JP3172490U - 脇部ポケット付きシャツ - Google Patents
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Abstract
【課題】有効に人体脇部の冷却・保温効果を発揮するためのシャツ構造を提供する。
【解決手段】半袖のシャツ1に体側ポケット2を設け、シャツの脇部内面にて開口部3を上向きにして縫着される。腕側ポケット4は、体側ポケットと同一物であってその開口部5を体側ポケット開口部に近接させて、シャツの腕部内面脇部分に縫着される。保冷剤10は、水と高吸水性樹脂等を軟質合成樹脂シート内に封入した長方形物体である。その中央は薄く形成されて折曲個所としての役割を有している。使用に際しては、まず保冷剤をポケットに挿入保持させる。シャツの胴体下部より保冷剤をくぐらせて体側ポケットにその半分を挿入し、腕側ポケットに残り半分を挿入する。
【選択図】図2
【解決手段】半袖のシャツ1に体側ポケット2を設け、シャツの脇部内面にて開口部3を上向きにして縫着される。腕側ポケット4は、体側ポケットと同一物であってその開口部5を体側ポケット開口部に近接させて、シャツの腕部内面脇部分に縫着される。保冷剤10は、水と高吸水性樹脂等を軟質合成樹脂シート内に封入した長方形物体である。その中央は薄く形成されて折曲個所としての役割を有している。使用に際しては、まず保冷剤をポケットに挿入保持させる。シャツの胴体下部より保冷剤をくぐらせて体側ポケットにその半分を挿入し、腕側ポケットに残り半分を挿入する。
【選択図】図2
Description
この考案は、冷却部材収納のためのポケットを脇部内面に設けたシャツに関する。
従来より、種々のシャツが利用されているが、本案に示すように、脇部内面にポケットを有するシャツは見あたらない。
風邪その他体調不良時に発熱することがあり、熱冷まし手段がよく利用される。
一般的には、解熱剤の服用や冷却ジェルシートなどが利用され、また保冷剤を内蔵した保冷枕も利用されている。保冷剤は水と吸水性樹脂、防腐剤、形状安定剤を主成分として制作され、比熱が大きく、冷却して用いられる。
人体発熱時には、動脈やリンパ管が比較的皮膚の表面近くを通る脇や首筋を冷やすと効果的とされているが、現在多用されているのは、上記の保冷枕や氷嚢あるいは熱冷まし時に額に貼るシートなどであり、脇に対する冷却手段は見あたらない。
本案は以上に鑑み、脇を効果的に冷却して発熱時対策とするための有力なる手段を提供することを目的として考案されたものである。
一般的には、解熱剤の服用や冷却ジェルシートなどが利用され、また保冷剤を内蔵した保冷枕も利用されている。保冷剤は水と吸水性樹脂、防腐剤、形状安定剤を主成分として制作され、比熱が大きく、冷却して用いられる。
人体発熱時には、動脈やリンパ管が比較的皮膚の表面近くを通る脇や首筋を冷やすと効果的とされているが、現在多用されているのは、上記の保冷枕や氷嚢あるいは熱冷まし時に額に貼るシートなどであり、脇に対する冷却手段は見あたらない。
本案は以上に鑑み、脇を効果的に冷却して発熱時対策とするための有力なる手段を提供することを目的として考案されたものである。
課題を解決する手段として本案は以下の構成とした。
すなわち、袖付きシヤツの内面において、体側脇部と腕側脇部にポケットを各々設けるとともに、互いのポケット開口部を近接させて位置させる。
本案は以上の構成よりなる脇部ポケット付きシャツである。
すなわち、袖付きシヤツの内面において、体側脇部と腕側脇部にポケットを各々設けるとともに、互いのポケット開口部を近接させて位置させる。
本案は以上の構成よりなる脇部ポケット付きシャツである。
本案によれば、シャツ内面脇部にポケットを各々設けたので、このポケット内に保冷剤を挿入保持することにて、人体脇部を効果的に冷やすことができて、人体発熱時における新たなる熱冷まし効果を発揮できる有用なる手段を得ることができる。なお、このポケット内にカイロ等の発熱体を挿入位置させることにより、人体保温効果も得ることができる。
以下、本考案の実施形態について説明する。
図において、1は半袖のシャツ、2は体側ポケットで、シャツの脇部内面にて開口部3を上向きにして縫着される。4は腕側ポケットで、体側ポケットと同一物であってその開口部5を体側ポケット開口部に近接させて、シャツの腕部内面脇部分に縫着される。
10は保冷剤である。水と高吸水性樹脂等を軟質合成樹脂シート内に封入した長方形物体である。その中央は薄く形成されて折曲個所11としての役割を有している。
本案の使用に際しては、まず保冷剤をポケットに挿入保持させる。シャツの胴体下部より保冷剤をくぐらせて体側ポケットにその半分を挿入し、腕側ポケットに残り半分を挿入する。これで保冷剤を図2にて示すように双方のポケット内にスムースに折曲して位置させることができる。これを左右双方の脇部ポケットに対して行い、準備が完了する。
このシャツを着ると保冷剤にて人体脇部は冷却され、効果的に人体の熱冷まし効果を得ることができる。図3〜図4は、本案の変化例を示すものである。図3はポケットの外側布体上部を円弧状に形成して円弧状開口部6とし、図4は同部を逆台形状とした逆台形状開口部7としたものであり、双方ともに保冷剤をポケットに挿入しやすくする効果がある。
図において、1は半袖のシャツ、2は体側ポケットで、シャツの脇部内面にて開口部3を上向きにして縫着される。4は腕側ポケットで、体側ポケットと同一物であってその開口部5を体側ポケット開口部に近接させて、シャツの腕部内面脇部分に縫着される。
10は保冷剤である。水と高吸水性樹脂等を軟質合成樹脂シート内に封入した長方形物体である。その中央は薄く形成されて折曲個所11としての役割を有している。
本案の使用に際しては、まず保冷剤をポケットに挿入保持させる。シャツの胴体下部より保冷剤をくぐらせて体側ポケットにその半分を挿入し、腕側ポケットに残り半分を挿入する。これで保冷剤を図2にて示すように双方のポケット内にスムースに折曲して位置させることができる。これを左右双方の脇部ポケットに対して行い、準備が完了する。
このシャツを着ると保冷剤にて人体脇部は冷却され、効果的に人体の熱冷まし効果を得ることができる。図3〜図4は、本案の変化例を示すものである。図3はポケットの外側布体上部を円弧状に形成して円弧状開口部6とし、図4は同部を逆台形状とした逆台形状開口部7としたものであり、双方ともに保冷剤をポケットに挿入しやすくする効果がある。
以上、本案について記したが、本案はシャツ脇部にポケットを設けたところにその特徴を有し、保冷剤をこのポケット内に位置させて人体脇部を効果的に冷やすことができて、人体発熱時に有益なものとなり、従来にない新たなる冷却手段を提供するものである。
本案は、風邪などによる発熱時のほかに、熱中症の対策としても有効と思われる。
また、保冷剤以外に、カイロなどの発熱体を用いることにて、逆に低体温対策、災害時、遭難時に人体を温める手段としても十分利用することができる。
なお、既述の例ではポケットをシャツに縫着するものとしたが、他の手段、例えば粘着にて設けてもよい。この場合は、ポケットを別に携帯し、使用時に剥離紙を除去して粘着層を露出させてシャツ脇部に粘着させて用いることができて、非常時に便利である。
以上のごとく、本案にて人体に対する有力な保冷・保温効果を得ることのできる有用なる手段を得ることができる。
本案は、風邪などによる発熱時のほかに、熱中症の対策としても有効と思われる。
また、保冷剤以外に、カイロなどの発熱体を用いることにて、逆に低体温対策、災害時、遭難時に人体を温める手段としても十分利用することができる。
なお、既述の例ではポケットをシャツに縫着するものとしたが、他の手段、例えば粘着にて設けてもよい。この場合は、ポケットを別に携帯し、使用時に剥離紙を除去して粘着層を露出させてシャツ脇部に粘着させて用いることができて、非常時に便利である。
以上のごとく、本案にて人体に対する有力な保冷・保温効果を得ることのできる有用なる手段を得ることができる。
1 シャツ
2 体側ポケット
3 開口部
4 腕側ポケット
5 開口部
6 円弧状開口部
7 逆台形状開口部
10 保冷剤
11 折曲個所
2 体側ポケット
3 開口部
4 腕側ポケット
5 開口部
6 円弧状開口部
7 逆台形状開口部
10 保冷剤
11 折曲個所
Claims (3)
- 袖付きシャツの内面において、体側脇部と腕側脇部にポケットを各々設けるとともに、互いのポケット開口部を近接させて位置させたことを特徴とする脇部ポケット付きシャツ。
- ポケット開口部を円弧状としてなる請求項1記載の脇部ポケット付きシャツ。
- ポケット開口部を逆台形状としてなる請求項1記載の脇部ポケット付きシャツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011006129U JP3172490U (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | 脇部ポケット付きシャツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011006129U JP3172490U (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | 脇部ポケット付きシャツ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3172490U true JP3172490U (ja) | 2011-12-22 |
Family
ID=47999835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011006129U Expired - Fee Related JP3172490U (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | 脇部ポケット付きシャツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3172490U (ja) |
-
2011
- 2011-09-30 JP JP2011006129U patent/JP3172490U/ja not_active Expired - Fee Related
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