JP3173710B2 - 分岐管の取付装置および分岐管の取付方法 - Google Patents

分岐管の取付装置および分岐管の取付方法

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JP3173710B2 JP21817595A JP21817595A JP3173710B2 JP 3173710 B2 JP3173710 B2 JP 3173710B2 JP 21817595 A JP21817595 A JP 21817595A JP 21817595 A JP21817595 A JP 21817595A JP 3173710 B2 JP3173710 B2 JP 3173710B2
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真平 久木田
淳也 中江
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Keiyo Gas Co Ltd
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Cosmo Koki Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L41/00Branching pipes; Joining pipes to walls
    • F16L41/04Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor
    • F16L41/06Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor making use of attaching means embracing the pipe

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本管内の流体の流
れを遮断することなく、本管に分岐管を取付ける作業に
用いる分岐管の取付装置および取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガス等の流体を遮断することなく、本管
に分岐管を取付ける際の作業は、例えば図6〜図10に
略示のような工程で行われる。
【0003】まず、図6に示すように、本管1に、一方
に本管1と直行する方向を向く接続管2を有する半割継
手3を装着する。接続管2の両端には、フランジ4、5
が一体形成され、かつ中間部には挿入孔6が穿設されて
いる。
【0004】ついで図7に示すように、接続管2におけ
る挿入孔6の上部に、内部に可撓性の仕切弁7を昇降可
能に収納してなる仕切弁装置8を着脱可能に取付けると
ともに、フランジ5に円筒形のカッター9と、その中心
にセンタリングドリル10とを有する穿孔装置11を密
封状に取付ける。
【0005】ついで、図8に示すように、カッター9及
びセンタリングドリル10を回転させつつ左方へ移動さ
せて、本管1に分岐孔12を穿設したのち、切除された
切断片13をカッター9内に収容した状態でカッター9
及びセンタリングドリル10を右方へ引き戻す。その
後、仕切弁7を支持している昇降杆14を押し下げて、
仕切弁7を挿入孔6を通して接続管2内に挿入するとと
もに、昇降杆14を強く押圧して、仕切弁7を接続管2
内において拡張させ、本管1内の流体が接続管2側に流
れ込むのを一時的に遮断する。
【0006】この状態で穿孔装置11を取り外し、図9
に示すように接続管2に分岐管15を接続する。その
後、仕切弁7を引き上げて、流体の分岐管15方向への
流通を可能としたのち、接続管2より仕切弁装置8を取
り外し、図10に示すように、挿入孔6にプラグ16を
螺挿して密封する。
【0007】以上の工程により、本管1内を流通するガ
ス等の流体を遮断することなく、分岐管15を取付ける
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した分岐管の取付
工法においては、ガス等の流体が外部に漏出するのを最
