JP3172268U - 食材調理具 - Google Patents

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【課題】細かな立体形状の部分を見栄えよく面取りできるようにした食材調理具を提供する。【解決手段】グリップ11と切れ刃12とから構成される面取り具10を備え、切れ刃の前半部が円弧状でかつ先細り状に形成されており、切れ刃の先端を食材の端面又は穴内面に接触させ、端面又は穴内面を案内面として切れ刃の円弧状部分を食材の角部に沿って送ることによって食材の角部をアール状に面取りし得るようになっている。【選択図】図1

Description

本考案は食材調理具に関し、特に細かな立体形状の部分を見栄えよく面取りできるようにした調理具に関する。
例えば、大根を輪切りにして長時間煮込むと、大根の角部が煮くずれを起こしやすく、料理の見栄えが損なわれることから、例えば輪切り大根の角部を面取りして煮くずれを少なくすることが行われている。
従来、大根などの面取りは包丁やピーラー(皮むき)を用いて行っていたが(特許文献1)、包丁やピーラーの扱いに不慣れな者には面取りが煩わしく、しかも面取りした部分の幅や角度がバラバラとなって料理の見栄えがよくなかった。
これに対し、平板状の本体の両側に曲率の異なる縦壁を設け、この縦壁に刃物を斜めに固定して大きさの異なる大根等の面取りを容易に行えるようにした面取り具(特許文献2)、あるいは側縁の一部が円弧状をなす天板に側板を直角に一体的に形成し、側板と天板の角部を切り欠いて刃物を斜めに固定するようにした面取り具(特許文献3)、が提案されている。
実開昭63−111824号公報 実用新案登録第3154542号公報 特許第3728563号公報
ところで、大根から様々な形状に打ち抜いた飾り大根、例えば花型の飾り大根を雑煮の具やおでん種に用いる一方、残った大根も中央に花型の穴があって珍しく、細工大根としておでん種に用いることが提案されているが、上述の飾り大根や細工大根も長時間煮込む場合には角部の煮崩れが懸念される。
しかし、特許文献2、3記載の面取り具では飾り大根や細工大根の中央の穴など、細かな立体形状の部分を面取りすることは難しい。
本考案はかかる問題点に鑑み、細かな立体形状の部分を見栄えよく面取りできるようにした食材調理具を提供することを課題とする。
そこで、本考案に係る食材調理具は、細かな立体形状の部分を見栄えよく面取りできるようにした食材調理具であって、グリップ又は摘まみと切れ刃とから構成される面取り具を備え、上記切れ刃の前半部が円弧状でかつ先細り状に形成されており、上記切れ刃の先端を食材の端面又は穴内面に接触させ上記端面又は穴内面を案内面として上記切れ刃の円弧状部分を食材の角部に沿って移動させることによって食材の角部をアール状に面取り可能となっていることを特徴とする。
本考案の特徴の1つは切れ刃の前半部を円弧状でかつ先細り状に形成するようにした点にある。
これにより、端面や穴内面を案内面として切れ刃を送ることができ、面取りに不慣れな者であっても、又食材が細かな立体形状であっても、安定した幅や角度に面取りすることができる。
しかも、面取りした面が平坦面ではなく、アール状の面となるので、煮くずれが平坦な面取りの場合に比較してより確実に抑制できるばかりでなく、端面と側面や端面と穴内面とがアール状の面によって滑らかに連続し、見栄えもよい。
また、本考案によれば、角部をアール状に面取りした細かな立体形状の飾り食材や、細かな立体形状の型抜き穴を有しかつ角部をアール状に面取りした斬新な食材を提供することができる。
ここで、本考案が適用される食材は特に限定されないが、大根、人参、蕪、さつまいも、里芋、じゃがいもなどの根菜類に適用するとその効果が大きい。
本考案に係る食材調理具は飾り大根の面取りや残った大根の穴周縁の面取りに適用するとその効果が大きい。即ち、本考案によれば、上述の面取り具に加え、所望の平面閉形状をなす押込み刃を有し、上記押込み刃を食材に押し込むことによって上記食材を上記平面閉形状の型抜き食材と上記平面閉形状の穴を有する食材本体とに分離するための切離し具を更に備える食材調理具を提供することができる。。
また、本考案によれば、上述の面取り具に加え、所望の平面閉形状をなす押込み刃を有し、上記押込み刃を食材に押し込むことによって食材に上記平面閉形状の押込み溝を形成するための抜き型と、グリップと切れ刃とから構成され、上記切れ刃の先端部がL字状に折り曲げられ、該切れ刃のL字状部分が上記押込み溝内に差し込まれて上記押込み溝の底部中央に向けて回転されその状態で上記押込み溝に沿って移動されることによって上記食材を上記平面閉形状の型抜き食材と上記平面閉形状の穴を有する食材本体とに分離するための切離し具を更に備える食材調理具を提供することができる。
また、コンビニエンスストアーなどではおでん種として大根を皮剥きした大根を大量に必要とすることがある。かかる場合、所定の厚みに輪切りした大根に輪抜き型を押し込み、皮を残して輪抜きすることが行われている。そこで、輪抜き型の外側面に沿ってレールを設け、レールに面取り具をスライド自在に支持し、大根を輪抜きした後、大根の角部を切刃の円弧状部分でアール状に面取りするようにすると、調理の作業性を大幅にアップできる。
本考案に係る食材調理具の好ましい実施形態を示す図である。 上記実施形態における使用方法を模式的に示す図である。 上記実施形態を用いた食材の調理例を示す図である。 他の調理例を示す図である。 さらに他の調理例を示す図である。 他の実施形態における面取り具を示す図である。 さらに他の実施形態における面取り具の使用の1例を模式的に示す図である。 図7に続く工程を示す図である。
以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図5は本考案に係る食材調理具の好ましい実施形態を示す。本例の調理具は図1に示されるように、抜き型20A、20B、20C、切離し具30、面取り具10及び溝切り具40の組み合わせから構成される。
抜き型20A〜20Cは例えばステンレス鋼を用いて花、ハート、星、その他の平面閉形状に成形され(但し、図には花、ハート、星の平面閉形状のものを示している)、先端部には押込み刃21が形成されており、押込み刃21を食材50に押し込み途中で押し込みを停止することによって平面閉形状の押込み溝52を形成し、又最後まで押し込むことによって花、ハート、星等の平面閉形状の飾り食材51を型抜きすることができるようになっている。
切離し具30はステンレス棒鋼を用いて形成され、相互に一体のクリップ31と切れ刃32とから構成され、切れ刃32は先端部がL字状に折り曲げられ、切れ刃32の先端部を押込み溝52に差し込み、押込み溝52の底部中央に向けて回転させ、その状態で押込み溝52に沿って送ることによって飾り食材51を食材50の本体から切り離すことができるようになっている。
面取り具10は合成樹脂製のグリップ11とステンレス鋼製の切れ刃12とから構成され、切れ刃12の前半部が円弧状でかつ先細り状に形成され、切れ刃12の先端を飾り食材51の端面又は食材50の本体の穴53の内面に接触させ、端面又は穴内面を案内面として切れ刃12の円弧状部分12Aを飾り食材51又は食材50の本体の角部に沿って送ることによって食材50、51の角部をアール状に面取りできるようになっている。
溝切り具40は合成樹脂製のグリップ41とステンレス鋼製の切れ刃42とから構成され、切れ刃42の先端部はコ字状に折り曲げられ、食材50、51に凹状の溝55を形成できるようになっている。
例えば、輪切りの大根(食材)50から飾り大根51を抜く場合、所望の平面閉形状、例えばハート形状の抜き型20Bを用い、図2の(a)(b)に示されるように、輪切り大根50の中央に抜き型20Bを押し込む。
所望の深さまで押し込むと、図2の(c)に示されるように、輪切り大根50にハート形状の押込み溝52を形成することができる。次に、図2の(d)に示されるように、切離し具30のグリップ31を指でつまみ、切れ刃32のL字状先端部を押込み溝52に差し込み、押込み溝52の中央に向けて切離し具32を回転させ、その状態で切れ刃32を押込み溝52に沿って送ると、図2の(e)に示されるように、所望の厚みのハート形状の飾り大根51を大根50の本体から切り離すことができ、残った大根50の本体にはハート形状の穴53ができる。
次に、図3の(a)に示されるように、面取り具10のグリップ11を手で握り、切れ刃12の円弧状部分12Aを飾り大根51の角部に切り込ませるとともに、切れ刃12の先端を飾り大根51の端面に当て、その状態で飾り大根51の端面を案内面として切れ刃12を飾り大根51の角部に沿って送ると、図3の(b)に示されるように、飾り大根51の角部を面取りすることができる。
このとき、面取り具10の切れ刃12の前半部は円弧状に形成されているので、図3の(c)に示されるように、飾り大根51の角部がアール状に面取りされる。
また、残った大根50の本体の穴53の周縁の角度については、図4の(a)に示されるように、切れ刃12の円弧状部分12Aを飾り大根50の穴53の角部に切り込ませるとともに、面取り具10の切れ刃12の先端を穴53の内面に当て、その状態で大根50の穴53の内面を案内面として切れ刃12を穴53の角部に沿って送ると、図4の(b)(c)に示されるように、大根50の穴53周縁の角部をアール状に面取りすることができる。
同様に、大根50の上下端面の角部についても、面取り具10の切れ刃12の先端を端面に当て、上下の端面を案内面として大根50の上下端面の角部をアール状に面取りすることができる。
また、必要の場合には図5に示されるように、溝切り具40を用いて例えば飾り大根51の端面に凹状の溝55を入れて装飾することができる。
また、抜き型20Bを大根50に押し込むときに、途中で止めずに最後まで押し込むと、切離し具30を用いることなく、飾り大根51を抜くことができる。
図6は第2の実施形態を示す。本例では面取り具10の切れ刃12に円弧状部分12A、12Bを2段に形成しており、このようにすると面取りすべき角部が細かくかつ複雑な立体形状であっても、角部に対して切れ刃12の円弧状部分12A、12Bを任意の角度に切れ込ませて送ることができる。
図7及び図8は第3の実施形態を示す。本例では大根の輪抜き型70の外周面に断面チャネル状のレール71を全周にわたって固定し、レール71にはスライダーをスライド自在に内装し、スライダーには面取り具10の摘まみ13を取り付け、摘まみ13は切刃12の基部に固定する。
皮つきの大根60を輪切りして面取りする場合、皮つき大根60を包丁などを用いて所定の厚みに輪切りし、図7に示されるように、輪切りした大根60の上端面に本例の輪抜き型70の押込み刃70Aを載せ、輪抜き型70を大根60に押し込むと、皮を残して大根60を輪抜きすることができる。
輪抜きが済むと、図8に示されるように、輪抜き型70の上下位置を調整し、面取り具10の切刃12の円弧状部分12Aを大根50の角部に切り込ませるとともに、面取り具10の切刃12の先端を輪抜きした大根50の上端面に当て、その状態で摘まみ13をレール71に沿ってスライドさせると、大根50の角部をアール状に面取りすることができ、このように作業性よく調理することができる。
なお、抜き型の平面閉形状は上記の実施形態のものに限定されず、動物の顔、自動車、飛行機など、他の閉形状を採用することもできる。また、食材は大根に限定されず、人参、蕪、さつまいも、里芋、じゃがいもなどの根菜類に適用することができる。
10 面取り具
11 グリップ
12 切れ刃
12A、12B 円弧状部分
20A 20B 20C 抜き型
21 切れ刃
30 切離し具
31 グリップ
32 切れ刃
50 大根
51 飾り大根
52 押込み溝
53 穴

Claims (4)

  1. 細かな立体形状の部分を見栄えよく面取りできるようにした食材調理具であって、
    グリップ(11)又は摘まみ(13)と切れ刃(12)とから構成される面取り具(10)を備え、上記切れ刃(12)の前半部が円弧状でかつ先細り状に形成されており、
    上記切れ刃(12)の先端を食材(50、51)の端面又は穴(53)内面に接触させ上記端面又は穴(53)内面を案内面として上記切れ刃(12)の円弧状部分(12A、12B)を食材(50、51)の角部に沿って送ることによって食材(50、51)の角部をアール状に面取りし得るようになっていることを特徴とする食材調理具。
  2. 所望の平面閉形状をなす押込み刃(21)を有し、上記押込み刃(21)を食材(50)に押し込むことによって上記食材(50)を上記平面閉形状の型抜き食材(51)と食材(50)の本体とに分離するための抜き型(20)を更に備え、上記面取り具(10)と組合せて用いられるようにした請求項1記載の食材調理具。
  3. 所望の平面閉形状をなす押込み刃(21)を有し、上記押込み刃(21)を食材(50)に押し込むことによって食材(50)に上記平面閉形状の押込み溝(52)を形成するための抜き型(20)と、
    グリップ(31)と切れ刃(32)とから構成され、上記切れ刃(32)の先端部がL字状に折り曲げられ、該切れ刃(32)のL字状部分が上記押込み溝(52)内に差し込まれて上記押込み溝(52)の底部中央に向けて回転されその状態で上記押込み溝(52)に沿って送られることによって上記食材(50)を上記平面閉形状の型抜き食材(51)と上記平面閉形状の穴(53)を有する食材(50)の本体とに切り離すための切り離し具(30)とを更に備え、上記面取り具(10)と組合せて用いられるようになした請求項1記載の食材調理具。
  4. 上記面取り具(10)は、皮を残して食材(60)を輪抜きするための輪抜き型(70)の外周面に設けられたレール(71)にスライド自在に取り付けられ、上記面取り具(10)の摘まみ(13)をレール(71)に沿ってスライドさせることにより切れ刃(12)の円弧状部分(12A)を食材(50)の角部に沿って送って食材(50)の角部をアール状に面取りするようになっている請求項1記載の食材調理具。
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