JP3176774U - クッション - Google Patents
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Abstract
【課題】特にひじ当てとして良好に使用することができるクッションを提供する。
【解決手段】開口1Kを有する袋状体1と、袋状体1の内部に開口1Kを通して詰め込まれる詰め物とから構成され、袋状体1は、開口1Kを通して詰め込まれた詰め物により膨出可能な本体部11と、本体部11の開口1Kから離間する端部に連なって形成され開口1Kを通して詰め込まれた詰め物によって膨出可能な補助部12とを備え、補助部12の厚みD1が本体部11の厚みD2よりも厚くなっている。
【選択図】 図1
【解決手段】開口1Kを有する袋状体1と、袋状体1の内部に開口1Kを通して詰め込まれる詰め物とから構成され、袋状体1は、開口1Kを通して詰め込まれた詰め物により膨出可能な本体部11と、本体部11の開口1Kから離間する端部に連なって形成され開口1Kを通して詰め込まれた詰め物によって膨出可能な補助部12とを備え、補助部12の厚みD1が本体部11の厚みD2よりも厚くなっている。
【選択図】 図1
Description
本考案は、特にひじ当てとして最適に使用できるクッションに関する。
上記クッションは、基布と表皮とを重ね合わせ、表皮を膨らませた多数の膨らみ部の内部にパッド材を入れたクッション構造を有するものが既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のクッションは、どの膨らみ部も同一の膨らみ度合いにしているため、枕の使用には最適であるが、例えばひじ当てとして使用する際にひじを置いて支える際に、ひじを適した高さで支えることができず、使用面において不便であった。
そこで、本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので、特にひじ当てとして良好に使用することができるクッションを提供することを課題とする。
本考案に係るクッションは、開口を有する袋状体と、該袋状体の内部に前記開口を通して詰め込まれる詰め物とから構成され、前記袋状体は、前記開口を通して詰め込まれた詰め物により膨出可能な本体部と、本体部の前記開口から離間する端部に連なって形成され前記開口を通して詰め込まれた詰め物によって膨出可能な補助部とを備え、前記補助部の厚みが前記本体部の厚みよりも厚くなっていることを特徴としている。
本考案によれば、補助部の厚みが本体部の厚みよりも厚くなっていることから、ひじを支持する位置を本体部よりも補助部の方が高くなり、補助部をひじ当てとして最適に使用することができる。
また、本考案に係るクッションは、補助部が、左右一対の延出部を備えていてもよい。
かかる構成によれば、補助部が、左右一対の延出部を備えていることから、一方の延出部の厚みを他方の延出部の厚みよりも厚くすることができるだけでなく、ひじなどを支持する面積を増大することができる。
また、本考案に係るクッションは、前記左右一対の延出部が互いに離間可能に構成されていてもよい。
かかる構成によれば、顔面を下に向けてうつ伏せ状態で寝る際に、左右一対の延出部間に首や顎を置いて支えることができる。そして、左右一対の延出部を互いに離間させることによって、延出部間の距離を首や顎のサイズに応じて調整することができる。
また、本考案に係るクッションは、前記開口に、該開口を閉じる開閉自在なスライドファスナーを備えていてもよい。
かかる構成によれば、スライドファスナーを開放することによって、開口を迅速に開けて、詰め物を詰めることができる。詰め物の詰め込みが終了した後は、スライドファスナーを閉じるだけで詰め物が外部へ出てしまうことを直ちに阻止することができる。
以上の如く、本考案に係るクッションによれば、補助部の厚みが本体部の厚みよりも厚くなっていることで、ひじ当てとして良好に使用することができるクッションを提供することができる。
以下、本考案に係る第1の実施形態のクッションについて、図面に基づいて説明する。
図1(a),(b),(c)に示すように、クッションHは、内部に詰め物を充填することができるよう開口1K(図1(c)では後述するスライドファスナー3により開口1Kが閉じられた状態になっている)が形成された袋状体1と、袋状体1の内部に詰め込まれる詰め物2(図2(d)参照)とから構成されている。
袋状体1は、一枚の可撓性を有する柔らかい材料でなる布(合成樹脂や皮革などでもよい)からなり、開口1Kを通して詰め物2を内部へ詰め込むことで膨出可能な本体部11と、本体部11の開口1Kから離間する端部に連なって形成され開口1Kを通して詰め込まれた詰め物によって膨出可能な補助部12とを備えている。
