JP3175328B2 - 画像符号化装置 - Google Patents

画像符号化装置

Info

Publication number
JP3175328B2
JP3175328B2 JP23454092A JP23454092A JP3175328B2 JP 3175328 B2 JP3175328 B2 JP 3175328B2 JP 23454092 A JP23454092 A JP 23454092A JP 23454092 A JP23454092 A JP 23454092A JP 3175328 B2 JP3175328 B2 JP 3175328B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
data
quantizer
circuit
activity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23454092A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0686255A (ja
Inventor
健次 綱島
聡司 倉橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP23454092A priority Critical patent/JP3175328B2/ja
Priority to US08/048,732 priority patent/US5440344A/en
Publication of JPH0686255A publication Critical patent/JPH0686255A/ja
Priority to US08/385,987 priority patent/US5583573A/en
Priority to US08/655,641 priority patent/US5818529A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3175328B2 publication Critical patent/JP3175328B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、映像信号をディジタ
ル化し、一定の伝送レートで、記録,伝送を行う映像信
号符号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は例えばIEEE Transaction on Cons
umer Electronics, Vol.34, No.3, Aug.1988, ■An Exp
erimental Digital VCR with 40mm Drum, Single Actua
tor and DCT-Based Bit-Rate Reduction■, S.M.C.Borg
ers,et.al.に示された画像信号符号化装置のブロック回
路図で、図中、31,32は入力映像信号を一時的に蓄
えるフレームメモリ、33は離散コサイン変換を行うD
CT装置、34はDCT装置33の出力をあらかじめ定
められた順序に並び替えるとともに、DCT装置33の
出力の位置に応じて一定の係数を乗算する処理(ウエイ
ティング処理)を施すブロック走査/ウエイティング処
理ブロック、35は適応量子化器、36は量子化された
各係数の振幅値に応じて係数の順序を変更するとともに
順序を示すアドレスを求めるソーティング回路、37は
ソーティング回路36の出力を可変長符号に置き換える
可変長符号器、38は可変長符号を蓄え一定のレートで
出力するバッファ回路、39はバッファ回路38の状態
を監視して、量子化のパラメータ等を決定するバッファ
制御回路である。
【0003】次に図5の動作を説明する。入力映像信号
(輝度信号Yおよび色信号U,V)は一旦フレームメモ
リ31,32に蓄えられた後、垂直方向8画素、水平方
向8画素を単位として互いに重なり合わないデータブロ
ックとしてフレームメモリ31,32から読みだされ
る。DCT装置33では、フレームメモリ31,32か
ら8×8ブロックの形で読みだされたデータに2次元離
散コサイン変換を施す。離散コサイン変換に拠って得ら
れた係数データは、図6に示すような順序に並び替えら
れるとともに、ブロック内の位置によって定められてい
るウエイティングが掛けられる。
【0004】ブロック走査/ウエイティング処理ブロッ
ク34の出力は、適応量子化器35で量子化される。適
応量子化器35は、一定の値を下回る係数データをすべ
て零データとする、いわゆるスレショルド処理を含むも
のとする。量子化時に用いられる量子化ステップサイズ
およびスレショルド値は、各ブロックの性質とバッファ
制御回路39の出力の双方を用いて決定される。例え
ば、急峻なレベル変化を含むブロックは、小さな振幅の
高精細信号を含むブロックより劣化が視覚的に目立たな
いと考えれているため、急峻なレベル変動を含むブロッ
クについてはより大きなステップサイズとスレショルド
値で量子化を行うものとする。
