JP3177152U - 連絡用貼付シート - Google Patents
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Abstract
【課題】荷物を送る際に、荷物の内容などに関する説明などを、メモ書き程度の短文で簡潔に記載し、それを保護シールで覆い隠しながら当該荷物に貼り付けて使用することができる連絡用貼付シートを提供する。
【解決手段】それぞれ同一形状及び同一の大きさからなる、筆記シート3と、基材シート2と、保護シート4とが三層に積層されてなる連絡用貼付シート1であって、前記筆記シート3は表面が情報記載部になっていると共に、前記保護シート4は前記筆記シート3の表面に前記保護シート4の裏面を上側から積層した際に当該情報記載部に記載されている事項を視認できなくする不透明な部材からなる。前記基材シート2と、前記筆記シート3とが第一の接着剤層2aを介して貼着され、前記基材シート2と、前記保護シート4とが、前記基材シート2の第二の接着剤層及び、前記保護シート4の再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層とを介して貼着されている。
【選択図】図1
【解決手段】それぞれ同一形状及び同一の大きさからなる、筆記シート3と、基材シート2と、保護シート4とが三層に積層されてなる連絡用貼付シート1であって、前記筆記シート3は表面が情報記載部になっていると共に、前記保護シート4は前記筆記シート3の表面に前記保護シート4の裏面を上側から積層した際に当該情報記載部に記載されている事項を視認できなくする不透明な部材からなる。前記基材シート2と、前記筆記シート3とが第一の接着剤層2aを介して貼着され、前記基材シート2と、前記保護シート4とが、前記基材シート2の第二の接着剤層及び、前記保護シート4の再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層とを介して貼着されている。
【選択図】図1
Description
この考案は、連絡用貼付シートに関し、特に、荷物を送る際に、当該荷物の中身などを短文で簡潔に記載し、それを保護シールで覆い隠しながら当該荷物に貼り付けて使用することができる連絡用貼付シートに関する。
従来、荷物を届けたい相手方に送る際に、当該荷物の内容を説明する書類などを荷物に同封することがある。この場合、荷物ごとに説明書類を作成するのでは煩雑になることがある。
一方、インターネットなどの普及、情報技術の発達により、電子メールを利用したコミュニケーション方法が確立されている。電子メールでは、簡単な短文で情報の送受信が行えるので、紙媒体での情報通信よりも負担が少なくなることがある。
そこで、本考案は、荷物を送る際に、電子メールのように簡単な、短文で荷物の内容などを記載することに適した連絡用貼付シートを提供することを目的にしている。
請求項1記載の考案は、
それぞれ同一形状及び同一の大きさからなる、筆記シートと、基材シートと、保護シートとが三層に積層されてなる連絡用貼付シートであって、
前記筆記シートは表面が罫線が形成されている情報記載部になっていると共に、前記保護シートは前記筆記シートの表面に前記保護シートの裏面を上側から積層した際に当該情報記載部に記載されている事項を視認できなくする不透明な部材からなり、
前記基材シートの表面と、前記筆記シートの裏面とが第一の接着剤層を介して貼着され、
前記基材シートの裏面と、前記保護シートの裏面とが、前記基材シートの裏面に形成されている第二の接着剤層及び、前記保護シートの裏面に形成されている再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層とを介して貼着されている
ことを特徴とする連絡用貼付シート
である。
それぞれ同一形状及び同一の大きさからなる、筆記シートと、基材シートと、保護シートとが三層に積層されてなる連絡用貼付シートであって、
前記筆記シートは表面が罫線が形成されている情報記載部になっていると共に、前記保護シートは前記筆記シートの表面に前記保護シートの裏面を上側から積層した際に当該情報記載部に記載されている事項を視認できなくする不透明な部材からなり、
前記基材シートの表面と、前記筆記シートの裏面とが第一の接着剤層を介して貼着され、
前記基材シートの裏面と、前記保護シートの裏面とが、前記基材シートの裏面に形成されている第二の接着剤層及び、前記保護シートの裏面に形成されている再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層とを介して貼着されている
ことを特徴とする連絡用貼付シート
である。
