JP3175519U - 避難誘導標識 - Google Patents
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Abstract
【課題】災害時に停電が生じても、地域の住民を的確に避難所へ誘導する避難誘導標識を提供する。
【解決手段】避難誘導標識100の標識本体1は、避難所への避難指示情報を表示する避難指示部10と、避難指示部10を照明する照明装置20と、災害情報および避難情報を画像表示する画像表示装置30と、災害情報および避難情報を音声で報知する音声出力装置40と、照明装置20の点滅、画像表示装置30の表示、および音声出力装置40の出力を制御する制御装置と、電力を充電し、照明装置20、画像表示装置30、音声出力装置40および制御装置へ給電する蓄電池と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】避難誘導標識100の標識本体1は、避難所への避難指示情報を表示する避難指示部10と、避難指示部10を照明する照明装置20と、災害情報および避難情報を画像表示する画像表示装置30と、災害情報および避難情報を音声で報知する音声出力装置40と、照明装置20の点滅、画像表示装置30の表示、および音声出力装置40の出力を制御する制御装置と、電力を充電し、照明装置20、画像表示装置30、音声出力装置40および制御装置へ給電する蓄電池と、を備える。
【選択図】図1
Description
本考案は、災害発生時に当該被災地域の住民を避難所へ的確に誘導するための避難誘導標識に関する。
従来、地震等の災害時に当該被災地域の住民の避難行動を指標する標識として、避難誘導標識が種々創案されている。また近年、阪神淡路大震災や東日本大震災などの大災害の経験から、各地で避難誘導標識の設置を徹底すべきとの要請が高まっている。
この避難誘導標識として、太陽電池によって充電される蓄電池を電源として点灯される表示部を備え、地震判別回路よりの地震信号および昼夜判別回路よりの夜間信号によって表示部を点灯制御する避難誘導標識が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、施設利用者が携行する送信手段で固有情報を避難管理サーバーへ送信し、避難管理サーバーが災害情報と最適の避難ルート情報とを返信して、施設利用者を非常口まで避難誘導する避難誘導システムが提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
さらに、津波避難情報を表示した避難誘導標識を表示するとともに、ソーラーパネルからの起電力を電源として発光する発光体により避難誘導標識を照明するように構成してなる避難誘導標が提案されている(たとえば、特許文献3参照)。
ところで、特許文献1の避難誘導標識は、太陽電池、当該太陽電池によって充電される蓄電池、および当該蓄電池を電源として点灯される表示部を備えている。しかし、表示部の点灯制御は、地震判別回路よりの地震信号および昼夜判別回路よりの夜間信号によってなされる。したがって、災害のない常日頃から、避難誘導情報を周知徹底するという要請には応えることができない。
特許文献2の避難誘導システムは、施設内において、施設利用者に災害情報および最適な避難ルートを報知し、安全にしかも的確に非常口まで避難誘導することを目的としている。したがって、この施設内の避難誘導システムでは、地震等の天災時において避難所への誘導を促すことができない。
また、上記避難誘導システムは、施設利用者が2次元コードやICタグ等の固有情報記録媒体に記録された固有情報を携帯電話等で読み取って避難管理サーバーへ送信し、避難ルート情報の返信を受けるシステムである。したがって、この避難誘導システムでは、双方向で避難情報の交信を行うことができない。
特許文献2の避難誘導標は、津波発生時に、被災者を安全な高台まで誘導することを目的としており、他の災害を想定していない。
上記避難誘導標は、避難誘導標識を発光体で照明するためだけに、ソーラーパネルの起電力を用いている。したがって、この避難誘導標では、避難誘導標識に予め表示された避難情報のみしか得ることができず、刻々と変わる災害情報に対処することができない。
本考案は、上記の事情に鑑みて創案されたものであり、災害時に停電が生じても、当該地域の住民を的確に避難所へ誘導することができる避難誘導標識の提供を目的とする。
また本考案は、常日頃から避難誘導情報を周知徹底でき、刻々と変わる災害情報に対処できる避難誘導標識の提供を目的とする。
上記目的を達成するための避難誘導標識は、支柱と、該支柱に支持される標識本体と、を有する避難誘導標識であって、上記標識本体は、避難指示部、照明装置、画像表示装置、音声出力装置、制御装置および蓄電池を備える。
