JP3175085U - 木柱で骨組みされた太陽光発電体を有する農業用ビニルハウスユニット及びそれを用いた農業用ビニルハウス - Google Patents

木柱で骨組みされた太陽光発電体を有する農業用ビニルハウスユニット及びそれを用いた農業用ビニルハウス Download PDF

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Abstract

【課題】安価で入手可能であり加工が容易な部材である丸太などの木材を使用し、農業用ビニルハウスに取り付ける太陽光発電体の大きさ、重量、数量を制限することなく、太陽光発電体の荷重に耐えられる太陽光発電体を設置し大量の電力を発電・供給できる、木柱で骨組された太陽光発電体を有する農業用ビニルハウスユニット及びそれを用いた農業用ビニルハウスを提供すること。
【解決手段】農地上に間隔を有して垂直に立設された2本の木柱3対と、各木柱2、3に支持された天板8と、天板8の上面に設置された太陽光発電体9と、各木柱2、3によって形成された外形骨格の側面部を被覆する被覆フィルム7とを有する農業用ビニルハウスユニット。
【選択図】図1

Description

本考案は、農業用ビニルハウスに関し、更に詳しくは、木柱で骨組みされ、太陽光発電体を有した農業用ビニルハウスユニット及びそれを用いた農業用ビニルハウスに関する。
昨今、農業において、農業用ビニルハウスを使用した野菜などの促成栽培が盛んに行われている。農業用ビニルハウスによる促成栽培では、換気装置の駆動などに電力供給源が必要であり、近年この電力供給源として太陽光発電体が用いられ始めている。
電力供給源として太陽光発電体を使用することで電力を自給し、促成栽培で育成された野菜にかかる原価を下げることができるとともに、化石燃料を用いずに電力を供給できるので、環境汚染の心配も低減される。
更に、数多くの太陽光発電体を使用することで、大量の電力を電力会社に販売することができる。
しかしながら、太陽光発電体の重量は重いためにハウス被覆フィルム上に設置することができない。そのため、下記特許文献1に示されるような太陽光発電体を取り付けたビニルハウスの発明が公開されている。
下記特許文献1のビニルハウスにはハウス被覆フィルム上ではなく、ビニルハウスの骨格を形成している支柱上に太陽光発電体の取付代を固着することで太陽光発電体を取り付けている。このような構成とすることによって、ビニルハウスのハウス被覆フィルムに荷重がかからず、また、ハウス被覆フィルムの取替え時などに邪魔にならない。
特開2001−291888号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されているように太陽光発電体をビニルハウスへと取り付ける場合、ビニルハウスの支柱上にしか取り付けることができず、太陽光発電対の大きさ若しくはビニルハウスの支柱の間隔を限定する必要がある。また、そもそもビニルハウスは上面へ物を設置するように設計されておらず、支柱上に取り付けたとしても、ビニルハウスの太陽光発電体の荷重に耐えられず、ビニルハウスが崩壊してしまうおそれがある。更に大量の太陽光発電体も設置することができない。
本考案は、上述のような従来技術の問題点を解決すべく完成されたものであって、安価で入手可能であり加工が容易な部材である丸太などの木材を使用し、農業用ビニルハウスに取り付ける太陽光発電体の大きさ、重量、数量を制限することなく、太陽光発電体の荷重に耐えられる太陽光発電体を設置し大量の電力を発電・供給できる、木柱で骨組された太陽光発電体を有する農業用ビニルハウスユニット及びそれを用いた農業用ビニルハウスを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の第1の態様の農業用ビニルハウスユニットは、農地上に間隔を有して垂直に立設された2本の木柱3対と、前記各木柱に支持された天板と、前記天板の上面に設置された太陽光発電体と、前記各木柱によって形成された外形骨格の側面部を被覆する被覆フィルムとを有することを特徴とする。
本考案の第1の態様の農業用ビニルハウスユニットによれば、取り付ける太陽光発電体の大きさ、重量・数量を制限することなく、太陽光発電体の荷重に耐えられる太陽光発電体を有するビニルハウスユニットを提供することができる。
