JP3175522U - 塗型剤のスプレー装置 - Google Patents

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敏雄 太田
友弘 手島
秀俊 野々山
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ディレクト・セン・房株式会社
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Abstract

【課題】金型の部位による表面形状に応じて、作業者が塗型剤を連続噴射するか又は間欠的に噴射するかを選択でき、結果として金型の全表面に塗型剤を均一且つ充分に塗布することができ、また金型の表面温度の低下を少なくすることができる塗型剤のスプレー装置を提供する。
【解決手段】スプレーガン11の圧縮空気供給口15とコンプレッサ21との間に、電磁弁52を開の状態にして圧縮空気を連続供給する第1供給系51と、電磁弁62の間欠的な開閉を繰り返して圧縮空気を間欠的に供給する第2供給系61とを並列で設け、双方の電磁弁を制御部41に接続して、該制御部のスイッチ操作により、圧縮空気の供給を停止するか、第1供給系を介して圧縮空気を連続供給するか又は第2供給系を介して圧縮空気を間欠的に供給するかを選択する。
【選択図】図1

Description

本考案は塗型剤のスプレー装置に関する。金型内に金属溶湯を注入し、冷却後に離型して、鋳物を製造するとき、鋳物の離型性を良くして金型を保護すると共に製造効率を高め、また形状や表面肌等の物性に優れた鋳物を得るため、金型表面に塗型剤を塗布することが行なわれる。塗型剤の塗布には一般に、人が手でスプレーガンを操作するのが一般的であるが、本考案はかかる操作を電気的に制御するスプレー装置の改良に関する。
従来、前記のようなスプレーガンを用いた塗型剤のスプレー装置として、スプレーガンと、該スプレーガンの塗型剤吸引口に取付けられたタンクと、該スプレーガンの圧縮空気供給口に接続されたコンプレッサとを備え、コンプレッサから圧縮空気供給口を介してスプレーガンに供給した圧縮空気を該スプレーガンの噴射ノズルから噴射し、これと共にタンクから塗型剤吸引口を介してスプレーガンに吸引した塗型剤を噴射するようにしたものが種々知られている(例えば特許文献1及び2参照)。これら塗型剤のスプレー装置のなかには、圧縮空気をスプレーガンに間欠的に供給して該スプレーガンから間欠的に噴射し、これと共に塗型剤を間欠的に噴射するようにしたものも知られている(例えば特許文献3及び4参照)。
しかし、特許文献1や2のように、スプレーガンに連続供給した圧縮空気を該スプレーガンから連続噴射し、これと共に塗型剤を連続噴射する従来のスプレー装置には、金型の比較的形状変化の少ない平面的な部位では塗型剤を充分且つ均一に塗布することができるが、金型の比較的形状変化の大きい、言い替えれば金型の凹凸差の激しい複雑な形状の部位では、一旦塗布した塗型剤が圧縮空気によって吹き飛んでしまい、結果として塗型剤を充分且つ均一に塗布することが難しいという問題があり、またかかる複雑な形状の部位では金型の表面温度の低下も大きいという問題がある。逆に特許文献3や4のように、スプレーガンに間欠的に供給した圧縮空気を該スプレーガンから間欠的に噴射し、これと共に塗型剤を間欠的に噴射する従来のスプレー装置には、金型の比較的形状変化の大きい、言い替えれば凹凸差の激しい複雑な形状の部位では、塗型剤を相応にして充分且つ均一に塗布することができ、金型の表面温度の低下も少ないが、金型の比較的形状変化の少ない平面的な部位では塗型剤を充分且つ均一に塗布することが難しいという問題がある。
特開昭60−84176号公報 実開昭61−87640号公報 特開平10−113602号公報 特開2011−56351号公報
本考案が解決しようとする課題は、金型の部位による表面形状に応じて、作業者が塗型剤を連続噴射するか又は間欠的に噴射するかを選択でき、結果として金型の全表面に塗型剤を均一且つ充分に塗布することができ、また金型の表面温度の低下も少なくすることができる塗型剤のスプレー装置に関する。
前記の課題を解決する本考案は、スプレーガンと、該スプレーガンの塗型剤吸引口に取付けられたタンクと、該スプレーガンの圧縮空気供給口に接続されたコンプレッサとを備え、コンプレッサから圧縮空気供給口を介してスプレーガンに供給した圧縮空気を該スプレーガンの噴射ノズルから噴射し、これと共にタンクから塗型剤吸引口を介してスプレーガンに吸引した塗型剤を噴射するようにした塗型剤のスプレー装置において、スプレーガンの圧縮空気供給口とコンプレッサとの間に、電磁弁を開の状態にして圧縮空気を連続供給する第1供給系と、電磁弁の間欠的な開閉を繰り返して圧縮空気を間欠的に供給する第2供給系とを並列で設け、双方の電磁弁を制御部に接続して、該制御部のスイッチ操作により、圧縮空気の供給を停止するか、第1供給系を介して圧縮空気を連続供給するか又は第2供給系を介して圧縮空気を間欠的に供給するかを選択できるようにして成る塗型剤のスプレー装置に係る。