上記避難指示部は、避難所への避難指示情報を表示する。上記照明装置は、上記避難指示部を照明する。上記画像表示装置は、災害情報および避難情報を画像表示する。上記音声出力装置は、災害情報および避難情報を音声で報知する。
上記制御装置は、上記照明装置の点滅、上記画像表示装置の表示、および上記音声出力装置の出力を制御する。
上記蓄電池は、電力を充電し、上記照明装置、上記画像表示装置、上記音声出力装置および上記制御装置へ給電する。
本考案に係る避難誘導標識によれば、避難指示部に避難指示情報が固定表示され、夜間には照明装置で避難指示部が照らされる。この照明装置は蓄電池から給電され、災害時に停電が生じても、当該地域の住民を的確に避難所へ誘導することができる。
また画像表示装置で災害情報および避難情報が画像表示され、さらに音声出力装置で災害情報および避難情報が音声で報知される。
制御装置は、上記照明装置の点滅、上記画像表示装置の表示、および上記音声出力装置の出力を制御する。そして、蓄電池は、上記照明装置、上記画像表示装置、上記音声出力装置および上記制御装置へ給電する。
したがって、本考案に係る避難誘導標識によれば、避難者が視覚的のみならず、聴覚的に災害情報および避難情報を把握しうる。よって避難者には、常日頃から避難誘導情報が周知徹底される。
また、画像表示装置および音声出力装置により、避難者に刻々と変わる災害情報が伝達される。
以下、図面を参照して、本考案に係る避難誘導標識の一実施の形態を説明する。
本考案に係る避難誘導標識は、視覚的のみならず、聴覚的にも避難情報を得ることができ、また双方向での通信が可能であり、地図等の避難情報のダウンロードが可能である。したがって、災害時に当該地域の住民を的確に避難所へ誘導しうる避難誘導標識が提供できるようになる。
〔第1実施形態〕
まず図1から図3を参照して、第1実施形態の避難誘導標識100について説明する。図1は第1実施形態の避難誘導標識の正面図である。図2は第1実施形態の避難誘導標識の右側面図である。
まず図1から図3を参照して、第1実施形態の避難誘導標識100について説明する。図1は第1実施形態の避難誘導標識の正面図である。図2は第1実施形態の避難誘導標識の右側面図である。
図1および図2に示すように、第1実施形態の避難誘導標識100は、縦長の標識本体1と、この標識本体1を支える棒状の支柱2とからなる。
標識本体1は、たとえば、外観が幅広の櫂のような形状を有する。この標識本体1は、金属もしくはプラスチックで成形された中空ケーシングである。標識本体1の大部分はほぼ中空直方体状であって、頂部は円弧状に形成され、下部の幅および奥行きは支柱2へ向けて順次縮小されている。
標識本体1は、本実施形態の避難誘導標識100の主な構成要素として、避難指示部10、照明装置20、画像表示装置30、音声出力装置40、制御装置50、蓄電池60および太陽電池70を備える。
避難指示部10は、本来の避難指示標識としての機能を有する領域である。本実施形態の避難指示部10は、当該被災地域の住民(避難者)が遠方からでも視認しやすいように、標識本体1の前後面の上部に配置される。
この避難指示部10には、たとえば、当該地域の避難所の名称、方向(矢印)、距離、道順などの避難指示情報が表示される。避難指示部10の避難指示情報は、文字、記号、絵、図などで表される。避難指示部10において、避難指示情報は、たとえば、塗装やシール貼付にて固定的に表示される。
ここで「避難所」の概念は、たとえば東京都の場合、(1)都が設定し、区が管理する「広域避難場所」、(2)区が設定し、区が管理する「避難所」、(3)区が設定し、区が管理する「避難所」の3つに分類される。
照明装置20は、避難指示部10を照らして、夜間においても避難指示情報を視認しやすくするための装置である。本実施形態の照明装置20は、標識本体1の前後面上部の避難指示部10を照らすので、標識本体1の頂部に設けられる。
照明装置20としては、たとえば、発光寿命の長いLED(発光ダイオード)照明装置が採用される。これに限定されず、照明装置20は、蛍光灯照明装置やEL(エレクトロ・ルミネッセンス)照明装置などの他の方式の照明装置であってもよい。
本実施形態のLED照明装置20は、たとえば、LEDが縦列配置された棒状の発光部21を有する。このLED照明装置20は、基部を標識本体1の頂部に固定し、標識本体1の前後面上部の避難指示部10に発光部21が臨むように下方に傾斜させている。
LED照明装置20は、後述の蓄電池60に接続される。したがって、災害時に停電しても、LED照明装置20は、蓄電池60から給電されるため、避難指示部10を明るく照らすことができる。
画像表示装置30は、災害情報および避難情報を画像表示するための装置である。本実施形態の画像表示装置30は、避難者が当該画像表示装置30に表示される画像を目線の高さで視認できるように、標識本体1の前面下部に配置される。
