JP3177154U - プッシュスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話等の種々の電子機器に使用され、高温多湿等の厳しい環境下や、様々な押圧状況に対しても良好な操作感触が得られるプッシュスイッチを提供する。
【解決手段】膨出部4aを有する可動接点部材4と、可動接点部材4を収容する収容部2aを有するケース2と、収容部2aを覆ってケース2上に配置される保護シート1と、を有しており、操作部材3がカシメ加工により保護シート1に一体化されている。
【選択図】図4

Description

本考案は、携帯電話等の種々の電子機器における入力スイッチ等として使用されるプッシュスイッチに関し、特に押圧操作時に感触のよいプッシュスイッチの構造に関する。
従来のプッシュスイッチにおいて、押圧操作の感触をよくするための構造として、特許文献1および特許文献2のような構造が知られている。
特許文献1による従来のプッシュスイッチの構造は、図11(a)に示すように、可動接点801が、ベースシート802下面の粘着剤802Aでそれぞれの中央頂点部801Aを粘着保持されてベースシート802の所定位置に配列されており、その可動接点801の中央頂点部801Aに対応したベースシート802の上面位置に、絶縁樹脂からなる円柱状の突起部809が、その下面の粘着剤809Aにより接着固定されている。このような構造により、機器に組み込まれた操作ボタンが中央部からずれて装着されたとしても、操作感触を低下させることなく安定した感触が得られるとしている。
また、特許文献2による従来のプッシュスイッチの構造は、図11(b)に示すように、固定接点電極901が形成されたベース基材902と、固定接点電極901に対応する位置に配された可動接点となるメタルドーム903と、絶縁材料からなりメタルドーム903を覆って配置されメタルドーム903のほぼ中央部となる位置のメタルドーム903側に凹部906を有しこの凹部906内にプランジャ部材907を有するメタルドーム押さえシート904とを備えている。このような構造により、メタルドーム押さえシート904は、メタルドームスイッチにおける可動接点となるメタルドーム903を覆って配置されたときにメタルドーム903のほぼ中央部となる位置のメタルドーム903側に凹部906を有し、この凹部906内にプランジャ部材907を有しているので、プランジャ部材907の中心軸をメタルドーム903の中心軸に容易に一致させることができ、メタルドームスイッチを構成したときにこのメタルドーム押さえシート904上に配置されるキーマットが位置ずれを生じても、荷重特性を損なうことがないメタルドームスイッチを構成することができる、としている。
特開2002−216582号公報 特開2007−179923号公報
しかしながら、特許文献1による従来のプッシュスイッチの構造では、突起部809が粘着剤809Aによってベースシート802の上に接着固定されている構造なので、高温多湿環境下などの厳しい環境下や、突起部809を斜め上方や横方向から押圧した場合、突起部809と粘着剤809A、またはベースシート802と粘着剤809Aとの境界に亀裂が生じ、突起部809がベースシート802から剥がれる虞がある。
また、特許文献2による従来のプッシュスイッチの構造では、メタルドーム押さえシート904の凹部906は、メタルドーム押さえシート904をエンボス加工等で引き伸ばして形成するために、凹部906の厚みが薄くなってしまい、プランジャ部材907を繰り返し押圧動作を行うと、凹部906の厚みが薄くなっている箇所が破れてしまう虞がある。
本考案は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、高温多湿等の厳しい環境下や、様々な押圧状況に対しても良好な操作感触が得られるプッシュスイッチの構造を提供することにある。
この課題を解決するために、本考案の請求項1によるプッシュスイッチは、反転動作可能な膨出部を有する可動接点部材と、前記可動接点部材を収容する収容部を有するとともに、前記可動接点部材と接離可能な固定接点部材を有するケースと、前記収容部を覆って前記ケース上に配置される保護シートと、を有しており、
押圧操作による押圧力を前記可動接点部材へ伝達するための操作部材が、カシメ加工により前記保護シートに一体化されていることを特徴とする。
