JP3157826U - 二重包装容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】鯛焼き、たこ焼き、人形焼き等のような柔らかい食品でも型崩れすることなく確実に収納することができ、食品の形状保持性に優れ、搬送時の食品の変形や潰れ等の発生を防止することができ、搬送性、取扱い性に優れ、長期間にわたって食品の品質を保持することができ、食品の品質保持性、流通性に優れた二重包装容器の提供。【解決手段】(a)食品の外形形状に合わせて成型され食品が収容される食品収容凹部と食品収容凹部の周縁に延設される鍔部とを備えた収容部と、収容部に覆設される覆設部と、食品収容凹部に連通して鍔部及び/又は覆設部に形設され食品収容凹部を大気に開放する大気連通部と、を有する内側容器と、(b)内側容器に外装され内部が減圧密封される外装袋体と、を備えている。【選択図】図1
Description
本考案は、鯛焼き、たこ焼き、人形焼き等の各種食品を減圧包装する二重包装容器に関する。
従来、食品等を収納して真空パックにするために用いられる包装袋は、通常、一重構造であった。
しかし、一重の包装袋に、例えば骨付き焼豚等の硬質部分を有する商品を収納して真空パックとし、これを所定個数ずつ段ボール箱に入れて出荷すると、輸送時等において、段ボール箱と真空パック商品とが擦れ合うこと等に起因して、包装袋にピンホール等が発生し、真空漏れ、汁漏れ等の不具合を生じることがあった。
このような不具合の発生を防止するために、包装袋を二重構造としたものが検討されている。
例えば、(特許文献1)には、外側袋体と内側袋体とからなる二重袋構造とされ、外側袋体と内側袋体の両側部及び底部がヒートシールにより一体的に封止結合されるとともに、内側袋体の開口端縁が外側袋体の開口端縁より所定の距離だけ内側に位置せしめられていることを特徴とする食品等の包装袋が開示されている。
しかし、一重の包装袋に、例えば骨付き焼豚等の硬質部分を有する商品を収納して真空パックとし、これを所定個数ずつ段ボール箱に入れて出荷すると、輸送時等において、段ボール箱と真空パック商品とが擦れ合うこと等に起因して、包装袋にピンホール等が発生し、真空漏れ、汁漏れ等の不具合を生じることがあった。
このような不具合の発生を防止するために、包装袋を二重構造としたものが検討されている。
例えば、(特許文献1)には、外側袋体と内側袋体とからなる二重袋構造とされ、外側袋体と内側袋体の両側部及び底部がヒートシールにより一体的に封止結合されるとともに、内側袋体の開口端縁が外側袋体の開口端縁より所定の距離だけ内側に位置せしめられていることを特徴とする食品等の包装袋が開示されている。
しかしながら、上記従来の技術は以下のような課題を有していた。
(1)(特許文献1)の食品等の包装袋は、基本的には、硬質部分を有する食品等を収納して真空パックにするために用いられるものであり、鯛焼き、たこ焼き、人形焼き等のような柔らかい食品は、紙製の箱やプラスチック製のトレー状の容器等にまとめて収納、販売されており、食品が箱や容器の中で移動して潰れたり、食品同士がくっついて形が崩れたりすることがあり、搬送性、取扱い性に欠けるという課題を有していた。
また、ただ単に、紙製の箱やプラスチック製の容器等に食品を収納した場合は、食品が日持ちせず、傷み易く、保存性、流通性に欠けるという課題を有していた。
(2)(特許文献1)の食品等の包装袋は、外側袋体と内側袋体とからなる二重袋構造であるため、鯛焼き、たこ焼き、人形焼き等のような柔らかい食品を収納した場合、パック時に食品が潰れる等して型崩れし易く、食品の形状保持性に欠けるという課題があった。
また、パック後も外力等によって変形し易く、輸送時等に積み重ねることによっても、食品の潰れが発生し、搬送性、取扱い性に欠けるという課題があった。
(1)(特許文献1)の食品等の包装袋は、基本的には、硬質部分を有する食品等を収納して真空パックにするために用いられるものであり、鯛焼き、たこ焼き、人形焼き等のような柔らかい食品は、紙製の箱やプラスチック製のトレー状の容器等にまとめて収納、販売されており、食品が箱や容器の中で移動して潰れたり、食品同士がくっついて形が崩れたりすることがあり、搬送性、取扱い性に欠けるという課題を有していた。
また、ただ単に、紙製の箱やプラスチック製の容器等に食品を収納した場合は、食品が日持ちせず、傷み易く、保存性、流通性に欠けるという課題を有していた。
(2)(特許文献1)の食品等の包装袋は、外側袋体と内側袋体とからなる二重袋構造であるため、鯛焼き、たこ焼き、人形焼き等のような柔らかい食品を収納した場合、パック時に食品が潰れる等して型崩れし易く、食品の形状保持性に欠けるという課題があった。
また、パック後も外力等によって変形し易く、輸送時等に積み重ねることによっても、食品の潰れが発生し、搬送性、取扱い性に欠けるという課題があった。
本考案は、上記課題を解決するもので、鯛焼き、たこ焼き、人形焼き等のような柔らかい食品でも型崩れすることなく確実に収納することができ、食品の形状保持性に優れ、搬送時の食品の変形や潰れ等の発生を防止することができ、搬送性、取扱い性に優れ、長期間にわたって食品の品質を保持することができ、食品の品質保持性、流通性に優れた二重包装容器を提供することを目的とする。
本考案の請求項1に記載の二重包装容器は、食品を減圧包装する二重包装容器であって、(a)前記食品の外形形状に合わせて成型され前記食品が収容される食品収容凹部と前記食品収容凹部の周縁に延設される鍔部とを備えた収容部と、前記収容部に覆設される覆設部と、前記食品収容凹部に連通して前記鍔部及び/又は前記覆設部に形設され前記食品収容凹部を大気に開放する大気連通部と、を有する内側容器と、(b)前記内側容器に外装され内部が減圧密封される外装袋体と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)内側容器の収容部が、食品の外形形状に合わせて成型され食品が収容される食品収容凹部を有するので、食品が食品収容凹部の内部で移動し難く、また食品を食品収容凹部で保護することができ、食品の潰れや変形を防止することが可能で、食品の形状保持性、耐衝撃性に優れる。
(2)内側容器の収容部が、食品収容凹部の周縁に延設される鍔部を有するので、収容部に覆設部を覆設し、外装袋体で減圧(脱気)密封することにより、鍔部を覆設部に密着させて収容部と覆設部を簡便に固定することができ、包装の作業性に優れる。
(3)内側容器が、食品収容凹部に連通して鍔部や覆設部に形設され食品収容凹部を大気に開放する大気連通部を有するので、食品を収容した内側容器を外装袋体に入れて減圧(脱気)密封する際に、食品収容凹部から空気を確実に抜き出して、食品収容凹部に収容される食品をほぼ真空に近い状態で保存することができ、食品の保存性に優れる。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)内側容器の収容部が、食品の外形形状に合わせて成型され食品が収容される食品収容凹部を有するので、食品が食品収容凹部の内部で移動し難く、また食品を食品収容凹部で保護することができ、食品の潰れや変形を防止することが可能で、食品の形状保持性、耐衝撃性に優れる。