本考案に係る塗型剤のスプレー装置(以下、単に本考案のスプレー装置という)も、スプレーガンと、該スプレーガンの塗型剤吸引口に取付けられたタンクと、該スプレーガンの圧縮空気供給口に接続されたコンプレッサとを備え、コンプレッサから圧縮空気供給口を介してスプレーガンに供給した圧縮空気を該スプレーガンの噴射ノズルから噴射し、これと共にタンクから塗型剤吸引口を介してスプレーガンに吸引した塗型剤を噴射するようになっている。
本考案のスプレー装置では、スプレーガンの圧縮空気供給口とコンプレッサとの間に、電磁弁を開の状態にして圧縮空気を連続供給する第1供給系と、電磁弁の間欠的な開閉を繰り返して圧縮空気を間欠的に供給する第2供給系とを並列で設け、双方の電磁弁を制御部に接続して、該制御部のスイッチ操作により、圧縮空気の供給を停止するか、第1供給系を介して圧縮空気を連続供給するか又は第2供給系を介して圧縮空気を間欠的に供給するかを選択できるようになっている。
例えば、スプレーガンの圧縮空気供給口に方向制御(方向切替弁)を接続し、またコンプレッサにレギュレータ(流量調節弁)を接続して、かかる方向制御弁とレギュレータとの間に第1供給系及び第2供給系を並設し、それぞれの系に電磁弁を設け、かかる双方の系の電磁弁を制御部に接続する。制御部には通常、停止スイッチ、連続運転スイッチ及び間欠運転スイッチを設け、停止スイッチを付勢すると、第1供給系及び第2供給系の双方の電磁弁が閉の状態になり、また連続運転スイッチを付勢すると、第1供給系の電磁弁が開の状態になると共に第2供給系の電磁弁が閉の状態になって、更に間欠運転スイッチを付勢すると、第1供給系の電磁弁が閉の状態になると共に第2供給系の電磁弁が間欠的に開の状態を繰り返すようにする。
制御部には、第2供給系の電磁弁と間欠運転スイッチとを接続するようにして、マイクロコンピュータや複数の無接点リレー等で構成した制御回路を設け、前記の間接運転スイッチを付勢したときに、予めマイクロコンピュータに設定しておいた時間と間隔で第2供給系の電磁弁が間欠的に開の状態を繰り返すようにする。試行錯誤した結果から実際のところ、第2供給系の電磁弁を開とし、したがって圧縮空気と共に塗型剤を噴射する1回の時間は0.06秒とするのが好ましく、かかる噴射を1秒間に9〜16回、より好ましくは14〜16回行なうようにする。
本考案によると、金型の部位による表面形状に応じて、作業者が塗型剤を連続噴射するか又は間欠的に噴射するかを選択でき、結果として金型の全表面に塗型剤を均一且つ充分に塗布することができ、また金型の表面温度の低下も少なくすることができるという効果がある。
本考案のスプレー装置を一部ブロックで略示する全体図である。
図1に略示した本考案のスプレー装置は、スプレーガン11と、コンプレッサ21と、タンク31と、制御部41と、第1供給系51と、第2供給系61とを備えている。スプレーガン11それ自体は公知のもので、本体12と、把持部13と、トリガー14とを備え、圧縮空気供給口15及び塗型剤吸引口16を有すると共に、本体12内に図示しない噴射ノズルを有している。
スプレーガン11の圧縮空気供給口15とコンプレッサ21との間に、電磁弁52を開の状態にして圧縮空気を連続供給する第1供給系51と、電磁弁62の間欠的な開閉を繰り返して圧縮空気を間欠的に供給する第2供給系61とが並列で設けられており、双方の電磁弁52,62は制御部41に接続されていて、制御部41のスイッチ操作により、圧縮空気の供給を停止するか、第1供給系51を介して圧縮空気を連続供給するか又は第2供給系61を介して圧縮空気を間欠的に供給するかが選択できるようになっている。
図面では、スプレーガン11の圧縮空気供給口15に方向制御弁71が接続されており、またコンプレッサ21にレギュレータ72が接続されていて、かかる方向制御弁71とレギュレータ72との間に第1供給系51及び第2供給系61が並設され、それぞれの系に電磁弁52,62が設けられている。そして、第1供給系51及び第2供給系61の電磁弁52,62は制御部41に接続されている。制御部41には停止スイッチ42、連続運転スイッチ43及び間欠運転スイッチ44が設けられており、停止スイッチ42を付勢すると、第1供給系51及び第2供給系61の双方の電磁弁52,62が閉の状態になり、また連続運転スイッチ43を付勢すると、第1供給系51の電磁弁52が開の状態になると共に第2供給系61の電磁弁62が閉の状態になって、更に間欠運転スイッチ44を付勢すると、第1供給系51の電磁弁52が閉の状態になると共に第2供給系61の電磁弁62が間欠的に開の状態を繰り返すようになっている。
制御部41には、第2供給系61の電磁弁62と間欠運転スイッチ44とを接続するようにして、いずれも図示しないマイクロコンピュータや複数の無接点リレー等で構成した制御回路が設けられており、間接運転スイッチ44を付勢したときに、予めマイクロコンピュータに設定しておいた時間と間隔で第2供給系61の電磁弁62が間欠的に開の状態を繰り返すようになっている。この場合、第2供給系61の電磁弁62を開とし、したがって圧縮空気と共に塗型剤を噴射する1回の時間は0.06秒とすると共に、かかる噴射を1秒間に14〜16回は行なうようになっている。
11 スプレーガン
15 圧縮空気供給口
16 塗型剤吸引口
21 コンプレッサ
31 タンク
41 制御部
51 第1供給系
52、62 電磁弁
61 第2供給系
71 方向制御弁
72 レギュレータ