また、本考案の請求項2によるプッシュスイッチは、前記保護シートには貫通孔部が設けられており、前記操作部材はカシメ加工用突出部を有し、前記カシメ加工用突出部が前記貫通孔部に挿通された状態で、前記カシメ加工用突出部が前記カシメ加工されていることを特徴とする。
また、本考案の請求項3によるプッシュスイッチでは、前記操作部材は本体部を有し、前記本体部は前記押圧力を受けるための押圧力受け部と前記押圧力を前記可動接点部材に伝達するための伝達部とを有し、前記保護シートには中央孔部が設けられており、
前記伝達部は前記中央孔部に挿通され、前記伝達部が前記可動接点部材の前記膨出部の頂部と対向し、前記カシメ加工用突出部が前記貫通孔部から前記可動接点部材の配置側に突出しており、前記伝達部は、カシメ加工された前記カシメ加工用突出部よりも突出していることを特徴とする。
また、本考案の請求項4によるプッシュスイッチは、前記操作部材は本体部を有し、前記本体部は前記押圧力を受けるための押圧力受け部と前記押圧力を前記可動接点部材に伝達するための伝達部とを有し、前記保護シートには中央孔部が設けられており、
前記押圧力受け部は前記中央孔部に挿通され、前記伝達部が前記可動接点部材の前記膨出部の頂部と対向し、前記カシメ加工用突出部が前記貫通孔部から前記可動接点部材の配置側とは逆側に突出しており、前記押圧力受け部は、カシメ加工された前記カシメ加工用突出部よりも突出していることを特徴とする。
また、本考案の請求項5によるプッシュスイッチは、前記貫通孔部は前記中央孔部と同一であることを特徴とする。
請求項1の考案によれば、本考案のプッシュスイッチは、カシメ加工により保護シートと一体化された操作部材により、押圧操作による押圧力を接点部材に伝達するので、操作部材は斜め押しなどの場合でも可動接点を安定して押圧でき、良好な押圧操作の感触が得られる。また、操作部材をカシメ加工によって保護シートと一体化するので、粘着材のように高温多湿の場合に接合がゆるむことがなく、厳しい環境下でも使用することができる。
これらにより、本考案のプッシュスイッチは、高温多湿等の厳しい環境下や、様々な押圧状況に対しても良好な操作感触が得られる。
請求項2の考案によれば、本考案のプッシュスイッチでは、保護シートに設けられた貫通孔部に操作部材のカシメ加工用突出部を挿通し、カシメ加工用突出部をカシメ加工することで、操作部材と保護シートと一体化する。したがって、保護シートに貫通孔部を設け、カシメ加工用突出部の先端をカシメ加工するだけの簡単な構造で、操作部材と保護シートを一体化でき、高温多湿等の厳しい環境下でも使用可能なプッシュスイッチを提供することができる。
請求項3の考案によれば、本考案のプッシュスイッチでは、操作部材の本体部は押圧力を受けるための押圧力受け部と押圧力を可動接点部材に伝達するための伝達部とを有しており、伝達部は保護シートに設けられた中央孔部を貫通して可動接点の膨出部と対向している。これにより、押圧操作の押圧力は伝達部を介して可動接点部材に確実に伝達することができるので、操作感触がより良好なプッシュスイッチを提供することができる。また、カシメ加工用突出部は貫通孔部から可動接点部材が配置されている側に突出しているので、押圧力受け部と干渉する事がなく、操作性が向上する。さらに、伝達部はカシメ加工されたカシメ加工用突出部よりも可動接点部材が配置されている側に突出しているので、カシメ加工されたカシメ加工用突出部が可動接点の膨出部と干渉する事が無く、良好な操作感触が得られる。
請求項4の考案によれば、本考案のプッシュスイッチでは、操作部材の本体部は押圧力を受けるための押圧力受け部と押圧力を可動接点部材に伝達するための伝達部とを有している。操作部材の伝達部は可動接点の膨出部と対向しており、押圧力受け部は保護シートに設けられた中央孔部を貫通しているので、押圧力受け部は保護シートの上面側に突出している。また、押圧力受け部は、カシメ加工されたカシメ加工用突出部よりも可動接点部材の配置側とは逆側、すなわち保護シートの上面側に突出しており、押圧力受け部は、カシメ加工されたカシメ加工用突出部よりも上面側に突出している。これにより、押圧操作時に押圧力受け部とカシメ加工されたカシメ加工用突出部が干渉する事がなく、操作性が向上する。さらに、操作部材の押圧力受け部は保護シートに設けられた中央孔部を貫通しているので、押圧操作の押圧力は押圧力受け部から伝達部を介して可動接点部材に確実に伝達することができるので、操作感触がより良好なプッシュスイッチを提供することができる。
