JP3176523U - 包装用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】内容物を傷付けることなく容易に持ち運ぶことが可能な包装用容器を提供する。
【解決手段】開口部16外周に側壁部12上端から外方に延設され下方への折返部15を有する外周部14が形成された合成樹脂製容器本体11と、前記開口部16を横切る相対向する位置に掛け渡される合成樹脂製バンド部材20とを備え、前記バンド部材20の先端には、切込によって外周係着部と内側係着部および前記外周係着部から前記内側係着部側へ突出する舌片が一体に形成されていて、前記バンド部材20の前記内側係着部を前記容器本体11の前記側壁部12上端内側に配置し、前記外周係着部を前記容器本体11の外周部14の上面に配置するとともに、前記舌片を前記容器本体11の前記折返部15に係着して前記バンド部材20を前記容器本体11に取り付けるようにしたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】開口部16外周に側壁部12上端から外方に延設され下方への折返部15を有する外周部14が形成された合成樹脂製容器本体11と、前記開口部16を横切る相対向する位置に掛け渡される合成樹脂製バンド部材20とを備え、前記バンド部材20の先端には、切込によって外周係着部と内側係着部および前記外周係着部から前記内側係着部側へ突出する舌片が一体に形成されていて、前記バンド部材20の前記内側係着部を前記容器本体11の前記側壁部12上端内側に配置し、前記外周係着部を前記容器本体11の外周部14の上面に配置するとともに、前記舌片を前記容器本体11の前記折返部15に係着して前記バンド部材20を前記容器本体11に取り付けるようにしたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本考案は、イチゴやブドウ、トマト等の比較的軽量な内容物を収納するための合成樹脂製の包装用容器に関する。
例えば、イチゴやブドウ、トマト等の青果物を店頭等に陳列する際には、合成樹脂製の包装用容器が使用される。この種の包装用容器は、前記青果物等の比較的軽量な内容物を容器本体に直に収納し、必要に応じて合成樹脂フィルム等を内容物と共に容器本体の上部開口に被覆させて、商品として陳列される。
しかるに、包装用容器に収納された青果物等を購入する場合、購入者は商品を落とさないようにするために、容器本体の側壁部を押さえるようにして持つことが多い。その際、合成樹脂製の容器本体が外側から圧迫されることになり、内容物が型くずれしたり、傷みやすくなる等の問題があった。
本考案は前記の点に鑑みなされたものであり、内容物を傷付けることなく容易に持ち運ぶことが可能な包装用容器を提供するものである。
すなわち、請求項1の考案は、開口部外周に側壁部上端から外方に延設され下方への折返部を有する外周部が形成された合成樹脂製容器本体と、前記開口部を横切る相対向する位置に掛け渡される合成樹脂製バンド部材とを備え、前記バンド部材の先端には、切込によって外周係着部と内側係着部および前記外周係着部から前記内側係着部側へ突出する舌片が一体に形成されていて、前記バンド部材の前記内側係着部を前記容器本体の前記側壁部上端内側に配置し、前記外周係着部を前記容器本体の前記外周部の上面に配置するとともに、前記舌片を前記容器本体の前記折返部に係着して前記バンド部材を前記容器本体に取り付けるようにしたことを特徴とする包装用容器に係る。
請求項2の考案は、前記外周部に前記舌片又は前記内側係着部の先端部を差し込み固定する切込部が形成されている請求項1に記載の包装用容器に係る。
請求項3の考案は、前記切込部の終端に割れ防止用の小丸部が形成されている請求項2に記載の包装用容器に係る。
請求項4の考案は、前記外周部に前記舌片の横移動を規制する突部が形成されている請求項1に記載の包装用容器に係る。
請求項1の考案に係る包装用容器は、開口部外周に側壁部上端から外方に延設され下方への折返部を有する外周部が形成された合成樹脂製容器本体と、前記開口部を横切る相対向する位置に掛け渡される合成樹脂製バンド部材とを備え、前記バンド部材の先端には、切込によって外周係着部と内側係着部および前記外周係着部から前記内側係着部側へ突出する舌片が一体に形成されていて、前記バンド部材の前記内側係着部を前記容器本体の前記側壁部上端内側に配置し、前記外周係着部を前記容器本体の前記外周部の上面に配置するとともに、前記舌片を前記容器本体の前記折返部に係着して前記バンド部材を前記容器本体に取り付けるようにしたことから、簡易にバンド部材を容器本体に取り付けることができ、衛生的で内容物を傷付けることなく容易に持ち運ぶことができる。
請求項2の考案は、請求項1において、前記外周部に前記舌片又は前記内側係着部の先端部を差し込み固定する切込部が形成されていることから、バンド部材の横ずれを防止することができる。