【0005】また、量子化ステップサイズとスレショル
ド値は、バッファ回路38の状態に応じてバッファ制御
回路39から供給される制御信号によってもコントロー
ルされる。すなわち、バッファ回路38に蓄えられたデ
ータ量が多くなった場合には、量子化ステップサイズお
よびスレショルド値を大きくし、逆にデータ量が所定の
値より小さい場合には量子化ステップサイズおよびスレ
ショルド値を小さくする。この様な制御に拠って、バッ
ファ回路がオーバーフローする事を防いでいる。適応量
子化器35の出力は、ソーティング回路36に於いて発
生する符号量を削減できるよう、零でない振幅値の係数
を振幅の順序に並び替えた後、処理される。
【0006】ソーティング回路36の出力は、可変長符
号化器37でデータの統計的性質を反映した可変長符号
に変換され、バッファ回路38に書き込まれる。バッフ
ァ回路38の状態は常にバッファ制御回路39によって
監視されており、上述のようにバッファ回路38の充填
度に応じて量子化のパラメータが変えられる。すなわ
ち、バッファ回路38の充填度が高くなった場合には、
量子化ステップサイズおよびスレショルド値の双方を大
きく設定することによって発生データ量を減らし、逆に
バッファ回路38の充填度が低くなった場合には、量子
化ステップサイズおよびスレショルド値ともに小さくす
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の例のように、可
変長符号を蓄えるバッファの状態に応じて量子化パラメ
ータを変化させる、いわゆるフィードバック制御を採用
した映像信号符号化装置では、発生データ量をフレーム
単位以下の短時間内で一定値に納めることは困難で、V
TR等フレーム単位以下で発生データ量が一定値以下に
効率よく抑えられることが要求されるような場合には、
必ずしも適切ではないという問題点があった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、1フレーム以下の短い期間を
単位としても所定の値にデータ発生量を制御することの
出来る映像信号符号化装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る映
像信号符号化装置は、入力映像信号を互いに重なり合わ
ないよう分割して得たブロックを直交変換し、あらかじ
め定めた複数の量子化ステップで量子化した際にブロッ
ク毎に非零となる係数の数をカウントするとともに、各
ブロックのデータの標準偏差を求め、各ブロックの非零
係数の数と標準偏差の線形和を求めアクティビティパラ
メータとし、該アクティビティパラメータに基づき、符
号化データ量を予測し、予測結果よって量子化ステップ
を選択するように構成したものである。
【0010】また、請求項2の発明に係る映像信号符号
化装置は、請求項1のアクティビティ算出手段で求めら
れたアクティビティに基づいて選択される量子化器を複
数個設け、それぞれの量子化器の出力を一時的に蓄える
バッファを用意するとともに、ブロック毎に複数個のバ
ッファに蓄えられたデータのいずれかを選択するデータ
選択手段とで構成したものである。
【0011】また、請求項3の発明に係る映像信号符号
化装置は、請求項2の発明のデータ選択手段を構成する
に当たり、アクティビティの大きいブロックから順次符
号量の少ないバッファのデータを選択するようにしたも
のである。
【0012】
【作用】請求項1の発明における映像信号符号化装置で
もちいる、各ブロック毎に量子化後に非零となる係数の
数と、標準偏差の和として求めたアクティビティパラメ
ータと、符号化データ量とは、高い相関を示すため良好
な符号化データ量予測を行うことが出来るので、適切な
量子化ステップの選択を行うことができ、短い期間内で
一定の発生データ量となるよう制御することが可能とな
る。
【0013】また、請求項2の発明では、複数個の量子
化器それぞれに対して、異なったデータ量の出力が得ら
れるので、データ選択手段において複数の量子化データ
の中からブロック毎に選択して出力することによって複
数ブロックの合計符号量を目標符号量により近づけるこ
とが可能となる。
【0014】また、請求項3の発明では、複数の符号化
データの選択にあたって、ブロック毎のアクティビティ
に応じて選択するブロックを決定するようにしたので、
ブロック毎の画像の性質が考慮されることになり、再生
画質の向上が期待できる。
【0015】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図1
について説明する。図1において、1はブロック化回
路、2は直交変換器、3は非零係数計数回路、4は標準
偏差算出回路、5は遅延回路、6はアクティビティ算出
回路、7は量子化器選択回路、8は量子化器、9は可変
長符号化器、10はバッファ回路、11は映像信号入力
端子、12は符号出力端子である。
【0016】次にその動作を説明する。映像入力端子1
1から入力されたディジタル映像入力データはブロック
化回路1で互いに重なりあわない小ブロックに分割され
る。この小ブロックの大きさは例えば、垂直方向、水平