請求項5の考案によれば、本考案のプッシュスイッチの保護シートに設けられた、貫通孔部と中央孔部を同一としたので、押圧力受け部または伝達部とカシメ加工用突出部のための貫通孔をひとつとできる。これにより、保護シートの加工が簡略化できると共に、貫通孔加工による保護シートの強度低下を小さくする事ができるので、耐久性の良いプッシュスイッチを提供することができる。
以上より、本考案のプッシュスイッチによれば、操作部材を設けたので様々な押圧状況でも良好な操作感触が得られ、操作部材をカシメ加工によって保護シートと一体化したので、高温多湿等の厳しい環境下でも使用できる、操作感触のよいプッシュスイッチを提供することができる。
本考案の第1実施形態に係るプッシュスイッチを説明する外観図で、(a)は平面図、(b)は正面図,(c)は斜視図である。 第1実施形態に係るプッシュスイッチの構成を説明する分解斜視図である。 第1実施形態に係るプッシュスイッチの操作部材のカシメ状態を説明する図で、(a)はカシメ前を説明する断面図で、(b)はカシメ後を説明する断面図である。 第1実施形態に係るプッシュスイッチの押圧操作を説明する説明図で、(a)は初期状態でのプッシュスイッチの状態を説明する図1(a)のA−A断面図で、(b)は押圧操作時の状態を説明する図1(a)のA−A位置の断面図である。 本考案の第2実施形態に係るプッシュスイッチを説明する外観図で、(a)は平面図、(b)は正面図,(c)は斜視図である。 第2実施形態に係るプッシュスイッチの構成を説明する分解斜視図である。 第2実施形態に係るプッシュスイッチの操作部材のカシメ状態を説明する図で、(a)はカシメ前を説明する断面図で、(b)はカシメ後を説明する断面図である。 第2実施形態に係るプッシュスイッチの押圧操作を説明する説明図で、(a)は初期状態でのプッシュスイッチの状態を説明する断面図で、(b)は押圧操作時の状態を説明する断面図である。 第2実施形態の第1変形例によるカシメ加工用突出部のカシメ状態を説明する模式図で、(a)はカシメ前を説明する分解斜視図で、(b)はカシメ後を説明する斜視図である。 第2実施形態の第2変形例による操作部材を説明する外観斜視図である。 従来例を説明する図で、(a)は特許文献1に示される従来例で、(b)は特許文献2に示される従来例である。
以下、本考案の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、本考案を携帯電話等の種々の電子機器に組み込まれるプッシュスイッチに適用する場合について説明する。しかしながら、本実施の形態に係るプッシュスイッチの適用対象については、これに限定されるものではなく適宜変更が可能である。
[第1実施形態]
本考案の第1実施形態に係るプッシュスイッチの全体構成を、図1および図2を参照して、説明する。図1は、本考案の第1実施形態に係るプッシュスイッチを説明する外観図で、(a)は平面図、(b)は正面図,(c)は斜視図である。図2は、本考案の第1実施形態に係るプッシュスイッチの構成を説明する分解斜視図である。
図1に示すように、第1の実施形態に係るプッシュスイッチは、ケース2と保護シート1により外観が構成され、保護シート1には操作部材3が取り付けられている。
第1の実施形態に係るプッシュスイッチは、図2に示すように、操作部材3,保護シート1,可動接点部材4およびケース2より構成される。
操作部材3は、例えば合成樹脂で略円板状の本体部3dが形成されており、本体部3dの上面側の略中央部分から上方に突出する略円柱状の押圧力受け部3aが形成されている。また、本体部3dの下面側の略中央には下方に突出する略円柱状の伝達部3cが設けられ、伝達部3cの周囲には下方に突出する4つのカシメ加工用突出部3bが略等間隔で形成されている。
保護シート1は、例えば熱可塑性ポリイミド(TPI)等の可撓性のあるフィルムで八角形状に形成されている。保護シート1の略中央部には中央孔部1aが設けられ、中央孔部1aの周辺に4つの貫通孔部1bが設けられ、保護シート1の下面全域には粘着層が設けられている。
可動接点部材4は、リン青銅板等の導電性がありバネ性の良い金属板で略円板状に形成され、中央部はドーム状に膨出した反転動作可能な膨出部4aとなっており、外周部は反転動作しない外縁部4bとなっている。
