JP3174883U - 荷役機械の免震装置 - Google Patents

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慶治 小形
禎昌 西山
暢浩 仁井山
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Abstract

【課題】構成部品の汎用性が高く、確実に復元力を発揮させることができ、全体として、低コストに構成でき、地震発生時に的確な免震機能を発揮し得る荷役機械の免震装置を提供する。
【解決手段】免震装置は、荷役機械用の走行装置と、走行装置上に設置される荷役機械本体の底部との間に配置される。走行装置上に設置される下基体2と、荷役機械本体の底部に配置される上基体3とを有し、上下基体間にXYリニアガイド体21と、荷役機械本体角型のゴム板の積層体を内装した積層ゴム体11と、XYリニアガイド体21に連結されるシリンダー34内のピストンに設けたオイル孔に線形な剛性を有するバネを用いた弁機構を配置する複数のオイルダンパー32A、32Bを用いた減衰・トリガー機構部を有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、構成部品の汎用性が高く、復元力機構部として低コストの積層ゴム体を採用してもフランジと積層ゴムとの剥離の問題を生じることなく確実に復元力を発揮させることができ、全体として、低コストに構成でき、地震発生時に的確な免震機能を発揮し得る荷役機械の免震装置に関するものである。
港湾等において荷役作業を行うための荷役機械は国内のみならず、海外からの荷物の荷降ろし作業が多く、地震災害後の復旧は速やかであることが求められる。
特にアンローダーをはじめとする荷役機械は、高さが非常に高く、移動するための走行装置におけるレール上を走行する車輪の上に構築されている。
このような機械に構造上の耐震性を求めるのは難しく、本体にかかる地震力を低減させて機械を保護する免震装置が必要となる。
また、港湾荷役機械の機体フレームは大きさの割に柔構造であるため、機械の特性に合わせた性能を持つ免震装置が必要となる。
この種の免震装置として、特許文献1には、直交するX−Yテーブルと、減衰用ダンパと、垂直荷重を受けるとともに垂直方向の振動を減衰する積層ゴムと、シェアピンとを有する荷役機械の免震装置が開示されている。
しかし、X−Yテーブル、減衰用ダンパともに従来から使用されている単独製品であり特別なものではない。
また、特許文献1においては、荷役機械本体の垂直荷重を受けるとともに垂直方向の振動を減衰する積層ゴムが設けられていると記載されているが、本来積層ゴムは水平に変形すると物理的に高さが低くなる構造なので、リニアに動くX−Yテーブルと併設すると積層ゴム自体に引張り荷重が掛かり、積層ゴムは鉄板とゴムは接着強度のみで支持されているため接着部分の剥離等の事故を起こす可能性がある。
特許文献2には、クレーン本体と同クレーン本体をレールに沿い走行させるべく複数の車輪を備えた走行装置との間に設けられ、上記のクレーン本体と走行装置との間に両者を定常の位置関係に弾性的に保持するバネ機構が設けられるとともに、地震発生に伴い上記走行装置が横方向に振動する際に、上記クレーン本体に働く慣性力により元位置に留まろうとする同クレーン本体の上記走行装置に対する相対的な変位を許容しながら両者を連結する可動連結機構と、上記バネ機構を介して行なわれる上記のクレーン本体と走行装置との相対変位を抑制するダンパとシェアピンとが、クレーン本体と走行装置との間に介設された構成のクレーン用免震装置が開示されている。
しかし、このクレーン用免震装置の場合、免震時において免震構造と走行クレーンとの相対変位が揺れに対して並行ではなくなるため、免震効果を低下させる可能性がある。
また、直線運動に近似できるよう回転半径を大きくするとリンク部の剛性を高くする必要があり不経済である。
更に、ブレーキのような拘束機構を設ける場合には、解除のための2次的な機器あるいは制御が必要となり、シェアピンを通常作業時の拘束に用いた場合には、その材料自体のばらつき、剪断機構の精度等で開放時期が揃わない。
更にまた、大きな地震の後には群発する余震が考えられるが、その都度シェアピンを交換することは不可能に近い。
特許文献3には、走行クレーンの走行部の支持脚に、上下に分割して互いに連結できるようにした上下のフランジ部を設け、該上下のフランジ部の対向面に、クレーン走行方向と直角の左右方向に所要の接触幅を有して鉛直方向の荷重を伝達する当接面を形成するとともに、該当接面の両幅端部外側に隙間を形成し、フランジ部の前記隙間が形成された左右側部位置を、弾性材を介して連結具により上下に連結した構成の走行クレーンの免震構造が開示されている。
