JP2018050902A - 中留及び腕時計 - Google Patents

中留及び腕時計 Download PDF

Info

Publication number
JP2018050902A
JP2018050902A JP2016189516A JP2016189516A JP2018050902A JP 2018050902 A JP2018050902 A JP 2018050902A JP 2016189516 A JP2016189516 A JP 2016189516A JP 2016189516 A JP2016189516 A JP 2016189516A JP 2018050902 A JP2018050902 A JP 2018050902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
plate
end side
plate member
bottom plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016189516A
Other languages
English (en)
Inventor
龍美 市村
Tatsumi Ichimura
龍美 市村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2016189516A priority Critical patent/JP2018050902A/ja
Publication of JP2018050902A publication Critical patent/JP2018050902A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Buckles (AREA)

Abstract

【課題】爪や治具等を用いず簡易にバンド長の調整を行うことが可能な中留及び腕時計を提供する。
【解決手段】時計バンド2の中留1であって、上板部111と側板部112とを備えるカバー部材11と、第1のバンド21を介して上板部111と対向する板状部121とこの板状部121からカバー部材11内に突出し時計バンド2の係止孔部211に係止される突起部122とを備え、板状部121の一端側が連結軸15を介してカバー部材11の側板部112の一端側に回動可能に連結され、板状部121の他端側がカバー部材11の側板部112の他端側に着脱可能に係止された底板部材12と、一端側が底板部材12の板状部121の他端側に連結軸16を介して回動可能に連結された中板部材13と、一端側が第2のバンド22の自由端側に連結され、他端側が中板部材13の他端側と連結軸17を介して回動可能に連結された外板部材14とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、中留及び腕時計に関するものである。
従来、腕時計等のケースに取り付けられるバンドとして、各種の天然皮革や合成皮革等で形成され、ケースの一側に取り付けられる第1のバンドと、ケースの他側に取り付けられる第2のバンドと、を備えるものが知られている。
このようなバンドの中留(クラスプ)としては、一方のバンドに小穴を形成し、他方のバンドにツク棒が備えられた尾錠を設けて、ツク棒を小穴に係止させることで第1のバンドと第2のバンドとを連結させるものが知られている。
しかし、このような構成のバンドでは、バンドを外すためにツク棒を小穴から外した際に、第1のバンドと第2のバンドとが分離し、腕時計等を誤って落下させてしまうおそれがある。
この点、例えば特許文献1には、特に金属メッシュ等で構成された金属製バンドに用いられるフリーアジャスト中留において、バンド部分は通過できるが尾錠止板は通過できずに係止されるバンド離別防止枠を設けて、中留を外しても常にバンドが分離せずに環状を維持して腕時計等が不用意に落下しないようにした構成が記載されている。
また、中留として、第1のバンドと第2のバンドとを連結させる部分に、尾錠の代わりにDバックルと呼ばれる金属部品を取り付けたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
このような構成の中留は、複数の駒体で構成されるブレスレットタイプのバンドと同様に、三つ折れ方式又は両開き(観音開き)方式により第1のバンドと第2のバンドとを連結しており、中留を外しても常にバンドが分離せずに環状を維持することができる。
ところで、複数の駒体で構成されるブレスレットタイプのバンドの場合、バンド長がユーザの腕に合わないときには、駒体を一部取り外したり、取り付けたりすることでバンド長を調整することができる。
これに対して、皮革等で形成されたバンドではブレスレットタイプの場合のようなバンド長の調整を行うことができない。
この点、バンド自体を切断して長さを詰める等の方法を取らずにバンド長の調整を行う手法としては、上記特許文献1,2に記載されているような中留によってバンドが連結されている場合に、バンドの端部を挟み込んで係止している中留のカバー部材を開けて、バンドを移動可能な状態とし、この状態で所望の長さになるところまでバンドを移動させることが考えられる。
特開平10−127317号公報 特開2008−289638号公報
しかしながら、中留におけるカバー部材を開けたり取り外したりするためには、治具や爪等を用いる必要がある。
この点、爪等を用いる場合には、指や爪を傷つけてしまうおそれがある。また、治具を用いる場合、治具が手元にない場合にはバンド長の調整を行うことができず、ユーザが希望するときに簡易に調整を行うことができないという問題がある。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、爪や治具等を用いず簡易にバンド長の調整を行うことが可能な中留及び腕時計を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明に係る中留は、