方向ともに8画素とする。ブロック化回路1で形成され
たブロックは直交変換器2に入力される。直交変換器2
では、各ブロック毎に、離散コサイン変換等の直交変換
を施し、変換された係数を得る。直交変換器2の出力で
ある各変換係数は、非零係数計数回路3、標準偏差算出
回路4および遅延回路5に供給される。
【0017】非零係数計数回路3では、予め定めた複数
の量子化ステップで量子化した際に非零となる係数の数
をそれぞれの量子化ステップに対して、カウントして記
憶しておく。また、標準偏差算出回路4では、ブロック
毎にデータの標準偏差を算出するものとする。非零係数
計数回路3と標準偏差算出回路4の出力はともにアクテ
ィビティ算出回路6に与えられる。アクティビティ算出
回路6では、非零係数のカウント値Nに予め定めた定数
aを乗算した値と標準偏差Sに予め定めた別の定数bを
乗算した値の和を算出し、アクティビティactとする。
すなわち、アクティビティactは、 act = aN+bS によって算出する。こうして算出したアクティビティは
符号化発生データ量と高い相関を示すことがシミュレー
ションによって確認されている。したがって、複数の画
像データを用いて、各量子化ステップ毎にアクティビテ
ィ値と符号化後の発生データ量の関係を調べておけば、
高い精度で入力画像のブロック毎のアクティビティから
発生データ量を予測することが出来る。そこで、アクテ
ィビティ算出回路6で算出されたアクティビティは量子
化器選択回路7に与えられ、目標とするデータ発生量を
達成出来る量子化器の選択に用いられる。
【0018】ここで、発生データ量の予測はブロック毎
に行われるので、発生データ量の制御は1フレーム以下
の短い単位で行うことが可能で、例えば数ブロックとい
う短い単位での設定も可能である。例えば100ブロッ
ク単位で符号化データ量を一定にしようとした場合に
は、対象とする100ブロックについて各ブロックのア
クティビティを予め設定された全ての量子化ステップに
関して求め、量子化ステップ毎のデータ発生量を予測
し、所定のデータ量以下となる量子化ステップの組合せ
の内、データ発生量が最大になるものを選択する。
【0019】直交変換器2の出力は、上記のように発生
データ量予測のために非零係数計数回路3および標準偏
差算出回路4に与えられるとともに、遅延回路5にも入
力される。遅延回路5は上述の過程で発生データ量を予
測したのち、量子化ステップを決定するまでの時間遅れ
を補償するもので、量子化ステップが決まるまでの時間
分だけ量子化器8に入力されるデータを遅延する。上記
の100ブロック単位で制御を行う例では少なくとも1
00ブロック分の遅延が必要となる。遅延回路5の出力
は、量子化器選択回路7で選択された量子化器8で量子
化された後、可変長符号化器9で可変長符号に置き換え
られる。可変長符号器9の出力は一旦、バッファ10に
蓄積された後、一定のレートで読みだされ、伝送すべき
符号として、出力端子12から出力される。
【0020】なお、上記実施例1では、一つの入力信号
を対象として説明したが、たとえば、輝度信号と二つの
色信号から一つの映像信号が構成されている場合には、
それぞれの信号に対して図1の構成を適用してもよい
し、また、輝度信号と色信号を時間軸上で多重して、図
1の構成の入力信号としてもよい。
【0021】上記の構成を例えばディジタルVTRに適
用した場合には、図1中の映像信号出力端子から出力さ
れるデータを誤り訂正符号等のデータを付加したのち、
テープに磁気記録される。図2にディジタルVTRの信
号処理全体のブロック回路図を示す。図2において、4
1は入力映像信号(輝度信号Yおよび色信号U,V)を
ディジタル信号に変換するA/D変換器、42は高能率
符号化エンコーダ、43は誤り訂正エンコーダ、44は
変調器、45は信号を磁気テープ上に記録および再生を
行なう磁気記録再生システム、46は復調器、47は復
調された信号に含まれる時間軸変動成分を取り除くため
の時間軸補正装置、48は誤り訂正デコーダ、49は高
能率符号化デコーダ、50はディジタル信号をアナログ
再生信号に変換するD/A変換器である。
【0022】図1に示した実施例1の映像信号符号化装
置は、図2中の高能率符号化エンコーダ42に相当して
いる。高能率符号化エンコーダ42の出力は、誤り訂正
エンコーダ43において誤り訂正符号が付加された後、
変調器44で記録信号のビットストリームに変換され、
磁気テープ上に記録される。ディジタルVTRでは一般
に、1画面(1フレーム)の信号が図3に示すように複
数本のトラックに記録される。一本のトラックにはあら
かじめ与えられた量のデータが記録されことになるが、
実施例1の映像信号符号化装置を用いれば1フレーム以
下の単位で符号量が一定になるように制御が行われ、例
えば、1トラックに記録される映像の領域が固定され
る。
【0023】ディジタルVTRでは、スピードサーチ等
の特殊再生モードが導入される。例えば、フォワードス
ピードサーチ(順方向高速再生)時には、テープ上を走
査するヘッドの軌跡が通常再生時とは異なり、図3中に
破線で示したような軌跡となる。このときヘッドがトラ