特許文献3の場合には、走行クレーンの通常のクレーン作業時は、弾性材の反発力により上下のフランジ部の当接面が密に接触して走行クレーンの鉛直方向の荷重を確実に下部に伝達し地震力を受け流すようにしているが、搭載クレーンの重量だけでなくその構造・形状まで大きく作用するため免震構造に汎用性が無く設計が複雑になる。
特許文献4には、荷役機械本体を走行装置に対して、該走行装置の走行方向と直交する方向に相対的に移動させる移動装置と、前記走行装置に対する前記荷役機械本体の相対的な移動を抑制するための減衰装置と、前記走行装置に対する前記荷役機械本体の相対的な位置を一定の位置に復元させるバネを用いた復元装置とを有する軌条走行式荷役機械の免震装置が開示されている。
特許文献4の場合、バネはコスト的には有利であっても、その設計・製作限界から免震装置自体にも制限が増す。
また、クレーン走行方向に直角方向のみ免震機能がある場合、走行方向と平行方向ではクレーンの走行装置が免震代わりになるとも考えられるが、車輪にブレーキまたはロック機構が働いている場合にはアンローダーを保護することは困難となる。
特許第4656423号公報 特許第3993570号公報 特許第4536895号公報 特許第3600554号公報
本考案が解決しようとする問題点は、構成部品の汎用性が高く、復元力機構部として低コストの積層ゴム体を採用してもフランジと積層ゴムとの剥離の問題を生じることなく確実に復元力を発揮させることができ、全体として、低コストに構成でき、地震発生時に的確な免震機能を発揮し得るような荷役機械の免震装置が存在しない点である。
本考案は、荷役機械用の走行装置と、この走行装置上に設置される荷役機械本体の底部との間に配置される荷役機械の免震装置であって、前記走行装置上に設置される下基体と、前記荷役機械本体の底部に配置される上基体と、前記下基体、上基体間に配置され、荷役機械本体の荷重を支持し、地震力の作用方向をX,Y方向に規制するXYリニアガイド体を用いた重量支持・作動方向制御部と、前記下基体、上基体間に配置され、前記荷役機械本体の荷重を逃しつつ地震力によるX,Y方向の変位の復元作用を行う角型のゴム板の積層体を内装した積層ゴム体を用いた復元力機構部と、前記下基体、上基体間において前記XYリニアガイド体にシリンダーが連結され、シリンダー内のピストンに設けたオイル孔に臨ませて線形な剛性を有する金属バネを用いた弁機構を配置し、X方向、Y方向の地震力減衰を行うとともに、前記金属バネの剛性によるオイル孔を流れるオイルに対する抵抗力を利用して地震力に対するトリガー機能を発揮させるように構成した複数のオイルダンパーを用いた減衰・トリガー機構部と、を有することを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の考案によれば、重量支持・作動方向制御部として汎用性が高いXYリニアガイド体を用いて、復元力機構部として低コストの積層ゴム体を採用し、フランジと積層ゴムとの剥離の問題を生じることなく、かつ、XYリニアガイドによって変形方向がX,Y方向に規制されることからX,Y方向の復元力を確実に発揮させることができ、更に、減衰・トリガー機構部として汎用性が高く、X方向、Y方向の地震力減衰を行い地震力に対するトリガー機能をも発揮するオイルダンパーを用いているので、全体として、低コストに構成でき、地震発生時に的確な免震機能を発揮させることができる荷役機械の免震装置を実現し提供することができる。
請求項2記載の考案によれば、重量支持・作動方向制御部として、下基体側でX方向に2個のX方向リニアガイドレール、上基体側でY方向に2個のY方向リニアガイドレールを備えた汎用性が高いXYリニアガイド体を用いて、復元力機構部として低コストの積層ゴム体を採用し、かつ、XYリニアガイドによって変形方向がX,Y方向に規制されるとともに、スライドピン機構部の採用により荷役機械本体の荷重の角型の積層体への作用を無くし上部フランジと積層ゴムとの剥離の問題を生じることなく、X,Y方向の復元力を確実に発揮させることができ、更に、減衰・トリガー機構部として汎用性が高く、X方向、Y方向の地震力減衰を行い地震力に対するピストンに設けた弁機構によるトリガー機能をも発揮する速度比例型のオイルダンパーを下基体側でX方向に2個、上基体側でY方向に2個配置して構成し、X方向、Y方向の地震力減衰及び地震力に対するトリガー機能を発揮させるように構成しているので、全体として、低コストに構成でき、地震発生時に的確な免震機能を発揮させることができる荷役機械の免震装置を実現し提供することができる。
