JP3172181U - 食品包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器自体に収納したままでも収納物を洗浄・燻蒸でき、収穫地から販売場所までに運搬使用するコンテナ容器に無駄なく整列収納でき、陳列販売時の視認性を向上する食品包装容器を提供する。【解決手段】蓋体10で施蓋する容器本体1の底壁に底部通孔3を開穿すると共に、蓋体10に上部通孔10を開穿する。容器本体1は、所定のコンテナ容器内で、横方向、縦方向のいずれでも整数列で収納させる横幅員、縦幅員に設定して形成する。また、容器本体1は、周壁面を載置面に向けた傾斜起立時で、容器本体1の開口部面が載置面に対して側方から見てほぼ50〜70?を呈するようにする。蓋体10の上壁には、その周縁に沿って上外方に突出状にして形成した浅底段部状の環状を呈する積み重ね用の上部位置決め段部14を形成し、この上部位置決め段部14の内周縁形は、容器本体1における底部位置決め段部4の外周縁形に対応して構成する。【選択図】図1

Description

この考案は、例えば産地、販売地相互間で野菜・果物その他の生鮮食料品を流通・運搬する所定容量のコンテナ容器にデットスペースを生じさせることとなく所定数できっちりと格納でき、また生鮮食料品等の収納物に対する通気性、洗浄・燻蒸容易性を図り、店頭販売時の傾斜状態の陳列による商品の体裁良好性・一覧性をも得られようにした食品包装容器に関する。
従来から、ミカン、イチゴ、トマト等の青果物を所定数で透明なパック容器に収納し、その容器に収納したままで陳列販売することが行われている。すなわち、収穫後、その収穫地においてパック詰めして例えば折り畳み式コンテナ容器に所定数で格納され、スーパーマーケットその他の販売場所まで運搬された後、店頭陳列、販売されている。そのためのパック容器は、例えば所定肉厚の合成樹脂シート材によって器状の容器本体部とこの容器本体部に施蓋する蓋体部とを連続させて、必要とする収納容量に対応して所定の立体形状、大きさその他を備えたものとして一体状に成形されて成る。
例えば特許文献1に示される特開2003−191937号公報に係る食品用容器であり、特許文献2に示される特開2005−219784号公報に係る冷凍麺包装用容器である。特許文献1に係る食品用容器は、果物や野菜の鮮度を保つための空気を取り入れる空気孔が容器本体の底部に複数設けられ、収納食品の外部からの衝撃から保護する凹溝、凸リブが容器本体に形成されている。特許文献2に係る冷凍麺包装用容器は、容器の底部に設けた多数の貫通小孔によって容器中に貯めた水の70%以上が30秒以内で排出されるようして成る。
特開2003−191937号公報 特開2005−219784号公報
ただ、特許文献1に係る食品用容器では容器本体内外での空気流通作用が得られても、例えば収納した果物・野菜類を洗浄・燻蒸等する必要が生じたとき、施蓋した状態で収納物を洗浄・燻蒸等することができず、収納物を取り出し、再度パック詰めしなければならず、面倒である。また、特許文献2に係る冷凍麺包装用容器では容器の上部が開放構造であるために、麺洗浄のための洗浄水を掛けるには好都合でも保管時等では別の封緘部材を用意する必要がある。
また、こうした従来の包装容器では、青果物等の収穫地と販売地との間で運搬用に使用される例えば折り畳み式の通いコンテナ容器に所定数で収納されるとき、包装容器自体の大きさ等が適当に選定されると、コンテナ容器内で隙間あるいは不足が生じることにもなり、これらが無駄なスペースとなる。
一方、青果物等の収納物を包装容器に収納したままで店頭等で陳列販売するとき、多数段で積み重ねたり、あるいは例えば陳列棚等で容器自体を傾斜させて収納物を見易くさせたりするとき、包装容器の積み重ね時の位置決め部分がないため荷崩れを生じることがあり、また、適度な角度での見易い傾斜状態に設定することは面倒であった。
そこでこの考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、その目的は例えば青果物等の収納物を収納したままでもその青果物等の洗浄・燻蒸作業を可能にし、また収穫地から店頭等の販売場所までに往復させて繰り返し運搬使用する、いわゆる通いコンテナ容器に無駄なく整列収納できると共に、店頭陳列販売時で収納物の視認を容易にするため等で容器自体を傾斜陳列するときの安定性も確保でき、あるいは容器自体を多数段で積み重ねても安定した状態で多段陳列できるようにした食品包装容器を提供することにある。