小限に抑えて、プラグ16を挿入孔6に取付ける必要が
あるが、仕切弁装置8を取外したのちのプラグ16の取
付けでは、流体の漏出量が多く、好ましくない。
【0009】そのため、仕切弁装置8の下方寄りに別の
水平仕切弁を設けるなどして、仕切弁7を引き上げたの
ちの挿入孔6よりの流体の漏出を防止してから、昇降杆
14より仕切弁7を取外し、代りにプラグ16を取り付
けるか、もしくは仕切弁装置8を取り外してプラグ専用
の挿入装置を取付て行うことが考えられている。
【0010】しかし、このようにすると、工程が増加し
て作業性及び作業能率が低下するとともに、装置全体の
コストも上昇する。
【0011】本発明はこのような問題点に着目してなさ
れたもので、1つの装置で流体の遮断とプラグの取付と
を可能とし、もって、作業性及び作業能率を大幅に向上
させるとともに、流体の漏出を防止することができるよ
うにした分岐管の取付装置および方法を提供することを
目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の分岐管の取付装置は、流体が流通する本管
の外周壁に、本管とほぼ直行する方向を向く接続管を備
える継手を装着して、本管に接続管と連通する分岐孔を
穿設し、接続管の上面適所に穿設された挿入孔より挿入
した弁体により、接続管の流路を一時的に遮断して、接
続管に分岐管を接続するようにした分岐管の取付装置で
あって、前記接続管における挿入孔が穿設された部分
に、挿入孔に挿脱可能で、かつ流路内において拡張して
流路を閉塞可能な可撓性の弁体を昇降杆の下端に備える
仕切弁装置と、昇降可能な支持杆の下端に前記挿入孔を
密栓しうるプラグを着脱可能として装着したプラグ挿入
装置とを、接続管とほぼ直行する軸廻りに回転可能、又
は接続管の側方にスライド可能として密封、かつ着脱可
能に設け、これら仕切弁装置とプラグ挿入装置とを所定
角度回転させるか、又は一側方にスライドさせることに
より、前記昇降杆の軸線と支持杆の軸線とのいずれか一
方が交互に挿入孔の軸線と整合するようにしたことを特
徴としている。この特徴により、1つの装置により接続
管の流路の遮断と挿入孔へのプラグの挿入とを連続的に
行いうるので、作業性が向上し、分岐管の取付作業が短
時間で済む。また、プラグの挿入を容易かつ迅速になし
うるので、流体が外部へ漏出するのが防止される。
【0013】本発明の分岐管の取付装置は、接続管に複
数の挿入孔が穿設され、かつ仕切弁装置とプラグ挿入装
置におけるそれぞれの昇降杆と弁体、及び支持杆とプラ
グとが、前記挿入孔と対応して複数並設されていること
が好ましい。このようにすることで、流体の圧力等に対
応して、流体の遮断性を向上させたり、挿入孔の選択使
用が可能となる。
【0014】本発明の分岐管の取付装置は、昇降杆が、
ネジ杆とこれに螺合されたスリーブとからなり、ネジ杆
を回転させることによりスリーブがネジ送りされて、弁
体が昇降されるようになっていることが好ましい。この
ようにすることで、ネジ杆の回転によりスリーブが昇降
するので、仕切弁装置の上下寸法を小とすることができ
る。
【0015】本発明の分岐管の取付装置は、昇降杆と支
持杆との軸線のいずれか一方が挿入孔の軸線と整合した
位置で仕切弁装置とプラグ挿入装置の回転又はスライド
を拘束する係止手段が設けられていることが好ましい。
このようにすることで、仕切弁装置及びプラグ挿入装置
を接続管の挿入孔の軸線に整合させる作業が容易とな
り、挿入孔への弁体の挿脱作業及びプラグの挿入作業を
簡単に行うことができる。
【0016】本発明の分岐管の取付方法は、流体が流通
する本管の外周壁に、本管とほぼ直行する方向を向くと
ともに挿入孔を有する接続管を備える継手を装着し、次
に常時外気と密封状態で交互に前記挿入孔を覗く弁体と
プラグとを内装した取付装置を、その弁体が挿入孔に臨
むように前記接続管に一時的に固定し、続いて接続管か
らカッターにより本管に分岐孔を穿設して少なくともカ
ッターを挿入孔後方まで取り出した後、前記弁体を挿入
して接続管の流路を遮断し、前記接続管に分岐管を接続
した後、前記弁体を抜出し、次にプラグを挿入孔に臨ま