本体部11は、正面視において横長状に構成され、左右両端が補助部12側に位置するほど左右幅が幅狭となる形状になっている。また、図1(c)の底面視における本体部11は、長手方向中間部が長方形で長手方向両端が端部側ほど細くなる湾曲(円弧)形状に構成されている。
補助部12は、本体部11から左右に独立して延びる左右一対の延出部12A,12Bを備えている。
各延出部12A又は12Bは、図1(a)の正面視において本体部11から離間する先端部側ほど細くなる略三角形(山型)状に構成され、左右一対の延出部12A,12Bの相対向する内側は、隙間Sが形成されるよう左右一対の延出部12A,12Bの間隔を設定している。そして、左右一対の延出部12A,12Bの内側と本体部11の左右方向中央部の延出部側端とで顎や首を位置決めすることができる凹部1Hを形成している。また、袋状体1が可撓性を有する柔らかい材料で構成されていることから、左右一対の延出部12A,12Bが互いに離間可能になっており、左右一対の延出部12A,12Bを離間することによって、隙間Sを大きくすることができる。
左右一対の延出部12A,12Bの厚みが本体部11の厚みよりも厚くなるように、図1(c)に示すように、左右一対の延出部12A,12Bの厚みD1を本体部11の厚みD2よりも厚くしている。
開口1Kには、開口1Kを閉じる開閉自在なスライドファスナー3を備えている。このスライドファスナー3は、一対のテープ(基布)(図示せず)と、それらテープに互いに対向するように取り付けられた多数の歯からなる一対のエレメント(務歯部)13,13と、前記一対のエレメント13,13を噛み合わせる、又はその噛み合いを解除操作するためのスライダー(開閉部材)14と、このスライダー14に取り付けられた摘み部15とからなっている。図1(c)では、スライドファスナー3が露出している状態になっているが、本体部11を構成する布の一部でスライドファスナー3を覆い隠すように実施してもよい。
詰め物2は、檜やヒバなどの木材を切り刻んだ木屑や所定の大きさのチップに加工したものの他、合成樹脂や紙の材料などを所定の大きさのチップに加工したものを、図2(d)に示すように、5個の袋体4A,4B,4C,4D,4Eに詰め込んで構成されている。それら袋体4A,4B,4C,4D,4Eを袋状体1に詰め込んでクッションHを構成している。具体的には、本体部11に横長状の袋体4Eを詰め込み、各延出部12A又は12Bの先端部に、三角形状の袋体4A又は4Bを詰め込み、各延出部12A又は12Bの基端部に、前記袋体4Eよりも短い(半分以下の寸法の)横長状の袋体4C,4Dを詰め込んでいる。尚、檜やヒバなどの木材を切り刻んだ木屑や所定の大きさのチップに加工したものを詰め物2として用いることによって、木の香りをクッションの外部に漂わせることができる利点がある。
袋体4A〜4Eは、可撓性を有する綿などにより構成することができるが、布、発泡性合成樹脂でなるシートなどで構成することもできる。
次に、クッションHを作製する過程を図2(a)〜(d)に基づいて説明する。
まず、長方形状で一端に形成の開口を閉じるスライドファスナー3を備えた一枚の布5を二つ折りに重ねてから、長手方向両端5A,5Bを縫い付けて両端の開口を綴じるとともに中心部を楕円形に縫い付けて布5の表裏を中心部5Cのみ一体化する(図1(a)参照)。次に、スライドファスナー3とは反対側の左右のコーナー部5D,5Eを図2(b)に示すようにスライドファスナー3側の開口1Kから矢印方向へ引っ張り出す。すると、袋状体1が図2(c)に示すような形状となる。続いて、スライドファスナー3の開口1Kから袋状体1内に5個の袋体4A,4B,4C,4D,4E(図2(c)では4A,4Bのみ図示している)を詰め込んでスライドファスナー3の開口1Kを閉じることにより、クッションHが完成する(図2(d)参照)。
このように構成されたクッションHを使用する形態を図3(a),(b)に示している。図3(a)では、クッションHを床面Fに置いてから、顔面を下に向けてうつ伏せ状態で寝る際に、クッションHの左右一対の延出部12A,12B間に顎(首でも良い)を置いて支えることができる。つまり、図1(a)に示す凹部1Hに顎を入り込ませて支持することになる。そして、左右一対の延出部12A,12Bを互いに離間させることによって、延出部12A,12B間の隙間S(図1(a)参照)を顎のサイズに応じて調整することができる。