請求項3の考案は、請求項2において、前記切込部の終端に割れ防止用の小丸部が形成されているため、切込部の破損を抑制することができる。
請求項4の考案は、請求項1において、前記外周部に前記舌片の横移動を規制する突部が形成されていることから、バンド部材の横ずれを防止することができる。
図1,2に示す本考案の第一実施例に係る包装用容器10は、合成樹脂製容器本体11と、合成樹脂製バンド部材20とからなる。この包装用容器10は、主にイチゴやブドウ、トマト等の比較的軽量な青果物等を内容物とする容器として好適に使用される。
合成樹脂製容器本体11は、ポリエチレンテレフタレート(PET)やポリスチレン(PS)等の合成樹脂からなり開口部16外周に側壁部12上端から外方へ延設された外周部14と下方への折返部15を有する。図1,2に示すように、実施例において、容器本体11の形状としては、開口部16が容器本体11の底面部13より広口となる長方形状を有し、開口部16から容器本体11の底面部13に向かって側壁部12が傾斜して形成される。なお、図2において、符号17は開口部16の短辺、18は開口部16の長辺である。
合成樹脂製バンド部材20は、容器本体11と同様にポリエチレンテレフタレート(PET)やポリスチレン(PS)等の合成樹脂からなり、開口部16を横切る相対向する位置に掛け渡される。このバンド部材20では、図3に示すように、その先端に切込によって形成された外周係着部31、内側係着部32及び舌片33が一体に形成されていて、これを用いて容器本体11に取り付けるように構成されている。
バンド部材11において、図3,4に示すように、内側係着部32は容器本体11の側壁部12上端内側に配置し、外周係着部31は外周部14上面に配置することにより、側壁部12上端と折返部15を挟む位置をとる。また、舌片33は外周係着部31から内側係着部32側へ突出し、折返部15の下端から内側に挿入することにより折返部15に引っかけて係着する。実施例においては、外周係着部31はバンド部材20の先端外側に構成され、舌片33は外周係着部31の内側に切込により形成される。内側係着部32は舌片33の上方に形成されることにより、外周係着部31と内側係着部32が外周部14を挟持する。これによりバンド部材20を持ち上げる際に、舌片33が折返部15に係止し、また、内側係着部32の外周係着部31側への押力Dが強くなることから、バンド部材20の先端が外れにくくなる。なお、バンド部材20は、先端に鋭角な部分を有しない形状として、誤って指等を負傷したりすることがないように構成されている。
包装用容器10では、図5に示すように、容器本体11の外周部14に舌片33又は内側係着部32の先端部34,35を差し込み固定する横ずれ防止のための切込部40を形成してもよい。切込部40は、長方形状の開口部16の短辺17側の外周部14の中央部付近に形成されることが望ましい。また、切込部40の終端には、割れ防止用の小丸部41が形成されている。これにより、切込部40の終端から亀裂が生じて破損することを抑制することができる。
図5は舌片33の先端部34を差し込み固定する切込部40が形成されている第二実施例に係る包装用容器10のバンド部材20の先端を示している。第二実施例においては、舌片33は折返部15の下端に係着し、その先端部34は容器本体11の外周部14に形成された切込部40に下方から差し込まれる。図6は内側係着部32の先端部35を切込部40に差し込み固定する第三実施例に係る包装用容器10のバンド部材20の先端を示している。第三実施例では、内側係着部32の先端部35が側壁部12の上端内側から切込部40に上方から差し込まれる。これにより、バンド部材20の横ずれが防止され、安定した状態で持ち運ぶことができる。
また、バンド部材20の横ずれを防止する他の機構として、図7に示すように、外周部14に突部50を形成してもよい。図7に示す第四実施例の包装用容器10では折返部15に突部50が形成され、舌片33の両端を挟む位置に突部50が配置されていることから、舌片33の横移動が規制されることにより、バンド部材20が横ずれすることなく安定して持ち運ぶことができる。また、第四実施例では折返部15に突部50が形成されているが、突部50を外周部14上面の外周係着部31を挟む位置に形成してもよい。
以上図示し説明したように、本考案の包装用容器10では、開口部16外周に折返部15を有する外周部14を備えた容器本体11に、舌片33を備えた外周係着部31と内側係着部32を備えたバンド部材20が係着され開口部16上方に掛け渡されているため、容器本体11に触れることなく容易に持ち運ぶことができる。したがって持ち運び時に容器本体11の外側から圧迫されることがなくなり、内容物の型くずれや傷み等の傷付きを回避して持ち運ぶことが可能となる。しかも、バンド部材20を持つため、持ち運びしやすく、内容物に触れることがないため、衛生的である。
また、バンド部材20は脱着が容易であるため、内容物が収納されていない包装用容器10のみを搬送する際には、バンド部材20を取り外せば、容器本体11を他の容器本体11と積み重ねるとともに、バンド部材20を他のバンド部材20と束ねることにより、かさばることなく容易に搬送することができる。そして、内容物の収納後は、外周部14にバンド部材20の先端に形成された外周係着部31と内側係着部32により係着するだけでよく、煩雑な取り付け作業が不要で扱いやすい。
加えて、内側係着部32が側壁部12上端内側に当接することにより、折返部15下端に係着した舌片33の動きが抑えられ、バンド部材20が容器本体11から外れることなく安定して持ち運ぶことができる。
なお、本考案の包装用容器10は、前述の実施例のみに限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。また、外周係着部31、内側係着部32及び舌片33の形状は外周部14に係着可能で指等を負傷しにくい形状であれば、どのような形状であっても構わない。
例えば、図8は、バンド部材20のバリエーション例を表したものである。(a)のバンド部材20Aは、舌片33Aが台形状に形成された例、(b)のバンド部材20Bは、舌片33BがV字状に形成された例である。舌片33BをV字状に形成することにより、内側係着部32Bが先細りとなり、外周部14に形成された切込部40に挿入することでバンド部材20Bを安定した状態で装着することも考えられる。
また、合成樹脂フィルム等を内容物と共に容器本体11の開口部16に被覆させて、内容物を保護してもよい。さらに、バンド部材20の表面に商品名、ロゴ、イラスト、キャッチフレーズ等の印刷を施し、意匠性や宣伝効果の向上を図ってもよい。
10 包装用容器
11 合成樹脂製容器本体
12 側壁部
14 外周部
15 折返部
16 開口部
20 合成樹脂製バンド部材
31 外周係着部
32 内側係着部
33 舌片
11 合成樹脂製容器本体
12 側壁部
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15 折返部
16 開口部
20 合成樹脂製バンド部材
31 外周係着部
32 内側係着部
33 舌片
Claims (4)
- 開口部外周に側壁部上端から外方に延設され下方への折返部を有する外周部が形成された合成樹脂製容器本体と、
前記開口部を横切る相対向する位置に掛け渡される合成樹脂製バンド部材とを備え、
前記バンド部材の先端には、切込によって外周係着部と内側係着部および前記外周係着部から前記内側係着部側へ突出する舌片が一体に形成されていて、
前記バンド部材の前記内側係着部を前記容器本体の前記側壁部上端内側に配置し、前記外周係着部を前記容器本体の外周部の上面に配置するとともに、前記舌片を前記容器本体の前記折返部に係着して前記バンド部材を前記容器本体に取り付けるようにした
ことを特徴とする包装用容器。 - 前記外周部に前記舌片又は前記内側係着部の先端部を差し込み固定する切込部が形成されている請求項1に記載の包装用容器。
- 前記切込部の終端に割れ防止用の小丸部が形成されている請求項2に記載の包装用容器。
- 前記外周部に前記舌片の横移動を規制する突部が形成されている請求項1に記載の包装用容器。
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JP2012002197U JP3176523U (ja) | 2012-04-13 | 2012-04-13 | 包装用容器 |
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JP (1) | JP3176523U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022054945A1 (ja) * | 2020-09-14 | 2022-03-17 | アイオン株式会社 | ローラ支持具、洗浄用スポンジローラの包装体及び洗浄用スポンジローラの包装方法 |
-
2012
- 2012-04-13 JP JP2012002197U patent/JP3176523U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
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WO2022054945A1 (ja) * | 2020-09-14 | 2022-03-17 | アイオン株式会社 | ローラ支持具、洗浄用スポンジローラの包装体及び洗浄用スポンジローラの包装方法 |
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