また、本考案の第2の態様の農業用ビニルハウスユニットは、第1の態様の農業用ビニルハウスユニットにおいて、前期天板の一部が透光性の部材で形成されていることを特徴とする。
本考案の第2の態様の農業用ビニルハウスユニットによれば、透光性の部材で形成された箇所から太陽光を採光することができ、農業用ビニルハウスユニット内で栽培する野菜などの育成効率をあげることができる。
また、本考案の第3の態様の農業用ビニルハウスユニットは、第1の態様の農業用ビニルハウスユニットにおいて、前期側面部に太陽光発電体を設置したことを特徴とする。
本考案の第3の態様の農業用ビニルハウスユニットによれば、側面部にも太陽個発電体を取り付けることで、太陽光発電体の設置範囲を拡げることができ、電力供給量を多くすることができる。
また、本考案の第4の態様の農業用ビニルハウスユニットは、第1の態様の農業用ビニルハウスユニットにおいて前記2本の木柱は長さの異なる長丸太及び短丸太であって、前記各長丸太及び短丸太は底部に台座が設置された所定の深さの穴に立設され、前記短丸太は前記長丸太よりも赤道側に立設され、前記各長丸太及び短丸太はそれぞれ支持部材によって繋げられていることを特徴とする。
本考案の第4の態様の農業用ビニルハウスユニットによれば、天板に傾斜がつき、太陽光発電体の単位面積あたりにおける太陽光照射量が増加するため、太陽光発電体の発電効率をあげることができる。
また、本考案の第5の態様の農業用ビニルハウスユニットは、第1の態様の農業用ビニルハウスユニットにおいて、前記天板の断面は山形状若しくは波形状であることを特徴とする。
本考案の第5の態様の農業用ビニルハウスユニットによれば、天板の断面を山形状若しくは波形状とすることで、天板の荷重に対する強度を容易にあげることができ、更に多くの太陽光発電体を天板上に設置することができる。
また、本考案の第6の態様の農業用ビニルハウスユニットは、第1の態様の農業用ビニルハウスユニットにおいて、前記被覆フィルムは巻き取り器具に取り付けられており、前記巻き取り器具は前記長丸太または前記短丸太の上部に固定されていることを特徴とする。
本考案の第6の態様の農業用ビニルハウスユニットによれば、風雨の強い時期に巻き取り器具によって被覆フィルムを巻き取ることで、ビニルハウスが風雨から受ける影響を小さくすることができ、ビニルハウスの崩壊を防止することができる。
また、本考案の第7の態様の農業用ビニルハウスユニットは、第1の態様の農業用ビニルハウスユニットにおいて、前記太陽光発電体は、換気装置と電気的に接続されていることを特徴とする。
本考案の第7の態様の農業用ビニルハウスユニットによれば、太陽光発電体によって発生した電力を、農業用ビニルハウスユニット内の気温を一定に保つための、換気装置の駆動電力として使用することができる。
また、本考案の第8の態様の農業用ビニルハウスユニットは、第4の態様の農業用ビニルハウスユニットにおいて、前記太陽光発電体は、潅水装置と電気的に接続されていることを特徴とする。
本考案の第8の農業用ビニルハウスユニットによれば、太陽光発電体によって発生した電力を、農業用ビニルハウスユニット内での潅水を行う潅水装置の駆動電力として使用することができる。
また、本考案の第9の態様の農業用ビニルハウスユニットによれば、第8の態様の農業用ビニルハウスユニットにおいて、前記潅水装置はホースを有し、前記ホースは前記長丸太側の前記天板端部へと導通されており、前記短丸太側の前記天板端部には樋が設けられていることを特徴とする。
本考案の第9の農業用ビニルハウスユニットによれば、太陽光発電体を冷却することができ、太陽光発電体の故障を防止できる。また、冷却に必要な電力は太陽光発電体から供給することができる。
また、本考案の農業用ビニルハウスは、上記いずれかのビニルハウスユニットを複数個前記各長丸太の立設方向及び前記各短丸太の立設方向と平行な方向に連接することによって構成したことを特徴とする。
本考案の農業用ビニルハウスによれば、所定の範囲の農地全体に農業用ビニルハウスを建築でき、大量の電力を発電・供給することができる。
