JP3172889U - コーヒーフィルタ及びその集合体 - Google Patents
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Abstract
【課題】積層状態の集合体から1個を取り出すのが非常に容易な形態のコーヒーフィルタを提供する。
【解決手段】濾過機能を持つシート状材料から成り、平坦な底部と、底部の周縁から起立する周壁部とを有し、周壁部の上縁部に、適宜間隔を置いて2箇所に切欠4を形成し、該切欠の間を摘み部3とする。摘み部は、両側に切欠が有るため容易に撓み、隣接するコーヒーフィルタの摘み部から剥離し易い。それ故、この剥離させた摘み部を掴んで引っ張れば、1個のコーヒーフィルタを簡単に取り出せる。切欠によって摘み部を設けるから、余分のフィルタ材料を必要とせず、製造コストを抑えられる。摘み部を必要十分な大きさに設定できるから、掴むのが簡単になると共に、引っ張り強度を確保できる。
【選択図】図2
【解決手段】濾過機能を持つシート状材料から成り、平坦な底部と、底部の周縁から起立する周壁部とを有し、周壁部の上縁部に、適宜間隔を置いて2箇所に切欠4を形成し、該切欠の間を摘み部3とする。摘み部は、両側に切欠が有るため容易に撓み、隣接するコーヒーフィルタの摘み部から剥離し易い。それ故、この剥離させた摘み部を掴んで引っ張れば、1個のコーヒーフィルタを簡単に取り出せる。切欠によって摘み部を設けるから、余分のフィルタ材料を必要とせず、製造コストを抑えられる。摘み部を必要十分な大きさに設定できるから、掴むのが簡単になると共に、引っ張り強度を確保できる。
【選択図】図2
Description
本考案は、ドリップ方式によりコーヒーを抽出するのに用いるコーヒーフィルタの改良に関する。
普通、ドリップ方式でコーヒーを淹れるには、ドリッパー内に、コーヒーフィルタを装着し、その中にミル等で挽いて調製したコーヒー粉末を投入した後、その上から熱湯を注いでコーヒーを抽出するというのが一般的な手法である。
このような、ドリップ式コーヒー抽出に用いるコーヒーフィルタの一例として、特許文献1に記載のものがある。同文献1に記載のコーヒーフィルタは、円形の紙の中央領域を底部とし、その周囲に多数の折り目を放射状に設け、この折り目に沿って山折り・谷折りを繰り返してジグザグに折り曲げることにより、平坦な底部と多数のプリーツが設けられた周壁部とから成る受皿状に形成したものである。
上記コーヒーフィルタは、保管・搬送の作業効率を考慮して、多数を密接させ積層した状態で取り扱われることが多いとされている。しかるに、比較的厚みの薄い素材から成るコーヒーフィルタは、密接状態に積層すると、分離しにくくなり、使用に当たり個別に取り出す作業が難しくなるという欠点があった。
そこで特許文献1にあっては、コーヒーフィルタの外縁部に、少なくとも1個の把持片を突設することが提案されている。かかる構成により、多数を積層した状態のコーヒーフィルタ集合体から1個ずつ取り出すのが容易になるという、作業性改善の効果が得られるとされている。
前記特許文献1に記載のコーヒーフィルタは、積層状態から取り出すための把持部を、外縁部から外側へ突出させるように設けている。このため、把持部を形成する分だけフィルター材料を多く必要とするので、製造コストが増大するという問題を生じさせる。しかも、この問題は、把持部の形成数を増やすほど、顕著になる。
また、外縁部に突設する把持部は、幅をあまり小さくすると、使用者が掴みにくくなるばかりでなく、引きちぎられ易くなる。そこで、掴み易さと引っ張り強度とを向上させるため、把持部の幅を十分に広くすることが考えられるが、この場合は、製造コストの一層の増大を招くという不具合をもたらす。
前記従来の問題を解決するために本考案が採用したコーヒーフィルタの特徴とするところは、請求項1に記載する如く、濾過機能を持つシート状材料から成り、平坦な底部と、底部の周縁から起立する周壁部とを有し、前記周壁部の上縁部に、適宜間隔を置いて2箇所に切欠を形成し、該切欠の間を摘み部としたことである。
前記コーヒーフィルタにおいて、濾過機能を持つシート状材料とは、ドリップ用のコーヒーフィルタとして従来広く使用されている紙のほか、不織布なども使用可能である。コーヒーフィルタの底部と該底部の周縁から起立する周壁部とは、1枚の紙を折り曲げて一体形成するのが一般的な手法であるが、別個に作製した底部と周壁部とを貼り合わせて一体化することも妨げない。底部の平面形状は、使用するドリッパーの形態に合わせて決定すればよく、円形・楕円形・長円形のほか、正方形・長方形とすることも考えられる。周壁部は、通常、上縁部の開口面積が底部の平面積に比べて大きく設定され、全体として上方に拡開する形態に形成される。なお周壁部は、プリーツを形成してもしなくてもよい。
