JP3176148U - 叙勲額 - Google Patents

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Abstract

【課題】和室における鴨居と天井板との間の寸法が限られているときでも、鴨居に乗せて飾ることができ、かつ、壁面からの前方への傾斜角度を従来の叙勲額よりも小さくすることができる叙勲額を提供する。
【解決手段】略四角形の枠体11内には勲章を収納する勲章収納部と勲記17を収納する勲記収納部19とを備えさせ、該勲章収納部には勲章を見せるための長方形状の勲章用開口部を前面に備えさせ、該勲記収納部には勲記を見せるための長方形状の勲記用開口部25を前面に備えさせ、該勲章用開口部及び該勲記用開口部と枠体との間の部分並びに該勲章用開口部と該勲記用開口部との間の部分には飾り板27を配設してなる叙勲額において、該勲記は、該勲記の上縁17aと下縁17bとが該勲記用開口部の上方と下方とにおける該飾り板の後側にて該枠体の内面12に近接又は当接するように配設する。
【選択図】図2

Description

本考案は、叙勲額に関するものである。
本考案においては、叙勲額は褒章額を含み、勲章は褒章を含み、勲記は褒章の賞状を含むものとする。
勲章を勲記等と共に飾るための叙勲額としては、例えば実用新案登録第3117745号公報に示すように、略四角形の枠体内に勲章を収納する勲章収納部と勲記を収納する勲記収納部とを備えた額縁状のものが知られている。以下、このような従来の叙勲額を「従来の叙勲額」という。
従来の叙勲額においては、勲章収納部には勲章を見せるための長方形状の勲章用開口部を前面に備えさせ、勲記収納部には勲記を見せるための長方形状の勲記用開口部を前面に備えさせ、該勲章用開口部及び該勲記用開口部と枠体との間の部分並びに該勲章用開口部と該勲記用開口部との間の部分には飾り板が隙間なく配設されている。
実用新案登録第3117745号公報
叙勲者に勲章と共に与えられる勲記は、例えば、縦約42cm、横約59cmの寸法を有する極めて大きな証書である。
従来の叙勲額においては、勲記は、そのほぼ全面が勲記収納部における勲記用開口部に露出するように、該勲記収納部に収納されている。
しかして、勲記の縦寸法は、前述の如く極めて大きいため、叙勲額全体の縦寸法も極めて大きくせざるを得ない。その結果、従来の叙勲額を和室の鴨居上に乗せて飾る場合には、鴨居と天井板との間の寸法が限られているため、該叙勲額を鴨居上に乗せて飾ることが不可能であり、又はこれが可能であったとしても該叙勲額を壁面より前方に大きく傾斜させなければならない。図3において、符号1に示すものは従来の叙勲額であり、符号dに示すものは従来の叙勲額1と壁面との間の傾斜角度である。
しかるに、図3における鎖線に示す如く、叙勲額1を前方に大きく傾斜させた場合には、叙勲額としての体裁が損なわれ、叙勲額の吊り紐3も長くなって好ましくない。
なお、勲記の上縁と下縁とを切除し又は勲記の上縁と下縁とを折り曲げれば叙勲額全体の縦寸法が小さくなるため、鴨居と天井板との間の寸法が限られているときでも、叙勲額における壁面からの前方への傾斜角度を小さくした状態で叙勲額を鴨居に乗せて飾ることが可能であるが、勲記の上縁と下縁とを切除し又は勲記の上縁と下縁とを折り曲げることは、決して叙勲者の望むところではない。
本考案は、従来の叙勲額における上述の如き問題を解決し、和室における鴨居と天井板との間の寸法が限られているときでも、鴨居に乗せて飾ることができ、かつ、壁面からの前方への傾斜角度を上記従来の叙勲額よりも小さくすることができるようにした叙勲額を提供しようとしてなされたものである。
上記課題を解決するために、本考案は下記の叙勲額を提供する。
(1)略四角形の枠体内には勲章を収納する勲章収納部と勲記を収納する勲記収納部とを備えさせ、該勲章収納部には勲章を見せるための長方形状の勲章用開口部を前面に備えさせ、該勲記収納部には勲記を見せるための長方形状の勲記用開口部を前面に備えさせ、該勲章用開口部及び該勲記用開口部と枠体との間の部分並びに該勲章用開口部と該勲記用開口部との間の部分には飾り板を配設してなる叙勲額において、