Claims (4)

  1. スプレーガンと、該スプレーガンの塗型剤吸引口に取付けられたタンクと、該スプレーガンの圧縮空気供給口に接続されたコンプレッサとを備え、コンプレッサから圧縮空気供給口を介してスプレーガンに供給した圧縮空気を該スプレーガンの噴射ノズルから噴射し、これと共にタンクから塗型剤吸引口を介してスプレーガンに吸引した塗型剤を噴射するようにした塗型剤のスプレー装置において、スプレーガンの圧縮空気供給口とコンプレッサとの間に、電磁弁を開の状態にして圧縮空気を連続供給する第1供給系と、電磁弁の間欠的な開閉を繰り返して圧縮空気を間欠的に供給する第2供給系とを並列で設け、双方の電磁弁を制御部に接続して、該制御部のスイッチ操作により、圧縮空気の供給を停止するか、第1供給系を介して圧縮空気を連続供給するか又は第2供給系を介して圧縮空気を間欠的に供給するかを選択できるようにして成る塗型剤のスプレー装置。
  2. 第1供給系及び第2供給系が、スプレーガンの圧縮空気供給口側に接続した方向制御弁と、コンプレッサ側に接続したレギュレータとの間に、それぞれ電磁弁を設けたものである請求項1記載の塗型剤のスプレー装置。
  3. 第2供給系の電磁弁が、制御部からの信号により、0.06秒間の開の状態を1秒間に9〜16回、間欠的に繰り返すようにした請求項1又は2記載の塗型剤のスプレー装置。
  4. 第2供給系の電磁弁が、制御部からの信号により、0.06秒間の開の状態を1秒間に14〜16回、間欠的に繰り返すようにした請求項1又は2記載の塗型剤のスプレー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016077405A (ja) * 2014-10-14 2016-05-16 株式会社 資生堂 噴霧装置

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