ケース2は、合成樹脂等で上面が開放された略箱型に形成され、内部に略円柱状の収容部2aを有する。また、収容部2aの底面には、導電性のある金属板からなりインサート成形等によりケース2に一体的に形成された2つの中央固定接点(固定接点部材)2bおよび2つの周辺固定接点(固定接点部材)2cが設けられ、2つの中央固定接点2bおよび2つの周辺固定接点2cはケース2の内部を延出してケース2端面より突出し、それぞれ複数の外部端子2dとなる。
2つの中央固定接点2bは、略半円形で、収容部2aの底部の略中央に、略半円の弦部分となっている直線部分が間隔を有して向かい合って配置されている。2つの周辺固定接点2cは略矩形状で、収容部2aの底部の外周部付近に、収容部2aの底部の略中央を挟み略対称となる位置に配置されている。
次に、図3を参照して、保護シート1への操作部材3の固定構造を説明する。図3は操作部材3のカシメ固定状態を説明する図で、(a)は操作部材3を保護シート1に挿入し、カシメ固定する前の状態の断面図で、(b)は操作部材3を保護シート1にカシメ固定した後の状態を説明する断面図である。
図3(a)に示すように、操作部材3は、本体部3dの下面が保護シート1の上面と接するように、伝達部3cが中央孔部1aに挿通され、4つのカシメ加工用突出部3bが4つの貫通孔部1bにそれぞれ挿通される。
その後、操作部材3が保護シート1から抜け出さないように保持しながら、熱カシメ等によりカシメ加工用突出部3bの先端側を変形させると、図3(b)に示すように、カシメ加工用突出部3bの先端側は貫通孔部1bより大きくなり、操作部材3は保護シート1から抜け出さないようになる。これにより、操作部材3は保護シート1に機械的に固定され、操作部材3と保護シート1は一体化される。
次に、図4(a)を参照にして、第1の実施形態に係るプッシュスイッチの組み立て構造を説明する。図4(a)は、プッシュスイッチの組み立て構造を説明する図1(a)のA−A断面図である。
ケース2の収容部2aには、可動接点部材4が膨出部4aの膨出方向を上方に向けて収容され、外縁部4bが一対の周辺固定接点2cに当接し、膨出部4aは中央固定接点2bの上方に離間している。
可動接点部材4の上方には、保護シート1と一体化された操作部材3が配置され、保護シート1は保護シート1の下面の粘着層によってケース2の上面に貼着されている。これにより、ケース2の収容部2aの開口部が保護シート1により覆われ、操作部材3の伝達部3cの先端側が膨出部4aと当接する。
次に、図4(b)を参照して、第1の実施形態に係るプッシュスイッチ押圧操作について説明する。図4(b)は、プッシュスイッチの押圧押圧操作時の状態を説明する図1(a)のA−A位置の断面図である。
操作部材3の押圧力受け部3aが押圧操作されると、保護シート1が弾性変形しながら操作部材3が降下し、伝達部3cの先端が可動接点部材4の膨出部4aを下方に押圧する。そして、押圧力受け部3aが押圧操作されて伝達部3cが膨出部4aを所定の位置まで押下すると、可動接点部材4の膨出部4aが反転動作する。
可動接点部材4の膨出部4aは反転動作すると下方に凸となるので、図4(b)に示すように、反転動作した膨出部4aはケース2の収容部2aの底面の略中央部に設けられた2つの中央固定接点2bと接触する。
可動接点部材4の外縁部4bは2つの周辺固定接点2cと当接しており、反転動作した膨出部4aは2つの中央固定接点2bと接触するので、中央固定接点2bと周辺固定接点2cとが可動接点部材4を介して導通され、プッシュスイッチはオフ状態からオン状態に切り替わる。
なお、操作部材3と保護シート1は一体化されており、操作部材3が押圧操作されると保護シート1が全体的に弾性変形しながら操作部材3が降下する。したがって操作部材3は保護シート1全体から弾性変形による反押圧方向の反力を受けながら降下するので、操作部材3の押圧力受け部3aが斜め押しされた場合でも、操作部材3は保護シート1全体から反押圧方向の反力を受け、略垂直に降下する。これにより、第本実施形態に係るプッシュスイッチは、斜め押し等の様々な押圧状況でも、安定した操作が可能である。
また、可動接点部材4の膨出部4aが反転動作したときに、可動接点部材4の外縁部4bおよび膨出部4aは、それぞれ、1つの中央固定接点2bおよび周辺固定接点2cに当接すればプッシュスイッチはオン状態に切り替わる。これに対し、本考案の第1実施形態に係るプッシュスイッチでは、中央固定接点2bおよび周辺固定接点2cは、それぞれ2つずつ設けたので、操作部材3がわずかに傾斜して膨出部4aを押圧し、膨出部4aがわずかに傾斜して反転動作した場合でも、2つ設けた中央固定接点2bの少なくとも1つと可動接点部材4の膨出部4aが接触し、2つ設けた周辺固定接点2cのうちの少なくとも1つと可動接点部材4の外縁部4bが接触するので、安定したスイッチ動作が可能である。