本実施形態の画像表示装置30としては、たとえば、近年低価格化してきた液晶表示装置が採用される。液晶表示装置は、液晶表示パネルの他、インバータ回路やバックライトなどをユニットとして備えている。これに限定されず、画像表示装置30は、LED表示装置やEL表示装置などの他の方式の表示装置であってもよい。
音声出力装置40は、災害情報および避難情報を聴覚的に報知するための装置である。本実施形態の音声出力装置40は、標識本体1の前面下部の上記画像表示装置30の近傍に配置される。したがって、この音声出力装置40は、単体で用いるのみならず、画像表示装置30の画像の解説音声の出力にも用いることができる。音声出力装置40としては、たとえば、スピーカーを採用する。
制御装置50は、上記照明装置20の点滅、上記画像表示装置30の表示および上記音声出力装置40の出力などを制御するための装置である。本実施形態の制御装置50は、標識本体1の下部内に、後述する蓄電池60と一体型の制御ユニット(制御装置50のユニット内に蓄電池60を設けたもの)として内蔵される(図2参照)。
本実施形態の制御装置50は、たとえば、ROM(リードオンリー・メモリ)に制御プログラムが記録されたマイクロコンピューターにより構成される。また制御装置50には、必要に応じて、ROMやHDD(ハードディスク)が備えられる。HDD等には、避難情報データベースが記録される。
蓄電池60は、電力を充電し、上記照明装置20、上記画像表示装置30、上記音声出力装置40および上記制御装置50などへ給電する。本実施形態の蓄電池60は、上述したように、蓄電池一体型の制御ユニットとして構成される。本実施形態の蓄電池60は、蓄電池一体型の制御ユニットとして制御装置50のユニット内に設けているが、これに限定されず、制御装置50と別体に構成してもよい。
本実施形態の蓄電池60としては、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル−カドミウム電池などの充電池が採用される。
蓄電池60は、専用充放電回路を備えており、たとえば、クーロンカウンターIC等を使用した回路で充電量を正確に把握する。この専用充放電回路を備えることにより、昼間の充電量に応じて照明装置20の光量を調節することができる。したがって、雨天や曇りの日には充電量が少なく照明装置20が暗くなるが、災害時であっても、照明装置20が消灯することはなく、避難情報の確認に必要な最低限の光量が維持されることになる。
太陽電池70は、太陽光を光電変換して蓄電池60に給電する装置である。本実施形態の太陽電池70は、標識本体1の上部に配置される。
本実施形態の避難誘導標識100は、蓄電池60を内蔵しているので、通常の商用電源から給電して蓄電することもできる。しかし、地震等の災害時には停電することがあるので、標識本体1の上部に太陽電池70を設け、この太陽電池70の起電力により蓄電池60が充電される。
太陽電池70としては、たとえば、複数の光電変換セル71を直列接続してユニット化することにより、所望の起電力を得るようになっている。本実施形態の太陽電池70は、標識本体1の上部において、斜め上方に受光面71を向けて設置される。
また本実施形態の避難誘導標識100は、不図示の無線送受信機および音声入力装置を備える。これら無線送受信機および音声入力装置は、上記音声出力装置40に接続されている。無線送受信機は、標識本体1に内蔵されている。この無線送受信機は送受信アンテナ81を備えている。本実施形態の送受信アンテナ81は、たとえば、太陽電池70の上端に配設される。
音声入力装置としては、たとえば、マイクが採用される。マイクは、内蔵マイクとして標識本体1内に設けられる。このマイクは、上記音声出力装置40とハウリングを起こさない部位で、かつ避難者が音声入力しやすい部位に配置される。
無線送受信機および音声入力装置は、音声出力装置40と同様に、蓄電池60から給電される。このように、音声出力装置40に無線送受信機および音声入力装置を接続することにより、避難者と行政等とで双方向の交信が可能となる。
さらに本実施形態の避難誘導標識100は、標識本体1の頂部左側に、通信端末90と送受信可能な通信中継アンテナ82を備える。ここで、通信端末90は、携帯電話やスマートフォンなどの現在多くの人々が携帯している端末を想定している。避難者は、通信端末90から携帯回線を介して本実施形態の避難誘導標識100にアクセスすることにより、避難所の地図などの各種情報をダウンロードすることが可能となる。
しかし、避難者が各種情報をダウンロードしようとしても、停電時には携帯電話等の通信端末90の電池残量がなくなっている場合がある。
そこで、本実施形態の避難誘導標識100では、標識本体1に蓄電池60から装置外部への給電が可能な非常用給電部110を備えている。本実施形態の非常用給電部110は、避難者が利用しやすいように、標識本体1の前面下部に配置されている。
