JP3174674U - コンプレッサ - Google Patents

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Abstract

【課題】コンプレッサのピストンが、ポンプベース内で高速で往復して空気を圧縮させることにより高いガス圧縮機能を得るコンプレッサを提供する。
【解決手段】コンプレッサは、ケーシング1及びピストン5を備える。ケーシング1は、ポンプベース3と、上円孔22及び下円孔21を有する位置決めプレート2とを有する。位置決めプレート2は、動力機構を位置決めし、下円孔21の中心点から延伸された中心横軸線と、円筒形のポンプベース3から延伸された筒軸中心線とは交差しない。ピストン5は、一端に枢軸孔510が設けられたピストンロッド51と、ピストンロッド51の他端に延設されたピストンヘッド52とを有し、ピストンロッド51の枢軸孔510の端部が動力機構により力を受け、ピストンヘッド52がポンプベース3内に収納され、ピストン5が上下に往復する直線運動を行う。
【選択図】図1

Description

本考案は、コンプレッサに関し、特に、コンプレッサのケーシングの位置決めプレートに、ポンプベースの筒軸中心線に対して円孔が斜めに設けられ、ピストンのピストンヘッドの頂端に傾斜平面状のガス圧縮作用面が形成され、コンプレッサのピストンが、ポンプベース内で高速で往復して空気を圧縮させることにより高いガス圧縮機能を得るコンプレッサに関する。
本願の考案者は、コンプレッサの研究開発に長期間携わり、初期には組立てに手間と時間がかかる複雑な構造のコンプレッサを簡素な構造に変更し、容易かつ迅速に組立てることが可能な製品にしたり、コンプレッサの構造を改良してコンプレッサの使用機能を強化した(例えば、特許文献1〜18)。本考案者が開発した多数のコンプレッサ構造はそれぞれ異なるが、図17に示すように、互いに噛合された小歯車97、大歯車95をモータ94の軸心により駆動すると、大歯車95により連動される重り回転盤96上に設けられたクランクピン961が駆動するピストン98が、ポンプベース91内で上下の往復運動を行う。ただし、ピストン98のピストンヘッド981は、水平面に対して平行に設計されていた。例えば、図16及び図17に示すように、ピストン98のピストンロッド983の枢軸孔932の軸心線には、基本的に水平面に対して平行なXY平面が形成されている。ピストン98のピストンヘッド981は、その頂端に設けられたガス圧縮作用面982が水平面に対して平行に設けられている。簡単に説明すると、ピストンヘッド981のガス圧縮作用面982とXY平面とがθ=0°になるように設計されるとともに、ポンプベース91のガスチャンバ911の頂壁面912も水平面に対して平行に設けられている。即ち、θ=0°である。従来のコンプレッサのケーシングの位置決めプレート90に設けられた2つの円孔は、上円孔及び下円孔を含む。上円孔には、モータの軸心が挿設され、その軸心は小歯車97に挿設される。下円孔には、大歯車95の軸心が挿設されている。2つの円孔に挿設された中心軸971,951は、中心軸951から延伸された中心横軸線と、円筒形ポンプベースから延伸された筒軸中心線(Z軸方向に位置する)とが交差し、これらの構造をコンプレッサに応用すると、所望の使用効果を得ることができるが、本考案者は、従来のピストン98に円孔が設けられた位置決めプレートを組み合わせることにより、コンプレッサの性能をさらに高める方法を案出した。
米国特許第5215447号明細書 米国特許第5655887号明細書 米国特許第6135725号明細書 米国特許第6095758号明細書 米国特許第6213725号明細書 米国特許第6280163号明細書 米国特許第6315534号明細書 米国特許第6059542号明細書 米国特許第6146112号明細書 米国特許第6200110号明細書 米国特許第6295693号明細書 米国特許第6413056号明細書 米国特許第6551077号明細書 米国特許第6514058号明細書 米国特許第6655928号明細書 米国特許第6846162号明細書 米国特許第7462018号明細書 米国特許第7240642号明細書
本考案の第1の目的は、ケーシングの位置決めプレートに、ポンプベースの筒軸中心線に対して円孔が斜め設けられ、円孔中心点から延伸された中心横軸線と、円筒形ポンプベースから延伸された筒軸中心線とが交差しないため、コンプレッサにより空気を圧縮する気密性を高めることができるコンプレッサを提供することにある。
