JP3172904U - 有料ロッカー - Google Patents

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Abstract

【課題】停電時にもロッカー扉を速やかに解錠できるIC式の有料ロッカーを提供する。
【解決手段】物理キーKによって回動するキーシリンダー7に従動するロック片9と、ロック片の動きを許容または制限する可動ストッパ5を各庫に備える。可動ストッパをアクチュエータ装置(ソレノイド装置)45を介して駆動する。アクチュエータ装置45は、タッチパネル式のモニタを備える管理装置を介して金銭の支払いがあったたときに、施錠ができる状態に可動ストッパ5を駆動する。
【選択図】図3

Description

本考案は、有料ロッカーに係り、とくにICカードを利用できる管理装置を備えるIC式ロッカーでありながら、物理キーを用いて施解錠を行うハイブリッド型の有料ロッカーに関する。
従来の有料ロッカーは、硬貨を各庫のコイン投入口に入れて施錠および解錠を行う機械式コインロッカーが主流であった。このタイプの有料ロッカーは、各庫体の扉の施解錠を物理キーを用いて行った(例えば特許文献1)。
図6は、硬貨を投入してロッカー扉の施解錠を行うコインロッカーのロック機構を示す原理図である。これは、硬貨投入口1から硬貨(例えば100円硬貨)を投入すると、検銭器2において硬貨の大きさを判定し、適性であるときは後段へ通過させる。通過した硬貨は、ガイド板3に沿って下降し硬貨受軸4の上に載る。硬貨受軸4は、可動ストッパ5の端部に設けられており、硬貨が載ると、可動ストッパ5は、その重みによって回転軸Qを中心として回動する。硬貨受軸4と反対側の端部には、ストッパ本体6を設けてある。適当枚数の硬貨が投入され、硬貨受軸4に所定の重みがかかると、ストッパ本体6は、重みに応じて上方へ移動する。
一方、物理キーKをキーシリンダー7に差し込んで回動させると、キーシリンダー7に従動する駆動片8が、ロッカー扉の施解錠を行うロック片9を駆動するようになっている。なお、駆動片8とロック片9は、図示しないリンクを介して接続することが多い。安全確保のためである。また、ロック片9は、この図では単純な進退動をする閂(本締め方式)を示したが、フック状のロック片を回動させる方式(かま錠方式)のものでも良い。
前記ストッパ本体6は、硬貨が投入されて上方へ移動したときに、駆動片8(リンクを使っている場合は当該リンクを含む)を介したロック片9の施錠/解錠操作を可能とするものであり、硬貨が投入されていない状態でストッパ本体6が下方の位置(非利用位置)にあるときは、駆動片8の動きを妨げてロック片9が進退動(または回動)しないように機能する。
このような硬貨投入式のコインロッカーに代わり、近時、一つの管理装置によってロッカー扉9の施解錠を行う有料ロッカー(IC式コインロッカー)が普及するようになった(例えば特許文献2)。これは、図7に示すように、各庫体にはコイン投入口を設けず、管理装置10に操作手順を表示するタッチパネル式のモニタ画面11を設けるとともに、ICカードのデータを読み取る読取装置12を設け、特定のロッカー庫体について金銭の支払いがあったときに、当該庫体のロック装置を電気的に駆動し、施解錠を行うものである。このタイプの有料ロッカーは、ソレノイド装置やモータ装置を介して施解錠を行うので、物理キーは使用しない。従って、各庫体には、物理キーの差し込み口や物理キーによって回動するキーシリンダー等の機械式ロック機構は設けない。現金利用の要請も少なくないため、紙幣の取込口15、硬貨の投入口16、釣銭返却口(図示せず)を設ける場合が多い。17は、レシートの発行口である。ここから発行されるレシートに記載されたバーコード等の印刷コード、または解錠番号を用いて解錠する。印刷コードを利用する場合は、光学的なコードの読取部18を利用し、解錠番号を入力するときはモニタ画面11を利用する。
IC式コインロッカーは、金銭支払い機能をもったICカードを携帯していれば、硬貨を必要とせずにスピーディに利用できる利点があるため、地下鉄やJRなどの公共交通機関で使用可能なICカードの利用者には好評である。