(2)内側容器の収容部が、食品収容凹部の周縁に延設される鍔部を有するので、収容部に覆設部を覆設し、外装袋体で減圧(脱気)密封することにより、鍔部を覆設部に密着させて収容部と覆設部を簡便に固定することができ、包装の作業性に優れる。
(3)内側容器が、食品収容凹部に連通して鍔部や覆設部に形設され食品収容凹部を大気に開放する大気連通部を有するので、食品を収容した内側容器を外装袋体に入れて減圧(脱気)密封する際に、食品収容凹部から空気を確実に抜き出して、食品収容凹部に収容される食品をほぼ真空に近い状態で保存することができ、食品の保存性に優れる。
ここで、内側容器の収容部は真空成型機や真空・圧空成型機などにより成型されるものが好適に用いられる。内側容器の材質としては、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート等が好適に用いられる。
食品収容凹部の形状、数、配置は適宜、選択することができる。尚、食品収容凹部の外周部には適宜、リブを形設することができる。これにより、食品を収容した内側容器を外装袋体に入れて減圧(脱気)密封する際に、食品収容凹部が変形し難く、食品の形状を保持することができ、食品包装の信頼性に優れる。
食品収容凹部の形状、数、配置は適宜、選択することができる。尚、食品収容凹部の外周部には適宜、リブを形設することができる。これにより、食品を収容した内側容器を外装袋体に入れて減圧(脱気)密封する際に、食品収容凹部が変形し難く、食品の形状を保持することができ、食品包装の信頼性に優れる。
大気連通部は鍔部又は覆設部の少なくともいずれか一方に凹溝状や孔状に形成することができ、その数や配置は適宜、選択することができる。また、凹溝状の大気連通部の断面形状は半円形、三角形、四角形などの形状やこれらを組み合わせた形状が好適に用いられる。尚、収容部に複数の食品収容凹部を形成する場合、各々の食品収容凹部に連通するように凹溝状の大気連通部を形成することにより、全ての食品収容凹部から確実に空気を抜き出すことができるが、少なくとも1つの食品収容凹部と連通する大気連通部を形成し、隣接する食品収容凹部同士を空気流通部で連結させてもよい。
覆設部は平板状に形成してもよいし、収容部の食品収容凹部の位置に対応させて食品を覆う食品覆設凹部を形設してもよい。また、収容部と覆設部は分離して別体に形成してもよいし、一体に形成してもよい。
外装袋体は内部を減圧密封できるものであればよいが、ヒートシール等で簡便に開口部を密封できるものが好適に用いられる。
覆設部は平板状に形成してもよいし、収容部の食品収容凹部の位置に対応させて食品を覆う食品覆設凹部を形設してもよい。また、収容部と覆設部は分離して別体に形成してもよいし、一体に形成してもよい。
外装袋体は内部を減圧密封できるものであればよいが、ヒートシール等で簡便に開口部を密封できるものが好適に用いられる。
請求項2に記載の考案は、請求項1の二重包装容器において、前記内側容器の前記覆設部が、前記収容部の前記食品収容凹部の位置に対応して形設された食品覆設凹部を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)内側容器の覆設部が、収容部の食品収容凹部の位置に対応して形設された食品覆設凹部を有することにより、食品に厚みがある場合に、食品収容凹部と食品覆設凹部で食品を両面から挟むようにして収容することができ、収容する食品の形状自在性に優れる。
(2)食品の形状を食品収容凹部と食品覆設凹部に分割して形成することにより、収容部及び覆設部における食品収容凹部及び食品覆設凹部の加工深さを浅くすることができ、成型金型を薄くできると共に、成型性に優れるので、シートの肉厚を厚くすることができ、食品収容凹部及び食品覆設凹部が変形し難く、形状安定性、耐久性に優れる。
(3)収容部と覆設部の上下を気にすることなく、確実に食品を収容して保存することができ、保存作業性に優れる。
この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)内側容器の覆設部が、収容部の食品収容凹部の位置に対応して形設された食品覆設凹部を有することにより、食品に厚みがある場合に、食品収容凹部と食品覆設凹部で食品を両面から挟むようにして収容することができ、収容する食品の形状自在性に優れる。
(2)食品の形状を食品収容凹部と食品覆設凹部に分割して形成することにより、収容部及び覆設部における食品収容凹部及び食品覆設凹部の加工深さを浅くすることができ、成型金型を薄くできると共に、成型性に優れるので、シートの肉厚を厚くすることができ、食品収容凹部及び食品覆設凹部が変形し難く、形状安定性、耐久性に優れる。
(3)収容部と覆設部の上下を気にすることなく、確実に食品を収容して保存することができ、保存作業性に優れる。
ここで、覆設部に食品覆設凹部を形設した場合、食品覆設凹部の周縁が鍔部となる。また、収容部と同様に、覆設部の鍔部に食品覆設凹部と連通する大気連通部を形成したり、隣接する食品覆設凹部同士を連結する空気流通部を形成したりできる。
請求項3に記載の考案は、請求項1又は2の二重包装容器において、前記内側容器が、前記収容部と前記覆設部を開閉自在に仮止め固定する仮止め部を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1又は2の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)内側容器が、収容部と覆設部を開閉自在に仮止め固定する仮止め部を有することにより、収容部と覆設部を仮止め部で仮止め固定することができ、食品を収容した内側容器を外装袋体の中に入れる際に、収容部と覆設部がずれたり、外れたりすることがなく、食品を安定して保持することができ、包装の作業性に優れる。
(2)内側容器の収容部と覆設部が、仮止め部により開閉自在に仮止め固定されるので、外装袋体を開封して内側容器を取り出した後は、収容部又は覆設部を開いたり、取り外したりして、食品収容凹部又は食品覆設凹部を開口させ、食品を容易に取り出すことができ、取扱い性に優れる。
(3)内側容器の収容部と覆設部は、仮止め部により仮止め固定されるだけなので、繰り返し使用することも可能で、省資源性に優れる。
この構成により、請求項1又は2の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)内側容器が、収容部と覆設部を開閉自在に仮止め固定する仮止め部を有することにより、収容部と覆設部を仮止め部で仮止め固定することができ、食品を収容した内側容器を外装袋体の中に入れる際に、収容部と覆設部がずれたり、外れたりすることがなく、食品を安定して保持することができ、包装の作業性に優れる。