請求項3記載の考案によれば、請求項2記載の考案の構成に加えて、下基体側に前記XYリニアガイド体のX方向両側に各1個、上基体側に前記XYリニアガイド体のY方向両側に各1個配置され、XYリニアガイド体のX方向移動、Y方向移動時における衝突緩衝を行う緩衝機構部を設けているので、請求項2記載の考案と同様な効果を奏するとともに、XYリニアガイド体のX方向移動時、Y方向移動時において、XYリニアガイド体に対するバッファ機能を確実に発揮させることもできる荷役機械の免震装置を実現し提供することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明の構成に加え、下基体、上基体間において各オイルダンパーのシリンダーロッドの両側の端部に合計8個のシリンダーロッド支持部を設けているので、請求項3記載の発明と同様な効果を奏するとともに、各オイルダンパーの減衰力と解除力とを確実に発揮させることができる荷役機械の免震装置を実現し提供することができる。
図1は本考案の実施例に係る荷役機械の免震装置の一部省略概略正面図である 図2は図1のA−A線概略断面図である。 図3は本実施例に係る荷役機械の免震装置の一部省略概略斜視図である 図4は本実施例に係る荷役機械の免震装置における積層ゴム体及びスライドピン機構を示す概略図である。 図5は本実施例に係る荷役機械の免震装置における積層ゴム体の通常時及び変形時の概略図である。 図6は図5のB部拡大説明図である。 図7は本実施例に係る荷役機械の免震装置における通常時のスライドピン機構のスライドピン及び積層ゴム体の上部フランジを示す部分拡大断面図である。 図8は本実施例に係る荷役機械の免震装置における変形時のスライドピン機構のスライドピン及び積層ゴム体の上部フランジを示す部分拡大断面図である。 図9は本実施例に係る荷役機械の免震装置におけるオイルダンパーの部分拡大説明図である。
本考案の免震装置は、構成部品の汎用性が高く、復元力機構部として低コストの積層ゴム体を採用してもフランジと積層ゴムとの剥離の問題を生じることなく確実に復元力を発揮させることができ、全体として、低コストに構成でき、地震発生時に的確な免震機能を発揮し得る荷役機械の免震装置を実現し提供するという目的を、荷役機械用の走行装置と、この走行装置上に設置される荷役機械本体の底部との間に配置される荷役機械の免震装置であって、前記走行装置上に設置される下基体と、前記荷役機械本体の底部に配置される上基体と、前記下基体、上基体間において、下基体側でX方向に2個のX方向リニアガイドレール、上基体側でY方向に2個のY方向リニアガイドレールを備え、荷役機械本体の荷重を支持し、地震力の作用方向をX,Y方向に規制するXYリニアガイド体を用いた重量支持・作動方向制御部と、前記下基体、上基体間に配置され、複数の角型のゴム板、複数の角型の鉄板の交互積層構造からなり、その積層方向外周部を被膜ゴムにより包囲した角型の積層体を内装し、最下部のゴム板の下端面を前記下基体に固定する下部フランジに接着により固定するとともに、最上部のゴム板の上に配置し前記上基体に添着する上部フランジと、前記上基体とにわたって配置され、角型の積層体の地震力による変形時に前記上基体から突設したスライドピンを最上部のゴム板に接触させつつ上部フランジを前記上基体から離脱させて前記荷役機械本体の荷重の角型の積層体への作用を無くすスライドピン機構部を設けることにより構成した積層ゴム体を用い、X,Y方向の変位の復元作用を行う復元力機構部と、前記下基体、上基体間において前記XYリニアガイド体にシリンダーが連結され、シリンダー内のピストンに設けたオイル孔に臨ませて線形な剛性を有する金属バネを用いた弁機構を配置し、X方向、Y方向の地震力減衰を行うとともに、前記金属バネの剛性によるオイル孔を流れるオイルに対する抵抗力を利用して地震力に対するトリガー機能を発揮させるように構成した速度比例型のオイルダンパーを、下基体側でX方向に2個、上基体側でY方向に2個配置して構成した減衰・トリガー機構部と、を有する構成により実現した。
以下、本考案の実施例に係る荷役機械の免震装置について詳細に説明する。
本実施例に係る荷役機械の免震装置1は、例えばクレーン等の港湾荷役機械用の走行装置の支持基台101と、この走行装置上に設置される荷役機械本体の底板体111との間に例えば4箇所にわたって配置され、地震発生時に4台が同期してX方向、Y方向に稼働し荷役機械本体の免震を行うものである。