ックを横切るたびに各トラックからとびとびのデータが
読みだされる。読みだされたデータは画面上の位置との
対応関係に従って再生映像信号の一部として用いられ
る。読みだされたデータと画面上の位置関係は一般には
ヘッドとテープの位置関係によって特定されるが、この
発明に係る符号化装置によれば、各トラックに記録され
た信号と画面上の位置の対応が明確となるので、読み出
された信号を画面上のどの位置に挿入するかを決定でき
る。さらに1トラック以下の単位で符号量制御を行え
ば、より明確に読み出された信号と画面上の位置関係を
特定できる。このように特殊再生を容易にするためには
短い時間間隔で発生符号量を一定にすることが望まれ
る。
【0024】実施例2.図4は、この発明の実施例2の
ブロック回路図で、図1と同一符号はそれぞれ同一、ま
たは相当部分を示しており、13は第一の量子化器、1
4は第二の量子化器、15は第一の可変長符号器、16
は第二の可変長符号器、17は第一のバッファ回路、1
8は第二のバッファ回路、19は第一のバッファ回路1
7と第二のバッファ回路18のいずれかの出力を選択す
るデータ選択回路、20は第一,第二のバッファ回路1
7,18に蓄えられたブロック毎のデータ量を監視し、
ブロック毎に第一のバッファ回路17または第二のバッ
ファ回路18の出力をデータ選択回路19で選択するた
めの信号を生成するブロック選択信号発生回路である。
図4において、第一の量子化器13,第二の量子化器1
4および第一の可変長符号器15,第二の可変長符号器
16、また、第一のバッファ回路17,第二のバッファ
回路18のいずれもそれぞれ同等の装置が用いられる。
【0025】次に、実施例2の動作を説明する。入力映
像信号は、図1に示す実施例1と同様に、ブロック化、
直交変換が行われ、各ブロックについて非零係数の個
数、標準偏差からアクティビティを求める。この時、量
子化器選択回路7ではアクティビティから目標とするデ
ータ発生量を上回るデータのうち最小の値となる第一の
量子化ステップを決定し、当該量子化ステップで量子化
するよう第一の量子化器13に信号をおくるとともに、
目標とするデータ発生量を下回るデータ量のうち最大の
値となる第二の量子化ステップを求め、第二の量子化ス
テップで量子化するよう第二の量子化器14に信号を送
る。ここで、データ量制御を行う単位、たとえば、上記
の例では連続する100ブロックに対しては同一の量子
化ステップを用いるものと仮定する。
【0026】第一の量子化器13の出力は第一の可変長
符号器15で可変長符号化されたのち、第一のバッファ
回路17に蓄えられ、第二の量子化器14の出力は第二
の可変長符号器16で量子化された後、第二のバッファ
回路18に蓄えられる。このとき、予測が大きく外れな
い限り、第一のバッファ回路17に蓄えられたデータ量
は、目標データ量を越えており、第二のバッファ回路1
8に蓄えられたデータ量は目標データ量を下回っている
はずである。そこで、ブロック選択信号発生回路20で
は、第一のバッファ回路17と第二のバッファ回路18
に蓄えられたデータ量をブロック毎に監視し、データ制
御の単位で目標データ量以下でもっとも目標データ量に
近くなるように、ブロック毎に第一のバッファ回路17
または第二のバッファ回路18に蓄えられたデータを選
択すべくデータ選択回路19に対し制御信号をおくる。
この時選択方法としてはさまざまな方法が考えられる
が、例えば以下に示すようにすればよい。
【0027】まず、第一のバッファ回路17に蓄えられ
た総データ量を求める。このデータ量は一般に目標デー
タ量を超えているはずである。そこで、第一のバッファ
回路17に蓄えらたデータの内、アクティビティが大き
いブロックから順次、第二のバッファ回路18に蓄えら
れたデータに置き換えてゆき、合計データ量が目標デー
タ量より小さくなるブロックの組合せを求める。データ
選択回路19はこの組合せにしたがって第一のバッファ
回路17の内容と第二のバッファ回路18の内容とをブ
ロック毎に選択して出力する。このように、符号化済み
のデータを選択することによって出力データ列を形成す
るので、データを確実に一定量に抑えるべく制御を行う
ことが出来る。加えて、アクティビティの大きいブロッ
ク程画面上での劣化が目立たないと考えられるため、上
述のようにアクティビティの大きいブロックから、順次
データ量の削減を図ることは画質面からも望ましいと考
えられる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば直交変
換後の変換係数のブロック毎の標準偏差と予め定めた複
数個の量子化器で量子化した際に生じる非零の係数の数
を線形結合することによって求めたアクティビティに基
づきデータ発生量を予測して量子化ステップサイズを定
めるように構成したので、1フレーム以下の短い期間を
対象としても一定の発生データ量に制御することが出来
る。
【0029】さらに、予測によって定めた複数個の量子
化器で量子化、可変長符号化したのち、各ブロックのア
クティビティにしたがってデータを選択して出力するよ
うに構成することによって発生データ量を精度良く制御