該勲記は、該勲記の上縁と下縁とが該勲記用開口部の上方と下方とにおける該飾り板の後側にて該枠体の内面に近接又は当接するように配設したことを特徴とする叙勲額(請求項1)。
(2)前記枠体内には、前記勲章収納部と前記勲記収納部と共に位記を収納する位記収納部を備えさせ、該位記収納部には位記を見せるための長方形状の位記用開口部を前面に備えさせ、該勲章用開口部、該勲記用開口部及び該位記用開口部と前記枠体との間の部分並びに該勲章用開口部と該勲記用開口部と該位記用開口部との間の部分には飾り板を配設する(請求項2)。
[請求項1の考案]
請求項1の考案によれば、勲記は、該勲記の上縁と下縁とが該勲記用開口部の上方と下方とにおける該飾り板の後側にて該枠体の内面に近接又は当接するように配設したため、叙勲額の縦寸法を上記従来の叙勲額の縦寸法よりも小さくすることができる。この点について、図2を参照して示す。図2における左図は請求項1の考案による叙勲額1’を示し、図2における右図は従来の叙勲額1を示す。請求項1の考案による叙勲額1’の縦寸法は、勲記の上縁と下縁とが飾り板の後側に入り込む分だけ、上記従来の叙勲額1の縦寸法よりも小さくすることができる。
すなわち、上記従来の叙勲額1の縦寸法は、勲記用開口部の縦寸法a(勲記の縦寸法)と、該勲記用開口部の上方における該飾り板の縦方向の寸法cと、該勲記用開口部の下方における該飾り板の縦方向の寸法cと、枠体の上縁の厚さcと、枠体の下縁の厚さc(図2)との合計にほぼ等しい。
換言すれば、上記従来の叙勲額1の縦寸法=a+c+c+b+bである。
これに対し、請求項1の考案による叙勲額1’の縦寸法は、枠体の上縁内面と下縁内面との間の寸法a’(勲記の縦寸法)と、枠体の上縁の厚さbと、枠体の下縁の厚さbとの合計にほぼ等しい。
換言すれば、請求項1の考案による叙勲額1’の縦寸法=a’+b+bである。
しかして、a’、aはいずれも勲記の縦寸法であり、a’=aである。
したがって、上記従来の叙勲額1の縦寸法は、c+cに対応する寸法だけ上記従来の叙勲額1の縦寸法よりも小さのである。
以上述べたように、請求項1の考案によれば、叙勲額の縦寸法を上記従来の叙勲額の縦寸法よりも小さくすることができるため、和室における鴨居と天井板との間の寸法が限られているときでも、請求項1の考案の叙勲額1’(図3)を和室の鴨居に乗せて飾ることができ、かつ、壁面からの前方への傾斜角度d’(図3)を上記従来の叙勲額1(図3)の傾斜角度d(図3)よりも小さくすることができる。その結果、勲記の上縁と下縁とを切除し又は勲記の上縁と下縁とを折り曲げることなく、叙勲額を好ましい角度にて、かつ、短い吊り紐により体裁よく鴨居に乗せて飾ることができる。
[請求項2の考案]
請求項2の考案による叙勲額は、前記請求項1の考案による叙勲額に更に位記収納部を加えてなるものであり、請求項2の考案と同様の効果を発揮する。なお、位記収納部に収納される位記は、叙勲者が既に死亡している場合に与えられるものである。
図1は、本考案による叙勲額の一例を示す正面図である。 図2は、図1のII−II線における断面図(左図)と、従来の叙勲額における対応断面図(右図)であり、両断面図を並べて比較して示す。 図3は、叙勲額を鴨居乗せて飾っている状態を示す側面図である。 図4は、本考案による叙勲額の別の一例を示す正面図である。
本考案による叙勲額1’は、略四角形の枠体11内に勲章13を収納する勲章収納部15と勲記17を収納する勲記収納部19とを備えている。図1に示す勲章収納部15には勲章13と共に菊の紋章21が収納されている。
勲記17には、例えば下記の文言が縦書きに書されている。
「日本国天皇は○○○○に瑞寶單光章を授与する
皇居において璽をおさせる
平成○○年○○月○○日
内閣総理大臣 ○○○○
内閣府賞勲局長 ○○○○
第○○○○号」
