JP3172614U - ルアー - Google Patents

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Abstract

【課題】魚に警戒感を与えずにバイトに至らしめるようなルアーを提供する。
【解決手段】ラインアイ4を頂点として、2本のシャフトを伸ばし、一方のシャフト5に複数のプロペラ1を並べて配置し、他方のシャフト6にウエイト7を配置する。
【選択図】図1

Description

本考案は釣り具のルアーに関する。
プロペラはルアーの構成パーツとして広く用いられてきたものであり、本考案はルアー用のプロペラを背景技術とする。
プロペラを用いたルアーとしてスイッシャータイプがあり、集魚力の面で極めて優れた効果を発揮するのであるが、最終的にバイトに至らないケースも多い。本考案においては、集魚力とともに、魚に警戒感を与えずにバイトに至らしめるようなルアーを実現することが課題である。
スイッシャータイプのルアーとの比較において、本考案はスイッシャータイプのルアーのボディ部をワイヤーとプロペラによって構成したものと見ることもできる。ボディ部をワイヤーとプロペラのみとすることで、魚に違和感、警戒感を感じる余地を与えずバイトに至らしめる。スイッシャータイプのルアーに対する魚の行動を観察した結果、プロペラ部に対して接近し、ボディ本体の存在に対して注視行動に入り、ただちにバイトすることがないケースを多く見かけた。魚の警戒心を喚起するものが何であるかは定かに断定できないが、本考案においては、体積をもったボディー本体部をなくし、ワイヤーとした。ルアーの前部から中央部、そして後部にいたるまでプロペラをルアーの全域にわたって並べることを特徴とする。プロペラをルアー本体に対する付加物としてもちいるのではなく、プロペラを並べることによってルアーのフォルムを形成する。
プロペラによる高い集魚効果と、魚がルアーに接近してからの警戒心を誘発しないことを両立させることを実現した。結果として高い釣果を得る。
また、プロペラが並んでいる様子は見た目にも賑やかであり、意匠的にも面白いものとなっていると思われる。
本考案は、水面付近での使用を主な用途として考案されたものであるが、その構造から、ウエイトをどれほど重くしてもその機能が損なわれることはない。したがって、水面用から深層用まで広い範囲に対応したバリエイションを作ることができる。
本考案の側面図 本考案の実施例を示す側面図
ワイヤーないし針金をプロペラ1の回転軸として機能するシャフトとして用いる。1本のシャフト上に複数のプロペラ1を縦列させて配置する。一つ一つのプロペラの位置を定めるためにストッパー3を設ける。ストッパー3はシャフト上に設けた突起でありシャフトに固定する。ペアリングの機能を果たすビーズ2をストッパー3とプロペラ1の間に配置する。プロペラ1、ビーズ2、ストッパー3をセットとして、このセットを複数シャフト上に並べる。
プロペラ1を配置したシャフトの前方末端部にラインアイ4を設ける。
ラインアイ4を頂点として、2方向にシャフトを伸ばす形状として、一方のシャフトにプロペラを配置し、他方のシャフトにウエイト7を配置する。それぞれプロペラ用シャフト5、ウエイト用シャフト6と呼ぶことにする。2つのシャフトのなす角度はおよそ直角程度とする。ウエイト用シャフト6が下向きとなり、水中での姿勢が安定するとともに、プロペラ用シャフト5からずれた位置に重心がくることにより、キャスティング時の飛行姿勢も安定し、飛行時および着水時のルアーへの糸の絡まりも防止できる。ラインアイ4を頂点としてそこから2方向にシャフトを伸ばす形状はスピナーベイトタイプのルアーと同様であると言える。
プロペラ用シャフト5上にウエイトを配置することも可能であり、そうすることで意匠的にはシンプルな形状とすることができる。その場合も、プロペラ用シャフト5の中心軸から重心をずらした形でウエイトを配置することにより、水中姿勢を安定させることができる。この場合、ウエイトを小魚の頭に模した形状とすることにより、意匠的な面白みを得ることもできる。頭の上部を浮力体あるいは軽量素材としてその下にウエイトを設けることで水中で安定したバランスとなる。
魚はウエイト7をターゲットとしてバイトしてくるケースが多いため、プロペラ用シャフト5から幾分か離れたところにウエイト6を配置することは、バイトおよびフッキングの面からもメリットがあるものと思われ、ウエイト用シャフト6を設けることには効果があると思われる。ウエイト用シャフト6の末端をフックアイ8とする。
図1に示す。1本のシャフト上に複数のプロペラ1を縦列させた形で配置する。一つ一つのプロペラの位置を制限するためにストッパー3を設ける。スト−ッパー3はシャフトに固定されたこぶ状ないし突起上のものであり、ビーズ2およびプロペラ1が後方へとずれて重なり一固まりとなってしまうことを防ぐ。ストッパー3はシャフトを瘤状に湾曲させることによっても形成することができる。ビーズ2をベアリングとして用い、ストッパー3とプロペラ1の間に配置する。一つのプロペラに対して一つのビーズを用いることで機能的には十分であるが、多数のビーズを並べることで華やかな感じとすることもできる。また、ビーズの色、数、大きさ、形などを変えることで魚に対するアピール度を変えることもできる。