ケースの一端側に取り付けられた第1のバンドと、前記ケースの他端側に取り付けられた第2のバンドと、を連結させるバンドの中留であって、
前記第1のバンドの幅方向に延在し前記第1のバンドの外側面上に配置される上板部と、この上板部の幅方向における両側部からそれぞれ前記第1のバンドの内側に向かって立設された一対の側板部と、を備えるカバー部材と、
前記第1のバンドを介して前記上板部と対向配置される板状部と、この板状部から前記カバー部材内に突出するように形成され前記第1のバンドを係止するバンド係止部とを備え、前記板状部における前記第1のバンドの延在方向の一端側が連結部材を介して前記カバー部材における前記第1のバンドの延在方向の一端側の前記一対の側板部に回動可能に連結され、前記板状部における前記第1のバンドの延在方向の他端側が前記カバー部材における前記第1のバンドの延在方向の他端側の前記一対の側板部に着脱可能に係止された底板部材と、
一端側が前記底板部材の前記板状部における他端側に連結部材を介して回動可能に連結された中板部材と
一端側が前記第2のバンドの自由端側に連結され、他端側が前記中板部材の他端側に連結部材を介して回動可能に連結された外板部材と、
を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、バンドの中留を、爪や治具等を用いず簡易にバンド長の調整を行うことができるという効果を奏する。
(a)は、本実施形態における腕時計の正面図であり、(b)は、(a)におけるb-b線に沿う断面図である。 本実施形態における中留の折り畳み状態の平面図である。 図2におけるIII-III線に沿う断面図である。 図3におけるIV-IV線に沿う断面図である。 図3におけるV-V線に沿う断面図である。 本実施形態における中留のバンド長調整時の展開状態を示す平面図である。 (a)及び(b)は、本実施形態における中留のバンド着脱時の展開状態を示す断面図であり、(c)は、図6におけるc-c線に沿う断面図である。 (a)は、本実施形態における中留の一変例が適用されたバンドを備える腕時計を視認側から見た斜視図であり、(b)は、本実施形態における中留の一変例が適用されたバンドを備える腕時計を裏面側から見た斜視図である。
図1(a)及び図1(b)から図7(a)〜図7(c)を参照しつつ、本発明に係る中留及びこの中留により連結されるバンドを備える腕時計の一実施形態について説明する。
なお、以下に述べる実施形態では中留により連結されるバンドが腕時計の時計ケースに取り付けられる時計バンドである場合を例として説明する。また、以下の実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1(a)は、本実施形態における腕時計の正面図であり、図1(b)は、図1(a)におけるb-b線に沿う断面図である。
図1(a)及び図1(b)に示すように、腕時計100は、中留1と、時計バンド2と、時計バンド2が取り付けられるケースである時計ケース3とを備えている。
なお、図示は省略するが、時計ケース3の視認側(腕時計100の表面側)にはアナログ方式やデジタル方式で時刻等を表示させる表示部が配置されている、また、時計ケース3内には、表示部を動作させる図示しないモジュール等が収納されている。
時計バンド2は、時計ケース3の一端側に取り付けられる第1のバンド21と時計ケース3の他端側に取り付けられる第2のバンド22とからなるバンドであり、第1のバンド21と第2のバンド22とは、中留1によって連結されている。
本実施形態では、時計ケース3の一側である時計の6時側(アナログ方式の時計における6時側、図1(a)及び図1(b)における下側)にバンド取付部31が設けられており、このバンド取付部31に第1のバンド21が取り付けられている。
また、時計ケース3の他側である時計の12時側(アナログ方式の時計における12時側、図1(a)及び図1(b)における上側)にバンド取付部32が設けられており、このバンド取付部32に第2のバンド22が取り付けられている。
本実施形態における時計バンド2は、例えば、クロコダイル等の各種天然皮革、各種の合成皮革、ゴムやポリウレタン樹脂、ナイロン樹脂等の各種樹脂等で形成されている。
なお、時計バンド2を形成する材料はここに例示したものに限定されず、例えば芯材の表面をサテン等の布で被覆したものや、金属繊維を編んでメッシュ状に形成したもの等であってもよい。
各種金属や硬質樹脂、セラミックス等で形成された複数の駒体で構成されるブレスレットタイプの時計バンドでは、駒体を適宜取り付け又は取り外すことで時計バンドのバンド長を調整することができる。これに対して、各種皮革や各種樹脂により第1のバンド21及び第2のバンド22がそれぞれ一繋がりに構成されている場合には、駒体の着脱といった手法によってバンド長の調整を行うことができない。
本実施形態の中留1は、こうした時計バンド2に適用されることで、ブレスレットタイプの時計バンドと同様に簡易にバンド長の調整を行うことを可能とするものである。
図1(b)に示すように、第1のバンド21には、複数の係止孔部211が第1のバンド21の延在方向に沿って複数形成されている。
係止孔部211は、ほぼ等間隔に形成されており、後述する中留1の突起部122が係止される。本実施形態では、突起部122を係止させる係止孔部211の位置を変えることで時計バンド2のバンド長を調整することができるようになっている。
図2は、本実施形態における中留の折り畳み状態の平面図であり、図3は、図2におけるIII-III線に沿う断面図である。また、図4は、図3におけるIV-IV線に沿う断面図であり、図5は、図3におけるV-V線に沿う断面図である。なお、図2から図5において、時計バンド2(図3から図5では第1のバンド21のみ)を二点鎖線で示している。