なお、本実施例に係る荷役機械の免震装置1において、X方向、Y方向を図1乃至図3に示すように定義して以下の説明を行う。
本実施例に係る荷役機械の免震装置1は、前記支持基台101上に水平に設置される例えば平面視八角形状の下基体2と、前記底板体111に対して前記下基体2と対向配置に、かつ、水平に取り付けられる同じく平面視八角形状の上基体3と、前記下基体2、上基体3の中央位置に配置される復元力機構部を構成する積層ゴム体11と、前記下基体2、上基体3間において、前記積層ゴム体11の周りを囲むように配置される重量支持・作動方向制御部を構成するXYリニアガイド体21と、前記下基体2、上基体3間において、下基体2側に2個、上基体3側に2個、合計4個構成の減衰・トリガー機構部を構成する速度比例型のオイルダンパー群と、前記下基体2、上基体3間において、下基体2側に4個、上基体3側に4個、合計8個構成の詳細は後述するシリンダーロッド支持部41と、前記下基体2、上基体3間において、下基体2側に2個、上基体3側に2個、合計4個構成の緩衝機構部を構成するオイルバッファ部51と、を有している。
次に、前記積層ゴム体11について詳細に説明する。
前記積層ゴム体11は、図3、図5に示すように、例えば鉄板等の金属板からなる下部フランジ12と、同じく鉄板等の金属板からなる上部フランジ13と、下部フランジ12、上部フランジ13により挟み込むようにして配置した複数のゴム板15、複数の鉄板16の交互積層構造からなり、その積層方向外周部を被膜ゴム17により包囲した積層体14と、を具備している。
前記ゴム板15、鉄板16は、いずれも四角形状の角型のものを使用する。
また、前記積層体14は、その最下部にゴム板15を、最下部にもゴム板15を配置する構成としている。そして、最下部のゴム板15の下端面を下部フランジ12に接着により固定している。
また、最上部のゴム板15の上面には、前記上基体3から下方に向け、かつ、前記上部フランジ13の抜孔13aを貫通させて突設した複数のスライドピン18の先端を接触させるように構成している。
前記抜孔13aの内径は図7、図8に示すように、スライドピン18の外径よりも大きく設定している。
また、前記上部フランジ13は、前記上基体3に固定せず添着する構成とし、かつ、図5に示す通常時においては前記被膜ゴム17の上端により押されて前記上基体3の下面に接合するようにしている。
前記上基体3、上部フランジ13及びスライドピン18によりスライドピン機構部を構成している。
このようなスライドピン機構部を採用することにより、前記上基体3に加わる荷重は、図5に示すように、免震動作時に下基体2、上基体3が相対的にスライド状態となったとき、積層体14はスライドピン18に接触し押されつつ変形し、積層体14の高さ寸法は縮んで小さくなり、同時に上部フランジ13も前記上基体3の下面から下方に隙間が生じる状態に降下する。
この結果、前記上基体3に加わる荷重が上部フランジ13、積層体14に作用することは無く、従来例で述べたようなフランジと、ゴム積層体との間の剥離の問題を回避しつつ積層ゴム体11の水平方向の復元力を確実に発揮させることができる。
前記積層ゴム体11は、図2、図3には外形が円形状のものを示すが、本実施例においては角型のゴム板15、鉄板16を使用した積層体14を内装する構成としている。
すなわち、復元力機構部として、コイルバネ・皿バネ等の金属バネを用いることは製造・寸法に制限があるため、本実施例においてはコンパクトでバネ定数を選定しやすい積層ゴム体を使用するものであり、この場合、丸型積層ゴムは金型の関係で製造コストが非常に高くなるものがあるため、金型の細工が可能な角型のゴム板15、鉄板16を使用した積層体14とするものである。
角型のゴム板15、鉄板16を使用した積層体14は対角方向では剛性が変わってくるが、XYリニアガイド体21によって作動方向をX方向、Y方向に規制するために問題が無くなるという利点がある。
次に、前記XYリニアガイド体21について説明する。
前記XYリニアガイド体21は、多くの機械及び免震機構に使用されているものであり、リニアガイド体21は適正荷重がかかった際に摩擦力が低減するので、他の部品には荷重を支持させないという利点がある。
前記XYリニアガイド体21は、前記下基体2、上基体3間において、前記積層ゴム体11の周りをこの積層ゴム体11の変形時にも接触しない状態で囲むように配置する外形が四角形状のリニアガイドブロック22と、前記下基体2上でリニアガイドブロック22の下側にX方向に沿って、かつ、一定の間隔をもって平行配置するX方向リニアガイドレール23、23と、上基体3の下面にY方向に沿って、かつ、一定の間隔をもって平行配置するY方向リニアガイドレール24、24と、を有している。