(2)内側容器の収容部と覆設部が、仮止め部により開閉自在に仮止め固定されるので、外装袋体を開封して内側容器を取り出した後は、収容部又は覆設部を開いたり、取り外したりして、食品収容凹部又は食品覆設凹部を開口させ、食品を容易に取り出すことができ、取扱い性に優れる。
(3)内側容器の収容部と覆設部は、仮止め部により仮止め固定されるだけなので、繰り返し使用することも可能で、省資源性に優れる。
ここで、仮止め部は収容部と覆設部を開閉自在に仮止め固定できるものであればよいが、収容部及び覆設部の周縁部(鍔部)に互いに着脱自在に嵌合する仮止め凹部と仮止め凸部を形設したものが好適に用いられる。尚、仮止め凹部と仮止め凸部の数や配置は適宜、選択することができる。
請求項4に記載の考案は、請求項1乃至3の内いずれか1項の二重包装容器において、前記内側容器の前記収容部に前記覆設部が連設され前記収容部の前記鍔部と前記覆設部との間に折り曲げ可能な連結部が形設されている構成を有している。
この構成により、請求項1乃至3の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)内側容器の収容部に覆設部が連設され収容部の鍔部と覆設部との間に折り曲げ可能な連結部が形設されているので、収容部の食品収容凹部に食品を載置した後、連結部で覆設部を折り返すだけで、覆設部で食品収容凹部に蓋をして食品を確実に内側容器の内部に保持することができ、外装袋体で簡便に外装して減圧密封することが可能で、包装の作業性に優れる。
(2)内側容器の収容部と覆設部が一体に形成されているので、収容部又は覆設部のいずれか一方が不足することがなく、在庫管理が容易で、取扱い性に優れる。
ここで、連結部は折り曲げ可能に形成されていればよいが、断面を円弧状に形成したものや薄肉状に形成したものが好適に用いられる。
この構成により、請求項1乃至3の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)内側容器の収容部に覆設部が連設され収容部の鍔部と覆設部との間に折り曲げ可能な連結部が形設されているので、収容部の食品収容凹部に食品を載置した後、連結部で覆設部を折り返すだけで、覆設部で食品収容凹部に蓋をして食品を確実に内側容器の内部に保持することができ、外装袋体で簡便に外装して減圧密封することが可能で、包装の作業性に優れる。
(2)内側容器の収容部と覆設部が一体に形成されているので、収容部又は覆設部のいずれか一方が不足することがなく、在庫管理が容易で、取扱い性に優れる。
ここで、連結部は折り曲げ可能に形成されていればよいが、断面を円弧状に形成したものや薄肉状に形成したものが好適に用いられる。
請求項5に記載の考案は、請求項2乃至4の内いずれか1項に記載の二重包装容器において、前記内側容器が、前記食品収容凹部又は前記食品覆設凹部に連通若しくは連設して前記収容部又は前記覆設部に形設され脱酸素剤が収容される脱酸素剤収容凹部を備えた構成を有している。
この構成により、請求項2乃至4の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)内側容器が、食品収容凹部又は食品覆設凹部に連通若しくは連設して収容部又は覆設部に形設され脱酸素剤が収容される脱酸素剤収容凹部を有するので、脱酸素剤収容凹部に脱酸素剤を収容し、食品収容凹部や食品覆設凹部の内部を脱酸素状態とすることができ、収容される食品の酸化を防止して、長期間にわたり、作りたての風味、色合い、香り、栄養素を保持することができ、食品の品質保持性に優れる。
(2)脱酸素剤収容凹部に収容される脱酸素剤で酸素を取り除くことにより、食品のカビや好気性菌の増殖を抑え、油脂の酸化を防止して、賞味期限を延長することができ、販売エリアを拡大することが可能で、食品の安全性、高品質性に優れる。
この構成により、請求項2乃至4の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)内側容器が、食品収容凹部又は食品覆設凹部に連通若しくは連設して収容部又は覆設部に形設され脱酸素剤が収容される脱酸素剤収容凹部を有するので、脱酸素剤収容凹部に脱酸素剤を収容し、食品収容凹部や食品覆設凹部の内部を脱酸素状態とすることができ、収容される食品の酸化を防止して、長期間にわたり、作りたての風味、色合い、香り、栄養素を保持することができ、食品の品質保持性に優れる。
(2)脱酸素剤収容凹部に収容される脱酸素剤で酸素を取り除くことにより、食品のカビや好気性菌の増殖を抑え、油脂の酸化を防止して、賞味期限を延長することができ、販売エリアを拡大することが可能で、食品の安全性、高品質性に優れる。
ここで、脱酸素剤収容凹部は、食品収容凹部又は食品覆設凹部の一部と重なるように形設して連通させてもよいし、脱酸素剤収容凹部と食品収容凹部又は食品覆設凹部との間に凹溝状の脱酸素用連通部を形設して連通させてもよい。
尚、複数の食品収容凹部や食品覆設凹部を有する場合、各々の食品収容凹部や食品覆設凹部が脱酸素剤収容凹部と直接連通していなくても、食品収容凹部同士や食品覆設凹部同士が空気流通部で連結されていればよい。
脱酸素剤としては、鉄の酸化を利用して酸素を吸収するタイプのほか、糖やレダクトンなどの酸化反応を利用した有機系のものも使用することができる。
尚、複数の食品収容凹部や食品覆設凹部を有する場合、各々の食品収容凹部や食品覆設凹部が脱酸素剤収容凹部と直接連通していなくても、食品収容凹部同士や食品覆設凹部同士が空気流通部で連結されていればよい。
脱酸素剤としては、鉄の酸化を利用して酸素を吸収するタイプのほか、糖やレダクトンなどの酸化反応を利用した有機系のものも使用することができる。
請求項6に記載の考案は、請求項2乃至5の内いずれか1項に記載の二重包装容器において、前記内側容器の前記収容部の前記食品収容凹部及び/又は前記覆設部の前記食品覆設凹部が鯛焼き形状に形成されている構成を有している。
この構成により、請求項2乃至5の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)内側容器の収容部の食品収容凹部や覆設部の食品覆設凹部が鯛焼き形状に形成されていることにより、柔らかく潰れ易い鯛焼きの形状を保持したまま減圧(脱気)密封することができ、鯛焼きの賞味期限を延長し、販売エリアを拡大することが可能で、鯛焼きの品質保持性に優れる。
