JP3172293B2 - 液状滅菌栄養組成物 - Google Patents

液状滅菌栄養組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液状栄養剤において、カ
ルシウム材料に微細化したスラリー状炭酸カルシウム複
合体を用い、長期間にわたり乳化安定な、脂肪含量が低
く浸透圧も低い液状滅菌栄養組成物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】栄養剤は手術前後の栄養管理に広く用い
られているが、窒素源は蛋白態を使用する場合、アミノ
酸及び低分子ペプチドを使用する場合の二群に大別され
る。通常の病態下での窒素源は蛋白態で十分であるが、
極度の消化吸収障害が起こっている場合、特に膵液等が
分泌されないような病態では、窒素源としてアミノ酸及
び低分子ペプチドが吸収良好であるので好ましい。糖質
源には、消化性が良いこと、高浸透圧による下痢を防止
するために浸透圧が低いこと等が望まれ、一般的に澱粉
を加水分解したデキストリンが用いられる。なかでもよ
り浸透圧を低くする目的でDE値の小さいデキストリン
が望ましい。脂肪には、必須脂肪酸であるリノール酸、
またはω3系の高度不飽和脂肪酸の供給源として大豆
油、コーン油、椰子油、サフラワー油、シソ油等の植物
油、魚油が好ましいとされている。また、極度の吸収障
害が起こっている場合、特に膵液等が分泌されないよう
な病態では、エネルギー源として人工的に調製された中
鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT)が好ましい。通常栄
養剤には、これら三大栄養素の他に、生命維持に必要な
各種のビタミン及びミネラルが添加されて栄養組成物が
構成されている。通常は粉末の組成物かあるいは、投与
時の濃度に予め調製された液状組成物が採用される。最
近では、用時調製の煩雑な操作がなく、かつ細菌の汚染
の危険性の少ない液状滅菌栄養剤が多く使用されてい
る。
【0003】しかし、上記の理由で選択された窒素源
(アミノ酸、低分子ペプチド、またはこれら2種の混合
物)、糖質(デキストリン)、脂肪(植物油、魚油、M
CT)、ビタミン、ミネラルを配合して液状とする液状
滅菌栄養剤の場合、その製剤上数々の問題点が見受けら
れる。まず、窒素源であるアミノ酸や低分子ペプチドと
糖質源としてのデキストリンは、両者の共存下で褐変現
象を起こす。この褐変現象を抑制するにはDE値の小さ
いデキストリンを使用することが望ましいが、このこと
は粘度の上昇、更には乳化状態を不安定にし、クリーミ
ングやオイルオフ、離水等を生じさせる。また、大豆油
をリン脂質で乳化した静注用の脂肪乳剤とミネラル、或
いはアミノ酸や低分子ペプチドを混合すると直ちに乳化
が破壊されオイルオフや離水が生じ、これに伴い数種類
のビタミンが劣化減少する。
【0004】これらの現象は、滅菌時の加熱により更に
増幅される。一般に、カルシウムイオンのような二価イ
オンは、乳化状態を不安定にすることが知られており、
特に、窒素源がアミノ酸、もしくは低分子ペプチド、ま
たはこれら2種の混合物である場合、糖質にDE値が小
さいデキストリンを用いる場合には、製剤中にカルシウ
ムイオンとしてカルシウムを配合すると乳化状態が極端
に不安定になる。
【0005】また、近年クローン病患者への成分栄養剤
の投与療法が施行されているが、この場合下痢の発症の
負担を抑えるために脂肪含量は低いほうが好ましいとさ
れている。液状栄養剤において脂肪含量の低下は、より
乳化状態を不安定にする要因である。特開平3−290
166号公報に3種の乳化剤を併用使用することで、主
窒素源に蛋白加水分解物やアミノ酸を用いても脂質、糖
質、ビタミン、ミネラルを含有する乳化安定な栄養組成
物の調製法が示されている。しかし、この場合の脂肪含
量はある程度配合された方法であり(3%(W/V) 以
上)、脂肪含量を抑えた栄養組成物について何も示され
ていない。即ち、脂肪含量の低い栄養組成物を調製する
には特開平3−290166号公報記載の方法では困難
なのである。
【0006】先のカルシウムイオンが乳化に悪影響を及
ぼすということでカルシウム材料に水不溶性の通常の炭