特開平07−239965 特開2008−250876
従来の有料ロッカーの問題は、次の通りである。
まず、各庫体にコインを投入するタイプの機械式コインロッカーは、各庫体のコイン収納部に硬貨が貯まってゆくため、盗難の危険があり、頻繁に利用料金の徴収作業を行う必要があった。コイン回収の管理作業のため、人件費が高くなるなど有料ロッカーの設置者/管理者の利益率は低くなる。
次に、IC式コインロッカーは、管理装置に貯まる硬貨が少ないため、盗難の危険が低減され、コイン回収の管理作業も簡易となり、有料ロッカーの設置者/管理者の利益率は向上する。
しかしながら、IC式コインロッカーは、機械式コインロッカーにはなかった新しい問題を惹起する。
第一に、長時間の停電時に、ロッカー扉を開けることが出来なくなるという問題である。各庫体のロッカー扉はアクチュエータ装置(ソレノイド装置やモータ装置等)を使ってロック片を駆動しているため、電源供給が停止するとロック片を駆動できない。従って、ロッカー扉を開けることは不可能となる。
実際、2011年3月11日に発生した東日本大震災のおりには、例えば仙台市などで長期にわたる停電が発生したが、このときJR駅や空港等に設置したIC式コインロッカーの扉が開かなくなった。ロッカー管理者は、各庫体のロックを解除するためのキー番号を解読した後、ロックの強制解除を行うなど、多大な日数を要して扉を開き、ロッカー利用者に対して連絡を取り、荷物を宅配する等の措置をとった。
第二に、IC式コインロッカーは、一つの管理装置を介して各庫体の施解錠を行うので、利用者が重なると、利用者の速やかな施解錠操作が妨げられる問題がある。荷物を預ける者は比較的時間的な余裕をもっている場合が多いが、鉄道利用や航空機利用の場合など、出発時間が切迫しているときに荷物を取り出す場合、先の利用者が施解錠操作に時間がかかっていると、場合によっては列車に乗り遅れる等、大きな問題を惹起する。
そこで本考案の目的は、管理装置を介した金銭徴収を可能としつつ、管理装置を介することなく各庫体の扉を速やかに解錠できる有料ロッカーを提供することにある。
前記目的を達成するため、本考案に係る有料ロッカーは、物理キーを挿入したキーシリンダーの回動操作によって駆動されるロック片と、このロック片の動きを許容または制限する可動ストッパとを各庫に備える有料ロッカーであって、前記可動ストッパを駆動するアクチュエータ装置と、当該アクチュエータ装置を駆動制御する管理装置とを設け、当該管理装置は、金銭の支払い機能を備えるICカードに基づく金銭徴収処理を行うICデータ処理部と、現金に基づく金銭徴収処理を行う現金処理部とを備えるとともに、前記ICデータ処理部および当該現金処理部のいずれか一方からのOK信号に基づき、金銭の支払いがあった庫体の前記アクチュエータ装置を駆動する施錠制御部を備える(請求項1)。
かかる構成によれば、利用代金の支払いが行われたときにICデータ処理部または現金処理部からのOK信号に基づいて、施錠制御部がアクチュエータ装置を施錠方向に駆動する。これにより、非使用時にはロック片の動きを拘束している可動ストッパは、キーシリンダーの回動に従動するロック片の施錠方向への移動を許容する(制限を解除する)。このため、利用者は、ICカードまたは現金によって利用料金を支払えば、従来の硬貨投入式コインロッカーと同様に、物理キーを回動することによってロッカー扉をロックすることが出来る。
また、解錠するときも、物理キーを使ってキーシリンダーを回動させれば、ロック片が解錠方向に移動してロッカー扉が開く。物理キーを用いるので、停電が生じたときも利用者は物理キーを使ってロッカー扉を開くことが出来る。解錠時は管理装置を使用しないので、荷物を取り出す利用者が重なってもロッカー扉は独立して開けることが出来るので、鉄道駅等における混乱を解消することが出来る。ICカードによる支払い分が多いため、一般のIC式コインロッカーと同様に現金の回収作業等の煩わしさは確実に軽減できる。