上述した課題を解決するため、この考案にあっては、蓋体10によって施蓋される容器本体1の底壁に底部通孔3を開穿すると共に、蓋体10に上部通孔13を開穿したことを特徴とする。
特に、容器本体1に蓋体10を施蓋した状態で洗浄・燻蒸等をするよう、容器本体1の底部通孔3及び蓋体10の上部通孔13は、3〜10mmの大きさに開穿することができる。
蓋体10が施蓋された容器本体1は、所定のコンテナ容器C内で、その横方向、縦方向のいずれでも整数列で収納される横幅員、縦幅員に設定されて構成することができる。
容器本体1は、周壁面を載置面に向けた傾斜起立時で、容器本体1の開口部面が載置面に対して側方から見てほぼ50〜70°が好ましく、特に61°であることが好もしいものとして構成することができる。
蓋体10の上壁には、その周縁に沿って上外方に突出状にして形成した浅底段部状の環状を呈する積み重ね用の上部位置決め段部14が形成されていて、この上部位置決め段部14の内周縁形は、容器本体1における底部位置決め段部4の外周縁形に対応して構成することができる。
より具体的には、3〜10mmの大きさの底部通孔3が開穿されている底壁の周囲に前後壁・左右壁を立枠して平面でほぼ矩形状を呈する容器本体1と、3〜10mmの大きさの上部通孔13が上壁に開穿されている蓋体10とを連結部11を介して一体状に形成して成り、容器本体1の開口縁部に突設形成したフランジ部分に上方に突出する断面でコ字状を呈して開口縁部に沿って形成してある本体嵌合部6と、同じく蓋体10の開口縁部に突設形成したフランジ部分に、本体嵌合部6の外縁に強制的に嵌合するよう開口縁部に沿って段部状に形成した蓋体嵌合部16との強制的な嵌合構造によって容器本体1に蓋体10を施蓋可能にし、また、容器本体1の底壁に、浅底段部状の環状を呈する積み重ね用の底部位置決め段部4を形成し、蓋体10の上壁には、この底部位置決め段部4の外周縁形に対応している内周縁形となって突出状に形成した浅底段部状の環状を呈する積み重ね用の上部位置決め段部14を形成してあり、本体嵌合部6に凹部状に形成した嵌合凹部7と、蓋体10のフランジ部分に形成されて、嵌合凹部7に強制的に嵌合する嵌合突部17とを有する共に、互いに嵌合する容器本体1のフランジ部分と蓋体10のフランジ部分とには容器本体1内外を通気させる通気部15を形成し、フランジ部分縁と容器本体1の底壁縁とによって載置面に当接されて傾斜起立されたとき、載置面と容器本体1の開口部面とが側面からみてほぼ50〜70°を呈しているように構成することができる。
以上のように構成されたこの考案に係る食品包装容器にあって、容器本体1の底壁に開穿された3〜10mmの大きさの底部通孔3、蓋体10に同じく開穿された3〜10mmの大きさの上部通孔13は、容器本体1内に収納された例えば青果物等の収納物Pを洗浄する洗浄水を通水また燻蒸用の燻蒸煙等を通風させ、収納物Pを容器本体1内に収納したままで洗浄・燻蒸可能にさせる。
所定のコンテナ容器Cの横方向、縦方向それぞれで整数列によって収納させる横幅員、縦幅員とした容器本体1は、そのコンテナ容器C内にきっちりと収納され、そのデットスペースを生じさせない。
容器本体1の傾斜起立時で、載置面に対しその開口部面が側面からみてほぼ50〜70°とされることで、容器本体1内の収納した各種の収納物Pを外部から見易くさせ、収納物Pの内容を確認させ、容器本体1、蓋体10それぞれのフランジ部分による強制的嵌合と共に傾斜起立時でも収納物Pの収納形態を崩れさせない。
容器本体1に対する蓋体10の施蓋時で、底部通孔3、上部通孔13、通気部15は容器本体1内外の空気流通を図り、収納物Pの鮮度を維持させる。
この考案は以上説明したように構成されているため、洗浄水・燻蒸煙等の供給によって青果物等の収納物Pを所定のコンテナ容器Cに収納した状態でも洗浄・燻蒸でき、また所定のコンテナ容器C内にきっちりと整列状態で収納できて無駄がなく、収穫地から販売場所に至るまで効率的に運搬できると共に、店頭陳列に際しても傾斜起立状態にすることで収納物Pの内容の視認、確認を容易にし、また多段積みの多段陳列も安定的に荷崩れすることなく行えるのである。