以上により、本考案の第1実施形態に係るプッシュスイッチでは、反転動作可能な膨出部4aを有する可動接点部材4と、可動接点部材4を収容する収容部2aを有するとともに可動接点部材4と接離可能な中央固定接点(固定接点部材)2bを有するケース2と、収容部2aを覆ってケース2上に配置される保護シート1と、を有しており、押圧操作による押圧力を可動接点部材4へ伝達するための操作部材3が、カシメ加工により保護シート1に一体化されている。
また、保護シート1には貫通孔部1bが設けられており、操作部材3のカシメ加工用突出部3bが貫通孔部1bに挿通された状態で、カシメ加工用突出部3bの先端側がカシメ加工される。
これにより、操作部材3はカシメ加工用突出部3bの先端側をカシメ加工するのみで保護シート1に固定できるので、簡単な固定構造で操作部材3と保護シート1を一体化でき、粘着剤のように高温多湿の場合に接合がゆるむことがないので、高温多湿等の厳しい環境下でも使用可能なプッシュスイッチを提供することができる。
また、操作部材3は本体部3dを有し、本体部3dは押圧力を受けるための押圧力受け部3aと押圧力を可動接点部材4に伝達するための伝達部3cとを有し、保護シート1には中央孔部1aが設けられており、は中央孔部1aに挿通され、伝達部3cが可動接点部材4の膨出部4aの頂部と対向し、カシメ加工用突出部3bが貫通孔部1bから可動接点部材4の配置側に突出しており、伝達部3cは、カシメ加工されたカシメ加工用突出部3bよりも可動接点部材4の膨出部4a側に突出している。
これにより、第1実施形態に係るプッシュスイッチでは、カシメ加工により保護シート1と一体化された操作部材3により、押圧操作による押圧力を可動接点部材4に伝達するので、操作部材3は斜め押しなどの場合でも可動接点部材4を安定して押圧でき、良好な押圧操作の感触が得られる。また、カシメ加工用突出部3bは貫通孔部1bから可動接点部材4が配置されている側に突出しているので、押圧力受け部3aとカシメ加工用突出部3bが干渉する事がなく、操作性が向上する。さらに、伝達部3cはカシメ加工されたカシメ加工用突出部3bよりも可動接点部材4が配置されている側、すなわち膨出部4aに近接する様に突出しているので、カシメ加工されたカシメ加工用突出部3bが可動接点部材4の膨出部4aと干渉する事が無く、良好な操作感触が得られる。
これらにより、本考案のプッシュスイッチは、様々な押圧状況に対しても良好な操作感触が得られる。
なお、第1実施形態に係るプッシュスイッチではカシメ加工用突出部3bを4箇所設けたが、カシメ加工用突出部3bの個数はこれに限定することなく、適宜増減して必要な数を設けてもよい。この場合、カシメ加工用突出部3bの個数に合わせて複数の貫通孔部1bを適宜設ける。
また、第1実施形態に係るプッシュスイッチでは、保護シート1に中央孔部1aと複数の貫通孔部1bを設けたが、中央孔部と貫通孔部をひとつの孔部にし、このひとつの孔部に操作部材3の伝達部3cとカシメ加工用突出部3bを挿通させても良い。
[第2実施形態]
次に、本考案の第2実施形態に係るプッシュスイッチを説明する。なお、第1の実施形態と同一の構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本考案の第2実施形態に係るプッシュスイッチの全体構成を、図5および図6を参照して、説明する。図5は、本考案の第2実施形態に係るプッシュスイッチを説明する外観図で、(a)は平面図、(b)は正面図,(c)は斜視図である。図6は、本考案の第2実施形態に係るプッシュスイッチの構成を説明する分解斜視図である。
図5に示すように、第2の実施形態に係るプッシュスイッチは、ケース12と保護シート11により外観が構成され、保護シート11には操作部材13が取り付けられている。
第2の実施形態に係るプッシュスイッチは、図6に示すように、操作部材13,保護シート11,可動接点部材4およびケース12より構成される。
