JP3175161U - カラオケルーム用の消音システム - Google Patents
カラオケルーム用の消音システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP3175161U JP3175161U JP2012000132U JP2012000132U JP3175161U JP 3175161 U JP3175161 U JP 3175161U JP 2012000132 U JP2012000132 U JP 2012000132U JP 2012000132 U JP2012000132 U JP 2012000132U JP 3175161 U JP3175161 U JP 3175161U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- distributor
- pit
- duct
- silencer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000003584 silencer Effects 0.000 title claims abstract description 56
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims abstract description 45
- 230000001143 conditioned effect Effects 0.000 claims abstract description 15
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 8
- 238000009413 insulation Methods 0.000 abstract description 6
- 230000030279 gene silencing Effects 0.000 description 17
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 9
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000008719 thickening Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
【解決手段】室内機3に接続される空調エアー供給ダクト(空調ダクト)の分配器5を経由して、複数のピットPに空調エアーを送る空調装置1が具備されたカラオケボックスであって、空調エアー供給ダクトの分配器5内には分配器用消音チャンバが設置され、該分配器5から各ピットPに至る個別ダクト(空調ダクト)6にはピット用消音チャンバ12がそれぞれ設置されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
そして、このようなカラオケルームでは、室内のカラオケ音がカラオケルーム外に洩れないように、壁面、床面、天井の壁厚を大きくしたり、防音材を使用することは勿論、ドアのガラスも二重にする等の防音対策がとられている。
例えば、特許文献1にはドアが開いたときにスピーカーの音を低減させる技術、特許文献2には親ルームと子ルームとを仕切る防音扉に関する技術が示されている。
すなわち、扉や壁を厚くして遮音性能を高めたとしても、隣室との間が空調ダクトで間接的に接続されているため、該空調ダクトを通じてカラオケルームの音漏れが発生するという不具合が依然として発生していた。
本考案は、室内機に接続される空調ダクトの分配器を経由して、複数のピットに空調エアーを送る空調装置が具備されたカラオケボックスであって、前記空調ダクトの分配器内には分配器用消音チャンバが設置され、該分配器から各ピットに至る個別ダクトにはピット用消音チャンバがそれぞれ設置されていることを特徴とする。
その結果、室内機から空調ダクトを分岐して各ピットに冷気を送る経済的な空調システムを採用しつつも、ピットの間を接続する個別ダクトに3つの消音チャンバ(ピット用消音チャンバ、分配器用消音チャンバ、ピット用消音チャンバ)が設置されることで、該空調ダクトを通じたピット間の音漏れも同時に防止して、該ピットにおける遮音性を維持することができる。
また、本考案では、各消音チャンバ内に吸音材を設置することで、空調ダクトを通じて伝達されたピットの音を該吸音材に吸収させることができ、該空調ダクトを通じたピット間の音漏れを効果的に防止することができる。
また、本考案では、ピット用消音チャンバに、分配器用消音チャンバから供給された空調エアーを吸気する吸気口と、該吸気口から吸気された空調エアーを排気する排気口とを、軸線が一致しない状態で配置することで、空調ダクトを通じて伝達されたピットの音が直進することを防止し、これによっても該空調ダクトを通じたピット間の音漏れを効果的に防止することができる。
図1は、本考案を適用した実施形態によるカラオケルーム用の消音システムの概略構成を示す図であって、この図において符号Pはカラオケルームを示すピットである。なお、本実施形態ではピットPが24室設けられており、これらピットPは2室又は3室を1組として空調エアーが供給される(後述する)。
図1及び図2に示すように空調装置1は、建物外に設けられて外気と熱交換を行う室外機2と、建物内に設けられてピットPに対して空調エアーである冷気を供給する複数の室内機3と、これら室外機2と室内機3とを接続して両者の間で冷媒を流通させる冷媒管4と、室内機3の空調エアー排出口に接続されて該空調エアーを分配する分配器5と、該分配器5と各ピットPを接続する個別ダクト6とが具備されている。
なお、ここで分配器5の排気口5B〜5Dは、2つのピットPに接続される場合には排気口5B・5Cが使用され、また、3つのピットPに接続される場合には排気口5B〜5Dが使用される。
なお、図1において符号Cで示すものは、空調装置1を制御するためのコントローラである。
この消音システム10は、本考案に係るもので、分配器5の一部構成が利用される分配器用消音チャンバ11と、分配器5とピットPとを接続する個別ダクト6の途中に配置されたピット用消音チャンバ12とから構成される。
分配器用消音チャンバ11は、図4に示されるように、全体として直方体状に形成されたケーシングの内壁面に、グラスウール13が吸音材として貼付されることで分配器用の消音チャンバとして機能する。該グラスウール13は分配器5のケーシングの内壁面の全面に貼付され、かつ厚さが例えば25mm程度に設定されるものであって、個別ダクト6を経由して伝達されるピットPからの音を有効に吸収して、他のピットPに伝達することを防止する。
また、このピット用消音チャンバ12の壁面には、個別ダクト6に接続される吸気口12Aと、該吸気口12Aから供給された空調エアーをピットPに排出する排気口12B・12Cとが形成されている。また、このピット用消音チャンバ12において、空調エアーを吸気する吸気口12Aと、空調エアーを排気する排気口12B・12Cとは軸線が一致しない状態で配置されており、これによってピットPから発せられた音が直進することを防止し、グラスウール14の吸音機能とともに、個別ダクト6を通じたピットP間の音漏れを効果的に防止することができる。