請求項2記載の考案は、
前記第二の接着剤層は、強粘着型の接着剤層であることを特徴とする請求項1記載の連絡用貼付シート
である。
前記第二の接着剤層は、強粘着型の接着剤層であることを特徴とする請求項1記載の連絡用貼付シート
である。
請求項3記載の考案は、
それぞれ同一形状及び同一の大きさからなる、筆記シートと保護シートとが二層に積層されてなる連絡用貼付シートであって、
前記筆記シートは表面が罫線が形成されている情報記載部になっていると共に、前記保護シートは前記筆記シートの表面に前記保護シートの裏面を上側から積層した際に当該情報記載部に記載されている事項を視認できなくする不透明な部材からなり、
前記筆記シートの表面の一方の側の端縁と、前記筆記シートの表面の一方の側の端縁に対応する前記保護シートの裏面の一方の側の端縁とが固着されており、
前記保護シートの裏面に形成されている再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層を介して第一の剥離紙が前記保護シートの裏面に貼着され、
前記筆記シートの裏面に形成されている第三の接着剤層を介して第二の剥離紙が前記筆記シートの裏面に貼着されている
ことを特徴とする連絡用貼付シート。
それぞれ同一形状及び同一の大きさからなる、筆記シートと保護シートとが二層に積層されてなる連絡用貼付シートであって、
前記筆記シートは表面が罫線が形成されている情報記載部になっていると共に、前記保護シートは前記筆記シートの表面に前記保護シートの裏面を上側から積層した際に当該情報記載部に記載されている事項を視認できなくする不透明な部材からなり、
前記筆記シートの表面の一方の側の端縁と、前記筆記シートの表面の一方の側の端縁に対応する前記保護シートの裏面の一方の側の端縁とが固着されており、
前記保護シートの裏面に形成されている再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層を介して第一の剥離紙が前記保護シートの裏面に貼着され、
前記筆記シートの裏面に形成されている第三の接着剤層を介して第二の剥離紙が前記筆記シートの裏面に貼着されている
ことを特徴とする連絡用貼付シート。
である。
請求項4記載の考案は、
前記第三の接着剤層は、強粘着型の接着剤層であることを特徴とする請求項3記載の連絡用貼付シート
である。
前記第三の接着剤層は、強粘着型の接着剤層であることを特徴とする請求項3記載の連絡用貼付シート
である。
この考案によれば、荷物を送る際に、電子メールのように簡単な、短文で荷物の内容などを記載することに適した連絡用貼付シートを提供することができる。すなわち、荷物を送る際に、荷物の内容などに関する説明などを、メモ書き程度の短文で簡潔に記載し、それを保護シールで覆い隠しながら当該荷物に貼り付けて使用することができる連絡用貼付シートを提供することができる。
以下、図面を参照して本考案の一実施形態について説明する。
本考案の連絡用貼付シート1は、それぞれ同一形状及び同一の大きさからなる筆記シート3と、基材シート2と、保護シート4とが三層に積層されて形成されている。
筆記シート3は表面3aが情報記載部になっている。保護シート4は筆記シート3の表面3aに保護シート4の裏面を上側から積層した際に当該情報記載部に記載されている事項を視認できなくする不透明な部材から形成されている。
基材シート2の表面と、筆記シート3の裏面とは、第一の接着剤層2aを介して貼着されている。
基材シート2の裏面と、保護シート4の裏面とは、基材シート2の裏面に形成されている第二の接着剤層2b及び、保護シート4の裏面に形成されている再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層4aとを介して貼着されている。
筆記シート3の表面3aからなる情報記載部は、例えば、図1(a)図示のように白紙の状態に形成しておくことができ、この情報記載部にメモ書きのように簡単な情報(連絡事項)を短文で記載することができる。文字情報の記入を補助するべく、図1(b)図示のように、筆記シート3の表面3aからなる情報記載部には、あらかじめ罫線6が形成されている形態にすることもできる。
以下、本考案の連絡用貼付シート1の使い方の一例を説明する。
図1(d)図示のように、荷物搬送用の容器7に荷物を収容し、テープ5などを用いて梱包や密封した後、筆記シート3の表面3aからなる情報記載部に、当該荷物搬送用の容器7を受け取る人にあてた連絡事項を記入する。例えば、当該荷物搬送用の容器7に収容されている荷物に関する情報を簡単に記載する。