非常給電部110は、一般的に利用が多いAC100V以外にも、例えば、携帯電話の充電電圧である5VのDC電源で供給される。したがって、非常用給電部110は、不図示のAC/DCコンバーターやDC/DCコンバーターを介して蓄電部60に接続されている。
そして本実施形態の避難誘導標識100は、広告を表示可能な広告表示部120を備える。本実施形態の広告表示部120は、標識本体1において、上記避難指示部10と上記画像表示部30との間に配置される。標識本体1における広告表示部120の位置は限定されない。
広告表示部120には、避難誘導標識の設置を徹底すべきとの要請に賛同する業者等の広告が表示される。このように広告を表示することにより、避難誘導標識100を設置する行政の負担が積極的に軽減される。
上記支柱2は、各種装置が設けられた標識本体1の重量に充分に耐えうる強度を有する必要がある。したがって、本実施形態の支柱2としては、たとえば、鉄製パイプ等の金属製パイプが採用される。さらに支柱2の下部は、地中に埋設固定される。
図3は支柱の埋設状況の平面図および断面図である。支柱2の埋設は、図3に示すように、まず、内径200mmφ×深さ800mm程度の縦穴130が掘削される。さらに、この縦穴130の底部131に小砂利132が敷き詰められ、小砂利132の上にコンクリート管133が起立状態で挿入される。次に、コンクリート管133内に支柱2が起立状態で配置される。そして、コンクリート管133と支柱2との間に、250mm程度の小砂利134が充填される。
その後、支柱2の垂直度が不図示の楔等を用いて調整される。そして、上記小砂利134の上のコンクリート管133と支柱2との間に、モルタル135が充填される。不図示の振れ止め垂木で支柱2を垂直に支持して、モルタル135が固化するまで養生される。
この充填モルタル135が固化した後、その表面を目粗して、矩形の表面仕上げモルタル136が施行され、このモルタル136が固化するまで養生される。
以上のように、第1実施形態の避難誘導標識置100は、避難指示部10に避難指示情報が固定表示され、夜間には照明装置20で避難指示部が照らされる。この照明装置20は蓄電池60から給電され、災害時に停電が生じても、当該地域の住民を的確に避難所へ誘導することができる。
また画像表示装置30で災害情報および避難情報が画像表示され、さらに音声出力装置40で災害情報および避難情報が音声で報知される。
さらに制御装置50は、照明装置20の点滅、画像表示装置30の表示、音声出力装置40の出力を制御する。そして、蓄電池60は、照明装置20、画像表示装置30、音声出力装置40および制御装置50へ給電する。
そして、音声出力装置40は無線送受信機および音声入力装置を備えており、避難者と行政等とで双方向の交信が可能となる。
加えて、避難者の通信端末90から携帯回線を介して避難誘導標識100にアクセスすることにより、避難者は避難所の地図などの各種情報をダウンロードすることができる。
このように第1実施形態の避難誘導標識置100によれば、避難者が視覚的のみならず、聴覚的に災害情報および避難情報を把握しうる。したがって避難者には、常日頃から避難誘導情報が周知徹底される。
さらに、画像表示装置30、音声出力装置40、無線送受信機および音声入力装置により、避難者に刻々と変わる災害情報が伝達されるものである。
〔第2実施形態〕
次に、図4および図5を参照して、第2実施形態の避難誘導標識200について説明する。図4は第2実施形態の避難誘導標識の正面図である。図5は第2実施形態の避難誘導標識の右側面図である。図4および図5において、第1実施形態の避難誘導標識100と同一の構成要素については、同一の符号を付している。
次に、図4および図5を参照して、第2実施形態の避難誘導標識200について説明する。図4は第2実施形態の避難誘導標識の正面図である。図5は第2実施形態の避難誘導標識の右側面図である。図4および図5において、第1実施形態の避難誘導標識100と同一の構成要素については、同一の符号を付している。
図4および図5に示すように、第2実施形態の避難誘導標識200は、太陽電池270が標識本体1の両側面に沿って配置されている点が、第1実施形態と異なる。太陽電池270としては、たとえば、複数の光電変換セル271を直列接続してユニット化することにより、所望の起電力を得るようになっている。
その他の構成要素は第1実施形態と同様に構成されているので、第2実施形態の避難誘導標識200は、基本的に第1実施形態の避難誘導標識100と同様の作用効果を奏する。しかしながら、第2実施形態の避難誘導標識200によれば、標識本体1の両側面に沿って太陽電池270を配置しているので、安定性が良く、また意匠性に優れて周囲の環境とも調和しやすいという特有の効果を奏する。
〔第3実施形態〕