本考案の実施形態1にかかる農業用ビニルハウスユニットの斜視図である。 本考案の実施形態1にかかる農業用ビニルハウスユニットの分解図である。 本考案の実施形態1にかかる農業用ビニルハウスユニットの側面図である。 本考案の実施形態1にかかる農業用ビニルハウスユニットの変形例における側面図である。 本考案の実施形態1にかかる農業用ビニルハウスユニットを複数個平行に連接したビニルハウスの斜視図である。 本考案の実施形態2にかかる農業用ビニルハウスユニットの斜視図である。 本考案の実施形態2にかかる農業用ビニルハウスユニットの側面図である。 本考案の実施形態2にかかる農業用ビニルハウスユニットの変形例における斜視図である。 本考案の実施形態3にかかる農業用ビニルハウスユニットの側面図である。
以下、図面を用いて本考案の各実施形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態は本考案の技術思想を具体化するための農業用ビニルハウスユニット及び農業用ビニルハウスを例示するものであって、本考案をここに記載の農業用ビニルハウスユニット及び農業用ビニルハウスに特定することを意図するものではなく、本考案は実用新案登録請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも均しく適用し得るものである。
[実施形態1]
最初に、図1〜図5を参照して実施形態1にかかる農業用ビニルハウスユニットの構成を説明する。なお、図1は本考案の実施形態1にかかる農業用ビニルハウスユニットの斜視図、図2は本考案の実施形態1にかかる農業用ビニルハウスユニットの分解図、図3は本考案の実施形態1にかかる農業用ビニルハウスユニットの側面図、図4は本考案の実施形態1にかかる農業用ビニルハウスユニットの変形例における側面図、図5は本考案の実施形態1にかかる農業用ビニルハウスユニットを複数個平行に連接した農業用ビニルハウスの斜視図である。
本実施形態の農業用ビニルハウスユニット1Aは、緯度とほぼ平行となるように直線上に5mの間隔を空けて1mの深さに掘られた穴に立てられた3本の短丸太2と、短丸太2の立てられた直線に平行であり、短丸太2から7mの距離をおいて掘られた穴に立てられた3本の長丸太3と、それぞれの穴に設置された丸太の沈み込みを防止する台座4と、各短丸太2及び各長丸太3を繋ぐ支持棒5と、各丸太によって外形骨格が形成された立体の側面部に取り付けられたハウス被覆フィルム7と、ハウス被覆フィルム7の上部に取り付けられ、ハウス被覆フィルムを巻き取ることができるフィルム巻き取り器具10と、外形骨格の天井に取り付けられた天板8と、天板8の上面部に取り付けられた太陽光発電体9とで構成されている。
各丸太を固定するために掘られた穴は径が各丸太の径と同程度の大きさの円形状であり、穴の下部には台座4が設置されている。台座4は農業用ビニルハウスユニット1Aの重量に耐えられ、各短丸太2及び長丸太3が沈み込まない程度の強度を持ったものであれば充分である。例えばコンクリート製の石材、鉄などである。台座4の上には各丸太が立設されており、短丸太2の長さは5m、長丸太3の長さは6mである。各丸太の長さはこれに限定されるものではないが、短丸太2の長さが短すぎると農業用ビニルハウスユニット1A内での作業が困難となり、また、長丸太3と短丸太2との長さに差異がありすぎると天井に取り付けられた天板8の角度が急勾配となって太陽光発電体の発電効率が落ちるため、短丸太2の長さは2〜6m、長丸太3は短丸太2よりも1〜2m長いものを用いるとよい。
本実施形態の農業用ビニルハウスユニット1Aは、丸太6本で農業用ビニルハウスユニットの外形骨格を形成することにより、丸太4本で形成した農業用ビニルハウスユニットと比較して横からの力に強く、倒れにくくなっている。
各丸太は支持棒5A〜5Cによって接続されている。同じ長さの丸太同士は、丸太によって形成された外形骨格の側面に設けられた支持棒5A、違う長さの丸太同士は外形骨格の上面に設けられた支持棒5B及び5Cによって接続されている。