本考案の第2の目的は、ピストンのピストンロッドの一端に連結され、コンプレッサに設けた動力機構の枢軸孔により受けられ、ピストンロッドの他端にポンプベース内で上下に往復運動を行うピストンヘッドが延設され、ピストンヘッド上の頂端に、水平面に対して非平行で、角度を有する傾斜面であるガス圧縮作用面が形成されているコンプレッサを提供することにある。
本考案の第3の目的は、ポンプベースのガスチャンバの頂端に傾斜頂壁が設けられ、傾斜頂壁と、ピストンのピストンヘッドのガス圧縮作用面とを同様の傾斜面に形成するコンプレッサを提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、ケーシング及びピストンを備えるコンプレッサであって、前記ケーシングは、ポンプベースと、上円孔及び下円孔を有する位置決めプレートと、を有し、前記位置決めプレートは、動力機構を位置決めし、前記下円孔の中心点から延伸された中心横軸線と、円筒形の前記ポンプベースから延伸された筒軸中心線とは交差せず、前記ピストンは、一端に枢軸孔が設けられたピストンロッドと、前記ピストンロッドの他端に延設されたピストンヘッドと、を有し、前記ピストンロッドの前記枢軸孔の端部が前記動力機構により力を受け、前記ピストンヘッドが前記ポンプベース内に収納され、前記ピストンが上下に往復する直線運動を行うことを特徴とするコンプレッサが提供される。
また、前記ピストンヘッドの頂端面には、水平面に対して非平行で、傾斜面を有するガス圧縮作用面が設けられていることが好ましい。
また、前記ポンプベースのガスチャンバの頂端には、ガス圧縮作用面の傾斜面に対応した傾斜頂壁が設けられていることが好ましい。
また、前記動力機構は、モータ及び重り回転盤を有し、前記モータは、前記ケーシングの前記位置決めプレート上に固定され、前記モータの軸心が前記下円孔に挿設されて前記重り回転盤上に結合され、前記重り回転盤上には、前記ピストンの前記ピストンロッドに設けられた前記枢軸孔に枢着される偏心ピンが設けられていることが好ましい。
また、前記動力機構は、大歯車及び小歯車を含み、前記小歯車は、前記モータの軸心に固定され、前記位置決めプレートの前記上円孔に挿設され、前記大歯車は、中心軸が前記位置決めプレートの前記下円孔に挿設され、前記小歯車と前記大歯車とが噛合され、前記大歯車は、前記偏心ピンを有する前記重り回転盤に固定され、前記ピストンの前記ピストンロッドに設けられた前記枢軸孔に前記偏心ピンが枢着されることが好ましい。
また、前記ポンプベースの前記傾斜頂壁上には、前記ピストンヘッド上に突設された位置決めピンが収まるように凹部が設けられていることが好ましい。
また、前記ピストンヘッドの頂端の前記ガス圧縮作用面の中心点と、前記ピストンロッドの前記枢軸孔の中心点とを結んで形成された接続線は、水平面に対して垂直な垂直線であり、前記ガス圧縮作用面の中心点から延伸する垂直軸線は水平面に対して垂直でなく、前記垂直線及び前記垂直軸線は、前記水平面と交差する箇所で長さ距離が形成されることが好ましい。
また、前記ケーシングは、前記位置決めプレートと前記ポンプベースとが一体成形されて構成されることが好ましい。
また、前記ケーシングは、互いに着脱可能な前記位置決めプレートと前記ポンプベースとから構成されることが好ましい。
本考案の一実施形態によるコンプレッサの構造を示す分解斜視図である。 本考案の一実施形態によるコンプレッサを組み立てたときの状態を示す斜視図である。 本考案の他の実施形態によるコンプレッサの構造を示す分解斜視図である。 本考案の他の実施形態によるコンプレッサを組み立てたときの状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態によるコンプレッサのケーシング中の位置決めベースとポンプベースとが着脱可能に組み合わされるときの状態を示す斜視図である。 本考案の一実施形態によるピストンの構造を示す側面図である。 本考案の一実施形態によるケーシングの構造を示す正面図である。 本考案の一実施形態によるケーシングの構造を示す側面図である。 本考案の一実施形態によるピストンの動力機構とケーシングとを結合したときの状態を示す部分断面図である。 本考案の一実施形態によるポンプベース中のピストンの動作を示す断面図である。 本考案の一実施形態によるポンプベース中のピストンの動作を示す断面図である。 本考案の一実施形態によるポンプベース中のピストンの動作を示す断面図である。 本考案の一実施形態によるポンプベース中のピストンの動作を示す断面図である。 