(2)食品収容凹部や食品覆設凹部の表面に鯛焼きの目玉、鱗、ヒレ等の形状を形作ることにより、食品収容凹部や食品覆設凹部の表面の凹凸と鯛焼きの表面の凹凸を略一致させることができ、外力や自重によって鯛焼きが潰れ難く、鯛焼きの形状を確実に保持することができると共に、鱗やヒレ等の凹凸によって食品収容凹部や食品覆設凹部の強度を効率的に増加させて減圧(脱気)密封時の圧力や搬送時の外力等によって食品収容凹部や食品覆設凹部と一緒に鯛焼きが変形することを防止でき、耐久性、搬送性に優れる。
(3)食品収容凹部や食品覆設凹部の表面に鯛焼きの目玉、鱗、ヒレ等の形状が形作られていることにより、内部に収容される鯛焼きの見栄えがよく、美感性に優れる。
この構成により、請求項2乃至5の内いずれか1項の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)内側容器の収容部の食品収容凹部や覆設部の食品覆設凹部が鯛焼き形状に形成されていることにより、柔らかく潰れ易い鯛焼きの形状を保持したまま減圧(脱気)密封することができ、鯛焼きの賞味期限を延長し、販売エリアを拡大することが可能で、鯛焼きの品質保持性に優れる。
(2)食品収容凹部や食品覆設凹部の表面に鯛焼きの目玉、鱗、ヒレ等の形状を形作ることにより、食品収容凹部や食品覆設凹部の表面の凹凸と鯛焼きの表面の凹凸を略一致させることができ、外力や自重によって鯛焼きが潰れ難く、鯛焼きの形状を確実に保持することができると共に、鱗やヒレ等の凹凸によって食品収容凹部や食品覆設凹部の強度を効率的に増加させて減圧(脱気)密封時の圧力や搬送時の外力等によって食品収容凹部や食品覆設凹部と一緒に鯛焼きが変形することを防止でき、耐久性、搬送性に優れる。
(3)食品収容凹部や食品覆設凹部の表面に鯛焼きの目玉、鱗、ヒレ等の形状が形作られていることにより、内部に収容される鯛焼きの見栄えがよく、美感性に優れる。
ここで、収容部の食品収容凹部及び覆設部の食品覆設凹部の各々を鯛焼き形状に形成した場合、収容部と覆設部の上下を気にすることなく内側容器を取り扱うことができ、鯛焼きの包装作業性、搬送性に優れる。
以上のように、本考案の二重包装容器によれば、以下のような効果が得られる。
請求項1に記載の考案によれば、以下のような効果を有する。
(1)内側容器が、食品が収容される食品収容凹部を大気に開放する大気連通部を有し、外装袋体に入れられて減圧(脱気)密封されることにより、食品を潰すことなく、食品収容凹部から空気を確実に抜き出して、食品収容凹部に収容される食品をほぼ真空に近い状態に脱気して保存することができる食品の形状保持性、保存性に優れた二重包装容器を提供することができる。
請求項1に記載の考案によれば、以下のような効果を有する。
(1)内側容器が、食品が収容される食品収容凹部を大気に開放する大気連通部を有し、外装袋体に入れられて減圧(脱気)密封されることにより、食品を潰すことなく、食品収容凹部から空気を確実に抜き出して、食品収容凹部に収容される食品をほぼ真空に近い状態に脱気して保存することができる食品の形状保持性、保存性に優れた二重包装容器を提供することができる。
請求項2に記載の考案によれば、請求項1の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)食品の形状を食品収容凹部と食品覆設凹部に分割して形成することにより、収容部及び覆設部における食品収容凹部及び食品覆設凹部の加工深さを浅くして、成型金型を薄くでき、成型性に優れ、シートの肉厚を厚くすることができ、食品収容凹部及び食品覆設凹部が変形し難く、形状安定性、耐久性に優れた二重包装容器を提供することができる。
(1)食品の形状を食品収容凹部と食品覆設凹部に分割して形成することにより、収容部及び覆設部における食品収容凹部及び食品覆設凹部の加工深さを浅くして、成型金型を薄くでき、成型性に優れ、シートの肉厚を厚くすることができ、食品収容凹部及び食品覆設凹部が変形し難く、形状安定性、耐久性に優れた二重包装容器を提供することができる。
請求項3に記載の考案によれば、請求項1又は2の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)内側容器の収容部と覆設部を仮止め部で仮止め固定することができ、食品を収容した内側容器を外装袋体の中に入れる際に、収容部と覆設部がずれたり、外れたりすることがなく、食品を安定して保持することができ、包装の作業性に優れると共に、外装袋体を開封して内側容器を取り出した後は、収容部又は覆設部を開いたり、取り外したりして、食品収容凹部又は食品覆設凹部を開口させ、食品を容易に取り出すことができる取扱い性に優れた二重包装容器を提供することができる。
(1)内側容器の収容部と覆設部を仮止め部で仮止め固定することができ、食品を収容した内側容器を外装袋体の中に入れる際に、収容部と覆設部がずれたり、外れたりすることがなく、食品を安定して保持することができ、包装の作業性に優れると共に、外装袋体を開封して内側容器を取り出した後は、収容部又は覆設部を開いたり、取り外したりして、食品収容凹部又は食品覆設凹部を開口させ、食品を容易に取り出すことができる取扱い性に優れた二重包装容器を提供することができる。
請求項4に記載の考案によれば、請求項1乃至3の内いずれか1項の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)収容部の食品収容凹部に食品を載置した後、連結部で覆設部を折り返すだけで、覆設部で食品収容凹部に蓋をして食品を確実に内側容器の内部に保持することができ、外装袋体で簡便に外装して減圧(脱気)密封することが可能な包装の作業性に優れた二重包装容器を提供することができる。
(1)収容部の食品収容凹部に食品を載置した後、連結部で覆設部を折り返すだけで、覆設部で食品収容凹部に蓋をして食品を確実に内側容器の内部に保持することができ、外装袋体で簡便に外装して減圧(脱気)密封することが可能な包装の作業性に優れた二重包装容器を提供することができる。
請求項5に記載の考案によれば、請求項2乃至4の内いずれか1の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)脱酸素剤収容凹部に簡便に脱酸素剤を収容して保持することができ、食品収容凹部や食品覆設凹部の内部を確実に脱酸素状態とし、収容される食品の酸化を防止して、長期間にわたり、作りたての風味、色合い、香り、栄養素を保持することができる食品の品質保持性に優れた二重包装容器を提供することができる。
(1)脱酸素剤収容凹部に簡便に脱酸素剤を収容して保持することができ、食品収容凹部や食品覆設凹部の内部を確実に脱酸素状態とし、収容される食品の酸化を防止して、長期間にわたり、作りたての風味、色合い、香り、栄養素を保持することができる食品の品質保持性に優れた二重包装容器を提供することができる。