次に、保護シート4の裏面を図1(b)図示のように、基材シート2の裏面から剥離する。保護シート4の裏面に形成されているのは、再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層4aであるので、簡単に、保護シート4の裏面を基材シート2の裏面から剥離することができる。
その後、基材シート2の裏面を、当該裏面に形成されている第二の接着剤層2bを介して、図1(d)図示のように、梱包・密封済の荷物搬送用の容器7の見えやすい位置に貼り付ける。
次いで、保護シート4の裏面を、図1(c)図示のように、表面3aからなる情報記載部に連絡事項が記入されている筆記シート3の表面3aに、保護シート4の裏面に形成されている再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層4aを介して、貼り付け、図1(d)図示の状態にする。
図1(d)図示の状態では、保護シート4の表面が、荷物搬送用の容器7に貼り付けられている連絡用貼付シート1の一番上側の面(表面)になる。保護シート4は不透明であるので、図1(d)図示の状態では、筆記シート3の表面3aからなる情報記載部に記載されている連絡事項を読み取ることができない。
図1(d)図示のように梱包・密封されている荷物搬送用の容器7を受け取った受取人は、保護シート4を、筆記シート3の表面3a(情報記載部)から剥離し、ここに記載されている情報を読み取ることができる。この場合も、保護シート4の裏面に形成されているのは、再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層4aであるので、簡単に、保護シート4を筆記シート3の表面3a(情報記載部)から剥離することができる。
なお、基材シート2の裏面に形成されている第二の接着剤層2bを強粘着型の接着剤層にしておけば、密封済の荷物搬送用の容器7が搬送されている間に連絡用貼付シート1が剥離してしまうことを防止できる。
図2(a)〜(c)は本考案の更に他の実施形態を説明するものである。上述した図1(a)〜(d)を用いて説明した構成部材と共通する部分には共通する符号をつけてその説明を省略する。
図2(a)〜(c)図示の連絡用貼付シート10は、それぞれ同一形状及び同一の大きさからなる筆記シート3と保護シート4とが二層に積層されてなるものである。
筆記シート3の表面3aの一方の側(図2(A)中、右側)の端縁と、筆記シート3の表面3aの一方の側の端縁に対応する保護シート4の裏面の一方の側の端縁とは固着されている。図示の実施形態では接着剤11によって接着固定されている。
上述した実施形態と同じく、筆記シート3は、表面3aが罫線6が形成されている情報記載部になっている。また、保護シート4は筆記シート3の表面3aに保護シート4の裏面を図2(a)、(c)のように上側から積層した際に情報記載部(筆記シート3の表面3a)に記載されている事項を視認できなくする不透明な部材から構成されている。
保護シート4の裏面に形成されている再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層4aを介して第一の剥離紙8が保護シート4の裏面に貼着されている。
筆記シート3の裏面に形成されている第三の接着剤層3bを介して第二の剥離紙9が筆記シート3の裏面に貼着されている。この第三の接着剤層3bは、強粘着型の接着剤層である。
この図2(a)〜(c)図示の連絡用貼付シート10も、前述した図1(a)〜(d)図示の連絡用貼付シート1と同じように、以下のようにして使用される。
図2(b)図示の状態にして筆記シート3の表面3aからなる情報記載部に、荷物搬送用の容器7を受け取る人にあてた連絡事項を記入する。例えば、荷物搬送用の容器7に収容されている荷物に関する情報を簡単に記載する。
次に、保護シート4の裏面に再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層4aを介して貼り付けされている第一の剥離紙8を引き剥がし、次いで、図2(c)図示のように、接着剤層4aを介して保護シート4の裏面を筆記シート3の表面3aからなる情報記載部に貼り付ける。
その後、筆記シート3の裏面に形成されている第三の接着剤層3bを介して筆記シート3の裏面に貼り付けられている第二の剥離紙9を筆記シート3の裏面から引きはがし、筆記シート3の裏面を、当該裏面に形成されている第三の接着剤層3bを介して梱包・密封済の荷物搬送用の容器7の見えやすい位置に貼り付ける。
この実施例でも、保護シート4の表面が、荷物搬送用の容器7に貼り付けられている連絡用貼付シート10の一番上側の面(表面)になる。保護シート4は不透明であるので、筆記シート3の表面3aからなる情報記載部に記載されている連絡事項を読み取ることができない。