せ前記挿入孔をプラグで密栓し、その後前記取付装置を
接続管から取外すことを特徴としている。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、前述した従来例と同様の部材には、同じ符
号を付して説明する。
【0018】図1ないし図4は、本発明の第1実施例を
示す。図1及び図2において、本管1の外周壁には、従
来と同様、接続管2を有する半割継手3が密封的に装着
されている。接続管2の中間部上面に形成された厚肉部
2aには、接続管内に連通する2個の挿入孔6、6が管
軸方向に並んで穿設されている。各挿入孔6は、下方に
向って漸次縮径するテーパ面状の段付孔となっており、
孔の上部側には、雌ネジが刻設されている。
【0019】接続管2における厚肉部2aの上面には、
ベース板17が接続管2の中間部外周面にチェーン式の
締付具18をU字状に巻回し、その一端をベース板17
の下面に固着し、かつ他端部のボルト19をベース板1
7を貫通させてナット20により締め付けることによ
り、密封かつ着脱可能として取付られている。
【0020】21は、ベース板17の下面に螺挿された
位置決め用のピンで、接続管2に対してのベース板17
の取付けを容易としている。
【0021】ベース板17の上部には、仕切弁装置8と
プラグ挿入装置22とからなる取付装置23の下端部の
ボディ部23aが、テフロンシート24を介して上方よ
り嵌合されている。取付装置23は、仕切弁装置8とプ
ラグ挿入装置22間のボディ部23aの中央を貫通する
とともに、接続管2と直行する方向を向く支軸25の下
端部を、ベース板17における接続管2の中心より側方
(左方)に偏倚した位置に貫通させて、その上下の端部
にダブルナット26、26を螺着することにより、支軸
25を中心として水平回転させることができる。
【0022】27は軸受、28は、ベース板17とボデ
ィ部23aとの接触面を密封するパッキンである。
【0023】取付装置23のボディ部23aにおける接
続管2の管軸中心上には、図2に示すように圧縮コイル
バネ29により下向きに付勢されたストッパ杆30の下
端部が係合しうる1対の係止孔31、31が支軸25を
中心に180゜対向させて形成されている。
【0024】ストッパ杆30が一方(図2において右
方)の係止孔31と係合しているときは、仕切弁装置8
の中心が接続管2の管軸中心と整合するように拘束さ
れ、仕切弁装置8は、両挿入孔6間の上方に位置するよ
うになっている。また取付装置23全体を支軸25を中
心として180゜回転(図3の状態)させ、ストッパ杆
30が他方(左方)の係止孔31と係合したときには、
プラグ挿入装置22の中心が接続管2の管軸中心と整合
するように拘束され、プラグ挿入装置22は、両挿入孔
6間の上方に位置するようになる。
【0025】32、32は、取付装置23を回転させる
ための1対のハンドルである。
【0026】仕切弁装置8の楕円筒形をなすケース33
内には、図2に詳細を示すように、各挿入孔6の中心と
同軸をなす2本のネジ杆34、34が収容され、両ネジ
杆34は、ケース33の上端より突出させた角軸部34
aを図示しないハンドル又は駆動装置をもって回転する
ことにより、上下方向には変位せずに回転させることが
できる。
【0027】各ネジ杆34には、内側に雌ネジが刻設さ
れた円筒形のスリーブ35が昇降のみ可能として螺合さ
れており、各スリーブ35の下端には、挿入孔6内に嵌
合されてこれを密栓しうるゴム又は軟質プラスチック製
の弁保持体36が固着され、弁保持体36には、可撓性
の弁体37が取付られている。
【0028】弁体37としては、本出願人が既に特開平
6−81969号公報において開示しているもの、即
ち、接続管2の内径に適合しうる外周形状を有する弾性
シール枠37aと、シール枠37aの全周に亘って保持
された柔軟なゴム又はプラスチック製の薄板37bとか
らなる弁体等を用いるのが好ましい。
【0029】仕切弁装置8が接続管2の管軸中心と整合
する位置にあるときに、ネジ杆34を回転させると、ス
リーブ35はネジ送り作用により昇降させられ、弁体3
7は、ケース33内に収納させる上限位置と挿入孔6を