請求項6に記載の考案によれば、請求項2乃至5の内いずれか1の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)鯛焼き形状に形成された食品収容凹部や食品覆設凹部に鯛焼きを収容することにより、柔らかく潰れ易い鯛焼きの形状を保持したまま確実に減圧(脱気)密封することができ、鯛焼きの賞味期限を延長し、販売エリアを拡大することが可能な鯛焼きの品質保持性に優れた二重包装容器を提供することができる。
(1)鯛焼き形状に形成された食品収容凹部や食品覆設凹部に鯛焼きを収容することにより、柔らかく潰れ易い鯛焼きの形状を保持したまま確実に減圧(脱気)密封することができ、鯛焼きの賞味期限を延長し、販売エリアを拡大することが可能な鯛焼きの品質保持性に優れた二重包装容器を提供することができる。
(実施の形態1)
本考案の実施の形態1における二重包装容器について、以下、図面を用いて説明する。
図1(a)は実施の形態1における二重包装容器の内側容器を示す平面図であり、図1(b)は実施の形態1における二重包装容器の内側容器を示す側面図であり、図2は実施の形態1における二重包装容器の内側容器を閉じた状態を示す平面図であり、図3は実施の形態1における二重包装容器を示す側面図である。
図1(a)中、1はポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート等を真空・圧空成型した本考案の実施の形態1における二重包装容器の内側容器、2は内側容器1の収容部、3a,3bは収容部2の上下2箇所に鯛焼きの外形形状に合わせて成型され鯛焼きが収容される食品収容凹部、4は食品収容凹部3a,3bの要所に外部に膨出して形設された複数のリブ、5は食品収容凹部3a,3bの周縁に延設された収容部2の鍔部、5aは鍔部5に形設された仮止め部としての仮止め凹部、6は食品収容凹部3a,3bに連通して鍔部5に形設され食品収容凹部3a,3bを大気に開放する凹溝状の大気連通部、7は食品収容凹部3a,3bに連通して収容部2に形設され脱酸素剤が収容される脱酸素剤収容凹部、8は収容部2に覆設される内側容器1の覆設部、9a,9bは収容部2の食品収容凹部3a,3bの位置に対応して食品収容凹部3a,3bと対称な鯛焼き形状に形設された覆設部8の食品覆設凹部、10は食品覆設凹部9a,9bの要所に形設された複数のリブ、11は食品覆設凹部9a,9bの周縁に延設された覆設部8の鍔部、11aは鍔部11に形設され収容部2の仮止め凹部5aと着脱自在に嵌合して収容部2と覆設部8を開閉自在に仮止め固定する仮止め部としての仮止め凸部、12は食品覆設凹部9a,9bに連通して覆設部8の鍔部11に形設され食品覆設凹部9a,9bを大気に開放する凹溝状の大気連通部、13は上下2箇所の食品覆設凹部9a,9bを連結する空気流通部、14は収容部2の鍔部5と覆設部8の鍔部11との間に形設された折り曲げ可能な連結部である。
本考案の実施の形態1における二重包装容器について、以下、図面を用いて説明する。
図1(a)は実施の形態1における二重包装容器の内側容器を示す平面図であり、図1(b)は実施の形態1における二重包装容器の内側容器を示す側面図であり、図2は実施の形態1における二重包装容器の内側容器を閉じた状態を示す平面図であり、図3は実施の形態1における二重包装容器を示す側面図である。
図1(a)中、1はポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート等を真空・圧空成型した本考案の実施の形態1における二重包装容器の内側容器、2は内側容器1の収容部、3a,3bは収容部2の上下2箇所に鯛焼きの外形形状に合わせて成型され鯛焼きが収容される食品収容凹部、4は食品収容凹部3a,3bの要所に外部に膨出して形設された複数のリブ、5は食品収容凹部3a,3bの周縁に延設された収容部2の鍔部、5aは鍔部5に形設された仮止め部としての仮止め凹部、6は食品収容凹部3a,3bに連通して鍔部5に形設され食品収容凹部3a,3bを大気に開放する凹溝状の大気連通部、7は食品収容凹部3a,3bに連通して収容部2に形設され脱酸素剤が収容される脱酸素剤収容凹部、8は収容部2に覆設される内側容器1の覆設部、9a,9bは収容部2の食品収容凹部3a,3bの位置に対応して食品収容凹部3a,3bと対称な鯛焼き形状に形設された覆設部8の食品覆設凹部、10は食品覆設凹部9a,9bの要所に形設された複数のリブ、11は食品覆設凹部9a,9bの周縁に延設された覆設部8の鍔部、11aは鍔部11に形設され収容部2の仮止め凹部5aと着脱自在に嵌合して収容部2と覆設部8を開閉自在に仮止め固定する仮止め部としての仮止め凸部、12は食品覆設凹部9a,9bに連通して覆設部8の鍔部11に形設され食品覆設凹部9a,9bを大気に開放する凹溝状の大気連通部、13は上下2箇所の食品覆設凹部9a,9bを連結する空気流通部、14は収容部2の鍔部5と覆設部8の鍔部11との間に形設された折り曲げ可能な連結部である。
本考案の実施の形態1における二重包装容器の使用方法について説明する。
図3中、15は鯛焼きが収容された内側容器1を外装し内部を減圧(脱気)密封する実施の形態1における二重包装容器20の外装袋体である。
まず、図1(b)に示すように、脱酸素剤収容凹部7は食品収容凹部3a,3bよりも深い位置に形成されている。これにより、脱酸素剤収容凹部7に脱酸素剤を収容した上から、食品収容凹部3a,3bに鯛焼きを確実に収容することができる。
食品収容凹部3a,3bに鯛焼きを収容した後、図2に示すように、連結部14で覆設部8を折り返し、仮止め凹部5aと仮止め凸部11aを嵌合して収容部2と覆設部8を仮止め固定する。
さらに、図3に示すように、鯛焼きが収容された内側容器1を外装袋体15で外装し内部を減圧(脱気)密封することにより、食品収容凹部3a,3b等の周囲に延設された鍔部5と、食品覆設凹部9a,9b等の周縁に延設された鍔部11が接し、鯛焼きの周囲を囲繞し、実施の形態1における二重包装容器20が得られる。尚、外装袋体15は内部を減圧密封できるものであればよく、ヒートシール等で簡便に開口部を密封できるポリオレフィン製等の袋体が好適に用いられる。
図3中、15は鯛焼きが収容された内側容器1を外装し内部を減圧(脱気)密封する実施の形態1における二重包装容器20の外装袋体である。
まず、図1(b)に示すように、脱酸素剤収容凹部7は食品収容凹部3a,3bよりも深い位置に形成されている。これにより、脱酸素剤収容凹部7に脱酸素剤を収容した上から、食品収容凹部3a,3bに鯛焼きを確実に収容することができる。
食品収容凹部3a,3bに鯛焼きを収容した後、図2に示すように、連結部14で覆設部8を折り返し、仮止め凹部5aと仮止め凸部11aを嵌合して収容部2と覆設部8を仮止め固定する。
さらに、図3に示すように、鯛焼きが収容された内側容器1を外装袋体15で外装し内部を減圧(脱気)密封することにより、食品収容凹部3a,3b等の周囲に延設された鍔部5と、食品覆設凹部9a,9b等の周縁に延設された鍔部11が接し、鯛焼きの周囲を囲繞し、実施の形態1における二重包装容器20が得られる。尚、外装袋体15は内部を減圧密封できるものであればよく、ヒートシール等で簡便に開口部を密封できるポリオレフィン製等の袋体が好適に用いられる。