一方、密封されている荷物搬送用の容器7を受け取った受取人は、保護シート4を、筆記シート3の表面3a(情報記載部)から剥離し、ここに記載されている情報を読み取ることができる。この場合も、保護シート4の裏面に形成されているのは、再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層4aであるので、簡単に、保護シート4を筆記シート3の表面3a(情報記載部)から剥離することができる。
なお、第二の接着剤層2b、第三の接着剤層3bに用いられる強粘着型の接着剤、再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層4aに用いられる接着剤については、いずれも従来公知のものを採用することができ、特に限定はない。
本考案の連絡用貼付シート1により、荷物を送る際に長文を要する手紙を同封する負担を減らし、電子メールのようにあいさつなどの短文を手軽に書き添えて荷物を送ることができる。
また、前記あいさつなどの短文は、不透明な保護シート4を、その裏面に形成されている剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層4aを介して、連絡事項が記入されている筆記シート3の表面3aに貼り付けることにより覆い隠すことができる。そこで、荷物が相手方に届くまで連絡事項などの短文は保護される。
以上、添付図面を参照して本考案の好ましい実施形態、実施例を説明したが、本考案はかかる実施形態、実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々の形態に変更可能である。
1、10 連絡用貼付シート
2 基材シート
2a 第一の接着剤層
2b、3b 第二の接着剤層(強粘着型の接着剤層)
3 筆記シート
3a 筆記シートの表面(情報記載部)
4 保護シート
4a 再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層
5 テープ
6 罫線
7 荷物搬送用の容器
8 第一の剥離紙
9 第二の剥離紙
2 基材シート
2a 第一の接着剤層
2b、3b 第二の接着剤層(強粘着型の接着剤層)
3 筆記シート
3a 筆記シートの表面(情報記載部)
4 保護シート
4a 再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層
5 テープ
6 罫線
7 荷物搬送用の容器
8 第一の剥離紙
9 第二の剥離紙
Claims (4)
- それぞれ同一形状及び同一の大きさからなる、筆記シートと、基材シートと、保護シートとが三層に積層されてなる連絡用貼付シートであって、
前記筆記シートは表面が罫線が形成されている情報記載部になっていると共に、前記保護シートは前記筆記シートの表面に前記保護シートの裏面を上側から積層した際に当該情報記載部に記載されている事項を視認できなくする不透明な部材からなり、
前記基材シートの表面と、前記筆記シートの裏面とが第一の接着剤層を介して貼着され、
前記基材シートの裏面と、前記保護シートの裏面とが、前記基材シートの裏面に形成されている第二の接着剤層及び、前記保護シートの裏面に形成されている再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層とを介して貼着されている
ことを特徴とする連絡用貼付シート。 - 前記第二の接着剤層は、強粘着型の接着剤層であることを特徴とする請求項1記載の連絡用貼付シート。
- それぞれ同一形状及び同一の大きさからなる、筆記シートと保護シートとが二層に積層されてなる連絡用貼付シートであって、
前記筆記シートは表面が罫線が形成されている情報記載部になっていると共に、前記保護シートは前記筆記シートの表面に前記保護シートの裏面を上側から積層した際に当該情報記載部に記載されている事項を視認できなくする不透明な部材からなり、
前記筆記シートの表面の一方の側の端縁と、前記筆記シートの表面の一方の側の端縁に対応する前記保護シートの裏面の一方の側の端縁とが固着されており、
前記保護シートの裏面に形成されている再剥離再貼着可能な低粘着型の接着剤層を介して第一の剥離紙が前記保護シートの裏面に貼着され、
前記筆記シートの裏面に形成されている第三の接着剤層を介して第二の剥離紙が前記筆記シートの裏面に貼着されている
ことを特徴とする連絡用貼付シート。 - 前記第三の接着剤層は、強粘着型の接着剤層であることを特徴とする請求項3記載の連絡用貼付シート。
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