さらにビーズとともにワッシャーや極小のプロペラなどを挟み込むことにより水中での音を増大させることができる。音は集魚効果を持つ。
ウエイトの配置については、プロペラ用シャフト5とは別にウエイト用シャフト6を設けて、そのシャフト上にウエイト7を配置する。ラインアイ4を頂点としてそこから2本のシャフトを伸ばして、一方をプロペラ用、他方をウエイト用とする。この形状が製作する際にも容易で、形状もシンプルとなる。
プロペラ用シャフト5の後端にウエイトを付加することで、水中でのバランスを調節することができる。
フックアイ8をそれぞれのシャフトの末端に設ける。
プロペラの数については、図1に示したように、4つ程度が実用上良いように思われる。3つでは意匠的な面白みに欠ける印象があり、5つとしても釣果が特に向上することは観察されないので、経験的には4つが良いように思われる。
しかしプロペラが多数であることによる集魚効果は経験的に確認されるところであり、魚に対するアピールが強いほうが良い場合には、プロペラの数も多いほうが良いものと考えられる。魚の種類や状況により最良のルアーは変化するものであるので、プロペラの数を違えたものを使いわけることが最良かもしれない。ルアーのサイズに応じてもプロペラの数は加減する。
プロペラは、小さなプロペラを先頭にして後ろにいくにつれて大きなものとすることでおよそ満遍のない回転を得ることができる。後方のプロペラは若干回転数が落ちる傾向はある。プロペラは、同じ大きさのものを並べた場合でもある程度の回転は確保できる。また、シャフトを湾曲させることによって後方のプロペラへの水の当たりを確保する方法もある。後方のプロペラを小さくすることも可能であり、プロペラの大きさとその並べ方のバリエイションは様々ありうる。
プロペラの間隔については、広くとったほうが良く回転する傾向があるが、およそプロペラの片翼の長さ程度の間隔があれば十分な回転が得られる。
プロペラの数が多いことが、本考案の効果を実現するにあたっては本質的なことなのであるが、プロペラが一つあるいは2つであっても実用としては成り立つ。
図2に示す。ガードワイヤー9を設ける。並んだ複数のプロペラの外周を囲む形でワイヤーを配置したものであり、補強の効果もあると同時にプロペラおよびプロペラ用シャフト5にラインが絡まることを防止する。
図2に示したのは、プロペラの上側と下側の両方にガードワイヤー9を設けた形である。上側だけあるいは下側だけにガードワイヤー9を設けても、プロペラ用シャフト5にラインが巻き付くことは防げる。実用上は片側で十分であると思われる。もちろん上下ともに設置すればさらに効果は高まり、使用時の安心感もあるかもしれない。特にラインの扱い、ルアーの扱いに不馴れな初心者にとってはぐるりと巡る形で上下にガードワイヤーがあったほうが良いかもしれない。
上側に設けたガードワイヤーを浮力体とする、あるいは浮力体をガードワイヤーに付加することで水中での浮力調節が可能となる。フローティングタイプにもできる。浮力体を紡錘形あるいは小魚に模した形状とすることで意匠的に魅力的となり、魚に対しても効果があるかもしれない。さらにその浮力体の前後にプロペラを付加することもできる。その場合には、浮力体の前部にラインアイを設けるのがよい。
下側のガードワイヤーにウエイトおよびフックアイを配置することも可能である。そうすることで、ウエイト用シャフト6は不要となり、シンプルな形状とできる。
ガードワイヤーを魚に模したような輪郭とすることもできる。多数並んだプロペラはあたかも魚の骨のようでもあり、意匠的に面白い効果もある。さらに、ストッパーを魚の骨と見えるような形状とすることも可能である。
ガードワイヤーの位置は上下ばかりでなく左右に配置してもよい。その場合も、浮力体を付加することで浮力の調節が可能となり、フローティングタイプとすることもできる。
また、下側のガードワイヤーは水草などへの絡まり防止の効果もある。さらに、下側のガードワイヤーを例えば半円形にするなどして根がかり防止の機能を高めることもできる。海の岩礁部でルアーを底まで沈めて釣るなどの場合には効果を発揮することが期待できる。上側には浮力体を設けて、水底でのルアーの姿勢を調整することでより効果的に根がかりを防止できる。
下側のガードワイヤーを2本として、2本を並列させて設けることで、水面を覆うような水草の上を引くこともできるようになる。さらにその2本のガードワイヤーの間、すなわちプロペラの下側にプレートを設けることで、プロペラが水草に接触することをより効果的に防止できる。プレートを舟形とするならさらに効果的であると思われる。プレートを透明にすることでプロペラの視覚的な効果を維持できる。