周壁部の上縁部に摘み部を設けるために形成する2つの切欠の間隔は、コーヒーフィルタの大きさに応じて適宜設定されるが、掴み易さを考慮すると、摘み部の幅寸法が20〜40mmの範囲となるように設定するのが好ましい。また切欠の深さは、小さすぎると、摘み部を掴みにくくなり、大きく過ぎると、コーヒー抽出時の貯湯水位を十分に確保できなくなる。このような観点から、切欠の深さは5〜20mmの範囲に設定するのが好ましい。
請求項2に記載の如く、前記周壁部が山折りと谷折りとを交互に繰り返して形成したプリーツを有するものである場合は、前記周壁部にプリーツが形成されない領域を設け、当該領域における上縁部に適宜間隔を置いて2箇所に切欠を形成することにより、摘み部を設けるとよい。
また前記摘み部については、請求項3に記載の如く、平面視した状態の周壁部におけるほぼ対称な2箇所に形成してもよい。
さらに請求項4に記載の如く、前記底部を長円形とした場合は、当該長円形の底部における長手方向のほぼ中央領域から起立する部分の周壁部における上縁部に、摘み部を形成することができる。
なお本考案に係るコーヒーフィルタは、単独で取り扱うことも妨げないが、請求項5に記載の如く、複数個を積層したコーヒーフィルタ集合体とするのが、取引上、効率的と考えられる。
請求項1に記載した本考案によれば、多数のコーヒーフィルタを密接させて積層した状態のコーヒーフィルタ集合体から、1個のコーヒーフィルタを取り出すのが非常に容易である。本考案に係るコーヒーフィルタは、周壁部の上縁部に適宜間隔を置いて2箇所に切欠を形成し、該切欠の間が摘み部となっている。すなわち、摘み部の両側に切欠が有るため、周壁部の他の部分に対し、摘み部だけを独立して揺動させることが可能である。従って、積層状態のコーヒーフィルタ集合体に対し、その最上位に位置するコーヒーフィルタの摘み部に、例えば指先で内方への力を作用させると、当該摘み部が容易に撓んで、隣接するコーヒーフィルタの摘み部から剥離する。それ故、この剥離させた摘み部を掴んで引っ張れば、最上位のコーヒーフィルタだけを簡単に取り出すことができる。
また本考案では、コーヒーフィルタの周壁部に切欠を形成することにより摘み部を設けているから、摘み部を設けるのに余分のフィルタ材料を必要としない。よって、製造コストの増大を抑えられる。また、摘み部の面積を必要十分な大きさに設定するのが容易であるから、使用者が摘み部を掴むのが簡単になると共に、引っ張り強度を確保できる。
なお本考案のコーヒーフィルタは、平坦な底部を有するものとしたが、これにより、注いだ湯がフィルタ底面に沿って広がるから、コーヒー粉と湯との馴染みが促進される。また、ドリッパーの底部とコーヒーフィルタ底部との間に隙間が形成されるので、抽出したコーヒーがドリッパー内に停留せず速やかに滴下し、その結果、雑味の抽出が抑制され、味の均一化を図れるという利点が得られる。
請求項2に記載の本考案は、周壁部にプリーツを形成したコーヒーフィルタを対象とする。プリーツは、通常、底部から外周縁(上縁部)へ向かって放射状に設けた折り目に沿って、交互に山折り・谷折りを繰り返すことにより形成される。そして本考案では、周壁部の一部にプリーツを形成しない領域を設け、この領域に摘み部を形成した。もし仮に、プリーツ形成領域に摘み部を設けた場合、摘み部の途中に折り目を含むこととなるので、摘み部が変形しにくくなる。このため、積層状態のコーヒーフィルタにおいて、最上位の摘み部1枚だけを、隣接する摘み部から引き剥がすのが難しくなる。これに対し、プリーツの非形成領域に摘み部を設ければ、摘み部を撓ませるのが容易であるから、積層状態のコーヒーフィルタから1個だけ取り出す作業を、何の支障もなく行える。
また、請求項2に係るコーヒーフィルタにあっては、摘み部と、その両側のプリーツ部分との間に、段差が設けられることになる。このため、積層状態のコーヒーフィルタにおいて、摘み部が視覚的に強調されるから、取り出し作業を行いやすくなる。
なお、周壁部にプリーツを形成したコーヒーフィルタは、ドリッパーとフィルタ周壁部との接触面積が小さいから、抽出したコーヒーがドリッパー内に停留しにくくなり、雑味成分の混入を抑制する利点がある。
前記摘み部については、請求項3に記載の如く、平面視した状態の周壁部におけるほぼ対称な2箇所に形成することにより、コーヒー抽出が完了したあとで、コーヒーフィルタをドリッパーから取り出すのが容易になる。