図2及び図3に示すように、本実施形態における中留1は、カバー部材11と、底板部材12と、中板部材13と、外板部材14と、を備えている。
中留1を構成するカバー部材11、底板部材12、中板部材13、外板部材14は、例えばステンレス鋼(SUS)やチタニウム等の金属材料で形成されている。
なお、中留1を構成する各部材を形成する材料はここに例示したものに限定されない。
また、中留1を構成する各部材は同じ材料で形成されていなくてもよい。例えば、時計バンド2の外側に露出するカバー部材11については意匠性等を考慮してセラミックス等を用い、時計バンド2の内側に配置されユーザの肌に接する中板部材13、外板部材14は、金属アレルギーを起こしにくいチタニウム等で形成する等、部材ごとに材料を変えてもよい。
カバー部材11は、第1のバンド21の幅方向に延在し、第1のバンド21の外側面上に配置される上板部111と、この上板部111の幅方向における両側部からそれぞれ第1のバンド21の内側に向かって立設された一対の側板部112とを有している。
図4及び図5に示すように、本実施形態において、上板部111は、第1のバンド21の幅よりも僅かに大きな幅寸法を有し、一対の側板部112は、第1のバンド21の両側部に沿うように立設されている。
一対の側板部112の立設される高さは、第1のバンド21に底板部材12を重畳した厚みと同程度がこれよりも若干大きく形成されている。カバー部材11は、全体の断面がほぼコ字状となっており、上板部111と、一対の側板部112とによって第1のバンド21及び底板部材12を第1のバンド21の外側から覆うように配置されている。
本実施形態では、後述するように、底板部材12の板状部121における第1のバンド21の延在方向の一端側に、凸部で構成される底板側係止部123が形成されており、カバー部材11の一対の側板部112における板状部121が係止される位置には、底板側係止部123と嵌り合う形状の凹部で構成される側板側係止部113が形成されている。
底板側係止部123と側板側係止部113とが嵌り合うことで底板部材12の板状部121は、カバー部材11の一対の側板部112に係止される。
底板部材12は、平板状の板状部121と、この板状部121からカバー部材11内に突出するように形成されたバンド係止部としての突起部122とを備えている。
底板部材12は、中留1によって第1のバンド21と第2のバンド22とを連結させた連結状態において、第1のバンド21に重畳され、カバー部材11内に配置される。
板状部121は、第1のバンド21を介して(すなわち、第1のバンド21を間に挟んだ状態で)カバー部材11の上板部111と対向配置されている。
本実施形態において、底板部材12の板状部121における第1のバンド21の延在方向の一端側(本実施形態では、第1のバンド21の自由端側)は、時計バンド2の幅方向に延在する図示しない貫通孔が形成された側板連結部124となっている。
一対の側板部112における側板連結部124の貫通孔に対応する位置には、貫通孔又は凹部で構成される図示しない軸受部が形成されており、中留1の組み立て状態においては、図3及び図4に示すように、連結部材である連結軸15が側板連結部124の貫通孔に挿通され、連結軸15の両端部が一対の側板部112に形成されている軸受部に支持される。
これにより、板状部121の一端側が連結部材である連結軸15を介してカバー部材11の一対の側板部112に連結され、底板部材12の板状部121はカバー部材11に対して、連結軸15の軸回りに回動可能となっている。
また、板状部121における第1のバンド21の延在方向の他端側(本実施形態では、第1のバンド21の基端側、時計ケース3への取り付け側)は、カバー部材11における第1のバンド21の延在方向の他端側の一対の側板部112に着脱可能に係止されている。
本実施形態では、前述のように、カバー部材11の一対の側板部112には、凹部で構成される側板側係止部113が形成されており、板状部121の両側部であって側板側係止部113に対応する位置には側板側係止部113と嵌り合う形状の凸部で構成される底板側係止部123が形成されている。
底板側係止部123及び側板側係止部113が嵌り合うことで底板部材12の板状部121は、カバー部材11の一対の側板部112に係止される。
凸部突起部で構成される底板側係止部123は、カバー部材11から離間する方向に板状部121に力を加えることにより、凹部で構成される側板側係止部113を乗り越えて側板側係止部113から外れ、係止状態が解除されるようになっている。
これにより、ユーザが板状部121をカバー部材11から離間する方向に引っ張ることにより、板状部121が側板部112から外れ、底板部材12は、連結部材である連結軸15周りにカバー部材11から離間する方向に回動する。
なお、底板側係止部123及び側板側係止部113は、底板部材12の板状部121をカバー部材11の一対の側板部112に対して着脱可能に係止可能なものであればよく、その形状等は、ここに例示したものに限定されない。例えば、板状部121の側に設けられる底板側係止部123が凹部で構成され、カバー部材11側に設けられる側板側係止部113がこれと嵌り合う凸部で構成されていてもよい。
また、底板側係止部123及び側板側係止部113は、凹部と凸部との組み合わせで構成されていなくてもよい。例えば、強く引っ張ることで外れるフック等によって底板部材12をカバー部材11に対して係止させてもよい。
また、底板部材12の板状部121における底板側係止部123が設けられている側には、中板部材13が連結される中板連結部125が設けられている。
本実施形態では、中板連結部125には中板部材13に設けられている底板連結部131(後述)を受け入れる切欠き部が形成されている(図6参照)。また、中板連結部125には、時計バンド2の幅方向に延在する図示しない軸孔が形成されている。
