JP3145864U - 生鮮食料品収納容器 - Google Patents

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義正 笠倉
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ジャパン・プラス株式会社
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Abstract

【課題】軟らかい生鮮食料品を傷めることなく収納移送し、収納した状態で展示販売することができることを目的とする。
【解決手段】底部及び側壁部とにより収納凹部を形成した透明或いは半透明の薄厚のプラスチック収納容器の2個を、各々の基部側側壁部を対向させて位置させ、各々の収納凹部を側壁上端部に形成した周縁部間に跨って柔軟なネットで全面を被覆し、該基部側側壁部をネットによるヒンジ部として開閉自在とし、各々の収納凹部を被覆するネット間を軟らかな生鮮食料品の保持手段としたことを特徴とする生鮮食料品収納容器
【選択図】図4

Description

本考案は、イチゴ、サクランボ、ビワ等の青果物或いは魚、肉等の食品等の比較的軟らかな生鮮食料品を潰すことなく固定状態でネット間に収納し、移送及び展示販売するための収納容器に関する。
従来より、比較的軟らかい青果物や魚、肉等の軟らかな食料品等を傷つけることなく移送するには、容器とは別体の何等かの緩衝材によりそれら生鮮食料品を囲むようにして収納し、容器に伝わる衝撃を緩和するとか、或いは軟らかい材料で凹部を形成した容器内の該凹部に生鮮食料品を載置し、上方部を露出あるいは軟らかい蓋で空間を有して被覆させて外からの衝撃を緩和するとかの手段等により行っている。
上記緩衝材によって囲む手段は、収納に手間がかかり、また、使用後の緩衝材の処理が別途に必要となり、その多くは廃材として破棄され、環境上好ましくなかった。
また、容器の凹部内に生鮮食料品を載置する手段は、搬送時に凹部より飛び出したり、容器を積層状態として搬送する場合には蓋が潰れる等して生鮮食料品が押し潰されることが多かった。
更に、いずれの場合も外気と直接接触する機会が多く、生鮮食料品には劣化が早期に生じるものであった。
他方、下記文献のように、網状体の袋に青果物や野菜を収納する手段が存在するが、それらのものは通気性や透明性には優れているが、外からの衝撃に対しては考慮されていなかった。また、比較的軟らかい生鮮食料品では押し潰されてしまうおそれが多分にあり、従って、タマネギ、ジャガイモ等の硬い青果物を対象とするものであった。
特開平7−315391号公報 特開2002−46751号公報
本考案は、上記欠点を解決したもので、軟らかい生鮮食料品を傷めることなく収納移送し、収納した状態のままで展示販売することができる生鮮食料品収納容器を目的とするものである。
底部及び側壁部とにより収納凹部を形成した透明或いは半透明の薄厚のプラスチック収納容器の2個を、各々の基部側側壁部を対向させて位置させ、各々の収納凹部を側壁上端部に形成した周縁部間に跨って柔軟なネットで全面を被覆し、該基部側側壁部をネットによるヒンジ部として開閉自在とし、各々の収納凹部を被覆するネット間を軟らかな生鮮食料品の保持手段とした生鮮食料品収納容器を特徴とする。
また、ネットは、薄厚のプラスチック容器の側壁上端部に形成した周縁部に溶着一体化してなる生鮮食料品収納容器を特徴とする。
更に、ネットは、高分子ポリエチレン或いは高分子ポリエチレン発泡体よりなる伸縮自在の柔軟な網目としてなる生鮮食料品収納容器を特徴とする。
本考案の生鮮食料品収納容器は、開放した状態でいずれかの柔軟なネット上に生鮮食料品を載置し、その後、閉鎖することにより柔軟なネット間に生鮮食料品を浮かせて固定した状態で収納することができ、比較的軟らかい生鮮食料品を収納、移送、展示販売することを可能とした。
また、固定手段を柔軟で通気性及び透明性に優れているネットとしたので、生鮮食料品の鮮度を保持し、変色等の劣化を防止し、且つ容器の透明性と合わせて生鮮食料品が外部から可視できることを可能とした。
更に、該生鮮食料品収納容器に対する外部からの衝撃を収納凹部の空間の柔軟なネットにより吸収することができるので、移送時或いは展示販売時での各種衝撃による生鮮食料品の破損を防止できることを可能とした。