また、容器本体1の底壁の底部通孔3、蓋体10の上壁の上部通孔13を3〜10mmの大きさで開穿してあるために、容器本体1内に収納した各種の収納物P、例えばミカンその他の青果物を容器本体1内に収納し、蓋体10によって施蓋したままで洗浄水を注水することで洗浄でき、また燻蒸煙に晒すことで燻蒸でき、収穫地での出荷前において、またパックセンター、バックヤード等においても収納物Pの清浄作業を簡単迅速に遂行できる。
容器本体1の横幅員、縦幅員は、この考案容器自体を収納するコンテナ容器Cにおける横方向、縦方向のいずれでも整数列で収納されるものとして設定してあるから、コンテナ容器C内に無駄なデットスペースを生じさせることなく収納でき、また、きっちりと収納することで運搬中等で容器自体がずれ動くことがなく、収納物Pを損傷させず、商品価値を損なうこともない。
容器本体1は載置面に対して側面からみてほぼ50〜70°の傾斜角度で傾斜起立時でき、その傾斜自立状態時では、収納物Pの内容を簡単に視認、確認でき、例えば店頭陳列時の購買者からのアイキャッチを可能にし、その購買を促進させる。
容器本体1の底壁には、浅底段部状の環状を呈する積み重ね用の底部位置決め段部4が形成され、蓋体10の上壁には、この底部位置決め段部4の外周縁形に対応している内周縁形となって突出状に形成した浅底段部状の環状を呈する積み重ね用の上部位置決め段部14を形成してあるから、この考案容器を上下方向で複数段に重ねることができる。しかも、多段的に積み重ねても収納物Pの重量その他によっても荷崩れを生じさせることがなく、店頭販売時での陳列形態の多様性を得ることができる。
容器本体1と蓋体10とは、それぞれのフランジ部分における本体嵌合部6と蓋体嵌合部16との強制的な嵌合によってしっかりと施蓋されて収納物Pを保護し、また、しっかりと嵌合していても、互いに嵌合する容器本体1のフランジ部分と蓋体10のフランジ部分とには容器本体1内外を通気させる通気部15を形成してあるから、収納物Pの鮮度維持を図ることができる。
尚、上記の課題を解決するための手段、考案の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付した。この考案は、これらの記載、図面中の符号等によって示された構造・形状等に限定されない。
この考案を実施するための一形態を示す一部切欠斜視図である。 同じく青果物等の収納物を収納して洗浄・燻蒸するときの側断面図である。 同じく傾斜させて陳列販売するときの側面図である。 同じく積み重ねて販売するときの側断面図である。 同じくコンテナ容器内への収納時の斜視図である。 同じく他の実施の形態における同一のコンテナ容器内への収納時の斜視図である。
以下、図面を参照してこの考案を実施するための一形態を説明すると、図において示される符号1は所定数の例えばミカン、イチゴ、トマトその他の青果物等の各種の収納物Pを収納する容器本体であり、図示例にあっては平面でほぼ矩形状を呈する所定深さの適宜肉厚の合成樹脂シート材によって成型されている。この容器本体1の周壁である前後、左右の各側壁は、底部から開口部に至るに伴い僅かにでも次第に拡開される傾斜構造としてあり、深さ方向に沿って適宜幅員で凹凸状に隣接形成された溝部、突部による補強構造2となっている。また、この補強構造2は深さ方向に沿っているために、例えば容器本体1内に注水される洗浄水が上下方向に沿って容易に流れるようにも配慮している。尚、素材となる合成樹脂シート材は、A−pet、PLA、PP、PE、PS等を使用でき、またリサイクルPET層の表裏面にバージンPET層を積層させた3層構造のA−petシート、PLAシートとすることで、環境に配慮した容器とすることができる。
この容器本体1の底壁には、底部通孔3が開穿されており、例えば図示のように底部における前壁側の左右隅部それぞれに適数で配列されており、隅部における側壁の立枠線に沿って例えば3個にして、直径をほぼ5mm程度として配列してある。もとより、この底部通孔3の開穿部位、配列形態、個数等はこれらに限定されないが、開口大きさは3〜10mmが好ましい。
また、底壁には、その周縁に沿って底外方に突出状にして形成した浅底段部状の環状を呈する積み重ね用の底部位置決め段部4が形成されている。この底部位置決め段部4における内側の底壁の中央部分では平面でほぼ長円形状を呈する凹凸状の補強底部5となっている。
容器本体1の後壁には、その開口縁から折曲自在な連結部11を介して蓋体10が形成されており、容器本体1と蓋体10とは同一の合成樹脂シート材によって一体状に連設されている。蓋体10は、図示例にあっては所定高さの内法深さを有し、平面で容器本体1のそれとほぼ同一に形成してあり、その周壁である前後、左右の各側壁は、高さ方向に沿って適宜幅員で凹凸状に隣接形成された溝部、突部による補強構造12となっている。