管理装置は、タイマ装置と解錠制御部とを備え、前記タイマ装置は、庫体の使用開始からの経過時間が閾値を超えたときに、解錠制御部を介し、該当する庫体のアクチュエータ装置を駆動してロック片の解錠動作を禁止する場合がある(請求項2)。
タイマ装置と解錠制御部を設けることにより、基本料金の使用時間を超過した庫体について、延長分の利用代金を得ることが出来る。解錠制御部は、一般の有料ロッカーと異なり、アクチュエータ装置を介して可動ストッパを駆動する。
延長利用時には、タイマ装置の機能により、可動ストッパがロック片の解錠動作を禁止するポジションに位置するため、この状態では、物理キーを用いてロッカー扉を開けることは出来ない。このような場合に長時間停電が発生したときは、物理キーの紛失時に対応するマスターキーを用いれば、ロッカー扉を開けることは可能である。有料ロッカーに機械式ロックを使用する場合は、物理キーの紛失に備えて、利用者用の物理キーによる施解錠機構と管理者用のマスタキーによる施解錠機構を組み合わせて設けるのが伝統的手法である。
アクチュエータ装置は、リンク機構を介して可動ストッパを駆動する場合がある(請求項3)。
ソレノイド装置または小型モータ等のアクチュエータ装置は、可動ストッパを直接駆動しても良い。しかしながら、メンテナンス点検時などの作業時において、硬貨投入式コインロッカーの機構ユニットを床に落としたり、ぶつけたりして、精密な内部機構にダメージを与える場合が少なくない。また、微細なほこりやゴミが内部機構に侵入して経年ダメージを生じさせる。従って、可動ストッパをアクチュエータ装置によって直接駆動する構成としておくと、アクチュエータ装置の正常動作が妨げられ、信頼性の確保が困難化しやすい。一方、可動ストッパとアクチュエータ装置とをリンク機構を介して接続させておけば、動きに余裕をもたせることが出来るので、衝撃や微小塵芥に起因する挙動の不安定を防止することが出来る。
本考案に係る有料ロッカーによれば、管理装置を介した金銭徴収が可能であり、管理装置を介することなく物理キーを用いて各庫の施解錠を行うことが出来る。このため、電子的料金徴収により管理上の事務作業効率を向上できる一方で、物理キーを用いた独立の施解錠が出来、利用者が重なった場合でも、各自が速やかに荷物の取り出しを行うことが出来る。
実施形態に係る有料ロッカーの外観を例示する図である。 実施形態に係る管理装置の構成例を示すブロック図である。 実施形態に係る可動ストッパまわりの構成例を示す図である。 実施形態に係る管理装置の第二の構成例を示すブロック図である。 実施形態に係る可動ストッパまわりの第二の構成例を示す図である。 従来の硬貨投入式コインロッカーのロック機構を例示する図である。 従来のIC式コインロッカーの外観を例示する図である。
図1に示すように、本考案に係る有料ロッカーは、硬貨投入式のコインロッカーとIC式ロッカーとを組み合わせたような外観構成に設計される。21はロッカー扉、22は把手、23は物理キーの差込口、24はマスターキーの差込口、30は管理装置である。
管理装置30は、見かけ上、例えば、タッチパネル式のモニタ画面31、ICカードのデータを読み取る光学式のICカード読取部32、紙幣の取込口33、硬貨の投入口34を備える。両替機を近傍に配する場合は、紙幣の取込口33は設ける必要がない。また、旧来のIC式コインロッカーと異なり、レシートの発行口を設ける必要はない。従来は、レシートに解錠に必要なバーコード等の印刷コードや解錠番号(暗証番号)をプリントして発行していたが、本考案に係る有料ロッカーは、解錠のためのコードや暗証番号は必要がないからである。
図2は、管理装置30の構成をより具体的に例示するものである。31−2は、モニタ画面31の表面に装着させる透明の操作シート(位置検出装置)である。タッチパネルを構成する操作シート31−2は、静電容量式、圧電検知式(表面弾性波式)など各種あるが、いずれのタイプのものでも使用できる。41は、モニタ画面31に表示する操作手順画像のデータを格納した操作手順処理部である。操作シート31−2からの信号に基づいて表示画像を切り替え、利用手順を案内する。