前記リニアガイドブロック22の下部には、X方向に沿って、かつ、前記X方向リニアガイドレール23、23と各々嵌合状態でX方向スライド案内体25、25が設けられ、これにより、リニアガイドブロック22は、X方向リニアガイドレール23、23上をX方向に移動(スライド)可能となっている。
前記リニアガイドブロック22の上部には、Y方向に沿って、かつ、前記Y方向リニアガイドレール24、24と各嵌合状態でY方向スライド案内体26、26が設けられ、これにより、前記上基体3はY方向リニアガイドレール24、24とともにリニアガイドブロック22に対してY方向に移動(スライド)可能となっている。
次に、減衰・トリガー機構部を構成する合計4個構成の速度比例型のオイルダンパー群について説明する。
前記リニアガイドブロック22の前記下基体2に近い位置におけるX方向の両辺部には、一対のシェアピン機能を有するX方向オイルダンパー32A、32Aの各シリンダー33を、取付具42を用いて平行配置に取り付けている。
一対のX方向オイルダンパー32A、32Aの各シリンダーロッド34は、各シリンダー33の両側に突出させ、各突出端を前記下基体2の一端及び他端近傍位置に配置した合計4個のシリンダーロッド支持部41により各シリンダーロッド34の端部を支持している。
前記リニアガイドブロック22の前記上基体3に近い位置におけるY方向の両辺部には、一対のシェアピン機能を有するY方向オイルダンパー32B、32Bの各シリンダー33を、取付具42を用いて平行配置に取り付けている。
一対のY方向オイルダンパー32B、32Bの各シリンダーロッド34は、上述した場合と同様、各シリンダー33の両側に突出させ、各突出端を前記上基体3の一端及び他端近傍位置に配置した詳細は後述する合計4個のシリンダーロッド支持部41により各シリンダーロッド34の端部を支持している。
例えば4台の免震装置1を使用して荷役機械本体の免震を行う場合、地震時には4台の免震装置1が一斉に作動することが第一条件となり、この時のトリガーの設定・解除は機械的に行うことが必要となる。
このため、本実施例におけるオイルダンパー群は、図9に示すような構成を採用している。
すなわち、X方向オイルダンパー32Aは、シリンダー33にオイルとともにピストン35を内装し、更にピストン35を貫通させて前記シリンダーロッド34に関して対称配置に複数のオイル孔36を設け、各オイル孔36の位置に弁機構37を設けた構成としている。
前記弁機構37は、ピストン35の端面に取り付けた弁体保持具38と、前記オイル孔36に臨ませる弁体39と、弁体保持具に一端を当接させ、弁体39に他端を当接させた線形な剛性を有するバネ(例えば金属製のコイルバネ)40とを具備し、バネ40により弁体39をオイル孔36を塞ぐように圧接するように構成している。
このような弁機構37は、ピストン35の両側の端面において各オイル孔36の位置に前記ピストン35に関して対称配置に設けている。
前記Y方向オイルダンパー32Bにおいても、上述したX方向オイルダンパー32Aの場合と同様な構成を採用している。
上述したような構成に係るX方向オイルダンパー32A、Y方向オイルダンパー32Bは、ピストン35が地震力により変位する場合に、シリンダー33内におけるピストン35のオイル孔36からオイルが流れ出る際の弁機構37による抵抗作用を利用するものであり、地震力を受けた際にX方向オイルダンパー32A、Y方向オイルダンパー32Bは各々同じ圧力を発生することになり、こうすることで設定通りの減衰力と解除力を得ることができる。
そして、例えば4台の免震装置1を使用して荷役機械本体の免震を行う場合、地震時には4台の免震装置1が一斉に同期して作動し的確な免震機能を発揮させることが可能となる。
前記シリンダーロッド支持部41は、図1乃至図3に示すように、前記シリンダーロッド34の突出端に設けた突出棒34aと、前記下基体2に固定配置した固定支持具43とを具備するとともに、固定支持具43に一定の間隔をもって設けた受片43a、43bの間に突出棒34aを嵌装し、かつ、受片43a、突出棒34a、受片43aを貫通させたピン44を具備し、固定支持具43によりシリンダーロッド34の突出端を確実に支持するように構成している。
このようなシリンダーロッド支持部41を、前記下基体2、上基体3間において、下基体2側に4個、上基体3側に4個、合計8個構成とし、固定支持具43については上下反対の配置で設けている。