後述するように、中板連結部125の軸孔に連結部材としての連結軸16が挿通されることにより、中板部材13が底板部材12に連結される。
突起部122は、板状部121からカバー部材11内に突出するように形成され第1のバンド21を係止するバンド係止部である。
突起部122は、その断面における外径が、第1のバンド21に設けられている係止孔部211の内径よりもわずかに小さい径となるように形成されており、突起部122は、第1のバンド21の内側面(裏面)から外側面(表面)に向かって係止孔部211に嵌め込まれることにより係止孔部211のうちのいずれかに係止される。
本実施形態では、突起部122をいずれの係止孔部211に係止させるかにより、バンド長を調整することができるようになっている。
中板部材13は、時計バンド2の延在方向に延在する長尺な板状の部材である。本実施形態では、図3等に示すように、中板部材13は、時計バンド2を腕に装着した際に腕の形状に沿うように、長手方向においてわずかに湾曲している。
図1(b)、図3及び図5等に示すように、中板部材13の一端側には、中板部材13を底板部材12の板状部121と連結させるための底板連結部131が設けられている。
前述のように、底板部材12の板状部121には中板部材13を連結させるための切欠き部が形成された中板連結部125が設けられており、中板部材13の底板連結部131は、この中板連結部125の切欠き部に嵌め込まれるようになっている。
底板連結部131には、中板連結部125に形成されている軸孔に対応する位置に時計バンド2の幅方向に延在する図示しない軸孔が形成されている。
本実施形態では、中板連結部125に形成された軸孔と底板部材12の板状部121に形成された軸孔とに連結部材である連結軸16を挿通させることにより、この連結軸16を介して中板連結部125の一端側が底板部材12の板状部121の他端側(すなわち、板状部121における底板側係止部123が設けられている側)に連結され、中板部材13は底板部材12の板状部121に対して、連結軸16の軸回りに回動可能となっている。
また、図1(b)及び図2に示すように、中板部材13の他端側には、中板部材13を外板部材14と連結させるための外板連結部132が設けられている。
外板連結部132には、時計バンド2の幅方向に延在する図示しない軸孔が形成されている。
後述のように、外板部材14には中板部材13を連結させるための中板連結部142が設けられており、中板部材13は、外板連結部132に形成された軸孔と外板部材14の中板連結部142に形成された軸孔とに連結部材としての連結軸17を挿通させることで連結軸17を介して外板部材14に対して回動自在に連結されている。
図3及び図5に示すように、また、中板部材13の一端側には、中板部材13を外板部材14に対して係止するための中板側係止部133が設けられている。
後述するように、中留1によって時計バンド2が係止されている係止状態(折り畳み状態)において、本実施形態における中板部材13は、外板部材14のスリット部140内に収容されるようになっており、外板部材14のスリット部140内であって中板側係止部133に対応する位置には、中板側係止部133と嵌り合う形状の外板側係止部143が設けられている。
本実施形態では、図5に示すように、中板部材13の側に中板側係止部133として凸部が形成され、外板部材14の側にこれと嵌り合う形状の凹部である外板側係止部143が形成されている。
中板側係止部133が外板側係止部143に係止されることにより、中留1の係止状態(折り畳み状態)において、意図せずに中板部材13が外板部材14から外れてしまうことが防止される。
なお、中板側係止部133及び外板側係止部143は、中板部材13を外板部材14に係止可能なものであればよく、その形状等は、ここに例示したものに限定されない。
例えば、中板部材13の側に設けられる中板側係止部133が凹部で構成され、外板部材14の側に設けられる外板側係止部143が凸部で構成されていてもよい。
また、中板側係止部133を外板側係止部143に係止させることによる係止力(係止された状態を保持する力)は、底板部材12の板状部121をカバー部材11の一対の側板部112に係止させ保持させる力よりも弱く設定されていることが好ましい。
このように係止力を2段階に設定しておくことにより、ユーザは僅かな力で中板部材13と外板部材14との係止を解除して中板部材13を外板部材14から外し、時計バンド2の着脱を容易に行うことができるとともに、中板部材13を外板部材14から取り外す際、意図せずに底板部材12の板状部121がカバー部材11から外れて突起部122の係止位置がずれてしまうのを防止することができる。
外板部材14は、時計バンド2の延在方向に延在する長尺な板状の部材であり、中央部に長手方向に沿ってスリット部140が形成されている。
図2に示すように、スリット部140は、中板部材13が嵌る形状・大きさとなっており、中留1によって時計バンド2が係止されている係止状態(折り畳み状態)において、中板部材13は外板部材14のスリット部140内に配置されて、中板部材13と外板部材14とがほぼ面一となる。これにより、時計バンド2を腕にはめた際に、肌に接する部分の引っ掛かりが少なく、装着感が良好となる。
前述のように、本実施形態では、スリット部140の内側端面には、中留1の折り畳み状態において前述の中板側係止部133に対応する位置に、中板側係止部133と嵌り合う外板側係止部143としての凹部が形成されている。
中板部材13が外板部材14のスリット部140内に配置された際には、中板側係止部133が外板側係止部143に係止され、意図せずに中板部材13が外板部材14から外れないようになっており、中留1による係止状態が維持されるようになっている。
外板部材14は、一端側であって中板部材13が連結される側とは逆側に、第2のバンド22の自由端側(すなわち、時計ケース3への取り付け側とは逆側)に連結されるバンド連結部141を備えている。