次に、図6および図7を参照して、第3実施形態の避難誘導標識300について説明する。図6は第3実施形態の避難誘導標識の正面図である。図7は第3実施形態の避難誘導標識の右側面図である。図6および図7において、第1実施形態の避難誘導標識100と同一の構成要素については、同一の符号を付している。
次に、図6および図7を参照して、第3実施形態の避難誘導標識300について説明する。図6は第3実施形態の避難誘導標識の正面図である。図7は第3実施形態の避難誘導標識の右側面図である。図6および図7において、第1実施形態の避難誘導標識100と同一の構成要素については、同一の符号を付している。
図6および図7に示すように、第3実施形態の避難誘導標識300は、標識本体1の全体形状がほぼ中空直方体状を有する点が、第1実施形態と異なる。すなわち、標識本体1の下部の幅および奥行きは支柱2に向けて縮小されていない。
その他の構成要素は第1実施形態と同様に構成されているので、第3実施形態の避難誘導標識300は、基本的に第1実施形態の避難誘導標識100と同様の作用効果を奏する。しかしながら、第3実施形態の避難誘導標識200によれば、標識本体1の表示領域が拡がるという特有の効果を奏する。
以上、本考案の好適な実施形態を説明したが、これらは本考案の説明のための例示であり、本考案の範囲をこれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本考案は、その要旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態とは異なる種々の態様で実施することができる。
たとえば、上記実施形態において、画像表示装置30は、無線または有線放送を受信して当該画像表示装置30に画像を表示する受信チューナーを備えていてもよい。
1 標識本体、
2 支柱、
10 避難指示部、
20 照明装置、
30 画像表示装置、
40 音声出力装置、
50 制御装置、
60 蓄電池、
70 太陽電池、
80 送受信アンテナ、
90 通信端末、
100 避難誘導標識、
110 非常用給電部、
120 広告表示部。
2 支柱、
10 避難指示部、
20 照明装置、
30 画像表示装置、
40 音声出力装置、
50 制御装置、
60 蓄電池、
70 太陽電池、
80 送受信アンテナ、
90 通信端末、
100 避難誘導標識、
110 非常用給電部、
120 広告表示部。
Claims (10)
- 支柱と、該支柱に支持される標識本体と、を有する避難誘導標識であって、
前記標識本体は、
避難所への避難指示情報を表示する避難指示部と、
前記避難指示部を照明する照明装置と、
災害情報および避難情報を画像表示する画像表示装置と、
災害情報および避難情報を音声で報知する音声出力装置と、
前記照明装置の点滅、前記画像表示装置の表示、および前記音声出力装置の出力を制御する制御装置と、
電力を充電し、前記照明装置、前記画像表示装置、前記音声出力装置および前記制御装置へ給電する蓄電池と、
を備えていることを特徴とする避難誘導標識。 - 前記充電池は、充電量を把握する専用充放電回路を備えていることを特徴とする請求項1に記載の避難誘導標識。
- 前記標識本体は、太陽光を光電変換して前記蓄電池に給電する太陽電池を備えていることを特徴とすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の避難誘導標識。
- 前記太陽電池は、前記標識本体の上部に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の避難誘導標識。
- 前記太陽電池は、前記標識本体の側面に沿って配置されていることを特徴とする請求項3に記載の避難誘導標識。
- 前記音声出力装置に、双方向での交信を可能とする無線送受信機および音声入力装置が接続されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の避難誘導標識。
- 前記無線送受信機は送受信アンテナを備えていることを特徴とする請求項6に記載の避難誘導標識。
- 前記標識本体は、通信端末と送受信可能な通信中継アンテナを備えていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の避難誘導標識。
- 前記標識本体は、前記蓄電池から装置外部への給電が可能な非常用給電部を備えていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の避難誘導標識。
- 前記標識本体は、広告を表示可能な広告表示部を備えていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の避難誘導標識。
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