請求項4は、底部を長円形としたコーヒーフィルタが対象である。このコーヒーフィルタは、底部形状を長円形や楕円形としたドリッパーに使用する場合を想定している。当該コーヒーフィルタにおける周壁部のうち、長円形の長手方向の中央に位置する直線状の領域が、使用者が掴み易い領域である。そこで、底部を長円形としたコーヒーフィルタにあっては、摘み部を、周壁部における上記直線部分に形成することにより、積層状態のコーヒーフィルタから1個を取り出す作業や、コーヒー抽出を完了した使用済みフィルターをドリッパーから取り去る作業等が容易になる。
コーヒーフィルタの底部を長円形とする場合において、周壁部にプリーツを形成するときは、周壁部の直線部分の領域にはプリーツを設けず、摘み部を形成するとよい。他方、プリーツは、長円形における湾曲部分に形成するとよい。なお、底部を長円形にする場合と長方形にする場合とを比べると、長円形とした方が、底部位置における各プリーツどうしの間隔にゆとりを与えることが出来るので、積層状態から分離し易い形態となる。
なお本考案に係るコーヒーフィルタは、請求項5に記載の如く、複数個を積層したコーヒーフィルタ集合体とすることにより、保管・搬送等の取り扱いが効率的になる
[第1の実施形態]
本考案に係るコーヒーフィルタは、例えば図1(A)に示すようなシート状材料Mから製作される。(なお図1は、シート状材料Mの上面を示している。)シート状材料Mの材質は、濾過機能と熱湯に対する耐熱性とを備えることが必要であり、紙材が代表的であるが、不織布なども使用可能である。シート状材料Mの形状・寸法は、使用するドリッパーの形態・大きさに合わせて適宜設定される。
本考案に係るコーヒーフィルタは、例えば図1(A)に示すようなシート状材料Mから製作される。(なお図1は、シート状材料Mの上面を示している。)シート状材料Mの材質は、濾過機能と熱湯に対する耐熱性とを備えることが必要であり、紙材が代表的であるが、不織布なども使用可能である。シート状材料Mの形状・寸法は、使用するドリッパーの形態・大きさに合わせて適宜設定される。
図1(A)のシート状材料Mにおいて、その中央領域がコーヒーフィルタの底部1を構成し、その外側領域がコーヒーフィルタの周壁部2を構成する。本例では、シート状材料Mの外形を、半円状の2つの湾曲部分m2を直線部分m1,m1で繋いだ如き左右対称な長円形とし、底部1も同様の長円形とした。また、本例におけるシート状材料Mの外形寸法は、長手方向の長さ215mm、短手方向の長さ長さ180mmであり、底部1の寸法は、長手方向の長さ65mm、短手方向の長さ30mmである。
周壁部2にプリーツを形成するため、シート状材料Mの湾曲部分m2において、底部1の周縁から放射状に折り目p,qが設けられる。該折り目p,qの本数は、左右対称な一方側あたり、山折p7本、谷折りq8本である。
本例では、シート状材料Mの直線部分m1にはプリーツを形成せず、摘み部3を設けることとした。すなわち、直線部分m1において、適当な間隔を置いて2つの切欠4,4を形成することにより、該切欠4,4の間を摘み部3に設定する。従って、この2つの切欠4,4の間隔及び深さ寸法により、摘み部3の幅寸法及び高さが決められる。本例では、図1(B)に示す如く、摘み部3の基端部分の幅寸法W=20〜40mm、高さ寸法H=5〜20mmとなるように設定することが好ましい。また、切欠4の形状についても、特に限定されるものではない。
なお、上に掲げた各数値はいずれも例示であり、実施条件に合わせて適宜変更されるものである。また、図示の例では、摘み部3を、シート状材料Mにおける対称な2箇所に設けてあるが、いずれか1箇所だけとすることも妨げない。
前記シート状材料Mをプレス成形することにより、図2,3に示すような、平坦な底部1と、該底部1の周縁から起立しプリーツ5を有する周壁部2とから成るコーヒーフィルタFが製作される。すなわち、底部1を固定し、その周囲を、折り目p,qで折り曲げながら立ち上げることにより、プリーツ5を有する周壁部2が設けられる。そして、この周壁部2の上縁部2aにおけるプリーツ5の無い領域に、切欠4,4で挟まれた摘み部3が設けられている。
本例のコーヒーフィルタFは、長円形のシート状材料Mを用い、底部1も長円形としたので、図2に示すように、平面形状が概略長円形であり、正面形状は概略台形である。なお、プレス成形により、シート状材料Mからカップ状のコーヒーフィルタを製作する手法には、従来公知の技術を使用することができる。
ところで、コーヒーフィルタFを製作する際、複数枚のシート状材料Mを重ねた状態でプレス成形し、同時に多数の製品を得るという手法が、一般に採用されている。こうして製作されるコーヒーフィルタFは、図4に示す如く、多数を密接させて積層した状態のコーヒーフィルタ集合体FXとして提供される。積層状態とすることにより、多数のコーヒーフィルタFを効率よく保管・搬送できるという利点が得られる。しかるに、積層状態のコーヒーフィルタ集合体FXから1個だけを取り出すのは、フィルタどうしが互いに密接しているため、従来、困難な場合があった。