図2に示すように、本実施形態では、第2のバンド22の自由端側に2つの切欠き部が形成されており、バンド連結部141はこの切欠き部に嵌合する形状となっている。
第2のバンド22の自由端側には、時計バンド2の幅方向に延在する図示しない軸孔が形成されており、バンド連結部141には、この第2のバンド22の軸孔に対応する位置に、時計バンド2の幅方向に延在する図示しない軸孔が形成されている。
外板部材14は、バンド連結部141に形成された軸孔と第2のバンド22の自由端に形成された軸孔とに連結部材である連結軸18を挿通させることにより、連結軸18を介して回動自在に第2のバンド22と連結されている。
また、外板部材14における他端側(すなわち、第2のバンド22と連結される側とは逆側)には、中板部材13の他端側(すなわち、底板部材12の板状部121と連結される側とは逆側)と連結される中板連結部142が設けられている。
中板連結部142には、中板部材13の外板連結部132に形成されている軸孔に対応する位置に時計バンド2の幅方向に延在する図示しない軸孔が形成されている。
本実施形態では、中板連結部142に形成された軸孔と中板部材13の外板連結部132に形成された軸孔とに連結部材である連結軸17を挿通させることにより、この連結軸17を介して中板部材13と外板部材14とが連結され、外板部材14は中板部材13に対して、連結軸17の軸回りに回動自在となっている。
次に、図6及び図7(a)〜(c)等を参照しつつ、本実施形態における中留及びこれを適用した腕時計100の作用について説明する。
図6は、本実施形態における中留のバンド長調整時の展開状態を示す平面図である。また、図7(a)及び図7(b)は、本実施形態における中留のバンド着脱時の展開状態を示す断面図であり、図7(c)は、図6におけるc-c線に沿う断面図である。
本実施形態において、時計バンド2は、時計ケース3のバンド取付部31に第1のバンド21を取り付け、バンド取付部32に第2のバンド22を取り付けて、第1のバンド21と第2のバンド22の各自由端を繋ぐ位置に中留1を取り付けることで構成される。
中留1を時計バンド2に取り付ける際には、まず、中留1の外板部材14の一端側に設けられたバンド連結部141に第2のバンド22の自由端側を、連結軸18を介して回動可能に連結させる(図2参照)。
また、カバー部材11の一対の側板部112に底板部材12の板状部121の一端側に設けられた側板連結部124を、連結軸15を介して回動可能に連結させる(図4参照)。
また、底板部材12の板状部121の他端側に設けられた底板側係止部123を、カバー部材11の一対の側板部112に設けられた側板側係止部113に嵌め込み、係止させる(図5参照)。これにより、底板部材12は、板状部121がカバー部材11の上板部111とほぼ平行となった状態に保持される。
さらに、底板部材12の板状部121の他端側に設けられた中板連結部125に、中板部材13の一端側に設けられた底板連結部131を、連結軸16を介して回動可能に連結させる(図5、図6参照)。
そして、中板部材13の他端側に設けられた外板連結部132に、外板部材14の他端側(すなわち、第2のバンド22と連結されている側とは逆側)に設けられた中板連結部142を、連結軸17を介して回動可能に連結させる(図2、図6参照)。
これにより、本実施形態における中留1が完成する。
腕時計100の時計バンド2をユーザの腕等に装着する際の中留1の係止状態においては、中板部材13が外板部材14のスリット部140内に嵌め込まれて中板部材13と外板部材14とがほぼ面一の状態となり、中板部材13及び外板部材14が底板部材12の板状部121に重なり合うように折り畳まれた状態(図2、図3参照)となる。
このとき、中板部材13の中板側係止部133が外板部材14の外板側係止部143に係止されることにより、中板部材13が外板部材14のスリット部140内に保持される。
次に、腕時計100の時計バンド2を着脱する際には、図7(a)に示すように、まず、第2のバンド22又はこれに連結されている外板部材14を図7(a)に示す白抜き矢印の方向に引っ張ることによって、中板側係止部133を外板側係止部143から外し、中板部材13と外板部材14との係止状態を解除する。
そして、図7(b)に示すように、中板部材13と外板部材14とがほぼ直線となるように伸ばすとともに、中板部材13を底板部材12から離間する方向に回動させる。
これにより、中留1による係止状態が解除され、時計バンド2の径が大きく拡がるため、ユーザは時計バンド2を腕に装着し又は腕から取り外しすることができる状態となる。
他方、時計バンド2のバンド長を調整する場合には、図7(b)に示す状態から、さらに中板部材13及び外板部材14を第1のバンド21から離間する方向に強く引っ張る。
これにより、図7(c)に示すように、底板部材12の板状部121の底板側係止部123がカバー部材11の側板部112の側板側係止部113から外れて、底板部材12が連結軸15の軸回りに第1のバンド21から離間する方向に回動する。
このとき、底板部材12の突起部122は、第1のバンド21の係止孔部211から外れて、第1のバンド21はカバー部材11内を摺動自在の状態となる。この状態において、ユーザは任意の位置まで第1のバンド21を移動させ、所望の長さになったら底板部材12を第1のバンド21に近接する方向に回動させて突起部122を第1のバンド21の係止孔部211に嵌め込む。このとき、底板部材12の底板側係止部123を再びカバー部材11の側板側係止部113に嵌め込み、係止させることで、突起部122が所望の係止孔部211に係止された状態が維持される。
これによりバンド長の調整が完了する。
また、外板部材14が連結軸16を中心に上板部111側に回動可能であれば、外板部材14を上板部111側に回動させることで、底板部材12の板状部121の底板側係止部123をカバー部材11の側板部112の側板側係止部113から外すことができる。この場合、上板部111が連結軸16よりも第1のバンド21の長手方向に延出して形成されていると、さらに外板部材14を連結軸16中心に上板部111側に回動しやすくなる。 また、図7(a)〜図7(c)に示す連結軸15と連結軸16が逆の構造であってもよい。つまり図7(a)〜図7(c)において右側に底板部材12が連結軸15を介してカバー部材11に回動可能に連結され、左側に中板部材13が連結軸16を介して底板部材12に回動可能に連結され、左側の中板部材13及び外板部材14を第1のバンド21から離間する方向に引くと底板部材12の板状部121の底板側係止部123がカバー部材11の側板部112の側板側係止部113から外れて、底板部材12が連結軸15の軸回りに第1のバンド21から離間する方向に回動する。
このように、本実施形態の中留1によれば、中留1を構成する中板部材13や外板部材14を引っ張るだけで、簡易に中留1の係止状態を解除して時計バンド2の着脱を行うことができる。また中板部材13や外板部材14をさらに強く引っ張ることで、第1のバンド21の係止孔部211に係止されている突起部122を備える底板部材12をカバー部材11から外すことができる。このため、爪や治具等を用いずに時計バンド2のバンド長の調整も簡易に行うことができる。
以上のように、本実施形態によれば、第1のバンド21と第2のバンド22とを連結させる時計バンド2の中留1において、第1のバンド21の幅方向に延在し第1のバンド21の外側面上に配置される上板部111と、この上板部111の幅方向における両側部からそれぞれ第1のバンド21の内側に向かって立設された一対の側板部112とを有するカバー部材11と、第1のバンド21を介して上板部111と対向配置される板状部121と、第1のバンド21に形成されている係止孔部211に係止される突起部122とを有し、板状部121における第1のバンド21の延在方向の一端側がカバー部材11における第1のバンド21の延在方向の一端側の一対の側板部112に回動可能に連結され、板状部121における第1のバンド21の延在方向の他端側がカバー部材11における第1のバンド21の延在方向の他端側の一対の側板部112に着脱可能に係止された底板部材12と、一端側が底板部材12の板状部121における他端側に回動可能に連結された中板部材13と一端側が第2のバンド22の自由端側に連結され、他端側が中板部材13の他端側に回動可能に連結された外板部材14と、を備えている。
このため、中板部材13や外板部材14を引っ張るだけで、簡易に中留1の係止状態を解除して時計バンド2の着脱を行うことができる。
また、中板部材13や外板部材14をさらに強く引っ張ることで、第1のバンド21の係止孔部211に係止されている突起部122を備える底板部材12をカバー部材11から外すことができ、第1のバンド21を摺動自在な状態とすることができる。この状態で、所望の長さになる位置まで第1のバンド21を移動させ、再び底板部材12をカバー部材11に嵌めることで、適切なバンド長となる係止孔部211に突起部122が係止され、時計バンド2のバンド長の調整が完了する。
このため、時計バンド2のバンド長の調整を爪や治具等を用いず、簡易かつ安全に行うことができる。
また、本実施形態では、底板部材12をカバー部材11に対して係止している係止部分は、底板部材12の板状部121に設けられた凸部又は凹部で構成された底板側係止部とカバー部材11に設けられた凹部又は凸部で構成される側板側係止部である。
このため、中板部材13や外板部材14を引っ張るという簡易な手法により係止状態を解除することができ、また、カバー部材を直接爪や治具を用いて外す場合と比べて、比較的少ない力で安全に作業を行うことができる。
さらに、本実施形態では、第1のバンド21を係止するバンド係止部が、第1のバンド21に設けられた係止孔部211のうちのいずれかに係止される突起部122である。
このため、係止孔部211の位置を突起部122に合せるだけで簡易にバンド長の調整ができ、また元のバンド長に戻したい場合でも、いくつ目の係止孔部211に係止させていたかを覚えておけば、全く同じバンド長を再現できる。これにより、例えば1つの腕時計100を腕の太さの異なる複数人で共用する場合等に便宜である。
また、本実施形態の腕時計100は、以上のような中留1を有する時計バンド2を備えているため、爪等を傷めることなく、また治具等を用いる必要もなく、中留1部分において簡易かつ安全にバンド長の調整を行うことが可能となる。
なお、以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施形態では、中板部材13及び外板部材14の幅が時計バンド2の幅よりも狭い場合を例示したが、中板部材13及び外板部材14の幅等、各部の形状は図示例に限定されない。
例えば、図8(a)及び図8(b)に示すように、中板部材13及び外板部材14の幅が時計バンド2の幅とほぼ同じに形成されていてもよい。
中板部材13及び外板部材14をこのような形状とした場合でも実施形態で示したものと同様に中板部材13や外板部材14を引っ張るだけで、時計バンド2の着脱及びバンド長の調整を簡易に行うことができる。
この場合、時計バンド2を腕に装着した際、金属等で形成される中板部材13及び外板部材14が時計バンド2と同じ広い幅で腕に触れるため、肌に触れる部分の凹凸が少なく、装着感の向上が期待できる。
また、本実施形態では、時計バンド2(第1のバンド21及び第2のバンド22)が各種の皮革やウレタン樹脂等の合成樹脂で形成されている場合を例として説明したが、本発明の中留を適用可能な時計バンドはこれらに限定されない。例えば、時計バンド2が複数の駒体から構成される第1のバンドと第2のバンドとで構成されている場合に、第1のバンド及び第2のバンドを連結させるバックル部分に本発明の中留を適用してもよい。