なお、ピット用消音チャンバ12の排気口12B・12Cは、図3では一壁面に並列的に配置され、また、図5では対向する壁面に位置に軸線を同じくして配置されているが、このような配置は、ピットPの設置位置に応じて適宜選択可能である。
すなわち、室内機3から複数の各ピットPに至る空調エアー供給ダクト3A及び各個別ダクト6(空調ダクト)に2種類の消音チャンバ(分配器用消音チャンバ11、2台のピット用消音チャンバ12)が順次に配置されているので、ピットPの間を接続する個別ダクト6には3つの消音チャンバ(ピット用消音チャンバ12、分配器用消音チャンバ11、ピット用消音チャンバ12)が配置されることになる。
その結果、室内機3からダクトの分岐により各ピットPに冷気を送る経済的な空調システムを採用しつつも、ピットPの間を接続する個別ダクト6に合計で3つの消音チャンバ(ピット用消音チャンバ12、分配器用消音チャンバ11、ピット用消音チャンバ12)が設置されることで、該空調ダクト3A・6を通じたピットP間の音漏れも同時に防止して、該ピットPにおける遮音性を維持することができる。
また、前記消音チャンバ12内の排気口12B、12Cに送風ファンを取り付けることにより、音の流入を低減させ、且つ内部の空気溜まりを無くして効率的に冷気を排出する機能を追加しても良い。
2 室外機
3 室内機
3A 空調エアー供給ダクト(空調ダクト)
4 冷媒管
5 分配器
6 個別ダクト(空調ダクト)
10 消音システム
11 分配器用消音チャンバ
12 ピット用消音チャンバ
13 グラスウール(吸音材)
14 グラスウール(吸音材)
P カラオケルーム(ピット)
Claims (4)
- 室内機に接続される空調ダクトの分配器を経由して、複数のピットに空調エアーを送る空調装置が具備されたカラオケボックスであって、
前記空調ダクトの分配器内には分配器用消音チャンバが設置され、該分配器から各ピットに至る個別ダクトにはピット用消音チャンバがそれぞれ設置されていることを特徴とするカラオケルーム用の消音システム。 - 前記分配器用消音チャンバ1台に対して前記個別ダクトが最大で3本接続され、該個別ダクトのそれぞれに前記ピット用消音チャンバが設置されることを特徴とする請求項1に記載のカラオケルーム用の消音システム。
- 前記各消音チャンバ内には吸音材が設置されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のカラオケルーム用の消音システム。
- 前記ピット用消音チャンバには、前記分配器用消音チャンバから供給された空調エアーを吸気する吸気口と、該吸気口から吸気された空調エアーを排気する排気口とが設けられ、
前記吸気口と前記排気口とは軸線が一致しない状態で配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のカラオケルーム用の消音システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012000132U JP3175161U (ja) | 2012-01-13 | 2012-01-13 | カラオケルーム用の消音システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012000132U JP3175161U (ja) | 2012-01-13 | 2012-01-13 | カラオケルーム用の消音システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3175161U true JP3175161U (ja) | 2012-04-26 |
Family
ID=48002236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012000132U Expired - Lifetime JP3175161U (ja) | 2012-01-13 | 2012-01-13 | カラオケルーム用の消音システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3175161U (ja) |
-
2012
- 2012-01-13 JP JP2012000132U patent/JP3175161U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8336672B2 (en) | Air treatment and sound reduction system | |
JP6837401B2 (ja) | 空調ユニットの配置構造 | |
KR101681870B1 (ko) | 환기장치 | |
JP5540478B2 (ja) | 空調システム | |
KR20100134276A (ko) | 음파의 흡음과 팽창에 의하여 감음이 일어나는 공조용 흡음팽창형 덕트소음기 | |
JP2020134015A (ja) | 空調換気システム | |
RU2275476C1 (ru) | Шумозащитная конструкция | |
KR100746078B1 (ko) | 공기조화 시스템의 덕트 | |
KR20160031657A (ko) | 열회수형 환기장치용 분배박스 및 이를 구비한 열회수형 환기장치 | |
JP6795470B2 (ja) | 空調ユニット及びそれを用いた建物 | |
KR100798498B1 (ko) | 방송국 스튜디오의 벽부형 공조시스템 | |
JP5530282B2 (ja) | 換気空調システム及び建物 | |
CN101086382A (zh) | 空气调节系统的风道 | |
JP3175161U (ja) | カラオケルーム用の消音システム | |
JP2007303691A (ja) | 屋内空調システム | |
JP6342178B2 (ja) | 建物の空調設備 | |
KR20170006823A (ko) | 바이패스 기능을 구비한 환기장치 | |
KR20100109666A (ko) | 일체형 급배기 후드 | |
KR101554108B1 (ko) | 방음부스 | |
KR20210098073A (ko) | 공기조화 시스템의 덕트 | |
KR20170034878A (ko) | 바이패스 기능을 구비한 환기장치 | |
JP5247610B2 (ja) | 熱交換換気装置 | |
JP6621719B2 (ja) | 住宅用空調システム | |
ES2380192T3 (es) | Instalación para controlar la temperatura de una habitación | |
JPH0519600Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120203 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120308 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3175161 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150404 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |