JP3172899U - ロック機構付きバックル - Google Patents

ロック機構付きバックル Download PDF

Info

Publication number
JP3172899U
JP3172899U JP2011006348U JP2011006348U JP3172899U JP 3172899 U JP3172899 U JP 3172899U JP 2011006348 U JP2011006348 U JP 2011006348U JP 2011006348 U JP2011006348 U JP 2011006348U JP 3172899 U JP3172899 U JP 3172899U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper box
buckle
push
band
push button
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2011006348U
Other languages
English (en)
Inventor
浩司 高橋
Original Assignee
株式会社バンビ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社バンビ filed Critical 株式会社バンビ
Priority to JP2011006348U priority Critical patent/JP3172899U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3172899U publication Critical patent/JP3172899U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Buckles (AREA)

Abstract

【課題】プッシュボタン式バックルのプッシュボタンが外部からの接触を受けて意図せずにバックルが外れてしまわないように、プッシュボタンをロックするロック機構付バックルを提供する。
【解決手段】バックル20を構成する上箱30は、バンド80の一端に取り付けられる上箱本体40と、バンド85の他端に取り付けられて上箱30と連結する連結部材70,75に設けられた係止用突起76を係止するための係止孔を有するプッシュボックスとを備える。プッシュボックスは、プッシュボタン51に連動してバンドの幅方向に作動する一対の突状部を反係止孔側に有し、上箱本体40とプッシュボックスの間に介在してバンドの長手方向にスライドするロック部材が、一対の突状部の間に挿入可能な突起片を備えることで、プッシュボタン51の操作を規制しプッシュボタン51をロックできる。
【選択図】図1

Description

本願考案は、バンドの着脱のために用いられるプッシュボタン式バックルに関するものである。
腕時計バンドのバックルとして広く普及してるプッシュボタン式バックルは、プッシュボタンの操作によってバンドの着脱が行われるが、そのプッシュボタンが外部からの接触を受けて意図せずにバックルが外れてしまうという危険性を有していた。これを防止するために、特許文献1などの技術が開発されてきた。
特開平7−289316号公報
特許文献1に開示された技術は、図6に示すように、プッシュボタン13を備える上蓋12を覆った状態に被せられる安全蓋14を具備することで、プッシュボタン13が外部からの接触を物理的に受けないようにするものである(符号は、図6に示す特許文献1の図面に関するもの)。
これに対して、本願考案者は、特許文献1などの従来の技術とは全く異なる発想・技術でこれまでにない新規なバックル構造を提供することを目的として、本願考案を完成するに至った。
本願考案の内容は、以下の通りである。
第1の考案は、バンドの着脱のために用いられるプッシュボタン式のバックルであって、バックルを構成する上箱は、バンドの一端に取り付けられる上箱本体と、バンドの他端に取り付けられて上箱と連結する連結部材に設けられた係止用突起を係止するための係止孔を有するプッシュボックスとを備えて、プッシュボックスは、上箱本体の両側面部から表出する一対のプッシュボタンに連動して係止孔での係止用突起の係止を制御するとともに、プッシュボタンに連動してバンドの幅方向に作動する一対の突状部を反係止孔側に有し、上箱本体とプッシュボックスの間に介在してバンドの長手方向にスライドするロック部材が、一対の突状部の間に挿入可能な突起片を備えることで、プッシュボタンの操作を規制しプッシュボタンをロックすることを特徴としたロック機構付きバックルである。
第2の考案は、ロック部材が、上箱本体の上面部に表出してロック部材のスライドを操作する操作部を備えることを特徴とした同ロック機構付きバックルである。
第3の考案は、上箱本体が、ロック部材との接触面にロック部材の凸部と嵌合可能な凹部を備えるとともに、その凹部はロック部材がプッシュボタンをロックする位置とロックしない位置の2箇所に設けることを特徴とした同ロック機構付きバックルである。
第4の考案は、上記ロック機構付きバックルを備えることを特徴とした時計バンドである。
第5の考案は、上記時計バンドを備えることを特徴とした腕時計である。
本願考案によれば、以下のような効果を有する。
(1)上箱本体とプッシュボックスの間に介在するロック部材がバンドの長手方向にスライドすることで、ロック部材の突起片がプッシュボックスに設けられた一対の突状部の間に挿入し、一対の突状部と連動するプッシュボタンの操作が規制されてプッシュボタンをロックすることができるようになる。
(2)ロック部材が、上箱本体の上面部に表出してロック部材のスライドを操作する操作部を備えることで、プッシュボタンのロックを「かける(ON)」又は「かけない(OFF)」とするためのスライドを簡易且つ確実に実施できる。
(3)上箱本体が、ロック部材との接触面にロック部材の凸部と嵌合可能な凹部を備えるとともに、その凹部はロック部材がプッシュボタンをロックする位置とロックしない位置の2箇所に設けることで、ロック部材の凸部がプッシュボタンをロックする位置とロックしない位置の各凹部で嵌合する。そして、そのクリック感でロック部材が両位置を確実に認識できるとともに両位置で確実に維持・固定できる。
本願考案に係る実施形態を示す説明図(全体斜視図)。 本願考案に係る実施形態を示す説明図(上箱底面図)。 本願考案に係る実施形態を示す説明図(上箱分解図)。 本願考案に係る実施形態を示す説明図(プッシュボックス分解図)。 本願考案に係る実施形態を示す説明図(上箱平面図)。 従来技術(特許文献1)に関する説明図(全体斜視図)。
本願考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本願考案「ロック機構付きバックル」に係る実施形態を全体斜視図で図示したものである。
ロック機構付きバックル(以下「バックル」という)20は、上箱30とこれに三折り状態で連結可能な連結部材(中板70,下板75)とで構成されている。なお、符号80,85はバックル20を取り付けているバンドである。
図2は上箱30を底面から図示した底面図であり、図3は図2の底面図から上箱30を分解した分解斜視図である。
図示するように、上箱30は、上箱本体40とプッシュボックス50とロック部材60とを備えている。
上箱本体40は断面略コ字形をしており、バンド80の一端に取り付けられる。また、プッシュボックス50は上箱本体40の両側面部42に設けられたボタン孔43から表出する一対のプッシュボタン51を有するとともに、下板75に設けられた係止用突起76を係止するための係止孔55を有する。
図4は、プッシュボックス50の分解斜視図である。
図4(a)に図示するように、プッシュボックス50はプッシュボタン51を構成する先端鉤形形状のボタン用板材52,52をスプリング58によって付勢状態で組み合わせ、これをカバー部材59でカバーしている。そして、係止孔55に挿入された係止用突起76は、ボタン用板材52の鉤形部53に挟まれて係止状態となる。一方、プッシュボタン51を押すとボタン板52の鉤形部53は相互に離反し係止状態が解除されて、係止用突起76は係止孔55から外れることになる(プッシュボタン51に連動して係止孔55での係止用突起76の係止を制御する)。
また、プッシュボックス50は、同じスプリング58によって略L字形部材を付勢状態で組み合わせて、係止孔55と反対側に突状部57を設けている。この突状部57は、プッシュボタン51に連動してバンド80,85の幅方向に作動する。すなわち、プッシュボタン51を押すとプッシュボタン51の押された方向に突状部57も作動して、突状部57と突状部57が接近する。プッシュボタン51を押すことを止めると元の付勢状態に戻り、突状部57と突状部57が離反する。
図5は、上箱30を平面から図示した平面図である。なお、ここではロック部材60とプッシュボックス50(特に突状部57)の動作が重要であるので、上箱本体40を透視した一部透視図になっている。
図3に図示したロック部材60は、上箱本体40とプッシュボックス50の間に介在してバンド80,85の長手方向にスライドするとともに、一対の突状部57,57の間に挿入可能な突起片61をその一端に備えている。そして、図5(上図)に図示するように、突状片61が突状部57,57の間に位置しない場合は、プッシュボタン51の操作は自由に行える。
しかし、図5(下図)に図示するように、突状片61が突状部57,57の間に位置した場合は、プッシュボタン51の操作を規制し、プッシュボタン51をロックすることになる。すなわち、突状片61が突状部57,57の間に介在するので突状部57と突状部57の接近が不可能になる。従って、突状部57と連動するプッシュボタン51の作動も不可能になるためである。このプッシュボタン51のロックを解除するためには、ロック部材60を反突状部側へスライドさせて、突状片61が突状部57,57の間に介在しない状態(図5上図)にすればよい。
ロック部材60は、上箱本体40の上面部41に表出してロック部材60のスライドを操作する操作部62を備えるとよい(図1及び図3等参照)
また、上箱本体40は、ロック部材60との接触面にロック部材60の凸部63と嵌合可能な凹部44を備えるとよい。ここで、その凹部44はロック部材60がプッシュボタン51をロックする位置とロックしない位置の2箇所に設けるとよい。
本願考案は、時計バンドや装身具のバンドの他、ものを締結する際に用いられるバンド・ベルト類などにも幅広く利用できるものである。
20 ロック機構付きバックル(バックル)
30 上箱
40 上箱本体
41 上面部
42 側面部
43 ボタン孔
44 凹部
50 プッシュボックス
51 プッシュボタン
52 ボタン用板材
53 鉤形部
55 係止孔
57 突状部
58 スプリング
59 カバー部材
60 ロック部材
61 突起片
62 操作部
63 凸部
70 中板(連結部材)
75 下板(連結部材)
76 係止用突起
80 バンド
85 バンド

Claims (5)

  1. バンドの着脱のために用いられるプッシュボタン式のバックルであって、
    バックルを構成する上箱は、バンドの一端に取り付けられる上箱本体と、バンドの他端に取り付けられて上箱と連結する連結部材に設けられた係止用突起を係止するための係止孔を有するプッシュボックスとを備えて、
    プッシュボックスは、上箱本体の両側面部から表出する一対のプッシュボタンに連動して係止孔での係止用突起の係止を制御するとともに、プッシュボタンに連動してバンドの幅方向に作動する一対の突状部を反係止孔側に有し、
    上箱本体とプッシュボックスの間に介在してバンドの長手方向にスライドするロック部材が、一対の突状部の間に挿入可能な突起片を備えることで、プッシュボタンの操作を規制しプッシュボタンをロックすることを特徴としたロック機構付きバックル。
  2. ロック部材は、上箱本体の上面部に表出してロック部材のスライドを操作する操作部を備えることを特徴とした請求項1記載のロック機構付きバックル。
  3. 上箱本体は、ロック部材との接触面にロック部材の凸部と嵌合可能な凹部を備えるとともに、その凹部はロック部材がプッシュボタンをロックする位置とロックしない位置の2箇所に設けることを特徴とした請求項1又は2記載のロック機構付きバックル。
  4. 請求項1,2又は3記載のロック機構付きバックルを備えることを特徴とした時計バンド。
  5. 請求項4記載の時計バンドを備えることを特徴とした腕時計。
JP2011006348U 2011-10-27 2011-10-27 ロック機構付きバックル Expired - Lifetime JP3172899U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011006348U JP3172899U (ja) 2011-10-27 2011-10-27 ロック機構付きバックル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011006348U JP3172899U (ja) 2011-10-27 2011-10-27 ロック機構付きバックル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3172899U true JP3172899U (ja) 2012-01-12

Family

ID=48000207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011006348U Expired - Lifetime JP3172899U (ja) 2011-10-27 2011-10-27 ロック機構付きバックル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3172899U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103251180A (zh) * 2012-11-23 2013-08-21 裘里斯杨 扣件及具有该扣件的手表
CN110279203A (zh) * 2018-03-19 2019-09-27 卡西欧计算机株式会社 带扣及钟表
JP2020179245A (ja) * 2020-07-29 2020-11-05 カシオ計算機株式会社 中留及び時計
CN113966902A (zh) * 2020-07-22 2022-01-25 华为技术有限公司 表带扣、表带及穿戴设备

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103251180A (zh) * 2012-11-23 2013-08-21 裘里斯杨 扣件及具有该扣件的手表
CN103251180B (zh) * 2012-11-23 2015-12-23 裘里斯杨 扣件及具有该扣件的手表
CN110279203A (zh) * 2018-03-19 2019-09-27 卡西欧计算机株式会社 带扣及钟表
CN113966902A (zh) * 2020-07-22 2022-01-25 华为技术有限公司 表带扣、表带及穿戴设备
WO2022017332A1 (zh) * 2020-07-22 2022-01-27 华为技术有限公司 表带扣、表带及穿戴设备
CN113966902B (zh) * 2020-07-22 2023-01-13 华为技术有限公司 表带扣、表带及穿戴设备
JP2020179245A (ja) * 2020-07-29 2020-11-05 カシオ計算機株式会社 中留及び時計
JP7067591B2 (ja) 2020-07-29 2022-05-16 カシオ計算機株式会社 中留及び時計

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3172899U (ja) ロック機構付きバックル
US8240011B2 (en) Device for fastening interchangeable watchstraps with sliding lock mechanism
WO2002074124A9 (fr) Dispositif de reglage de la longueur d'une parure en forme de bande
US9961970B2 (en) Watch and band thereof
JP2006204691A (ja) ヘルメット用ヘッドバンドのバックル構造
JP4407657B2 (ja) 時計のボタン構造およびこれを備えた時計
TW201138668A (en) Portable object with an interchangeable bracelet or strap
CN103284415A (zh) 设有扣钩结构的腕表
JP2016000236A (ja) 腕時計用ベルトまたは衣服のベルト用のクラスプ
KR101825925B1 (ko) 케이스의 잠금 장치 및 이를 가지는 케이스
JP2009125552A (ja) 装身具の中留構造
JP6365945B2 (ja) 留め具、バンド、および時計
KR101891202B1 (ko) 손목 시계용 밴드 연결장치
CN107692417B (zh) 表扣和手表
JP2007090046A (ja) 腕装着装置
JP2008183213A (ja) バンドのアジャスト構造
JP2006271845A (ja) バックル
KR200234608Y1 (ko) 장신구용 잠금장치
WO2013164888A1 (ja) フロントリリースバックル
JP3169153U (ja) バンドのアジャスト構造
JPS6392Y2 (ja)
KR101253837B1 (ko) 벨트용 버클
JP2018050902A (ja) 中留及び腕時計
JP3905523B2 (ja) 時計バンドのバックル
KR0122358B1 (ko) 시계밴드(band) 결합장치

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3172899

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141214

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term