図1(b)に示したように、各々の食品収容凹部3a,3b及び食品覆設凹部9a,9bに連通するように形成された凹溝状の大気連通部6,9が、鍔部5,11の外周端面で大気に開放しているので、外装袋体15の内部を減圧(脱気)密封する際に、最後まで大気連通部6,9が閉塞されることがなく、食品収容凹部3a,3b及び食品覆設凹部9a,9bで囲まれた空間内から確実に空気を抜き出すことができ、鯛焼きをほぼ真空に近い状態で長時間保存することができる。
また、収容部2に食品収容凹部3a,3bに連通して脱酸素剤収容凹部7が形設されているので、脱酸素剤収容凹部7に収容される脱酸素剤によって食品収容凹部3a,3bの内部を脱酸素状態とすることができ、収容される鯛焼きの酸化を防止できる。
尚、脱酸素剤としては、鉄の酸化を利用して酸素を吸収するタイプのほか、糖やレダクトンなどの酸化反応を利用した有機系のものも使用することができる。
また、収容部2に食品収容凹部3a,3bに連通して脱酸素剤収容凹部7が形設されているので、脱酸素剤収容凹部7に収容される脱酸素剤によって食品収容凹部3a,3bの内部を脱酸素状態とすることができ、収容される鯛焼きの酸化を防止できる。
尚、脱酸素剤としては、鉄の酸化を利用して酸素を吸収するタイプのほか、糖やレダクトンなどの酸化反応を利用した有機系のものも使用することができる。
本実施の形態では、内側容器1の収容部2及び覆設部8にそれぞれ鯛焼き形状の食品収容凹部3a,3b及び食品覆設凹部9a,9bを2つずつ形成したが、食品収容凹部3a,3b及び食品覆設凹部9a,9bの形状、数、配置はこれに限定されるものではなく、収容する食品の形状や大きさなどに応じて、適宜、選択することができる。尚、鯛焼きのほか、たこ焼き、人形焼き等の食品の包装に用いることができる。
また、本実施の形態では、収容部2及び覆設部8の鍔部5,11にそれぞれ複数の大気連通部6,12を形成したが、大気連通部6又は大気連通部12のいずれか一方のみでも、食品収容凹部3a,3b及び食品覆設凹部9a,9bと連通してその内部から空気を抜き出すことができる。尚、大気連通部6,12の数や配置は適宜、選択することができる。また、大気連通部6,12の断面形状は半円形に限らず、三角形、四角形などの形状やこれらを組み合わせた形状でもよい。
本実施の形態では、収容部2と覆設部8を連結部14を介して一体に形成したが、これらは分離して別体に形成してもよい。
尚、保存性を問題にしない時は、シュリンクフィルムで包装後、シュリンクさせてもよい。
また、本実施の形態では、収容部2及び覆設部8の鍔部5,11にそれぞれ複数の大気連通部6,12を形成したが、大気連通部6又は大気連通部12のいずれか一方のみでも、食品収容凹部3a,3b及び食品覆設凹部9a,9bと連通してその内部から空気を抜き出すことができる。尚、大気連通部6,12の数や配置は適宜、選択することができる。また、大気連通部6,12の断面形状は半円形に限らず、三角形、四角形などの形状やこれらを組み合わせた形状でもよい。
本実施の形態では、収容部2と覆設部8を連結部14を介して一体に形成したが、これらは分離して別体に形成してもよい。
尚、保存性を問題にしない時は、シュリンクフィルムで包装後、シュリンクさせてもよい。
以上のように構成された本考案の実施の形態1における二重包装容器によれば、以下の作用を有する。
(1)内側容器の収容部が、食品(鯛焼き)の外形形状に合わせて成型され食品が収容される食品収容凹部を有するので、食品が食品収容凹部の内部で移動し難く、また食品を食品収容凹部で保護することができ、食品の潰れや変形を防止することが可能で、食品の形状保持性、耐衝撃性に優れる。
(2)内側容器の収容部が、食品収容凹部の周縁に延設される鍔部を有するので、収容部に覆設部を覆設し、外装袋体で減圧(脱気)密封することにより、食品収容凹部の鍔部と覆設部の鍔部を簡便に密接させることができ、包装の作業性に優れる。
(3)内側容器が、食品収容凹部に連通して収容部及び覆設部の鍔部に形設され食品収容凹部を大気に開放する大気連通部を有するので、食品を収容した内側容器を外装袋体に入れて減圧(脱気)密封する際に、食品収容凹部から空気を確実に抜き出して、食品収容凹部に収容される食品をほぼ真空に近い状態で保存することができ、食品の保存性に優れる。
(4)内側容器の覆設部が、収容部の食品収容凹部の位置に対応して形設された食品覆設凹部を有することにより、食品に厚みがある場合に、食品収容凹部と食品覆設凹部で食品を両面から挟むようにして収容することができ、収容する食品の形状自在性に優れる。
(5)食品の形状を食品収容凹部と食品覆設凹部に分割して形成することにより、収容部及び覆設部における食品収容凹部及び食品覆設凹部の加工深さを浅くすることができ、成型性に優れ、食品収容凹部及び食品覆設凹部が変形し難く、形状安定性、耐久性に優れ、品質(見栄え)を高めることができる。
(6)収容部と覆設部の上下を気にすることなく、確実に食品を収容して保存することができ、保存作業性に優れる。
(7)内側容器が、収容部と覆設部を開閉自在に仮止め固定する仮止め部を有することにより、収容部と覆設部を仮止め部で仮止め固定することができ、食品を収容した内側容器を外装袋体の中に入れる際に、収容部と覆設部がずれたり、外れたりすることがなく、食品を安定して保持することができ、包装の作業性に優れる。
(8)内側容器の収容部と覆設部が、仮止め部により開閉自在に仮止め固定されるので、外装袋体を開封して内側容器を取り出した後は、収容部又は覆設部を開いたり、取り外したりして、食品収容凹部又は食品覆設凹部を開口させ、食品を容易に取り出すことができ、取扱い性に優れる。
(9)内側容器の収容部と覆設部は、仮止め部により仮止め固定されるだけなので、繰り返し使用することも可能で、省資源性に優れる。
(10)内側容器の収容部に覆設部が連設され収容部の鍔部と覆設部との間に折り曲げ可能な連結部が形設されているので、収容部の食品収容凹部に食品を載置した後、連結部で覆設部を折り返すだけで、覆設部で食品収容凹部に蓋をして食品を確実に内側容器の内部に保持することができ、外装袋体で簡便に外装して減圧密封することが可能で、包装の作業性に優れる。
(11)内側容器の収容部と覆設部が一体に形成されているので、収容部又は覆設部のいずれか一方が不足することがなく、在庫管理が容易で、取扱い性に優れる。
(12)内側容器が、食品収容凹部に連通して収容部に形設され脱酸素剤が収容される脱酸素剤収容凹部を有するので、脱酸素剤収容凹部に脱酸素剤を収容し、食品収容凹部及び食品覆設凹部の内部を脱酸素状態とすることができ、収容される食品の酸化を防止して、長期間にわたり、作りたての風味、色合い、香り、栄養素を保持することができ、食品の品質保持性に優れる。