この蓋体10の上壁には、容器本体1内に収納している収納物Pに対する通気性・通水性等を図るための上部通孔13が開穿されており、例えば図示のように上壁における前後壁側それぞれに左右方向に沿って適数で配列されていて、例えばそれぞれが3個ずつに配列されて、その直径をほぼ8mm程度としてある。この上部通孔13は、容器本体1内に収納した収納物Pを洗浄する洗浄水の供給注水、また燻蒸煙等の供給通気等することも可能にしており、容器本体1を蓋体10によって施蓋した状態でも収納物Pの洗浄を可能にしている。そして、上部通孔13の開穿部位、配列形態、個数等はこれらに限定されないが、開口大きさは3〜10mmが好ましい。
尚、容器本体1の底部通孔3、蓋体10の上部通孔13は、従来から知られる空気流通による通気性を図る容器ではその大きさが1〜2mm程度であったものに対し、この考案に係る食品包装容器では、施蓋したままでの洗浄・燻蒸を図るために3〜10mm程度の直径・大きさとしてある。
また、蓋体10の上壁には、その周縁に沿って上外方に突出状にして形成した浅底段部状の環状を呈する積み重ね用の上部位置決め段部14が形成されており、この上部位置決め段部14の内周縁形は、容器本体1における底部位置決め段部4の外周縁形に対応している。そして、上下方向に沿って複数段で積み重ねられるとき、上段位置にある上部位置決め段部14内に下段位置にある底部位置決め段部4が嵌合し、安定した状態で容器自体を複数段で積み重ね配置することができるようにしてある(図4参照)。
容器本体1に対する蓋体10の施蓋は、容器本体1の開口縁部に突設形成したフランジ部分に上方に突出する断面でコ字状を呈して開口縁部に沿って形成してある本体嵌合部6と、同じく蓋体10の開口縁部に突設形成したフランジ部分に、本体嵌合部6の外縁に強制的に嵌合するよう開口縁部に沿って段部状に形成した蓋体嵌合部16との強制的な嵌合構造によるものとしてある。また、本体嵌合部6に凹部状に形成した嵌合凹部7と、蓋体10のフランジ部分に形成されて、嵌合凹部7に強制的に嵌合する嵌合突部17とを有する。尚、嵌合凹部7は平面で丸味を帯びたほぼ正方形等の矩形状を呈し、嵌合突部17は嵌合凹部7における辺壁内側面に強制的に密接する凸部面を有する平面でほぼ円形状を呈しているも、強制的に嵌合され、また手指等でフランジ部分を摘んでの強制的な取り外しによって開閉操作ができれば良いから、これらに限定されるものではない。
そして、容器本体1のフランジ部分、蓋体10のフランジ部分の辺縁と、容器本体1の底壁外面とで所定の載置面、例えば販売場所の店頭における陳列台面、陳列棚面等に載置されたとき、容器本体1の開口部面、すなわち蓋体10における上壁面が載置面に対してほぼ50〜70°の範囲、特に61°で傾斜起立するように設定されている(図3参照)。この傾斜起立角度は、容器本体1の前後壁・左右壁における傾斜角度、容器本体1の深さ、フランジ部分の容器本体1の開口部縁から突出するフランジ幅員等のそれぞれの組合せによって設定され、図示に示される容器本体1では、ほぼ61°に設定されるものとしてある。この傾斜角度が61°であることは、傾斜陳列時においての内部を体裁良く見せるためには最適であるからであり、厳密には61°でなくても良く、例えば10°程度までの範囲で傾斜角度を小さくあるいは大きくすることも可能であり、傾斜角度は例えば50°〜70°の範囲内で適宜選択できる。
また、容器本体1のフランジ部分における本体嵌合部6、蓋体10におけるフランジ部分には、容器本体1に対して施蓋したときでも容器本体1内外の一層の通気性を図るよう、施蓋時の相対した同一部位で、本体嵌合部6の一部を凹部状に窪ませ、蓋体10のフランジ部分を突部状に膨出させることで、通気部15を形成することができる。この通気部15は、容器本体1から蓋体10を開放するときの手指等を掛けるためにも使用できる。