弾性変形しつつ通過して接続管2の流路内の底部まで挿
入される下限位置との間を移動することができ、かつ下
限位置においてネジ杆34を強く回転させ、スリーブ3
5をさらに下降させると、弾性シール杆37a及び薄板
37bが流路内で拡張して流路の内周壁に密着すること
により、接続管2の流路が閉塞される。
【0030】プラグ挿入装置22は、図4に示すよう
に、ボディ部23aの上面にボルト止めされた支持板3
8を上下に摺動可能に貫通して保持されている2本のガ
イド筒39、39内に、プラグ支持杆40を固嵌して構
成され、各ガイド筒39及びプラグ支持杆40は、プラ
グ挿入装置22が接続管2の管軸中心と整合する位置に
あるときにおいて、挿入孔6の軸線と同軸をなしてお
り、ボディ部23aとベース板17とに形成されたプラ
グ案内孔41、42内を昇降することができる。
【0031】各プラグ支持杆40における下部の突出端
には、雄ネジ40aが形成され、この雄ネジ40aに
は、挿入孔6を密栓するためのプラグ43が着脱可能に
螺合されている。44はゴム等シール部材でプラグ43
の挿入時において、プラグ案内孔41、42の内面に摺
接することにより、流体の漏出を防止することができ
る。
【0032】プラグ43は、ガイド筒39とプラグ支持
杆40とを下降させて、ガイド筒39の上端部の角軸部
39aをハンドル等により回転させることにより、挿入
孔6内に密封状に螺着することができ、その後、プラグ
支持杆40を上記と反対方向に回転すると、プラグ支持
杆40の雄ネジ40aがプラグ43より外れて、ガイド
筒39と共に上方に引き上げることができる。
【0033】次に、上記実施例の作用を説明する。
【0034】まず、仕切弁装置8の中心が接続管2の管
軸中心の上方に位置するように、取付装置23全体を回
転させ。ストッパ杆30を係止孔31に挿入することに
より、取付装置23を回転不能に拘束する。この際、両
方の弁体37は予め上限位置まで上昇させておく。
【0035】次いで、従来と同様、接続管2のフランジ
5に取付けた穿孔装置(図示略)により、本管1の管壁
に分岐孔12を穿設する。
【0036】次いで図2に示すように、ネジ杆34を回
転させて、弁体37を挿入孔6を通して接続管2内まで
下降させ、流路内において拡張させることにより、流路
を一時的に遮断する。なお、この際、一方の弁体37の
みにより流路を閉塞し、他方の挿入孔6を密栓しておい
てもよく、また本管1内を流通する流体の圧力が高い場
合には、2個の挿入孔6より両方の弁体37を下降させ
て、流路を二重に閉塞し、流体の遮断性を高めるように
してもよい。
【0037】この状態で、穿孔装置を取外したのち、従
来と同様、接続管2に分岐管15を接続し、弁体37を
引き上げて流体を分岐管15へ流通させる。
【0038】次いで、図3に示すように、ストッパ杆3
0を引き上げて取付装置23全体を支軸25を中心とし
て180゜回転させ、ストッパ杆30を他方の係止孔3
1に嵌合することにより、プラグ挿入装置22の中心を
図4に示すように、両挿入孔6間の上方に位置させて取
付装置23の回転を拘束する。
【0039】次いで、予めプラグ43が取付られたガイ
ド筒39とプラグ支持杆40を、挿入孔6に向って下降
させ、角軸部39aに取付けたハンドルによりガイド筒
39を回転させて、プラグ43を挿入孔6に螺着し密栓
する。その後、プラグ支持杆40を逆回転させてプラグ
43より取外し、上方に引き上げる。
【0040】最後に、締付具18を取外して、取付装置
23全体をベース板17と共に接続管2の上面より取外
す。以上の工程により、本管1内の流体を遮断すること
なく、接続管2への分岐管15の取付を行うことができ
る。
【0041】次に本発明の第2実施例を、図5を参照し
て説明する。
【0042】この実施例では、ベース板17の上面に接
続管2の管軸と直行する方向を向くあり型のガイドレー
ル45に側方に摺動可能として嵌合し、仕切弁装置8の
中心が接続管2の管軸中心と整合する位置(図示実線の
位置)と、プラグ挿入装置22の中心が接続管2の管軸
中心と整合する位置(図示想像線の位置)との間を、接