42は、金銭の支払い機能を備えるICカードに基づく金銭徴収処理を行うICデータ処理部である。光学式のICカード読取部32からの読取データに基づいて、金銭の引き落とし処理を行い、決済処理後に後段へOK信号を送出する。43は、現金に基づく金銭徴収処理を行う現金処理部である。紙幣の取込口33から挿入された紙幣または硬貨の投入口34から投入された硬貨が、適正で必要額に達したときに後段へOK信号を送出する。
44は、ICデータ処理部42および現金処理部43のいずれか一方からのOK信号に基づき、金銭の支払いがあった庫体のアクチュエータ装置、例えばソレノイド装置45を施錠方向に駆動する施錠制御部である。施錠方向に駆動されたソレノイド装置45は、ロッカー庫体に配した可動ストッパ5を駆動し、利用開始の指定があったロッカー扉21のロック片9を施錠できる状態(ストッパ解除状態)にする。
図3は、ソレノイド装置45によって駆動する可動ストッパ5まわりの構成を例示するものである。可動ストッパ5まわりの構成は、硬貨投入式の旧来のコインロッカーのロック構造を使用して構わない。すなわち、硬貨受軸4、可動ストッパ5、ストッパ本体6、回転軸Q、キーシリンダー7、駆動片8、ロック片9等の構成は、硬貨投入式コインロッカーの構造をそのまま使用できる。
従来の機械式コインロッカーでは、硬貨受軸4に硬貨が載ることを予定したが、本考案に係る有料ロッカーは、硬貨の重みによる可動ストッパ5の駆動に代えてソレノイド装置45による可動ストッパ5の駆動を行う。このため、本考案に係る有料ロッカーでは、各庫体の縦桟(物理キーKの差込口23のユニット)には硬貨の投入口を設けない。ソレノイド装置45は、硬貨の重みによって回動した可動ストッパ5の回動量を、直接機構またはリンクを用いた間接機構によって実行し、料金の支払いがあったロッカー扉21の可動ストッパ5を駆動する。
従って、かかる有料ロッカーによれば、利用者が選択したロッカー扉21について、ICカードまたは現金による料金の支払いがあったときに、ICデータ処理部42または現金処理部43のいずれか一方からOK信号が後段へ送出されるので、この許可信号(OK信号)に基づいて施錠制御部44が、金銭の支払いがあった庫体のソレノイド装置45を施錠方向に駆動する。これにより、可動ストッパ5が駆動され、可動ストッパ5に連動するストッパ本体6が、キーシリンダー7に従動する駆動片8の制限を解除して、物理キーKを用いた施錠を可能とする。利用者は、従来の硬貨投入式コインロッカーと同じ要領で施錠を行えば良い。IC式コインロッカー(キーレスロッカー)のようにレシートを受け取る等の煩雑な手順を踏まなくても良いので、不慣れな者でも簡単に利用できる。
電源供給が遮断されたときも物理キーKを用いた解錠操作ができるので、長時間の停電事故が起きた場合でも、利用者は各自の荷物の取り出しを行うことが出来る。また、複数の利用者が同時タイミングで重なった場合も、各利用者は物理キーKを用いてロッカー扉21を随時開くことが出来るので、ひとつのロッカー扉21の施解錠しか操作できない集中管理システムの弊害を解消することが出来る。
また、集中管理システムを用いたIC式コインロッカーは、とくに年配者には使用方法が難しく感じられるため利用方法に関する苦情や問い合わせが少なくなかったが、物理キーKを用いた施錠、解錠を行うため、対応する管理者の煩雑も軽減できる。
図4は、利用開始からの経過時間に応じた料金徴収を行えるよう、タイマ装置50を設けたものである。これに伴い、タイマ装置50の計測時間が所定の閾値を超えたときに、タイマ装置50からの信号に基づいて物理キーKによる解錠を制限する解錠制御部51を設ける。
解錠制御部51は、図5にも示すように、タイマ装置50からの起動信号に基づき、ソレノイド装置45を介して、利用時間を超過した庫体の可動ストッパ5を駆動し、駆動片8の解錠方向への移動を阻止する。
一方、タイマ装置50は、操作手順処理部41に対して、利用時間を超過した庫体のロッカー番号と、超過分の料金データを送出する。