次に、緩衝機構部を構成する合計4個のオイルバッファ部51について、図1乃至図3を参照して説明する。
前記オイルバッファ部51は、下基体2側においては、前記リニアガイドブロック22のX方向の一方の端辺と他方の端辺とに各々1個ずつ配置している。
X方向の一方の端辺に配置したオイルバッファ部51は、この一方の端辺に起立配置した支持ブロック52と、支持ブロック52に対して前記リニアガイドブロック22に向かう平方向配置で取り付けられるとともに、オイルを内部に収納し、かつ、図示しないがピストン板を内装した2個並列構成の円筒体56と、各ピストン板に連結され各円筒体56から前記リニアガイドブロック22に向けて突出させた各軸部53と、各軸部53の突出端に配置した円板状の各当接板54と、前記各軸部53の周りで各円筒体56と各当接板54との間に配置した各受けバネ(例えばコイルバネ)55と、を具備している。
前記下基体2のX方向における他方の端辺に対向配置した他方のオイルバッファ部51も同様な構成としている。
また、上基体3側においては、上述した場合と同様な構成の2個のオイルバッファ部51を、この上基体3から吊り下げる形態で、前記リニアガイドブロック22のY方向における一方の端辺と他方の端辺とに各々1個ずつ対向する状態に配置している。
そして、前記リニアガイドブロック22が、下基体2に対して相対的にX方向に移動するとき、下基体2側の2個のオイルバッファ部51の各当接板54が、前記リニアガイドブロック22のY方向の各端辺に当接し、このとき前記各円筒体56内の各ピストン板に作用するオイル圧による力と、各受けバネ55の弾性力との2種類の力による緩衝作用を発揮させるように構成している。
同様に、前記リニアガイドブロック22が、下基体2に対して相対的にY方向に移動するとき、上基体3側の2個のオイルバッファ部51の各当接板54が、前記リニアガイドブロック22のX方向の各端辺に当接し、このとき前記各円筒体52内の各ピストン板に作用するオイル圧による力と、各受けバネ55の弾性力との2種類の力による緩衝作用を発揮させるように構成している。
以上詳述したように、本実施例に係る荷役機械の免震装置1によれば、重量支持・作動方向制御部として、下基体2側でX方向に2個のX方向リニアガイドレール23、上基体3側でY方向に2個のY方向リニアガイドレール24を備えた汎用性が高いXYリニアガイド体21を用い、地震発生時の地震力の作用方向を水平X方向、Y方向に規制するようにしている。
そして、復元力機構部として、角型の積層体14を内装した積層ゴム体11を用いるとともに、上基体3、積層ゴム体11の上部フランジ13及びスライドピン18によりスライドピン機構部を備えた構成として、これにより、前記積層体14の変形方向をX,Y方向に規制して前記積層体14の水平X方向、Y方向の剛性を利用して的確な復元力を発揮させるとともに、スライドピン機構部により荷役機械本体の荷重の角型の積層体14への作用を無くし、上部フランジ13と積層ゴムとの剥離の問題を回避することができる。
また、本実施例に係る荷役機械の免震装置1によれば、減衰・トリガー機構部は、下基体2側でX方向に2個、上基体3側でY方向に2個配置した汎用性が高い速度比例型のX方向オイルダンパー32A、Y方向オイルダンパー32Bの組み合わせを採用し、また、前記シリンダー33内におけるピストン35のオイル孔36からオイルが流れ出る際の弁機構37による抵抗作用を利用する構成としているので、地震力を受けた際にX方向オイルダンパー32A、Y方向オイルダンパー32Bは各々同じ圧力を発生することになり、例えば、前記免震装置1を走行装置の支持基台101と、この走行装置上に設置される荷役機械本体の底板体111との間に例えば4箇所にわたって配置した場合において、4台の免震装置1が同期して地震力に対する設定通りの減衰力と解除力を発揮し、かつ、正確なトリガー機能を発揮させることができる。
更に、下基体2、上基体3間に配置した緩衝機構部を構成する合計4個のオイルバッファ部51によれば、XYリニアガイド体21のX方向移動時、Y方向移動時において、オイル圧による力と、受けバネ55の弾性力との2種類の力によって前記XYリニアガイド体21に対するバッファ機能を確実に発揮させることができる。
更にまた、下基体2、上基体3間に配置した合計8個のシリンダーロッド支持部41によって、各X方向オイルダンパー32A、各Y方向オイルダンパー32Bの減衰力と解除力とを確実に発揮させることができる。
本考案の免震装置は、アンローダーをはじめとして、天井走行式クレーン、コンテナークレーン等のような各種の荷役機械用として広範に適用可能である。
1 免震装置
