JP3176913U - 補修セット - Google Patents
補修セット Download PDFInfo
- Publication number
- JP3176913U JP3176913U JP2012001522U JP2012001522U JP3176913U JP 3176913 U JP3176913 U JP 3176913U JP 2012001522 U JP2012001522 U JP 2012001522U JP 2012001522 U JP2012001522 U JP 2012001522U JP 3176913 U JP3176913 U JP 3176913U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- repair
- leather
- hot melt
- melt adhesive
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
【解決手段】片面にホットメルト接着剤が付けられた合成皮革からなる補修革と、片面に剥離紙が装着されたフィルム状ホットメルト接着剤からなる補修シートを備え、前記補修革を補修対象箇所の穴の形状に合わせて切り出した第1の補修革1、前記第1の補修革1より5〜10mm大きく切り出した第2の補修革2、および前記第1の補修革1より大きくかつ前記第2の補修革2より小さく切り出した前記補修シート3を用意して、剣道用具の甲手の内革部分を補修する補修セットである。
【選択図】図1
Description
また、剣道用具である甲手の内革部分に穴が空いた場合の補修に関するものとしては、片面に接着剤が付けられた合成皮革を、補修対象箇所より大きく切り出して補修対象箇所に被せて圧着したり、アイロンなどの加熱装置により加熱して固着したりするものなどが提供されている。
また、穴の縁周りの革が薄く延びて波打っている状態に厚みのある合成皮革を貼ると、下地が撚れたり重なったりしてきれいに平坦に処理するのが難しく、合成皮革を貼り付けた後では再び直すことができない。さらに、補修する甲手の内革部分は、平面ではなく立体的に縫製されているのでアイロンなどの加熱装置が当てにくく、貼り付けが強固でなく剥がれやすいという問題もある。
そこで、本考案の目的は、剣道用具の甲手の内革部分に穴が空いた場合に、該補修対象箇所を使用者にとって違和感がなく、容易かつ強固に補修できる補修セットを提供することである。
第二に、本願考案にかかる補修シートは片面に剥離紙が装着されたフィルム状ホットメルト接着剤からなっており、薄く柔らかいので、ずれや撓みがわかりやすいため補修作業がしやすく、仮に補修の修正が必要な場合でも簡単に修正可能であるという効果が発生する。
第三に、補修対象箇所の周囲の内革部分と第2の補修革との固着を、補修対象箇所の周囲の内革部分と補修シート、並びに補修シートと第2の補修革の2段階にすることで、アイロンなどの加熱装置の当てにくい部分でも固着を容易で強固なものにできる。補修対象箇所の周囲の内革部分と補修シートをまず貼り付けて、次に厚みのある第2の補修革を貼り付ける際は、補修シートのフィルム状ホットメルト接着剤と厚みのある第2の補修革の接着剤が付けられた面の貼り合わせとなるので、貼り付けが容易で強固にできるという効果が発生する。
甲手の補修対象箇所である穴部分に第1の補修革1を嵌めこみ、その上に補修シート3を固着し、さらにその上に第2の補修革2を固着して補修する。
内革4は、甲手の内革部分である。本願考案にかかる補修セットは、剣道に何度も用いて擦り切れるなどして穴の開いた甲手の内革4の部分を補修する際に用いるものである。
補修革は、片面にホットメルト接着剤が付けられた合成皮革からなっている。ホットメルト接着剤を補修革に付ける方法としては、片面に剥離紙が装着されたフィルム状ホットメルト接着剤を合成皮革にアイロンなどの加熱装置で加熱して貼り付け、冷えた後に剥離紙を剥がすことにより作成してもよい。合成皮革とは、織布や編布などの織物ベースに、ポリウレタン樹脂組成物などの各種樹脂層を積層したものである。
まず、第1の補修革1をホットメルト接着剤が付けられた面を外側にして補修対象箇所に嵌め込んだ後、補修シート3の剥離紙が装着されていない面を第1の補修革1にはみ出し部分が均等になるように被せて外側からアイロンなどの加熱装置で加熱して固着する。
さらに、冷えた後に剥離紙を剥がした補修シート3の面に第2の補修革2をホットメルト接着剤が付けられた面を内側にしてはみ出し部分が均等になるように被せて、加熱装置で加熱して固着することにより剣道用具の甲手の内革4部分を補修する。
第一に、第1の補修革1を接着剤が付けられた面を外側にして穴に嵌め込み補修シート3を使って取り付けることで修理の完成度が大きく増した。また、穴を補修する場合に穴埋めをするので内側(肌側)に段差ができず、使用者にとって違和感がなく指の皮がすりむけることなどもない。
片面に接着剤が付けられた合成皮革を補修対象箇所に被せて固着するだけの補修をする従来技術の場合、内側(肌側)に接着剤が付けられた面が露出しているため、肌触りが良くなく、すべる又はべたつく可能性があったが、本願考案にかかる補修セットでは、接着剤が付けられた面が外側になるので問題がない。特に大きな穴を補修した場合に、その差異がより明確になる。
従来技術の場合、厚みのある補修革を直接貼ると、薄く延びて波打っている穴の縁周りの内革部分が撚れたり重なったりしてきれい、かつ平坦に処理するのが難しく、貼り付けた後では直すことができないという問題があった。
従来技術の場合、補修する内革は平面ではなく立体的に縫製されているので、アイロンなどの加熱装置が当てにくく、厚みのある補修革を通して接着剤が付けられた面と甲手の内革をしっかりと貼り付けるのが困難であるため、剥がれやすいという問題があった。
従来技術でのアイロンなどによる固着の場合、接着力を強化するため接着剤の層を厚くすればするほど、温度とアイロンの圧力によってホットメルト接着剤が溶けて合成皮革の縁の外側に押し出され、見た目もよくないばかりか、押し出された接着剤が冷えて固まり、ごわごわしたりする問題があった。