図3(b)では、クッションHの延出部12AにひじJを置いて支持した状態を示している。このとき、延出部(補助部)12Aの厚みが本体部11の厚みよりも厚くなっていることから、ひじJを支持する位置を本体部11よりも延出部(補助部)12Aの方が高くなり、延出部(補助部)12Aをひじ当てとして最適に使用することができる。図3(b)ではひじJを押し付けた重みで延出部(補助部)12Aが沈み込んでいるが、本体部11では、この沈み込み量が更に大きくなり、延出部(補助部)12Aよりもひじを支持する位置が低くなる。この沈み込み量は詰め物2の材質や詰め込む量などによって変化する。また、補助部が、左右一対の延出部12A,12Bを備えていることから、一方の延出部12Aの厚みを他方の延出部12Bの厚みよりも厚くすることができる(ここでは同一厚みにしている)だけでなく、支持する面積を増大することができる。
また、クッションHには、スライドファスナー3を開放することによって、開口1Kを迅速に開けて、詰め物2を詰めることができる。詰め物2の詰め込みが終了した後は、スライドファスナー3を閉じるだけで詰め物2が袋状体1の外部へ出てしまうことを直ちに阻止することができる。
図4(a),(b)に、本考案の第2実施形態のクッションH1を示している。このクッションH1は、略長方形状の本体部11と、本体部11の左側部から延出する略三角形状の補助部(延出部)12とを備えている。尚、補助部(延出部)12の厚みが本体部11の厚みよりも厚くなっている。
また、図5(a),(b)に、本考案の第3実施形態のクッションH2を示している。このクッションH2は、先端側ほど先細りとなる略台形状の本体部11と、本体部11の先端に連なって一体形成された略三角形状の補助部(延出部)12とを備えている。尚、補助部(延出部)12の厚みが本体部11の厚みよりも厚くなっている。
また、図6(a),(b)に本考案の第4実施形態のクッションH3を示している。このクッションH3は、3つの部分11A,11B,11Cからなる本体部11と、左右両端に位置する部分11A,11Cから一体的に延びる左右一対の補助部(延出部)12A,12Bとからなっている。本体部11を構成する左右中央に位置する中間部分11Bの左右両端及び左右両端に位置する左右部分11A,11Cの中間部分側端に、縦長状の雄型の面ファスナーMを備えている。そして、これら面ファスナーMに係合又は係合解除自在な縦長状の雌型の面ファスナーを備えた2枚のシート部材R,Rを備えている。従って、2枚のシート部材R,Rの雌型の面ファスナー(図示せず)を、雄型の面ファスナーMに係合させることによって、図6(b)に示すように、3つの部分11A,11B,11Cを一体化することでクッションH3を構成している。前記面ファスナーは、3つの部分11A,11B,11Cを一体化する一体化手段を構成する他、スライドファスナーや紐などにより一体化手段を構成してもよい。
尚、本考案に係るクッションは、上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
前記実施形態では、本体部11の形状を長方形状とし、延出部12A,12Bの形状を三角形状としたが、本体部11を円形状又は楕円形状の他、多角形状に構成し、延出部12A,12Bを正方形状や長方形状の他、半円状や多角形状に構成してもよい。
また、前記実施形態では、ひじ当てとして最適に使用できるように構成したが、枕及び顎や首を支持するクッションとして最適に使用できるようにクッションを構成してもよい。
また、前記実施形態では、詰め物を詰めた袋体を袋状体に詰めるようにしたが、袋状体に多数の詰め物を直接詰める構成であってもよい。
1…袋状体、1H…凹部、1K…開口、2…詰め物、3…スライドファスナー、4A,4B,4C,4D,4E…袋体、5…布、11…本体部、12…補助部、12A,12B…延出部、13…エレメント、14…スライダー、15…摘み部、H,H1,H2,H3…クッション、M…面ファスナー、R…シート部材、S…隙間
Claims (4)
- 開口を有する袋状体と、該袋状体の内部に前記開口を通して詰め込まれる詰め物とから構成され、前記袋状体は、前記開口を通して詰め込まれた詰め物により膨出可能な本体部と、本体部の前記開口から離間する端部に連なって形成され前記開口を通して詰め込まれた詰め物によって膨出可能な補助部とを備え、前記補助部の厚みが前記本体部の厚みよりも厚くなっていることを特徴とするクッション。
- 前記補助部は、左右一対の延出部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のクッション。
- 前記左右一対の延出部が互いに離間可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載のクッション。
- 前記開口に、該開口を閉じる開閉自在なスライドファスナーを備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のクッション。
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