続管2と直行する方向に往復移動しうるようにしたもの
である。
【0043】仕切弁装置8は又はプラグ挿入装置22が
管軸中心と整合しているときには、第1実施例と同様、
ボディ部23aに設けたストッパ杆30により、側方に
移動するのが拘束されるようになっている。
【0044】この第2実施例においても、上記と同様の
要領で分岐管を取付けることができる。
【0045】以上説明したように、第1第2実施例の装
置を用いると、取付装置23全体を回転させるか、又は
側方にスライドさせるだけで、接続管2内の流路の遮断
と、その後の挿入孔6へのプラグ43の挿入とを連続的
に行うことができるので、作業性及び作業能率が著しく
向上する。
【0046】また、仕切弁装置8を取外したりすること
なく、プラグ43を容易かつ迅速に挿入しうるので、ガ
ス等の流体が外部に漏出することもない。
【0047】さらに、接続管2に挿入孔6が2個以上設
けられていても、仕切弁装置8のネジ杆34や弁体37
等、及びプラグ挿入装置22のプラグ支持杆40やプラ
グ43等を、挿入孔6の数に対応して並設するのみで、
容易に適用することができる。
【0048】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
【0049】例えば、接続管2の厚肉部2aの上下寸法
及び大きさを大とし、この厚肉部2a上に取付装置23
全体を回転又はスライド可能に取付け、ベース板17を
省略することもある。
【0050】本発明は、従来のような挿入孔6が1個の
ものにも適用し得るのは勿論である。
【0051】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0052】(a)本発明の請求項1および5の発明に
よれば、1つの装置により、接続管の流路の遮断と挿入
孔へのプラグの挿入とを連続的に行いうるので、作業性
が向上し、分岐管の取付作業が短時間で済む。 (b)プラグの挿入を容易かつ迅速になしうるので、流
体が外部へ漏出するのが防止される。
【0053】(c)請求項2の発明によると、流体の圧
力等に対応して、流体の遮断性を向上させたり、挿入孔
の選択使用が可能となる。
【0054】(d)請求項3の発明によると、ネジ杆の
回転によりスリーブが昇降するので、仕切弁装置の上下
寸法を小とすることができる。
【0055】(e)請求項4の発明によると、仕切弁装
置及びプラグ挿入装置を接続管の挿入孔の軸線に整合さ
せる作業が容易となり、挿入孔への弁体の挿脱作業及び
プラグの挿入作業を簡単に行うことができる。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における仕切弁装置が接続
管の中心と整合した状態を示す一部切欠側面図である。
【図2】同じく図1におけるII−II線に沿う縦断正
面図である。
【図3】同じくプラグ挿入装置が接続管の中心と整合し
た状態を示す一部切欠側面図である。
【図4】同じく図3におけるIV−IV線に沿う縦断正
面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す一部切欠側面図であ
る。
【図6】従来例における本管に継手を装着する工程を示
す縦断面図である。
【図7】同じく接続管に仕切弁装置と穿孔装置を取付け
た状態を示す縦断面図である。
【図8】同じく本管に分岐孔を穿孔したのち、接続管を
仕切弁により遮断した状態を示す縦断面図である。
【図9】同じく分岐管を接続した状態を示す縦断面図で
ある。
【図10】同じく仕切弁装置を取外したのち、挿入孔に