2 第2の補修革
3 補修シート
4 内革
Claims (1)
- 片面にホットメルト接着剤が付けられた合成皮革からなる補修革と、
片面に剥離紙が装着されたフィルム状ホットメルト接着剤からなる補修シートを備え、
前記補修革を補修対象箇所の穴の形状に合わせて切り出した第1の補修革、前記第1の補修革より5〜10mm大きく切り出した第2の補修革、および前記第1の補修革より大きくかつ前記第2の補修革より小さく切り出した前記補修シートを用意した後、
前記第1の補修革をホットメルト接着剤が付けられた面を外側にして前記補修対象箇所に嵌め込んで、前記補修シートの剥離紙が装着されていない面を前記第1の補修革にはみ出し部分が均等になるように被せて加熱装置で加熱して固着し、
さらに剥離紙を剥がした前記補修シートの面に前記第2の補修革をホットメルト接着剤が付けられた面を内側にしてはみ出し部分が均等になるように被せて加熱装置で加熱して固着することにより剣道用具の甲手の内革部分を補修することを特徴とする補修セット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012001522U JP3176913U (ja) | 2012-03-19 | 2012-03-19 | 補修セット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012001522U JP3176913U (ja) | 2012-03-19 | 2012-03-19 | 補修セット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3176913U true JP3176913U (ja) | 2012-07-12 |
Family
ID=48003808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012001522U Expired - Fee Related JP3176913U (ja) | 2012-03-19 | 2012-03-19 | 補修セット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3176913U (ja) |
-
2012
- 2012-03-19 JP JP2012001522U patent/JP3176913U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI533816B (zh) | Multi - layer composite upper parts and manufacturing method thereof | |
US20110265233A1 (en) | Water sports garments fabricated using stitchless seams reinforced by vulcanization and cross-linking | |
JP2016537520A (ja) | 手袋 | |
JP2016537520A5 (ja) | ||
US9339068B2 (en) | Glove with laminate construction | |
KR20110018861A (ko) | 내수성 핸드웨어 | |
US20150082835A1 (en) | Composite waterproof breathable elastic hats and methodology and dies used to manufacture such hats | |
KR100936071B1 (ko) | 휴대기기용 보호 케이스 제조방법 | |
JP3176913U (ja) | 補修セット | |
US20180110894A1 (en) | Decorative splint or cast material | |
KR101984228B1 (ko) | 열가소성수지 원단을 이용한 부목 및 그 제조방법 | |
US10562247B2 (en) | Method for manufacturing waterproof zipper | |
KR200406173Y1 (ko) | 열가소성 폴리우레탄 시트 | |
US20180148313A1 (en) | Base fabric material having pad member with core and manufacturing method thereof | |
KR101258742B1 (ko) | 탄성스트립이 부착된 덧버선 | |
WO2016163555A1 (ja) | ボール | |
US10098392B2 (en) | Glove | |
TW201702059A (zh) | 具自黏修邊之地毯製造方法 | |
TWI623443B (zh) | Graphical thermal transfer structure | |
JP2021095666A (ja) | 下着製品、特にブラジャーの製造方法 | |
JP6593996B2 (ja) | 粘着補強フィルム | |
JP6783749B2 (ja) | サポーター用生地 | |
RU2812799C2 (ru) | Способ изготовления предмета нижнего белья, в частности бюстгальтера | |
TW201404326A (zh) | 免縫鞋面的製造方法 | |
JP6563188B2 (ja) | サポーター用生地 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120510 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3176913 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150620 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |