JP3176209U - 緩衝材 - Google Patents

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雅人 山口
和彦 竹見
啓輔 森
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Abstract

【課題】緩衝材同士を紐等で括っても割れや欠けが発生しない緩衝材を提供する。
【解決手段】本考案の緩衝材は、製品の梱包に用いる緩衝材であって、二以上の前記緩衝材を組み合わせて紐で括った際に前記紐が屈折して当接する角部に、一方の面側より落ち込ませた紐掛け用凹部を設け、前記紐掛け用凹部の底面と他方の面が交差する端部が面取りした斜面をなすことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本考案は製品を梱包するために用いる緩衝材に関する。
製品を梱包するために用いる緩衝材は、製造された後、製品を梱包する工場等の目的地に輸送される。その際、1つの製品を梱包するための上下一対の緩衝材を分離させないように、当該一対の緩衝材同士が組み合わされ、紐で括られる。ここで、図5に示されるように、緩衝材201が略直方体で角部207を有するものであれば、角部207に紐206がかけられて括られる。
特開2008−81199号公報
しかし、図5に示す状態で緩衝材201を輸送すると、紐がかけられた角部207に力が集中し、紐206が緩衝材201の角部207に食い込み、この部分から緩衝材201の割れや欠けが発生することがある。特に、緩衝材201が発泡樹脂のような割れや欠けの発生し易い材料からなる場合は、この問題が頻繁に起こる。
これを防ぐために、紐206と緩衝材201の間に段ボール等の部材を挟むことが考えられるが、作業の手間となる。
本考案の目的は、余計な部材を使用しなくても緩衝材同士を紐で括った時の割れや欠けを防止できる緩衝材を提供することである。
本考案の緩衝材は、製品の梱包に用いる緩衝材であって、二以上の前記緩衝材を組み合わせて紐で括った際に前記紐が屈折して当接する角部に、一方の面側より落ち込ませた紐掛け用凹部を設け、前記紐掛け用凹部の底面と他方の面が交差する端部が面取りした斜面をなすことを特徴とする。
本考案の緩衝材によれば、緩衝材の形状のために紐と緩衝材との当接部にかかる力を分散できるため、他の部材を使用しなくても、緩衝材1の割れや欠けを防ぐことができる。
緩衝材単体の斜視図。 緩衝材同士を紐で括った状態の斜視図。 緩衝材同士を紐で括った状態の部分断面図。 部分断面図。 従来の緩衝材同士を紐で括った状態の斜視図。
実施形態の緩衝材1は、図1に示すように、内部に製品を収納する収納凹部10を有し、外形が略直方体をなしている。収納凹部10にはスリット14が設けられており、スリット14に沿って緩衝材1を右側緩衝材1aと左側緩衝材1bに分離することができる。左側緩衝材1a、右側緩衝材1bは、それぞれ製品の隅に嵌める緩衝材となる。
緩衝材1の材質は特に限定されないが、発泡樹脂のように、緩衝機能を有し、かつある程度の強度を有するものが良い。
緩衝材1の側面11と上面13が形成する角部の2ヶ所には、側面11から僅かに落ち込む紐掛け用凹部2、3が設けられている。紐掛け用凹部2、3の底面2a、3aと上面13が交差する部分には、2つの面が形成する角部を面取りする形状の面取り斜面2b、3bが形成されている。また、側面11の反対側の側面12と上面13が形成する角部の2ヶ所にも、上記と同様に底面及び面取り斜面4bを有する紐掛け用凹部4と底面及び面取り斜面を有する紐掛け用凹部5が設けられている。
この緩衝材1を輸送のために梱包する場合は、図2に示すように、緩衝材1の下に逆向きにしたもう一つの緩衝材1を配置し、一方の緩衝材1の側壁11と他方の緩衝材1の側壁12が対向するようにして合せる。そして、上の緩衝材1の紐掛け用凹部2、5の部分と下の緩衝材1の紐掛け用凹部3、4の部分を紐6で括り緊締する。また上の緩衝材1の紐掛け用凹部3、4の部分と下の緩衝材1の紐掛け用凹部2、5の部分を紐6で括り緊締する。
ここで紐6として、ポリプロピレン等の合成樹脂の紐、木綿等の天然繊維のロープ等、様々な形状及び材質のものを用いることができる。
上記のように緩衝材1を紐6で括った場合の紐掛け用凹部3、4付近の断面図を図3に示す。上記のように緩衝材1を紐6で括った場合、例えば紐掛け用凹部3においては、紐6が面取り斜面3bと側面側角部3cの2ヶ所で緩衝材1に当接する。これに対し、緩衝材1に紐掛け用凹部3を設けない場合は、紐6が緩衝材1の角1ヶ所で緩衝材1に当接する。よって、紐掛け用凹部3が設けられたことによって、緩衝材1の角部付近における緩衝材1と紐6との当接部分にかかる力が分散され、紐6が緩衝材1に食い込み難くなり、割れや欠けが発生し難くなる。さらに、紐6は面取り斜面3bで緩衝材1に対し面当たりする。すると、直角な角と点当たりする場合と比較して、紐6と緩衝材1の当接面積が広くなるため、緩衝材1にかかる力が分散され、紐6が緩衝材1の角部に食い込み難くなり、割れや欠けがさらに発生し難くなる。
このように、緩衝材1を用いれば、余計な部材を使用しなくても、紐で括ることによる緩衝材の割れや欠けを防ぐことができる。また、緩衝材1同士を括る紐6として、幅広で緩衝材1にかかる力を分散できるバンド形状のものだけでなく、緩衝材1に加わる力が集中して食い込み易い細い紐状のものも用いることができる。さらに、緩衝材の紐掛け用凹部が紐6を通す場所を表す目印となるため、作業者が間違うことなく紐掛け用凹部の場所に紐6を掛けることができる。
なお、緩衝材1の梱包は、上記の実施例のように2つの緩衝材1を括るだけでなく、さらに多数の緩衝材1を括って行っても良い。
また、1つの緩衝材に設けられる紐掛け用凹部の数は、上記の実施例のように4つに限られず、必要に応じて増やしても良いし、減らしても良い。また紐掛け用凹部の面取り斜面は、少なくとも紐6の食い込みが心配される紐掛け用凹部に設けられていれば良く、全ての紐掛け用凹部に設けられている必要はない。
また紐掛け用凹部の断面形状は、図3に示す紐掛け用凹部3、4のような段差状のものに限られず、図4に示すように側面側角部103cと面取り斜面端部103d、側面側角部104cと面取り斜面端部104d、を直線で結んだ斜面状でも良い。このように紐掛け用凹部の底面を斜面とすることにより、斜面部分に紐が当接するため、紐の緩衝材への接触面積が広くなり、紐から緩衝材にかかる力が分散され、より紐が緩衝材に食い込み難くなる。
緩衝材1で例えば液晶パネルを梱包する場合は、まず2つの緩衝材1をそれぞれスリット14の線で左側緩衝材1aと右側緩衝材1bに分離する。そして各緩衝材の収納凹部10、10、10、10に液晶パネルの四隅を入れる。この状態で外装箱に入れ、製品の梱包が完成する。
1…緩衝材、1a…左側緩衝材、1b…右側緩衝材、10…収納凹部、11…側面、12…側面、13…上面、14…スリット、2…紐掛け用凹部、2a…底面、2b…面取り斜面、3…紐掛け用凹部、3a…底面、3b…面取り斜面、3c…側面側角部、4…紐掛け用凹部、4b…面取り斜面、4c…側面側角部、5…紐掛け用凹部、6…紐、103c…側面側角部、103d…面取り斜面端部、104c…側面側角部、104d…面取り斜面端部、201…緩衝材、206…紐、207…角部

Claims (2)

  1. 製品の梱包に用いる緩衝材であって、二以上の前記緩衝材を組み合わせて紐で括った際に前記紐が屈折して当接する角部に、一方の面側より落ち込ませた紐掛け用凹部を設け、前記紐掛け用凹部の底面と他方の面が交差する端部が面取りした斜面をなすことを特徴とする緩衝材。
  2. 前記凹部の底面が、前記凹部の前記紐が当接する2つの端部を結ぶ斜面であることを特徴とする請求項1の緩衝材。
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