プラグを取付けた状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 本管 2 接続管 2a 厚肉部 3 半割継手 4、5 フランジ 6 挿入孔 7 仕切弁 8 仕切弁装置 9 カッター 10 センタリングドリル 11 穿孔装置 12 分岐孔 13 切断片 14 昇降杆 15 分岐管 16 プラグ 17 ベース板 18 締付具 19 ボルト 20 ナット 21 ピン 22 プラグ挿入装置 23 取付装置 24 テフロンシート 25 支軸 26 ダブルナット 27 軸受 28 パッキン 29 圧縮コイルバネ 30 ストッパ杆(係止手段) 31 係止孔 32 ハンドル 33 ケース 34 ネジ杆 35 スリーブ 36 弁保持体 37 弁体 37a 弾性シール枠 37b 薄板 38 支持板 39 ガイド筒 40 プラグ支持杆 41、42 プラグ案内孔 43 プラグ 44 シール部材 45 ガイドレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久木田 真平 千葉県市川市市川南2丁目8番地8号 京葉瓦斯株式会社内 (72)発明者 中江 淳也 千葉県市川市市川南2丁目8番地8号 京葉瓦斯株式会社内 (72)発明者 和田 弘之 千葉県市川市市川南2丁目8番地8号 京葉瓦斯株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−73628(JP,A) 特公 昭48−16929(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 41/00 - 41/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が流通する本管の外周壁に、本管と
    ほぼ直行する方向を向く接続管を備える継手を装着し
    て、本管に接続管と連通する分岐孔を穿設し、接続管の
    上面適所に穿設された挿入孔より挿入した弁体により、
    接続管の流路を一時的に遮断して、接続管に分岐管を接
    続するようにした分岐管の取付装置であって、 前記接続管における挿入孔が穿設された部分に、挿入孔
    に挿脱可能で、かつ流路内において拡張して流路を閉塞
    可能な可撓性の弁体を昇降杆の下端に備える仕切弁装置
    と、昇降可能な支持杆の下端に前記挿入孔を密栓しうる
    プラグを着脱可能として装着したプラグ挿入装置とを、
    接続管とほぼ直行する軸廻りに回転可能、又は接続管の
    側方にスライド可能として密封、かつ着脱可能に設け、
    これら仕切弁装置とプラグ挿入装置とを所定角度回転さ
    せるか、又は一側方にスライドさせることにより、前記
    昇降杆の軸線と支持杆の軸線とのいずれか一方が交互に
    挿入孔の軸線と整合するようにしたことを特徴とする分
    岐管の取付装置。
  2. 【請求項2】 接続管に複数の挿入孔が穿設され、かつ
    仕切弁装置とプラグ挿入装置におけるそれぞれの昇降杆
    と弁体、及び支持杆とプラグとが、前記挿入孔と対応し
    て複数並設されていることを特徴とする分岐管の取付装
    置。
  3. 【請求項3】 昇降杆が、ネジ杆とこれに螺合されたス
    リーブとからなり、ネジ杆を回転させることによりスリ
    ーブがネジ送りされて、弁体が昇降されるようになって
    いる請求項1又は2に記載の分岐管の取付装置。
  4. 【請求項4】 昇降杆と支持杆との軸線のいずれか一方
    が挿入孔の軸線と整合した位置で仕切弁装置とプラグ挿
    入装置の回転又はスライドを拘束する係止手段が設けら
    れている請求項1ないし3のいずれかに記載の分岐管の
    取付装置。
  5. 【請求項5】 流体が流通する本管の外周壁に、本管と
    ほぼ直行する方向を向くとともに挿入孔を有する接続管
    を備える継手を装着し、次に常時外気と密封状態で交互
    に前記挿入孔を覗く弁体とプラグとを内装した取付装置
    を、その弁体が挿入孔に臨むように前記接続管に一時的
    に固定し、続いて接続管からカッターにより本管に分岐
    孔を穿設して少なくともカッターを挿入孔後方まで取り
    出した後、前記弁体を挿入して接続管の流路を遮断し、
    前記接続管に分岐管を接続した後、前記弁体を抜出し、
    次にプラグを挿入孔に臨ませ前記挿入孔をプラグで密栓
    し、その後前記取付装置を接続管から取外すことを特徴
    とする分岐管の取付方法。
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