短丸太2及び長丸太3には杉丸太を用いているが、農業用ビニルハウスユニット1Aの上面に取り付ける天板8及び太陽光発電体9の合計重量に耐えられる木材で形成された柱であればよく、ヒノキなど他の木材を用いてもよいし、また、加工済みの角柱でもよい。また、支持棒5A〜5Cには木材、鉄骨、亜鉛パイプなどが用いられる。本実施形態では支持棒5A及び5Bには亜鉛パイプを用い、支持棒5Cには丸太と同様の杉を用いている。
農業用ビニルハウスユニット1Aの底面部において、各丸太の間を補強具6で連結することで、農業用ビニルハウスユニット1Aの強度をさらにあげてもよい。補強具6で連結することによって横からの力にさらに強くなり、倒れにくくなる。補強具6には丸太や鉄骨など、一定の強度があればどのような部材を用いてもよい。本実施形態では丸太と同じ杉を用いている。
丸太によって形成された農業用ビニルハウスユニット1Aの外形骨格は直方体の上面から三角柱を切り取った台形柱形状である。農業用ビニルハウスユニット1Aの側面部には全面に亘ってハウス被覆フィルム7が取り付けられている。ハウス被覆フィルム7の上部にはフィルム巻き取り器具10が取り付けられており、フィルム巻き取り器具10は農業用ビニルハウスユニット1Aの丸太の最上部に固定されている。台風が来たときなど、風雨が強くなり農業用ビニルハウスが崩壊する危険性がある場合、フィルム巻き取り器具10によってハウス被覆フィルム7を巻き取ることで風雨によるビニルハウスの崩壊を抑止することができる。
ハウス被覆フィルム7にはポリ塩化ビニルフィルムやポリオレフィンフィルム、フッ素樹脂フィルムなどが用いられる。
農業用ビニルハウスユニット1Aは短丸太2が長丸太3よりも赤道方向に近くなるように立設されており、上面に取り付けられた天板8上に設置された太陽光発電体9に太陽光が照射されやすいように建築されている。太陽光発電体9については従来よく使用されている太陽光発電体を使用しており、説明を省略する。天板8は図3に示されているように断面が山形状若しくは波形状となっており、荷重に強い設計となっている。天板8を形成する部材はアルミニウムや鉄などの金属、アルミニウム、亜鉛を用いた合金など、一定の強度を持つ部材であればよい。天板8には一定の間隔で孔が設けられており、天板8に太陽光発電体9を設置させる際に、この孔に留め具を通して太陽光発電体9を天板8に固着させている。また、太陽光発電体9の保持しているフレーム(図示してない)を介して固着してもよい。
また、図4に示すように天板8の一部又は全面に透光性の部材を用いると、農業用ビニルハウスユニット1A内の採光量を増加させられる。天板8の一部に透光性の天板8Aを用いた場合、天板8の全面に太陽光発電体9を設置するのではなく、透光性の天板8A上には太陽光発電体9を設置しないことで、より多くの採光量を農業用ビニルハウスユニット1A内に確保することができる。
太陽光発電体9は農業用ビニルハウスユニット1Aの近傍に設置された換気装置11及び潅水装置12と電気的に接続されており、太陽光発電体9によって発生した電力は換気装置11及び潅水装置12のバッテリーへと貯蓄され、農業用ビニルハウスユニット1A内の気温を一定に保つために換気装置11を駆動する際や農業用ビニルハウスユニット1A内で栽培している野菜への水分補給のために潅水装置12を駆動する際の電力として使用される。
更に、残りの大量の電力は、変換機等(図示せず)を介して電力会社等へ供給・販売される。
農業用ビニルハウスユニット1Aは6本の丸太で1ユニットを構成するものであり、図5に示されるようにこの農業用ビニルハウスユニット1Aを連接して設置することによって、所定の範囲の農地に本考案の農業用ビニルハウス1を建築することができる。
[実施形態2]
次に、図6〜図8を参照して実施形態2にかかる農業用ビニルハウスユニットの構成を説明する。なお、図6は本考案の実施形態2にかかる農業用ビニルハウスユニットの斜視図、図7は本考案の実施形態2にかかる農業用ビニルハウスユニットの側面図、図8は本考案の実施形態2にかかる農業用ビニルハウスユニットの変形例における斜視図である。また、実施形態1と構成が変わらない箇所には同じ番号を付し、説明を省略する。
実施形態1では上面のみに太陽光発電体9を取り付けていたが、太陽光が照射される面である赤道側の側面部にも太陽光発電体9を取り付けてもよい。側面部にも太陽光発電体9を取り付けることで、太陽光発電体9の設置範囲を広く取ることができ、電力供給量をあげることができる。