本考案の一実施形態によるポンプベース中のピストンの動作を示す断面図である。 本考案の一実施形態によるポンプベース中のピストンの動作を示す断面図である。 従来のピストン構造を示す断面図である。 従来のピストンをポンプベース中に収納したときの状態を示す断面図である。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図1及び図2を参照する。図1及び図2に示すように、本考案の一実施形態によるコンプレッサは、ピストン5を駆動させるポンプベース3と、モータ12を固定する位置決めプレート2とが一体成形されて構成されたケーシング1を含む。位置決めプレート2は、コンプレッサの動力機構に固定されている。この動力機構は、モータ12と、伝動用の小歯車13と、大歯車14と、重り回転盤15と、を含む。前述の位置決めプレート2は、下円孔21及び上円孔22を含む。上円孔22には、モータ12の軸心120上に取り付けた小歯車13が挿設され、ボルト(図示せず)により位置決めプレート2上にモータ12が固定されている。前述の下円孔21には、大歯車14の中心軸140が嵌合され、大歯車14が小歯車13に噛合し、前述の中心軸140により大歯車14上に重り回転盤15が固定され、重り回転盤15の偏心ピン151をピストン5に枢着させる。モータ12が駆動するとポンプベース3のガスチャンバ31内でピストン5が往復し、ガス抜きベース32の内部収容室320で空気が圧縮される。
本実施形態のガス抜きベース32には、複数のガス抜きマニホールド321,322,323,324が設けられている。ガス抜きマニホールド321は、端部にノズル42を有する1本のホース41が連結され、ガス抜きマニホールド322には、端部に圧力表示計44を有するホース43が連結されている。ガス抜きマニホールド323,324は、螺合機能を有する安全弁33、ガス抜き弁34(図5参照)、栓(図示せず)などにより封止される。
前述の方式は、モータ12の軸心120に設けられた小歯車13を大歯車14に噛合させる伝動方式に属し、モータ12の軸心120が上円孔22に挿設される。図3及び図4を併せて参照する。図3及び図4に示す高パワーモータ10は、大ギヤサット、小ギヤセットを含まず、軸心101が下円孔21に直接挿設されて位置決めプレート2に固定される。高パワーモータ10の軸心101が、重り回転盤19の軸孔190に結合され、締め付けネジ192により重り回転盤19が軸心101上へ完全に螺設されている。重り回転盤19の偏心ピン191は、ポンプベース3内でピストン5を移動させて上下の往復運動を行う。
一体成形されたケーシング1は、2種類の異なる伝動方式のモータを固定するために用いる。本実施形態のケーシング1は、着脱可能に組み合わされた位置決めプレート2とポンプベース3とを含む。図5に示すように、位置決めプレート2には位置決め孔29が設けられ、ポンプベース3には位置決めピン39が設けられ、ボルト28により螺着される。これらの技術は、特許文献15において開示されている。
コンプレッサは、動力機構中の重り回転盤15,19上の偏心ピン151,191が円周回転運動を行うと、ピストン5のピストンロッド51が枢軸孔510により同期で円周回転運動を行い、ピストンロッド51のピストンヘッド52がポンプベース3内で上下の往復運動を行う。これにより、空気を圧縮してガス抜きベース32内の内部収容室320へ空気を供給した後、ガス抜きマニホールド321及びノズル42により気体被注入物に対して気体を注入することができる。
図6を参照する。図6に示すように、本実施形態のピストン5のピストンロッド51は、一端に枢軸孔510を有し、他端にピストンヘッド52が延設されている。ピストンヘッド52の頂端面には、ガス圧縮作用面54が設けられている。以下、図6及び3次元の座標軸に基づき説明する。前述の枢軸孔510のPは、水平面に対して平行なXY平面上にあり、ガス圧縮作用面54のFは、前述の枢軸孔510のPの接続線lpfがZ軸線に対して平行であるとともに、XY水平面に対して垂直である。ガス圧縮作用面54の平面中心点Fは、Z軸方向上に位置し、ガス圧縮作用面54に対して垂直に設けられた垂直線lが延伸され、垂直線lは、XY平面と点Pで交わる。点Pと中央点Pとを結ぶ線により長さ距離lが形成される。図6と図16とを比べると分かるように(ガス圧縮作用面54の平面状態が分かりやすいように、ピストンヘッド52上のその他の部材は図6及び図16には示されていない)、従来のピストン98では、ガス圧縮作用面982のZ軸が接続線lfpに対応し、ガス圧縮作用面982の平面中心点FがZ軸方向で延伸され、ガス圧縮作用面982に対して垂直線lが垂直に設けられ、接続線lfpと垂直線lとが重なった状態であるが、本実施形態のピストン5の場合、接続線lpfと垂直線lとが重なっていない状態で距離長さlが形成され、さらにピストンヘッド52のガス圧縮作用面54が、XY水平面に対して平行でないため、θの傾斜角度は0でない。即ち、ピストンヘッド52のガス圧縮作用面54は、ピストンロッド51に対して傾いている。