できるとともに、再生画質も考慮したブロック毎の発生
データ量の割当を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の画像符号化装置のブロッ
ク回路図である。
【図2】ディジタルVTRの構成の一例を示すブロック
回路図である。
【図3】ディジタルVTRのテープ上のトラックパター
ンを示す図である。
【図4】この発明の実施例2の画像符号化装置のブロッ
ク回路図である。
【図5】従来の画像符号化装置のブロック回路図であ
る。
【図6】1ブロック内のデータを走査する場合の走査順
序を示す図である。
【符号の説明】
1 ブロック化回路 2 直交変換器 3 非零係数計数回路 4 標準偏差算出回路 6 アクティビティ算出回路 7 量子化器選択回路 8 量子化器 9 可変長符号器 13 量子化器 14 量子化器 15 可変長符号器 16 可変長符号器 19 データ選択回路 20 ブロック選択信号発生回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−124690(JP,A) 特開 平4−2276(JP,A) 特開 平3−291058(JP,A) 特開 平5−316358(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/24 - 7/68 H04N 1/41 - 1/419

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号をディジタル化して1画面を互
    いに重なりあわない複数のブロックに分割し、直交変換
    を施したのち、符号化を行う画像符号化装置において、
    各ブロックの標準偏差を算出する標準偏差算出手段と、
    あらかじめ定めた複数個の量子化器で量子化した際、各
    ブロックで発生する非零の係数を計数する非零係数計数
    手段と、前記標準偏差算出手段で求めた標準偏差と前記
    非零係数計数手段で計数した1ブロック当りの非零係数
    の個数との線形結合をアクティビティとして算出するア
    クティビティ算出手段と、アクティビティに応じて量子
    化器を選択する量子化器選択手段と、当該量子化器選択
    手段によって選択される複数の量子化器と、選択された
    量子化器の出力を可変長符号に置き換える可変長符号器
    を設けたことを特徴とする画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像符号化装置におい
    て、量子化器とその出力を符号化する可変長符号化器お
    よび可変長符号化器の出力を蓄えるバッファをそれぞれ
    複数個設けるとともに、ブロック毎に複数個のバッファ
    の内いずれの内容を選択するかを決定するブロック選択
    信号発生手段と、ブロック選択信号発生手段の出力信号
    に応じて前記複数のバッファのデータを選択して出力す
    るデータ選択手段とを設けたことを特徴とする画像符号
    化装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像符号化装置におい
    て、アクティビティの大きなブロックから順次符号量の
    少ないバッファのデータを選択することによって符号量
    を目標値以下に制御する手段を備えたことを特徴とする
    画像符号化装置。
JP23454092A 1992-04-28 1992-09-02 画像符号化装置 Expired - Fee Related JP3175328B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23454092A JP3175328B2 (ja) 1992-09-02 1992-09-02 画像符号化装置
US08/048,732 US5440344A (en) 1992-04-28 1993-04-21 Video encoder using adjacent pixel difference for quantizer control
US08/385,987 US5583573A (en) 1992-04-28 1995-02-09 Video encoder and encoding method using intercomparisons of pixel values in selection of appropriation quantization values to yield an amount of encoded data substantialy equal to nominal amount
US08/655,641 US5818529A (en) 1992-04-28 1996-05-30 Variable length coding of video with controlled deletion of codewords