そこで本考案では、周壁部2の上縁部に2箇所の切欠4,4を形成し、その間を摘み部3とすることにより、積層状態のコーヒーフィルタ集合体FXから1個だけ取り出す作業を非常に簡単にした。すなわち、図5に示すように、コーヒーフィルタ集合体FXの最上位のコーヒーフィルタF1における摘み部3に対し、使用者が指先などで、内側方向への力を与える。すると当該摘み部3(a)は、両側が切欠4,4であり変形が容易であるため、図示の如く、隣接するコーヒーフィルタF2の摘み部3(b)から剥離して、内側へ撓む。従って、使用者は、この撓んだ摘み部3(a)を掴んで引き剥がすことにより、1個のコーヒーフィルタF1だけを集合体FXから容易に取り出すことができる。
なお本例では、周壁部2における直線状の領域に摘み部3を設けるから、摘み部3の幅寸法を広く設定することが可能であり、それ故、掴み易さが向上すると共に、引っ張り強度の確保が容易である。
[第2の実施形態]
本考案に係るコーヒーフィルタFにおいて、摘み部3を設ける位置は、図6に示すように、シート状材料Mの湾曲部分m2とすることも可能である。但し、湾曲部分m2は、プリーツ5が設けられる領域である。そこで本例では、当該湾曲部分m2の一部に、折り目の無い部位を設定し、当該部位に適宜間隔を置いた2つの切欠4,4を形成することにより、摘み部3を設けた。
本考案に係るコーヒーフィルタFにおいて、摘み部3を設ける位置は、図6に示すように、シート状材料Mの湾曲部分m2とすることも可能である。但し、湾曲部分m2は、プリーツ5が設けられる領域である。そこで本例では、当該湾曲部分m2の一部に、折り目の無い部位を設定し、当該部位に適宜間隔を置いた2つの切欠4,4を形成することにより、摘み部3を設けた。
[第3の実施形態]
本考案の適用対象とするコーヒーフィルタFは、図7に示す如く、周壁部2にプリーツを持たないものであってもよい。また同図に示す如く、平面形状が円形のものであってもよい。このように、本考案の適用対象となるコーヒーフィルタの形態は、特に限定されるものではない。
本考案の適用対象とするコーヒーフィルタFは、図7に示す如く、周壁部2にプリーツを持たないものであってもよい。また同図に示す如く、平面形状が円形のものであってもよい。このように、本考案の適用対象となるコーヒーフィルタの形態は、特に限定されるものではない。
1…底部 2…周壁部 2a…上縁部 3…摘み部 4…切欠 5…プリーツ
F…コーヒーフィルタ M…シート状材料 m1…直線部分 m2…湾曲部分
p…折り目(山折り) q…折り目(谷折り)
F…コーヒーフィルタ M…シート状材料 m1…直線部分 m2…湾曲部分
p…折り目(山折り) q…折り目(谷折り)
Claims (5)
- 濾過機能を持つシート状材料から成るコーヒーフィルタであって、
平坦な底部と、底部の周縁から起立する周壁部とを有し、
前記周壁部の上縁部に、適宜間隔を置いて2箇所に切欠を形成し、
該切欠の間を摘み部としたことを特徴とする
コーヒーフィルタ。 - 前記周壁部は、山折りと谷折りとを交互に繰り返して形成したプリーツを有するものであって、
前記周壁部にプリーツが形成されない領域を設け、
当該領域における上縁部に適宜間隔を置いて2箇所に切欠を形成することにより摘み部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコーヒーフィルタ。 - 前記摘み部を、平面視した状態の周壁部におけるほぼ対称な2箇所に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載するコーヒーフィルタ。
- 前記底部を長円形とし、当該長円形の底部における長手方向のほぼ中央領域から起立する部分の周壁部における上縁部に摘み部を形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載するコーヒーフィルタ。
- 請求項1〜4のいずれかに記載するコーヒーフィルタを複数積層して成るコーヒーフィルタ集合体。
Priority Applications (1)
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JP2011006337U JP3172889U (ja) | 2011-10-27 | 2011-10-27 | コーヒーフィルタ及びその集合体 |
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