このようにして構成される容器本体1と蓋体10とから成るこの考案容器は、所定のコンテナ容器Cに平面から見て横方向、縦方向のいずれでも整数列の適数個で整列収納できる横方向の幅員、縦方向の幅員に設定されて形成されている。平面で横長状を呈するコンテナ容器C内に、例えば図5に示されるように横方向では3個宛、縦方向では2個宛の計6個で収納できるように、容器自体の平面形状はやや正方形に近い矩形状を呈しており、図6に示されるように横方向では2個宛、縦方向でも2個宛の計4個で収納できるように、容器自体の平面形状は横長の矩形状を呈している。また、容器自体の深さは、コンテナ容器C内に適数投、例えば1段積み、2段積み、3段積み等で収納できる程度の深さに設定されている。もとより、コンテナ容器C内で、横方向、縦方向のいずれでも整数個宛で整列収納できれば、収納のための整数例は特に限定されず、収納物Pによって横長状、縦長状を呈するものとして形成される。
次にこれの使用の一例を説明すると、例えばミカン等の青果物その他である収納物Pを容器本体1内に収納し、収納物Pの収納に際し、容器本体1内に収納したままで例えば洗浄水を注水すると、その洗浄水は容器本体1の底壁の底部通孔3を経て外部にそのまま排水される(図2参照)。その後、蓋体10にて施蓋し、所定のコンテナ容器C内に整列収納すれば良く(図5、図6参照)、そのコンテナ容器Cによって例えば収穫地から販売場所である所定の店頭場所まで運搬される。収納物Pの販売に際し、図3に示すように傾斜起立状にしたり、図4に示すように複数段の段積み状にしたりして店頭陳列する。
C…コンテナ容器 P…収納物
1…容器本体 2…補強構造
3…底部通孔 4…底部位置決め段部
5…補強底部 6…本体嵌合部
7…嵌合凹部
10…蓋体 11…連結部
12…補強構造 13…上部通孔
14…上部位置決め段部 15…通気部
16…蓋体嵌合部 17…嵌合突部

Claims (6)

  1. 蓋体によって施蓋される容器本体の底壁に底部通孔を開穿すると共に、蓋体に上部通孔を開穿したことを特徴とする食品包装容器。
  2. 容器本体に蓋体を施蓋した状態で洗浄・燻蒸等をするよう、容器本体の底部通孔及び蓋体の上部通孔は、3〜10mmの大きさに開穿してある請求項1に記載の食品包装容器。
  3. 蓋体が施蓋された容器本体は、所定のコンテナ容器内で、その横方向、縦方向のいずれでも整数列で収納される横幅員、縦幅員に設定されている請求項1または2に記載の食品包装容器。
  4. 容器本体は、周壁面を載置面に向けた傾斜起立時で、容器本体の開口部面が載置面に対して側方から見てほぼ50〜70°を呈している請求項1または2に記載の食品包装容器。
  5. 蓋体の上壁には、その周縁に沿って上外方に突出状にして形成した浅底段部状の環状を呈する積み重ね用の上部位置決め段部が形成されていて、この上部位置決め段部の内周縁形は、容器本体における底部位置決め段部の外周縁形に対応している請求項1乃至4のいずれかに記載の食品包装容器。
  6. 3〜10mmの大きさの底部通孔が開穿されている底壁の周囲に前後壁・左右壁を立枠して平面でほぼ矩形状を呈する容器本体と、3〜10mmの大きさの上部通孔が上壁に開穿されている蓋体とを連結部を介して一体状に形成して成り、容器本体の開口縁部に突設形成したフランジ部分に上方に突出する断面でコ字状を呈して開口縁部に沿って形成してある本体嵌合部と、同じく蓋体の開口縁部に突設形成したフランジ部分に、本体嵌合部の外縁に強制的に嵌合するよう開口縁部に沿って段部状に形成した蓋体嵌合部との強制的な嵌合構造によって容器本体に蓋体を施蓋可能にし、また、容器本体の底壁には、浅底段部状の環状を呈する積み重ね用の底部位置決め段部を形成し、蓋体の上壁には、この底部位置決め段部の外周縁形に対応している内周縁形となって突出状に形成した浅底段部状の環状を呈する積み重ね用の上部位置決め段部を形成してあり、本体嵌合部に凹部状に形成した嵌合凹部と、蓋体のフランジ部分に形成されて、嵌合凹部に強制的に嵌合する嵌合突部とを有する共に、互いに嵌合する容器本体のフランジ部分と蓋体のフランジ部分とには容器本体内外を通気させる通気部を形成し、フランジ部分縁と容器本体の底壁縁とによって載置面に当接されて傾斜起立されたとき、載置面と容器本体の開口部面とが側面からみてほぼ50〜70°を呈しているようにしてあることを特徴とする食品包装容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016101981A (ja) * 2014-11-14 2016-06-02 株式会社 照和樹脂 容器、容器の使用方法、及び物品展示方法

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