操作部材13は、例えば合成樹脂で略円板状の本体部13dが形成されており、本体部13dの上面側の略中央部分から上方に突出する略円柱状の押圧力受け部13aが形成されており、略円板状の本体部13dの外縁には、上面視で押圧力受け部13aに対し略対称となる位置に、外方に延出する略矩形状の2つの延長部13eが形成されており、押圧力受け部13aの周囲には、押圧力受け部13aを中心とした部分円弧形状のカシメ加工用突出部13bが略等間隔で突出して形成されている。また、本体部13dの下面側の略中央には下方に突出する略円柱状の伝達部13cが設けられている。
保護シート11は、例えば熱可塑性ポリイミド(TPI)等の可撓性のあるフィルムで八角形状に形成されている。保護シート11の略中央部には中央孔部11aが設けられ、保護シート11の下面には粘着層が設けられている。
ケース12は、合成樹脂等で上面が開放された略箱型に形成され、内部に略円柱状の収容部12aを有し、収容部12aの底面には、導電性のある金属板からなりインサート成形等によりケース12に一体的に形成された2つの中央固定接点12b(固定接点部材)および2つの周辺固定接点12c(固定接点部材)が設けられ、2つの中央固定接点12bおよび2つの周辺固定接点12cはケース12の内部を延出してケース12の端面より突出し、それぞれ複数の外部端子12dとなる。
2つの中央固定接点12bは、略半円形で、収容部12aの底部の略中央に、略半円の弦部分となっている直線部分が間隔を有して向かい合って配置されている。2つの周辺固定接点12cは、略矩形状で、収容部12aの底部の外周部付近に、収容部12aの底部の略中央を挟み略対称となる位置に配置されている。
また、収容部12aの内壁面には、上面視で中央固定接点12bに対し略対称となる位置に、略矩形状の切り欠きのスリット部12eが2つ形成されている。
次に、図7を参照して、保護シート11への操作部材13の固定構造を説明する。図7は操作部材13のカシメ固定状態を説明する図で、(a)は操作部材13を保護シート11に挿入し、カシメ固定する前の状態の断面図で、(b)は操作部材13を保護シート11にカシメ固定した後の状態を説明する断面図である。
図7(a)に示すように、操作部材13は、操作部材13の本体部13dの上面が保護シート11の下面と接するように、押圧力受け部13aおよびカシメ加工用突出部13bが中央孔部11aに挿通される。
その後、操作部材13が保護シート11から抜け出さないように保持しながら、熱カシメ等によりカシメ加工用突出部13bの先端側を外方に倒れるように変形させると、図7(b)に示すように、カシメ加工用突出部13bの先端側は中央孔部11aより大きくなり、操作部材3は保護シート11から抜け出さないようになる。これにより、操作部材13は保護シート11に機械的に固定され、操作部材13と保護シート11は一体化される。
操作部材13のカシメ加工用突出部13bは熱カシメ等により変形させられると、カシメ後のカシメ加工用突出部13bの高さは押圧力受け部13aの上面より低くなるように変形させられるため、押圧力受け部13aとカシメ加工用突出部13bがともに本体部13dの上面側に設けられていても、カシメ加工用突出部13bは押圧力受け部13aの操作の障害とならず、良好な操作性が得られる。
次に、図8(a)を参照にして、第2の実施形態に係るプッシュスイッチの組み立て構造を説明する。図8(a)は、プッシュスイッチの組み立て構造を説明する図5(a)のB−B断面図である。
ケース12の収容部12aには、可動接点部材4が膨出部4aの膨出方向を上方に向けて収容され、外縁部4bが一対の周辺固定接点12cに当接し、膨出部4aは中央固定接点12bの上方に離間している。
可動接点部材4の上方には、保護シート11と一体化された操作部材13が配置され、保護シート11は保護シート11の下面の粘着層によってケース12の上面に貼着されている。これにより、ケース12の開口部が保護シート11により覆われ、操作部材13の伝達部13cの先端が膨出部4aと当接する。
また、操作部材13の延長部13eはケース12のスリット部12eに、上下に移動可能に保持されている。
次に、図8(b)を参照して、第2の実施形態に係るプッシュスイッチの押圧操作について説明する。図8(b)は、プッシュスイッチの押圧押圧操作時の状態を説明する図5(a)のB−B位置の断面図である。
操作部材13の押圧力受け部13aが押圧操作されると、保護シート11が弾性変形しながら操作部材13が降下し、伝達部13cの先端が可動接点部材4の膨出部4aを下方に押圧する。そして、押圧力受け部13aが押圧操作されて伝達部13cが膨出部4aを所定の位置まで押下すると、可動接点部材4の膨出部4aが反転動作する。