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23454092A JP3175328B2 (ja) 1992-09-02 1992-09-02 画像符号化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0686255A JPH0686255A (ja) 1994-03-25
JP3175328B2 true JP3175328B2 (ja) 2001-06-11

Family

ID=16972632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23454092A Expired - Fee Related JP3175328B2 (ja) 1992-04-28 1992-09-02 画像符号化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3175328B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR900006104B1 (ko) * 1987-04-10 1990-08-22 풍산금속공업 주식회사 고강도 내마모성 동합금
CN1125566C (zh) 1996-09-06 2003-10-22 索尼公司 数据编码方法和数据编码设备
JP5684342B2 (ja) * 2013-08-02 2015-03-11 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated デジタル映像データを処理するための方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0686255A (ja) 1994-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0987899B1 (en) Adaptive variable-length coding method for video data
CA2011034C (en) A highly efficient coding apparatus
US6049629A (en) Coding apparatus for coding image data using one of an interpicture coding method and an interpicture motion-compensated coding method
EP0677969B1 (en) Moving picture coding method and an apparatus therefor
EP0439624B1 (en) Control system for encoding image
US7065138B2 (en) Video signal quantizing apparatus and method thereof
EP0664650B1 (en) Decoding method and apparatus
EP0600690B1 (en) Digital image recording
KR100904329B1 (ko) 화상 처리 장치, 화상 처리 방법, 및 기록 매체
KR100272120B1 (ko) 양자화 컨트롤 회로
KR20030086331A (ko) 양자화 장치, 양자화 방법, 양자화 프로그램 및 기록 매체
JP3175328B2 (ja) 画像符号化装置
KR19980087387A (ko) 가변율 부호화 장치
EP0634868A1 (en) Image signal encoding method, image signal encoder, image signal decoding method, image signal decoder, and image signal recording medium
JPH02141088A (ja) 動画像符号化方式
JP3446240B2 (ja) 符号化方法および符号化装置
JPH08140047A (ja) 画像データ記録装置
KR0145044B1 (ko) 디지탈 비데오 테이프 레코더의 부호비트 고정방법 및 장치
JPH06268992A (ja) 画像符号化方法、画像復号化方法、画像符号化装置、画像復号化装置及び記録媒体
JP3152730B2 (ja) 帯域圧縮処理装置
JPH0614314A (ja) 高能率符号化装置
JP2001169290A (ja) 動画像符号化方法、動画像符号化装置及び動画像符号化システム
JPH01278185A (ja) 画像信号符号化装置
JPH0496487A (ja) 直交変換符号化装置
JPH0993604A (ja) 記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080406

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090406

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees