ネジ部(81)にひ
ずみ応力が加わるが、一般的に調整量は僅かであるの
で、ネジ部(81)が変形することはない。
【0020】(上下方向の調整)第1調整棒(4)の突軸(4
0)のスリット(41)に治具を差し込み、第1調整棒(4)を
回転させる。図9に示すように、突軸(40)は第1調整棒
(4)に対し偏心しているので、突軸(40)を回転させる
と、第1調整棒(4)は突軸(40)と支持ブラケット(5)
(6)との嵌合部を中心に振れ回ろうとする。第1調整棒
(4)の胴軸(4a)が嵌められた支持片(20)及びパネルユ
ニット(3)も振れ回ろうとするが、前記のように、パネ
ルユニット(3)は板バネ(30)によってシャーシ片(31)の
ストッパ(32)(32)に付勢されており、かつ第1調整棒
(4)は、支持片(20)の開口(23)に前後に余裕をもって嵌
まっているので、パネルユニット(3)は前後には移動し
ない。従って、パネルユニット(3)は、支持片(20)がス
トッパ(32)に当接した状態で、上下方向に移動し、図1
1に示す液晶パネル(1)から投写レンズ部(16)までのバ
ックフォーカス距離BFがずれることはない。尚、上記
各方向調整後に、公知であるネジロック剤を突軸(40)、
軸(80)、回転調整ピン(9)に塗付して、調整位置がずれ
ないようにすることが、一般的に行なわれる。
0)のスリット(41)に治具を差し込み、第1調整棒(4)を
回転させる。図9に示すように、突軸(40)は第1調整棒
(4)に対し偏心しているので、突軸(40)を回転させる
と、第1調整棒(4)は突軸(40)と支持ブラケット(5)
(6)との嵌合部を中心に振れ回ろうとする。第1調整棒
(4)の胴軸(4a)が嵌められた支持片(20)及びパネルユ
ニット(3)も振れ回ろうとするが、前記のように、パネ
ルユニット(3)は板バネ(30)によってシャーシ片(31)の
ストッパ(32)(32)に付勢されており、かつ第1調整棒
(4)は、支持片(20)の開口(23)に前後に余裕をもって嵌
まっているので、パネルユニット(3)は前後には移動し
ない。従って、パネルユニット(3)は、支持片(20)がス
トッパ(32)に当接した状態で、上下方向に移動し、図1
1に示す液晶パネル(1)から投写レンズ部(16)までのバ
ックフォーカス距離BFがずれることはない。尚、上記
各方向調整後に、公知であるネジロック剤を突軸(40)、
軸(80)、回転調整ピン(9)に塗付して、調整位置がずれ
ないようにすることが、一般的に行なわれる。
【0021】上記のように、第1調整棒(4)、第2調整
棒(8)を回転させることで、パネルユニット(3)の上下
及び左右方向の調整が行なえ、回転調整プレート(7)を
上下移動させることで、パネルユニット(3)を支持ブラ
ケット(5)との嵌合部を中心として回転させる。即ち、
上下、左右、回転方向の調整が独立して行なえるので、
簡単にかつ短時間に調整できる。
棒(8)を回転させることで、パネルユニット(3)の上下
及び左右方向の調整が行なえ、回転調整プレート(7)を
上下移動させることで、パネルユニット(3)を支持ブラ
ケット(5)との嵌合部を中心として回転させる。即ち、
上下、左右、回転方向の調整が独立して行なえるので、
簡単にかつ短時間に調整できる。
【0022】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図1】パネルユニット及び支持ブラケットの分解斜視
図である。
図である。
【図2】パネルユニットにシャーシ片を取り付けた状態
の斜視図である。
の斜視図である。
【図3】第1調整棒の斜視図である。
【図4】第2調整棒の斜視図である。
【図5】(a)は支持ブラケットの回転調整プレートを取
り付けた状態を内側から見た側面図であり、(b)は外側
から見た側面図である。
り付けた状態を内側から見た側面図であり、(b)は外側
から見た側面図である。
【図6】回転調整ピンの斜視図である。
【図7】パネルユニット及び支持ブラケットの正面図で
ある。
ある。
【図8】パネルユニットを回転調整する状態を示す正面
図である。
図である。
【図9】パネルユニットとシャーシ片の一部を示す側面
図である。
図である。
【図10】(a)は従来の調整機構の平面図であり、(b)は
同上の正面図である。
同上の正面図である。
【図11】プロジェクタ本体の内部を示す側面図であ
る。
る。
(1) 液晶パネル (3) パネルユニット (4) 第1調整棒 (8) 第2調整棒
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/13 G02F 1/1335 G02B 7/00 G03B 21/14
Claims (1)
- 【請求項1】 プロジェクタ本体(10)内に設けられた液
晶パネル(1)を所定位置に設定する調整機構に於いて、 液晶パネル(1)面に略直交する方向をX軸方向とし、X
軸に直交する2軸方向をY軸、Z軸方向とし、 液晶パネル(1)が取り付けられたパネルユニット(3)の
両側部に架設され、かつX軸方向の移動が許容され、Z
軸方向の移動を規制され、両先端面から突軸(40)(40)を
偏心して設けた第1調整棒(4)と、 パネルユニット(3)の両側部に架設され、かつX軸方向
及びY軸方向の移動を規制され、一端部にネジ部(81)を
形成した第2調整棒(8)と、 両調整棒(4)(8)の端部を支持する支持ブラケット(5)
(6)を具え、 一方の支持ブラケット(5)に、第2調整棒(8)のネジ部
(81)が螺合するネジ孔(50)を開設し、 他方の支持ブラケット(6)には、頭部(90)が偏心した回
転調整ピン(9)の軸部が嵌められているとともに、第1
調整棒(4)の突軸(40)を嵌めて、回転調整ピン(9)の頭
部の回転に連繋して支持ブラケット(6)に接して摺動す
ることで、該突軸(40)をZ軸方向に移動させる回転調整
プレート(7)が設けられたことを特徴とする調整機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29770393A JP3177365B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 液晶プロジェクタの液晶パネルの調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29770393A JP3177365B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 液晶プロジェクタの液晶パネルの調整機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07152011A JPH07152011A (ja) | 1995-06-16 |
JP3177365B2 true JP3177365B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=17850072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29770393A Expired - Fee Related JP3177365B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 液晶プロジェクタの液晶パネルの調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3177365B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100312784B1 (ko) * | 1999-11-09 | 2001-11-05 | 윤종용 | 엘씨디 모니터의 패널 고정구조 |
JP4103728B2 (ja) * | 2003-08-26 | 2008-06-18 | セイコーエプソン株式会社 | 光学装置、およびプロジェクタ |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP29770393A patent/JP3177365B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07152011A (ja) | 1995-06-16 |
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