好ましくは、利用者が物理キーKを用いて解錠しようとしたときに、利用時間の超過があったときは、操作手順処理部41を介して管理装置30のスピーカ装置(図示せず)から料金不足に関する音声メッセージを発生させ、その旨をモニタ画面31に表示する。利用者が、ICカードまたは現金によって不足料金を支払ったときは、ICデータ処理部42および現金処理部43のいずれか一方からのOK信号に基づき、金銭の支払いがあった庫体のソレノイド装置45が施錠制御部44によって駆動方向に駆動される。利用者は、不足料金を適宜の方法で支払った後、物理キーKを用いてロッカー扉21を解錠する。
従って、かかる構成によれば、タイマ装置50および解錠制御部51によって、利用時間の超過分の利用代金を徴収できる。所定の利用時間を超過したときは、ロッカー扉21の解錠が制限され、不足分の料金が支払われたときに、施錠制御部44を介してソレノイド装置45が可動ストッパ5を解錠方向へ移動させ、ロッカー扉21を解錠可能とするからである。タイマ装置50の時間計測は、例えば、ロッカー扉21が施錠されたときから開始させることが出来る。
時間を超過して利用されているロッカーがあった場合に停電が生じた場合でも、管理者は、マスターキーを用いてロッカー扉21を開くことが出来るので、停電時の給電停止による問題は生じない。
ソレノイド装置45は、リンク機構を介して可動ストッパ5を駆動することが望ましい。直接駆動も可能であるが、リンクを用いて構成する方が信頼性を確保しやすいからである。
また、小型モータも本考案に係るアクチュエータ装置として使用できる。モータ装置を用いる場合は、直接駆動方式のほかに、例えば、歯車装置またはリンク機構あるいはそれらの組み合わせによって可動ストッパ5を駆動することが出来る。
本考案に係る有料ロッカーで使用するロック片9は、本締めロック用の閂または鎌錠式のフックとすることが出来る。硬貨投入式のコインロッカーにおいては、閂またはフックが用いられるが、本考案に係る有料ロッカーは、いずれのタイプのロック片9にも適用可能である。ロック片9をソレノイド装置45によって直接駆動するのではなく、ロック片9の動きを制限または制限解除する可動ストッパ5を駆動する間接的な制御方式としたので、従来からある硬貨投入式コインロッカーのロックユニットを用いての装置構成が可能であり、製造コストの上昇を抑えることが出来る。
4 硬貨受軸
5 可動ストッパ
6 ストッパ本体
7 キーシリンダー
8 駆動片
9 ロック片
21 ロッカー扉
22 把手
23 (物理キーの)差込口
24 (マスターキーの)差込口
30 管理装置
31 モニタ画面
31−2 操作シート(位置検出装置)
32 ICカード読取部
33 紙幣の取込口
34 硬貨の投入口
41 操作手順処理部
42 ICデータ処理部
43 現金処理部
44 施錠制御部
45 ソレノイド装置(アクチュエータ装置)
50 タイマ装置
51 解錠制御部
K 物理キー
Q 回転軸

Claims (3)

  1. 物理キーを挿入したキーシリンダーの回動操作によって駆動されるロック片と、
    このロック片の動きを許容または制限する可動ストッパとを各庫に備える有料ロッカーであって、
    前記可動ストッパを駆動するアクチュエータ装置と、
    当該アクチュエータ装置を駆動制御する管理装置とを設け、
    当該管理装置は、
    金銭の支払い機能を備えるICカードに基づく金銭徴収処理を行うICデータ処理部と、
    現金に基づく金銭徴収処理を行う現金処理部とを備えるとともに、
    前記ICデータ処理部および当該現金処理部のいずれか一方からのOK信号に基づき、金銭の支払いがあった庫体の前記アクチュエータ装置を駆動する施錠制御部を備えることを特徴とする有料ロッカー。
  2. 管理装置は、タイマ装置と解錠制御部とを備え、
    前記タイマ装置は、庫体の使用開始からの経過時間が閾値を超えたときに、解錠制御部を介し、該当する庫体のアクチュエータ装置を駆動してロック片の解錠動作を禁止することを特徴とする請求項1記載の有料ロッカー。
  3. アクチュエータ装置は、リンク機構を介して可動ストッパを駆動することを特徴とする請求項1または請求項2記載の有料ロッカー。
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