このとき、操作部材13の延長部13eがケース12のスリット部12eに上下に移動可能に保持されているので、押圧力受け部13aが斜めに押下されたような場合でも、操作部材13は略垂直に降下するので、良好な操作感が得られる。
以上により、本考案の第2実施形態に係るプッシュスイッチでは、操作部材13の本体部13dは押圧力を受けるための押圧力受け部13aと押圧力を可動接点部材4に伝達するための伝達部13cとを有している。操作部材13の伝達部13cは可動接点4の膨出部4aと対向しており、押圧力受け部13aは保護シート11に設けられた中央孔部11aを貫通しているので、押圧力受け部13aは保護シート11の上面側に突出している。また、押圧力受け部13aは、カシメ加工されたカシメ加工用突出部13bよりも可動接点部材4の配置側とは逆側、すなわち保護シート11の上面側に突出しており、押圧力受け部13aは、カシメ加工されたカシメ加工用突出部13bよりも上面側に突出している。
これにより、押圧操作時に押圧力受け部13aとカシメ加工されたカシメ加工用突出部13bが干渉する事がなく、操作性が向上する。さらに、操作部材13の押圧力受け部13aは保護シート11に設けられた中央孔部11aを貫通しているので、押圧操作の押圧力は押圧力受け部13aから伝達部13cを介して可動接点部材4に確実に伝達することができるので、操作性のよいプッシュスイッチを提供できる。
また、本考案の第2実施形態に係るプッシュスイッチでは、貫通孔部と中央孔部11aを同一としたので、押圧力受け部13aとカシメ加工用突出部13bが貫通する貫通孔をひとつとできる。これにより、保護シート11の加工が簡略化できると共に、貫通孔加工による保護シート11の強度低下を小さくする事ができるので、耐久性の良いプッシュスイッチを提供することができる。
なお、本考案の第2実施形態に係るプッシュスイッチではカシメ加工用突出部13bを4箇所設けたが、カシメ加工用突出部13bの個数はこれに限定することなく、適宜増減して必要な数を設けてもよい
また、本考案の第2実施形態に係るプッシュスイッチではカシメ加工用突出部13bは押圧力受け部13aを中心とした部分円弧形状としたが、熱カシメ等により操作部材13と保護シート11が一体にできればよいのでカシメ加工用突出部13bは部分円弧形状でなくてもよく、例えば押圧力受け部13aを中心とした多角形の辺に沿った直方形状であってもよい。この場合、保護シート11に形成される中央孔部11aも多角形の孔とすることが望ましい。
また、本考案の第2実施形態に係るプッシュスイッチでは、延長部13eは略円板状の本体部13dの外縁に2箇所設けたが、延長部13eの数は2箇所に限定しなくてもよく、例えば3箇所、またはそれ以上設けてもよい。
[第2実施形態の第1変形例]
図9は第2実施形態の第1変形例による操作部材のカシメ状態を説明する模式図で、(a)はカシメ前を説明する分解斜視図で、(b)はカシメ後を説明する斜視図である。
本考案の第2実施形態に係るプッシュスイッチでは、操作部材の上面に4つの部分円弧形状のカシメ加工用突出部を形成する、としたが、カシメ加工用突出部の形状は部分円弧形状に限定されるものではなく、例えば、図9(a)に示すように、カシメ加工用突出部23bの形状は円柱状としても良い。この場合、保護シート21には中央孔部21aと、中央孔部21aの周囲に複数の貫通孔部21bを設ける。
このような操作部材23を保護シート21に組み込み、図9(b)に示すように、熱カシメ等によりカシメ加工用突出部23bの先端側を変形させると、操作部材23は保護シート21から抜け打さないようになる。これにより、操作部材23は保護シート21に機械的に固定され、操作部材23と保護シート21は一体化される。
第2実施形態の第1変形例では、押圧力受け部23aが中央孔部21aに挿入され、カシメ加工用突出部23bが複数の貫通孔部21bに挿入される構造としたので、熱カシメ等により径が変化する虞のあるカシメ加工用突出部23bの径と複数の貫通孔部21bの内径に隙間を持たせ、押圧力受け部23aの径と中央孔部21aの内径に隙間を持たせない構成とすることができる。これにより、熱カシメ等によりカシメ加工用突出部23bの径が変化しても支障が無く、かつ、操作部23aと貫通孔2bにより保護シート21と操作部材23を精度よく位置合わせすることができるので、プッシュスイッチを、より精度良く製造することができる。
[第2実施形態の第2変形例]
図10は第2実施形態の第2変形例による操作部材を説明する外観斜視図である。