2 下基体
3 上基体
11 積層ゴム体
12 下部フランジ
13 上部フランジ
13a 抜孔
14 積層体
15 ゴム板
16 鉄板
17 被膜ゴム
18 スライドピン
21 XYリニアガイド体
22 リニアガイドブロック
23 X方向リニアガイドレール
24 Y方向リニアガイドレール
25 X方向スライド案内体
26 Y方向スライド案内体
32A X方向オイルダンパー
32B Y方向オイルダンパー
33 シリンダー
34 シリンダーロッド
34a 突出棒
35 ピストン
36 オイル孔
37 弁機構
38 弁体保持具
39 弁体
40 バネ
41 シリンダーロッド支持部
42 取付具
43 固定支持具
43a 受片
43b 受片
44 ピン
51 オイルバッファ部
52 支持ブロック
53 軸部
54 当接板
55 受けバネ
56 円筒体
101 支持基台
111 底板体

Claims (4)

  1. 荷役機械用の走行装置と、この走行装置上に設置される荷役機械本体の底部との間に配置される荷役機械の免震装置であって、
    前記走行装置上に設置される下基体と、
    前記荷役機械本体の底部に配置される上基体と、
    前記下基体、上基体間に配置され、荷役機械本体の荷重を支持し、地震力の作用方向をX,Y方向に規制するXYリニアガイド体を用いた重量支持・作動方向制御部と、
    前記下基体、上基体間に配置され、前記荷役機械本体の荷重を逃しつつ地震力によるX,Y方向の変位の復元作用を行う角型のゴム板の積層体を内装した積層ゴム体を用いた復元力機構部と、
    前記下基体、上基体間において前記XYリニアガイド体にシリンダーが連結され、シリンダー内のピストンに設けたオイル孔に臨ませて線形な剛性を有する金属バネを用いた弁機構を配置し、X方向、Y方向の地震力減衰を行うとともに、前記金属バネの剛性によるオイル孔を流れるオイルに対する抵抗力を利用して地震力に対するトリガー機能を発揮させるように構成した複数のオイルダンパーを用いた減衰・トリガー機構部と、
    を有することを特徴とする荷役機械の免震装置。
  2. 荷役機械用の走行装置と、この走行装置上に設置される荷役機械本体の底部との間に配置される荷役機械の免震装置であって、
    前記走行装置上に設置される下基体と、
    前記荷役機械本体の底部に配置される上基体と、
    前記下基体、上基体間において、下基体側でX方向に2個のX方向リニアガイドレール、上基体側でY方向に2個のY方向リニアガイドレールを備え、荷役機械本体の荷重を支持し、地震力の作用方向をX,Y方向に規制するXYリニアガイド体を用いた重量支持・作動方向制御部と、
    前記下基体、上基体間に配置され、複数の角型のゴム板、複数の角型の鉄板の交互積層構造からなり、その積層方向外周部を被膜ゴムにより包囲した角型の積層体を内装し、最下部のゴム板の下端面を前記下基体に固定する下部フランジに接着により固定するとともに、最上部のゴム板の上に配置し前記上基体に添着する上部フランジと、前記上基体とにわたって配置され、角型の積層体の地震力による変形時に前記上基体から突設したスライドピンを最上部のゴム板に接触させつつ上部フランジを前記上基体から離脱させて前記荷役機械本体の荷重の角型の積層体への作用を無くすスライドピン機構部を設けることにより構成した積層ゴム体を用い、X,Y方向の変位の復元作用を行う復元力機構部と、
    前記下基体、上基体間において前記XYリニアガイド体にシリンダーが連結され、シリンダー内のピストンに設けたオイル孔に臨ませて線形な剛性を有する金属バネを用いた弁機構を配置し、X方向、Y方向の地震力減衰を行うとともに、前記金属バネの剛性によるオイル孔を流れるオイルに対する抵抗力を利用して地震力に対するトリガー機能を発揮させるように構成した速度比例型のオイルダンパーを、下基体側でX方向に2個、上基体側でY方向に2個配置して構成した減衰・トリガー機構部と、
    を有することを特徴とする荷役機械の免震装置。
  3. 荷役機械用の走行装置と、この走行装置上に設置される荷役機械本体の底部との間に配置される荷役機械の免震装置であって、
    前記走行装置上に設置される下基体と、
    前記荷役機械本体の底部に配置される上基体と、
    前記下基体、上基体間において、下基体側でX方向に2個のX方向リニアガイドレール、上基体側でY方向に2個のY方向リニアガイドレールを備え、荷役機械本体の荷重を支持し、地震力の作用方向をX,Y方向に規制するXYリニアガイド体を用いた重量支持・作動方向制御部と、