また、蓋側及び底側の容器を各々別体として製造し、その両者をネットにより連結することができ、容器を小さく製造することができるし、容器の開閉においてプラスチック特有の戻り現象をなくし、容器の開閉状態の維持が確実となった。
以下、図面を参考に本考案を実施するための最良の形態についてその実施例を説明する。
本考案の生鮮食料品収納容器1は、比較的軟らかいイチゴ、サクランボ、ビワ等の青果物やプチトマト等の生野菜或いは魚やその切身、更に肉片等の食品(以下、それらを総称して生鮮食料品という)をネット間に収納し、移送し、そしてそのまま展示販売することを可能としたもので、透明或いは半透明のプラスチック容器及びネットとより構成されている。
図1に示すように、該生鮮食料品収納容器1は、底側容器2と蓋側容器3とよりなり、両者はその各々の側壁の1つとなる基部側側壁部を対向する位置に配置し、両者間に跨るようにして柔軟なネット4で被覆連結し、該連結部のネット4を蝶番5として開閉自在に形成している。
該底側容器2は、底部6と四方の側壁7とにより凹部8を形成し、側壁7の上縁部には外方へ突出した偏平状の周縁部9を形成している。
他方、蓋側容器3は、上記底側容器2と同様、底部10と四方の側壁11とより凹部12を形成し、側壁11の上端部には外方へ突出した周縁部13を形成している。
上記底側容器2の周縁部9及び蓋側容器3の周縁部13間にわたって各々の凹部8、12の空間の表面側全面を覆うようにして高分子ポリエチレン或いは該高分子ポリエチレンの発泡体等よりなる柔軟なネット4を被覆する。
上記柔軟なネット4は、目の細かいものから或る程度広いものまで使用できる。具体的には、目の形状が四角形、菱形或いは六角形等の多角形のもの等で、その目の大きさも1辺が0.5mm〜10.0mmのものが好ましい。商品名ネトロン(登録商標)のような材料も使用できる。
上記状態の柔軟なネット4を底側容器2の周縁部9及び蓋側容器3の周縁部13に各々固定することになるが、容器をポリエチレン製のもの等を採用することにより製造時において熱による溶着で一体固定することができる。
本考案の生鮮食料品収納容器は、底側容器2及び蓋側容器3の側壁7、11の内、基部側側壁部7a、11aの中央部を内側へやや突出させ、その両端側を外側へ突出させて突出部7b、11bとしている。従って、開放時には該突出部7b、11bが当接して約180°に開いた状態で係止させることができる。また、ネット4は、その内側の位置で蝶番5となるように折り曲げ自在とされるので、上記当接による影響がネット4に及ばないように形成されている。
更に、ネット4により蝶番5が形成されているので、閉鎖時には蓋側或いは底側容器の戻り現象がなく、その状態を保持することが可能である。また、必要により何等かの係止手段を直接又は間接的に設けることは容易にできる。
本考案の生鮮食料品収納容器を半開放状態とした側断面図。 本考案の生鮮食料品収納容器を閉鎖した状態の平面図。 本考案の生鮮食料品収納容器を開放した状態の平面図。 本考案の生鮮食料品収納容器に球状のものを収納した状態を示す側断面図。
符号の説明
1 生鮮食料品収納容器
2 底側容器
3 蓋側容器
4 ネット
5 蝶番
6、10 底部
7、11 側壁
8、12 凹部
9、13 周縁部

Claims (3)

  1. 底部及び側壁部とにより収納凹部を形成した透明或いは半透明の薄厚のプラスチック収納容器の2個を、各々の基部側側壁部を対向させて位置させ、各々の収納凹部を側壁上端部に形成した周縁部間に跨って柔軟なネットで全面を被覆し、該基部側側壁部をネットによるヒンジ部として開閉自在とし、各々の収納凹部を被覆するネット間を軟らかな生鮮食料品の保持手段としたことを特徴とする生鮮食料品収納容器。
  2. ネットは、薄厚のプラスチック容器の側壁上端部に形成した周縁部に溶着一体化してなることを特徴とする請求項1記載の生鮮食料品収納容器。
  3. ネットは、高分子ポリエチレン或いは高分子ポリエチレン発泡体よりなる伸縮自在の柔軟な網目としてなることを特徴とする請求項1又は2記載の生鮮食料品収納容器。
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