勲章収納部15には勲章13を見せるための長方形状の勲章用開口部23を前面に備えさせる。符号24に示すものは、勲章用開口部23の枠部である。
勲記収納部19には勲記17を見せるための長方形状の勲記用開口部25を前面に備えさせる。符号26に示すものは、勲記用開口部25の枠部である。
勲章用開口部23及び勲記用開口部25と枠体11との間の部分並びに該勲章用開口部23と該勲記用開口部25との間の部分には飾り板27を配設する。枠体11内における勲章用開口部23と勲記用開口部25と飾り板27との前面にはアクリル板等の透明板29を取り付ける。
本考案においては、勲記17は、該勲記17の上縁17aと下縁17bとが勲記用開口部25の上方と下方とにおける飾り板27の後側にて該枠体11の内面12に近接又は当接するように配設する。図2参照。
勲記17の前面と勲記用開口部25の枠部26との間には、アクリル板等の透明板31を取り付ける。勲記17の背面にはクッション板33を取り付け、該クッション板33の背面には背面板35を取り付ける。枠体11の背面には背面板35を押える押え具37を備えさせる。
図4に示す叙勲額は、前記枠体11内には、前記勲章収納部15と前記勲記収納部19と共に位記41を収納する位記収納部43を備えており、位記額付叙勲額とも呼ばれている。
位記41には、例えば下記の文言が縦書きに書されている。
「正五位に叙する
平成○○年○○月○○日
内閣総理大臣 ○○○○」
位記収納部43には位記41を見せるための長方形状の位記用開口部45を前面に備えさせる。符号46に示すものは、位記用開口部45の枠部である。
勲章用開口部23、勲記用開口部25及び位記用開口部45と枠体11との間の部分並びに該勲章用開口部23と該勲記用開口部25と該位記用開口部45との間の部分には前記飾り板27を配設する。
図4に示す叙勲額においては、菊の紋章21は勲章収納部15の外側に取り付けられている。
図3における符号3に示すものは従来の叙勲額1における吊り紐、符号3’
に示すものは本考案による叙勲額1’における吊り紐である。図3において、符号51は鴨居、符号53はクッション材、符号55は壁、符号57は天井板である。
1 従来の叙勲額
1’ 本考案による叙勲額
3 従来の叙勲額における吊り紐
3’ 本考案による叙勲額における吊り紐
11 枠体
12 内面
13 勲章
15 勲章収納部
17 勲記
17a 上縁
17b 下縁
19 勲記収納部
21 菊の紋章
23 勲章用開口部
24 枠部
25 勲記用開口部
26 枠部
27 飾り板
29 透明板
31 透明板
33 クッション板
35 背面板
37 押え具
41 位記
43 位記収納部
45 位記用開口部
46 枠部
51 鴨居
53 クッション材
55 壁
57 天井板

Claims (2)

  1. 略四角形の枠体内には勲章を収納する勲章収納部と勲記を収納する勲記収納部とを備えさせ、該勲章収納部には勲章を見せるための長方形状の勲章用開口部を前面に備えさせ、該勲記収納部には勲記を見せるための長方形状の勲記用開口部を前面に備えさせ、該勲章用開口部及び該勲記用開口部と枠体との間の部分並びに該勲章用開口部と該勲記用開口部との間の部分には飾り板を配設してなる叙勲額において、
    該勲記は、該勲記の上縁と下縁とが該勲記用開口部の上方と下方とにおける該飾り板の後側にて該枠体の内面に近接又は当接するように配設したことを特徴とする叙勲額。
  2. 前記枠体内には、前記勲章収納部と前記勲記収納部と共に位記を収納する位記収納部を備えさせ、該位記収納部には位記を見せるための長方形状の位記用開口部を前面に備えさせ、該勲章用開口部、該勲記用開口部及び該位記用開口部と前記枠体との間の部分並びに該勲章用開口部と該勲記用開口部と該位記用開口部との間の部分には飾り板を配設したことを特徴とする請求項1に記載の叙勲額。
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