側面部に太陽光発電体9を取り付けると採光量が減少してしまうため、図8に示すように天板8の一部に透光性の部材を用い、農業用ビニルハウスユニット1Bの採光量を調節してもよい。透光性の天板8Aの上面には太陽光発電体9を設置しないほうが採光量を確保することができる。
[実施形態3]
次に、図9を参照して実施形態3にかかる農業用ビニルハウスユニットの構成を説明する。なお、図9は本考案の実施形態3にかかる農業用ビニルハウスユニットの側面図である。また、実施形態1と構成が変わらない箇所には同じ番号を付し、説明を省略する。
太陽光発電体9は熱に弱く、夏の暑い時期に故障することがある。そのため本実施形態では、太陽光発電体9の温度が上昇しないように潅水装置12に設けられたホース12Aを長丸太3側の天板上面へと取り付け、ホース12Aからの冷却用の水を天板8上へと流すことで太陽光発電体9を冷却する。又は、水を直接太陽光発電体9へ流すことで冷却することもできる。冷却用の水は短丸太2側の天板8に取り付けられた樋13へ流れ込み、樋13と潅水装置12とを繋ぐホース12Bを通り再度潅水装置12へと運ばれていく。冷却水は再度冷却して再利用してもよいし、潅水装置12内のタンク(図示せず)へと貯水し、温水として使用することもできる。
1 農業用ビニルハウス
1A、1B、1C 農業用ビニルハウスユニット
2 短丸太
3 長丸太
4 台座
5A、5B、5C 支持棒
6 補強具
7 ハウス被覆フィルム
8、8A 天板
9 太陽光発電体
10 フィルム巻き取り器具
11 換気装置
12 潅水装置
12A、12B ホース
13 樋

Claims (10)

  1. 農地上に間隔を有して垂直に立設された2本の木柱3対と、前記各木柱に支持された天板と、前記天板の上面に設置された太陽光発電体と、前記各木柱によって形成された外形骨格の側面部を被覆する被覆フィルムとを有する農業用ビニルハウスユニット。
  2. 前期天板の一部が透光性の部材で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の農業用ビニルハウスユニット。
  3. 前期側面部に太陽光発電体を設置したことを特徴とする請求項1に記載の農業用ビニルハウスユニット。
  4. 前記2本の木柱は長さの異なる長丸太及び短丸太であって、
    前記各長丸太及び短丸太は底部に台座が設置された所定の深さの穴に立設され、
    前記短丸太は前記長丸太よりも赤道側に立設され、
    前記各長丸太及び短丸太はそれぞれ支持部材によって繋げられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の農業用ビニルハウスユニット。
  5. 前記天板の断面は山形状若しくは波形状であることを特徴とする請求項1に記載の農業用ビニルハウスユニット。
  6. 前記被覆フィルムは巻き取り器具に取り付けられており、前記巻き取り器具は前記長丸太又は前記短丸太の上部に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の農業用ビニルハウスユニット。
  7. 前記太陽光発電体は、換気装置と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の農業用ビニルハウスユニット。
  8. 前記太陽光発電体は、潅水装置と電気的に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の農業用ビニルハウスユニット。
  9. 前記潅水装置はホースを有し、前記ホースは前記長丸太側の前記天板端部へと導通されており、前記短丸太側の前記天板端部には樋が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の農業用ビニルハウスユニット。
  10. 前記1〜9に記載のいずれかの農業用ビニルハウスユニットを複数個前記各長丸太の立設方向及び前記各短丸太の立設方向と平行な方向に連接することによって構成したことを特徴とする農業用ビニルハウス。
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