この場合には、例えば、中留1近傍に配置される駒体の裏面側に、突起部122を軽視させることのできる凹部等を設ける。
一般に駒体の着脱には専用の治具等を要するところ、このような構成をとることで、治具がない場合でも簡易にバンド長の調整を行うことが可能となる。
また、本実施形態では、中板部材13の中板側係止部133を外板部材14の外板側係止部143に係止させることにより、中板部材13が外板部材14のスリット部140内から外れないようにし、中留1の係止状態(折り畳み状態)が保持されるようにしたが、中留1の係止状態(折り畳み状態)を保持する構成はこれに限定されない。
例えば、中板部材13や外板部材14におけるカバー部材11の上板部111に対向する面であって底板部材12の板状部121や時計バンド2と干渉しない位置にきのこピン等を設け、カバー部材11側にこのきのこピンを係止可能な係止部を設けてもよい。この場合には、きのこピンをカバー部材11側で係止させることにより、中板部材13や外板部材14が意図せず回動することを防いで、中留1の係止状態(折り畳み状態)を保持することができる。
また、底板部材12と中板部材13との連結部分や中板部材13と外板部材14との連結部分の連結軸16,17周りをきつくすることで、自由な回動を抑制する場合には、特に中留1の係止状態(折り畳み状態)を保持するための構成を備えなくてもよい。
また、本実施形態では、第1のバンド21を係止するバンド係止部が、第1のバンド21に設けられた係止孔部211のうちのいずれかに係止される突起部122である場合を例示したが、バンド係止部は係止孔部211に係止される突起部122に限定されない。
例えば、第1のバンド21に係止孔部211が設けられていない場合に、カバー部材の上板部111に対して第1のバンド21を押し付ける等により、摩擦力等によって第1のバンド21を係止するものであってもよい。この場合、バンド係止部における第1のバンド21に当接する部分に凹凸等を設けて摩擦力を高めるようにしてもよい。
このような構成とした場合には、所定間隔で設けられる係止孔部211に突起部122を嵌め込む場合と異なり、第1のバンド21を任意の位置で係止することができる。
また、本実施形態では、中留1が腕時計100の時計バンド2に設けられている場合を例示したが、本発明の中留を適用可能なバンドは、時計バンドに限定されない。
第1のバンドと第2のバンドとを備え、これらを中留によって連結する構造のバンドであれば、本発明の中留を広く適用することができる。
以上本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
ケースの一端側に取り付けられた第1のバンドと、前記ケースの他端側に取り付けられた第2のバンドと、を連結させるバンドの中留であって、
前記第1のバンドの幅方向に延在し前記第1のバンドの外側面上に配置される上板部と、この上板部の幅方向における両側部からそれぞれ前記第1のバンドの内側に向かって立設された一対の側板部と、を備えるカバー部材と、
前記第1のバンドを介して前記上板部と対向配置される板状部と、この板状部から前記カバー部材内に突出するように形成され前記第1のバンドを係止するバンド係止部とを備え、前記板状部における前記第1のバンドの延在方向の一端側が連結部材を介して前記カバー部材における前記第1のバンドの延在方向の一端側の前記一対の側板部に回動可能に連結され、前記板状部における前記第1のバンドの延在方向の他端側が前記カバー部材における前記第1のバンドの延在方向の他端側の前記一対の側板部に着脱可能に係止された底板部材と、
一端側が前記底板部材の前記板状部における他端側に連結部材を介して回動可能に連結された中板部材と
一端側が前記第2のバンドの自由端側に連結され、他端側が前記中板部材の他端側に連結部材を介して回動可能に連結された外板部材と、
を備えていることを特徴とする中留。
<請求項2>
前記底板部材の前記板状部における前記第1のバンドの延在方向の他端側には、凸部又は凹部で構成される底板側係止部が形成されており、
前記カバー部材の前記一対の側板部における前記板状部が係止される位置には、底板側係止部と嵌り合う凹部又は凸部で構成される側板側係止部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の中留。
<請求項3>
前記第1のバンドには、複数の係止孔部が延在方向に沿って形成されており、
前記バンド係止部は、前記板状部から前記カバー部材内に突出するように形成され前記係止孔部のうちのいずれかに係止される突起部であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の中留。
<請求項4>
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の中留と、
前記中留により連結される前記第1のバンド及び前記第2のバンドからなる時計バンドと、
前記時計バンドが取り付けられる時計ケースと、
を備えていることを特徴とする腕時計。
1 中留
2 時計バンド
3 時計ケース
11 カバー部材
12 底板部材
13 中板部材
14 外板部材
21 第1のバンド
22 第2のバンド
100 腕時計
111 上板部
112 側板部
113 側板側係止部
121 板状部
122 突起部
123 底板側係止部
124 側板連結部
125 中板連結部
131 底板連結部
132 外板連結部
133 中板側係止部
140 スリット部
141 バンド連結部
142 中板連結部
143 外板側係止部
211 係止孔部

Claims (4)

  1. ケースの一端側に取り付けられた第1のバンドと、前記ケースの他端側に取り付けられた第2のバンドと、を連結させるバンドの中留であって、
    前記第1のバンドの幅方向に延在し前記第1のバンドの外側面上に配置される上板部と、この上板部の幅方向における両側部からそれぞれ前記第1のバンドの内側に向かって立設された一対の側板部と、を備えるカバー部材と、