図7及び図8を参照する。図7及び図8に示すように、ケーシング1の位置決めプレート2上には、上円孔22及び下円孔21が設けられている。上円孔22は中心軸線Pを有し、下円孔21は中心軸線Pを有し、中心軸線P,Pから延伸された仮想線y,yはそれぞれXY水平面に対して平行である。ポンプベース3の筒柱の内部空間を通る中心点の垂直線Vは、Z軸に対して平行である。垂直線Vと仮想線yとが交差する箇所には交差点Pが形成されているが、垂直線Vと仮想線yとが交差することはない。即ち、図7に示すように、中心軸線Pと中心軸線Pとを結ぶ線は、垂直線Vに対して角度θが形成される。図9を参照する。図9に示すように、ポンプベース3のガスチャンバ31の内頂壁に対応し、ピストンヘッド52のガス圧縮作用面54は、斜面角度θが形成されるように設けられ、θを有するように傾斜頂壁311が形成されている。そのため、駆動機構中の重り回転盤15の中心軸140が下円孔21に位置決めされ、偏心ピン151が前述のピストンロッド51の枢軸孔510に枢着されているため、モータ12が起動された後、ピストンロッド51の枢軸孔510は、下円孔21を中心として円周回転し、ピストンロッド51の他端に設けられたピストンヘッド52がポンプベース3内で上下に往復する直線運動を行う。図10〜図15を参照する。図10〜図15に示すように、ピストンロッド51の枢軸孔510は、下死点に位置し、図10に示すように、モータ12が起動されると、ピストンヘッド52のガス圧縮作用面54が、図11及び図12に示すように、送りストローク行程を行って空気を圧縮し、ピストンヘッド52のガス圧縮作用面54が、ポンプベース3のZ軸方向の中心垂直軸線に対して垂直となるため、全体のピストンヘッド52とポンプベース3内の円柱状内壁周面312との間の気密性が良好に保たれてガス圧縮効果が高まり、ピストンヘッド52が上死点へ瞬間的に移動することができる。図13を参照する。図13に示すように、斜面状のガス圧縮作用面54と傾斜頂壁311とは、気密性が保たれて安全に接触される。ピストンヘッド52は、上死点から下方に動く後退ストロークが、図14及び図15に示すような状態となっている。この段階におけるピストンヘッド52のガス圧縮作用面54及びポンプベース3は、Z軸方向の中心垂直軸線が大きな角度で傾いた状態に形成され、ピストンヘッド52とポンプベース3の内壁周面312との間の間隙313が大きくなって(図14参照)吸気を行い、図10に示すように、後退ストロークによりピストンヘッド52が下死点の位置まで後退する。そのため、この構成によりピストンヘッド52がポンプベース3内で往復式上下直線運動を行い、ピストンヘッド52の送りストローク行程において、気密性を保ちながら空気を圧縮させ、後退ストロークにおいて、ピストンヘッド52の後退速度を高めることがでできるため、コンプレッサのガス圧縮効果を大幅に高めることができる。ピストンヘッド52のガス圧縮平面上には、金属バネ(図示せず)の一端を固定する位置決めピン55と、金属バネの他端を止めるストッパピン56と、が設けられている。ポンプベース3の傾斜頂壁311には、位置決めピン55及びストッパピン56を収めることが可能な凹部314,315が設けられているため、ガス圧縮作用面54と傾斜頂壁311とを有効に接触させることができる。
上述したことから分かるように、本考案のコンプレッサは、ピストンのピストンヘッドが水平面に対して平行である従来技術と異なり、ピストンヘッドのガス圧縮作用面が水平面に対して非水平状態となり傾斜角度を有する。また、従来のコンプレッサのケーシングの位置決めプレートに設けた2つの円孔は、その中心軸線から延伸された中心横軸線と、円筒形ポンプベースから延伸された筒軸中心線とが交わっていたが、本考案のケーシングの位置決めプレートには、ポンプベースの筒軸中心線に対応して斜め扁平の円孔が形成されているため、ピストンの送りストローク行程でも気密性を有効に維持し、後退行程におけるピストンの後退速度を高めることができる。これにより、ピストンの送りストローク行程及び後退行程の際、コンプレッサが空気を圧縮する使用効果を高めることができる。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 ケーシング