    前記下基体、上基体間に配置され、複数の角型のゴム板、複数の角型の鉄板の交互積層構造からなり、その積層方向外周部を被膜ゴムにより包囲した角型の積層体を内装し、最下部のゴム板の下端面を前記下基体に固定する下部フランジに接着により固定するとともに、最上部のゴム板の上に配置し前記上基体に添着する上部フランジと、前記上基体とにわたって配置され、角型の積層体の地震力による変形時に前記上基体から突設したスライドピンを最上部のゴム板に接触させつつ上部フランジを前記上基体から離脱させて前記荷役機械本体の荷重の角型の積層体への作用を無くすスライドピン機構部を設けることにより構成した積層ゴム体を用い、X,Y方向の変位の復元作用を行う復元力機構部と、
    前記下基体、上基体間において前記XYリニアガイド体にシリンダーが連結され、シリンダー内のピストンに設けたオイル孔に臨ませて線形な剛性を有する金属バネを用いた弁機構を配置し、X方向、Y方向の地震力減衰を行うとともに、前記金属バネの剛性によるオイル孔を流れるオイルに対する抵抗力を利用して地震力に対するトリガー機能を発揮させるように構成した速度比例型のオイルダンパーを、下基体側でX方向に2個、上基体側でY方向に2個配置して構成した減衰・トリガー機構部と、
    前記下基体、上基体間において、下基体側に前記XYリニアガイド体のX方向両側に各1個、上基体側に前記XYリニアガイド体のY方向両側に各1個配置され、XYリニアガイド体のX方向移動、Y方向移動時における衝突緩衝を行う緩衝機構部と、
    を有することを特徴とする荷役機械の免震装置。
  4. 荷役機械用の走行装置と、この走行装置上に設置される荷役機械本体の底部との間に配置される荷役機械の免震装置であって、
    前記走行装置上に設置される下基体と、
    前記荷役機械本体の底部に配置される上基体と、
    前記下基体、上基体間において、下基体側でX方向に2個のX方向リニアガイドレール、上基体側でY方向に2個のY方向リニアガイドレールを備え、荷役機械本体の荷重を支持し、地震力の作用方向をX,Y方向に規制するXYリニアガイド体を用いた重量支持・作動方向制御部と、
    前記下基体、上基体間に配置され、複数の角型のゴム板、複数の角型の鉄板の交互積層構造からなり、その積層方向外周部を被膜ゴムにより包囲した角型の積層体を内装し、最下部のゴム板の下端面を前記下基体に固定する下部フランジに接着により固定するとともに、最上部のゴム板の上に配置し前記上基体に添着する上部フランジと、前記上基体とにわたって配置され、角型の積層体の地震力による変形時に前記上基体から突設したスライドピンを最上部のゴム板に接触させつつ上部フランジを前記上基体から離脱させて前記荷役機械本体の荷重の角型の積層体への作用を無くすスライドピン機構部を設けることにより構成した積層ゴム体を用い、X,Y方向の変位の復元作用を行う復元力機構部と、
    前記下基体、上基体間において前記XYリニアガイド体にシリンダーが連結され、シリンダーの両端からシリンダーロッドを突出させ、シリンダー内のピストンに設けたオイル孔に臨ませて線形な剛性を有する金属バネを用いた弁機構を配置し、X方向、Y方向の地震力減衰を行うとともに、前記金属バネの剛性によるオイル孔を流れるオイルに対する抵抗力を利用して地震力に対するトリガー機能を発揮させるように構成した速度比例型のオイルダンパーを、下基体側でX方向に2個、上基体側でY方向に2個配置して構成した減衰・トリガー機構部と、
    前記下基体、上基体間において、下基体側に前記XYリニアガイド体のX方向両側に各1個、上基体側に前記XYリニアガイド体のY方向両側に各1個配置され、XYリニアガイド体のX方向移動、Y方向移動時における衝突緩衝を行う緩衝機構部と、
    前記X方向における2個のオイルダンパーのシリンダーロッドの各端部と前記下基体のX方向両端辺、及び、前記Y方向における2個のオイルダンパーのシリンダーロッドの各端部と前記上基体のY方向両端辺に各々設けた8個のシリンダーロッド支持部と、
    を有することを特徴とする荷役機械の免震装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112413036A (zh) * 2020-11-05 2021-02-26 湖南省劲松机械有限公司 一种碾米机减震装置
CN117864747A (zh) * 2024-03-12 2024-04-12 云南奔牛衡器有限公司 一种自动上料功能的计量衡器

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