    前記第1のバンドを介して前記上板部と対向配置される板状部と、この板状部から前記カバー部材内に突出するように形成され前記第1のバンドを係止するバンド係止部とを備え、前記板状部における前記第1のバンドの延在方向の一端側が連結部材を介して前記カバー部材における前記第1のバンドの延在方向の一端側の前記一対の側板部に回動可能に連結され、前記板状部における前記第1のバンドの延在方向の他端側が前記カバー部材における前記第1のバンドの延在方向の他端側の前記一対の側板部に着脱可能に係止された底板部材と、
    一端側が前記底板部材の前記板状部における他端側に連結部材を介して回動可能に連結された中板部材と
    一端側が前記第2のバンドの自由端側に連結され、他端側が前記中板部材の他端側に連結部材を介して回動可能に連結された外板部材と、
    を備えていることを特徴とする中留。
  2. 前記底板部材の前記板状部における前記第1のバンドの延在方向の他端側には、凸部又は凹部で構成される底板側係止部が形成されており、
    前記カバー部材の前記一対の側板部における前記板状部が係止される位置には、底板側係止部と嵌り合う凹部又は凸部で構成される側板側係止部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の中留。
  3. 前記第1のバンドには、複数の係止孔部が延在方向に沿って形成されており、
    前記バンド係止部は、前記板状部から前記カバー部材内に突出するように形成され前記係止孔部のうちのいずれかに係止される突起部であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の中留。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の中留と、
    前記中留により連結される前記第1のバンド及び前記第2のバンドからなる時計バンドと、
    前記時計バンドが取り付けられる時計ケースと、
    を備えていることを特徴とする腕時計。
JP2016189516A 2016-09-28 2016-09-28 中留及び腕時計 Pending JP2018050902A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016189516A JP2018050902A (ja) 2016-09-28 2016-09-28 中留及び腕時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016189516A JP2018050902A (ja) 2016-09-28 2016-09-28 中留及び腕時計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018050902A true JP2018050902A (ja) 2018-04-05

Family

ID=61833254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016189516A Pending JP2018050902A (ja) 2016-09-28 2016-09-28 中留及び腕時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018050902A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109489015A (zh) * 2018-10-23 2019-03-19 李奎 一种穿戴舒适的可穿戴照明灯具控制装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109489015A (zh) * 2018-10-23 2019-03-19 李奎 一种穿戴舒适的可穿戴照明灯具控制装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4426608B2 (ja) バンド用バックル
JP4232792B2 (ja) 中留
JP4946178B2 (ja) 中留、帯状装身具及び時計
US5826309A (en) Jewelry safety clasp
CN101449861B (zh) 用于表带的扣钩
EA031011B1 (ru) Наручные часы и браслет
WO2018053743A1 (zh) 表带连接件、表带及手表
JP5354434B2 (ja) バンド用三折式中留構造およびそれを備えた腕時計
JP3657882B2 (ja) ブレスレットの留め具
JP2018050902A (ja) 中留及び腕時計
JP5215646B2 (ja) 装身具の中留構造
JP2009225834A (ja) バンドの連結構造
JP2007330289A (ja) 中留、帯状装身具及び時計
JP5037183B2 (ja) スライド補助具およびスライド補助具を備えた装身具
KR102221140B1 (ko) 해제 방지 기능을 갖는 팔찌용 체결구
JP6679953B2 (ja) バンド、美錠付き時計バンドおよび時計
JP3621491B2 (ja) 装身具の中留構造
JP6716832B2 (ja) 携帯機器用腕装着具
JP6365945B2 (ja) 留め具、バンド、および時計
JP2024065347A (ja) 中留、時計用バンド、および時計
US20240049842A1 (en) Strap
JP2021126164A (ja) バンド及び時計
KR102062245B1 (ko) 양방향으로 탈착 가능한 팔찌 체결구
CN113243632A (zh) 钟表用搭扣构造、钟表用表带和钟表
JP2009019303A (ja) シャツ