さらには、プロペラの列全体をパイプで覆ってしまう形態もありうる。パイプの中にシャフトを通し、そのシャフト上にプロペラが縦列した形態である。パイプの前部から水が入り後方へと抜けることでプロペラを回転させる水流を確保できる。パイプの側面などに穴を開けるなどしてプロペラに当たる水流を増大させることができる。パイプを透明としたほうが面白みがあり魚に対するアピール度も高いと思われるが、パイプを魚に模した形や色とすることもできる。
ウエイト用シャフト6を長めにして、例えばプロペラ用シャフト5と同程度の長さとして、ウエイト6だけが水底に着底する形とすることで、根がかりを少なくすることができる。ルアー上部に浮力体を設けて、ウエイト6が着底した状態においてプロペラの部分は水底から浮いた形を保つように調節することで、より効果的に根掛かりを防止できる。ラインアイ4の付近から上向きにシャフトを設けて、その上端に浮力体を設けると、水底での姿勢は安定しやすい。その場合、浮力体にフックを設置することも可能となる。プロペラ用シャフト5の後方末端部に浮力体を設けて、バランスをとることもできる。根がかりの多い場所で水底まで沈めて使用する場合には、ウエイト用シャフト6の末端のフックアイ8にフックを付けないのが良い。
図2に示したように、プロペラ用シャフト5の中程に枝の生やすような形でフック用シャフト10を設ける。その先端をフックアイ8とする。ボディの中程にフックを設けることは、ルアーが長いものである場合にはフッキング率を高めるために有効である。
下側のガードワイヤー9が存在する場合には、そのガードワイヤー9上にフックアイを設けることができるので、枝状のフック用シャフト10は必ずしも必要ではない。
フック用シャフト10のような枝状のシャフトを上向きにも設けて、各プロペラごとの仕切りとすることもできる。各プロペラごとに枝を上下に設けるならば補強機能をもつとともに意匠的なアクセントともなる。ストッパーとしての機能を兼ねることもできる。
リップを設ける。ミノータイプのルアーに用いらているような形態のリップを本考案の前部に設けることで、ルアーの浮き上がりを抑えることができる。
本考案は、リトリーブ時に浮き上がる傾向があるので、水深の深い所を釣りたいとき、または、一定の泳層をキープしてリトリーブしたいような場合には、リップを設けたタイプとするのが良い。リップを設けることでルアー全体が振動するようなアクションを生むこともある程度可能となる。
ウエイトあるいはガードワイヤーに取り付けるかたちで、水平フィンを設けることによっても、泳層をコントロールする効果を得ることができる。
あるいは、浮き上がる向きにフィンを設けるならば、トップウオーター用のルアーとなる。本考案は、フィンがない形態においても、速めのリトリーブをすることで水面まで浮き上がる傾向があり、水面と水面直下とを行き来することが、魚への有効なアピールとなることもあると観察される。
回転ブレードを付加する。スイベルを介して、フックアイ8などに回転ブレードを取り付ける。本考案は、そもそも集魚効果の高いものであるが、回転ブレードの付加により、さらに存在をアピールすることができる。
ウエイト7にラバースカートを付ける。ウエイト7の部分にバイトしてくる確率が高いことから、ウエイトをさらに魅力的なものとするために、ラバースカートを付ける。
本考案をジグヘッドとして用いる。すなわち、ウエイト7部にソフトルアー用のフックを設けてジグヘッドの形状とする。そしてそのフックにワームなどのソフトルアーを取り付けて用いる。
集魚効果が高いことから、トローリングなどでの集魚装置として利用できるかもしれない。水しぶきに反応する魚も多いことから、水面を引きずるような形での利用が有効であるかもしれない。
1 プロペラ
2 ビーズ
3 ストッパー
4 ラインアイ
5 プロペラ用シャフト
6 ウエイト用シャフト
7 ウエイト
8 フックアイ
9 ガードワイヤー
10 フック用シャフト

Claims (5)

  1. 1本のシャフト上に複数のプロペラを縦列に並べた形状のルアー。
  2. ラインアイを頂点として、そこから2本のシャフトを伸ばし、一方のシャフトに複数のプロペラを並べて配置し、他方のシャフトにウエイトを配置した、請求項1に記載のルアー。
  3. ワイヤーによってルアーのフレームを作るワイヤータイプのルアーで、1本のシャフトに複数のプロペラを並べて、そのシャフトの前端部にラインアイを設け後端部にフックアイを設け、前端部から後端部に至るまで中央部も含めてプロペラをおよそ等間隔に配置した、請求項1に記載のルアー。
  4. ワイヤーの形状はスピナーベイトとおよそ同様で、スピナーベイトの回転ブレ−ドに代えて、回転ブレードの設置されるシャフト上に複数のプロペラを並べて配置した、請求項1に記載のルアー。
  5. 並んだプロペラの外周を囲む位置にワイヤーをめぐらせ配置した、請求項1に記載のルアー。
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