2,90 位置決めプレート
3,91 ポンプベース
5,98 ピストン
10 高パワーモータ
12,94 モータ
13,97 小歯車
14,95 大歯車
15,19,96 重り回転盤
21 下円孔
22 上円孔
28 ボルト
29 位置決め孔
31,911 ガスチャンバ
32 ガス抜きベース
33 安全弁
34 ガス抜き弁
39,55 位置決めピン
41,43 ホース
42 ノズル
44 圧力表示計
51,983 ピストンロッド
52,981 ピストンヘッド
54,982 ガス圧縮作用面
56 ストッパピン
101,120 軸心
140,951,971 中心軸
151,191 偏心ピン
190 軸孔
192 締め付けネジ
311 傾斜頂壁
312 内壁周面
313 間隙
314,315 凹部
320 内部収容室
321,322,323,324 ガス抜きマニホールド
510,932 枢軸孔
912 頂壁面
961 クランクピン

Claims (9)

  1. ケーシング及びピストンを備えるコンプレッサであって、
    前記ケーシングは、ポンプベースと、上円孔及び下円孔を有する位置決めプレートと、を有し、前記位置決めプレートは、動力機構を位置決めし、前記下円孔の中心点から延伸された中心横軸線と、円筒形の前記ポンプベースから延伸された筒軸中心線とは交差せず、
    前記ピストンは、一端に枢軸孔が設けられたピストンロッドと、前記ピストンロッドの他端に延設されたピストンヘッドと、を有し、前記ピストンロッドの前記枢軸孔の端部が前記動力機構により力を受け、前記ピストンヘッドが前記ポンプベース内に収納され、前記ピストンが上下に往復する直線運動を行うことを特徴とするコンプレッサ。
  2. 前記ピストンヘッドの頂端面には、水平面に対して非平行で、傾斜面を有するガス圧縮作用面が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンプレッサ。
  3. 前記ポンプベースのガスチャンバの頂端には、ガス圧縮作用面の傾斜面に対応した傾斜頂壁が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンプレッサ。
  4. 前記動力機構は、モータ及び重り回転盤を有し、
    前記モータは、前記ケーシングの前記位置決めプレート上に固定され、前記モータの軸心が前記下円孔に挿設されて前記重り回転盤上に結合され、
    前記重り回転盤上には、前記ピストンの前記ピストンロッドに設けられた前記枢軸孔に枢着される偏心ピンが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンプレッサ。
  5. 前記動力機構は、大歯車及び小歯車を含み、
    前記小歯車は、前記モータの軸心に固定され、前記位置決めプレートの前記上円孔に挿設され、
    前記大歯車は、中心軸が前記位置決めプレートの前記下円孔に挿設され、
    前記小歯車と前記大歯車とが噛合され、
    前記大歯車は、前記偏心ピンを有する前記重り回転盤に固定され、
    前記ピストンの前記ピストンロッドに設けられた前記枢軸孔に前記偏心ピンが枢着されることを特徴とする請求項4に記載のコンプレッサ。
  6. 前記ポンプベースの前記傾斜頂壁上には、前記ピストンヘッド上に突設された位置決めピンが収まるように凹部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のコンプレッサ。
  7. 前記ピストンヘッドの頂端の前記ガス圧縮作用面の中心点と、前記ピストンロッドの前記枢軸孔の中心点とを結んで形成された接続線は、水平面に対して垂直な垂直線であり、
    前記ガス圧縮作用面の中心点から延伸する垂直軸線は水平面に対して垂直でなく、前記垂直線及び前記垂直軸線は、前記水平面と交差する箇所で長さ距離が形成されることを特徴とする請求項2に記載のコンプレッサ。
  8. 前記ケーシングは、前記位置決めプレートと前記ポンプベースとが一体成形されて構成されることを特徴とする請求項1に記載のコンプレッサ。
  9. 前記ケーシングは、互いに着脱可能な前記位置決めプレートと前記ポンプベースとから構成されることを特徴とする請求項1に記載のコンプレッサ。
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