酸カルシウムを配合した場合には、その比重が2.6 と高
いために直ちに沈澱を生じてしまう。上述のことから、
製剤中に生命維持に必要なアミノ酸、もしくは低分子ペ
プチド、DE値の小さいデキストリン、できる限り少量
の脂肪(必須脂肪酸欠乏を生じさせない程度)、ミネラ
ル、ビタミンを長期間安定な状態で含有する液状滅菌栄
養組成物の製剤化は困難であるとされている。成分栄養
剤として、アミノ酸を窒素源としたもの、或いはジ及び
トリペプチドを主窒素源とした製品が市販されている
が、いずれもその形態は粉末で用時調製製剤となってい
る。しかし、経腸栄養法の施行数が著しく増加した今日
では、用時調製製剤は投与の際に溶解する労力及び時間
がかかり、溶解の必要のない、Ready-to-useの液状製剤
の開発が望まれているわけである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記したよ
うな栄養剤における種々の問題点を解決することを目的
としてなされたものである。すなわち、本発明は、栄養
剤の全ての成分を安定な状態で含有し、乳化状態も良好
で脂肪含量が低く、浸透圧も低い液状滅菌栄養組成物を
提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、窒素源がアミ
ノ酸、低分子ペプチドまたはこれら2種の混合物、糖質
がデキストリン、特にDE値が25以下のデキストリン、
脂肪、特にその含量が2%(W/V) 以下の脂肪、ミネラ
ル、ビタミンを含有し、ミネラル中のカルシウム源とし
て分散性の良いスラリー状微細化炭酸カルシウム複合体
を配合した、長期間乳化安定な液状滅菌栄養組成物
る。本発明においては、デキストリンは20%(W/V) 以
下、デキストリンと脂肪の比が7:1以上とされる。
【0009】本発明において、カルシウム源に用いるス
ラリー状微細化炭酸カルシウム複合体は、平均粒子径が
0.04μm のスラリー状炭酸カルシウムにHLB10以上
の親水性乳化剤を添加し、超音波を連続的、または非連
続的に照射して得られる。この方法によれば、炭酸カル
シウム粒子が乳化剤にコーティングされたペースト状の
炭酸カルシウム複合体が得られる。本発明のスラリー状
炭酸カルシウム複合体は、特開昭64−69513号公
報に開示された技術により得られるものをいう。
【0010】本発明において、窒素源にアミノ酸、低分
子ペプチドまたはこれらの混合物、糖質にDE値の小さ
いデキストリン、できる限り少量の脂肪(必須脂肪酸欠
乏を生じさせない程度)、ミネラル、ビタミンを安定な
状態で含有するためには、ミネラル中のカルシウム材料
の選択が重要である。即ち、水不溶性のカルシウムを用
いることが重要であり、水溶性のカルシウム、例えばカ
ルシウムイオンの状態で配合された場合には、直ちに乳
化が破壊されクリーミング、オイルオフ、離水が生じて
しまう。また、水不溶性のカルシウムなら何でも良い訳
ではなく、例えば炭酸カルシウムをそのまま配合した場
合には、その比重が2.6 と高いことから殆どが沈澱して
しまい製剤に至らない。そこで、先に述べた炭酸カルシ
ウム粒子が乳化剤にコーティングされた炭酸カルシウム
複合体ならば、その易分散性のために沈殿が発生しな
い。さらに炭酸カルシウム粒子の表面が乳化剤にコーテ
ィングされているため、カルシウムがイオン化せず、カ
ルシウムイオンが原因となる乳化状態の破壊や沈殿の発
生を起こさず、且つ長期間の安定性が保たれる。またカ
ルシウム源が不溶性のため、溶液の浸透圧を上げること
がないため、浸透圧の上昇を極力避けたい、外科手術後
の患者用の栄養剤としても満足できるものが生産され
る。
【0011】本発明に従い、窒素源にアミノ酸と低分子
ペプチドの混合物、糖質にDE値が25以下のデキスト
リン、できる限り少量の大豆油(必須脂肪酸欠乏を生じ
させない程度)、ミネラル、ビタミン、スラリー状微細
化炭酸カルシウム複合体を水に混合し、リン脂質等の乳
化剤で均質化後、殺菌処理を行えば、乳化状態の良好
な、しかも浸透圧の低い液状滅菌栄養組成物を調製でき
る。以上述べた通り、本発明に従い、カルシウムの材料
にスラリー状微細化炭酸カルシウム複合体を選択するこ
とで、これまで困難とされた窒素源にアミノ酸、もしく
は低分子ペプチド、またはこれら2種の混合物、DE値
が25以下であるデキストリン、脂肪(2%(W/V) 以
下)、ビタミン、ミネラルを含有した、いわゆる低脂肪
成分栄養剤の液状製剤化が可能となる。
【0012】以下に実施例、比較例を示し、本発明を具
体的に説明する。
【実施例1】本実施例においては、低脂肪液状滅菌栄養
剤の製造方法を示す。精製大豆油17kg、脂溶性ビタミン
を溶解したMCT17kgに高純度グリセリン脂肪酸エステ
ル(理研ビタミン(株))1.2kg を添加後攪拌溶解した。
この溶液を、予め水1500lに加水分解レシチン(協和醗
酵工業(株))16.9kgとDE値20のデキストリン 697.5kg
を加え溶解しておいた溶液及びDE値28のデキストリン
697.5kgを加え溶解しておいた溶液のそれぞれに添加し
た。別に水1800lにアミノ酸、低分子ペプチド混合物 1
95kg、各種ミネラル類を溶解しておき、先の2種の油・
デキストリン混液と混合、10%のスラリー状微細化炭
酸カルシウム複合体43kgを添加し、65〜70℃の温度を保
持しながらホモミキサーで予備乳化を行った。次いで、
この乳化液を高圧均質機を用いて 500kg/cm2で2回繰り
返し均質を行い、水溶性ビタミン類を添加、窒素ガスで
脱気後 200mlずつアルミパウチ袋に充填しレトルト殺菌
を行い、目的の液状滅菌栄養剤を2種得た。この液状栄
養剤のレトルト殺菌後の乳化状態は良好で、クリーミン
グやオイルオフ等は認められず、浸透圧はそれぞれ 60
0、720 mOm/kgであった(表1)。
【0013】
【表1】
【0014】
【比較例1】微細化スラリー状炭酸カルシウム複合体43
kgの代わりに、最終製品のカルシウム含量が同一になる
ように塩化カルシウム(2水和物)6.3kg、グルコン酸カ
ルシム(7水和物)19.3kg、炭酸カルシウム4.3kg をそ
れぞれ配合し、実施例1と同様の方法で2種のデキスト
リンを用い、液状滅菌栄養剤を計6種類調製した。これ
らの液状栄養剤のレトルト殺菌後の乳化状態を観察した
ところ、塩化カルシウム、グルコン酸カルシウムを用
い、DE値が20の栄養剤で極端な乳化の破壊がみられ、
クリーミングは勿論、オイルオフが認められた。一方、
炭酸カルシウムを用いた栄養剤ではDE値に関わらず多
量の沈澱がみられた(表1)。DE値28で塩化カルシウ
ム、グルコン酸カルシウムを用いた2種の栄養剤の乳化
状態は良好であったが、浸透圧は 730mOm/kgであった。
以上の結果本発明栄養剤組成物は、従来の製品に比較し
て乳化安定性が高く、沈殿の発生が少ないことが確認で
きた。
【0015】
【発明の効果】本発明の実施により乳化安定性が高く、
窒素源にアミノ酸、もしくは低分子ペプチド、またはこ
れら2種の混合物、DE値の小さいデキストリン、でき
る限り少量の脂肪(必須脂肪酸欠乏を生じさせない程
度)、ミネラル、ビタミンを安定な状態で含有し、さら
に乳化状態が良好で沈殿が発生しにくく、浸透圧が低
く、かつ脂肪含量の低い液状滅菌栄養組成物を提供でき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A61P 43/00 A61K 37/02 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 1/29 - 1/305 A61K 38/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アミノ酸、低分子ペプチドまたはこれら
    の混合物、デキストリン、脂肪、ビタミン及びミネラル
    を含有し、ミネラル中のカルシウム源がスラリー状微細
    化炭酸カルシウム複合体であり、デキストリン20%(W
    /V) 以下と脂肪2%(W/V) 以下を含み、かつデキストリ
    ンと脂肪の比が7:1以上であることを特徴とする乳化
    安定な液状滅菌栄養組成物。
  2. 【請求項2】 デキストリンがDE25以下である請求
    1記載の液状滅菌栄養組成物。
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