本考案の第2実施形態に係るプッシュスイッチでは、操作部材の上面に4つの部分円弧形状のカシメ加工用突出部を形成する、としたが、図10に示すように、操作部材33の本体部33dの上面に、突出する4つのガイド部33fを更に設けても良い。このとき、ガイド部33fはカシメ加工用突出部33bとは独立した形状とし、ガイド部33fの外側径はカシメ加工用突出部33bよりわずかに大きくなるように設定する。
熱カシメ等によりカシメ加工用突出部33bの先端側を外方に倒れるように変形させると、カシメ加工用突出部33bの外径は変形によりわずかに拡がる虞がある。このため中央孔部の内径はカシメ加工用突出部33bの外径より大きくする必要があるが、中央孔部の内径をカシメ加工用突出部33bの外径より大きくすると、保護シートと操作部材33の位置精度が低下する虞がある。
これに対し、第2変形例ではカシメ加工用突出部33bとは独立したガイド部33fを設けたので、ガイド部33fの外側径で中央孔部の内径をガイドすることができ、保護シートと操作部材33を精度よく位置合わせすることができるので、プッシュスイッチを、より精度良く製造することができる。
1 保護シート
1a 中央孔部
1b 貫通孔部
2 ケース
2a 収容部
2b 中央固定接点(固定接点部材)
2c 周辺固定接点(固定接点部材)
2d 外部端子
3 操作部材
3a 押圧力受け部
3b カシメ加工用突出部
3c 伝達部
3d 本体部
4 可動接点部材
4a 膨出部
4b 外縁部
11 保護シート
11a 中央孔部
12 ケース
12a 収容部
12b 中央固定接点(固定接点部材)
12c 周辺固定接点(固定接点部材)
12d 外部端子
12e スリット部
13 操作部材
13a 押圧力受け部
13b カシメ加工用突出部
13c 伝達部
13d 本体部
13e 延長部
21 保護シート
21a 中央孔部
21b 貫通孔
23 操作部材
23a 押圧力受け部
23b カシメ加工用突出部
33 操作部材
33a 押圧力受け部
33b カシメ加工用突出部
33d 本体部
33f ガイド部

Claims (5)

  1. 反転動作可能な膨出部を有する可動接点部材と、
    前記可動接点部材を収容する収容部を有するとともに、前記可動接点部材と接離可能な固定接点部材を有するケースと、
    前記収容部を覆って前記ケース上に配置される保護シートと、を有するプッシュスイッチにおいて、
    押圧操作による押圧力を前記可動接点部材へ伝達するための操作部材が、カシメ加工により前記保護シートに一体化されていることを特徴とするプッシュスイッチ。
  2. 前記保護シートには貫通孔部が設けられており、前記操作部材はカシメ加工用突出部を有し、前記カシメ加工用突出部が前記貫通孔部に挿通された状態で、前記カシメ加工用突出部が前記カシメ加工されていることを特徴とする請求項1に記載のプッシュスイッチ。
  3. 前記操作部材は本体部を有し、前記本体部は前記押圧力を受けるための押圧力受け部と前記押圧力を前記可動接点部材に伝達するための伝達部とを有し、
    前記保護シートには中央孔部が設けられており、
    前記伝達部は前記中央孔部に挿通され、前記伝達部が前記可動接点部材の前記膨出部の頂部と対向し、
    前記カシメ加工用突出部が前記貫通孔部から前記可動接点部材の配置側に突出しており、前記伝達部は、カシメ加工された前記カシメ加工用突出部よりも突出していることを特徴とする請求項2に記載のプッシュスイッチ。
  4. 前記操作部材は本体部を有し、前記本体部は前記押圧力を受けるための押圧力受け部と前記押圧力を前記可動接点部材に伝達するための伝達部とを有し、
    前記保護シートには中央孔部が設けられており、
    前記押圧力受け部は前記中央孔部に挿通され、前記伝達部が前記可動接点部材の前記膨出部の頂部と対向し、
    前記カシメ加工用突出部が前記貫通孔部から前記可動接点部材の配置側とは逆側に突出しており、前記押圧力受け部は、カシメ加工された前記カシメ加工用突出部よりも突出していることを特徴とする請求項2に記載のプッシュスイッチ。
  5. 前記貫通孔部は前記中央孔部と同一であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のプッシュスイッチ。
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