(13)脱酸素剤収容凹部に収容される脱酸素剤で酸素を取り除くことにより、食品のカビや好気性菌の増殖を抑え、油脂の酸化を防止して、賞味期限を延長することができ、販売エリアを拡大することが可能で、食品の安全性、高品質性に優れる。
(14)内側容器の収容部の食品収容凹部及び覆設部の食品覆設凹部が鯛焼き形状に形成されていることにより、柔らかく潰れ易い鯛焼きの形状を保持したまま減圧(脱気)密封することができ、鯛焼きの賞味期限を延長し、販売エリアを拡大することが可能で、鯛焼きの品質保持性に優れる。
(15)食品収容凹部や食品覆設凹部の表面に鯛焼きの目玉、鱗、ヒレ等の形状を形作ることにより、食品収容凹部や食品覆設凹部の表面の凹凸と鯛焼きの表面の凹凸を略一致させることができ、外力や自重によって鯛焼きが潰れ難く、鯛焼きの形状を確実に保持することができると共に、鱗やヒレ等の凹凸によって食品収容凹部や食品覆設凹部の強度を効率的に増加させて減圧(脱気)密封時の圧力や搬送時の外力等によって食品収容凹部や食品覆設凹部と一緒に鯛焼きが変形することを防止でき、耐久性、搬送性に優れる。
(16)食品収容凹部や食品覆設凹部の表面に鯛焼きの目玉、鱗、ヒレ等の形状が形作られていることにより、内部に収容される鯛焼きの見栄えがよく、美感性に優れる。
(1)内側容器の収容部が、食品(鯛焼き)の外形形状に合わせて成型され食品が収容される食品収容凹部を有するので、食品が食品収容凹部の内部で移動し難く、また食品を食品収容凹部で保護することができ、食品の潰れや変形を防止することが可能で、食品の形状保持性、耐衝撃性に優れる。
(2)内側容器の収容部が、食品収容凹部の周縁に延設される鍔部を有するので、収容部に覆設部を覆設し、外装袋体で減圧(脱気)密封することにより、食品収容凹部の鍔部と覆設部の鍔部を簡便に密接させることができ、包装の作業性に優れる。
(3)内側容器が、食品収容凹部に連通して収容部及び覆設部の鍔部に形設され食品収容凹部を大気に開放する大気連通部を有するので、食品を収容した内側容器を外装袋体に入れて減圧(脱気)密封する際に、食品収容凹部から空気を確実に抜き出して、食品収容凹部に収容される食品をほぼ真空に近い状態で保存することができ、食品の保存性に優れる。
(4)内側容器の覆設部が、収容部の食品収容凹部の位置に対応して形設された食品覆設凹部を有することにより、食品に厚みがある場合に、食品収容凹部と食品覆設凹部で食品を両面から挟むようにして収容することができ、収容する食品の形状自在性に優れる。
(5)食品の形状を食品収容凹部と食品覆設凹部に分割して形成することにより、収容部及び覆設部における食品収容凹部及び食品覆設凹部の加工深さを浅くすることができ、成型性に優れ、食品収容凹部及び食品覆設凹部が変形し難く、形状安定性、耐久性に優れ、品質(見栄え)を高めることができる。
(6)収容部と覆設部の上下を気にすることなく、確実に食品を収容して保存することができ、保存作業性に優れる。
(7)内側容器が、収容部と覆設部を開閉自在に仮止め固定する仮止め部を有することにより、収容部と覆設部を仮止め部で仮止め固定することができ、食品を収容した内側容器を外装袋体の中に入れる際に、収容部と覆設部がずれたり、外れたりすることがなく、食品を安定して保持することができ、包装の作業性に優れる。
(8)内側容器の収容部と覆設部が、仮止め部により開閉自在に仮止め固定されるので、外装袋体を開封して内側容器を取り出した後は、収容部又は覆設部を開いたり、取り外したりして、食品収容凹部又は食品覆設凹部を開口させ、食品を容易に取り出すことができ、取扱い性に優れる。
(9)内側容器の収容部と覆設部は、仮止め部により仮止め固定されるだけなので、繰り返し使用することも可能で、省資源性に優れる。
(10)内側容器の収容部に覆設部が連設され収容部の鍔部と覆設部との間に折り曲げ可能な連結部が形設されているので、収容部の食品収容凹部に食品を載置した後、連結部で覆設部を折り返すだけで、覆設部で食品収容凹部に蓋をして食品を確実に内側容器の内部に保持することができ、外装袋体で簡便に外装して減圧密封することが可能で、包装の作業性に優れる。
(11)内側容器の収容部と覆設部が一体に形成されているので、収容部又は覆設部のいずれか一方が不足することがなく、在庫管理が容易で、取扱い性に優れる。
(12)内側容器が、食品収容凹部に連通して収容部に形設され脱酸素剤が収容される脱酸素剤収容凹部を有するので、脱酸素剤収容凹部に脱酸素剤を収容し、食品収容凹部及び食品覆設凹部の内部を脱酸素状態とすることができ、収容される食品の酸化を防止して、長期間にわたり、作りたての風味、色合い、香り、栄養素を保持することができ、食品の品質保持性に優れる。
(13)脱酸素剤収容凹部に収容される脱酸素剤で酸素を取り除くことにより、食品のカビや好気性菌の増殖を抑え、油脂の酸化を防止して、賞味期限を延長することができ、販売エリアを拡大することが可能で、食品の安全性、高品質性に優れる。
(14)内側容器の収容部の食品収容凹部及び覆設部の食品覆設凹部が鯛焼き形状に形成されていることにより、柔らかく潰れ易い鯛焼きの形状を保持したまま減圧(脱気)密封することができ、鯛焼きの賞味期限を延長し、販売エリアを拡大することが可能で、鯛焼きの品質保持性に優れる。
(15)食品収容凹部や食品覆設凹部の表面に鯛焼きの目玉、鱗、ヒレ等の形状を形作ることにより、食品収容凹部や食品覆設凹部の表面の凹凸と鯛焼きの表面の凹凸を略一致させることができ、外力や自重によって鯛焼きが潰れ難く、鯛焼きの形状を確実に保持することができると共に、鱗やヒレ等の凹凸によって食品収容凹部や食品覆設凹部の強度を効率的に増加させて減圧(脱気)密封時の圧力や搬送時の外力等によって食品収容凹部や食品覆設凹部と一緒に鯛焼きが変形することを防止でき、耐久性、搬送性に優れる。
(16)食品収容凹部や食品覆設凹部の表面に鯛焼きの目玉、鱗、ヒレ等の形状が形作られていることにより、内部に収容される鯛焼きの見栄えがよく、美感性に優れる。
(実施の形態2)
実施の形態2における二重包装容器について、以下、図面を用いて説明する。尚、実施の形態1と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
図4(a)は実施の形態2における二重包装容器の内側容器を示す平面図であり、図4(b)は実施の形態2における二重包装容器の内側容器を示す側面図である。
図4において、実施の形態2における二重包装容器の内側容器1Aが実施の形態1と異なるのは、内側容器1Aの覆設部8aに食品覆設凹部9a,9bを形設しない代わりに、収容部2aの食品収容凹部3c,3dの深さが食品収容凹部3a,3bよりも深く形成されている点である。
尚、その他の点については実施の形態1における二重包装容器20と同様なので説明を省略する。
実施の形態2における二重包装容器について、以下、図面を用いて説明する。尚、実施の形態1と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
図4(a)は実施の形態2における二重包装容器の内側容器を示す平面図であり、図4(b)は実施の形態2における二重包装容器の内側容器を示す側面図である。
図4において、実施の形態2における二重包装容器の内側容器1Aが実施の形態1と異なるのは、内側容器1Aの覆設部8aに食品覆設凹部9a,9bを形設しない代わりに、収容部2aの食品収容凹部3c,3dの深さが食品収容凹部3a,3bよりも深く形成されている点である。
尚、その他の点については実施の形態1における二重包装容器20と同様なので説明を省略する。
以上のように構成された本考案の実施の形態2における二重包装容器によれば、実施の形態1の(1),(2),(7)乃至(13)の作用に加え、以下の作用を有する。
(1)内側容器が、食品収容凹部に連通して収容部の鍔部に形設され食品収容凹部を大気に開放する大気連通部を有するので、食品を収容した内側容器を外装袋体に入れて減圧(脱気)密封する際に、食品収容凹部から空気を確実に抜き出して、食品収容凹部に収容される食品をほぼ真空に近い状態で保存することができ、食品の保存性に優れる。
(2)内側容器の覆設部が略平板状であるため、金型を簡素化することができ、量産性に優れる。
(3)内側容器の収容部の食品収容凹部が鯛焼き形状に形成されていることにより、柔らかく潰れ易い鯛焼きの形状を保持したまま減圧(脱気)密封することができ、鯛焼きの賞味期限を延長し、販売エリアを拡大することが可能で、鯛焼きの品質保持性に優れる。
(4)食品収容凹部の表面に鯛焼きの目玉、鱗、ヒレ等の形状を形作ることにより、食品収容凹部の表面の凹凸と鯛焼きの表面の凹凸を略一致させることができ、外力や自重によって鯛焼きが潰れ難く、鯛焼きの形状を確実に保持することができると共に、鱗やヒレ等の凹凸によって食品収容凹部の強度を効率的に増加させて減圧(脱気)密封時の圧力や搬送時の外力等によって食品収容凹部と一緒に鯛焼きが変形することを防止でき、耐久性、搬送性に優れる。
(5)食品収容凹部や食品覆設凹部の表面に鯛焼きの目玉、鱗、ヒレ等の形状が形作られていることにより、内部に収容される鯛焼きの見栄えがよく、美感性に優れる。
(1)内側容器が、食品収容凹部に連通して収容部の鍔部に形設され食品収容凹部を大気に開放する大気連通部を有するので、食品を収容した内側容器を外装袋体に入れて減圧(脱気)密封する際に、食品収容凹部から空気を確実に抜き出して、食品収容凹部に収容される食品をほぼ真空に近い状態で保存することができ、食品の保存性に優れる。
(2)内側容器の覆設部が略平板状であるため、金型を簡素化することができ、量産性に優れる。
(3)内側容器の収容部の食品収容凹部が鯛焼き形状に形成されていることにより、柔らかく潰れ易い鯛焼きの形状を保持したまま減圧(脱気)密封することができ、鯛焼きの賞味期限を延長し、販売エリアを拡大することが可能で、鯛焼きの品質保持性に優れる。
(4)食品収容凹部の表面に鯛焼きの目玉、鱗、ヒレ等の形状を形作ることにより、食品収容凹部の表面の凹凸と鯛焼きの表面の凹凸を略一致させることができ、外力や自重によって鯛焼きが潰れ難く、鯛焼きの形状を確実に保持することができると共に、鱗やヒレ等の凹凸によって食品収容凹部の強度を効率的に増加させて減圧(脱気)密封時の圧力や搬送時の外力等によって食品収容凹部と一緒に鯛焼きが変形することを防止でき、耐久性、搬送性に優れる。
(5)食品収容凹部や食品覆設凹部の表面に鯛焼きの目玉、鱗、ヒレ等の形状が形作られていることにより、内部に収容される鯛焼きの見栄えがよく、美感性に優れる。
1,1A 内側容器
2,2a 収容部
3a,3b,3c,3d 食品収容凹部
4,10 リブ
5,11 鍔部
5a 仮止め凹部
6,12 大気連通部
7 脱酸素剤収容凹部
8,8a 覆設部
9a,9b 食品覆設凹部
11a 仮止め凸部
13 空気流通部
14 連結部
15 外装袋体
20 二重包装容器
2,2a 収容部
3a,3b,3c,3d 食品収容凹部
4,10 リブ
5,11 鍔部
5a 仮止め凹部
6,12 大気連通部
7 脱酸素剤収容凹部
8,8a 覆設部
9a,9b 食品覆設凹部
11a 仮止め凸部
13 空気流通部
14 連結部
15 外装袋体
20 二重包装容器
Claims (6)
- 食品を減圧包装する二重包装容器であって、
(a)前記食品の外形形状に合わせて成型され前記食品が収容される食品収容凹部と前記食品収容凹部の周縁に延設される鍔部とを備えた収容部と、前記収容部に覆設される覆設部と、前記食品収容凹部に連通して前記鍔部及び/又は前記覆設部に形設され前記食品収容凹部を大気に開放する大気連通部と、を有する内側容器と、(b)前記内側容器に外装され内部が減圧密封される外装袋体と、を備えたことを特徴とする二重包装容器。 - 前記内側容器の前記覆設部が、前記収容部の前記食品収容凹部の位置に対応して形設された食品覆設凹部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の二重包装容器。
- 前記内側容器が、前記収容部と前記覆設部を開閉自在に仮止め固定する仮止め部を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の二重包装容器。
- 前記内側容器の前記収容部に前記覆設部が連設され前記収容部の前記鍔部と前記覆設部との間に折り曲げ可能な連結部が形設されていることを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の二重包装容器。
- 前記内側容器が、前記食品収容凹部又は前記食品覆設凹部に連通若しくは連設して前記収容部又は前記覆設部に形設され脱酸素剤が収容される脱酸素剤収容凹部を備えたことを特徴とする請求項2乃至4の内いずれか1項に記載の二重包装容器。
- 前記内側容器の前記収容部の前記食品収容凹部及び/又は前記覆設部の前記食品覆設凹部が鯛焼き形状に形成されていることを特徴とする請求項2乃至5の内いずれか1項に記載の二重包装容器。
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JP2009008906U JP3157826U (ja) | 2009-12-15 | 2009-12-15 | 二重包装容器 |
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Family Applications (1)
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2009
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